JPH0836322A - 電子写真式印刷装置の定着器 - Google Patents

電子写真式印刷装置の定着器

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Publication number
JPH0836322A
JPH0836322A JP17253794A JP17253794A JPH0836322A JP H0836322 A JPH0836322 A JP H0836322A JP 17253794 A JP17253794 A JP 17253794A JP 17253794 A JP17253794 A JP 17253794A JP H0836322 A JPH0836322 A JP H0836322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
heat generating
fixing device
heat
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP17253794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Aoyama
和己 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17253794A priority Critical patent/JPH0836322A/ja
Publication of JPH0836322A publication Critical patent/JPH0836322A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Control Of Temperature (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電子写真式印刷装置の定着器において、媒体の
大きさに対応して発熱部の大きさ変える、または複数の
発熱体のうち実際に発熱する発熱体の数量を変えること
により、幅の狭い媒体を印字するときの消費電力を少な
くする。 【構成】未定着トナー8が乗った用紙7はプレッシャロ
ーラ1とエンドレスベルト2が接触する所に搬送され、
加熱及び加圧されてトナー8が用紙7に定着される。こ
のとき、幅の広い用紙にトナーを定着させる場合は、接
続線6−1と6−2の間に電流を流してニクロム線全長
が発熱し定着される。一方、幅の狭い用紙にトナーを定
着させる場合は、接続線6−1と6−3の間に電流を流
してその間のニクロム線5−1だけが発熱し定着され
る。これにより、幅の狭い用紙に印字するときは定着器
での消費電力が少なくて済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子式写真式印刷装置の
定着器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真式印刷装置の定
着器は、媒体の種類すなわち普通紙かOHP用シートか
厚紙かに応じて定着に必要なエネルギーを変化させるも
のがあった(たとえば特開平4−324476号公報)
が、媒体の大きさに対応して発熱部の大きさ変えたり、
または複数の発熱体のうち実際に発熱する発熱体の数量
を変えることのできる発熱手段を有してなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子写
真式印刷装置の定着器は、媒体の大きさに対応して発熱
部の大きさ変える、または複数の発熱体のうち実際に発
熱する発熱体の数量を変えることのできる発熱手段有し
ていないので、幅の狭い媒体を定着するときに媒体が通
過しない部分においても発熱をするため、消費電力が大
きくなるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真式印刷
装置の定着器は、媒体の大きさに対応して発熱部の大き
さ変える、または複数の発熱体のうち実際に発熱する発
熱体の数量を変えることのできる発熱手段と、該媒体に
対して未定着像が乗った面に接触し発熱体より発せられ
た熱を該媒体に伝える回転体と、該媒体に対して未定着
像が乗った面の反対面より加圧する加圧ローラとを有す
る。
【0005】発熱手段は発熱線と駆動回路を有し、発熱
線の途中に接続点を設け、駆動回路は発熱線の一端から
その接続点まで、あるいはその一端から発熱線の他の接
続点までを媒体の大きさに応じて切替えて発熱させる。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0007】図1は本発明の実施例の定着器の側面図、
図2は図1のX−X断面図である。図において定着器は
加圧ローラ1と、内部にニクロム線5を保持するほぼ円
筒状のニクロム線ホルダ3と、エンドレスベルト2と、
エンドレスベルト2の張力を付与しながら回転力を与え
るベルト搬送ローラ4とを有する。ニクロム線5はニク
ロム線ホルダ3の中心軸と平行に固定され、一端が接続
線6−1に他端が接続線6−2に、またその間の接続点
が接続線6−3にそれぞれ接続されている。
【0008】図示されない転写器によって転写されたト
ナー8を有する用紙7は、トナー面側をエンドレスベル
ト2に向けて搬送され、加圧ローラ1によって加圧され
ながらニクロム線5からエンドレスベルト2に伝わる熱
によって熱定着される。用紙7の幅が小さい場合、接続
線6−1と6−2の間に電圧が供給され、その間のニク
ロム線5−1のみ発熱する。また、用紙7の幅が大きい
場合、接続線6−1と6−3の間に電圧が供給されニク
ロム線全長が発熱する。
【0009】図3はニクロム線5を駆動する駆動回路系
の回路図である。図において駆動回路10はニクロム線
5に電力を供給する。電力の供給は制御回路11によっ
て制御される。接続線6−1は駆動回路10の一端に接
続され接続線6−2は駆動回路10の他端に直接に、ま
た接続線6−3はスイッチ13を介して駆動回路10の
他端に接続される。スイッチ13は制御回路11の出力
によって切り替えられる。紙検出センサ12は、定着さ
れる用紙7が小さいサイズ(たとえばB5)が大きいサ
イズ(たとえばA4)かを検出する。制御回路11は紙
検出センサ12の出力に応じてスイッチ13を動作させ
閉じた場合、接続線6−1と6−2の間が発熱し、開い
た場合、接続線6−1と6−3の間が発熱する。
【0010】記録を行う初期の時点で、制御回路11は
スイッチ13を開き駆動回路10を制御してニクロム線
5全長を発熱する。この予熱動作の後、定着すべき用紙
7が大きいサイズであると検出されるとスイッチ13が
開いたままで定着される。定着すべき用紙が小さいサイ
ズであると検出されると、制御回路11はスイッチ13
を閉じ、接続線6−2と6−3の間に電流が流れないよ
うにし、接続線6−1と6−2の間のニクロム線5−1
のみで定着する。小さいサイズの定着が終了するとスイ
ッチ13が開き、ニクロム線全長が再び発熱する。この
動作では、小さいサイズの用紙を定着する間に消費電力
低減の効果を生ずる。
【0011】制御回路11は、記録待機状態ではスイッ
チ13の閉じるようにしても良い。この場合、定着すべ
き用紙7が小さいサイズであると検出されると、スイッ
チ13が閉じたままで定着される。定着すべき用紙が大
きいサイズであると検出されると制御回路11はスイッ
チ13を開き、接続線6−2と6−3の間に電流が流れ
ないようにし、接続線6−1と6−2の間のニクロム線
全長で定着する。この定着は、後から電流が流れる接続
線6−2と6−3の間のニクロム線を十分熱してから行
う。大きいサイズの用紙の定着が終了すると、スイッチ
13が再び閉じる。この動作では、小さいサイズの用紙
を定着する間と記録待機時に消費電力低減の効果があ
る。
【0012】以上の実施例では、ニクロム線5の接続切
替えが2種類しかなかったが、さらに多くの接続点を設
けて発熱すべきニクロム線上の箇所を複数に分割しても
良い。
【0013】また、発熱線としてニクロム線を使用した
が、その他発光ランプの発熱線でも良い。
【0014】加圧ローラ1に接触する回転体がエンドレ
スベルトであったが、回転ローラでも良い。この場合ニ
クロム線と接続線は回転ローラの中に回転ローラと一緒
に回転しないように挿入される。
【0015】紙検出センサ12の代わりに操作者の操作
によって入力される用紙選択スイッチを使用し、制御回
路11はそのスイッチの状態を検出するようにしてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、媒体の大
きさに対応して発熱部の大きさを変える、または複数の
発熱体のうち実際に発熱する発熱体の数量を変えること
のできる発熱手段有しているので、幅の狭い媒体を定着
するときに媒体が通過しない部分は発熱しないため、幅
の狭い媒体を印字するときに消費電力が小さいという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の定着器を示す側面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図1の定着器のニクロム線の駆動回路系の回路
図である。
【符号の説明】
1 加圧ローラ 2 エンドレスベルト 3 ニクロム線ホルダ 4 ベルト搬送ローラ 5 ニクロム線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体の大きさに対応して発熱部の大きさ
    変える、または複数の発熱体のうち実際に発熱する発熱
    体の数量を変えることのできる発熱手段と、前記媒体に
    対して未定着像が乗った面に接触し発熱体より発せられ
    た熱を該媒体に伝える回転体と、前記媒体に対して未定
    着像が乗った面の反対面より加圧する加圧ローラとを有
    することを特徴とする電子写真式印刷装置の定着器。
  2. 【請求項2】 前記発熱手段は発熱線と駆動回路を有
    し、前記駆動回路は前記発熱線の一端からその長さ方向
    の複数の接続点に、前記媒体のサイズに応じて選択的に
    発熱させることを特徴とする請求項1の電子写真式印刷
    装置の定着器。
  3. 【請求項3】 前記回転体はエンドレスベルトである請
    求項1の電子写真式印刷装置の定着器。
JP17253794A 1994-07-25 1994-07-25 電子写真式印刷装置の定着器 Pending JPH0836322A (ja)

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JP17253794A JPH0836322A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 電子写真式印刷装置の定着器

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JPH0836322A true JPH0836322A (ja) 1996-02-06

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ID=15943740

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JP17253794A Pending JPH0836322A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 電子写真式印刷装置の定着器

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333782A (ja) * 1989-06-29 1991-02-14 Canon Inc 画像形成装置
JPH0481877A (ja) * 1990-07-25 1992-03-16 Canon Inc 定着用ヒータ
JPH04242776A (ja) * 1991-01-08 1992-08-31 Canon Inc 画像形成装置
JPH04310990A (ja) * 1991-04-10 1992-11-02 Canon Inc 定着装置

Patent Citations (4)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970624