JPH0835585A - 長尺体支持具 - Google Patents
長尺体支持具Info
- Publication number
- JPH0835585A JPH0835585A JP6175061A JP17506194A JPH0835585A JP H0835585 A JPH0835585 A JP H0835585A JP 6175061 A JP6175061 A JP 6175061A JP 17506194 A JP17506194 A JP 17506194A JP H0835585 A JPH0835585 A JP H0835585A
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- JP
- Japan
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- band
- peripheral edge
- long
- engagement
- portions
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/24—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders
- F16L3/243—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders the special member being inserted in the profiled girder
- F16L3/2431—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders the special member being inserted in the profiled girder the special member being inserted and subsequently rotated to a limited extent
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 他物係止用固定側部材に対して係止させ易
く、且つ、安定した状態に係止させることができるよう
にする。 【構成】 他物係止用固定側部材1に備えたバンド係止
用蟻溝部4の周縁部4bの表裏面に沿って各別に接当自
在で、且つ、蟻溝部4の両周縁部4bを各別に係入自在
にバンド部7の端部両側縁部に形成された切欠部8での
バンド厚み方向の一方側へ延出する延出接当部10を、
切欠部8のバンド長手方向の両側に各別に設けてあると
ころにある。
く、且つ、安定した状態に係止させることができるよう
にする。 【構成】 他物係止用固定側部材1に備えたバンド係止
用蟻溝部4の周縁部4bの表裏面に沿って各別に接当自
在で、且つ、蟻溝部4の両周縁部4bを各別に係入自在
にバンド部7の端部両側縁部に形成された切欠部8での
バンド厚み方向の一方側へ延出する延出接当部10を、
切欠部8のバンド長手方向の両側に各別に設けてあると
ころにある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺体を抱え込み可能
なバンド部を、前記長尺体の径方向に連結分離自在に分
割形成し、他物係止用固定側部材に備えたバンド係止用
蟻溝部の両周縁部を各別に係入自在な一対の切欠部を、
前記バンド部の端部両側縁部にそれぞれ設けてある長尺
体支持具に関する。
なバンド部を、前記長尺体の径方向に連結分離自在に分
割形成し、他物係止用固定側部材に備えたバンド係止用
蟻溝部の両周縁部を各別に係入自在な一対の切欠部を、
前記バンド部の端部両側縁部にそれぞれ設けてある長尺
体支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の長尺体支持具としては、
図7に示すように、夫々の連結用フランジ部Fどうしを
ボルト連結することで、断面形状「U」字形となる板金
製の一対の分割バンド部材25によって前記バンド部2
7を形成し、前記バンド部27の端部両側縁部に、他物
係止用固定側部材の一例であるC型チャンネル部材1の
蟻溝部4の両周縁部(チャンネルフランジ部)4bを各
別に係入自在な一対の切欠部28を設けたものがあり、
前記両分割バンド部材25を、前記C型チャンネル部材
1の前記両周縁部4bに対して前記切欠部28が係止す
る状態に夫々を位置させ、両分割バンド部材25間に支
持対象の長尺体Pを配置した状態で両分割バンド部材2
5の連結用フランジ部Fどうしをボルト連結すること
で、長尺体PをC型チャンネル部材1に支持させること
ができるものである。
図7に示すように、夫々の連結用フランジ部Fどうしを
ボルト連結することで、断面形状「U」字形となる板金
製の一対の分割バンド部材25によって前記バンド部2
7を形成し、前記バンド部27の端部両側縁部に、他物
係止用固定側部材の一例であるC型チャンネル部材1の
蟻溝部4の両周縁部(チャンネルフランジ部)4bを各
別に係入自在な一対の切欠部28を設けたものがあり、
前記両分割バンド部材25を、前記C型チャンネル部材
1の前記両周縁部4bに対して前記切欠部28が係止す
る状態に夫々を位置させ、両分割バンド部材25間に支
持対象の長尺体Pを配置した状態で両分割バンド部材2
5の連結用フランジ部Fどうしをボルト連結すること
で、長尺体PをC型チャンネル部材1に支持させること
ができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の長尺体
支持具によれば、他物係止用固定側部材に対して前記分
割バンド部材を係止させ易くするために、前記切欠部の
切欠幅寸法を、前記蟻溝部両周縁部の厚み寸法より大き
めに設定して、ガタを許容できるようにしてあることが
多く、例えば、作業のし難い高所へ、当該長尺体支持具
を取り付ける場合であっても、比較的、効率よく分割バ
ンド部材を取り付けることができるものである。しか
し、前記ガタを許容できるようにしてあるから、両連結
用フランジどうしを連結するまでは、一度、前記固定側
部材に係止させた分割バンド部材が、図8に示すように
倒れたり、蟻溝部4に沿ってずれたり、場合によって
は、固定側部材1から外れたりする危険性があり、それ
を防止するのに、係止させた分割バンド部材25をわざ
わざ手で保持しておく手間がかかって、長尺体の支持作
業の効率がわるくなるという問題点がある。
支持具によれば、他物係止用固定側部材に対して前記分
割バンド部材を係止させ易くするために、前記切欠部の
切欠幅寸法を、前記蟻溝部両周縁部の厚み寸法より大き
めに設定して、ガタを許容できるようにしてあることが
多く、例えば、作業のし難い高所へ、当該長尺体支持具
を取り付ける場合であっても、比較的、効率よく分割バ
ンド部材を取り付けることができるものである。しか
し、前記ガタを許容できるようにしてあるから、両連結
用フランジどうしを連結するまでは、一度、前記固定側
部材に係止させた分割バンド部材が、図8に示すように
倒れたり、蟻溝部4に沿ってずれたり、場合によって
は、固定側部材1から外れたりする危険性があり、それ
を防止するのに、係止させた分割バンド部材25をわざ
わざ手で保持しておく手間がかかって、長尺体の支持作
業の効率がわるくなるという問題点がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、固定側部材に対して係止させ易く、且つ、安定し
た状態に係止させることができる長尺体支持具を提供す
るところにある。
消し、固定側部材に対して係止させ易く、且つ、安定し
た状態に係止させることができる長尺体支持具を提供す
るところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の長尺体支持具の特徴構成は、他物係止用固定
側部材に備えたバンド係止用蟻溝部の周縁部の表裏面に
沿って各別に接当自在で、且つ、前記蟻溝部の両周縁部
を各別に係入自在にバンド部の端部両側縁部に形成され
た切欠部でのバンド厚み方向の一方側へ延出する延出接
当部を、前記切欠部のバンド長手方向の両側に各別に設
けてあるところにある。
の本発明の長尺体支持具の特徴構成は、他物係止用固定
側部材に備えたバンド係止用蟻溝部の周縁部の表裏面に
沿って各別に接当自在で、且つ、前記蟻溝部の両周縁部
を各別に係入自在にバンド部の端部両側縁部に形成され
た切欠部でのバンド厚み方向の一方側へ延出する延出接
当部を、前記切欠部のバンド長手方向の両側に各別に設
けてあるところにある。
【0006】
【作用】本発明の長尺体支持具の特徴構成によれば、前
記蟻溝部の周縁部の表裏面に沿って各別に接当自在で、
且つ、前記切欠部でのバンド厚み方向の一方側へ延出す
る延出接当部を、前記切欠部のバンド長手方向の両側に
各別に設けてあるから、図3(イ)に示すように、前記
切欠部8の切欠幅寸法h1を、前記蟻溝部4の両周縁部
4bの厚み寸法h2に余裕をみて大きめに設定してあっ
ても、前記切欠部8に周縁部4bが係入した状態におい
ては、前記延出接当部10が、前記周縁部4bの表裏両
面に接当して、分割バンド部材5が倒れたり、外れるの
を防止することができ、係止させ易いという特徴を受け
継ぎながら、従来のように、係止させた分割バンド部材
をわざわざ手で姿勢保持しておく手間がかからず、長尺
体の支持作業を効率よく行うことができる。また、長尺
体を抱え込む状態にバンド部を前記固定側部材に取り付
けた状態においては、前記延出接当部が、前記蟻溝部周
縁部の裏面に面接触して、適度な摩擦力が作用し易くな
るから、例えば、長尺体に振動やずれ方向への外力が作
用しても、前記摩擦力によって不用意にずれるのを防止
でき、安定した取付状態を確保することが可能となる。
前記延出接当部と固定側部材との摩擦力によってバンド
部がずれ難いから、例えば、固定側部材への分割バンド
部材の取り付けの際、両分割バンド部材どうしを締め付
けるに伴って分割バンド部材の係止端部(足元)どうし
が離間方向にずれたり、その結果、後で緩んだりするの
を防止し易い。
記蟻溝部の周縁部の表裏面に沿って各別に接当自在で、
且つ、前記切欠部でのバンド厚み方向の一方側へ延出す
る延出接当部を、前記切欠部のバンド長手方向の両側に
各別に設けてあるから、図3(イ)に示すように、前記
切欠部8の切欠幅寸法h1を、前記蟻溝部4の両周縁部
4bの厚み寸法h2に余裕をみて大きめに設定してあっ
ても、前記切欠部8に周縁部4bが係入した状態におい
ては、前記延出接当部10が、前記周縁部4bの表裏両
面に接当して、分割バンド部材5が倒れたり、外れるの
を防止することができ、係止させ易いという特徴を受け
継ぎながら、従来のように、係止させた分割バンド部材
をわざわざ手で姿勢保持しておく手間がかからず、長尺
体の支持作業を効率よく行うことができる。また、長尺
体を抱え込む状態にバンド部を前記固定側部材に取り付
けた状態においては、前記延出接当部が、前記蟻溝部周
縁部の裏面に面接触して、適度な摩擦力が作用し易くな
るから、例えば、長尺体に振動やずれ方向への外力が作
用しても、前記摩擦力によって不用意にずれるのを防止
でき、安定した取付状態を確保することが可能となる。
前記延出接当部と固定側部材との摩擦力によってバンド
部がずれ難いから、例えば、固定側部材への分割バンド
部材の取り付けの際、両分割バンド部材どうしを締め付
けるに伴って分割バンド部材の係止端部(足元)どうし
が離間方向にずれたり、その結果、後で緩んだりするの
を防止し易い。
【0007】
【発明の効果】従って、本発明の長尺体支持具によれ
ば、係止させ易いという特徴を受け継ぎながら、係止さ
せた分割バンド部材をわざわざ手で姿勢保持しておかな
くても、安定的に係止状態を維持することができ、且
つ、支持した長尺体ごとずれるのも防止でき、長尺体の
支持作業を効率、及び、支持性能を共に向上させること
ができるようになる。
ば、係止させ易いという特徴を受け継ぎながら、係止さ
せた分割バンド部材をわざわざ手で姿勢保持しておかな
くても、安定的に係止状態を維持することができ、且
つ、支持した長尺体ごとずれるのも防止でき、長尺体の
支持作業を効率、及び、支持性能を共に向上させること
ができるようになる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部
分は、同一又は相当の部分を示している。
る。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部
分は、同一又は相当の部分を示している。
【0009】図4に示すように、天井Wから垂下した一
対の吊り下げボルトB間に、空調配管支持用のチャンネ
ル部材1(他物係止用固定側部材の一例)を上下に2段
にわたって架設し、前記チャンネル部材1に載置した複
数本の空調配管P(長尺体の一例)を夫々チャンネル部
材1に固定する長尺体支持具3を設けて配管支持部2を
構成し、この配管支持部2を天井Wに沿って適宜間隔で
並設して空調配管支持構造を構成してある。前記チャン
ネル部材1は、長手方向に沿って内空部に形成されたバ
ンド係止用蟻溝部4の係止開口部4aを上側に向くよう
に位置させてあり、その状態で前記吊り下げボルトBを
貫通させ、吊り下げボルトBに螺合した一対のナットN
で挟持固定してある。そして、前記長尺体支持具3の取
り付けは、図1に示すように、前記係止開口部4aの両
側に形成されたチャンネルフランジ部(蟻溝部の周縁部
の一例)4bに、空調配管Pを載置させると共に、前記
長尺体支持具3をチャンネルフランジ部4bに係止させ
て空調配管Pを囲繞することで、支持できるように構成
してある。
対の吊り下げボルトB間に、空調配管支持用のチャンネ
ル部材1(他物係止用固定側部材の一例)を上下に2段
にわたって架設し、前記チャンネル部材1に載置した複
数本の空調配管P(長尺体の一例)を夫々チャンネル部
材1に固定する長尺体支持具3を設けて配管支持部2を
構成し、この配管支持部2を天井Wに沿って適宜間隔で
並設して空調配管支持構造を構成してある。前記チャン
ネル部材1は、長手方向に沿って内空部に形成されたバ
ンド係止用蟻溝部4の係止開口部4aを上側に向くよう
に位置させてあり、その状態で前記吊り下げボルトBを
貫通させ、吊り下げボルトBに螺合した一対のナットN
で挟持固定してある。そして、前記長尺体支持具3の取
り付けは、図1に示すように、前記係止開口部4aの両
側に形成されたチャンネルフランジ部(蟻溝部の周縁部
の一例)4bに、空調配管Pを載置させると共に、前記
長尺体支持具3をチャンネルフランジ部4bに係止させ
て空調配管Pを囲繞することで、支持できるように構成
してある。
【0010】前記長尺体支持具3は、夫々の連結用フラ
ンジ部Fどうしをボルト連結することで、断面形状
「U」字形となる板金製の一対の分割バンド部材5と、
前記両分割バンド部材5の連結用フランジ部Fどうしを
連結自在なボルト6とを備えて構成してある。前記一対
の分割バンド部材5とボルト6によってバンド部7を構
成してある。
ンジ部Fどうしをボルト連結することで、断面形状
「U」字形となる板金製の一対の分割バンド部材5と、
前記両分割バンド部材5の連結用フランジ部Fどうしを
連結自在なボルト6とを備えて構成してある。前記一対
の分割バンド部材5とボルト6によってバンド部7を構
成してある。
【0011】前記分割バンド部材5は、一端部に前記連
結用フランジ部Fを形成してあり、他端部の両側縁部に
は、前記両チャンネルフランジ部4bを各別に係入自在
な一対の切欠部8を設けて構成してある。また、両分割
バンド部材5の連結用フランジ部Fにはそれぞれ前記ボ
ルト6を挿通自在なボルト穴9を設けてあり(図3参
照)、一方のボルト穴9aには、前記ボルト6が螺合自
在な雌ネジを形成してある。従って、別部材のナットを
用意せずに、両分割バンド部材5どうしを連結すること
ができ、部品点数の低減と共に、連結作業の効率向上を
果たし、例えば、高所での連結作業をも手間をかけずに
実施できる。
結用フランジ部Fを形成してあり、他端部の両側縁部に
は、前記両チャンネルフランジ部4bを各別に係入自在
な一対の切欠部8を設けて構成してある。また、両分割
バンド部材5の連結用フランジ部Fにはそれぞれ前記ボ
ルト6を挿通自在なボルト穴9を設けてあり(図3参
照)、一方のボルト穴9aには、前記ボルト6が螺合自
在な雌ネジを形成してある。従って、別部材のナットを
用意せずに、両分割バンド部材5どうしを連結すること
ができ、部品点数の低減と共に、連結作業の効率向上を
果たし、例えば、高所での連結作業をも手間をかけずに
実施できる。
【0012】また、前記両分割バンド部材5の他端部に
は、前記チャンネルフランジ部4bの表裏面に沿って各
別に接当自在で、且つ、前記切欠部8でのバンド厚み方
向の一方側へ延出する延出接当部10を、前記切欠部8
のバンド長手方向の両側に各別に設けてある。具体的に
は、図2に示す分割バンド部材用型板11の一部を、図
中の破線に沿ってほぼ直角に同方向へ屈曲させることで
前記延出接当部10は形成してある。
は、前記チャンネルフランジ部4bの表裏面に沿って各
別に接当自在で、且つ、前記切欠部8でのバンド厚み方
向の一方側へ延出する延出接当部10を、前記切欠部8
のバンド長手方向の両側に各別に設けてある。具体的に
は、図2に示す分割バンド部材用型板11の一部を、図
中の破線に沿ってほぼ直角に同方向へ屈曲させることで
前記延出接当部10は形成してある。
【0013】上記構成の長尺体支持具3をチャンネル部
材1に取り付けて空調配管Pを支持する方法について説
明する。両分割バンド部材5の他端部をチャンネル部材
1の係止開口部4aから蟻溝部4内へ挿入し、縦軸芯周
りに回転することによって、前記各切欠部8を、チャン
ネル部材1の両フランジ部に各別に係入させる。この状
態においては、図3(イ)に示すように、前記延出接当
部10が、チャンネルフランジ部4bの表裏面に沿って
位置して接当することによって、分割バンド部材5が倒
れるのを防止すると共に、不用意にチャンネル部材1か
ら外れるのを防止することができる。そして、両分割バ
ンド部材5間に空調配管Pを配置する(前記分割バンド
部材5の設置前に実施しておくことも可能)。その後、
両分割バンド部材5を蟻溝部4に沿って、前記空調配管
Pを抱える位置までスライドさせ、両連結用フランジ部
Fどうしをボルト6によって連結することによって、空
調配管Pをチャンネル部材1に取り付けることができ
る。このようにして取り付けた状態においては、図3
(ロ)に示すように、空調配管Pの囲繞反力によって、
下方側の延出接当部10がチャンネルフランジ部4bの
裏面に面接触し、延出接当部10とチャンネルフランジ
部4bとの接当面に生じる摩擦力で、チャンネル部材1
に対して空調配管Pがずれるのを防止することができ
る。
材1に取り付けて空調配管Pを支持する方法について説
明する。両分割バンド部材5の他端部をチャンネル部材
1の係止開口部4aから蟻溝部4内へ挿入し、縦軸芯周
りに回転することによって、前記各切欠部8を、チャン
ネル部材1の両フランジ部に各別に係入させる。この状
態においては、図3(イ)に示すように、前記延出接当
部10が、チャンネルフランジ部4bの表裏面に沿って
位置して接当することによって、分割バンド部材5が倒
れるのを防止すると共に、不用意にチャンネル部材1か
ら外れるのを防止することができる。そして、両分割バ
ンド部材5間に空調配管Pを配置する(前記分割バンド
部材5の設置前に実施しておくことも可能)。その後、
両分割バンド部材5を蟻溝部4に沿って、前記空調配管
Pを抱える位置までスライドさせ、両連結用フランジ部
Fどうしをボルト6によって連結することによって、空
調配管Pをチャンネル部材1に取り付けることができ
る。このようにして取り付けた状態においては、図3
(ロ)に示すように、空調配管Pの囲繞反力によって、
下方側の延出接当部10がチャンネルフランジ部4bの
裏面に面接触し、延出接当部10とチャンネルフランジ
部4bとの接当面に生じる摩擦力で、チャンネル部材1
に対して空調配管Pがずれるのを防止することができ
る。
【0014】〔別実施例〕 〈1〉 前記バンド部5は金属製の他に樹脂製のもので
構成してあってもよい。 〈2〉 前記長尺体は、先の実施例で説明した空調配管
に限られるものではなく、例えば、ケーブル管や流体流
通管等の配管であったり、中実棒状のものであってもよ
く、それらを総称して、長尺体という。 〈3〉 前記他物係止用固定側部材はチャンネル部材に
限定されるものではなく、例えば図5に示すように、ア
ングル部材Aで構成してあってもよく、天井や壁そのも
のであってもよく、要するに、バンド係止用蟻溝部4を
備え、その周縁部4bにバンド部7を係止させることが
できるものであればよく、それらを総称して他物係止用
固定側部材という。 〈4〉 前記延出接当部は、先の実施例で説明したよう
に分割バンド部材5の一対の切欠部8それぞれについ
て、バンド長手方向の両側に設けてあるものに限らず、
例えば、一方の切欠部8部分のみについてその両側に設
けてあってもよく、更には、図6に示すように、一方の
切欠部8部分に対しては、前記両切欠部8を前記両周縁
部4bに係止させた状態で前記周縁部4bの裏面側に位
置する延出接当部10のみを設け、他方の切欠部8部分
に対しては、前記周縁部4bの表面側に位置する延出接
当部4bのみを設けてあってもよい。
構成してあってもよい。 〈2〉 前記長尺体は、先の実施例で説明した空調配管
に限られるものではなく、例えば、ケーブル管や流体流
通管等の配管であったり、中実棒状のものであってもよ
く、それらを総称して、長尺体という。 〈3〉 前記他物係止用固定側部材はチャンネル部材に
限定されるものではなく、例えば図5に示すように、ア
ングル部材Aで構成してあってもよく、天井や壁そのも
のであってもよく、要するに、バンド係止用蟻溝部4を
備え、その周縁部4bにバンド部7を係止させることが
できるものであればよく、それらを総称して他物係止用
固定側部材という。 〈4〉 前記延出接当部は、先の実施例で説明したよう
に分割バンド部材5の一対の切欠部8それぞれについ
て、バンド長手方向の両側に設けてあるものに限らず、
例えば、一方の切欠部8部分のみについてその両側に設
けてあってもよく、更には、図6に示すように、一方の
切欠部8部分に対しては、前記両切欠部8を前記両周縁
部4bに係止させた状態で前記周縁部4bの裏面側に位
置する延出接当部10のみを設け、他方の切欠部8部分
に対しては、前記周縁部4bの表面側に位置する延出接
当部4bのみを設けてあってもよい。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】実施例の長尺体支持具を示す斜視図
【図2】実施例の分割バンド部材の型板を示す正面図
【図3】実施例の長尺体支持具の取付状況を示す断面図
【図4】実施例の長尺体の支持状況を示す斜視図
【図5】別実施例の長尺体支持具の取付状況を示す斜視
図
図
【図6】別実施例の延出接当部を示す斜視図
【図7】従来例の長尺体支持具を示す斜視図
【図8】従来例の長尺体支持具を示す斜視図
1 他物係止用固定側部材 4 蟻溝部 4b 周縁部 7 バンド部 8 切欠部 10 延出接当部 P 長尺体
Claims (1)
- 【請求項1】 長尺体(P)を抱え込み可能なバンド部
(7)を、前記長尺体(P)の径方向に連結分離自在に
分割形成し、他物係止用固定側部材(1)に備えたバン
ド係止用蟻溝部(4)の両周縁部(4b)を各別に係入
自在な一対の切欠部(8)を、前記バンド部(7)の端
部両側縁部にそれぞれ設けてある長尺体支持具であっ
て、 前記周縁部(4b)の表裏面に沿って各別に接当自在
で、且つ、前記切欠部(8)でのバンド厚み方向の一方
側へ延出する延出接当部(10)を、前記切欠部(8)
のバンド長手方向の両側に各別に設けてある長尺体支持
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6175061A JPH0835585A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 長尺体支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6175061A JPH0835585A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 長尺体支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0835585A true JPH0835585A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15989550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6175061A Pending JPH0835585A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 長尺体支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0835585A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100400406B1 (ko) * | 2001-06-15 | 2003-10-01 | 코리스산업 주식회사 | 무용접 경량 조립식 배관 지지가대 장치 |
JP2011052798A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材固定具 |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP6175061A patent/JPH0835585A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100400406B1 (ko) * | 2001-06-15 | 2003-10-01 | 코리스산업 주식회사 | 무용접 경량 조립식 배관 지지가대 장치 |
JP2011052798A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Mirai Ind Co Ltd | 配線・配管材固定具 |
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