JP2011052798A - 配線・配管材固定具 - Google Patents

配線・配管材固定具 Download PDF

Info

Publication number
JP2011052798A
JP2011052798A JP2009204260A JP2009204260A JP2011052798A JP 2011052798 A JP2011052798 A JP 2011052798A JP 2009204260 A JP2009204260 A JP 2009204260A JP 2009204260 A JP2009204260 A JP 2009204260A JP 2011052798 A JP2011052798 A JP 2011052798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lip
fixing
fixed
pair
steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009204260A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5415188B2 (ja
Inventor
Yusuke Kitamura
祐介 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Industry Co Ltd filed Critical Mirai Industry Co Ltd
Priority to JP2009204260A priority Critical patent/JP5415188B2/ja
Publication of JP2011052798A publication Critical patent/JP2011052798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5415188B2 publication Critical patent/JP5415188B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/24Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders
    • F16L3/243Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders the special member being inserted in the profiled girder
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/24Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders
    • F16L3/243Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders the special member being inserted in the profiled girder
    • F16L3/2431Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with a special member for attachment to profiled girders the special member being inserted in the profiled girder the special member being inserted and subsequently rotated to a limited extent

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

【課題】
リップ溝型鋼に対して固定具を構成する固定片の離間姿勢を人手によらずに保持可能にして、当該リップ溝型鋼に対する配線・配管材の固定作業を容易にすることである。
【解決手段】
一対一組の固定片A1 と、リップ溝型鋼S1 の対向する各リップ部1に取着される保持体本体部32に、前記一対の固定片A1 を保持する各保持部34が設けられた固定片保持体B1 とから成り、前記リップ溝型鋼S1 に取着された前記固定片保持体B1 は、前記各固定片A1 の係止溝11が各リップ部1の裏側に配置された状態で、各固定片A1 が互いに離間した離間状態と、各固定片A1 が互いに近接した近接状態との間において当該各固定片A1 を傾動可能に保持し得る構成とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、開口部の幅方向の両端に係止機能を果すリップ部が形成されたリップ溝型鋼に配線・配管材を固定する固定具に関するものである。
リップ溝型鋼に配線・配管材を固定する固定具としては、特許文献1に開示のものが知られている。特許文献1の図1〜図3に開示の固定具は、帯状金属板をわん曲されたU字状のバンド本体の長手方向(わん曲方向)の一端部に係止爪が形成されると共に、他端部に鍔部が形成され、リップ溝型鋼のリップ部に前記係止爪を係止させた状態で、バンド本体のリップ溝型鋼の間に形成された開口から配管材を挿入し、バンド本体と配管材の双方を一方の手で保持した状態で、他方の手で、バンド本体の他端の鍔部と、リップ溝型鋼のリップ部の裏側に配置したナット部材とをボルトにより締め上げて連結させることにより、配管材をリップ溝型鋼に固定している。このため、配管材の固定時に、リップ溝型鋼に対してバンド本体の一端の係止部がずれ易いために、両手により、バンド本体と配管材とを持って、バンド本体の鍔部とナット部材とをボルトにより連結する作業は、大変に面倒なものであった。
また、特許文献1の図4に開示の固定具は、リップ溝型鋼にそれぞれ個別に係止される一対の固定片から成るものであり、一対の固定片を互いに離間させて両固定片の間に配線・配管材の挿入開口を形成して、当該挿入開口から配線・配管材を内部に挿入配置した後に、一対の固定片を起立姿勢に戻して、互いに締め上げて連結して、配線・配管材をリップ溝型鋼に固定している。ここで、一対の固定片が互いに離間した姿勢は、極めて不安定であって、この不安定な姿勢で固定片を手で持った状態で、しかも離間状態の一対の固定片の間の挿入開口から配線・配管材を内部に挿入配置する作業、及び一対の固定片を起立させた状態を手で保持して、当該一対の固定片をボルトで連結する作業は、いずれも大変に面倒なものであった。
特開平11−215661号公報
本発明は、リップ溝型鋼に対して固定具を構成する固定片の離間姿勢を人手によらずに保持可能にして、当該リップ溝型鋼に対する配線・配管材の固定作業を容易にすることを課題としている。
上記の課題を解決するための請求項1の発明は、リップ溝型鋼に配線・配管材を固定する固定具であって、わん曲方向に沿った一端側に前記リップ溝型鋼内に挿入されてリップ部の裏面に係止する係止部が、その他端側に互いにボルトにより連結される連結部がそれぞれ設けられると共に、前記リップ部と連結部の間に配線・配管材の外面に圧接する圧接部が形成された一対一組の固定片と、前記リップ溝型鋼の対向する各リップ部に取着される保持体本体部に、前記一対の固定片を保持する各保持部が設けられた固定片保持体とから成り、前記リップ溝型鋼に取着された前記固定片保持体は、前記各固定片の係止部を対向する各リップ部の裏側に配置した状態で、各固定片の連結部が互いに離間して当該各連結部の間から配線・配管材を挿入して、各固定片の間に配置可能な離間状態と、各固定片をボルトにより締上げ連結して各圧接部が配線・配管材の外面を圧接するように各固定片が互いに近接した近接状態との間において前記一対の固定片を傾動可能に保持し得ることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、リップ溝型鋼の各リップ部に固定片保持体を取着した状態において、当該固定片保持体を構成する保持体本体部に設けられた各保持部には、係止部がリップ溝型鋼の各リップ部に係止された各固定片が、前記係止部とリップ部との係止が解除されるように当該固定片が回動するのが防止された状態で、前記離間状態と近接状態との間において、傾動可能に保持されている。そして、固定片保持体の各保持部に傾動可能に保持された一対の固定片が互いに最大に離間した状態で、当該離間状態の一対の固定片の間の挿入開口から配線・配管材を当該一対の固定片の間に挿入して配置させる。その後に、リップ溝型鋼に取着された固定片保持体に傾動可能に保持されている一対の固定片を近接させて、各固定片における係止部と反対側の端部の連結部をボルトにより締め上げて互いに連結すると、当該ボルトの締上げ力により、一対の固定片の間に配置された配線・配管材は、当該一対の固定片を構成する各圧接部により外面が圧接されて、リップ溝型鋼に対して配線・配管材が一対の固定片によりしっかりと固定される。
請求項1の発明においては、リップ溝型鋼に取着(固定)された固定片保持体は、一対の固定片により配線・配管材をリップ溝型鋼に固定するまでの間において、当該一対の固定片を回動しない状態で傾動可能に保持する機能を有するのみであって、リップ溝型鋼に対する配線・配管材の固定に関しては全く関与していない。このように、一対の固定片は、わん曲方向に沿った一端部に形成された係止部を介してリップ溝型鋼の各リップ部に係止されているのみであるため、リップ溝型鋼に対する固定片の保持状態は極めて不安定であって、従来構造では、作業者は、一方の手で一対の固定片の各間隔を定めた状態で保持させながら、他方の手で配線・配管材を掴んで、離間状態の一対の固定片の挿入開口の間に配線・配管材を挿入せざるを得ないために、大変に面倒で厄介な作業であった。しかし、請求項1の発明によれば、リップ溝型鋼に対する一対の固定片の離間姿勢の保持は、当該リップ溝型鋼に取着(固定)された固定片保持体を介して行われるので、作業者は、一対の固定片の間隔を定めれば、離間状態の一対の固定片は、人手によらずに固定片保持体を介してリップ溝型鋼に回動しない状態で保持される。従って、作業者は、離間姿勢の一対の固定片を手で持って不安定な配置状態を維持させることなく、離間状態の一対の固定片の間に配線・配管材を挿入可能となるので、リップ溝型鋼に対する配線・配管材の固定作業が容易となる。
また、請求項2の発明は、リップ溝型鋼に配線・配管材を固定する固定具であって、わん曲方向に沿った一端側に前記リップ溝型鋼内に挿入されてリップ部の裏面に係止する係止部が、その他端側に前記リップ部の裏面に配置されたナット体にボルトにより取着される取着部がそれぞれ設けられると共に、前記リップ部と取着部の間に配線・配管材の外面に圧接する圧接部が形成されたU字状の固定片と、前記リップ溝型鋼の各リップ部に取着される保持体本体部に前記固定片を保持する保持部が設けられた固定片保持体とから成り、前記リップ溝型鋼に取着された前記固定片保持体は、前記固定片の係止部を対向する各リップ部の裏側に配置した状態で、当該固定片の他端側の取着部がリップ溝型鋼から離間して、当該取着部とリップ溝型鋼との間から前記圧接部の内側に形成される空間内に配線・配管材を挿入して配置可能な離間状態と、前記固定片の他端の取着部がリップ溝型鋼に当接して、当該取着部を対向するリップ部の裏面側に配置されたナット体に対してボルトにより取着することにより、固定片の圧接部の内側に配置された配線・配管材を当該圧接部により圧接可能な当接状態との間において前記固定片を傾動可能に保持し得ることを特徴としている。
請求項1の発明が一対一組の固定片で構成されているのに対して、請求項2の発明は、U字状をした全体が1つの固定片で構成される点において、請求項1の発明と異なっているが、固定片保持体を介して全体が1つの固定片をリップ溝型鋼に回動しない状態で保持する構成、当該リップ溝型鋼に対して1つの固定片は、前記離間状態と当接状態の間において係止部を支点にして傾動可能になっている構成は、請求項1の発明と同様である。なお、請求項2の発明は、U字状をした固定片を一つ備えているのみであるので、当該固定片における係止部と反対側の端部に設けられた取着部は、リップ溝型鋼の各リップ部の裏面側に配置されたナット体に対してボルトにより締め上げて取着される。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記固定片保持体は、互いに分離した一対の保持体単体で構成され、各保持体単体にそれぞれ固定片が保持される構成であることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、一対の固定片をそれぞれ保持体単体の保持部に保持させて、互いに連結された固定片、及び保持体単体のそれぞれの係止側の部分をリップ溝型鋼の開口に挿入した後に、当該連結状態の固定片、及び保持体単体を90°だけ所定方向に回動させると、固定片、及び保持体単体の各係止部は、それぞれリップ溝型鋼の各リップ部に係止される。このように、請求項3の発明によれば、固定片と保持体単体とを連結状態で扱って、リップ溝型鋼の取着位置で固定片を90°だけ回動させることにより、当該固定片及び保持体単体を同時に、しかもリップ溝型鋼に対して固定片をスライドさせることなくリップ溝型鋼に係止させられるので、リップ溝型鋼に対する配線・配管材の固定に先立って行われるリップ溝型鋼に対する一対の固定片及び一対の保持体単体の係止作業を能率よく、しかも確実に行える。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記固定片には、わん曲方向に延びる長孔が形成され、当該長孔に前記保持部が挿通されていることを特徴としている。
請求項4の発明によれば、固定片にわん曲方向に沿って形成された長孔に、固定片保持体の保持部が挿通されることにより、当該固定片の係止部がリップ溝型鋼のリップ部に係止された状態を維持すべく、当該固定片の回動を防止できると共に、固定片の傾動時には、当該固定片に形成された長孔に挿通された保持部が当該挿通状態で固定片のわん曲方向(長手方向)に移動することにより、リップ溝型鋼に対する固定片の傾動を可能にしている。
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記一対一組の固定片の一方の連結部にボルトが仮保持されていることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、一対の固定片を介してリップ溝型鋼に対して配線・配管材を固定する際に、当該一対の固定片における係止部と反対側の端部に設けられた各連結部を連結するボルトを予め準備しておく必要がないので、リップ溝型鋼に対する配線・配管材の固定作業を迅速に行える。
本願発明によれば、リップ溝型鋼に対する一対の固定片、又は一つの固定片の保持は、当該リップ溝型鋼に取着(固定)された固定片保持体を介して行われるので、一対の固定片、又は一つの固定片を手で保持することなく、一対の固定片の場合は、各連結部の間に配線・配管材の挿入開口が形成された離間状態で、一つの固定片の場合は、リップ溝型鋼との間に配線・配管材の挿入開口が形成された離間状態で、当該リップ溝型鋼に固定片保持体を介して保持される。従って、作業者は、一対の固定片、或いは一つの固定片を手で持って不安定な配置状態を維持しなくても、離間状態の一対の固定片の間の挿入開口に、或いは一つの固定片とリップ溝型鋼との間の挿入開口に配線・配管材を挿入可能となるので、リップ溝型鋼に対する配線・配管材の固定作業を容易に行える。
固定具F1 を構成する一対の固定片A1 と一対の保持体単体31の分離状態の斜視図である。 (a),(b)は、固定片保持体B1 を構成する保持体単体31を異なる方向から見た斜視図である。 (a)〜(c)は、リップ溝型鋼S1 に対して保持体単体31を介して固定片A1 を係止させる順序を示す斜視図である。 リップ溝型鋼S1 に対向状態で係止された一対の固定片A1 を開いて配管材Pが配置可能になった状態の斜視図である。 同じく断面図である。 リップ溝型鋼S1 に対して固定具F1 を用いて配管材Pが固定された状態の斜視図である。 同じく断面図である。 図7のX−X線断面図である。 実施例2の固定具F2 を構成する固定片A2 がリップ溝型鋼S1 から離間した状態の斜視図である。 同じく断面図である。 配管材Pを固定した状態の断面図である。 固定具F3 を構成する固定片保持体B3 の斜視図である。 固定片保持体B3 によりリップ溝型鋼S3 に保持された一対の固定片A1 の離間状態の斜視図である。 固定片保持体B3 の部分の横断面図である。 固定片保持体B4 により固定片A1 がリップ溝型鋼S1 に保持された状態の斜視図である。 同様の横断面図である。 固定片保持体B4 の斜視図である。
以下、複数の実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。
最初に、図1〜図8を参照して、本発明の実施例1の固定具F1 について説明する。図1は、固定具F1 を構成する一対の固定片A1 と一対の保持体単体31の分離状態の斜視図であり、図2(a),(b)は、固定片保持体B1 を構成する保持体単体31を異なる方向から見た斜視図であり、図3(a)〜(c)は、リップ溝型鋼S1 に対して保持体単体31を介して固定片A1 を係止させる順序を示す斜視図であり、図4は、リップ溝型鋼S1 に対向状態で係止された一対の固定片A1 を開いて配管材Pが配置可能になった状態の斜視図であり、図5は、同じく断面図であり、図6は、リップ溝型鋼S1 に対して固定具F1 を用いて配管材Pが固定された状態の斜視図であり、図7は、同じく断面図であり、図8は、図7のX−X線断面図である。
実施例1の固定具F1 は、建物の壁面、床面等の配管面Kに固定されたり、或いは天井面から吊り下げられたリップ溝型鋼S1 に対して電線管等の配管材Pを支持するための支持部材であって、一対の固定片A1 と、当該固定片A1 をリップ溝型鋼S1 に保持させるための固定片保持体B1 とで構成される。リップ溝型鋼S1 は、建物の配管面Kに固定される場合には、ボルト61を介して固定される。図1〜図8に示されるリップ溝型鋼S1 は、幅方向の両端部に二重となって内側に折り曲げられて係止部として機能するリップ部1が形成され、当該リップ部1は、底板部2と平行なフランジ状をした第1リップ部1aと、当該第1リップ部1aに対して直角となって前記底板部2の側に折り曲げられた第2リップ部1bとで構成される。なお、配管面Kは、模式的に水平面で示してある。
一対の固定片A1 は、図1、図5及び図7に示されるように、連結板部12に形成される部分がボルト挿通孔部14aであるか、ねじ孔部14bであるかの相違を除いて同一形状であって、使用時には、一方を180°反転させて、全体形状がU字状となるように対向配置された状態で使用される。固定片A1 は、金属板をプレスによる曲げ成形により形成されて、わん曲方向(長手方向)の一端部の幅方向の両端部には、前記リップ溝型鋼S1 のリップ部1に係止される切欠き溝状をした係止溝11が形成されていると共に、その他端部には、配管材Pを固定する際に、基端側にリップ溝型鋼S1 のリップ部1に係止された一対の固定片A1 どうしを連結させるための連結板部12が形成され、前記係止溝11が形成されている部分と前記連結板部12との間は、配管材Pの外面に圧接されて、当該配管材Pをリップ溝型鋼S1 に対して固定可能とする圧接部13となっている。即ち、圧接部13における連結板部12に接続する部分は、配管材Pの外径に対応した四分円弧状に形成されて、当該四分円弧状の部分(当該部分が実質的な圧接部13を構成している)の係止溝11の側は、そのまま接線方向に延長されていると共に、前記圧接部13における連結板部12に接続する部分は、直角に折り曲げられている。
また、一方の固定片A1 の連結板部12の幅方向の中央部に形成されるボルト挿通孔部14aが、また他方の固定片A1 の連結板部12の同様の部分にはねじ孔部14bが、それぞれバーリング加工により外側に向けて膨出されて補強され、ねじ孔部14bの側の膨出部15(図5参照)の内周面に雌ねじが形成されている。なお、ボルト挿通孔部14aの側の膨出部16には、当然にねじは形成されていない。一方、固定片A1 における一対の係止溝11が形成されている平板状の部分の幅方向の中央部には、わん曲方向(長手方向)に沿って後述の保持体単体31の保持部34を係止状態で挿入させる長孔17が形成されている。固定片A1 における長孔17の周縁部もバーリング加工により背面側に膨出されて補強されている。固定片A1 の幅方向の両端部は、全長に亘って背面側に緩やかに折り曲げられることにより、当該固定片A1 の縦断方向に沿った剛性を高めている。なお、固定片A1 における一対の係止溝11が成形された側の端面には、リップ溝型鋼S1 を壁面、床面等に固定するボルト62との干渉を回避するための円弧状の逃げ部18が形成されている。
固定片A1 は、全長に亘って同一幅W1 であって、当該幅W1 は、リップ溝型鋼S1 のリップ溝部3の幅W2 (いずれも図8参照)よりも大きい。このため、図4及び図5に示されるように、後述の一対の保持体単体31を介して一対の固定片A1 がリップ溝型鋼S1 に、配管材Pの挿入開口71が形成されて係止された状態において、当該固定片A1 の傾斜姿勢は、当該固定片A1 におけるリップ溝型鋼S1 のリップ溝部3から内部に挿入された部分が、当該リップ溝型鋼S1 に取着された保持体単体31の係止脚部33の端面の傾動規制面36に当接すること、及び固定片A1 における係止溝11の連結板部12の側の形成端に臨む傾動規制部10(図1及び図4参照)が第2リップ部1bの上面に当接することによって定められる。固定片A1 に形成される係止溝11のわん曲方向(長手方向)に沿った長さは、上記した観点から定められるので、実施例1においては極めて重要な要素を構成する。
ここで、実施例1の固定片A1 のわん曲方向(長手方向)に沿った一方の端部の幅方向の両端部に形成される一対の係止溝11のわん曲方向に沿った長さは、以下のようになっている。即ち、保持体単体31を用いずに、従来と同様に、固定片A1 の各係止溝11の間に、リップ溝型鋼S1 の各リップ部1が挿入された状態にして、当該リップ溝型鋼S1 の各リップ部1に固定片A1 を係止させた状態で、当該固定片A1 を最大に傾動させると、当該固定片A1 の係止溝11のわん曲方向に沿った両端部である前記傾動規制部10及び後述の内端面11aが、第1リップ部1aの上面、及び第2リップ部1bの下端面にそれぞれ係止されて、当該リップ溝型鋼S1 に対して固定片A1 が最大に傾動した状態で係止される。保持体単体31を使用せずに、上記のようにしてリップ溝型鋼S1 に対して固定片A1 が最大に傾斜した状態では、リップ溝型鋼S1 の上面と固定片A1 の背面とで形成される角度は、保持体単体31を使用した場合における固定片A1 の角度(θ)〔図5参照〕よりも小さい。即ち、保持体単体31を使用しない場合の固定片A1 の傾斜角度は、使用した場合よりも大きい。
また、図1、図5及び図6に示されるように、一方の固定片A1 のボルト挿通孔部14aには、一対の固定片A1 を締め上げて連結するボルト62がボルト保持体Dを介して保持されている。ボルト保持体Dは、連結板部12の両側に密着配置される各密着板部21,22が連結板部23で連結された構成であって、密着板部21には、ボルト62が係止可能な係止孔21aが形成されていると共に、密着板部22には、連結板部12の背面側の膨出部16を収容可能な孔22aが形成されている。このため、ボルト挿通孔部14aが形成された固定片A1 の連結板部12の端面側からボルト保持体Dを挿入すると、密着板部22の孔22a内に膨出部15が挿入されて抜け出なくなる。そして、ボルト挿通孔部14aが形成された固定片A1 の膨出部16にボルト保持体Dを取着した状態で、当該ボルト挿通孔部14aに背面側からボルト62を挿通すると、当該ボルト62は、ボルト保持体Dの密着板部21の係止孔21aに係止されて、当該ボルト62は、ボルト保持体Dを介して固定片A1 に保持される。また、図6及び図7に示されるように、一対の固定片A1 の各連結板部12をボルト62で締め上げて連結された状態では、各連結板部12の間に所定の隙間24が形成されて、一方の固定片A1 の連結板部12に取着されたボルト保持体Dと他方の固定片A1 の連結板部12とが干渉しないので、一方の固定片A1 の連結板部12にボルト保持体Dを介してボルトを仮保持できるのである。なお、ボルト保持具Dは、配管材Pの固定後には、必要に応じて除去可能とすべく、各密着板部21,22における連結板部23と反対の部分には、V字状の切欠きが形成されている。従って、一対の固定片A1 によりリップ溝型鋼S1 に対して配管材Pを固定した状態(図6及び図7に示される状態)において、ペンチ類でボルト保持具Dの連結板部23を掴んで引き抜くと、各密着板部21,22は、V字状をした前記切欠きの部分で破断されて引き抜かれることにより、ボルト保持具Dは、固定片A1 から除去される。
次に、図1、図5、図7及び図8を参照して、一対の固定片A1 をリップ溝型鋼S1 に保持させるための固定片保持体B1 について説明する。実施例1の固定具F1 においては、固定片保持体B1 は、別体の一対の保持体単体31で構成される。一対の保持体単体31は、同一構成であって、使用時においては、一対の固定片A1 が互いに反転状態で使用されるのに対応して、当該一対の保持体単体31も互いに反転状態で使用される。保持体単体31の機能は三つあって、その一つは、前記挿入開口71を形成したり、消失させたりする方向に固定片A1 を傾動可能に保持することであり、他の一つは、係止溝11の部分でリップ溝型鋼S1 のリップ部1に固定片A1 が係止された状態を維持して、当該固定片A1 が係止状態から回動してリップ部1から外れるのを防止することであり、更に、残りの一つは、離間姿勢における一対の固定片A1 の最大傾動角度を規制することである。即ち、保持体単体31は、リップ溝型鋼S1 のリップ部1に係止された状態から90°回動させることで、係止溝11をリップ溝型鋼S1 の対向するリップ部1の間に配置可能な固定片A1 を、不用意に回動しないように保持した状態で、リップ溝型鋼S1 に対する傾動により配管材Pの挿入(受け入れ)及び固定を可能にしている。
保持体単体31は、リップ溝型鋼S1 の上面に対向するリップ部1に跨がって当該リップ溝型鋼S1 の幅方向に配置される保持体本体部32と、固定片A1 の長孔17に挿入されて当該固定片A1 を傾動可能に保持するために、配置状態において当該保持体本体部32の背面に一体に形成される突起状の保持部34とで構成される。保持体単体31は、図1及び図2に示されるように、保持体本体部32の底面32aと背面32bとは直交していて、保持体本体部32の上面32cは、円弧面状に形成されている。保持体本体部32の底面には、リップ溝型鋼S1 の第2リップ部1bに係止される一対の係止脚部33が、当該保持体本体部32の長手方向に沿って当該リップ溝型鋼S1 のリップ溝部3の幅W2 に対応した間隔をおいて一体に形成されている。係止脚部33の下端部の外側には、リップ溝型鋼S1 の第2リップ部1bの下端面に係止される係止爪部33aが外側に向けて形成されている。一対の係止脚部33は、リップ溝型鋼S1 に対して取着させる際に、互いに近接する方向である内側に向けて弾性変形される。保持体本体部32の背面32bには、固定片A1 を傾動可能に保持させるための突起状の保持部34が当該背面32bに対して垂直に設けられている。保持部34の断面は半円状であって、その自由端部には、固定片A1 の長孔17に当該保持部34が挿通された状態で、当該固定片A1 が抜け出るのを防止する抜止め片35が、当該保持部34の突出方向と直交し、しかも下方に向けて設けられている。このため、リップ溝型鋼S1 に固定片保持体B1 を介して保持された一対の固定片A1 の各連結板部12を近接させて、ボルト61で連結する際に、リップ溝型鋼S1 に対して各固定片A1 は上方に持ち上げられながら、各連結板部12でボルト62を介して連結されるが、その際に、固定片A1 の長孔17に挿入された保持体単体31の保持部34は、抜止め片35の存在により抜け出ないので、換言すると、作業者は一対の固定片A1 を手で持ったりすることを一切行うことなく配管材Pの固定作業を行えるので、一対の固定片A1 により配管材Pを固定する作業を安定し、かつ容易に行える。なお、抜止め片35の幅方向の両端面には、固定片A1 の長孔17に保持体単体31の保持部34を挿通させて、当該固定片A1 の背面側に抜止め片35が配置された状態で、当該保持部34の抜け止めを確実にするために、抜止め片35の幅方向の両端面には、係止小突起35a(図2参照)が形成されている。
また、図4及び図5に示されるように、リップ溝型鋼S1 に所定間隔をおいて一対の保持体単体31が取着されて、各保持体単体31にそれぞれ固定片A1 を傾動可能に保持した状態において、当該固定片A1 が最大に傾動するのを規制するのは、当該固定片A1 の係止溝11における連結板部12の側の端部に臨む部分である傾動規制部10と、保持体単体31に設けられた一対の係止脚部33とである。即ち、固定片A1 の傾動規制部10が、リップ溝型鋼S1 の第1リップ部1aの上面に当接すると共に、当該固定片A1 におけるリップ溝型鋼S1 内に入り込んだ部分である下端部が、前記一対の係止脚部33の配置状態における外側の端面に当接することにより、固定片A1 の最大傾動角度(θ)、換言すると一対の固定片A1 の間に形成される挿入開口71の間隔L1 (図5参照)が定められる。従って、一対の係止脚部33の配置状態における外側の端面は、固定片A1 の傾動規制面36として機能している。実施例1では、係止脚部33の外側の端面である傾動規制面36は、傾斜して形成されている。
次に、図3〜図8を参照して、実施例1の固定具F1 を用いて、リップ溝型鋼S1 に配管材Pを固定する場合について説明する。まず、固定片保持体B1 を構成する一対の保持体単体31を使用して、リップ溝型鋼S1 に一対の固定片A1 を対向状態で保持させる。即ち、図3に示されるように、固定片A1 の内側(わん曲した圧接部13の内側)に保持体単体31を配置した状態で、当該保持体単体31の保持部34を固定片A1 の長孔17に挿通させて、固定片A1 と保持体単体31を長孔17の長手方向に沿って相対的に移動可能なように連結状態にしておく。そして、図3(a)に示されるように、保持体単体31の長手方向をリップ溝型鋼S1 の長手方向に沿わせることにより、固定片A1 及び保持体単体31の各下端部をリップ溝型鋼S1 内に挿入させ、この状態で、図3(b),(c)に示されるように、固定片A1 及び保持体単体31を連結したまま所定方向に90°回動させると、固定片A1 がリップ溝型鋼S1 の幅方向に配置されて、当該固定片A1 の下端部の各係止溝11内にリップ溝型鋼S1 の各リップ部1がそれぞれ相対的に挿入されると共に、保持体単体31の一対の係止脚部33の係止爪部33aがリップ溝型鋼S1 の第2リップ部1bの下端面に係止される。これにより、保持体単体31は、リップ溝型鋼S1 の幅方向に配置されて、一対の係止脚部33を介して当該リップ溝型鋼S1 の幅方向には移動不能であって、しかも長手方向には大きな力を作用させない限り移動しないように取着されて、当該保持体単体31に固定片A1 が、リップ溝型鋼S1 の底板部2に対して垂直の方向に沿って長孔17の許容範囲内で移動可能であり、しかも保持体単体31の保持部34を中心にして僅かに回動可能なように保持される。なお、上記のようにして、リップ溝型鋼S1 に対して保持体単体31を介して固定片A1 を保持した状態において、当該リップ溝型鋼S1 の長手方向に沿った位置を変更させたい場合には、保持体単体31に大きな力を作用させて行う。
全く同様にして、保持済の固定片A1 と対向させて、他方の固定片A1 を保持体単体31を介してリップ溝型鋼S1 に保持させると、図4及び図5に示されるように、一対の固定片A1 は、リップ溝型鋼S1 に取着された一対の保持体単体31の間隔に対応した間隔を有して、当該一対の保持体単体31を介してリップ溝型鋼S1 に保持される。リップ溝型鋼S1 に対して取着された一対の保持体単体31の間隔は、図7に示されるようにして、一対の固定片A1 の各圧接部13が配管材Pの外周面に密着可能な位置であって、当初により正確に定められない場合があるが、上記したように、リップ溝型鋼S1 の長手方向に沿って保持体単体31に大きな力を作用させることにより、当該保持体単体31の取着位置を変更できるので、一対の固定片A1 の間に配管材Pを配置して、当該一対の固定片A1 の各連結板部12をボルト62で連結して、配管材Pを固定する際に、一対の保持体単体31の間隔が不適正のために当該固定に支障が生じた場合に、一方の保持体単体31を上記のようにしていずれかの方向に微動させればよい。
なお、リップ溝型鋼S1 に対する固定片A1 及び保持体単体31の取着は、上記以外に、当該リップ溝型鋼S1 の長手方向の一端からスライド挿入させて取着する方法もある。更に、固定片A1 に設けられた長孔17の存在により、保持部34を介して連結された固定片A1 と保持体単体31とは、相対的に上下するので、固定片A1 に対して保持体単体31を高い位置に配置させておいて、保持部34を介して連結された固定片A1 を先にリップ溝型鋼S1 のリップ部1に係止させ、その後に保持体単体31をリップ溝型鋼S1 に対して押し付けると、当該保持体単体31に設けられた一対の係止脚部33が互いに内方に弾性変形して、各係止脚部33の先端の係止爪部33aが第2リップ部1bの下端面に達して、前記一対の係止脚部33が原形状に復元することにより、保持体単体31がリップ溝型鋼S1 に取着される。
そして、図4及び図5に示されるように、一対の保持体単体31の取着間隔が適正である場合には、一対の固定片A1 は、配管材Pの固定位置に対して外方に傾動させられて、固定片A1 の傾動規制部10がリップ溝型鋼S1 の第1リップ部1aの上面に当接すると共に、当該固定片A1 におけるリップ溝型鋼S1 内に挿入された下端部が、保持体単体31の一対の係止脚部33の外側の端面である傾動規制面36に当接することにより、当該固定片A1 の最大傾動位置が規制されて、当該最大傾動位置で停止している。この状態が、図4及び図5に示されており、各固定片A1 は、外側に傾動されて停止しており、リップ溝型鋼S1 の上面(第1リップ部1aの面)に対して固定片A1 の背面が角度(θ)を形成することにより、対向配置された一対の固定片A1 の先端の各連結板部12の間には、配管材Pの外径よりも大きな寸法L1 の挿入開口71が形成される。なお、一対の固定片A1 の間に寸法L1 の挿入開口71が形成された状態では、図5に示されるように、固定片A1 の長孔17の連結板部12の側の形成端と、保持体単体31の保持部34との間には、所定の隙間が形成されている。即ち、固定片A1 の傾動規制部10又は保持体単体31の傾動規制面36により当該固定片A1 の傾動が規制されていない場合には、リップ溝型鋼S1 に対して固定片A1 は更に傾動可能であることを意味する。
そして、図4及び図5に示されるように、各固定片A1 が外方の回動規制端まで回動した一対の固定片A1 の離間状態において、当該一対の固定片A1 の先端部の間の挿入開口71には、配管材Pを内部に挿入配置可能な間隔L1 が形成されているため、当該挿入開口71から一対の固定片A1 の間に配管材Pを挿入配置できる。上記のようにして、一対の固定片A1 の間に配管材Pを挿入配置した後に、各連結板部12が所定の間隔を有して対向配置されるように、一対の固定片A1 を互いに近接するように回動させると、各固定片A1 の圧接部13が配管材Pの外周面に接することにより、各固定片A1 は、保持体単体31に対して僅かに持ち上げられる。この状態で、対向配置された各固定片A1 の連結板部12を、一方の固定片A1 に仮保持されているボルト62により締め上げて互い連結すると、図8に示されように、各固定片A1 は保持体単体31に対して最大に持ち上げられて、固定片A1 に形成された係止溝11の当該固定片A1 の一端側の内端面11aがリップ溝型鋼S1 の第2リップ部1bの端面に圧接されることにより、一対の固定片A1 を介して配管材Pがリップ溝型鋼S1 に固定される。このようにして、一対の固定片A1 により配管材Pがリップ溝型鋼S1 に固定された状態では、保持体単体31は、配管材Pの固定に関しては何の機能も果していない。即ち、一対の保持体単体31で構成される固定片保持体B1 は、一対の固定片A1 により配管材Pをリップ溝型鋼S1 に固定するまでの間において、当該一対の固定片A1 をリップ溝型鋼S1 に保持可能にしておくためのものである。
このように、一対の固定片A1 は、配管材Pの挿入開口71が形成されるように外方に回動された離間状態で、各保持体単体31を介してリップ溝型鋼S1 に保持されているため、リップ溝型鋼S1 に配管材Pを固定する際に、作業者は、一対の固定片A1 が所定の姿勢を保持するように支持する必要は一切なく、単に配管材Pを手で持って、各保持体単体31により外方へ回動した姿勢でリップ溝型鋼S1 に保持されている一対の固定片A1 の間に挿入配置させるのみでよい。そして、一対の固定片A1 の間に配管材Pが挿入配置された後に、一対の固定片A1 により配管材Pをリップ溝型鋼S1 に固定すべく、一対の固定片A1 を互いに近接する方向に回動させる際においても、各固定片A1 は、基端部に形成された長孔17により保持体単体31の保持部34に支持されているので、固定片A1 が特定の姿勢を保持するように慎重に取り扱う必要はなく、各固定片A1 を無造作に近接する方向に回動させるのみでよい。この結果、一対の固定片A1 を用いて行うリップ溝型鋼S1 に対する配管材Pの固定作業が著しく容易となる。なお、リップ溝型鋼S1 に固定具F1 を介して配管材Pを固定した後においては、固定片保持体B1 は、何の機能も果たしていないために不要であるが、そのまま放置してもリップ溝型鋼S1 に対する配管材Pの固定作業、或いは配管材Pの配管作業に対して何ら支障はない。
次に、図9〜図11を参照にして、本発明の実施例2の固定具F2 について説明する。実施例1の固定具F1 は、別体構造の一対の固定片A1 を備えるものであるが、実施例2の固定具F2 は、一体構造の一つの固定片A2 を備えるものである。図9は、実施例2の固定具F2 を構成する固定片A2 がリップ溝型鋼S1 から離間した状態の斜視図であり、図10は、同じく断面図であり、図11は、配管材Pを固定した状態の断面図である。
実施例2の固定具F2 は、全体がU字状をした一つの固定片A2 と、当該固定片A2 をリップ溝型鋼S1 に保持させるための一つの固定片保持体B2 とで構成される。固定片A2 は、金属板をU字状にわん曲させたものであって、わん曲方向の一端部の幅方向の両端に形成された係止片41と、その他端部に形成された連結板部42とは、リップ溝型鋼S1 のリップ溝部3の幅W2 よりも広く形成されているが、残りの大部分である圧接部43は、全長に亘って同一幅であって、前記リップ溝部3の幅W2 よりも狭く形成されている。前記係止片41は、リップ溝型鋼S1 の第2リップ部1bの下端面に係止される部分であり、前記連結板部42は、リップ溝型鋼S1 の第1リップ部1aの上面に当接した状態で、第2リップ部1bの裏面側に配置されたナット板44とボルト62により連結される部分である。固定片A2 における係止片41の側の端部には、固定片保持体B2 の保持ロッド48を挿通させて、固定片A2 の離間状態の位置決めを行うための長孔45が幅方向の中央部にわん曲方向(長手方向)に形成されている。なお、連結板部42には、ボルト62の挿通孔42aが形成され、ナット板44には、雌ねじ孔44aが形成されている。
一方、固定片保持体B2 は、前記保持体単体31と同等の構成であって、保持体本体部46の下面に、リップ溝型鋼S1 の第2リップ部1bに係止される一対の係止脚部47が形成され、保持体本体部46の背面に保持ロッド48が突出状態で形成されたものである。このため、図10に示されているように、固定片A2 の左右一対の係止片41をリップ溝型鋼S1 の各第2リップ部1bに係止させた状態で、リップ溝型鋼S1 に取着された固定片保持体B2 の保持ロッド48を当該固定片A2 の長孔45に挿通させて、当該固定片A2 を解放させると、固定片A2 の係止片41の側の端部が、固定片保持体B2 の係止脚部47の背面側の傾動規制面49に当接すると共に、固定片A2 の長孔45に挿通された保持ロッド48は、当該長孔45の一方の形成端である傾動規制部45aに当接することにより、固定片A2 は、連結板部42の側の端部がリップ溝型鋼S1 から離間した状態で固定片保持体B2 に保持される。この状態では、図10に示されるように、固定片A2 の連結板部42の側の端部とリップ溝型鋼S1 との間に、固定片A2 を挿入配置可能な寸法L2 を有する挿入開口50が形成される。
そして、図10に示されるように、固定片A2 を離間状態で固定片保持体B2 に保持させておいて、当該固定片A2 の挿入開口50の部分に配管材Pを挿入配置し、この状態で、固定片A2 を一対の係止片41の部分を中心に回動させて、先端の連結板部42をリップ溝型鋼S1 の第1リップ部1aに当接させ、固定片A2 の連結板部42と、リップ溝型鋼S1 のリップ部1の背面側に配置されたナット板44とをボルト62で連結すると、固定片A2 により配管材Pがリップ溝型鋼S1 に固定される。
このように、実施例2の固定具F2 においても、固定片保持体B2 を介して固定片A2 を離間状態にしてリップ溝型鋼S1 に保持できて、配管材Pの固定時に固定片A2 を手で持って姿勢を維持する必要がないので、配管材Pの固定作業が容易となる。
次に、図12〜図14を参照して、実施例3の固定具F3 について説明する。図12は、固定具F3 を構成する固定片保持体B3 の斜視図であり、図13は、固定片保持体B3 によりリップ溝型鋼S3 に保持された一対の固定片A1 の離間状態の斜視図であり、図14は、固定片保持体B3 の部分の横断面図である。固定具F3 を構成する固定片保持体B3 は、一対の保持体本体部53が連結ロッド部52で連結されている構成が、実施例1の固定片保持体B1 と異なる。保持体本体部53は、実施例1の固定片保持体B1 の保持体単体31に対して係止脚部54の構成が異なるのみで、他の部分は同一であるので、保持体単体31に使用された符号と同一符号を付して説明を略す。即ち、固定片保持体B3 は、フランジ状のリップ部4のみを有するリップ溝型鋼S3 に対して取着されるので、保持体本体部53の裏面に取付けられる一対の係止脚部54は、断面L字状をした脚部本体部55の水平部の先端に内側であって、しかも斜上方に向けて、リップ溝型鋼S3 のリップ部4の裏面に弾接する弾性片部56が形成された構成である。当該弾性片部56と保持体本体部53の裏面との間で、リップ溝型鋼S3 のリップ部4が挟持されることにより、リップ溝型鋼S3 に固定片保持体B3 が取着される(図14参照)。また、係止脚部54における外側の端面は、傾斜して形成されて、固定片A1 におけるリップ溝型鋼S3 の内部に入り込んだ部分が当接して傾動姿勢を規制する傾動規制面57となっている。
実施例3の固定片保持体B3 は、リップ溝型鋼S3 の長手方向の一端部からスライド挿入させて、当該リップ溝型鋼S3 に取着され、一対の保持体本体部53の間隔を定められているので、リップ溝型鋼S3 に取着する際に、一対の保持体本体部53の間隔を定める必要はない。固定片保持体B3 をリップ溝型鋼S3 にスライド挿入させて取着する際には、各保持体本体部53に設けられたた保持部34にそれぞれ固定片A1 が保持された状態で行われる。一対の保持体本体部53にそれぞれ保持された各固定片A1 が離間した状態における当該固定片A1 の最大傾動角度は、実施例1と同様に、固定片A1 の傾動規制部10がリップ溝型鋼S3 のリップ部4の上面に当接すると共に、リップ溝型鋼S3 内に挿入された固定片A1 の端部が、係止脚部54の傾動規制面57に当接することにより行われる。
次に、図15〜図17を参照して、リップ溝型鋼S1 に係止された固定片A1 を回動しないように保持する別の固定片保持体B4 について説明する。図15は、固定片保持体B4 により固定片A1 がリップ溝型鋼S1 に保持された状態の斜視図であり、図16は、同様の横断面図であり、図17は、固定片保持体B4 の斜視図である。固定片保持体B4 は、前記固定片保持体B1 の短ロッド状の保持部34に替えて、固定片A1 の各係止溝11に挿通される一対の保持片37が保持体本体部32の背面側に延出された構成である。一対の保持片37の先端部(自由端部)には、内側に向けて直角に折り曲げられて、固定片A1 における係止溝11に臨む部分に当接可能な回動規制部38が設けられている。保持片37の延出長は、固定片A1 が最大に傾動した状態で、当該固定片A1 が回動規制部38に当接しない長さが必要である。
そして、リップ溝型鋼S1 の各リップ部1に各係止溝11が係止されて固定片A1 が、当該リップ溝型鋼S1 から外れるのは、前記固定片A1 が最大に傾動した安定姿勢において外力が作用することが原因である場合が多い。実施例4では、固定片A1 における各係止溝11が設けられて狭幅になっている部分が一対の回動規制部38により抱え込むようにして保持される。このため、リップ溝型鋼S1 に係止された固定片A1 は、回動しようとした場合には、一対の保持片37の自由端部の回動規制部38に引っ掛かって、回動が規制されるので、リップ溝型鋼S1 から固定片A1 が外れにくくなる。
また、本発明では、以下の発明特定事項を含む配線・配管材固定具も考えられる。
「リップ溝型鋼に配線・配管材を固定する固定具であって、
わん曲方向に沿った一端側に前記リップ溝型鋼内に挿入されてリップ部の裏面に係止する係止部が、その他端側に互いにボルトにより連結される連結部がそれぞれ設けられると共に、前記リップ部と連結部の間に配線・配管材の外面に圧接する圧接部が形成された一対一組の固定片と、
前記リップ溝型鋼の対向する各リップ部に取着される保持体本体部に、前記一対の固定片を保持する各保持部が設けられた固定片保持体と、から成り、
前記固定片の係止部は、係止部を対向するリップ部の間のリップ溝部に沿わせた状態で当該リップ溝型鋼に挿入可能であると共に、当該固定片を回動させることにより、前記係止部をリップ部の裏面に位置して当該リップ部に係止するように設けられ、
前記リップ溝型鋼に取着された前記固定片保持体は、前記各固定片の係止部を対向する各リップ部の裏側に配置した状態で、前記固定片がリップ溝部に対して回動しないように、
しかも各固定片の連結部が互いに離間して当該各連結部の間から配線・配管材を挿入して、各固定片の間に配置可能な離間状態と、各固定片をボルトにより締上げ連結して各圧接部が配線・配管材の外面を圧接するように各固定片が互いに近接した近接状態との間における前記一対の固定片の傾動を許容するように保持することを特徴とする配線・配管材固定具。」
また、実施例1の固定具F1 においては、固定片A1 の傾動規制部10と、保持体単体31の傾動規制面36との双方により当該固定片A1 の傾動を規制しているために、傾動規制位置が安定する利点がある。しかし、前記傾動規制部10又は傾動規制面36のいずれか一方と、固定片A1 の長孔17の連結板部12の側の形成端に保持体単体31の保持部34が当接する構成との組み合わせによっても、リップ溝型鋼S1 に対する固定片A1 の傾動位置を定めることが可能である。このような構成の場合、固定片A1 の係止溝11のわん曲方向に沿った両端部である前記傾動規制部10と第1リップ部1aの上面との間、又は当該係止溝11の内端面11aと第2リップ部1bの下端面との間には、所定の隙間が形成されて、前記傾動規制面36又は固定片A1 の長孔17の連結板部12の側の傾動規制部が存在しない場合には、規制された傾動角度を超えて、前記係止溝11のわん曲方向の両端部である前記傾動規制部10及び内端面11aがリップ溝型鋼S1 のリップ部1の上下面にそれぞれ当接するまで傾動可能である。
このため、実施例1においては、従来の固定片のように、固定片A1 の係止溝11のわん曲方向に沿った両端部(傾動規制部10及び内端面11a)がリップ溝型鋼のリップ部の上下面にそれぞれ当接した状態で、保持体単体31に設けられた保持部34により当該固定片A1 の回動を防止して、固定片A1 の係止溝11とリップ溝型鋼S1 のリップ部1との係止が解除されるのを防止するように構成することも可能である。
また、固定片保持体に設けられる保持部に関しては、保持体本体と一体の構成に限られず、ゴム等の弾性材で成形された別体の保持部を保持体本体に組み付けるように構成してもよい。
また、実施例1の固定具F1 においては、一対の固定片A1 の双方がリップ溝型鋼S1 に対して回動する構成であるが、一方のみがリップ溝型鋼S1 に対して回動して、他方は、リップ溝型鋼S1 に対して回動せずに固定配置されることにより、両固定片A1 の間に配線・配管材の挿入開口が形成される構成にすることも可能である。
なお、上記各実施例1〜4では、水平な配管面Kにリップ溝型鋼S1,S3 をボルト61により固定して、当該リップ溝型鋼S1,S3 に配管材Pを固定して配管する場合について説明した。しかし、リップ溝型鋼S1,S3 を建物の垂直な壁面に固定して、当該壁面に配管材Pを固定して配管する場合、或いはリップ溝型鋼S1,S3 を天井面から吊り下げて、当該リップ溝型鋼S1,S3 に配管材Pを固定して配管する場合もある。
1,A2 :固定片
1 〜B4 :固定片保持体
1 〜F3 :固定具
P:配管材(配線・配管材)
1,S3 :リップ溝型鋼
1,4:リップ部
3:リップ溝部
10,45a:傾動規制部
11:係止溝(係止部)
12,42:連結板部
13,43:圧接部
31:保持体単体
32,46,53:保持体本体部
33,47,54:係止脚部
34:保持部
36,49,57:傾動規制面
41:係止片(係止部)
45:係止片の長孔
48:保持ロッド(保持部)
52:連結ロッド部
55:脚部本体部
56:弾性片部

Claims (5)

  1. リップ溝型鋼に配線・配管材を固定する固定具であって、
    わん曲方向に沿った一端側に前記リップ溝型鋼内に挿入されてリップ部の裏面に係止する係止部が、その他端側に互いにボルトにより連結される連結部がそれぞれ設けられると共に、前記リップ部と連結部の間に配線・配管材の外面に圧接する圧接部が形成された一対一組の固定片と、
    前記リップ溝型鋼の対向する各リップ部に取着される保持体本体部に、前記一対の固定片を保持する各保持部が設けられた固定片保持体と、から成り、
    前記リップ溝型鋼に取着された前記固定片保持体は、前記各固定片の係止部を対向する各リップ部の裏側に配置した状態で、各固定片の連結部が互いに離間して当該各連結部の間から配線・配管材を挿入して、各固定片の間に配置可能な離間状態と、各固定片をボルトにより締上げ連結して各圧接部が配線・配管材の外面を圧接するように各固定片が互いに近接した近接状態との間において前記一対の固定片を傾動可能に保持し得ることを特徴とする配線・配管材固定具。
  2. リップ溝型鋼に配線・配管材を固定する固定具であって、
    わん曲方向に沿った一端側に前記リップ溝型鋼内に挿入されてリップ部の裏面に係止する係止部が、その他端側に前記リップ部の裏面に配置されたナット体にボルトにより取着される取着部がそれぞれ設けられると共に、前記リップ部と取着部の間に配線・配管材の外面に圧接する圧接部が形成されたU字状の固定片と、
    前記リップ溝型鋼の各リップ部に取着される保持体本体部に、前記一対の固定片を保持する各保持部が設けられた固定片保持体と、から成り、
    前記リップ溝型鋼に取着された前記固定片保持体は、前記固定片の係止部を対向する各リップ部の裏側に配置した状態で、当該固定片の他端側の取着部がリップ溝型鋼から離間して、当該取着部とリップ溝型鋼との間から前記圧接部の内側に形成される空間内に配線・配管材を挿入して配置可能な離間状態と、前記固定片の他端の取着部がリップ溝型鋼に当接して、当該取着部を対向するリップ部の裏面側に配置されたナット体に対してボルトにより取着することにより、固定片の圧接部の内側に配置された配線・配管材を当該圧接部により圧接可能な当接状態との間において前記固定片を傾動可能に保持し得ることを特徴とする配線・配管材固定具。
  3. 前記固定片保持体は、互いに分離した一対の保持体単体で構成され、各保持体単体にそれぞれ固定片が保持される構成であることを特徴とする請求項1に記載の配線・配管材固定具。
  4. 前記固定片には、わん曲方向に延びる長孔が形成され、当該長孔に前記保持部が挿通されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の配線・配管材固定具。
  5. 前記一対一組の固定片の一方の連結部にボルトが仮保持されていることを特徴とする請求項1に記載の配線・配管材固定具。
JP2009204260A 2009-09-04 2009-09-04 配線・配管材固定具 Active JP5415188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009204260A JP5415188B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 配線・配管材固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009204260A JP5415188B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 配線・配管材固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011052798A true JP2011052798A (ja) 2011-03-17
JP5415188B2 JP5415188B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=43942004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009204260A Active JP5415188B2 (ja) 2009-09-04 2009-09-04 配線・配管材固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5415188B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039517A (ja) * 2017-08-27 2019-03-14 未来工業株式会社 壁貫通箇所の配線・配管材固定構造、c型鋼固定部材、及び壁貫通箇所への配線・配管材の配設方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348085U (ja) * 1986-09-16 1988-04-01
JPH07127765A (ja) * 1993-11-01 1995-05-16 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 長尺体支持具
JPH07133885A (ja) * 1993-11-11 1995-05-23 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 長尺体支持具
JPH0835585A (ja) * 1994-07-27 1996-02-06 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 長尺体支持具
JP2001050427A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Koyama Denki:Kk 管体用留め具
JP2004176752A (ja) * 2002-11-25 2004-06-24 Yashima Denko Co Ltd 配管取り付け部材

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6348085U (ja) * 1986-09-16 1988-04-01
JPH07127765A (ja) * 1993-11-01 1995-05-16 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 長尺体支持具
JPH07133885A (ja) * 1993-11-11 1995-05-23 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 長尺体支持具
JPH0835585A (ja) * 1994-07-27 1996-02-06 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 長尺体支持具
JP2001050427A (ja) * 1999-08-05 2001-02-23 Koyama Denki:Kk 管体用留め具
JP2004176752A (ja) * 2002-11-25 2004-06-24 Yashima Denko Co Ltd 配管取り付け部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019039517A (ja) * 2017-08-27 2019-03-14 未来工業株式会社 壁貫通箇所の配線・配管材固定構造、c型鋼固定部材、及び壁貫通箇所への配線・配管材の配設方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5415188B2 (ja) 2014-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6572057B1 (en) Hanger system for conduits and channel members
CA2631960C (en) Clamp for circular objects
JPH04211706A (ja) 係止部材
JP2008298153A (ja) 配線・配管材固定具
US8464987B1 (en) Adjustable conduit clamp
JP5415188B2 (ja) 配線・配管材固定具
JP6097121B2 (ja) ブレース取付金具
JP2008101688A (ja) 形鋼用吊ボルト支持金具
JP2002354637A (ja) 配線・配管材の固定具
JP2010091011A (ja) 配設体支持具
JP5433119B2 (ja) 配設体支持具
JP4851490B2 (ja) 配設体の支持具
JP4676351B2 (ja) 配管類固定具
JP7325746B2 (ja) 配管固定具用支持材
JPH1026263A (ja) 設備用配管支持金具
JP2008190298A (ja) メタルフォームに用いる支保工の締付け金具
JP7266721B1 (ja) 固定金具
KR200290814Y1 (ko) 파이프 행거
US11441712B2 (en) Hose clamp
JP7307162B2 (ja) 配管支持具
US20190226608A1 (en) Conduit anchor clamp
JP2010156421A (ja) 配線・配管材支持具
JP2005273859A (ja) 長尺体支持具
JP2005188702A (ja) 配管用支持金具
JP2009270603A (ja) 流水部材の固定用具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5415188

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250