JPH0834731B2 - モザイク模様形成機 - Google Patents
モザイク模様形成機Info
- Publication number
- JPH0834731B2 JPH0834731B2 JP23936290A JP23936290A JPH0834731B2 JP H0834731 B2 JPH0834731 B2 JP H0834731B2 JP 23936290 A JP23936290 A JP 23936290A JP 23936290 A JP23936290 A JP 23936290A JP H0834731 B2 JPH0834731 B2 JP H0834731B2
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- column chamber
- ball
- mosaic pattern
- push button
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、球の色の配置によるモザイク模様を形成す
るためのモザイク模様形成機に関し、特に球の振り分け
を確実にして、且つ、連続球送り作動するようにしたモ
ザイク模様形成機に関する。
るためのモザイク模様形成機に関し、特に球の振り分け
を確実にして、且つ、連続球送り作動するようにしたモ
ザイク模様形成機に関する。
(従来の技術) モザイク模様形成機は、色の付いた球の配置によって
形成されるモザイク模様を愉しむのであり、またモザイ
ク模様が所定の色の配置に合うように、着色球を振り分
ける技量を競うゲームとして愉しむものである。
形成されるモザイク模様を愉しむのであり、またモザイ
ク模様が所定の色の配置に合うように、着色球を振り分
ける技量を競うゲームとして愉しむものである。
一般にモザイク模様形成機は、多数の同一径の球を1
列に並べて保持するための縦列室が多数隣接するように
盤面が区切られて構成されている。
列に並べて保持するための縦列室が多数隣接するように
盤面が区切られて構成されている。
その縦列室に連絡する連絡通路が縦列室上端に設けら
れ、縦列室に球を振り分けるためのゲートが上記連絡通
路の各縦列室の入口部に設けられている。そして、この
ゲートを開閉するために、盤面下部に各縦列室に対応し
て設けられた押しボタン機構が各ゲートに連結されてい
る。
れ、縦列室に球を振り分けるためのゲートが上記連絡通
路の各縦列室の入口部に設けられている。そして、この
ゲートを開閉するために、盤面下部に各縦列室に対応し
て設けられた押しボタン機構が各ゲートに連結されてい
る。
具体的には、モザイク模様の機械的形成装置(特開昭
61−176375号公報)が知られている。すなわち、上方ボ
ール溜と下方ボール溜とを有する盤面を、上方ボール溜
側を僅かに高く置き、上方ボール溜のボールを発射レバ
ーで1つずつ連絡通路に送り、押しボタン操作によって
所定の縦列室にボールを導く。
61−176375号公報)が知られている。すなわち、上方ボ
ール溜と下方ボール溜とを有する盤面を、上方ボール溜
側を僅かに高く置き、上方ボール溜のボールを発射レバ
ーで1つずつ連絡通路に送り、押しボタン操作によって
所定の縦列室にボールを導く。
上記連絡通路の底板には溝を設け、この溝内には、進
行するボールを押し上げて、通路脇に開口する縦列室に
導くようにした押し上げ体が待機して置かれる。
行するボールを押し上げて、通路脇に開口する縦列室に
導くようにした押し上げ体が待機して置かれる。
押しボタンが操作されると、この押しボタンが盤面下
方に設けられた揺動杆の一端を押し、その結果、この揺
動杆の他端が盤面下方から上記押し上げ体を連絡通路に
押し出し、ボールの進路を通路脇の開口部に切換えて、
この開口部に連なる縦列室にボールを導く。
方に設けられた揺動杆の一端を押し、その結果、この揺
動杆の他端が盤面下方から上記押し上げ体を連絡通路に
押し出し、ボールの進路を通路脇の開口部に切換えて、
この開口部に連なる縦列室にボールを導く。
所望でない色のボールは、連絡通路下流の排出路を通
って、下方ボール溜に導かれる。
って、下方ボール溜に導かれる。
こうして、上方ボール溜のボールが無くなると、盤面
を逆に傾けて下方ボール溜のボールを上方ボール溜に戻
して、モザイク模様の形成を断続する。
を逆に傾けて下方ボール溜のボールを上方ボール溜に戻
して、モザイク模様の形成を断続する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来のモザイク模様形成機は、球の速度
が小さいと押しボタンを操作した時に押し上げ体によっ
て球が押し返されるという不安定作動が起こることがあ
る。
が小さいと押しボタンを操作した時に押し上げ体によっ
て球が押し返されるという不安定作動が起こることがあ
る。
このため、押し返された球が連絡通路上で停留し、所
望の縦列室に入らないばかりか、次の球の進路の妨害と
なり、球が排出されるまでモザイク模様の形成を中断せ
ざるを得ず、さらに再操作が必要になる。
望の縦列室に入らないばかりか、次の球の進路の妨害と
なり、球が排出されるまでモザイク模様の形成を中断せ
ざるを得ず、さらに再操作が必要になる。
また、所望しない球または停留して排出された球が多
い場合は、モザイク模様が未完成のまま供給側の球が尽
きて球切れとなるので、操作を中断して盤面を逆に傾け
て下方ボール溜のボールを上方ボール溜に戻す必要があ
る。
い場合は、モザイク模様が未完成のまま供給側の球が尽
きて球切れとなるので、操作を中断して盤面を逆に傾け
て下方ボール溜のボールを上方ボール溜に戻す必要があ
る。
このような不安定作動や球切れは、時間を競って所定
のモザイク模様を形成させようとする場合の愉しみを削
ぐ原因となる。
のモザイク模様を形成させようとする場合の愉しみを削
ぐ原因となる。
上記不安定作動は、球がこの押し上げ体に乗り上げる
構成に起因するものであり、また、球切れは供給側から
球が送られる順序に関わり、避けようのないものであ
る。
構成に起因するものであり、また、球切れは供給側から
球が送られる順序に関わり、避けようのないものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、連絡通路から分岐する
縦列室との境に着色球の進路を制御するゲート体を備
え、このゲート体は本体部が縦列室の隔壁をなし、その
上部は連絡通路の上流側に屈曲して縦列室との境を塞ぐ
蓋をなし、下部は前記押しボタン機構に係合するととも
に、この縦列室の長手方向に沿って摺動可能に盤面に組
み込まれ、押しボタン機構が操作させるとゲート体の上
部が上記連絡通路内に突出することにより、連絡通路を
送られてきた着色球を押しボタン機構に対応した縦列室
に導くようにした。
縦列室との境に着色球の進路を制御するゲート体を備
え、このゲート体は本体部が縦列室の隔壁をなし、その
上部は連絡通路の上流側に屈曲して縦列室との境を塞ぐ
蓋をなし、下部は前記押しボタン機構に係合するととも
に、この縦列室の長手方向に沿って摺動可能に盤面に組
み込まれ、押しボタン機構が操作させるとゲート体の上
部が上記連絡通路内に突出することにより、連絡通路を
送られてきた着色球を押しボタン機構に対応した縦列室
に導くようにした。
さらに、前記球供給路には、縦列室に入らなかった着
色球を戻す球戻し通路を前記連絡通路から連通して備え
るとともに、着色球を一定の時間間隔で送り出す球移送
機構を備えるようにした。
色球を戻す球戻し通路を前記連絡通路から連通して備え
るとともに、着色球を一定の時間間隔で送り出す球移送
機構を備えるようにした。
(作用) 押しボタン機構が操作されると、これに係合する隔壁
の下部を介してゲート体が縦列室の長手方向に沿って摺
動し、ゲート体の上部が連絡通路内に突出し、隔壁とこ
の隔壁から連絡通路の上流側に屈曲する蓋とによって連
絡通路の上流側への開口が形成される。この時、着色球
が連絡通路を送られてくると、この開口に進入し、押し
ボタン機構に対応した縦列室に導かれる。
の下部を介してゲート体が縦列室の長手方向に沿って摺
動し、ゲート体の上部が連絡通路内に突出し、隔壁とこ
の隔壁から連絡通路の上流側に屈曲する蓋とによって連
絡通路の上流側への開口が形成される。この時、着色球
が連絡通路を送られてくると、この開口に進入し、押し
ボタン機構に対応した縦列室に導かれる。
縦列室に振分けられずに連絡通路を通過した着色球
は、連絡通路から球供給部に連通する球戻し通路を介し
て球供給路に戻されたうえ、球供給路に介設された球移
送機構によって一定の時間間隔で球供給路を送り出され
る。
は、連絡通路から球供給部に連通する球戻し通路を介し
て球供給路に戻されたうえ、球供給路に介設された球移
送機構によって一定の時間間隔で球供給路を送り出され
る。
(実施例) 本発明に係る実施例を添付図面に基づいて以下に説明
する。
する。
第1図は本発明に係るモザイク模様形成機の斜視図で
ある。モザイク模様形成機は、正面に窓状で内部が見え
るように透明板で覆われた盤面1が直立し、その下部に
嵌め込まれた多数の押しボタン機構2を備える。
ある。モザイク模様形成機は、正面に窓状で内部が見え
るように透明板で覆われた盤面1が直立し、その下部に
嵌め込まれた多数の押しボタン機構2を備える。
第2図は同形成機の盤面内部正面図、第3図は同形成
機の側面断面図である。
機の側面断面図である。
上記盤面1の内部には、多数の球を1列に並べて保持
するための縦列室3が多数隣接して区切られている。
するための縦列室3が多数隣接して区切られている。
この縦列室3の上端は各縦列室まで球を導くための連
絡通路4をなす。連絡通路4の両端は、盤面周辺部に配
置されている球供給路5と球戻し通路6とに連通して、
下流に向って僅かに下降する傾斜面をなす。
絡通路4をなす。連絡通路4の両端は、盤面周辺部に配
置されている球供給路5と球戻し通路6とに連通して、
下流に向って僅かに下降する傾斜面をなす。
この連絡通路4は、縦列室3との境に球の進路を制御
するゲート体7を備える。このゲート体7は、縦列室3
との境を塞ぐ蓋7aを成す。隣接し合う縦列室上端の蓋7a
によって上記連絡通路4が形成される。
するゲート体7を備える。このゲート体7は、縦列室3
との境を塞ぐ蓋7aを成す。隣接し合う縦列室上端の蓋7a
によって上記連絡通路4が形成される。
上記蓋7aの下流側端部は下方に屈曲延長して縦列室3
の隔壁7bを成し、かつ、この縦列室3の長手方向に沿っ
て摺動可能に盤面1に組み込まれる。
の隔壁7bを成し、かつ、この縦列室3の長手方向に沿っ
て摺動可能に盤面1に組み込まれる。
隔壁下部7cは、盤面送側の透明な基板9のガイド孔9a
を通して後方に屈曲して下方に延び、その下端が作動杆
8の一端8aに達する。また、隔壁下部7cの突起7dには下
方に作用する復帰ばね7eを備える。
を通して後方に屈曲して下方に延び、その下端が作動杆
8の一端8aに達する。また、隔壁下部7cの突起7dには下
方に作用する復帰ばね7eを備える。
作動杆8は、押しボタン機構2の一部をなし、その中
間部8bで揺動自在に支えられる。作動杆8の他端8cは押
しボタン2aに係合する。
間部8bで揺動自在に支えられる。作動杆8の他端8cは押
しボタン2aに係合する。
押しボタン2aは、抜け止め2bをそなえて上下動自在に
操作部の盤面を貫通し、押しボタン2aの中央の押し棒2c
下端に上記作動杆8が係合する。この作動杆8と押しボ
タン2a等によって押しボタン機構2が構成される。
操作部の盤面を貫通し、押しボタン2aの中央の押し棒2c
下端に上記作動杆8が係合する。この作動杆8と押しボ
タン2a等によって押しボタン機構2が構成される。
縦列室3の後方は透明な基板9で隔てられたカード室
3bをなし、目的のモザイク模様を印刷したカード3cを収
納する。このモザイク模様は盤面1の正面から透視され
る。カードは側面の図示せぬ開口から出し入れする。
3bをなし、目的のモザイク模様を印刷したカード3cを収
納する。このモザイク模様は盤面1の正面から透視され
る。カードは側面の図示せぬ開口から出し入れする。
電池箱10は下面に接して設けられ、蓋10aで塞がれ
る。
る。
第4図は球止め機構の分解斜視図である。球止め体11
は縦列室3に突出する突部11aを有する櫛形で、上記縦
列室3の下部に、その突部11aを基板9の後方から貫通
して進退可能に設けられる。この突部11aは縦列室3に
進出した時に縦列室3下部を遮って球を縦列室3に保持
する。
は縦列室3に突出する突部11aを有する櫛形で、上記縦
列室3の下部に、その突部11aを基板9の後方から貫通
して進退可能に設けられる。この突部11aは縦列室3に
進出した時に縦列室3下部を遮って球を縦列室3に保持
する。
解除杆12は本体側面に突出して進退自在に設けられ
る。先端に傾斜部12aを有し、この傾斜部12aの傾斜に対
向する傾斜面を備えた球止め体11の傾斜突部11cに係合
する。
る。先端に傾斜部12aを有し、この傾斜部12aの傾斜に対
向する傾斜面を備えた球止め体11の傾斜突部11cに係合
する。
解除杆12が押されると、その傾斜部12aが球止め体11
の傾斜突部11cを後方に押し、球止め体11は後退する。
その結果、球止め体11の突部11aによって縦列室3に保
持されていた球は全て、下方の球供給路5入口側の元溜
め部5aに落下する。
の傾斜突部11cを後方に押し、球止め体11は後退する。
その結果、球止め体11の突部11aによって縦列室3に保
持されていた球は全て、下方の球供給路5入口側の元溜
め部5aに落下する。
解除杆12が解放されると、前方に押し出すばね11bに
よって球止め体11と解除杆12が復帰される。
よって球止め体11と解除杆12が復帰される。
第5図は球移送機構の分解斜視図である。球移送機構
13は、元溜め部5aの底部に設けられた整列床14、これに
続く弾性床15、およびその上方で、球供給路5の入口側
端部に介設された送り車16と爪車17等で構成される。
13は、元溜め部5aの底部に設けられた整列床14、これに
続く弾性床15、およびその上方で、球供給路5の入口側
端部に介設された送り車16と爪車17等で構成される。
整列床14は、球を一つずつ保持するための突起14aを
表面に等間隔に有し、送り車16に向けて下降して前後動
可能に設けられる。整列床14の脇から延びる腕14bの先
の突起14cが爪車17の外周を分周する爪17aに係合され、
爪車17の回転と整列床後方に作用する戻しばね14dとに
よって、整列床14は往復動を行なう。
表面に等間隔に有し、送り車16に向けて下降して前後動
可能に設けられる。整列床14の脇から延びる腕14bの先
の突起14cが爪車17の外周を分周する爪17aに係合され、
爪車17の回転と整列床後方に作用する戻しばね14dとに
よって、整列床14は往復動を行なう。
弾性床15は整列床14の端部下方に接して設けられる。
整列床14寄りの揺動軸15aと他端下方のばね15bによって
支えられる。弾性床15は球の重量を越える力が加わった
場合に下降して、ばね15bの弾性で復帰する。
整列床14寄りの揺動軸15aと他端下方のばね15bによって
支えられる。弾性床15は球の重量を越える力が加わった
場合に下降して、ばね15bの弾性で復帰する。
送り車16は、外周の2等分位置に半円形の切欠き部16
aを有する円盤で、その切欠き部16aに抱え込まれた球が
通過するように、第2図の狭い通路部5aに基板9後方の
爪車17と同心に設けられる。
aを有する円盤で、その切欠き部16aに抱え込まれた球が
通過するように、第2図の狭い通路部5aに基板9後方の
爪車17と同心に設けられる。
狭い通路部5bの出口側には送り車16から球を分離する
ガイド5cが設けられ、このガイド5cはさらに、上方に立
ち上がる押し上げ部5dに至る。
ガイド5cが設けられ、このガイド5cはさらに、上方に立
ち上がる押し上げ部5dに至る。
送り車16の駆動力は、爪車17側面の噛み合い歯でなる
継手部17bとこれに対向する継手部16bとによる噛み合い
クラッチ機構を通して伝達される。
継手部17bとこれに対向する継手部16bとによる噛み合い
クラッチ機構を通して伝達される。
この噛み合いクラッチ機構は駆動力が過大になった場
合は、送り車16を爪車17の方向に押すばね16cが撓んで
上記継手部16bが滑り、駆動力を所定のトルクに押さえ
て球移送機構の球送りを滑らかにする。
合は、送り車16を爪車17の方向に押すばね16cが撓んで
上記継手部16bが滑り、駆動力を所定のトルクに押さえ
て球移送機構の球送りを滑らかにする。
第6図は駆動部及びスイッチ部の断面図である。モー
タ18は爪車17の後方に設けられ、モータ18の回転は、モ
ータ軸端の減速機構18aを介して減速したうえ、爪車17
の軸17cに伝達される。
タ18は爪車17の後方に設けられ、モータ18の回転は、モ
ータ軸端の減速機構18aを介して減速したうえ、爪車17
の軸17cに伝達される。
盤面下部には電源スイッチ21が設けられ、この電源ス
イッチ21は押し操作によって上記モータ18の電源開閉を
切換える。電源スイッチ21が入れられるとモータ18が回
転してその駆動力は減速機構18aから爪車17を回転さ
せ、さらに、継手部16bから送り車16に伝達される。
イッチ21は押し操作によって上記モータ18の電源開閉を
切換える。電源スイッチ21が入れられるとモータ18が回
転してその駆動力は減速機構18aから爪車17を回転さ
せ、さらに、継手部16bから送り車16に伝達される。
以上のごとき構成からなる本発明に係るモザイク模様
形成機の作用を説明する。
形成機の作用を説明する。
モザイク模様の形成に先立って、縦列室3後方のカー
ド室3bに所望のモザイク模様カード3cを挿入すると、透
明な基板9を通して正面にそのカードの模様が表示され
る。
ド室3bに所望のモザイク模様カード3cを挿入すると、透
明な基板9を通して正面にそのカードの模様が表示され
る。
また、縦列室3に球がある時は解除杆12を押して縦列
室3の球を排出する。解除杆12の操作により、球止め体
11の突部11aが後退し、縦列室3に保持されていた球
は、球供給路5の元溜め部5aに落下する。
室3の球を排出する。解除杆12の操作により、球止め体
11の突部11aが後退し、縦列室3に保持されていた球
は、球供給路5の元溜め部5aに落下する。
ここで、盤面1下部の電源スイッチ21が入れられる
と、爪車17と送り車16が第2図中右向きに回転される。
と、爪車17と送り車16が第2図中右向きに回転される。
爪車17は整列床14を往復動させ、元溜め部5aの球送り
車16の方向に押し込む。弾性床15上の球は弾性的に支え
られつつ送り車16の切欠き部16aに抱え込まれる。この
球は狭い通路部5bを通ってガイド5cで送り車16から分離
され、同様にして、元溜め部5aの球は順次押し上げ部5d
に送られる。
車16の方向に押し込む。弾性床15上の球は弾性的に支え
られつつ送り車16の切欠き部16aに抱え込まれる。この
球は狭い通路部5bを通ってガイド5cで送り車16から分離
され、同様にして、元溜め部5aの球は順次押し上げ部5d
に送られる。
第7図は押しボタン機構とゲート体との作動時の斜視
図である。
図である。
一つの押しボタン2aが押し下げられると、この押しボ
タン2aに係合する作動杆8の一端8cが共に押し下げられ
てその他端8aが上動する。
タン2aに係合する作動杆8の一端8cが共に押し下げられ
てその他端8aが上動する。
この上動に伴って縦列室3の隔壁7bが第3図の基板9
のガイド孔9aに沿って上行し、隔壁7b上端の蓋7aが連絡
通路4から上方に突出する。この時、縦列室3の上部は
連絡通路4に開口するとともに、開口の下流側に立上が
った隔壁7bは連絡通路4を遮断して球の進路を切り換え
る。
のガイド孔9aに沿って上行し、隔壁7b上端の蓋7aが連絡
通路4から上方に突出する。この時、縦列室3の上部は
連絡通路4に開口するとともに、開口の下流側に立上が
った隔壁7bは連絡通路4を遮断して球の進路を切り換え
る。
球供給部5の押し上げ部5dから連絡通路4に送られた
球は、開口された縦列室3に導かれ、球止め体11の突部
11aに係止されて縦列室3に保持される。
球は、開口された縦列室3に導かれ、球止め体11の突部
11aに係止されて縦列室3に保持される。
押しボタン2aから手を離すと、隔壁下部7cの復帰ばね
7eによって、押しボタン機構2とゲート体7とが元の位
置に復帰する。
7eによって、押しボタン機構2とゲート体7とが元の位
置に復帰する。
供給された球が所望でない色の場合は、押しボタン2d
aの操作をせずに球を通過させると、球戻し通路6から
元溜め部5aに戻されて、再び、球供給路5に送られる。
aの操作をせずに球を通過させると、球戻し通路6から
元溜め部5aに戻されて、再び、球供給路5に送られる。
このように、本発明に係るモザイク模様形成機の球移
送機構は、球供給路の元溜め部から一つずつ押し上げ部
に送ることにより、一定の時間間隔で球が連絡通路に供
給される。
送機構は、球供給路の元溜め部から一つずつ押し上げ部
に送ることにより、一定の時間間隔で球が連絡通路に供
給される。
また、押しボタン機構の操作でゲート体が球の進路を
切り換えることにより、球は連絡通路から確実に縦列室
に振り分けられる。
切り換えることにより、球は連絡通路から確実に縦列室
に振り分けられる。
そして、連絡通路を通過した球は、球戻し通路から球
供給路に戻されることにより、球切れによる中断無しに
連続して球が供給される。
供給路に戻されることにより、球切れによる中断無しに
連続して球が供給される。
(発明の効果) 以上に説明したごとく、本発明に係るモザイク模様形
成機は、縦列室への球の振り分けがゲート体によって安
定して作動するので、途中で球が停溜して興を削がれる
こと無くモザイク模様の形成を愉しむことができる。
成機は、縦列室への球の振り分けがゲート体によって安
定して作動するので、途中で球が停溜して興を削がれる
こと無くモザイク模様の形成を愉しむことができる。
また、球送りの煩わしさおよび球切れによる中断がな
いので、遊技者はモザイク模様の形成に専念できる。そ
して、押しボタン操作のみによってモザイク模様が形成
されるので、幼児や老人も愉しむことができると同時
に、視覚判断とそれに基づく手操作との総合能力が高め
られ、幼児の能力開発効果や、老人の能力活性化の効果
を有する。
いので、遊技者はモザイク模様の形成に専念できる。そ
して、押しボタン操作のみによってモザイク模様が形成
されるので、幼児や老人も愉しむことができると同時
に、視覚判断とそれに基づく手操作との総合能力が高め
られ、幼児の能力開発効果や、老人の能力活性化の効果
を有する。
第1図は本発明に係るモザイク模様形成機の斜視図、 第2図は同形成機の盤面内部正面図、 第3図は同形成機の側面断面図、 第4図は球止め機構の分解斜視図、 第5図は球移送機構の分解斜視図、 第6図は駆動部及びスイッチ部の断面図、 第7図は押しボタン機構とゲート体との作動時の斜視図
である。 1……盤面、2……押しボタン機構 3……縦列室、4……連絡通路 5……球供給路、6……球戻し通路 7……ゲート体、7a……蓋 7b……隔壁、13……球移送機構
である。 1……盤面、2……押しボタン機構 3……縦列室、4……連絡通路 5……球供給路、6……球戻し通路 7……ゲート体、7a……蓋 7b……隔壁、13……球移送機構
Claims (2)
- 【請求項1】縦1列に着色球を保持する縦列室を複数個
盤面に並設し、この縦列室に連絡する連絡通路を押しボ
タン機構の操作で開閉して、球の流れの上流側となる球
供給路から一つずつ供給される前記着色球を各縦列室に
選択的に振り分けることで、着色球の色の配置でなるモ
ザイク模様を形成するようにしたモザイク模様形成機に
おいて、 前記連絡通路は、この連絡通路から分岐する縦列室との
境に着色球の進路を制御するゲート体を備え、このゲー
ト体は本体部が縦列室の隔壁をなし、その上部は連絡通
路の上流側に屈曲して縦列室との境を塞ぐ蓋をなし、下
部は前記押しボタン機構に係合するとともに、この縦列
室の長手方向に沿って摺動可能に盤面に組み込まれ、押
しボタン機構が操作されるとゲート体の上部が上記連絡
通路内に突出することにより、連絡通路を送られてきた
着色球を押しボタン機構に対応した縦列室に導くことを
特徴とするモザイク模様形成機。 - 【請求項2】前記球供給路には、縦列室に入らなかった
着色球を戻す球戻し通路を前記連絡通路から連通して備
えるとともに、着色球を一定の時間間隔で送り出す球移
送機構を備えたことを特徴とする請求項1記載のモザイ
ク模様形成機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23936290A JPH0834731B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | モザイク模様形成機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23936290A JPH0834731B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | モザイク模様形成機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04117976A JPH04117976A (ja) | 1992-04-17 |
JPH0834731B2 true JPH0834731B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=17043633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23936290A Expired - Fee Related JPH0834731B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | モザイク模様形成機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0834731B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998025592A1 (fr) | 1996-12-11 | 1998-06-18 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Preparation transdermique contenant un antagoniste des recepteurs de la serotonine |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP23936290A patent/JPH0834731B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998025592A1 (fr) | 1996-12-11 | 1998-06-18 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Preparation transdermique contenant un antagoniste des recepteurs de la serotonine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04117976A (ja) | 1992-04-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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