JPH0834516B2 - 着信規制方式 - Google Patents

着信規制方式

Info

Publication number
JPH0834516B2
JPH0834516B2 JP62086764A JP8676487A JPH0834516B2 JP H0834516 B2 JPH0834516 B2 JP H0834516B2 JP 62086764 A JP62086764 A JP 62086764A JP 8676487 A JP8676487 A JP 8676487A JP H0834516 B2 JPH0834516 B2 JP H0834516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subscriber
incoming call
line
information
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62086764A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63253754A (ja
Inventor
和正 真鍋
篤 牛渡
雅庸 深山
秀男 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP62086764A priority Critical patent/JPH0834516B2/ja
Publication of JPS63253754A publication Critical patent/JPS63253754A/ja
Publication of JPH0834516B2 publication Critical patent/JPH0834516B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は着信規制方式、より具体的には自動交換機に
収容された加入者回線の空き時間帯を利用した情報伝送
サービスにおける着信規制方式に関する。
(従来の技術) 従来、このような情報伝送サービスに用いられた制御
方式としては特開昭48−37004に記載されたものがあっ
た。
空き時間帯を利用した情報伝送サービスを提供する交
換機側(局側)には放送設備、切替装置、整合用トラン
ス等が設備され、また情報伝送サービスに加入している
加入者側には情報伝送サービス用の端末装置を必要とす
る。
情報伝送サービスに加入している加入者が回線未使用
時に音楽等の放送を聴取する場合には、情報伝送サービ
ス用の端末装置の中の受信装置を操作して端末装置を回
線に接続する。端末装置が回線に接続されると、切替装
置を介して局側の放送設備に接続された回線から音楽等
の放送が伝送され、端末装置でこれを聴取することが出
来る。
また、加入者が局側の放送設備から音楽等を聴取して
いる時に第三者より加入者電話機に対し着信があると、
局側の切替装置が交換機側のライン状態を検出し、直ち
に放送設備を回線から切り離す。これにより音楽等の受
信が中断され、通常の着信動作に切替えられて交換機よ
り加入者電話機へ呼出信号が送出される。
さらに、加入者が局側の放送設備から音楽等を聴取し
ている時に発信のため電話機の送受器を持ち上げると、
回線のループ閉成を切替装置が検出し、直ちに放送設備
を回線から切り離す。そこで音楽等の受信が中断され、
このため加入者は情報伝送サービス中での意識すること
なく通常の発信動作をすればよい。
(発明が解決しようとする問題点) この従来の方式では、加入者が情報伝送サービスを聴
取している時に第三者より加入者端末に対し着信がある
と、強制的に情報伝送サービスが中断され、第三者から
の着信処理が行われる。このため、加入者は第三者から
の着信の度に情報伝送サービスが中断され、たとえば重
要度の高いサービスを落ち着いて聴取することができな
かった。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、加入者
が情報伝送サービスを聴取している際に第三者からの着
信を規制するか許可するかを任意に選択することが可能
な着信規制方式を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解決するために、自動交換機
の加入者回線側に接続され、加入者回線の空塞を検出す
る検出手段と、加入者回線に情報を送出する情報送出手
段と、検出手段が加入者回線の空きを検出したときは、
情報送出手段に情報の送出を行なわせる制御手段と、加
入者回線に接続され、加入者回線から情報を受信する受
信手段を有する端末とを含む情報伝送システムにおける
着信規制方式において、端末は、加入者回線に接続され
端末への着信を拒否する着信規制要求を加入者回線に送
出する信号送出手段を有し、制御手段は、加入者回線か
ら着信規制要求を受けると、交換機から端末への着信を
規制することを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、加入者回線が空きのときは加入者端
末側に設置された端末側装置と、交換機側に設置された
交換機側装置とが加入者回線を介して接続される。端末
側装置より着信規制信号が送出されると交換機側装置に
てこの信号を記憶する。交換機側装置にてこの信号が記
憶されている場合、加入者端末に対する第三者からの着
信が交換機からあると、交換機側装置にて応答し第三者
に対し音声ガイダンスを送出する。これによって交換機
側装置から加入者側装置へ情報伝送サービスを行なって
いる際に発生した第三者からの着信が規制される。
また端末側装置より着信規制解除信号が送出される
と、交換機側装置にて着信規制信号の記憶を解除する。
以後第三者より加入者端末に着信があると、交換機側装
置および端末側装置は加入者回線から切り離され、交換
機から加入者端末に対し呼出信号が送出される。
(実施例) 次に添付図面を参照して本発明による着信規制方式の
実施例を詳細に説明する。
第1図を参照すると、本発明による着信規制方式を適
用した情報伝送サービスの実施例が示されている。加入
者側には通常一般家庭等で使用されている電話機TEL、
および情報伝送サービスの受信および起動等に用いる加
入者側装置Tが設置されている。また局側には電話交換
機EX、情報伝送サービスを提供する局内側装置TR、音源
装置TKYが設置されている。電話機TELはA線、B線より
構成される加入者回線Lを介し電話交換機EXに収容され
ている。また、加入者側装置Tおよび局内側装置TRはた
がいに対向するよう加入者回線Lに接続されている。
加入者側装置Tは信号送出回路SND、検出回路VDETT、
増幅器AMP、電鍵KEY、リレーSWT、スピーカSPより構成
されている。リレーSWTはメーク接点swtを有する。
信号送出回路SNDはリレー接点swtを介し加入者回線L
と接続され、また電鍵KEYが信号送出回路SNDに直接接続
されている。電鍵KEYは着信規制指示または空利用サー
ビス等のチャンネル切替指示用の電鍵である。信号送出
回路SNDは複数の多周波交流信号を発生し、電鍵KEYによ
り指示された多周波交流信号を加入者回線Lに送出する
信号送出回路である。
検出回路VDETTは加入者回線Lと接続され、また正の
電源Vに接続されたリレーSWTとも接続されている。検
出回路VDETTは加入者回線Lの電圧状態を検出する検出
回路である。検出回路VDETTは本実施例では、加入者回
線Lが電話機TELにより未使用の時には回線LのA線に
−48V、B線に地気を検出してリレーSWT動作させ接点sw
tをメークする。また、加入者回線Lが電話機TELの発着
信による使用時には検出回路VDETTはループ閉成、A線
に地気、B線に−48Vを検出してリレーSWTを復旧させ、
接点swtをブレークする。なお通常状態では、リレーSWT
は検出回路VDETTにより常時動作状態にある。
増幅器AMPはリレー接点swtを介して加入者回線Lと接
続され、またスピーカSPとも接続されている。増幅器AM
Pは局内側装置TRより加入者回線Lを介し受信した情報
伝送サービスの音声信号をスピーカSPにより駆動可能な
まで増幅する増幅器である。またスピーカSPにより加入
者は情報伝送サービスが聴取可能となる。
局内側装置TRは検出回路VDET、受信回路REC、インタ
ーフェイス回路LINF、検出回路BTREC、増幅器AMP−A、
増幅器AMP−B、切替回路SEL、制御回路CNT、リレーS
W、コンデンサC1、C2より構成されている。リレーSWは
切替接点sw1およびsw2を有する。
検出回路VDETは信号線100を介し電話交換機EXのライ
ンに接続され、また信号線102を介しリレー接点sw1のメ
ーク側に接続され、さらに信号線110を介し制御回路CNT
と接続されている。検出回路VDETは加入者回線Lの電圧
状態を検出する検出回路であり、本実施例では、加入者
側装置Tの検出回路VDETTと同様に、ループ閉成、A線
およびB線の−48V、地気を検出する。たとえば、信号
線100を介し電話交換機EXよりラインへの着呼を検出
し、電話機TELの通話終了を検出し、また信号線102を介
しリレー接点sw1のメーク時に電話機TELからの発呼を検
出する。そして検出回路VDETにより検出された加入者回
線Lの電圧状態は、信号線110を介し制御回路CNTに通知
される。
インターフェイス回路LINFは信号線104を介しリレー
接点sw2のメーク側に接続され、また信号線112を介し制
御回路CNTと接続されており、さらに信号線106を介し検
出回路BTRECと接続されている。インターフェイス回路L
INFは、制御回路CNTの制御により第三者からの着信呼に
対する応答、および電話交換機EXのラインを保持する回
路保持を行なう交換機とのインターフェイス回路であ
る。またインターフェイス回路LINFはコンデンサC2を介
し増幅器AMP−Bに接続されていおり、増幅器AMP−Bか
ら受信した音声を信号線104を介し電話交換機EXに送出
する。
増幅器AMP−Bは信号線116を介し音源装置TKYと接続
されている。増幅器AMP−Bは音源装置TKYよりたとえば
加入者が使用中である旨の音声信号を受信し、受信した
音声信号を電話機TELへ発呼した第三者が聴取可能なま
で増幅する増幅器である。ところで検出回路BTRECは、
自動交換機EXより送出される話中音をインターフェイス
回路LINFを介し受信して検出する話中音検出回路であ
る。検出回路BTRECにより話中音が検出されると、話中
音を検出した旨の信号はインターフェイス回路LINFを介
し信号線112により制御回路CNTに送出される。
受信回路RECは信号線108を介しリレー接点sw1のメー
ク側に接続されており、また信号線114を介し制御回路C
NTとも接続され、さらにコンデンサC1を介し増幅器AMP
−Aとも接続されている。受信回路RECは加入者側装置
Tの信号送出回路SNDから送出された多周波信号を受信
する受信回路である。受信回路RECで受信された信号は
信号線114を介し制御回路CNTに送出される。
増幅器AMP−Aは複数の信号線120を介し切替回路SEL
と接続されている。増幅器AMP−Aは切替回路SELより受
信した音声信号を増幅する増幅器であり、増幅された信
号はリレー接点sw1のメーク時に加入者回線Lに送出さ
れる。切替回路SELは制御線118を介し制御回路CNTに接
続され、また複数の信号線122を介し音源装置TKYと接続
されている。切替回路SELは制御回路CNTの制御により音
源装置TKYより受信する複数の信号の中から1つの信号
を選択し、選択した信号を増幅器AMP−Aに送出する情
報選択切替回路である。
制御回路CNTはリレーSWと接続され、リレーSWは正の
電源VCCに接続されている。制御回路CNTは局内側装置TR
の全体の制御を行う制御回路である。また制御回路CNT
は検出回路VDETより受けた信号に従いリレーSWを制御す
る。なお通常状態では、リレーSWを常時動作させてお
く。さらに、受信回路RECで受信した信号の識別、およ
びその信号が着信規制信号の場合にはその信号の蓄積す
なわち着信規制状態の記憶を行う。
音源装置TKYは情報伝送サービスにおける各種のサー
ビス情報および第三者に対しての着信規制時の音声ガイ
ダンスを送出する装置である。
動作を説明する。加入者が電話機TELより発信すると
加入者回線Lのループ閉成は加入者回線L−信号線150
−検出回路VDETTのルートにより加入者側装置Tの検出
回路VDETTにより検出される。そして、検出回路VDETTに
よりリレーSWTを復旧させ、これによりその接点swtは復
旧する。
また局内側装置TRは加入者回線L−接点sw1−信号線1
02−検出回路VDETのルートにより検出回路VDETで加入者
回路Lの発信動作によるループの閉成を検出し、検出信
号は信号線110を介し制御回路CNTに送出される。制御回
路CNTは信号線110を介して電話機TELが発信動作をした
旨を識別し、リレーSWを復旧させる。リレーSWの復旧に
より接点sw1およびsw2が復旧し、加入者回線Lより局内
側装置TRは分離される。
第三者より電話機TELに着信する場合には、電話交換
機EX−信号線100−検出回路VDETのルートにより局内側
装置TRの検出回路VDETにより電話交換機EXのラインの電
圧の変化が検出される。すなわち検出回路VDETはライン
のA線が−48Vから地気に、またB線が地気から−48Vに
変化したことを検出し、電話機TELの発信動作と同様信
号線110を介し制御回路CNTに検出信号を送出する。制御
回路CNTは信号線110を介して第三者からの着信を識別
し、リレーSWを復旧させる。これにより接点sw1およびs
w2が復旧し、電話交換機EXからのラインが加入者回線L
へ延長されるとともに、局内側装置TRが加入者回線Lか
ら分離される。
また加入者側装置Tでは、加入者回線L−信号線150
−検出回路VDETTのルートで検出回路VDETTにより加入者
回線Lの電圧の変化が検出される。検出回路VDETTは着
信による加入者回線Lの電圧の変化を検出すると、電話
機TELの発信と同様信号線110を介しリレーSWTを復旧さ
せ、これにより接点swtが復旧する。リレーSWTおよびリ
レーSWは加入者と第三者が通話を行っている間不動作で
ある。
次に、加入者からの発信による通話が終了すると、加
入者回線Lのループが開放される。ループ開放は加入者
回線L−信号線150−検出回路VDETTのルートにより加入
者側装置Tの検出回路VDETTで検出されると、検出回路V
DETTはリレーSWTを動作し、これによって接点swtがメー
クする。また、加入者回線L−信号線100−検出回路VDE
Tのルートで局内側装置TRの検出回路VDETにより加入者
回線Lの通話終了時のループ開放が検出される。検出回
路VDETはループ開放を検出すると、その検出信号は信号
線110を介し制御回路CNTに送出される。制御回路CNTは
信号線110を介し通話終了を判断すると、リレーSWを動
作させ、これにより接点sw1およびsw2が図示の接続状態
と反対の状態となる。
さらに、第三者からの着信による通話が終了すると、
電話交換機EXの加入者回線Lの電圧状態が周知の電圧状
態、すなわち加入者回線LのA線は−48V、B線は地気
となる。加入者回線L−信号線150−検出回路VDETTのル
ートで加入者側装置Tの検出回路VDETTにより通話終了
時の加入者回線Lの電圧状態が検出されると、発信時の
通話終了と同様に検出回路VDETTはリレーSWTを動作し、
これによって接点swtがメークする。
また電話交換機EX加入者回線L−信号線100−検出回
路VDETのルートで局内側装置TRの検出回路VDETによりラ
インの通話終了時の電圧状態を検出し、その検出信号は
信号線110を介し制御回路CNTに送出される。制御回路CN
Tは信号線110を介し通話終了を判断すると、発信時の通
話終了と同様にリレーSWを動作させ、これにより接点sw
1およびsw2が図示の状態と反対の状態となる。このよう
に加入者側装置Tの接点swtのメーク、および局内側装
置TRの接点sw1、sw2の切換えにより加入者回線Lの空時
間帯を利用した情報伝送サービスが開始される。より詳
細には、局内側装置TRは加入者回線Lに対し、音源装置
TKYからの情報を音源装置TKY−信号線122−選択切替回
路SEL−信号線120−増幅器AMP−A−コンデンサC1−情
報受信回路REC−信号線108−接点sw1−加入者回線Lの
ルートで送出する。
次に、たとえば加入者にとって情報伝送サービスの内
容が重要な場合に、加入者が第三者からの着信を拒否す
る着信規制指示を行う動作を、第2図の着信規制フロー
図を用いて説明する。まず加入者が加入者側装置Tの電
鍵KEYを操作すると信号送出回路SNDが起動され、信号送
出回路SNDは加入者回線Lから信号送出起動信号を一定
時間局内側装置TRに送出する(200)。信号送出起動信
号が一定時間送出された後、指定された電鍵情報すなわ
ち着信規制指示が多周波信号により信号送出回路SNDか
ら一定時間送出される(202)。
一方、局内側装置TRはこのとき、加入者回線Lに音源
装置TKYから情報を送出中である。この時に先程述べた
信号送出起動信号が加入者側装置L−接点sw1−信号線1
08−受信回路RECのルートで受信回路RECにより受信され
ると、受信回路RECはその信号を受信した旨を信号線114
を介し制御回路CNTに通報する。制御回路CNTは受信回路
RECで受信した信号が信号送出起動信号であることを識
別すると、加入者側装置Tより次に送出される多周波信
号の受信の妨げにならないよう切替回路SELを復旧しサ
ービスを一旦停止する。受信回路RECは信号送出起動信
号と同様のルートにより多周波信号を受信する。制御回
路CNTは受信回路RECで受信した多周波信号が着信規制指
示であることを識別し、これを記憶する。制御回路CNT
は記憶が完了すると、選択切替回路SELを動作状態とし
サービスの再開を行う。
さらに加入者が現在聴取しているサービスではなく別
の重要なサービスを聴取する場合には、加入者側装置T
の電鍵KEYを操作する。これに応動して信号送出回路SND
はサービス切替要求信号を送出する。サービス切替要求
信号は加入者回線L−接点sw1−信号線108−受信回路RE
Cのルートで受信回路RECに受信され(204)、受信回路R
ECより信号線114を介して制御回路CNTに通知される。制
御回路CNTは受信回路RECで受信した信号がサービス切替
要求信号であることを識別すると、信号線118を介して
選択切替回路SELを制御し指示された情報が音源装置TKY
から増幅器AMP−Aへ出力されるよう切替回路SELを切り
替える。これにより指示された情報は音源装置TKY−信
号線122−選択切替回路SEL−信号線120−増幅器AMP−A
−コンデンサC1−受信回路REC−信号線108−接点sw1−
加入者回線Lのルートで送出され、加入者回線Lを介し
加入者側装置Tに送出される(206)。加入者は音源装
置TKYより送出された情報を加入者回線L−信号線150−
接点swt(メーク)−増幅器AMP−スピーカSPのルートに
より聴取する。
ところで加入者が自分の指示した情報を聴取している
ときに電話交換機EXから第三者よりの着信があると(21
0)、たとえば電話交換機EXからのラインのA線とB線
の極性が反対になりA線が地気、B線が−48Vとなる。
このライン状態の変化は、電話交換機EX−加入者回線L
−信号線100−検出回路VDETのルートで検出回路VDETに
より検出される。検出回路VDETは着信検出を信号線110
を介し制御回路CNTに通知する。
制御回路CNTは検出回路VDETから着信を識別すると、
加入者側装置Tより着信規制指示を記憶しているかどう
かを確認する。この例の場合着信規制指示を記憶してい
るため、制御回路CNTはインターフェイス回路LINFを制
御し、着信呼に対し応答する(212)。さらに制御回路C
NTはインターフェイス回路LINFを制御し、音源装置TKY
−信号線116−増幅器AMP−B−コンデンサC2−インター
フェイス回路LINF−信号線104−接点sw2−電話交換機EX
−加入者回線Lのルートにより第三者に対し現在被呼者
が使用中である旨など、呼の放棄を促す音声ガイダンス
を送出させる(214)。
第三者が音声ガイダンスを聴取し、被呼者が使用中で
あることを知ると送受器をオンフックし呼を放棄する。
電話交換機EXは第三者のオンフックを検出すると、ライ
ンに対し話中音を送出する。話中音は電話交換機EX−接
点sw2−信号線104−インターフェイス回路LINF−信号線
106−検出回路BTRECのルートで検出回路BTRECにより受
信される。検出回路BTRECにより話中音が検出される
と、信号線106−インターフェイス回路LINF−信号線112
のルートで制御回路CNTにその旨通知される。制御回路C
NTは検出回路BTRECにより話中音が検出されたことを知
ると、交換機インターフェイス回路LINFに対し音声ガイ
ダンスの復旧を指示する。
次に、加入者が着信規制解除を行う場合には、加入者
側装置Tの電鍵KEYを操作することにより信号送出回路S
NDより着信規制解除の信号が送出される。着信規制解除
の信号は信号送出回路SND−接点swt(メーク)−加入者
回線L−接点sw1−信号線108−受信回路RECのルートで
受信され、受信回路RECより信号線114を介し制御回路CN
Tにその旨通知される(208)。
制御回路CNTは受信回路RECより受信した信号を着信規
制解除の信号と識別し、着信規制情報の記憶を解除す
る。この状態で先程と同様に第三者より着信があると、
電話交換機EX−信号線100−検出回路VDETのルートで検
出回路VDETによりこれを検出し、検出回路VDETは着信検
出を信号線110を介し制御回路CNTに通知する。制御回路
CNTは検出回路VDETより第三者からの着信であることを
識別すると、着信規制情報が記憶されていないことを認
識しリレーSWを復旧させる。
リレーSWが復旧することにより接点sw1および接点sw2
が図示の接続状態をとり、加入者側装置Tと電話交換機
EXが加入者回線Lを介し接続される。加入者回線L−信
号線150−検出回路VDETTのルートにより加入者側装置T
の検出回路VDETTは加入者回線Lの電圧の変化を検出
し、リレーSWTを復旧させ、接点swtが復旧する。
接点swtの復旧により電話機TELと電話交換機EXが加入
者回線Lを介し接続され、電話交換機EXより電話機TEL
に呼出信号が送出される。加入者は呼出信号による図示
されていない電話機TELに内蔵された、たとえばベルの
鳴動により第三者からの着信を認識し、オフフックする
ことにより第三者に対して応答し(222)、以後通話が
行われる(224)。
第3図には従来の情報伝送サービスの一例が示されて
いる。同図に示されているように電話交換機EXと電話機
TELが加入者回線Lを介し接続されており、加入者側に
は端末装置T2が、また局側には切替装置TR2が加入者回
線Lに接続されている。また切替装置TR2には整合用ト
ランスTFを介し放送設備BC0が接続されている。
従来例の動作を簡単に説明する。加入者回線Lが空き
の状態であるとき、加入者が情報伝送サービスにより音
楽を聴取したい場合は端末装置T2の受信装置を操作し、
端末装置T2を加入者回線Lに接続する。これにより放送
設備BC0−整合トランスTF−切替装置TR2−加入者回線L
−端末装置T2のルートで接続され、加入者は音楽放送を
聴取することができる。
ところで加入者が音楽放送を聴取している時に第三者
より着信があると、加入者回線Lの電圧の変化が切替装
置TR2により検出される。切替装置TR2は電圧の変化を検
出すると、直ちに音楽放送を中断し、通常の着信動作に
切替えるため、電話機TELに通常の着信動作と同様呼出
信号が送出される。
また、加入者が情報伝送サービスにより音楽を聴取し
ているときに電話機TELより発信した場合には、電話機T
ELのオフフックを切替装置TR2が検出し、放送設備BC0と
の接続経路を切断する。これにより電話機TELと電話交
換機EXが接続され、通常の発信動作が行われる。
この従来例と比較するとより明らかなように、本発明
の実施例によれば、たとえば加入者回線Lを介して行わ
れる情報伝送サービスが重要な場合には、加入者が任意
に第三者からの着信を拒否できる。このため加入者は第
三者からの着信に邪魔されることなく情報伝送サービス
を聴取することが可能となる。また、情報伝送サービス
を提供する側でも重要度の高いサービスを提供可能とな
る。
(発明の効果) このように本発明によれば、加入者が所望に応じて端
末側装置より交換機側装置に対し着信規制の指示および
その解除を行なうことが可能となる。これにより加入者
は、情報伝送サービスを受信中に発生した第三者からの
着信に対し、応答するか否かを選択可能となる。たとえ
ば情報伝送サービスの内容が加入者にとって重要な場合
にはサービスが中断されることなく享受でき、加入者に
対し充実したサービスを提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による着信規制方式を適用した情報伝送
方式の実施例を示す構成図、 第2図は、第1図の実施例における着信規制フローの例
を示すフロー図、 第3図は、従来の情報伝送方式の構成図である。 主要部分の符号の説明 BTREC……検出回路 CNT……制御回路 KEY……電鍵 LINF……インターフェイス回路 REC……受信回路 SEL……切替回路 SND……信号送出回路 SW……リレー SWT……リレー VDET……検出回路 VDETT……検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深山 雅庸 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 飯田 秀男 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−37004(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動交換機に収容された加入者回線の空き
    時間を利用して加入者へ所望の情報を伝送する情報伝送
    システムにおける着信規制方式であって、 前記情報伝送システムは、前記自動交換機の加入者回線
    側に接続されて該回線が空いている場合に情報を送出す
    る交換機側装置と、通常の発着呼端末とともに回線に接
    続されて、前記交換機側装置からの情報を受信する加入
    者側装置とを含み、 前記交換機側装置は、前記加入者回線の空塞を検出する
    検出手段と、該加入者回線に情報を送出する情報送出手
    段と、前記検出手段が前記加入者回線の空きを検出して
    いるときに前記情報送出手段に前記情報の送出を行なわ
    せる制御手段とを有し、 前記加入者側装置は、前記加入者回線に接続され、前記
    交換機側装置から前記加入者回線を介して送られた情報
    を受信する受信手段と、情報の伝送中に発生した前記発
    着呼端末への着信の規制を前記交換機側装置に要求する
    着信規制要求を該加入者回線に送出する信号送出手段と
    を有し、 前記交換機側装置の制御手段は、前記加入者側装置の信
    号送出手段から前記加入者回線を介して前記着信規制要
    求を受けると、情報伝送中の前記交換機からの前記発着
    呼端末への着信を規制しつつ、前記加入者側装置への情
    報の伝送を継続させることを特徴とする着信規制方式。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の着信規制方式
    において、前記制御手段は、前記着信規制要求を記憶
    し、該着信規制要求が解除されるまで、前記加入者側装
    置へ情報を送出している際に前記発着呼端末への着信を
    検出すると、該着信の発呼者へ前記情報送出手段から音
    声ガイダンスを送出させることを特徴とする着信規制方
    式。
JP62086764A 1987-04-10 1987-04-10 着信規制方式 Expired - Fee Related JPH0834516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62086764A JPH0834516B2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 着信規制方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62086764A JPH0834516B2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 着信規制方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63253754A JPS63253754A (ja) 1988-10-20
JPH0834516B2 true JPH0834516B2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=13895812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62086764A Expired - Fee Related JPH0834516B2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 着信規制方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0834516B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004172784A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Sanyo Electric Co Ltd コンテンツ再生装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211846B2 (ja) * 1971-09-13 1977-04-02
JPS5945750A (ja) * 1982-09-09 1984-03-14 Nec Corp 着信規制サ−ビス方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63253754A (ja) 1988-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100528057B1 (ko) 입중계호에 응답하기 위한 방법 및 가입자 전화 시스템의 기지 장치
JPS6348043A (ja) デ−タ通信装置
US5317624A (en) Cordless automatic answering telephone set
JPS63158955A (ja) 通信保留制御方式
JPH0834516B2 (ja) 着信規制方式
JPH0126580B2 (ja)
JPH05292205A (ja) 電話交換機による留守番電話サービス方法及び留守番機能付き電話交換機
JP2786173B2 (ja) 留守番電話制御システム
JPS5977750A (ja) 着信アナウンス付電話転送装置
JP2651694B2 (ja) 自動電話回線切替装置
JPH082068B2 (ja) 自動応答機能付コールウエイテイング装置
JP3749085B2 (ja) 電話装置
JPS60259059A (ja) フアクシミリ装置
JP2993387B2 (ja) 留守番電話装置
JPS60248058A (ja) デ−タ通信方式
JPH066847A (ja) 着信制御方式
JPH0846694A (ja) 呼び戻し識別方法及び装置
JPS63176051A (ja) 無線電話装置
JPH06113018A (ja) 通話終了後の再呼出方式
JPS61289754A (ja) 電話転送装置
JPS60107996A (ja) 保留中の保留者への音声呼出方式
KR19990001597A (ko) 교환기 시스템의 부재중 자동 방송 방법
JPS62242451A (ja) 被呼者確認電話端末装置
JPH0828783B2 (ja) 電話機付ファクシミリ装置
JPH0723099A (ja) 留守番電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees