JPH0834300A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

Info

Publication number
JPH0834300A
JPH0834300A JP6170839A JP17083994A JPH0834300A JP H0834300 A JPH0834300 A JP H0834300A JP 6170839 A JP6170839 A JP 6170839A JP 17083994 A JP17083994 A JP 17083994A JP H0834300 A JPH0834300 A JP H0834300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication line
serial communication
display device
display
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6170839A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Toyoda
稔 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6170839A priority Critical patent/JPH0834300A/ja
Publication of JPH0834300A publication Critical patent/JPH0834300A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イグニッションスイッチの信号線をなくし
て、必要最小限の配線の数を削減する表示装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 シリアル通信ライン24が一定時間継続して
グランドレベルとなったときは走行データを退避させて
メモリの所定のエリアに格納して表示を中止するととも
に、スリープモードに移行し、前記シリアル通信ライン
がローレベルからハイレベルに変化したときは当該退避
した走行データを読出して表示させて前記スリープモー
ドを解除するCPU32を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン制御情報を利
用してドライバーに走行車速、燃費、エンジン状態など
の有益な情報を提供する車両用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこのような車両用表示装置(以
下、単に「表示装置」という)は、「トリップコンピュ
ータ」、「ドライブプロセッサ」などの名称で商品化さ
れ、広く知られている。図6は、従来の表示装置を適用
したシステムの構成図である。図6において、1は表示
装置、2はエンジン制御ユニット(以下、「ECU」と
いう)、3はエンジントランスミッションである。図に
示すように、表示装置1は、燃料情報や馬力情報を表示
するために、ECU2の入出力ラインの内、タイミング
パルス入力、車速パルス入力、吸気負圧入力、燃料パル
ス出力などを分岐し、表示装置に取り込んでいる。それ
以外にも、イグニッション入力、バッテリ電源入力など
の信号の配線やグランドの配線が設けられている。
【0003】ところが、かかる従来の表示装置は広く普
及するには至っていない。その理由は、配線が煩雑であ
ることや線材の引き回しに問題があるからである。特
に、完成した車両に後から取り付けることになるいわゆ
るディーラーオプション商品や、一般市販商品には、こ
の問題が大きな壁となり全くといっていいほど普及して
いない。
【0004】一方最近では、車両の検査を目的としたデ
ータリンク用の通信ラインを車両に標準装備するケース
が増えてきている。この通信ラインは、多くの場合、半
二重のシリアル信号を伝送するシリアル通信ラインが使
用されている。このようなシリアル通信ラインにより、
上記信号の内、タイミングパルス入力、車速パルス入
力、吸気負圧入力、燃料パルス出力などの情報を伝送す
ることが可能である。したがってこのシリアル通信ライ
ンを利用して、複数の信号を1本の信号線で伝送するこ
とができるので、信号線を大幅に削減することができ
る。
【0005】図7はかかる構想のシステムの構成図であ
る。図7において、11は表示装置、12はECUであ
り、表示装置11とECU12との間は、1本のシリア
ル通信ラインである診断器用のECUデータリンク通信
ライン14で接続されている。かかる構想により配線の
煩雑さや信号線の引き回しの問題は解決する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構想の実現のため
には、表示装置では積算データを保持するために内部の
メモリをバックアップする必要がある。そのため、常に
電圧を供給するバッテリ電源入力が必要である。一方、
イグニションスイッチがオフの状態、すなわちエンジン
がかっていない状態では、バッテリの保護ため表示を消
して消費電流(スタンバイ電流という)を最小限に押さ
える必要があるので、イグニッションスイッチ情報も不
可欠である。すなわち、表示装置として動作するために
は、最小限の信号線として、ECUとの通信ライン、バ
ッテリ電源線、イグニッションスイッチの信号線、グラ
ンドラインの4つの信号線を必要とする。 本発明で
は、このうちのイグニッションスイッチの信号線をなく
して、必要最小限の配線の数を削減する表示装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、シリアル通信ラインが一定時間継続してグ
ランドレベルとなったときは走行データを退避させてメ
モリの所定のエリアに格納して表示を中止するととも
に、スリープモードに移行し、前記シリアル通信ライン
がローレベルからハイレベルに変化したときは当該退避
した走行データを読出して表示させて前記スリープモー
ドを解除することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、イグニッションスイッチの信
号線をなくして、必要最小限の配線の数を削減すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施例の表示装置を適用
したシステムの構成図である。図1において、21は表
示装置、22はECU、24はシリアル通信ライン(E
CUデータリンク通信ライン)、3はエンジントランス
ミッションである。表示装置21にはバッテリ電圧を供
給する電源ライン、およびグランドラインが接続されて
いる。
【0011】図2は、表示装置21の内部のブロック図
である。図2において、31はECU22との間で調歩
同期式のシリアル信号を送受信するシリアルインタフェ
ースである。調歩同期式の場合、信号ラインは1本であ
り、信号の開始および終了はそれぞれスタートビットお
よびストップビットによって識別される。特に、スター
トビットは重要であり、スタートビットを特定するため
に、情報の伝達されていないノンアクティブ状態は、必
ずハイレベル又はローレベルに特定されている。そして
その反対の論理がスタートビットとなっている。通常、
ノンアクティブ状態はハイレベルであり、スタートビッ
トはローレベルである。
【0012】32は表示装置21の制御を司るCPU、
33はCPU32からのデータを受けて液晶表示器(L
CD)を駆動するLCDドライバ、34は燃料情報や馬
力情報すなわち走行データを表示するLCDである。な
お、CPU32は、操作部(図示せず)からキー入力を
受けるとともに、LCD34のバックライト照明のため
のLEDを点灯する駆動信号のデータを出力する。
【0013】図3は、ECU22の内部のブロック図で
ある。図3において、35は吸気負圧、水温等のエンジ
ン制御に係るアナログ信号の情報をセンサ(図示せず)
から受けて、これをディジタル信号に変換するA/Dコ
ンバータである。36はECU22の制御を司るCP
U、37はとの間で調歩同期式のシリアル信号を送受信
するシリアルインタフェース、38はCPU36の指令
に応じて図示せぬインジェクショタ(燃料噴射器)に時
間情報を含む制御信号を与えるタイマである。
【0014】図4は、シリアルインタフェースの回路例
である。図4の表示装置側のCPU32およびECU側
のCPU36は、それぞれシリアル通信機能を具備して
おり、受信端子RXおよび送信端子TXにインタフェー
ス回路が接続されている。このインタフェース回路は以
下の構成となっている。ただし、表示装置側のCPU3
2は信号の立上りエッジを入力する割込み端子INT0
を有している。
【0015】表示装置側において、39は受信データを
受けるアンプ、40は送信データを増幅するアンプであ
る。アンプ39の反転入力端子およびアンプ40の非反
転入力端子は、2つの10kΩの抵抗で電源電圧Vcc
を1/2に分圧した電圧が印加されている。41はアン
プ40から与えられる送信データをさらに増幅してシリ
アル通信ライン24に送信するトランジスタであり、送
信データがアクティブ状態のときはトランジスタ41が
オンとなる。42は100kΩの抵抗でシリアル通信ラ
イン24のプルダウン抵抗である。
【0016】ECU側において、43は受信データを受
けるアンプ、44は送信データを増幅するアンプであ
る。アンプ43の反転入力端子およびアンプ44の非反
転入力端子は、2つの10kΩの抵抗で電源電圧Vcc
を1/2に分圧した電圧が印加されている。45はアン
プ44から与えられる送信データをさらに増幅してシリ
アル通信ライン24に送信するトランジスタであり、送
信データがアクティブ状態のときはトランジスタ45が
オンとなる。46は10kΩの抵抗でシリアル通信ライ
ン24のプルアップ抵抗である。
【0017】図4の構成で明らかなように、表示装置側
又はECU側からの送信データがノンアクティブ状態の
とき、すなわちCPU32又は36が待機状態のとき
は、トランジスタ41および45がオフであるので、プ
ルアップ抵抗46およびプルダウン抵抗42により、シ
リアル通信ライン24はローレベルとなっている。一
方、表示装置側又はECU側からの送信データがアクテ
ィブ状態のときは、トランジスタ41又は45がオンと
なるので、シリアル通信ライン24はローレベルとな
る。また、イグニッションスイッチがオフでECU22
に電源が通電していない場合も、トランジスタ45がオ
フとなっているので、シリアル通信ライン24はローレ
ベルとなる。
【0018】イグニッションスイッチがオフの状態で
は、プルアップ抵抗46に電源が供給されないため、ト
ランジスタ45のコレクタすなわち出力信号は不定とな
りそうであるが、実際はイグニッションスイッチがオフ
の場合にはイグニッション電源はグランドレベルになる
ので、シリアル通信ライン24はローレベルとなる。も
っとも、図4に示す回路の場合には、高抵抗値のプルダ
ウン抵抗42があるので、イグニッションスイッチがオ
フの状態では、確実にローレベルとなる。したがって、
イグニッションスイッチがオンでしかもCPU32が待
機状態のときのみシリアル通信ライン24はハイレベル
となる。
【0019】すなわち、CPU32の割込み端子INT
0において、ローレベルが続いている状態はイグニッシ
ョンスイッチがオフであり、定期的にレベルが反転して
いる状態は通信アクティブ状態である。通信アクティブ
状態はスタートビットがハイレベルである。よって、や
り取りするデータがオール0又はオール1であっても、
必ず1データ中にハイレベルとローレベルとが存在す
る。したがってこの状態は通信アクティブと特定するこ
とができる。この他シリアル通信ライン24が断線して
いる場合があるが、プルダウン抵抗42によりイグニッ
ションスイッチがオフ状態として扱うことができる。
【0020】次に、図1ないし図4に示す実施例の構成
の動作について説明する。図5は、表示装置21のCP
U32によって実行される動作のフロー図である。図5
において、このフローがスタートすると(ステップS
1)、まず初期設定を行い(ステップS2)、LCD3
4に走行データの表示を行う(ステップS3)。次に、
シリアル信号があるかどうかを判別し(ステップS
4)、シリアル信号がある場合にはその信号に係る情報
を表示する(ステップS3)。一方、シリアル信号がな
い場合にはその状態が一定時間継続しているかどうかを
判別する(ステップS5)。一定時間継続していない場
合にはステップS3に移行して、ステップS5までの各
処理を実行し、シリアル信号がない状態が一定時間継続
している場合には、走行データを退避させ(ステップS
6)、ローレベルからハイレベルへの立上りエッジの割
込み信号を受け付けるINT0割込許可の処理を行い
(ステップS7)、スリープ処理命令を実行する(ステ
ップS8)。スリープ状態においては、LED表示、L
CDバックライト、LCDドライバの電源をオフとし、
保持すべき消費燃料、走行距離等の走行データを所定の
エリアに格納し、ストップ命令を実行しスリープモード
に入る。
【0021】その後、シリアル通信ライン24がローレ
ベルからハイレベルに変化したときにはINT0割込処
理を行い(ステップS9)、保持していた走行データを
ワークエリアに戻して復帰させ(ステップS10)、ス
リープモードを解除する。
【0022】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、本発明
によれば、ドライブコンピュータ等のような、診断器用
のデータリンク通信ラインを用いた表示装置において、
従来必ず必要であったイグニッションスイッチの信号線
を廃止することにより、信号線を削減し、取付けを簡単
にすることが可能である。
【0023】また、本発明を応用すれば、クラッシュコ
ンピュータ等の、同じく診断器用のデータリンク通信ラ
インを用いた装置においても接続信号線を削減すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の表示装置を適用したシステム
の構成図
【図2】表示装置21の内部のブロック図
【図3】ECU22の内部のブロック図
【図4】シリアルインタフェースの回路図
【図5】表示装置21のCPU32によって実行される
動作のフロー図
【図6】従来の表示装置を適用したシステムの構成図
【図7】複数の信号を1本の信号線で伝送する構想のシ
ステムの構成図
【符号の説明】
3 エンジントランスミッション 21 表示装置 22 エンジンコントローラ(ECU) 24 シリアル通信ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/00 510 A 9377−5H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン制御ユニットとのシリアル通信
    によりエンジン制御情報を入手する車両用表示装置であ
    って、 シリアル通信ラインが一定時間継続してグランドレベル
    となったときは走行データを退避させてメモリの所定の
    エリアに格納して表示を中止するとともに、スリープモ
    ードに移行し、 前記シリアル通信ラインがローレベルからハイレベルに
    変化したときは当該退避した走行データを読出して表示
    させて前記スリープモードを解除することを特徴とする
    車両用表示装置。
JP6170839A 1994-07-22 1994-07-22 車両用表示装置 Pending JPH0834300A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6170839A JPH0834300A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 車両用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6170839A JPH0834300A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 車両用表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0834300A true JPH0834300A (ja) 1996-02-06

Family

ID=15912292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6170839A Pending JPH0834300A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 車両用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0834300A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10362283B4 (de) 2002-08-08 2018-05-30 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Herstellungsverfahren für einen Film auf Ag-Legierungsbasis und Sputtertarget

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10362283B4 (de) 2002-08-08 2018-05-30 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Herstellungsverfahren für einen Film auf Ag-Legierungsbasis und Sputtertarget

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5550232B2 (ja) 計算装置と、シリアル多線バスを介して相互に接続された周辺構成素子とを有する制御装置
EP0660241A2 (en) Diagnostic interface circuit
KR100370641B1 (ko) 전력 보존 동작 모드를 지원하는 방법 및 장치
US4817040A (en) Vehicle condition monitoring system
JP3170711B2 (ja) ワイヤバスで回路網にされた所要定常電流の少ない制御装置から成るシステム
JPH0510201A (ja) 車輌の制御方法
CA2198501A1 (en) Malfunction diagnosis system and method for on-vehicle electronic control units
CN101286067A (zh) 车载式汽车故障诊断仪
US20050198418A1 (en) Multilayer system and clock control method
US6025655A (en) Control system, particularly for a motor vehicle
WO2000002134A3 (en) Improved inter-device serial bus protocol
US20030158991A1 (en) Transceiver circuitry for sending and detecting OOB signals on serial ATA buses
JPH0834300A (ja) 車両用表示装置
US5918066A (en) Method and device for displaying configuration information of a computer through a speaker output port of the computer
JP3250323B2 (ja) 車両用診断システム
JPS5841246A (ja) 車両情報記憶装置
JP3752009B2 (ja) 車両用電子制御装置
JP2583486B2 (ja) 車載電子装置の診断表示方式
JP3003181B2 (ja) 通信装置
JP2816312B2 (ja) 故障診断装置
JPH09172470A (ja) 電子制御装置
JPH0558233A (ja) 多重伝送装置
JPH1127297A (ja) 集約配線システム
JP2525406B2 (ja) 電子表示装置
JP2865569B2 (ja) 車載用音響装置