JPH0834222A - 車両用空調制御方法 - Google Patents
車両用空調制御方法Info
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- JPH0834222A JPH0834222A JP6172461A JP17246194A JPH0834222A JP H0834222 A JPH0834222 A JP H0834222A JP 6172461 A JP6172461 A JP 6172461A JP 17246194 A JP17246194 A JP 17246194A JP H0834222 A JPH0834222 A JP H0834222A
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- temperature
- vehicle
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00735—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00978—Control systems or circuits characterised by failure of detection or safety means; Diagnostic methods
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特定の検出センサが故障しても、故障前の通
常自動制御に近い制御をスムースに継続することができ
る車両用空調制御方法を提供する。 【構成】 複数の検出センサの1つが故障した場合に、
各種環境因子の熱収支演算モデルから故障した検出セン
サに対応する環境因子の大きさを推定演算する。推定値
にローパスフィルタ処理の補正項を加算して高精度の推
定値を求める。この推定された高精度の値と、正常な検
出センサの出力値とに基づいて空調機器の制御を継続す
れば、検出センサの出力から推定値に交替する間も、故
障前の空調制御とほぼ同様の制御状態が得られる。
常自動制御に近い制御をスムースに継続することができ
る車両用空調制御方法を提供する。 【構成】 複数の検出センサの1つが故障した場合に、
各種環境因子の熱収支演算モデルから故障した検出セン
サに対応する環境因子の大きさを推定演算する。推定値
にローパスフィルタ処理の補正項を加算して高精度の推
定値を求める。この推定された高精度の値と、正常な検
出センサの出力値とに基づいて空調機器の制御を継続す
れば、検出センサの出力から推定値に交替する間も、故
障前の空調制御とほぼ同様の制御状態が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗用車等の車両に利
用され、車室内を空調制御するにあたり、特定の検出セ
ンサを用いなくても他の正常な検出センサからの出力を
利用して空調制御を継続することができる空調制御方法
に関する。
用され、車室内を空調制御するにあたり、特定の検出セ
ンサを用いなくても他の正常な検出センサからの出力を
利用して空調制御を継続することができる空調制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】車室内空調の自動制御にあっては、車室
内温度検出センサからの出力信号、外気温度検出センサ
からの出力信号、空調装置の吹出温度検出センサからの
検出信号、日射熱量を検出する直照射センサからの出力
信号、車体温度検出センサからの出力信号等、各種環境
因子を検出する検出センサからの出力信号が空調機器を
制御する上で重要な情報となる。ある検出センサが故障
した場合には、各種環境因子の熱収支演算モデルから、
故障した検出センサに対応する環境因子の大きさを推定
演算する。
内温度検出センサからの出力信号、外気温度検出センサ
からの出力信号、空調装置の吹出温度検出センサからの
検出信号、日射熱量を検出する直照射センサからの出力
信号、車体温度検出センサからの出力信号等、各種環境
因子を検出する検出センサからの出力信号が空調機器を
制御する上で重要な情報となる。ある検出センサが故障
した場合には、各種環境因子の熱収支演算モデルから、
故障した検出センサに対応する環境因子の大きさを推定
演算する。
【0003】この推定された値と、残った正常な検出セ
ンサの出力値とに基づいて空調機器の制御を継続すれ
ば、故障した検出センサを修理するまでの間も、故障前
の空調制御とほぼ同様の制御状態が得られる。このよう
な先行例には特開平5−116522号と特開平5−5
0836号がある。しかしながら従来の特開平5−50
836号では、車体温度を推定できるが、外気温度を推
定できないという欠点があった。
ンサの出力値とに基づいて空調機器の制御を継続すれ
ば、故障した検出センサを修理するまでの間も、故障前
の空調制御とほぼ同様の制御状態が得られる。このよう
な先行例には特開平5−116522号と特開平5−5
0836号がある。しかしながら従来の特開平5−50
836号では、車体温度を推定できるが、外気温度を推
定できないという欠点があった。
【0004】又、特開平5−116522号では、予め
設定した目標室温と車室内温度検出センサから得た室温
度との偏差を、時間について積分して外気温度の補正値
としている。この補正値は推定された外気温度に加算す
ることによって推定外気温度をより正確な外気温度に近
づけようとしている。この方法でも正しい外気温度に収
束する論理的な保障がなかった。
設定した目標室温と車室内温度検出センサから得た室温
度との偏差を、時間について積分して外気温度の補正値
としている。この補正値は推定された外気温度に加算す
ることによって推定外気温度をより正確な外気温度に近
づけようとしている。この方法でも正しい外気温度に収
束する論理的な保障がなかった。
【0005】しかしながら、推定できる検出センサの種
類には限りがあり、故障のために推定された、検出セン
サからの出力値は高精度の推定値でないため、空調装置
が通常制御からかけ離れた制御が行われてしまう虞れが
あり、乗員は不快な車室内環境を強いられる可能性があ
った。
類には限りがあり、故障のために推定された、検出セン
サからの出力値は高精度の推定値でないため、空調装置
が通常制御からかけ離れた制御が行われてしまう虞れが
あり、乗員は不快な車室内環境を強いられる可能性があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明にお
いては、環境因子を検出するセンサ(外気センサ・日射
センサ)を用いることなく、1つ又は両方の環境因子を
推定する。外気センサや日射センサ無しでも高精度の推
定値を算出して快適な制御状態を継続することができる
車両用空調制御方法を提供することを課題としている。
いては、環境因子を検出するセンサ(外気センサ・日射
センサ)を用いることなく、1つ又は両方の環境因子を
推定する。外気センサや日射センサ無しでも高精度の推
定値を算出して快適な制御状態を継続することができる
車両用空調制御方法を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明の要
旨とするところは、空調装置から車室内に供給される熱
量に関する検出値又は推定値、及び空調装置以外のもの
で車室内の熱量に影響を与える各種環境因子に関する検
出値又は推定値を入力とし、各検出値又は推定値をパラ
メータとする熱収支演算モデルを用いて車室内の温度を
推定するコントロールユニットと車室内の温度を検出す
る検出センサとを備え、演算モデルの推定値と前記検出
センサからの検出値の偏差に、所定のゲインを乗じてフ
ィードバックすることにより、オブザーバを構成する車
両用空調制御方法において、前記フィードバック量に基
づいた補正項を作り、パラメータとして用いた各検出値
又は推定値に対してそれぞれ修正を行うことを特徴とす
る。
旨とするところは、空調装置から車室内に供給される熱
量に関する検出値又は推定値、及び空調装置以外のもの
で車室内の熱量に影響を与える各種環境因子に関する検
出値又は推定値を入力とし、各検出値又は推定値をパラ
メータとする熱収支演算モデルを用いて車室内の温度を
推定するコントロールユニットと車室内の温度を検出す
る検出センサとを備え、演算モデルの推定値と前記検出
センサからの検出値の偏差に、所定のゲインを乗じてフ
ィードバックすることにより、オブザーバを構成する車
両用空調制御方法において、前記フィードバック量に基
づいた補正項を作り、パラメータとして用いた各検出値
又は推定値に対してそれぞれ修正を行うことを特徴とす
る。
【0008】ここで、入力として用いない環境因子は外
気温度であり、外気温度は、車室内温度変化に寄与する
環境因子の熱収支演算式と車体温度変化に寄与する環境
因子の熱収支演算式とに基づく熱収支演算モデルから推
定演算されることを特徴とする。
気温度であり、外気温度は、車室内温度変化に寄与する
環境因子の熱収支演算式と車体温度変化に寄与する環境
因子の熱収支演算式とに基づく熱収支演算モデルから推
定演算されることを特徴とする。
【0009】又、推定された外気温度をローパスフィル
タを通して推定値として得ることを特徴とする。
タを通して推定値として得ることを特徴とする。
【0010】又、入力として用いない環境因子は日射量
であり、日射量は、車室内温度変化に寄与する環境因子
の熱収支演算式と車体温度変化に寄与する環境因子の熱
収支演算式とに基づく熱収支演算モデルから推定演算さ
れることを特徴とする。
であり、日射量は、車室内温度変化に寄与する環境因子
の熱収支演算式と車体温度変化に寄与する環境因子の熱
収支演算式とに基づく熱収支演算モデルから推定演算さ
れることを特徴とする。
【0011】又、前記推定値が日射量であり、前記補正
項が、車室内の温度を検出する車室温度検出センサの出
力値と車室温度の推定値との差をパラメータとすること
を特徴とする。
項が、車室内の温度を検出する車室温度検出センサの出
力値と車室温度の推定値との差をパラメータとすること
を特徴とする。
【0012】又、前記日射量の補正項は、前記車室内の
温度の変化の初期の段階で前記入力として用いている検
出センサで検出した出力値をパラメータとすることを特
徴とする。
温度の変化の初期の段階で前記入力として用いている検
出センサで検出した出力値をパラメータとすることを特
徴とする。
【0013】又、前記推定値が外気温度であり、前記補
正項が、前記車室内の温度を検出する入力として用いて
いる車室温度検出センサの出力値と、車室温度の推定値
との差をパラメータとすることを特徴とする。
正項が、前記車室内の温度を検出する入力として用いて
いる車室温度検出センサの出力値と、車室温度の推定値
との差をパラメータとすることを特徴とする。
【0014】又、前記推定値が外気温度であり、前記補
正項が、前記車室内の温度の変化の初期の段階で前記入
力として用いている検出センサで検出した出力値からな
る日射量と、前記初期の段階で前記車室温度の入力とし
て用いている検出センサで検出した出力値と、前記車室
温度の推定値との差と、後の段階で前記車室温度の入力
として用いている検出センサで検出した出力値と、前記
車室温度の推定値との差をパラメータとして得られるこ
とを特徴とする。
正項が、前記車室内の温度の変化の初期の段階で前記入
力として用いている検出センサで検出した出力値からな
る日射量と、前記初期の段階で前記車室温度の入力とし
て用いている検出センサで検出した出力値と、前記車室
温度の推定値との差と、後の段階で前記車室温度の入力
として用いている検出センサで検出した出力値と、前記
車室温度の推定値との差をパラメータとして得られるこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】したがって、外気温度や日射量の検出センサを
入力として用いないようにした場合には、熱収支演算モ
デルに基づいて、入力として用いない検出センサに対応
する環境因子の大きさが推定され、この推定された値
と、入力として用いている検出センサの出力値とに基づ
いて空調機器の制御が継続される。安定した推定値が得
られるので、スムースな空調制御が実現できる。推定さ
れる環境因子の大きさが高精度となるので、どの検出セ
ンサを入力として用いないようにしても体感に合ったス
ムースな空調制御が実現できる。従って必要充分以外の
検出センサを省略しても空調機器が高度な精度で運転可
能となる。
入力として用いないようにした場合には、熱収支演算モ
デルに基づいて、入力として用いない検出センサに対応
する環境因子の大きさが推定され、この推定された値
と、入力として用いている検出センサの出力値とに基づ
いて空調機器の制御が継続される。安定した推定値が得
られるので、スムースな空調制御が実現できる。推定さ
れる環境因子の大きさが高精度となるので、どの検出セ
ンサを入力として用いないようにしても体感に合ったス
ムースな空調制御が実現できる。従って必要充分以外の
検出センサを省略しても空調機器が高度な精度で運転可
能となる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の第1の発明を図1〜図5に
より説明する。
より説明する。
【0017】図1において、車両用空調制御方法の本実
施例の構成は、空調ダクト1の最上流側にインテーク切
換装置2が設けられ、このインテーク切換装置2は、内
気入口3と外気入口4とが分かれた部分に内外気切換ド
ア5が配置され、この内外気切換ドア5をアクチュエー
タ6により操作して空調ダクト1内に導入する空気を内
気と外気とに選択し、所望の吸入モードが得られるよう
になっている。
施例の構成は、空調ダクト1の最上流側にインテーク切
換装置2が設けられ、このインテーク切換装置2は、内
気入口3と外気入口4とが分かれた部分に内外気切換ド
ア5が配置され、この内外気切換ドア5をアクチュエー
タ6により操作して空調ダクト1内に導入する空気を内
気と外気とに選択し、所望の吸入モードが得られるよう
になっている。
【0018】送風機7は、空調ダクト1内に空気を吸込
んで下流側に送風するもので、この送風機7の後方には
エバポレータ8とヒータコア9とが設けられている。エ
バポレータ8は、コンプレッサ10、コンデンサ11、
リキッドタンク12、エクスパンションバルブ13と共
に順次配管結合されて冷房サイクルを構成しており、コ
ンプレッサ10は、エンジン14からの動力が電磁クラ
ッチ15を介して伝達され、この電磁クラッチ15をO
N/OFFすることで稼働、停止するようになってい
る。また、コンプレッサ10は、冷媒の吐出容量が容量
可変装置24により外部制御されるようになっている。
んで下流側に送風するもので、この送風機7の後方には
エバポレータ8とヒータコア9とが設けられている。エ
バポレータ8は、コンプレッサ10、コンデンサ11、
リキッドタンク12、エクスパンションバルブ13と共
に順次配管結合されて冷房サイクルを構成しており、コ
ンプレッサ10は、エンジン14からの動力が電磁クラ
ッチ15を介して伝達され、この電磁クラッチ15をO
N/OFFすることで稼働、停止するようになってい
る。また、コンプレッサ10は、冷媒の吐出容量が容量
可変装置24により外部制御されるようになっている。
【0019】ヒータコア9の前方には、エアミクスドア
16が設けられており、このエアミクスドア16の開度
をアクチュエータ17により調節することで、ヒータコ
ア9を通過する空気と、ヒータコア9をバイパスする空
気との量が変えられ、その結果、吹出空気が温度制御さ
れるようになっている。
16が設けられており、このエアミクスドア16の開度
をアクチュエータ17により調節することで、ヒータコ
ア9を通過する空気と、ヒータコア9をバイパスする空
気との量が変えられ、その結果、吹出空気が温度制御さ
れるようになっている。
【0020】そして、前記空調ダクト1の最下流側は、
デフロスト吹出口18、ベント吹出口19及び足元吹出
口20に分かれて車室21に開口し、その分かれた部分
にモードドア22a,22b,22cが設けられ、この
モードドア22a,22b,22cをアクチュエータ2
3で操作することにより所望の吹出モードが得られるよ
うになっている。
デフロスト吹出口18、ベント吹出口19及び足元吹出
口20に分かれて車室21に開口し、その分かれた部分
にモードドア22a,22b,22cが設けられ、この
モードドア22a,22b,22cをアクチュエータ2
3で操作することにより所望の吹出モードが得られるよ
うになっている。
【0021】そして、前記アクチュエータ6,17,2
3、送風機7のモータは、コントロールユニット30か
らの出力信号に基づいて制御される。コンプレッサ10
の電磁クラッチ15は、コントロールユニット30から
の出力信号に基づいて、クラッチ制御回路部40eによ
り、又容量可変装置24は容量可変制御回路部40fに
より、それぞれ制御される。
3、送風機7のモータは、コントロールユニット30か
らの出力信号に基づいて制御される。コンプレッサ10
の電磁クラッチ15は、コントロールユニット30から
の出力信号に基づいて、クラッチ制御回路部40eによ
り、又容量可変装置24は容量可変制御回路部40fに
より、それぞれ制御される。
【0022】このコントロールユニット30は、各種ド
アや送風機等を駆動制御する駆動回路、この駆動回路を
制御するマイクロコンピュータ、このマイクロコンピュ
ータに信号を入力する入力回路等を有して構成された周
知のもので、マイクロコンピュータは、中央処理装置
(CPU)、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムア
クセスメモリ(RAM)等を備えている。そして、コン
トロールユニットの入力回路には、外気温度Taを検出
する外気温度検出センサ31、車室内温度Trを検出す
る室内温度検出センサ32、空調装置の吹出温度Ta/
cを検出する吹出温度検出センサ33、窓ガラスを介し
て直接車室内に照射する日射熱量を検出する直照射セン
サ35等からの出力信号が入力されるようになってい
る。
アや送風機等を駆動制御する駆動回路、この駆動回路を
制御するマイクロコンピュータ、このマイクロコンピュ
ータに信号を入力する入力回路等を有して構成された周
知のもので、マイクロコンピュータは、中央処理装置
(CPU)、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムア
クセスメモリ(RAM)等を備えている。そして、コン
トロールユニットの入力回路には、外気温度Taを検出
する外気温度検出センサ31、車室内温度Trを検出す
る室内温度検出センサ32、空調装置の吹出温度Ta/
cを検出する吹出温度検出センサ33、窓ガラスを介し
て直接車室内に照射する日射熱量を検出する直照射セン
サ35等からの出力信号が入力されるようになってい
る。
【0023】図2において、前述したコントロールユニ
ット30による制御のうち、特定の検出センサを入力と
して用いない(設けない)場合の処理が示され、コント
ロールユニット30は、ステップ50で各種環境因子を
検出する検出センサ(外気温度検出センサ31、室内温
度検出センサ32、吹出温度検出センサ33、直照射セ
ンサ35等)からの信号を入力する。
ット30による制御のうち、特定の検出センサを入力と
して用いない(設けない)場合の処理が示され、コント
ロールユニット30は、ステップ50で各種環境因子を
検出する検出センサ(外気温度検出センサ31、室内温
度検出センサ32、吹出温度検出センサ33、直照射セ
ンサ35等)からの信号を入力する。
【0024】ステップ52,54においては、特定セン
サを入力として用いている(有るか)か否かが判定され
る。検出センサの有無判定の詳細は省略するが、外気温
度検出センサ31が無(用としない)であると判定され
た場合には、ステップ56によって外気温度を推定し、
室内温度検出センサ32が無(用としない)であると判
定されれば、ステップ58によって車室内温度を推定す
る。ステップ60において、直照射センサ35が無(用
としない)であると判定された場合には、ステップ62
において直照射量を推定する。
サを入力として用いている(有るか)か否かが判定され
る。検出センサの有無判定の詳細は省略するが、外気温
度検出センサ31が無(用としない)であると判定され
た場合には、ステップ56によって外気温度を推定し、
室内温度検出センサ32が無(用としない)であると判
定されれば、ステップ58によって車室内温度を推定す
る。ステップ60において、直照射センサ35が無(用
としない)であると判定された場合には、ステップ62
において直照射量を推定する。
【0025】各検出センサを入力として用いていれば、
各検出センサの出力値をそのまま用いて各空調機器を制
御する制御信号を演算するが、特定の検出センサ、例え
ば外気温度検出センサ31を入力として用いてなけれ
ば、ステップ56によって推定された外気温度を用い
て、室内温度検出センサ32を入力として用いてなけれ
ば、ステップ58によって推定された車室内温度を用い
て、各空調機器を制御する制御信号を演算する(ステッ
プ70)。そして、次のステップ72において、各空調
機器へ前記ステップで演算された制御信号を出力する。
各検出センサの出力値をそのまま用いて各空調機器を制
御する制御信号を演算するが、特定の検出センサ、例え
ば外気温度検出センサ31を入力として用いてなけれ
ば、ステップ56によって推定された外気温度を用い
て、室内温度検出センサ32を入力として用いてなけれ
ば、ステップ58によって推定された車室内温度を用い
て、各空調機器を制御する制御信号を演算する(ステッ
プ70)。そして、次のステップ72において、各空調
機器へ前記ステップで演算された制御信号を出力する。
【0026】ステップ56に示す外気温度の推定演算処
理を具体的に説明すると、図3に示すように、車室内温
度をTr、車室内の熱容量をMr、空調装置から吹き出
す空気の風量をα、車室内から車外へ排気する空気の熱
量をqout、車室内から車体へ伝達する熱量をqr−
b、窓ガラスを介して直接車室内に照射する日射熱量を
Q1とすると、車室内で見た熱収支は次の数式1,2の
ように表わされる。
理を具体的に説明すると、図3に示すように、車室内温
度をTr、車室内の熱容量をMr、空調装置から吹き出
す空気の風量をα、車室内から車外へ排気する空気の熱
量をqout、車室内から車体へ伝達する熱量をqr−
b、窓ガラスを介して直接車室内に照射する日射熱量を
Q1とすると、車室内で見た熱収支は次の数式1,2の
ように表わされる。
【0027】
【数1】
【数2】 又、Tbはボディ温度、Taは外気温、Mbは車体熱容
量、βは車体熱伝達率、δは車体熱伝達率、Q2は車体
日射量である。(Qs−1はQ1、Qs−2はQ2と同
義である)。
量、βは車体熱伝達率、δは車体熱伝達率、Q2は車体
日射量である。(Qs−1はQ1、Qs−2はQ2と同
義である)。
【0028】基礎方程式である数式1,2を行列表現に
直すと、数式3のように構成図の如くとなる。
直すと、数式3のように構成図の如くとなる。
【数3】
【0029】図4は、図1のコントロールユニット30
の一部とオブザーバ37の構成を示す制御ブロック図で
ある。なお制御ブロック図内の記号などは、システム制
御の一般的な表記法に従い表示し、それらの説明を省略
する。図4において38は実際の制御対象のうち一のシ
ステムを示したものであり、空調機器の制御を行う。例
えば、吹出空気温度を調整するエアミックスドア16の
開度を制御する。オブザーバ37は、予め定めた制御対
象システム38の函数となる日射量等を推定する推定モ
デルである。次にオブザーバの原理を数式4について説
明する。今、制御対象を数式4のように表わし、当該数
式を展開する。
の一部とオブザーバ37の構成を示す制御ブロック図で
ある。なお制御ブロック図内の記号などは、システム制
御の一般的な表記法に従い表示し、それらの説明を省略
する。図4において38は実際の制御対象のうち一のシ
ステムを示したものであり、空調機器の制御を行う。例
えば、吹出空気温度を調整するエアミックスドア16の
開度を制御する。オブザーバ37は、予め定めた制御対
象システム38の函数となる日射量等を推定する推定モ
デルである。次にオブザーバの原理を数式4について説
明する。今、制御対象を数式4のように表わし、当該数
式を展開する。
【数4】
【0030】次に入力として用いていないセンサからの
出力に代る推定値の推定方法について説明する。実シス
テム(制御対象)38とオブザーバ37の誤差が、特定
の入力誤差にもとづくと仮定すれば、オブザーバ37の
フィードバック値がその入力誤差の影響を示すものとな
るから、修正項は数式5のようになる。
出力に代る推定値の推定方法について説明する。実シス
テム(制御対象)38とオブザーバ37の誤差が、特定
の入力誤差にもとづくと仮定すれば、オブザーバ37の
フィードバック値がその入力誤差の影響を示すものとな
るから、修正項は数式5のようになる。
【数5】 従って、例えば実システム対象温度の修正値を修正しよ
うとすると、数式6のようになる。
うとすると、数式6のようになる。
【数6】 上記の数式6のようにして、外気温度の推定値が修正可
能となる。
能となる。
【0031】なお、外気温度の推定方法については、特
開平5−116532号の方法と、出願人による他の推
定方法により得た推定値を使用する。この推定方法につ
いては説明を省略する。次に図4におけるローパスフィ
ルタ42の必要性について説明する。図5はローパスフ
ィルタ42が設けられていない場合の修正項である数式
5の値を示す図である。高周波で振動しながら外気温度
の推定値は0度に収束している。修正項は、急速に推定
値を修正させるため、変動が多く、そのままでは、図5
のように推定値が変動する。
開平5−116532号の方法と、出願人による他の推
定方法により得た推定値を使用する。この推定方法につ
いては説明を省略する。次に図4におけるローパスフィ
ルタ42の必要性について説明する。図5はローパスフ
ィルタ42が設けられていない場合の修正項である数式
5の値を示す図である。高周波で振動しながら外気温度
の推定値は0度に収束している。修正項は、急速に推定
値を修正させるため、変動が多く、そのままでは、図5
のように推定値が変動する。
【0032】従って、修正項である数式5はローパスフ
ィルタ42(Low pass Filter)により
変動(高周波)成分を除去して、図6のように低周波成
分が次第に安定する方向に、推定値が収束させることが
できる。従って外気センサ又は日射センサを省略しても
空調制御を快適に行うことができる。
ィルタ42(Low pass Filter)により
変動(高周波)成分を除去して、図6のように低周波成
分が次第に安定する方向に、推定値が収束させることが
できる。従って外気センサ又は日射センサを省略しても
空調制御を快適に行うことができる。
【0033】次に第2発明について説明する。第2発明
では外気温度と日射量とを、これらを検出するセンサを
用いずに更に高精度に推定する方法であり、各種環境因
子の熱収支演算モデルを数式7とする。
では外気温度と日射量とを、これらを検出するセンサを
用いずに更に高精度に推定する方法であり、各種環境因
子の熱収支演算モデルを数式7とする。
【数7】
【0034】本第2発明の第1実施例では、図1のオブ
ザーバ37には、2つの環境因子に対応するオブザーバ
37a,37bが図7に示すように設けてある。ここで
オブザーバ37aは車室温度を推定し、オブザーバ37
bはボディ(車体)温度を推定する。外気及び日射を同
時推定する為に、オブザーバの式は数式8のようにな
る。
ザーバ37には、2つの環境因子に対応するオブザーバ
37a,37bが図7に示すように設けてある。ここで
オブザーバ37aは車室温度を推定し、オブザーバ37
bはボディ(車体)温度を推定する。外気及び日射を同
時推定する為に、オブザーバの式は数式8のようにな
る。
【数8】
【0035】Vuはデフロスト吹出口18及びベント吹
出口19からの上部風量で、Vlは足元吹出口20から
の下部吹出風量である。Tuは、これらの対応した上部
吹出温度の推定値、Tlは下部吹出温度の推定値であ
る。
出口19からの上部風量で、Vlは足元吹出口20から
の下部吹出風量である。Tuは、これらの対応した上部
吹出温度の推定値、Tlは下部吹出温度の推定値であ
る。
【0036】第1発明の数式1,2の記号と同意だが表
現がやや異なる各記号を明記すると、Qsunr=Q1
日射量室内侵入分の推定値、Qsunb=Q2日射量ボ
ディ照射分の推定値である。q1,q2は所定のパラメ
ータである。なお、前述と同様、Trは車室内温度、T
bは車体温度、Tambは外気温度の推定値である。
現がやや異なる各記号を明記すると、Qsunr=Q1
日射量室内侵入分の推定値、Qsunb=Q2日射量ボ
ディ照射分の推定値である。q1,q2は所定のパラメ
ータである。なお、前述と同様、Trは車室内温度、T
bは車体温度、Tambは外気温度の推定値である。
【0037】更に本第2発明の第2実施例では図1のオ
ブザーバ37には、更に2つの環境因子に対応するオブ
ザーバ37c,37dが図8に示すように設けられる。
ここでオブザーバ37cは車室温度の推定値に修正値
を、又オブザーバ37dは車体温度の推定値に修正値を
それぞれ加算する。この図8,図9の構成における誤差
方程式は、数式9のようになる。
ブザーバ37には、更に2つの環境因子に対応するオブ
ザーバ37c,37dが図8に示すように設けられる。
ここでオブザーバ37cは車室温度の推定値に修正値
を、又オブザーバ37dは車体温度の推定値に修正値を
それぞれ加算する。この図8,図9の構成における誤差
方程式は、数式9のようになる。
【数9】
【0038】次に、外気温度と日射量を推定する。モデ
ルと実際の温度の誤差要因が、外気温度や日射量の推定
値の誤差に基づくと仮定する。従って、オブザーバによ
って修正された修正量は外気や日射推定値の修正量と仮
定することが出来る。ここで、車室温度の推定値Z1に
対する修正量は日射量に対する修正量、車体温度の推定
値Z2に対する修正量は外気と日射の修正量とすること
が出来る(モデルの構成から自明)。ただし、このまま
では外気と日射の影響を分離することが出来ない。ここ
で、日射が室温に及ぼす影響を分析すると、早い応答と
遅い応答に分けることが出来る。
ルと実際の温度の誤差要因が、外気温度や日射量の推定
値の誤差に基づくと仮定する。従って、オブザーバによ
って修正された修正量は外気や日射推定値の修正量と仮
定することが出来る。ここで、車室温度の推定値Z1に
対する修正量は日射量に対する修正量、車体温度の推定
値Z2に対する修正量は外気と日射の修正量とすること
が出来る(モデルの構成から自明)。ただし、このまま
では外気と日射の影響を分離することが出来ない。ここ
で、日射が室温に及ぼす影響を分析すると、早い応答と
遅い応答に分けることが出来る。
【0039】モデルから、早い応答は日射量の室内侵入
分の推定値(日がさすと車内はすぐ熱く感じる)Qsu
nrの影響であり、遅い応答は車体は日射と外気でゆっ
くり加温される。車体照射分の推定値Qsunbによる
ものであることがわかる。従って、応答の初期に車室温
度Tr(Z1)側の修正量から日射量の室内侵入分Qs
unrを確定し、応答の後期に車体照射分の推定値Qs
unbを確定する。確定した車体照射分のQsunbと
侵入分Qsunrから日射量を決定する。その後、Ta
mb(外気温度)を推定すれば外気と日射の両方が推定
できることになる。
分の推定値(日がさすと車内はすぐ熱く感じる)Qsu
nrの影響であり、遅い応答は車体は日射と外気でゆっ
くり加温される。車体照射分の推定値Qsunbによる
ものであることがわかる。従って、応答の初期に車室温
度Tr(Z1)側の修正量から日射量の室内侵入分Qs
unrを確定し、応答の後期に車体照射分の推定値Qs
unbを確定する。確定した車体照射分のQsunbと
侵入分Qsunrから日射量を決定する。その後、Ta
mb(外気温度)を推定すれば外気と日射の両方が推定
できることになる。
【0040】以下に図8と式を使って詳しく説明する。
今、実際の車室温度TrはX1として室内温度検出セン
サ32から、又実際の車体温度TbはX2として車体温
度検出センサ40から夫々得られる。ここで敢えて数式
7を用いて、図7のオブザーバ37を使用して、車室温
度の推定値Z1とボディ(車体)温度の推定値Z2を得
る。更に数式8により、車室温度の推定値Z1=F(日
射量の推定値Q)の関数関係となる。又車体温度の推定
値Z2=G(Q,外気温度の推定値Tamb)の関数関
係となる。
今、実際の車室温度TrはX1として室内温度検出セン
サ32から、又実際の車体温度TbはX2として車体温
度検出センサ40から夫々得られる。ここで敢えて数式
7を用いて、図7のオブザーバ37を使用して、車室温
度の推定値Z1とボディ(車体)温度の推定値Z2を得
る。更に数式8により、車室温度の推定値Z1=F(日
射量の推定値Q)の関数関係となる。又車体温度の推定
値Z2=G(Q,外気温度の推定値Tamb)の関数関
係となる。
【0041】ここで日射量の推定値Q=車内日射量の推
定値Q1+車体日射量の推定値Q2である。更に数式9
から、上記各温度の実際の値と推定値との差は本来限り
なく“0”が望ましいが、推定式中の推定値の誤差の分
増加すると考えられる。従って数式10,11のように
なる。なお、各推定値Tamb,Q1,Q2は本願出願
人の特願平5−346259号中の数式3,4,5,6
から演算できるので、ここでは説明を省略する。
定値Q1+車体日射量の推定値Q2である。更に数式9
から、上記各温度の実際の値と推定値との差は本来限り
なく“0”が望ましいが、推定式中の推定値の誤差の分
増加すると考えられる。従って数式10,11のように
なる。なお、各推定値Tamb,Q1,Q2は本願出願
人の特願平5−346259号中の数式3,4,5,6
から演算できるので、ここでは説明を省略する。
【数10】
【数11】
【0042】従って数式10から、あらたな日射量の推
定値を〔Q+(X1−Z1)〕=Qhとすれば高精度の
推定量Qhが得られる。次にこの日射量の推定値Qhに
は直照射量の推定値Q1と車体照射の推定値Q2があ
り、これら2つをまず分離する。
定値を〔Q+(X1−Z1)〕=Qhとすれば高精度の
推定量Qhが得られる。次にこの日射量の推定値Qhに
は直照射量の推定値Q1と車体照射の推定値Q2があ
り、これら2つをまず分離する。
【0043】図9において、早い温度上昇の応答が、実
際の直照射量Qsunrに大きく影響するから図8のオ
ブザーバ37で、t0は初期の意として、初期の(X1
−Z1)t0=ΔF(Q1)t0から、高精度の推定の
直(車内)照射量は数式12となる。後の日射量Qは、
車体照射量Q2がもととなり、車室内直照射量Q1が極
めて小さく“0”とみなしてよい。
際の直照射量Qsunrに大きく影響するから図8のオ
ブザーバ37で、t0は初期の意として、初期の(X1
−Z1)t0=ΔF(Q1)t0から、高精度の推定の
直(車内)照射量は数式12となる。後の日射量Qは、
車体照射量Q2がもととなり、車室内直照射量Q1が極
めて小さく“0”とみなしてよい。
【数12】
【0044】従って数式12と同様に、図8のオブザー
バ37で、t1は車体が暖められた充分後の意として、
後の(X1−Z1)t1=ΔF(Q2)t1から、高精
度の推定の車体照射量は、数式13のようになる。
バ37で、t1は車体が暖められた充分後の意として、
後の(X1−Z1)t1=ΔF(Q2)t1から、高精
度の推定の車体照射量は、数式13のようになる。
【数13】
【0045】従って全体の日射量Qの高精度の推定値Q
hhは数式12と数式13の和から数式14のようにな
る。
hhは数式12と数式13の和から数式14のようにな
る。
【数14】
【0046】この数式14と数式11から数式15が求
められる。従って外気温度の推定値Tambの高精度の
推定値Tambhは、数式16のようになる。
められる。従って外気温度の推定値Tambの高精度の
推定値Tambhは、数式16のようになる。
【数15】
【数16】 かくして更に高精度の外気温度の推定値式16を得るこ
とができる。
とができる。
【0047】図10,図11に計算機を使ったシミュレ
ーション結果を表わす図を示す。図10は外気温度10
℃、日射ありで660kcal/m2 hで車をウォーム
アップ時のシミュレーション結果である。外気温度の推
定値が+1℃差で実外気温度10℃に近いこと、推定日
射量が−50kcal/m2 hで実日射量660kca
l/m2 hに近いことを示している。図11は外気温度
10℃、日射なしで車をウォームアップ時にシミュレー
ションした結果を示す図である。外気温度の推定値がほ
ぼ±0℃差で実外気温度10℃であること、推定日射量
が+8kcal/m2 hで推定値としては高精度のもの
であることが理解できる。
ーション結果を表わす図を示す。図10は外気温度10
℃、日射ありで660kcal/m2 hで車をウォーム
アップ時のシミュレーション結果である。外気温度の推
定値が+1℃差で実外気温度10℃に近いこと、推定日
射量が−50kcal/m2 hで実日射量660kca
l/m2 hに近いことを示している。図11は外気温度
10℃、日射なしで車をウォームアップ時にシミュレー
ションした結果を示す図である。外気温度の推定値がほ
ぼ±0℃差で実外気温度10℃であること、推定日射量
が+8kcal/m2 hで推定値としては高精度のもの
であることが理解できる。
【0048】よって、外気温度検出センサ、日射量セン
サ等を入力として用いなくても、上記同様の熱収支モデ
ルから室内温度を精度よく推定することができ、通常制
御と同様の制御状態を継続することができる。
サ等を入力として用いなくても、上記同様の熱収支モデ
ルから室内温度を精度よく推定することができ、通常制
御と同様の制御状態を継続することができる。
【0049】又、更に図12では本第2発明の他の例を
示している。ここでは図8の2つのオブザーバに代って
オブザーバ37e,37fを設けている。Z1の出力側
に(Y−Z1)の変化速度を検出する速度判定手段34
を設けフィードバック定数K1,K2の入力側に入力ス
イッチSW1,SW2を夫々設ける。これら入力スイッ
チSW1,SW2はオン(on)でY信号を入力し、オ
フ(off)で以前のY信号をホールド回路44,45
から夫々入力する。スイッチSW1は速度判定手段34
からの検出信号でon,スイッチSW2はoffする。
示している。ここでは図8の2つのオブザーバに代って
オブザーバ37e,37fを設けている。Z1の出力側
に(Y−Z1)の変化速度を検出する速度判定手段34
を設けフィードバック定数K1,K2の入力側に入力ス
イッチSW1,SW2を夫々設ける。これら入力スイッ
チSW1,SW2はオン(on)でY信号を入力し、オ
フ(off)で以前のY信号をホールド回路44,45
から夫々入力する。スイッチSW1は速度判定手段34
からの検出信号でon,スイッチSW2はoffする。
【0050】(Y−Z1)の変化速度が予め設定した値
より速いと、速度判定手段34は検出信号を出力する。
従って、スイッチSW1はonとなり、オブザーバ37
eは現Yの値によりフィードバック量Y・K1を加算さ
れ、オブザーバ37fは以前のYの値によりフィードバ
ック量Y・K2を加算される。又(Y−Z1)の変化速
度が予め設定した値より遅い時、速度判定手段34は検
出信号(駆動信号)を出力しないので、逆にオブザーバ
37eは以前のYの値によるフィードバック量Y・K1
を加算され、オブザーバ37fは現在のYの値によるフ
ィードバック量Y・K2を加算される。
より速いと、速度判定手段34は検出信号を出力する。
従って、スイッチSW1はonとなり、オブザーバ37
eは現Yの値によりフィードバック量Y・K1を加算さ
れ、オブザーバ37fは以前のYの値によりフィードバ
ック量Y・K2を加算される。又(Y−Z1)の変化速
度が予め設定した値より遅い時、速度判定手段34は検
出信号(駆動信号)を出力しないので、逆にオブザーバ
37eは以前のYの値によるフィードバック量Y・K1
を加算され、オブザーバ37fは現在のYの値によるフ
ィードバック量Y・K2を加算される。
【0051】従って車室温度の推定値Z1の変化に合せ
て正確な推定が可能となる。本願第1の発明のローパス
フィルタを設けることを第2発明に適応することによ
り、第2発明の各補正項(値)が安定して得られる。
て正確な推定が可能となる。本願第1の発明のローパス
フィルタを設けることを第2発明に適応することによ
り、第2発明の各補正項(値)が安定して得られる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
特定の検出センサを入力として用いない(設けなくす
る)場合でも、その省略した検出センサに対応する環境
因子の大きさが熱収支演算モデルに基づいて推定され、
この推定値に高精度の補正項を加算できるので、入力と
して用いていた場合の通常空調制御に近い制御状態を継
続させることができる。又、推定値は安定方向に収束す
るので過度期の制御も安定する。検出センサから推定値
に切り替るときに不快な温調を感じることなく空調装置
を使用することができる。
特定の検出センサを入力として用いない(設けなくす
る)場合でも、その省略した検出センサに対応する環境
因子の大きさが熱収支演算モデルに基づいて推定され、
この推定値に高精度の補正項を加算できるので、入力と
して用いていた場合の通常空調制御に近い制御状態を継
続させることができる。又、推定値は安定方向に収束す
るので過度期の制御も安定する。検出センサから推定値
に切り替るときに不快な温調を感じることなく空調装置
を使用することができる。
【図1】 本発明の構成を示す概略構成図である。
【図2】 マイクロコンピュータによる特定センサを入
力として用いた時の処理例を示すフローチャートであ
る。
力として用いた時の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図3】 車両の熱収支を表す図である。
【図4】 本発明の第1発明のオブザーバの構成を示す
図である。
図である。
【図5】 オブザーバにフィールドバック回路がない場
合の収束の仕方を示す図である。
合の収束の仕方を示す図である。
【図6】 本発明の図5のフィールドバック回路がある
場合の収束の安定性を示す図である。
場合の収束の安定性を示す図である。
【図7】 オブザーバの一般的な構成を示す図である。
【図8】 本発明の第2発明のオブザーバの構成を示す
図である。
図である。
【図9】 本発明の第2発明を説明するための温度変化
図である。
図である。
【図10】 本発明の第2発明によるシミュレーション
の結果を示す図である。
の結果を示す図である。
【図11】 本発明の第2発明による他のシミュレーシ
ョンの結果を示す図である。
ョンの結果を示す図である。
【図12】 本発明の第2発明による他のオブザーバの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
1 空調ダクト、2 インテーク切換装置、3 内気入
口、4 外気入口、5 内外気切換ドア、6 アクチュ
エータ、7 送風機、8 エバポレータ、9 ヒータコ
ア、10 コンプレッサ、11 コンデンサ、12 リ
キッドタンク、13 エクスパンションバルブ、14
エンジン、15 電磁クラッチ、16 エアミクスド
ア、17 アクチュエータ、18 デフロスト吹出口、
19 ベント吹出口、20 足元吹出口、21 車室、
22a,22b,22c モードドア、23 アクチュ
エータ、24 容量可変装置、 30 コントロールユ
ニット、31 外気温度検出センサ、32 室内温度検
出センサ、33 吹出温度検出センサ、34 速度判定
手段、35 直照射センサ、37,37a,37b,3
7c,37d,37e,37f オブザーバ、38 制
御対象システム、40 車体温度検出センサ、40e
クラッチ制御回路部、40f 容量可変制御回路部、4
2 ローパスフィルタ、44,45 ホールド回路、S
W1,SW2 スイッチ。
口、4 外気入口、5 内外気切換ドア、6 アクチュ
エータ、7 送風機、8 エバポレータ、9 ヒータコ
ア、10 コンプレッサ、11 コンデンサ、12 リ
キッドタンク、13 エクスパンションバルブ、14
エンジン、15 電磁クラッチ、16 エアミクスド
ア、17 アクチュエータ、18 デフロスト吹出口、
19 ベント吹出口、20 足元吹出口、21 車室、
22a,22b,22c モードドア、23 アクチュ
エータ、24 容量可変装置、 30 コントロールユ
ニット、31 外気温度検出センサ、32 室内温度検
出センサ、33 吹出温度検出センサ、34 速度判定
手段、35 直照射センサ、37,37a,37b,3
7c,37d,37e,37f オブザーバ、38 制
御対象システム、40 車体温度検出センサ、40e
クラッチ制御回路部、40f 容量可変制御回路部、4
2 ローパスフィルタ、44,45 ホールド回路、S
W1,SW2 スイッチ。
Claims (8)
- 【請求項1】 空調装置から車室内に供給される熱量に
関する検出値又は推定値、及び前記空調装置以外のもの
で車室内の熱量に影響を与える各種環境因子に関する検
出値又は推定値を入力とし、前記各検出値又は推定値を
パラメータとする熱収支演算モデルを用いて車室内の温
度を推定するコントロールユニットと、車室内の温度を
検出する検出センサとを備え、演算モデルの推定値と前
記検出センサからの検出値の偏差に、所定のゲインを乗
じてフィードバックすることにより、オブザーバを構成
する車両用空調装置において、前記フィードバック量に
基づいた補正項を作り、前記パラメータとして用いた各
検出値又は推定値に対してそれぞれ修正を行うことを特
徴とする車両用空調制御方法。 - 【請求項2】 前記環境因子が外気温度であり、外気温
度は、車室内温度変化に寄与する環境因子の熱収支演算
式と車体温度変化に寄与する環境因子の熱収支演算式と
に基づく熱収支演算モデルから推定演算されることを特
徴とする請求項第1項記載の車両用空調制御方法。 - 【請求項3】 前記推定された外気温度をローパスフィ
ルタを通して前記推定値として得ることを特徴とする請
求項第1項記載の車両用空調制御方法。 - 【請求項4】 前記環境因子は日射量であり、日射量
は、車室内温度変化に寄与する環境因子の熱収支演算式
と車体温度変化に寄与する環境因子の熱収支演算式とに
基づく熱収支演算モデルから推定されることを特徴とす
る請求項第1項記載の車両用空調制御方法。 - 【請求項5】 前記推定値が日射量であり、前記補正項
が車室内の温度を検出する車室温度検出センサの出力値
と車室温度の推定値との差をパラメータとすることを特
徴とする請求項第1項記載の車両用空調制御方法。 - 【請求項6】 前記日射量の補正項は、前記車室内の温
度の変化の初期の段階で前記検出センサで検出した出力
値をパラメータとすることを特徴とする請求項第5項記
載の車両用空調制御方法。 - 【請求項7】 前記推定値が外気温度であり、前記補正
項が前記車両内の温度を検出する車室温度検出センサの
出力値と車室温度の推定値との差をパラメータとするこ
とを特徴とする請求項第4項記載の車両用空調制御方
法。 - 【請求項8】 前記推定値が外気温度であり、前記補正
項が、前記車室内の温度の変化の初期の段階で前記検出
センサで検出した出力値からなる日射量と、前記初期の
段階で前記車室温度の検出センサで検出した出力値と前
記車室温度の推定値との差と、後の段階で前記車室温度
の検出センサで検出した出力値と前記車室温度の推定値
との差をパラメータとして得られることを特徴とする請
求項第1項記載の車両用空調制御方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6172461A JPH0834222A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 車両用空調制御方法 |
US08/502,626 US5582021A (en) | 1994-07-25 | 1995-07-14 | Air-conditioning control method for a vehicle |
DE19526946A DE19526946C2 (de) | 1994-07-25 | 1995-07-24 | Verfahren zum Steuern der Klimaanlage eines Fahrzeugs |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6172461A JPH0834222A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 車両用空調制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0834222A true JPH0834222A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15942429
Family Applications (1)
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