JP2952533B2 - 車両用空調装置の上下配風制御装置 - Google Patents

車両用空調装置の上下配風制御装置

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JP2952533B2 JP27482591A JP27482591A JP2952533B2 JP 2952533 B2 JP2952533 B2 JP 2952533B2 JP 27482591 A JP27482591 A JP 27482591A JP 27482591 A JP27482591 A JP 27482591A JP 2952533 B2 JP2952533 B2 JP 2952533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用空調装置にお
いて乗員の上部及び下部の風速及び温度を検出すること
によって上下の配風を行う車両用空調装置の上下配風制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調装置、例えば実公昭6
3−484号公報に示されるものは、外気温度、車室内
温度、設定温度等の環境信号によって目標吹出温度を演
算し、この目標吹出温度によって、フット吹出口(下吹
出口)とベント吹出口(上吹出口)を使用するいわゆる
バイレベル(BI/L)モードをリニアに制御すること
によって上下の配風を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、乗員の空調フ
ィーリングは、温度だけでなく風速によっても大きく変
化するため、従来の制御においては、温度制御と空調フ
ィーリングの間に大きな差を生じることとなる。例え
ば、暖房時において吹出温度が35℃で風量が低風量
(LO)であり体感温度が快適であった場合に、風量を
低風量(LO)から中風量(MID)に変化させると体
感温度が下がり、足元に冷風感を感じてしまうことがあ
る。
【0004】これを解消するために、従来は開発段階か
らテストを繰り返し、空調フィーリングに合った温度と
風速が選択できるようにするために、多大な工数を要
し、またこの対策後においても、環境条件の変化により
温度制御と送風量のアンマッチが生じるという問題点が
あった。
【0005】このために、この発明は、乗員の上部及び
下部付近の温度と風速を実際に検出し、これによって乗
員の空調フィーリングに合った上下の風配を行う車両用
空調装置の上下配風制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明を図
1により説明すると、空調ダクト1内に送風機5と温調
手段100とを有し、前記空調ダクト1の最下流に開口
したデフ吹出口15、ベント吹出口16、及びフット吹
出口17を適宜選択するモードドア18を有する車両用
空調装置において、座席の上部及び下部に設けられ、受
熱板の温度を検出する温度センサ23,25と、近傍を
通過する気流の温度を検出する温度センサ22,24か
ら成る上部及び下部温感センサ52,53と、前記上部
及び下部温感センサ52,53によって検出された受熱
板の温度及び気流の温度から上部及び下部の実風速を演
算する実風速演算手段110と、前記実風速演算手段1
10によって演算された上部及び下部の実風速から上部
及び下部の実配風比を演算する実上下配風比演算手段1
20と、環境信号と前記上部及び下部温感センサ52,
53によって検出された気流温度から上部及び下部の目
標風速を演算する目標風速演算手段130と、前記目標
風速演算手段130によって演算された上部及び下部の
目標風速から上部及び下部の目標配風比を演算する目標
上下配風比演算手段140と、前記目標配風比演算手段
140によって演算された目標配風比と、前記実上下配
風比演算手段120によって演算された実配風比とによ
ってモードドア18を制御するモードドア制御手段15
0と、前記目標上下配風比演算手段140の演算結果に
従って、送風機5の目標総風量を演算する目標送風量演
算手段160と、この目標送風量演算手段160の演算
結果に従って、送風機5を制御する送風機制御手段17
0とを具備することにある。
【0007】
【作用】したがって、この発明においては、受熱板の温
度を検出する温度センサ23,25と、気流の温度を検
出する温度センサ22,24から成る温感センサ52,
53を座席の上部及び下部に設け、環境信号と前記温感
センサ52,53によって検出された上部及び下部の気
流温度から上部及び下部の目標風速を目標風速演算手段
140によって演算し、さらに前記温感センサ52,5
3によって検出された受熱板の温度及び気流の温度から
実際の上部及び下部の風速を実風速演算手段110によ
って演算し、これらの演算結果にしたがって上部及び下
部の目標配風比及び実配風比を求め(目標配風比演算手
段140及び実上下配風比演算手段120)、また目標
配風比から目標送風量を求めて(目標総風量演算手段1
60)、送風機5の風量を制御すると共に、前記目標配
風比と実配風比からモードドア18を制御して上記課題
を達成するものである。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面により
説明する。
【0009】車両用空調装置は、空調ダクト1の最上流
に内気導入口2と外気導入口3を有しており、これら内
気導入口2及び外気導入口3は、アクチュエータ41の
駆動により開閉する内外気切替ドア4によって適宜選択
されるものである。
【0010】この内気導入口2及び外気導入口3の下流
側には、送風機5が設けられ、この送風機5の下流に
は、温調手段100を構成するエバポレータ6、ヒータ
コア12及びエアミックスドア14が設けられている。
【0011】エバポレータ6は、膨張弁7、レシーバタ
ンク8、コンデンサ9、及びコンプレッサ10と共に冷
房サイクルを構成しており、この冷房サイクルは、コン
プレッサ10に設けられた電磁クラッチ11が励磁され
ることによってコンプレッサ10と図示しない走行用エ
ンジンとが連結され稼動するものである。
【0012】また、ヒータコア12は、走行用エンジン
の冷却水が供給されて加熱されるもので、電磁弁13に
よって冷却水の流入量が調節されて温度調節がなされる
ものである。
【0013】このヒータコア12の上流側にはエアミッ
クスドア14が設けられ、アクチュエータ42の駆動に
よって開閉されるこのエアミックスドア12によって、
ヒータコア12を通過する空気とヒータコア12を迂回
(バイパス)する空気の割合を変化させることができる
ものである。
【0014】前記空調ダクト1の最下流側には、デフ吹
出口15、ベント吹出口16、及びフット吹出口17が
開口しており、アクチュエータ43によって開閉される
モードドア18によって適宜選択されるものである。
【0015】上述の構成の車両用空調装置において、内
外気切替ドア4によって開放された内気導入口2又は外
気導入口3から、送風機5の稼動によって内気又は外気
が吸入され、空調ダクト1の下流側に送風されるもので
ある。
【0016】この吸入された内気又は外気は、エバポレ
ータ6を通過することによって冷却され、この冷却され
た空気は、エアミックスドア14によってヒータコア1
2を通過する空気とバイパスする空気に分流される。
【0017】このヒータコア12を通過して加熱された
空気と、ヒータコア12をバイパスした冷却されたまま
の空気は、ヒータコア12の下流側で所望の温度に温調
された空気に混合される。
【0018】この混合された空気は、モードドア18に
よって選択された吹出口15,16,17から車室内に
吹き出し、車室内を温調するものである。
【0019】この車両用空調装置によって空調される車
室内の運転席及び助手席の座席シート51には、図3で
示すように座席シート51の上部、例えば肩の付近に下
記する上部温感センサ52が配され、また座席シート5
1を支持する座席台58には下部温感センサ53が配さ
れている。
【0020】この上部及び下部温感センサ52,53
は、図4(a),(b)で示すように、受熱板54の中
央付近にこの受熱板の温度を検出する温度センサ23,
25が取付られ、またこの受熱板54と樹脂製のケース
55の間に介在された断熱材56の前面には気流温度を
検出するための温度センサ22,24が前記受熱板54
から熱的に遮断されるように設けられており、座席シー
ト51及び座席台58に設けられた取付孔57に嵌入さ
れて取付られるものである。また、受熱板54と断熱材
56で画成される空間は中空になっており、受熱板54
の中央に設けられた温度センサ23,25の近傍には、
電熱ヒータ58が受熱板54を加熱するようになってい
る。この電熱ヒータ58に供給される電力は、具体的に
は0.1 〔W〕程度の電力であり、この電力によって所定
の温度に加熱された受熱板54は、この受熱板54上を
風が通過することによって温度が低下するものである。
【0021】これによって、温度センサ23,25は、
受熱板54の温度を検出し、温度センサ22,24は、
この受熱板付近を通過する気流温度を検出するものであ
る。この温度センサ23,25によって検出された受熱
板温度及び温度センサ22,24によって検出された気
流温度は、下記の数式1によって体感温度に擬されるも
のである。
【0022】
【数1】体感温度=気流温度+受熱板温度変化
【0023】上述の構成の車両用空調装置を制御するた
めに、マイクロコンピュータ28が設けられている。こ
のマイクロコンピュータ28は、図示しない中央演算処
理装置(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RA
M)、読出専用メモリ(ROM)、入出力ポート(I/
O)等によって構成されるそれ自体公知のもので、この
マイクロコンピュータ28には、少なくとも外気温度を
検出する温度センサ19からの外気温度信号Ta、エバ
ポレータ6の温度を検出する温度センサ20からのエバ
ポレータ温度Te、日射量を検出する日射センサ21か
らの日射量信号Qs、上部温感センサ52に設けられた
温度センサ22,23からの上部気流温度Tru及び上部
受熱板温度T’ru、下部温感センサ53に設けられた温
度センサ24,25からの下部気流温度Trf及び下部受
熱板温度T’rfがマルチプレクサ(MPX)26及びA
/D変換器27を介して入力され、また下記する操作パ
ネル29からの信号が入力されるものである。
【0024】操作パネル29は、車両用空調装置の制御
を自動によって行うAUTOスイッチ30、冷房サイク
ルの稼動を手動により設定するA/Cスイッチ31、空
調装置の稼動を停止させるOFFスイッチ32、吹出モ
ードを手動によりデフロストモードに設定するDEFス
イッチ33、空気の導入モードを手動により内気循環モ
ード又は外気導入モードに設定するRECスイッチ3
4、車室内の温度を設定するアップダウンスイッチから
なる温度設定器35、吹出モード手動により設定するM
ODEスイッチ36、送風機5の風量を手動により設定
するFANスイッチ37、及びマイクロコンピュータ2
8によって表示回路38を介して現在の空調装置の稼動
状況を表示する表示部39によって構成されている。
【0025】前記マイクロコンピュータ28において、
上述の入力信号は所定のプログラムに従って処理実行さ
れて制御信号に変換され、この制御信号は各出力回路4
0a〜40fを介してアクチュエータ41,42,4
3、送風機5、電磁クラッチ11、電磁弁13に出力さ
れ、これらの制御機器を制御するものである。
【0026】このマイクロコンピュータ28において実
行される上下配風制御プログラムのフローチャート図を
図5乃至図6に示し、以下このフローチャート図に従っ
て説明する。
【0027】上下配風制御は、ステップ350から開始
される吹出モード切替制御の一部を構成するものであ
る。この吹出モード切替制御は、空調装置の制御を総合
的に行うメイン制御ルーチンから定期的に開始されるも
ので、ステップ355において空調装置の制御モードが
AUTO(自動制御)モードか否かの判定が行われ、A
UTOモードでない場合には、ステップ160に進んで
操作パネル29のMODEスイッチ36によって設定さ
れた吹出モードに設定する制御を行い、ステップ390
からメイン制御ルーチンに回帰するものである。
【0028】前記ステップ355によってAUTOモー
ドであると判定された場合には、ステップ365におい
て、吹出モード切替信号TF が10℃以下であるか否か
の判定がなされる。この吹出モード切替信号TF は、下
記する数式2によって演算された総合信号Tによって制
御されるエアミックスドア14の開度Θとエバポレータ
6の吹出空気温度TE から下記する数式3によって演算
される値である。
【0029】
【数2】 T=A・Ta+B・Ts+C・Te+D・Qs+E
【0030】尚、Tsは、車室内の設定温度であり、
A,B,C,Dは、演算定数であり、Eは補正項であ
る。
【0031】
【数3】TF =Te+K・Θ
【0032】尚、Kは演算定数である。
【0033】前記ステップ365において、吹出モード
切替信号TF が10℃以下であると判定された場合に
は、ステップ375において吹出モードはVENTモー
ドに設定され、また、ステップ370においてTF が4
0℃以上であるか否かの判定がなされて40℃以上の場
合にはステップ380に進んで、吹出モードをHEAT
モードに設定するものである。これによって、冷房の場
合には、VENTモードが、暖房の場合にはHEATモ
ードが設定されるものである。
【0034】前記ステップ365及び370の判定によ
って、TF が所定範囲内(10℃≦TF ≦40℃)にあ
る場合には、ステップ200に進んでBI/L(バイレ
ベル)モードが設定され、ここで上下配風制御が行われ
るものである。尚、ステップ375、380、200の
制御終了後は、ステップ390からメイン制御ルーチン
に回帰するものである。
【0035】ステップ200から開始される上下配風制
御は図6で示されるように、ステップ210において前
記入力信号、特に外気温度Ta、日射量信号Qs、上部
温感センサ52からの上部気流温度Tru及び上部受熱板
温度T’ru、及び下部温感センサ53からの下部気流信
号Trf及び下部受熱板温度T’rfがデータとして読み込
まれる。
【0036】次に、ステップ220において、快適帯マ
ップが選定される。これは、図7(a),(b)に示す
気流温度Tru,Trfから快適風速Vuo,Vufを導くため
の変換特性線図A,A’で、外気温度Taによって設定
された変換特性線図に日射量による補正を加えて決定さ
れたものである。尚、図7(a)は、上部目標風速変換
用であり、図7(b)は下部目標風速変換用である。
【0037】前記ステップ220において設定されたマ
ップにしたがって、ステップ230では、検出された上
部気流温度Truから上部目標風速Vuoを図7(a)に示
すマップの変換特性線図Aに従って、下部気流温度Trf
から下部目標風速Vfoを図7(b)に示すマップの変換
特性線図A’に従って演算し求めるものである。
【0038】また、ステップ240においては、前記上
部受熱板温度T’ruと上部気流温度Tru及び前記下部受
熱板温度T’rfと下部気流温度Trfの差を求め、この差
から図8で示される変換特性線図Bによって上部実風速
Vu 及び下部実風速Vf が求められるものである。この
受熱板温度と気流温度の差を求めるのは、受熱板の温度
変化を求めるためのものであり、下記する数式4により
受熱板温度変化が得られるものである。
【0039】
【数4】受熱板温度変化=T’r −T’ro =T’r −(Tr +α) =T’r −Tr −α
【0040】尚、ここでT’r は受熱板温度、T’roは
気流速が零の場合の受熱板温度、Tr は気流温度、αは
ヒータの加熱による温度上昇分を示す定数であり、気流
速零の場合には、気流温度Tr と温度上昇分αを加算し
たものが受熱板温度に成るということである。
【0041】ステップ250では、下記する数式5によ
り目標上下配風比Θmoが演算される。
【0042】
【数5】Θmo=Ko ・Vuo/Vfo
【0043】また、ステップ260では、下記する数式
6により実上下配風比Θm が演算される。
【0044】
【数6】Θm =K’・Vu /Vf
【0045】さらにステップ270においては目標総風
量VL が前記上部目標風速Vuo,Vufから演算される
(VL =f(Vuo,Vuf))。
【0046】前記目標総風量VL によって、図9で示す
特性線図によって送風機5のブロア電圧が決定され、こ
れによって送風機5が駆動して上下風配に必要な総風量
を供給するものである。
【0047】ステップ290では、前記目標上下配風比
Θmoと実上下配風比Θm との偏差が演算され、この偏差
を所定許容値β以下に抑えるようにモードドア18が比
例積分制御(PI制御)若しくは比例積分微分制御(P
ID制御)で制御されるものである。
【0048】これによって、快適な上部及び下部の配風
が行われ、ステップ300においてメインルーチンに戻
るものである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
乗員の上部及び下部の温度と風速を実際に検出し、この
検出値によって上部及び下部の実配風比と目標配風比を
演算するため、空調フィーリングに合った温度と風速を
調節するための実験及び設定のための工数を大幅に削減
できると共に、環境条件の変化により生ずる温度と風速
のアンマッチを解消できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の実施例に係る車両用空調装置の説明
図である。
【図3】温感センサの取付の一例を示す説明図である。
【図4】温感センサの構成を示す断面図(a)及び正面
図(b)である。
【図5】マイクロコンピュータにおいて実行される吹出
モード切替制御のフローチャート図である。
【図6】上下配風制御を示すフローチャート図である。
【図7】上部気流温度と上部目標風速の変換特性線図A
によるマップの説明図(a)及び下部気流温度と下部目
標風速の変換特性線図A’によるマップの説明図(b)
である。
【図8】上部及び下部の受熱板温度と気流温度との差
と、実風速の変換特性線図Bの説明図である。
【図9】目標総風量とブロア電圧の変換特性線図であ
る。
【符号の説明】
1 空調ダクト 5 送風機 15 デフ吹出口 16 ベント吹出口 17 フット吹出口 18 モードドア 100 温調手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調ダクト内に送風機と温調手段とを有
    し、前記空調ダクトの最下流に開口したデフ吹出口、ベ
    ント吹出口、及びフット吹出口を適宜選択するモードド
    アを有する車両用空調装置において、 座席の上部及び下部に設けられ、受熱板の温度を検出す
    る温度センサと、近傍を通過する気流の温度を検出する
    温度センサから成る上部及び下部温感センサと、 前記上部及び下部温感センサによって検出された受熱板
    の温度及び気流の温度から上部及び下部の実風速を演算
    する実風速演算手段と、 前記実風速演算手段によって演算された上部及び下部の
    実風速から上部及び下部の実配風比を演算する実上下配
    風比演算手段と、 環境信号と前記上部及び下部温感センサによって検出さ
    れた気流温度から上部及び下部の目標風速を演算する目
    標風速演算手段と、 前記目標風速演算手段によって演算された上部及び下部
    の目標風速から上部及び下部の目標配風比を演算する目
    標上下配風比演算手段と、 前記目標配風比演算手段によって演算された目標配風比
    と、前記実上下配風比演算手段によって演算された実配
    風比とによってモードドアを制御するモードドア制御手
    段と、 前記目標上下配風比演算手段の演算結果に従って、送風
    機の目標総風量を演算する目標送風量演算手段と、 この目標送風量演算手段の演算結果に従って、送風機を
    制御する送風機制御手段とを具備することを特徴とする
    車両用空調装置の上下配風制御装置。
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