JPH0834208A - 雨下路面の排水を良くしたトレッド・パターンの空気入りタイヤ - Google Patents
雨下路面の排水を良くしたトレッド・パターンの空気入りタイヤInfo
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- JPH0834208A JPH0834208A JP7062097A JP6209795A JPH0834208A JP H0834208 A JPH0834208 A JP H0834208A JP 7062097 A JP7062097 A JP 7062097A JP 6209795 A JP6209795 A JP 6209795A JP H0834208 A JPH0834208 A JP H0834208A
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- JP
- Japan
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- groove
- width
- tread
- circumferential
- tire
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/0302—Tread patterns directional pattern, i.e. with main rolling direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/11—Tread patterns in which the raised area of the pattern consists only of isolated elements, e.g. blocks
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 濡れた路面を走行するときの排水性能を増進
した乗用車用トレッド・パターンを提供することを目的
とする。 【構成】 濡れた路面を走行するときの排水性能を増進
できるトレッド・パターンを持ったタイヤの開示であ
る。トレッド・パターンは、円周方向に形成された三つ
の広幅の円周向けグルーブ(GW1, GW2, GW2) と、これら
円周向けグルーブに対し一定の傾斜角（φ）を有する所
定ピッチ(P) の横向けグルーブ(GW3) およびこれらグル
ーブによって画定されるリッブ／ラッグ・ブロック列を
含む。前記円周向けグルーブ達はその幅が互いに同じで
あり、その和はトレッド全体の幅(TW)の３０〜４０％の
範囲であり、前記傾斜角（φ）は１００〜１２０゜であ
り、横向けグルーブ(GW3) の幅は円周向けグルーブ(GW
1, GW2)の幅の３５〜４５％である。
した乗用車用トレッド・パターンを提供することを目的
とする。 【構成】 濡れた路面を走行するときの排水性能を増進
できるトレッド・パターンを持ったタイヤの開示であ
る。トレッド・パターンは、円周方向に形成された三つ
の広幅の円周向けグルーブ(GW1, GW2, GW2) と、これら
円周向けグルーブに対し一定の傾斜角（φ）を有する所
定ピッチ(P) の横向けグルーブ(GW3) およびこれらグル
ーブによって画定されるリッブ／ラッグ・ブロック列を
含む。前記円周向けグルーブ達はその幅が互いに同じで
あり、その和はトレッド全体の幅(TW)の３０〜４０％の
範囲であり、前記傾斜角（φ）は１００〜１２０゜であ
り、横向けグルーブ(GW3) の幅は円周向けグルーブ(GW
1, GW2)の幅の３５〜４５％である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車用の空気入りレ
ーディアル(radial)タイヤのトレッド・パターンに関す
るもので、特に濡れた路面を走行するときの排水性能を
増進したトレッド・パターン(tread pattern) に関する
ものである。
ーディアル(radial)タイヤのトレッド・パターンに関す
るもので、特に濡れた路面を走行するときの排水性能を
増進したトレッド・パターン(tread pattern) に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、乗用車用タイヤのトレッド・
パターンは制動力(braking capability)、牽引力(tract
ion)および／または操縦性能(steering capability) な
どを考慮して設計され、概して１０mm以下の狭い幅から
なる、円周向けグルーブ (溝、circumferential groove
s)とこの円周向けグルーブと所定の角度で交差する多数
の横向けグルーブ(lateral grooves) によって定まる多
数のリッブ・ラッグ・ブロック・パターン(rib-lug blo
ck pattern) となる。
パターンは制動力(braking capability)、牽引力(tract
ion)および／または操縦性能(steering capability) な
どを考慮して設計され、概して１０mm以下の狭い幅から
なる、円周向けグルーブ (溝、circumferential groove
s)とこの円周向けグルーブと所定の角度で交差する多数
の横向けグルーブ(lateral grooves) によって定まる多
数のリッブ・ラッグ・ブロック・パターン(rib-lug blo
ck pattern) となる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこうした一般
的なトレッド・パタ−ンを有するタイヤは、濡れた路面
を走行するとき、水を通す通路の役をする前記円周向け
グルーブおよび横向けグルーブの体積が比較的に小さい
ため、多量の水が溜まった路面を高速で走行するときに
は、トレッドの接地面の水をタイヤの外に迅速かつ十分
に排除できず、えてしてハイドロプレーニング(hydropl
aning)現象が起きる。
的なトレッド・パタ−ンを有するタイヤは、濡れた路面
を走行するとき、水を通す通路の役をする前記円周向け
グルーブおよび横向けグルーブの体積が比較的に小さい
ため、多量の水が溜まった路面を高速で走行するときに
は、トレッドの接地面の水をタイヤの外に迅速かつ十分
に排除できず、えてしてハイドロプレーニング(hydropl
aning)現象が起きる。
【０００４】本発明は、前記したような問題を除くため
に案出したものであって、排水用のメーン・グルーブと
してのトレッドの中央部に一つの広幅の円周向けグルー
ブを形成し、またこの中央部円周向けグルーブを基準と
して左右に対称となるように両ショルダー部に前記中央
部の円周向けグルーブの幅と同一な広幅のグルーブを形
成するかたわら、排水用補助グルーブとして、これら円
周向けグルーブに対して所定の傾斜角を持つように交差
する横向けグルーブを左右対称となるように形成してな
る、排水性能の向上できる乗用車用トレッド・パターン
を提供することを目的とするものである。
に案出したものであって、排水用のメーン・グルーブと
してのトレッドの中央部に一つの広幅の円周向けグルー
ブを形成し、またこの中央部円周向けグルーブを基準と
して左右に対称となるように両ショルダー部に前記中央
部の円周向けグルーブの幅と同一な広幅のグルーブを形
成するかたわら、排水用補助グルーブとして、これら円
周向けグルーブに対して所定の傾斜角を持つように交差
する横向けグルーブを左右対称となるように形成してな
る、排水性能の向上できる乗用車用トレッド・パターン
を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の排水性能の増進
できるトレッド・パターンの乗用車用空気入りタイヤ
は、トレッド中央部に形成された広幅の円周向けグルー
ブと、前記中央部の円周向けグルーブを基準として左右
に対称となるように両ショルダー部に形成された広幅の
ショルダー・グルーブと、前記円周向けグル−ブに対し
て所定の傾斜角を有し、前記中央部の円周向けグルーブ
を基準として左右対称的に形成された、円周方向に所定
のピッチを有する横向けグル−ブと、そして、前記縦・
横向けグルーブ達によって画定されるリッブ／ラッグ・
ブロック列を含んで成る乗用車用タイヤのトレッド・パ
ターンにあって、前記中央部の円周向けグルーブの幅と
ショルダー部の円周向けグルーブの幅の比が同じく、こ
れら円周向けグルーブの幅の和がトレッド全体の幅の３
０〜４０％の範囲であり、前記横向けグルーブの幅が円
周向けグルーブの幅の３５〜４５％の範囲であり、同横
向けグルーブの円周方向に対する傾射角が１００〜１２
０゜であり、前記円周向けグルーブのトレッド表面から
底部までの深さが約１５〜２０mmの範囲であり、そして
同円周向けグルーブのトレッド表面に直角の垂直線に対
する側壁の傾斜角が３０〜４０゜であり、またこれら円
周向けグルーブの底部が緩やかな湾曲形状であることを
特徴とするものである。
できるトレッド・パターンの乗用車用空気入りタイヤ
は、トレッド中央部に形成された広幅の円周向けグルー
ブと、前記中央部の円周向けグルーブを基準として左右
に対称となるように両ショルダー部に形成された広幅の
ショルダー・グルーブと、前記円周向けグル−ブに対し
て所定の傾斜角を有し、前記中央部の円周向けグルーブ
を基準として左右対称的に形成された、円周方向に所定
のピッチを有する横向けグル−ブと、そして、前記縦・
横向けグルーブ達によって画定されるリッブ／ラッグ・
ブロック列を含んで成る乗用車用タイヤのトレッド・パ
ターンにあって、前記中央部の円周向けグルーブの幅と
ショルダー部の円周向けグルーブの幅の比が同じく、こ
れら円周向けグルーブの幅の和がトレッド全体の幅の３
０〜４０％の範囲であり、前記横向けグルーブの幅が円
周向けグルーブの幅の３５〜４５％の範囲であり、同横
向けグルーブの円周方向に対する傾射角が１００〜１２
０゜であり、前記円周向けグルーブのトレッド表面から
底部までの深さが約１５〜２０mmの範囲であり、そして
同円周向けグルーブのトレッド表面に直角の垂直線に対
する側壁の傾斜角が３０〜４０゜であり、またこれら円
周向けグルーブの底部が緩やかな湾曲形状であることを
特徴とするものである。
【０００６】以下本発明を図面に基いて詳細に説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明によるタイヤ・パターンの平
面図である。図２は図１のＡ−Ａ線断面図である。図３
は本発明によるトレッド・パターンを持ったタイヤの正
面図である。図４は従来のタイヤのトレッド・パターン
の平面図である。
面図である。図２は図１のＡ−Ａ線断面図である。図３
は本発明によるトレッド・パターンを持ったタイヤの正
面図である。図４は従来のタイヤのトレッド・パターン
の平面図である。
【０００８】図１に図示した通り、本発明による乗用車
用タイヤのトレッド・パターンは、トレッドの中央部に
形成した円周向け中央グルーブ(GW1) と、この中央グル
ーブを中心に左右両ショルダー部に対称をなして形成さ
れた円周向けショルダー・グルーブ(GW2, GW2)と、そし
て前記円周向けグルーブ、すなわち(GW1, GW2)に対して
所定の傾斜角で交差する所定ピッチ(P) の横向けグルー
ブ(GW3) 、およびこれらによって画定される中央ブロッ
ク(BW1) およびショルダー・ブロック(BW2) を含んで成
り立つ。
用タイヤのトレッド・パターンは、トレッドの中央部に
形成した円周向け中央グルーブ(GW1) と、この中央グル
ーブを中心に左右両ショルダー部に対称をなして形成さ
れた円周向けショルダー・グルーブ(GW2, GW2)と、そし
て前記円周向けグルーブ、すなわち(GW1, GW2)に対して
所定の傾斜角で交差する所定ピッチ(P) の横向けグルー
ブ(GW3) 、およびこれらによって画定される中央ブロッ
ク(BW1) およびショルダー・ブロック(BW2) を含んで成
り立つ。
【０００９】本発明の達成せんと欲する目的に従い、前
記中央グルーブ(GW1) の幅とショルダー・グルーブ(GW
2) の幅の比は１：１であり、これら幅の和はトレッド
全体の幅(TW)の３０〜４０％になるように構成する。 (GW1) : (GW2) ＝ 1 : 1 0.3(TW) ≦ [(GW1)+2(GW2)] ≦ 0.4(TW)
記中央グルーブ(GW1) の幅とショルダー・グルーブ(GW
2) の幅の比は１：１であり、これら幅の和はトレッド
全体の幅(TW)の３０〜４０％になるように構成する。 (GW1) : (GW2) ＝ 1 : 1 0.3(TW) ≦ [(GW1)+2(GW2)] ≦ 0.4(TW)
【００１０】また前記横向けグルーブ(GW3) の幅は中央
グルーブ(GW1) （またはショルダー・グルーブ(GW2) ）
の幅の３５〜４５％になるようにすると同時に、同横向
けグルーブ(GW3) の円周方向に対する傾斜角（φ）は１
００〜１２０゜の範囲にするのが望ましい。
グルーブ(GW1) （またはショルダー・グルーブ(GW2) ）
の幅の３５〜４５％になるようにすると同時に、同横向
けグルーブ(GW3) の円周方向に対する傾斜角（φ）は１
００〜１２０゜の範囲にするのが望ましい。
【００１１】中央グルーブ(GW1) とショルダー・グルー
ブ(GW2) のトレッド表面から底部までの深さ(H) は一般
的タイヤのグルーブの深さの約 1.2〜1.3 倍、すなわち
１５〜２０mm程度であり、中央およびショルダー・グル
ーブの側壁傾斜角（β）はトレッド表面に直角の垂直線
に対して３０〜４０％で、これらグルーブの底部は応力
の集中を防ぐために通常のタイヤでと同じく緩やかな湾
曲形状に形成される。
ブ(GW2) のトレッド表面から底部までの深さ(H) は一般
的タイヤのグルーブの深さの約 1.2〜1.3 倍、すなわち
１５〜２０mm程度であり、中央およびショルダー・グル
ーブの側壁傾斜角（β）はトレッド表面に直角の垂直線
に対して３０〜４０％で、これらグルーブの底部は応力
の集中を防ぐために通常のタイヤでと同じく緩やかな湾
曲形状に形成される。
【００１２】前記のように構成される本願発明によるタ
イヤの設計基準を説明すると、次の通りである。
イヤの設計基準を説明すると、次の通りである。
【００１３】すなわち、中央グルーブ(GW1) およびショ
ルダー・グルーブ(GW2) の幅の和がトレッド(TW)の幅に
対して３０〜４０％になるように構成し、中央グルーブ
(GW1) の幅とショルダー・グルーブ(GW2) の幅の比を大
体１：１の範囲にしたのは、タイヤの接地面に存在する
水を優先的にタイヤの進行方向と同一な方向に形成され
たメーン・グルーブ(GW1, GW2)によって迅速に分散的に
吸収・排除できるようにせんがためである。グルーブの
幅が前記の範囲より小さいときには、グルーブの体積の
減少によってトレッド接地面の水をグルーブ内に十分に
吸収できず、反対に前記の範囲を超えるときには、パタ
ーン・ブロック列、特にラッグ列の力学的強性が低下し
て、異常摩耗の発生と共にブロックの震えによるタイヤ
の騒音が増加する。
ルダー・グルーブ(GW2) の幅の和がトレッド(TW)の幅に
対して３０〜４０％になるように構成し、中央グルーブ
(GW1) の幅とショルダー・グルーブ(GW2) の幅の比を大
体１：１の範囲にしたのは、タイヤの接地面に存在する
水を優先的にタイヤの進行方向と同一な方向に形成され
たメーン・グルーブ(GW1, GW2)によって迅速に分散的に
吸収・排除できるようにせんがためである。グルーブの
幅が前記の範囲より小さいときには、グルーブの体積の
減少によってトレッド接地面の水をグルーブ内に十分に
吸収できず、反対に前記の範囲を超えるときには、パタ
ーン・ブロック列、特にラッグ列の力学的強性が低下し
て、異常摩耗の発生と共にブロックの震えによるタイヤ
の騒音が増加する。
【００１４】また、横向けグルーブ(GW3) の幅の大きさ
を円周向けグルーブ(GW1) (またはショルダー・グルー
ブ(GW2) の３５〜４５％にすることは、中央グルーブ(G
W1)、ショルダー・グルーブ(GW2) および中央ブロック
(BW1) 、ショルダー・ブロック(BW2) およびトレッド(T
W)全体との相関関係において単位ピッチ当りのブロック
強性を維持しながら、しかも適切なnet-to-gross（トレ
ッド接地面対全トレッド面の比）を維持させて前記円周
向けメーン・グルーブ(GW1) および(GW2) によってすぐ
に吸収・排除されえなかった水をタイヤ・ショルダー側
に補助的に排水させるためのものである。
を円周向けグルーブ(GW1) (またはショルダー・グルー
ブ(GW2) の３５〜４５％にすることは、中央グルーブ(G
W1)、ショルダー・グルーブ(GW2) および中央ブロック
(BW1) 、ショルダー・ブロック(BW2) およびトレッド(T
W)全体との相関関係において単位ピッチ当りのブロック
強性を維持しながら、しかも適切なnet-to-gross（トレ
ッド接地面対全トレッド面の比）を維持させて前記円周
向けメーン・グルーブ(GW1) および(GW2) によってすぐ
に吸収・排除されえなかった水をタイヤ・ショルダー側
に補助的に排水させるためのものである。
【００１５】なお、横向けグルーブ(GW3) の円周方向に
対する傾斜角φを１００〜１２０゜の範囲にしたのは、
円周向けグルーブ(GW1, GW2)に流入した水がトレッドの
幅の方向に離脱するとき通常の車両速度８０〜１２０km
/hで最も円滑に流動できる条件となるからである。
対する傾斜角φを１００〜１２０゜の範囲にしたのは、
円周向けグルーブ(GW1, GW2)に流入した水がトレッドの
幅の方向に離脱するとき通常の車両速度８０〜１２０km
/hで最も円滑に流動できる条件となるからである。
【００１６】
【作用】要するに、本発明により形成されるタイヤのト
レッド・パターンは、グルーブによって画定されるブロ
ックの強性を低下させずにグルーブの容積を最大限にし
て水を迅速かつ十分に排除させるような設計基準によっ
て形成されたものであり、本発明によるタイヤは水のあ
る路面でタイヤが迅速な排水性能を発揮するようにして
走行時に発生するハイドロプレーニングを防止するよう
にしたものである。
レッド・パターンは、グルーブによって画定されるブロ
ックの強性を低下させずにグルーブの容積を最大限にし
て水を迅速かつ十分に排除させるような設計基準によっ
て形成されたものであり、本発明によるタイヤは水のあ
る路面でタイヤが迅速な排水性能を発揮するようにして
走行時に発生するハイドロプレーニングを防止するよう
にしたものである。
【００１７】
【実施例】本発明によるトレッド・パターンを適用した
乗用車用タイヤを通常のタイヤと対比するために、表１
の条件で実施した抗ハイドロプレーニング性能試験結果
を表２および図５に示した。
乗用車用タイヤを通常のタイヤと対比するために、表１
の条件で実施した抗ハイドロプレーニング性能試験結果
を表２および図５に示した。
【００１８】
【表１】 項 目 内 容 備 考 路面水深 10 mm ± 1.5 mm ハイドロプ 空気圧 30 PSI レーニング ホイール・サイズ 5.5 × 14 inch 試験標準 測定時間 3 sec タイヤ・サイズ 205/60 R 15 車両 韓国Ｈ社製造の3200ccジープ型車
【００１９】
【表２】 試験タイヤ 車両速度 (km/h) ハイドロプレー 60 65 70 75 80 85 90 ニング発生速度 従来タイヤ１ 60 65 69 72 71* 56* 52* 80 従来タイヤ２ 60 65 70 73 69* 59* 53* 79 従来タイヤ３ 60 65 68 73 70* 59* 52* 80 従来タイヤ４ 60 65 68 74 73* 58* 51* 81 本発明タイヤ 60 65 70 75 80 81 77* 90 （注）* 印はハイドロプレーニング現象発生。
【００２０】表２および図５は、通常タイヤの場合、車
の速度８０キロ時あたりでハイドロプレーニング現象が
発生するが、本発明によるタイヤの場合は、９０キロ時
あたりで発生することを示している。
の速度８０キロ時あたりでハイドロプレーニング現象が
発生するが、本発明によるタイヤの場合は、９０キロ時
あたりで発生することを示している。
【００２１】
【発明の効果】作用の項でも述べたように、本発明によ
り形成されるタイヤのトレッド・パターンは、グルーブ
によって画定されるブロックの強性を低下させずにグル
ーブの容積を最大限にして水を迅速かつ十分に排除させ
るような設計基準によって形成されたものである。その
ため、本発明によれば、水のある路面でタイヤが迅速な
排水性能を発揮されるうよになっているので、走行時に
発生するハイドロプレーニングが有効に防止される。
り形成されるタイヤのトレッド・パターンは、グルーブ
によって画定されるブロックの強性を低下させずにグル
ーブの容積を最大限にして水を迅速かつ十分に排除させ
るような設計基準によって形成されたものである。その
ため、本発明によれば、水のある路面でタイヤが迅速な
排水性能を発揮されるうよになっているので、走行時に
発生するハイドロプレーニングが有効に防止される。
【図１】本発明によるタイヤ・パターンの平面図であ
る。
る。
【図２】第１図のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】本発明によるトレッド・パターンを持ったタイ
ヤの正面図である。
ヤの正面図である。
【図４】従来のタイヤのトレッド・パターンの平面図で
ある。
ある。
【図５】表１の条件で実施した抗ハイドロプレーニング
性能試験結果を示したグラフである。
性能試験結果を示したグラフである。
Claims (1)
- 【請求項１】トレッド中央部に形成された広幅の円周向
けグルーブと、 前記中央部の円周向けグルーブを基準として左右に対称
となるように両ショルダー部に形成された広幅のショル
ダー・グルーブと、 前記円周向けグル−ブに対して所定の傾斜角を有し、前
記中央部の円周向けグルーブを基準として左右対称的に
形成された、円周方向に所定のピッチを有する横向けグ
ル−ブと、そして、 前記縦・横向けグルーブ達によって画定されるリッブ／
ラッグ・ブロック列を含んで成る乗用車用タイヤのトレ
ッド・パターンにあって、 前記中央部の円周向けグルーブの幅とショルダー部の円
周向けグルーブの幅の比が同じく、これら円周向けグル
ーブの幅の和がトレッド全体の幅の３０〜４０％の範囲
であり、前記横向けグルーブの幅が円周向けグルーブの
幅の３５〜４５％の範囲であり、同横向けグルーブの円
周方向に対する傾射角が１００〜１２０゜であり、前記
円周向けグルーブのトレッド表面から底部までの深さが
約１５〜２０mmの範囲であり、そして同円周向けグルー
ブのトレッド表面に直角の垂直線に対する側壁の傾斜角
が３０〜４０゜であり、またこれら円周向けグルーブの
底部が緩やかな湾曲形状であることを特徴とする、排水
性能の増進できるトレッド・パターンの乗用車用空気入
りタイヤ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR5036/1994 | 1994-03-14 | ||
| KR19940005036 | 1994-03-14 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0834208A true JPH0834208A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=19378857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7062097A Pending JPH0834208A (ja) | 1994-03-14 | 1995-02-24 | 雨下路面の排水を良くしたトレッド・パターンの空気入りタイヤ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0834208A (ja) |
| DE (1) | DE19507788A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| KR100798355B1 (ko) * | 2005-05-23 | 2008-01-28 | 주식회사 뉴파워 프라즈마 | 대면적 처리용 외장형 권선 코일을 구비하는 플라즈마처리장치 |
| WO2009034959A1 (ja) * | 2007-09-12 | 2009-03-19 | Kabushiki Kaisha Bridgestone | 空気入りタイヤ |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
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| EP0997323B1 (en) * | 1998-10-30 | 2006-03-22 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Vehicle tyre |
| DE10309970A1 (de) * | 2003-03-07 | 2004-09-16 | Continental Aktiengesellschaft | Reifenprofil eines Fahrzeugluftreifens |
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