JPH08340668A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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Publication number
JPH08340668A
JPH08340668A JP17028095A JP17028095A JPH08340668A JP H08340668 A JPH08340668 A JP H08340668A JP 17028095 A JP17028095 A JP 17028095A JP 17028095 A JP17028095 A JP 17028095A JP H08340668 A JPH08340668 A JP H08340668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
lead screw
radial bearing
motor
rotary output
Prior art date
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Pending
Application number
JP17028095A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Wakai
清志 若井
Hiroshi Miyazawa
寛 宮澤
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP17028095A priority Critical patent/JPH08340668A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転出力軸の軸長を長くすることなく移動ナッ
トの移動量を大きく確保することができるステッピング
モータを提供する。 【構成】所定範囲L3にリードスクリュー12aを形成
した回転出力軸12がモータ本体11から突出され、回
転出力軸12の基部12bを貫通させるフレーム体13
がモータ本体11に装着され、フレーム体13に案内さ
れてリードスクリュー12a上を移動する移動ナット1
4がリードスクリュー12aに螺合され、回転出力軸1
2の基部12bを回転自在に支承するラジアル軸受15
がフレーム体13とモータ本体11とに跨った状態でフ
レーム体13に保持され、逃げ穴15bがラジアル軸受
15の保持部分に対応する軸受周面15aに形成され、
リードスクリュー12aの逃げ溝12cが逃げ穴15b
に対向される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステッピングモータ、
特に、リードスクリューを形成した回転出力軸を有する
ステッピングモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図3(A),(B)に示
すように、回転出力軸1の所定範囲L1にリードスクリ
ュー1aを形成したモータ本体2と、リードスクリュー
1aに螺合された移動ナット3と、モータ本体2に装着
されて移動ナット2の移動を案内し且つ回転出力軸1の
基部1bが貫通するフレーム体4と、回転出力軸1の基
部1bを回転自在に支承するラジアル軸受5とを備えた
ステッピングモータMが知られている(例えば、実開昭
64−34882号公報参照)。
【0003】フレーム体4は、モータ本体2の取付板2
aに固定される略コ字状のフレーム4aと、このフレー
ム4aの対向する壁部間に架設されたガイドフレーム4
bとを備え、移動ナット3は摺動部材6を介してガイド
フレーム4bに案内されつつ回転出力軸1の回転に伴っ
てリードスクリュー1a上を移動する。
【0004】このラジアル軸受5は、図4に示すよう
に、フレーム4aの一方の壁部と取付板2aとに跨り、
取付板2aに形成された支持穴2cに嵌め又は圧入する
ことにより取付板2aに保持される。また、ラジアル軸
受5の軸受周面5aのうち、支持穴2cに対応する部
分、即ち、ラジアル軸受5が取付板2aに嵌め又は圧入
される部分には、この嵌め又は圧入によるラジアル軸受
5の変形を防止する逃げ穴5bが形成されている。
【0005】一方、回転出力軸1の先端は、フレーム4
aの他方の壁部に保持されたスラスト軸受7に鋼球8を
介して回転可能に支承されている。また、回転出力軸1
のリードスクリュー1aは、バイトで切削する切削加工
や砥石で削る研削加工の他、ダイスの上を転がす転造加
工等の工法により加工され、その加工端部には、例え
ば、図3,図4で示した転造加工の場合にはネジによる
膨出する肉(金属の余り部分)を逃すための逃げ溝1c
が必要となる。尚、切削加工や研削加工の場合において
も、加工始端部並びに加工終端部に逃げ溝1cに類似す
る不完全ネジ部が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成されたステッピングモータMにあっては、回転出力
軸1に逃げ溝1c若しくはそれに類似する不完全ネジ部
は、ラジアル軸受5に支承される部分よりも先端寄りに
形成される。
【0007】これは、ラジアル軸受5が嵌め若しくは圧
入により取付板2aに保持されているため、ラジアル軸
受5によって回転出力軸1を実質的に支承している部分
が逃げ穴5bの無い部分となり、この実質的に支承され
ている部分に逃げ溝1cやネジ部1aを位置させること
ができないからである。
【0008】従って、移動ナット3の移動範囲L2は制
限された非常に狭いものとなってしまうという問題があ
った。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、回転出力軸の軸長を長くすることなく移動ナッ
トの移動量を大きく確保することができるステッピング
モータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、モータ本体から突出され
且つ所定範囲にリードスクリューを形成した回転出力軸
と、前記モータ本体に装着され且つ前記回転出力軸の基
部が貫通するフレーム体と、前記リードスクリューに螺
合され且つ前記フレーム体に案内されて前記リードスク
リュー上を移動する移動ナットと、前記フレーム体と前
記モータ本体とに跨り且つ前記回転出力軸の基部を回転
自在に支承するラジアル軸受とを備えたステッピングモ
ータにおいて、前記ラジアル軸受が前記フレーム体に保
持されると共に、前記ラジアル軸受の保持部分に対応す
る軸受周面に逃げ穴が形成され、該逃げ穴に前記リード
スクリューのネジ溝端部が対向されていることを要旨と
する。
【0011】
【作用】このような請求項1に記載の構成においては、
所定範囲にリードスクリューを形成した回転出力軸がモ
ータ本体から突出され、回転出力軸の基部を貫通させる
フレーム体がモータ本体に装着され、フレーム体に案内
されてリードスクリュー上を移動する移動ナットがリー
ドスクリューに螺合され、回転出力軸の基部を回転自在
に支承するラジアル軸受がフレーム体とモータ本体とに
跨った状態でフレーム体に保持され、逃げ穴がラジアル
軸受の保持部分に対応する軸受周面に形成され、リード
スクリューのネジ溝端部が逃げ穴に対向される。
【0012】
【実施例】次に、本発明のステッピングモータの実施例
を図面に基づいて説明する。
【0013】図1(A),(B)において、ステッピン
グモータ10は、モータ本体11、所定範囲L3にリー
ドスクリュー12aを形成した回転出力軸12、モータ
本体11に装着されたフレーム体13、リードスクリュ
ー12aに螺合された移動ナット14、回転出力軸12
の基部12bを回転自在に支承するラジアル軸受15を
備えている。
【0014】モータ本体11は、略円筒形状のモータケ
ース16、モータケース16の一端に固定された蓋体1
7、モータケース16の内壁面に設けられたコイル1
8、回転出力軸12の基部12bに固定された駆動マグ
ネット19、モータケース16の他端に固定された取付
板20を備えている。尚、駆動マグネット19はコイル
18に対向している。
【0015】フレーム体13は、取付板20に固定され
る略コ字状のフレーム13aと、このフレーム13aの
対向する壁部13b,13c間に架設されたガイドフレ
ーム13dとを備え、移動ナット14は摺動部材21を
介してガイドフレーム13dに案内されつつ回転出力軸
12の回転に伴ってリードスクリュー12a上を移動す
る。また、フレーム13aの壁部13cにはスラスト軸
受22が設けられ、このスラスト軸受22に鋼球23を
介して回転出力軸12の突出端が回転可能に支承されて
いる。
【0016】ラジアル軸受15は、図2に示すように、
フレーム13aの壁部13bと取付板20とに跨って設
けられ、取付板20に形成された支持穴20aに挿入さ
れると共に壁部13bの支持穴13eに嵌め又は圧入さ
れている。また、ラジアル軸受15の軸受周面15aの
うち、支持穴13eに対応する部分、即ち、ラジアル軸
受15が壁部13bに嵌め又は圧入される部分には、こ
の嵌め又は圧入によるラジアル軸受15の変形を防止す
る逃げ穴15bが形成されている。
【0017】一方、リードスクリュー12aは、バイト
で切削する切削加工や砥石で削る研削加工の他、ダイス
の上を転がす転造加工等の工法により加工され、その加
工端部(ネジ溝端部)には、例えば、図1,図2で示し
た転造加工の場合にはネジによる膨出する肉(金属の余
り部分)を逃すための逃げ溝12cが必要となる。ま
た、この逃げ溝12cは逃げ穴15bに対向している。
尚、切削加工や研削加工の場合においても加工端部並び
に加工終端部に逃げ溝12cに類似する不完全ネジ部が
形成される。
【0018】上記の構成において、ステッピングモータ
10を組み付けるには、先ず、取付板20とモータケー
ス16とをスポット溶接等により接合する。
【0019】また、フレーム体13の壁部13bの支持
穴13eにラジアル軸受15を嵌め若しくは圧入すると
共に、フレーム体13に移動ナット14、摺動部材2
1、スラスト軸受22を装着する。
【0020】次に、基部12bに駆動マグネット19を
固定した回転出力軸12をモータ本体11側から挿入
し、基部12bをスラスト軸受15の軸受周面15aで
支承させると共に鋼球23を介してスラスト軸受22に
突出端を支承させる。この際、リードスクリュー12a
には移動ナット14が螺合される。そして、モータケー
ス16と蓋体17とをスポット溶接等により接合する。
【0021】尚、回転出力軸12をフレーム体13と一
体に予め組み込み、このユニット状態でモータ本体11
に回転出力軸12の基部12bを挿入し、基部12bに
駆動マグネット19を固定した後、蓋体17をモータケ
ース16に装着することも可能である。
【0022】また、上述したユニット状態を駆動マグネ
ット19を基部12bに固定したまでとし、この駆動マ
グネット19を含めたユニット状態のフレーム体13を
モータ本体11に基部12bを挿入しつつ取付板20に
固定させてもよい。この際、駆動マグネット19の径と
支持穴20aの開口径とは同じ若しくは支持穴20aの
開口径の方を大きくする。
【0023】このように、本発明のステッピングモータ
10にあっては、フレーム体13の側壁13bとモータ
本体11の取付板20とに跨るラジアル軸受15に回転
出力軸12がモータ本体11側で回転可能に支承され、
ラジアル軸受15がフレーム体13に保持されると共
に、逃げ穴15bと逃げ溝12cとを対向させたことに
より、リードスクリュー12aを壁部13bにまで位置
させて回転出力軸12の軸長を長くすることなくリード
スクリュー12aの所定範囲L3を長く確保することが
でき、よって、移動ナット14の移動範囲L4を大きく
確保することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のステッピ
ングモータにあっては、ラジアル軸受がフレーム体に保
持されると共に、前記ラジアル軸受の保持部分に対応す
る軸受周面に逃げ穴が形成され、該逃げ穴に前記リード
スクリューのネジ溝端部が対向されていることにより、
回転出力軸の軸長を長くすることなく移動ナットの移動
量を大きく確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステッピングモータを示し、(A)は
ステッピングモータの側面図、(B)はステッピングモ
ータの断面図である。
【図2】同じく、要部の拡大断面図である。
【図3】従来のステッピングモータを示し、(A)はス
テッピングモータの側面図、(B)はステッピングモー
タの断面図である。
【図4】同じく、要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
10…ステッピングモータ 11…モータ本体 12…回転出力軸 12a…リードスクリュー 12b…基部 12c…逃げ溝(ネジ溝端部) 13…フレーム体 14…移動ナット 15…ラジアル軸受 15a…軸受周面 15b…逃げ穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ本体から突出され且つ所定範囲にリ
    ードスクリューを形成した回転出力軸と、前記モータ本
    体に装着され且つ前記回転出力軸の基部が貫通するフレ
    ーム体と、前記リードスクリューに螺合され且つ前記フ
    レーム体に案内されて前記リードスクリュー上を移動す
    る移動ナットと、前記フレーム体と前記モータ本体とに
    跨り且つ前記回転出力軸の基部を回転自在に支承するラ
    ジアル軸受とを備えたステッピングモータにおいて、 前記ラジアル軸受が前記フレーム体に保持されると共
    に、前記ラジアル軸受の保持部分に対応する軸受周面に
    逃げ穴が形成され、該逃げ穴に前記リードスクリューの
    ネジ溝端部が対向されていることを特徴とするステッピ
    ングモータ。
  2. 【請求項2】前記ネジ溝端部は、転造加工ネジによる逃
    げ溝であることを特徴とする請求項1に記載のステッピ
    ングモータ。
  3. 【請求項3】前記ネジ溝端部は、切削加工ネジ又は研削
    加工ネジによる加工端部であることを特徴とする請求項
    1に記載のステッピングモータ。
JP17028095A 1995-06-13 1995-06-13 ステッピングモータ Pending JPH08340668A (ja)

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JP17028095A JPH08340668A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 ステッピングモータ

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JP17028095A JPH08340668A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 ステッピングモータ

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JPH08340668A true JPH08340668A (ja) 1996-12-24

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ID=15902026

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JP (1) JPH08340668A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100454401C (zh) * 2004-10-29 2009-01-21 日本电产三协株式会社 送进装置
JP2014193053A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Nidec Sankyo Corp モータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100454401C (zh) * 2004-10-29 2009-01-21 日本电产三协株式会社 送进装置
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