JP3324668B2 - ベルト駆動装置のベルト張力調整機構 - Google Patents

ベルト駆動装置のベルト張力調整機構

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JP3324668B2
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透 仲子
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二つのプーリに巻き掛
けたベルトを備えたベルト駆動装置のベルト張力調整機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二つの平行な回転軸にそれぞれ固
定されたプーリにベルトを巻き掛けたベルト駆動装置の
ベルト張力を調整する場合、回転軸に平行な軸に回転自
在に支持されたテンションプーリを設け、二つのプーリ
の間でテンションプーリによりベルトを所定の圧力で押
し付けるようにしたものが開示されている(例えば、実
開昭64−31243号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、テンションプーリの位置を調整する位置決め機構を
二つのプーリの間の機械フレームに固定にする必要があ
り、二つのプーリの間の空間を大きく占めるため、とく
にモータの回転軸に固定したプーリにベルトを巻き掛け
た場合、位置決め機構がモータ本体や他の機械部品と干
渉したり、調整作業が難しくなるという問題があった。
本発明は、構造が簡単で調整作業が容易なベルト駆動装
置のベルト張力調整機構を提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、第1のプーリを固定したモータ軸を備え
た駆動モータと、前記モータ軸に平行な回転軸に固定し
た第2のプーリと、前記駆動モータを固定し、かつ前記
回転軸を支持する機械フレームと、前記第1のプーリと
前記第2のプーリに巻き掛けたベルトとを備えたベルト
駆動装置のベルト張力調整機構において、前記駆動モー
タのモータ軸側に設けたフランジ部と、前記フランジ部
に設けた前記モータ軸と同心のリング状の嵌合部と、前
記フランジ部に設け、前記嵌合部より内側で、かつ前記
第1のプーリの傍らに偏心して位置するとともに、前記
モータ軸に平行に設けた支持軸と、前記支持軸に回転自
在に支持したテンションプーリと、前記機械フレームに
設け、かつ前記フランジ部の嵌合部が摺動し得るように
嵌合する嵌合穴とを備えたものである。
【0005】上記手段により、モータ軸に対して偏心し
た位置に設けたテンションプーリをベルトに接触させ、
さらに嵌合部を摺動させてフランジ部を回転すると、テ
ンションプーリがベルトに押し付けられ、ベルトに張力
を加えることができる。ベルトの張力の大きさは、テン
ションプーリがベルトに接触してから、ベルトが押し付
けられて、テンションプーリとの接触点が変位した長さ
を調整することによって決めることができる。この場
合、テンションプーリ8は、第1のプーリ3の傍らにモ
ータ軸21の軸心に対して小さな半径寸法で偏心して位
置させているので、テンションプーリ8を僅かに移動さ
せてベルト6との接触点を僅かに変位させる場合も、テ
ンションプーリ8よりも外側に位置しテンションプーリ
8よりも大きな移動量(回転量)となる長穴24の部分
で回転量を確認することができるので、テンションプー
8の変位量の微調整が可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1は本発明の実施例を示す平面図、図2はその
正断面図である。図において、ベルト駆動装置10は、
機械フレーム1に二つの嵌合穴11および12を設け、
嵌合穴11の周辺には円周方向に等間隔に4個のねじ穴
13を設けてある。駆動モータ2はモータ軸21の突出
する側にフランジ部22を設け、フランジ部22にはモ
ータ軸21と同心のリング状の嵌合部23を設けて、嵌
合穴11に回転し得るように嵌合させてある。駆動モー
タ2のフランジ部22には、円周方向に等間隔に4か所
に円周方向に伸びる長穴24を設け、駆動モータ2の位
置を回転方向に調整して、ねじ穴13にボルト25を螺
合することにより固定するようにしてある。モータ軸2
1には第1のプーリ3を固定してある。機械フレーム1
に設けた嵌合穴12には、モータ軸21に平行な回転軸
4を軸受41を介して支持し、回転軸4には第2のプー
リ5を固定してある。第1のプーリ3と第2のプーリ5
にはベルト6を巻き掛けてある。駆動モータ2のフラン
ジ部22には、モータ軸21に平行で、偏心した位置に
支持軸7を固定し、支持軸7にはテンションプーリ8を
軸受81を介して支持してある。第1のプーリ3と第2
のプーリ5に巻き掛けたベルト6の張力を調整する場
合、テンションプーリ8をベルト6に接触させ、嵌部2
3を嵌合穴11に回転方向に摺動させてながら、図1で
は時計回りにフランジ部22を回転して、テンションプ
ーリ8によってベルト6を押し付け、ベルト6に張力を
加える。ベルト6の張力の大きさは、テンションプーリ
8がベルト6に接触してから、ベルト6が押し付けられ
て、テンションプーリ8との接触点の変位した長さによ
って決まるが、接触点の変位した長さはフランジ部22
の回転方向の位置を調整することによって決まる。この
場合、テンションプーリ8は、第1のプーリ3の傍らに
モータ軸21の軸心に対して小さな半径寸法で偏心して
位置させているので、テンションプーリ8 を僅かに移動
させてベルト6との接触点を僅かに変位させる場合も、
テンションプーリ8よりも外側に位置しテンションプー
リ8よりも大きな移動量(回転量)となる長穴24の部
分で回転量を確認することができるので、テンションプ
ーリ8の変位量の微調整が可能になる。なお、フランジ
部22を機械フレーム1に固定する場合、フランジ部2
2に設けた長穴24にボルト25を通して固定するの
で、長穴24の長さの範囲でフランジ部22の回転方向
の位置を調整できる。したがって、テションプーリ8を
機械フレーム1に設けず、駆動モータ2のフランジ部2
2に取り付けて、フランジ部22を回転するだけで張力
を調整できるので、他の機械との干渉もなくなり、張力
の調整作業も簡単になる。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、二
つのプーリに巻き掛けたベルトの張力を調整する場合、
機械フレームに取りつけるモータのフランジ部を回転す
るだけで、前記フランジ部に設けられ、第1のプーリの
傍らにモータ軸の軸心に対して小さな半径寸法で偏心し
て配置させたテンションプーリによって張力の調整が
調整の範囲から容易にできるので、構造が簡単で調整作
業が容易なベルトの張力調整機構を提供できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】 本発明の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 機械フレーム、10 ベルト駆動装置、11、12
嵌合穴、13 ねじ穴、2 駆動モータ、21 モー
タ軸、22 フランジ部、23 嵌合部、24長穴、2
5 ボルト、3 第1のプーリ、4 回転軸、41 軸
受、5 第2のプーリ、6 ベルト、7 支持軸、8
テンションプーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−151463(JP,U) 実開 平3−61121(JP,U) 実開 平3−116334(JP,U) 実開 昭53−102195(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 7/00 - 7/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のプーリを固定したモータ軸を備え
    た駆動モータと、前記モータ軸に平行な回転軸に固定し
    た第2のプーリと、前記駆動モータを固定し、かつ前記
    回転軸を支持する機械フレームと、前記第1のプーリと
    前記第2のプーリに巻き掛けたベルトとを備えたベルト
    駆動装置のベルト張力調整機構において、前記駆動モー
    タのモータ軸側に設けたフランジ部と、前記フランジ部
    に設けた前記モータ軸と同心のリング状の嵌合部と、
    記フランジ部に設け、前記嵌合部より内側で、かつ前記
    第1のプーリの傍らに偏心して位置するとともに、前記
    モータ軸に平行に設けた支持軸と、前記支持軸に回転自
    在に支持したテンションプーリと、前記機械フレームに
    設け、かつ前記嵌合部が摺動し得るように嵌合する嵌合
    穴とを備えたことを特徴とするベルト駆動装置のベルト
    張力調整機構。
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