JPS6223244Y2 - - Google Patents
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- JPS6223244Y2 JPS6223244Y2 JP1980089573U JP8957380U JPS6223244Y2 JP S6223244 Y2 JPS6223244 Y2 JP S6223244Y2 JP 1980089573 U JP1980089573 U JP 1980089573U JP 8957380 U JP8957380 U JP 8957380U JP S6223244 Y2 JPS6223244 Y2 JP S6223244Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball bearing
- radial ball
- frame
- armature shaft
- set screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
- F16C2380/27—Motor coupled with a gear, e.g. worm gears
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は減速機付電動モータの軸受装置の改良
に関する。
に関する。
従来の減速機付電動モータの軸受装置は、例え
ば第1図に示す如く、フレーム14に設けた軸方
向位置規制の段14bを有する貫通孔14a内に
ラジアル玉軸受9の外輪9bを嵌合し、該フレー
ム14の角部14fの円周方向の複数箇所を加締
等によつてラジアル玉軸受9を軸方向に固定した
のち、前記フレーム14に設けた取付脚14cに
ブラシ15を収納するブラシボツクス16を取付
けたホルダーベース17を固着させており、次に
一端にウオーム3を形成しアマチユア4及び整流
子5を取付けたアマチユアシヤフト2を前記ラジ
アル玉軸受9の内輪9a内に嵌入し、該シヤフト
2に設けたラジアル玉軸受9の内輪9a前後の大
径部10a,10bでアマチユアシヤフト2を軸
方向に規制して、ラジアル玉軸受9によりラジア
ル荷重のみならずスラスト荷重も受けることがで
きるようにした装置は知られている。この装置に
おいて、アマチユアシヤフト2をラジアル玉軸受
9に対し軸方向に規制するための大径部10a,
10bの形成は、まず前記フレーム14と一体に
形成したギヤケース18に設けた傾斜部18bを
有する側壁18cとラジアル玉軸受9とで空間2
4を形成し、該空間24内に平ワツシヤ12,1
2と緩衝部材13とを該緩衝部材13が中間にく
るように入れておき、アマチユアシヤフト2に設
けた周溝11aに係合させたストツプリングによ
り大径部10aを形成し、平ワツシヤ12を挿入
したアマチユアシヤフト2を内輪9a内に嵌入し
つつ前記空間24に入れておいた平ワツシヤ1
2,12と緩衝部材13とを該シヤフト2に挿入
し、シヤフト2をウオーム3方向へ押しつけるこ
とによりアマチユアシヤフト2は大径部10aが
平ワツシヤ12を介して内輪9aに当接した位置
で規制され、前記傾斜部18bと同等の傾斜を持
つ傾斜部25aを有する組込治具25により傾斜
部18bをガイドとしてストツプリング10bを
アマチユアシヤフト2に設けた周溝11bに係合
させて大径部10bを形成する。尚ストツプリン
グ10bを周溝11bに係合させるときに緩衝部
材13をたわませるので内輪9aとアマチユアシ
ヤフト2間に摩擦力が与えられ内輪9aと該シヤ
フト2は一体に回転する。この装置においては、
ラジアル玉軸受9をフレーム14に固定するため
にフレーム14の角部14fを加締るといつため
んどうな作業が必要となるとともに、狭い空間2
4内に配置した平ワツシヤ12,12及び緩衝部
材13にアマチユアシヤフト2を挿入するために
作業性は悪くなり、更に周溝11bにストツプリ
ングを係合させて大径部10bを形成するために
はギヤケース18にガイドとなる傾斜部18bを
有する側壁18cを設ける必要があるとともに組
込み治具25を必要とする等の欠点があつた。
ば第1図に示す如く、フレーム14に設けた軸方
向位置規制の段14bを有する貫通孔14a内に
ラジアル玉軸受9の外輪9bを嵌合し、該フレー
ム14の角部14fの円周方向の複数箇所を加締
等によつてラジアル玉軸受9を軸方向に固定した
のち、前記フレーム14に設けた取付脚14cに
ブラシ15を収納するブラシボツクス16を取付
けたホルダーベース17を固着させており、次に
一端にウオーム3を形成しアマチユア4及び整流
子5を取付けたアマチユアシヤフト2を前記ラジ
アル玉軸受9の内輪9a内に嵌入し、該シヤフト
2に設けたラジアル玉軸受9の内輪9a前後の大
径部10a,10bでアマチユアシヤフト2を軸
方向に規制して、ラジアル玉軸受9によりラジア
ル荷重のみならずスラスト荷重も受けることがで
きるようにした装置は知られている。この装置に
おいて、アマチユアシヤフト2をラジアル玉軸受
9に対し軸方向に規制するための大径部10a,
10bの形成は、まず前記フレーム14と一体に
形成したギヤケース18に設けた傾斜部18bを
有する側壁18cとラジアル玉軸受9とで空間2
4を形成し、該空間24内に平ワツシヤ12,1
2と緩衝部材13とを該緩衝部材13が中間にく
るように入れておき、アマチユアシヤフト2に設
けた周溝11aに係合させたストツプリングによ
り大径部10aを形成し、平ワツシヤ12を挿入
したアマチユアシヤフト2を内輪9a内に嵌入し
つつ前記空間24に入れておいた平ワツシヤ1
2,12と緩衝部材13とを該シヤフト2に挿入
し、シヤフト2をウオーム3方向へ押しつけるこ
とによりアマチユアシヤフト2は大径部10aが
平ワツシヤ12を介して内輪9aに当接した位置
で規制され、前記傾斜部18bと同等の傾斜を持
つ傾斜部25aを有する組込治具25により傾斜
部18bをガイドとしてストツプリング10bを
アマチユアシヤフト2に設けた周溝11bに係合
させて大径部10bを形成する。尚ストツプリン
グ10bを周溝11bに係合させるときに緩衝部
材13をたわませるので内輪9aとアマチユアシ
ヤフト2間に摩擦力が与えられ内輪9aと該シヤ
フト2は一体に回転する。この装置においては、
ラジアル玉軸受9をフレーム14に固定するため
にフレーム14の角部14fを加締るといつため
んどうな作業が必要となるとともに、狭い空間2
4内に配置した平ワツシヤ12,12及び緩衝部
材13にアマチユアシヤフト2を挿入するために
作業性は悪くなり、更に周溝11bにストツプリ
ングを係合させて大径部10bを形成するために
はギヤケース18にガイドとなる傾斜部18bを
有する側壁18cを設ける必要があるとともに組
込み治具25を必要とする等の欠点があつた。
またストツプリングにより大径部10aを形成
したアマチユアシヤフト2をラジアル玉軸受9の
内輪9aに嵌入し、大径部10bで該シヤフト2
をラジアル玉軸受9に対し軸方向に規制した状態
で該ラジアル玉軸受9をフレーム14に設けた軸
方向位置規制の段14bを有する貫通孔14aに
嵌合し、フレーム14の角部14fを加締等によ
り固定することは角部14fに近接した位置に整
流子5が存在するので加締作業が困難であるとと
もに整流子5を破損させる欠点があつた。
したアマチユアシヤフト2をラジアル玉軸受9の
内輪9aに嵌入し、大径部10bで該シヤフト2
をラジアル玉軸受9に対し軸方向に規制した状態
で該ラジアル玉軸受9をフレーム14に設けた軸
方向位置規制の段14bを有する貫通孔14aに
嵌合し、フレーム14の角部14fを加締等によ
り固定することは角部14fに近接した位置に整
流子5が存在するので加締作業が困難であるとと
もに整流子5を破損させる欠点があつた。
本考案は前述した従来装置の欠点を解消すべく
なされたもので、その目的とするところは構造簡
単で組込作業が容易な量産性に適した減速機付電
動モータの軸受装置を提供するにある。
なされたもので、その目的とするところは構造簡
単で組込作業が容易な量産性に適した減速機付電
動モータの軸受装置を提供するにある。
以下図に示す一実施例について本考案を説明す
る。第2図乃至第5図において、2は減速機付電
動モータ1のアマチユアシヤフトであり、該アマ
チユアシヤフト2には一端にウオーム3を形成す
るとともにアマチユア4と整流子5を取付けてあ
る。6はオイレスメタル使用のジヤーナル軸受7
を取付けたヨークであり、このヨーク6の内周面
には一対の永久磁石8を固着する。9は内輪9a
と外輪9bを有するラジアル玉軸受であり、前記
アマチユアシヤフト2を前記内輪9aに嵌入した
ときに該シヤフト2をラジアル玉軸受9に対し軸
方向の位置を規制するために、アマチユアシヤフ
ト2には内輪9a前後に大径部10a,10bを
設ける。前記大径部10a,10bは夫々該シヤ
フト2に設けた周溝11a,11bに例えばスト
ツプリングを係合させて形成する。尚内輪9aの
一端面と大径部10a間に平ワツシヤ12を介在
させるとともに、内輪9aの他端面と大径部10
b間には例えばウエーブワツシヤのような緩衝部
材13と平ワツシヤ12,12とを緩衝部材13
が中間にくるように介在させ、ストツプリング1
0bを周溝11bに係合させるときに緩衝部材1
3をたわませるので内輪9aとアマチユアシヤフ
ト2間には摩擦力が与えられ内輪9aと該シヤフ
ト2は一体に回転する。14は前記ヨーク6の開
口端面を閉塞し、前記ラジアル玉軸受9の軸方向
位置規制の段14bを有する貫通孔14aを設け
たフレームであり、該フレーム14には取付脚1
4cを設けブラシ15を収納するブラシボツクス
16を取付けたホルダーベース17を固着する。
ギヤケース18は前記フレーム14と一体に形成
し、このギヤケース18には貫通孔14aに連通
する孔18aが形成してありアマチユアシヤフト
2の一端に形成したウオーム3が挿入される。1
9はギヤケース18内に回転自在に収納したウオ
ームホイールであり、このウオームホイール19
はウオーム3に係合しアマチユアシヤフト2の回
転を減速する。前記ウオーム3とウオームホイー
ル19とで減速歯車20を構成する。21はねじ
山の一部に変形部分21aを設けた止ねじであ
り、22はねじ孔22aを有し該ねじ孔22aか
ら周縁までの距離の異なる部分を持つ押え板で、
前記フレーム14を貫通する止ねじ21にねじ孔
22aが螺合する。尚本実施例においては押え板
22の形状を断面が略長方形としたが、これに限
定することなく種々の形状を採用することができ
る。前記変形部分21aは第5図に拡大して示す
ようにポンチ等によりねじ山を変形させることに
より止ねじ21と一体に形成する。23は前記押
え板22の座面となるフレーム14内の底面14
dから突出させたストツパであり、前記止ねじ2
1に形成した変形部分21aにより押え板22が
止ねじ21と一体に回動したときに、押え板22
における前記距離の大きい部分22bが前記ラジ
アル玉軸受9の外輪9b上に位置するように押え
板22の位置を規制するためのものである。また
14eは前記底面14dに設けた凹部で前記貫通
孔14aまで延ばしてある。
る。第2図乃至第5図において、2は減速機付電
動モータ1のアマチユアシヤフトであり、該アマ
チユアシヤフト2には一端にウオーム3を形成す
るとともにアマチユア4と整流子5を取付けてあ
る。6はオイレスメタル使用のジヤーナル軸受7
を取付けたヨークであり、このヨーク6の内周面
には一対の永久磁石8を固着する。9は内輪9a
と外輪9bを有するラジアル玉軸受であり、前記
アマチユアシヤフト2を前記内輪9aに嵌入した
ときに該シヤフト2をラジアル玉軸受9に対し軸
方向の位置を規制するために、アマチユアシヤフ
ト2には内輪9a前後に大径部10a,10bを
設ける。前記大径部10a,10bは夫々該シヤ
フト2に設けた周溝11a,11bに例えばスト
ツプリングを係合させて形成する。尚内輪9aの
一端面と大径部10a間に平ワツシヤ12を介在
させるとともに、内輪9aの他端面と大径部10
b間には例えばウエーブワツシヤのような緩衝部
材13と平ワツシヤ12,12とを緩衝部材13
が中間にくるように介在させ、ストツプリング1
0bを周溝11bに係合させるときに緩衝部材1
3をたわませるので内輪9aとアマチユアシヤフ
ト2間には摩擦力が与えられ内輪9aと該シヤフ
ト2は一体に回転する。14は前記ヨーク6の開
口端面を閉塞し、前記ラジアル玉軸受9の軸方向
位置規制の段14bを有する貫通孔14aを設け
たフレームであり、該フレーム14には取付脚1
4cを設けブラシ15を収納するブラシボツクス
16を取付けたホルダーベース17を固着する。
ギヤケース18は前記フレーム14と一体に形成
し、このギヤケース18には貫通孔14aに連通
する孔18aが形成してありアマチユアシヤフト
2の一端に形成したウオーム3が挿入される。1
9はギヤケース18内に回転自在に収納したウオ
ームホイールであり、このウオームホイール19
はウオーム3に係合しアマチユアシヤフト2の回
転を減速する。前記ウオーム3とウオームホイー
ル19とで減速歯車20を構成する。21はねじ
山の一部に変形部分21aを設けた止ねじであ
り、22はねじ孔22aを有し該ねじ孔22aか
ら周縁までの距離の異なる部分を持つ押え板で、
前記フレーム14を貫通する止ねじ21にねじ孔
22aが螺合する。尚本実施例においては押え板
22の形状を断面が略長方形としたが、これに限
定することなく種々の形状を採用することができ
る。前記変形部分21aは第5図に拡大して示す
ようにポンチ等によりねじ山を変形させることに
より止ねじ21と一体に形成する。23は前記押
え板22の座面となるフレーム14内の底面14
dから突出させたストツパであり、前記止ねじ2
1に形成した変形部分21aにより押え板22が
止ねじ21と一体に回動したときに、押え板22
における前記距離の大きい部分22bが前記ラジ
アル玉軸受9の外輪9b上に位置するように押え
板22の位置を規制するためのものである。また
14eは前記底面14dに設けた凹部で前記貫通
孔14aまで延ばしてある。
次に以上の構成による本実施例の組立並びに作
用を説明する。まずアマチユア4と整流子5を取
付けたアマチユアシヤフト2の周溝11aにスト
ツプリングを係合した大径部10aを形成し平ワ
ツシヤ12を挿入した該シヤフト2をラジアル玉
軸受9の内輪9aに嵌入し、ウオーム3側より平
ワツシヤ12、緩衝部材13、平ワツシヤ12の
順序で該シヤフト2に挿入し周溝11bにストツ
プリングを係合して大径部10bを形成し、アマ
チユアシヤフト2をラジアル玉軸受9に対し軸方
向に規制する。次にアマチユアシヤフト2に取付
けたラジアル玉軸受9をホルダーベース17を固
着したフレーム14に設けた軸方向位置規制の段
14bを有する貫通孔14a内に嵌合し、段14
bに該ラジアル玉軸受9の一端面が当接した位置
に配置する。このときすでにねじ孔22aを止ね
じ21の変形部分21aに到達しない所まで螺合
させておいた押え板22を第4図イ及び第3図に
実線で示す位置に配置しておくのでラジアル玉軸
受9と押え板22が干渉することはない。その後
止ねじ21を電動モータ1の外部よりねじ込むこ
とにより変形部分21aがねじ孔22aに係合す
るので例え押え板22とフレーム14の底面14
d間の摩擦抵抗が大きくても該押え板22は確実
に止めねじ21とともに回動し押え板22のねじ
孔22aから周縁までの距離の大きい部分22b
の側面がストツパ23に当接し、該ねじ孔22a
から周縁までの距離の大きい部分22bが第3図
に破線で示すように前記ラジアル玉軸受9の外輪
9b上に位置し、止ねじ21のねじ込みが完了し
たときに第4図ロに示す如く外輪9bは固定され
る。尚押え板22が止ねじ21とともに回動する
際に該押え板22が貫通孔14aに嵌合したラジ
アル玉軸受9の外周面に干渉し外輪9b上に位置
することができなくなることを防止するためにフ
レーム14の底面14dは外輪9bの端面よりも
高くしてあり、押え板22がストツパ23に当接
する直前の位置で押え板22のねじ孔22aから
周縁までの距離の大きい部分22bが前記凹部1
4eに落ち込み外輪9bに当接しラジアル玉軸受
9はスラスト方向のガタがなく確実に固定され
る。尚本実施例によればアマチユアシヤフト2を
ラジアル玉軸受9の内輪9aに嵌入し、該シヤフ
ト2に設けた内輪9a前後の大径部10a,10
bでアマチユアシヤフト2をラジアル玉軸受9に
対し軸方向に規制したのち、該ラジアル玉軸受9
を貫通孔14aに嵌合し外部より止ねじをねじ込
むことによりラジアル玉軸受9をフレーム14に
固定したので、従来装置のようにフレーム14を
加締るといつためんどうな作業は必要なくなると
ともに、ギヤケース18内の狭い空間24内で平
ワツシヤ12,12、緩衝部材13、ストツプリ
ング10bをアマチユアシヤフト2に挿入する必
要もなくなり作業が容易となる上組込治具も必要
なくなる。その後ヨーク6に取付けたジヤーナル
軸受7にアマチユアシヤフト2の反ウオーム側を
挿入し該ヨーク6をフレーム14にねじ止め等の
方法で固定することにより組立は完了し、アマチ
ユア2の回転によりウオーム3に生ずるラジアル
荷重及びいずれのスラスト荷重もラジアル玉軸受
9により受けることができる。
用を説明する。まずアマチユア4と整流子5を取
付けたアマチユアシヤフト2の周溝11aにスト
ツプリングを係合した大径部10aを形成し平ワ
ツシヤ12を挿入した該シヤフト2をラジアル玉
軸受9の内輪9aに嵌入し、ウオーム3側より平
ワツシヤ12、緩衝部材13、平ワツシヤ12の
順序で該シヤフト2に挿入し周溝11bにストツ
プリングを係合して大径部10bを形成し、アマ
チユアシヤフト2をラジアル玉軸受9に対し軸方
向に規制する。次にアマチユアシヤフト2に取付
けたラジアル玉軸受9をホルダーベース17を固
着したフレーム14に設けた軸方向位置規制の段
14bを有する貫通孔14a内に嵌合し、段14
bに該ラジアル玉軸受9の一端面が当接した位置
に配置する。このときすでにねじ孔22aを止ね
じ21の変形部分21aに到達しない所まで螺合
させておいた押え板22を第4図イ及び第3図に
実線で示す位置に配置しておくのでラジアル玉軸
受9と押え板22が干渉することはない。その後
止ねじ21を電動モータ1の外部よりねじ込むこ
とにより変形部分21aがねじ孔22aに係合す
るので例え押え板22とフレーム14の底面14
d間の摩擦抵抗が大きくても該押え板22は確実
に止めねじ21とともに回動し押え板22のねじ
孔22aから周縁までの距離の大きい部分22b
の側面がストツパ23に当接し、該ねじ孔22a
から周縁までの距離の大きい部分22bが第3図
に破線で示すように前記ラジアル玉軸受9の外輪
9b上に位置し、止ねじ21のねじ込みが完了し
たときに第4図ロに示す如く外輪9bは固定され
る。尚押え板22が止ねじ21とともに回動する
際に該押え板22が貫通孔14aに嵌合したラジ
アル玉軸受9の外周面に干渉し外輪9b上に位置
することができなくなることを防止するためにフ
レーム14の底面14dは外輪9bの端面よりも
高くしてあり、押え板22がストツパ23に当接
する直前の位置で押え板22のねじ孔22aから
周縁までの距離の大きい部分22bが前記凹部1
4eに落ち込み外輪9bに当接しラジアル玉軸受
9はスラスト方向のガタがなく確実に固定され
る。尚本実施例によればアマチユアシヤフト2を
ラジアル玉軸受9の内輪9aに嵌入し、該シヤフ
ト2に設けた内輪9a前後の大径部10a,10
bでアマチユアシヤフト2をラジアル玉軸受9に
対し軸方向に規制したのち、該ラジアル玉軸受9
を貫通孔14aに嵌合し外部より止ねじをねじ込
むことによりラジアル玉軸受9をフレーム14に
固定したので、従来装置のようにフレーム14を
加締るといつためんどうな作業は必要なくなると
ともに、ギヤケース18内の狭い空間24内で平
ワツシヤ12,12、緩衝部材13、ストツプリ
ング10bをアマチユアシヤフト2に挿入する必
要もなくなり作業が容易となる上組込治具も必要
なくなる。その後ヨーク6に取付けたジヤーナル
軸受7にアマチユアシヤフト2の反ウオーム側を
挿入し該ヨーク6をフレーム14にねじ止め等の
方法で固定することにより組立は完了し、アマチ
ユア2の回転によりウオーム3に生ずるラジアル
荷重及びいずれのスラスト荷重もラジアル玉軸受
9により受けることができる。
以上の如く本考案はアマチユアシヤフトをラジ
アル玉軸受の内輪に嵌入し、該シヤフトをラジア
ル玉軸受に対し軸方向に規制したのちラジアル玉
軸受の外輪をフレームに設けた軸方向位置規制の
段を有する貫通孔に嵌合し、ねじ山の一部に変形
部分を一体に形成した止ねじにより、前記止ねじ
に螺合するねじ孔を有し該ねじ孔から周縁までの
距離の異なる部分を持つ押え板を回動して前記外
輪をフレームに固定した構造としたので、外部か
ら止ねじをねじ込む簡単な作業でラジアル玉軸受
をフレームに確実に固定することが可能となる。
また、止めねじのねじ山の一部に設けた変形部分
をポンチ等により該止めねじと一体に形成したの
で、その構成が簡単であり安価に得られるととも
に、押え板と該押え板の座面となるフレームの底
面間の摩擦抵抗が大であつても該押え板に形成し
たねじ孔が前記変形部分に係合することにより押
え板を確実に止ねじとともに回動させることがで
きる等の優れた効果を持ち、構造簡単で組込作業
の容易な量産性に適した減速機付電動モータの軸
受装置が得られる。
アル玉軸受の内輪に嵌入し、該シヤフトをラジア
ル玉軸受に対し軸方向に規制したのちラジアル玉
軸受の外輪をフレームに設けた軸方向位置規制の
段を有する貫通孔に嵌合し、ねじ山の一部に変形
部分を一体に形成した止ねじにより、前記止ねじ
に螺合するねじ孔を有し該ねじ孔から周縁までの
距離の異なる部分を持つ押え板を回動して前記外
輪をフレームに固定した構造としたので、外部か
ら止ねじをねじ込む簡単な作業でラジアル玉軸受
をフレームに確実に固定することが可能となる。
また、止めねじのねじ山の一部に設けた変形部分
をポンチ等により該止めねじと一体に形成したの
で、その構成が簡単であり安価に得られるととも
に、押え板と該押え板の座面となるフレームの底
面間の摩擦抵抗が大であつても該押え板に形成し
たねじ孔が前記変形部分に係合することにより押
え板を確実に止ねじとともに回動させることがで
きる等の優れた効果を持ち、構造簡単で組込作業
の容易な量産性に適した減速機付電動モータの軸
受装置が得られる。
第1図は従来の減速機付電動モータの軸受装置
を示す断面図、第2図は本考案の減速機付電動モ
ータの軸受装置の一実施例を示す縦断面図、第3
図は第2図のA−A断面図、第4図イ,ロは夫々
動作を示す第3図の拡大B−B断面図、第5図は
第4図イのC部の拡大図である。 尚図中同一符号は同一または均等部分を示す。
1……減速機付電動モータ、2……アマチユアシ
ヤフト、9……ラジアル玉軸受、9a……内輪、
9b……外輪、14……フレーム、14a……貫
通孔、14b……軸方向位置規制の段、21……
止ねじ、21a……変形部分、22……押え板、
22a……ねじ孔。
を示す断面図、第2図は本考案の減速機付電動モ
ータの軸受装置の一実施例を示す縦断面図、第3
図は第2図のA−A断面図、第4図イ,ロは夫々
動作を示す第3図の拡大B−B断面図、第5図は
第4図イのC部の拡大図である。 尚図中同一符号は同一または均等部分を示す。
1……減速機付電動モータ、2……アマチユアシ
ヤフト、9……ラジアル玉軸受、9a……内輪、
9b……外輪、14……フレーム、14a……貫
通孔、14b……軸方向位置規制の段、21……
止ねじ、21a……変形部分、22……押え板、
22a……ねじ孔。
Claims (1)
- アマチユアシヤフトをラジアル玉軸受の内輪に
嵌入し、前記ラジアル玉軸受の外輪をフレームに
設けた軸方向位置規制の段を有する貫通孔に嵌合
した減速機付電動モータにおいて、ねじ山の一部
に変形部分を一体に形成した止ねじにより、前記
止ねじに螺合するねじ孔を有し該ねじ孔から周縁
までの距離の異なる部分を持つ押え板を回動して
前記外輪をフレームに固定したことを特徴とする
減速機付電動モータの軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980089573U JPS6223244Y2 (ja) | 1980-06-26 | 1980-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980089573U JPS6223244Y2 (ja) | 1980-06-26 | 1980-06-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5717253U JPS5717253U (ja) | 1982-01-28 |
JPS6223244Y2 true JPS6223244Y2 (ja) | 1987-06-13 |
Family
ID=29451600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980089573U Expired JPS6223244Y2 (ja) | 1980-06-26 | 1980-06-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6223244Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-26 JP JP1980089573U patent/JPS6223244Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5717253U (ja) | 1982-01-28 |
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