JPH0834025A - 積層体の製造装置 - Google Patents

積層体の製造装置

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JPH0834025A
JPH0834025A JP17140694A JP17140694A JPH0834025A JP H0834025 A JPH0834025 A JP H0834025A JP 17140694 A JP17140694 A JP 17140694A JP 17140694 A JP17140694 A JP 17140694A JP H0834025 A JPH0834025 A JP H0834025A
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molten resin
resin
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Tomohisa Yamada
友久 山田
Katsunori Ishidoya
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部分によって異なる材料からなる表皮材を被
覆した積層体を簡単な工程で製造するための製造装置を
提供すること。 【構成】 基材11を下型20にセットし、上型31を
降下して可動型境界壁35が基材11に当接した状態で
基材11上に溶融樹脂12melt及び溶融樹脂13meltを
注入装置22,32によって供給する。上型31を完全
に降下して両溶融樹脂12melt,13meltを基材11の
表面全体に押し広げた状態で硬化させ、第1表皮材12
及び第2表皮材13を形成する。得られたドアトリム
は、第1表皮材12及び第2表皮材13の境界線がくっ
きりとした意匠性の優れたものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のドアトリム、車
両用内装材、屋内用内装材、車両用シートの外装材等に
使用される積層体の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した用途に使用される積層体の一種
として、ドアトリムの形状に形成された木質系成形基材
や樹脂系成形基材の一側面全面に樹脂よりなる全面表皮
材を接着し、その全面表皮材の表面の一部分に意匠性を
考慮して他の色調、あるいは材質からなる樹脂製の部分
表皮材を被着したドアトリムが知られている。このよう
な部分表皮材の被着の手法としては通常、全面表皮材の
一部分をマスキングした後、マスキングが施されていな
い領域に部分表皮材となる樹脂を塗装によって被着する
方法、あるいはシート状に形成した部分表皮材を全面表
皮材の所定の部位に貼着によって被着する方法が採用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の手
法によって部分表皮材を被着する場合、全面表皮材はあ
らかじめシート状に成形しておかなくてはならず、従っ
て全面表皮材を成形するための別個の装置及び工程が必
要となる。そして塗装によって部分表皮材の被着を施す
方法では、マスキング工程、塗装工程、脱マスキング工
程が行われるため、一連の工程数が多く、かつマスキン
グするための部材が必要であるとともに、表面塗装の可
能な材料の全面表皮材に対してしか適用できないという
問題があった。これに対して貼着によって部分表皮材の
被着を施す方法では、部分表皮材もあらかじめシート状
に成形しておく必要があることに加え、貼着後の部分表
皮材の端部を木目込みなどによって処理する必要もあ
り、結果として製造工程が多く複雑であるという問題点
を有していた。
【0004】
【発明の目的】そこで本発明は上記の課題を解決するた
めになされたもので、部分によって異なる材料からなる
表皮材を被覆した積層体を簡単な工程で製造するための
製造装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1に記載された本発明は、基材と、こ
の基材の表側表面を被覆し区画された複数の部分からな
る表皮材であってその複数の部分のそれぞれ隣接する部
分が異なる樹脂系材料からなる表皮材とで構成された積
層体の製造装置であって、同製造装置は、基材の裏側表
面の形状に合わせた成形面を有する基材側成形型と、表
皮材の表面の形状に合わせた成形面であってその表皮材
の複数の部分を区画する境界線に沿って両成形型の重合
時に基材に当接するように設けられた境界壁で区画され
た複数の部分成形面からなる成形面を有する表皮材側成
形型と、前記基材側成形型の成形面にセットされた基材
と前記それぞれの部分成形面との間に前記表皮材のそれ
ぞれの部分を構成する樹脂系材料を溶融状態で供給する
複数の供給手段とからなり、両成形型の重合状態で溶融
樹脂系材料を硬化させることにより基材と表皮材とを一
体化して積層体を製造することのできる製造装置である
ことを特徴とする。
【0006】また請求項2に記載された発明は、請求項
1に記載された表皮材側成形型に代えて、表皮材の複数
の部分を構成する樹脂系材料の種類によって分割された
複数の部分成形型からなる表皮材側成形型であって、前
記それぞれの部分成形型が表皮材の複数の部分を区画す
る境界線に沿って区画された複数の部分成形面のうち少
なくとも一個の部分成形面を備え、そのそれぞれの部分
成形面の外周に沿って部分成形型と基材側成形型との重
合時に基材に当接するように境界壁を設けた表皮材側成
形型を用いたことを特徴とする。
【0007】そして請求項1あるいは請求項2に記載さ
れた積層体の製造装置が、基材側成形型と表皮材側成形
型との間で基材とこの基材の表側表面に供給された溶融
樹脂系材料をプレスして同溶融樹脂系材料を硬化させる
ことにより積層体を製造する装置であって、前記境界壁
が基材側成形型の方向に付勢されて同基材側成形型に対
して進退可能で前記両成形型の重合時に前記基材に当接
して前記供給された溶融樹脂材料が前記境界線を越えて
流れるのを阻止する可動型境界壁であることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の作用・効果】このように構成された請求項1及
び請求項2に記載された本発明の積層体の製造装置を用
いて積層体を製造する場合には、基材側成形型の成形面
に基材をセットし、その基材の表側表面に供給された複
数の溶融樹脂系材料を両成形型間で硬化することによっ
て、基材表面をそれぞれ異なる樹脂系材料で構成された
複数の部分からなる表皮材で被覆することで製造でき
る。
【0009】この際、表皮材側成形型には境界壁が設け
られているため、樹脂系材料がこの境界壁を越えて隣接
する部分に流れることを阻止できる。特に請求項3に記
載されているように、この境界壁が基材側成形型の方向
に付勢されて同基材側成形型に対して進退可能な可動型
境界壁であれば、両成形型を近づけた場合にまずこの可
動型境界壁が基材に当接するため溶融樹脂系材料が隣接
する部分成形面方向に流れるのを阻止する効果は確実で
ある。
【0010】こうして製造された積層体は、表皮材のそ
れぞれの部分を構成する樹脂系材料がその隣接する部分
を構成する樹脂系材料に混入することがないので、隣接
する部分間の境界線がくっきりとして美観の保たれた優
れた意匠の積層体となる。そしてこのような本発明の積
層体の製造装置によれば、従来の製造装置においては必
須であった表皮材の成形工程を行う必要がなく、製造工
程を短縮できる点でも効果がある。
【0011】なお請求項2に記載された発明において
は、表皮材の複数の部分を構成する樹脂系材料の種類に
よって成形型を部分成形型に分割しているので、例えば
基材側成形型を共有し各部分成形型を所定の位置に設置
したターンテーブルを用いたり、あるいは基材側成形型
を搬送する課程に各部分成形型を設置した連続成形工程
を用いたりして、異なる樹脂系材料からなる表皮材の各
部分を順次効率的に形成することができる。
【0012】
【実施例】本発明の積層体の製造装置の実施例として車
両用のドアトリムの製造装置を採用し、以下にその装置
を図面を用いて説明する。
【0013】この実施例の製造装置によって製造される
ドアトリムは、図1及び図2に示すような自動車用のド
アトリム10であって、ドアトリムの形状に形成された
基材11と、この基材11の表側表面の一部分を被覆す
る第1表皮材12と同基材11の他の部分を被覆する第
2表皮材13(この第1表皮材12と第2表皮材13と
が本発明の区画された複数の部分からなる表皮材に相当
する。)とで構成され、必要に応じてこの表皮材12の
一部分がオーナメント14で装飾されている。この基材
11は木質のチップや繊維、粉末などの主材料にフェノ
ール樹脂を結着剤として添加混合した集合体を多孔性を
保って成形した木質系成形体からなり第1表皮材12及
び第2表皮材は、意匠性を考慮してそれぞれ異なる発色
剤を添加したポリプロピレン樹脂(このそれぞれ異なる
発色剤を添加したポリプロピレン樹脂が本発明のそれぞ
れ隣接する部分を構成する異なる樹脂系材料に相当す
る。)からなる。多孔性基材11と第1表皮材12及び
第2表皮材13との接合部は、両表皮材12,13を構
成するポリプロピレン樹脂が多孔性基材11の内部の孔
内に含浸・充填された状態で硬化した形態になってお
り、即ち多孔性基体11と両表皮材12,13がアンカ
ー効果で接合されている。
【0014】図3にはこのような構成のドアトリム10
を製造する装置の第1番目の実施例が示されており、同
装置は、ドアトリムの裏側表面の形状に合わせた成形面
20aが形成された下型20(本発明の基材側成形型に
相当する。)と、表皮材表面の意匠模様を形作るための
シボが刻まれた成形面21aが形成された上型21(本
発明の表皮材側成形型に相当する。)と、多孔性基材1
1の上面に第1表皮材12となる溶融樹脂12meltを下
型20の内部に形成された溶融樹脂供給通路22(な
お、この樹脂供給通路22には、供給途中に溶融樹脂1
2meltの温度が硬化するのを防止すべくヒータ23が設
けられている。)を通して注入する注入装置24と、第
2表皮材13となる溶融樹脂13meltを上型21の内部
に形成された溶融樹脂供給通路25(この樹脂供給通路
25には、供給途中に溶融樹脂13meltの温度が硬化す
るのを防止すべくヒータ26が設けられている。)を通
して注入する注入装置27とを主要構成部材としてい
る。なお、溶融樹脂供給通路22、ヒータ23及び注入
装置24、並びに溶融樹脂供給通路25、ヒータ26及
び注入装置27とが本発明の複数の供給手段に相当す
る。そしてこの上型21の成形面21aには、両型2
0,21を重合した場合に溶融樹脂12meltあるいは1
3meltがそれぞれ表皮材13側あるいは表皮材12側に
流れないように、境界壁21a1が設けられている。
【0015】この第1実施例の製造装置を用いてドアト
リムを製造するにあたっては、あらかじめ50℃〜80
℃の温度に調節されている成形型20,21のうちの下
型20の成形面20aに、まずドアトリムの形状の木質
系成形体からなる多孔性基材11をセットした後両成形
型20,21を重合する。続いて多孔性基材11と上型
21の成形面21aとの間の隙間に、それぞれ異なる発
色剤を混入した第1表皮材12となるポリプロピレン樹
脂12meltと第2表皮材13となるポリプロピレン樹脂
13meltを溶融状態(180℃〜200℃)で注入装置
24及び注入装置27とを用いて高圧(100〜300
kg/cm2)で注入する。注入された溶融樹脂12mel
t,13meltは多孔性基材11の表面全体に行き渡る。
この時溶融樹脂12meltと溶融樹脂13meltは多孔性基
材11の全面が被覆されるように広がるが、両表皮材1
2,13の境界線上では境界壁21a1によって互いに隣
接する領域に流れるのが完全に阻止されている。こうし
て多孔性基材11の全面に供給された溶融樹脂12melt
及び13meltは、多孔性基材11の内部の少なくとも表
側の孔を充填するように含浸されて、そのままその溶融
樹脂12melt及び13meltが硬化し、多孔性基材11の
表側表面全面が異なる色調の樹脂からなる表皮材12,
13で被覆されたドアトリム10が形成される。
【0016】なお、この第1実施例の製造装置を用いた
ドアトリムの製造工程の説明では、両成形型20,21
を重合した状態で両溶融樹脂12melt,13meltを供給
しているが、両成形型20,21を重合させる前に多孔
性基体11上に一方の溶融樹脂(例えば溶融樹脂12me
lt)を供給してから両成形型20,21を重合し、その
溶融樹脂(12melt)を押し広げた後硬化させ、続いて
この重合状態でもう一方の溶融樹脂(例えば溶融樹脂1
3melt)を注入して同溶融樹脂(13melt)を硬化して
ドアトリム10を構成してもよい。
【0017】またこの第1実施例の製造装置では、両溶
融樹脂12melt,13meltの供給手段として、両注入装
置24,27によって両成形型20,21の内部に形成
された溶融樹脂供給通路22,25を経て注入する手段
を採用しているが、この注入による供給手段に代えて、
溶融樹脂12melt及び溶融樹脂13meltの少なくとも一
方の供給手段として、多孔性基材11上に同溶融樹脂1
2meltあるいは13meltを吐出して供給する吐出装置を
用いた供給手段を採用してもよい。
【0018】またこの第1実施例の製造装置では、両溶
融樹脂12melt,13meltの注入経路である溶融樹脂供
給通路22,25は両成形型20,21の内部に形成さ
れているが、これらの溶融樹脂の注入経路の両方を、い
ずれか一方の成形型の内部に形成してもよい。
【0019】次に本発明の積層体の製造装置の第2番目
の実施例として、図1及び図2に示されたドアトリム1
0を製造するための装置を図4を用いて説明する。
【0020】この第2実施例の装置は、前記第1実施例
の製造装置において用いられた上型21に代えて図4に
示すような上型31(本発明の表皮材側成形型に相当す
る。)を用い、ドアトリム10を両成形型20,31間
でプレスによって製造する点でのみ第1実施例の製造装
置と異なる。この上型31は、内部に溶融樹脂13melt
を注入装置34から供給する溶融樹脂供給通路32(な
お、この樹脂供給通路32には、供給途中に溶融樹脂1
2meltの温度が硬化するのを防止すべくヒータ33が設
けられている。)が形成され、成形面31aに両型2
0,31の重合時に両溶融樹脂12melt,13meltがそ
れぞれ両表皮材13,12の領域に流れるのを阻止する
ための可動型境界壁35がスプリング36によって下型
20の方向に付勢されて設けられていることを特徴とす
る。
【0021】この第2実施例の製造装置を用いてドアト
リム10を製造する場合には、まず、あらかじめ50℃
〜80℃の温度に調節した下型20の成形面20aに木
質系成形体からなる多孔性基材11をセットする。つづ
いてこの下型20に上型31を降下させ、可動型境界壁
35が多孔性基材11に当接した時点で同基体11の表
面に溶融樹脂12melt,13meltを注入装置24,34
を用いて供給する。そしてこの溶融樹脂12melt,13
meltの注入が完了してから上型31をさらに下降させて
プレスを終了させると、この状態で溶融樹脂12melt及
び13meltが硬化することによって目的とするドアトリ
ム10が製造される。
【0022】なおこの第2実施例の製造装置では、両溶
融樹脂12melt,13meltの供給手段として、注入装置
24と34によって両成形型20,31内部に形成され
た溶融樹脂供給通路22,32を経て注入する手段を採
用しているが、この注入による供給手段に代えて、溶融
樹脂12melt及び溶融樹脂13meltの少なくとも一方の
供給手段として、多孔性基材11上に同溶融樹脂12me
ltあるいは13meltを吐出して供給する吐出装置を用い
た供給手段を採用してもよい。
【0023】またこの第2実施例の製造装置では、両溶
融樹脂12melt,13meltの注入経路である溶融樹脂供
給通路22,32は両成形型20,31の内部に形成さ
れているが、これらの溶融樹脂の注入経路の両方を、い
ずれか一方の成形型の内部に形成してもよい。
【0024】次に本発明の積層体の製造装置の第3番目
の実施例として、図1及び図2に示されたドアトリム1
0を製造するための装置を図5を用いて説明する。
【0025】この第3実施例のドアトリムの製造装置
は、ターンテーブル50の対称位置に設置された同一形
状の二個の下型40,40’(それぞれ本発明の基材側
成形型に相当する。)と、そのターンテーブル50の回
転停止位置に対応する位置に取りつけられた第1の上型
41及び第2の上型42(この第1の上型41と第2の
上型42とが本発明の複数の部分成形型に相当する。)
と、多孔性基材11の上面に第1表皮材12となる溶融
樹脂12meltを下型40,40’の内部に形成された溶
融樹脂供給通路44,44’(なお、この樹脂供給通路
44,44’には、供給途中に溶融樹脂12meltの温度
が硬化するのを防止すべくヒータ45,45’が設けら
れている。)を通して注入する注入装置46と、第2表
皮材13となる溶融樹脂13meltを下型40,40’の
内部に形成された溶融樹脂供給通路47,47’(この
樹脂供給通路47,47’には、供給途中に溶融樹脂1
3meltの温度が硬化するのを防止すべくヒータ48,4
8’が設けられている。)を通して注入する注入装置4
9とを主要構成部材としている。なお、溶融樹脂供給通
路44(44’)、ヒータ45(45’)及び注入装置
46、並びに溶融樹脂供給通路47(47’)、ヒータ
48(48’)及び注入装置49とが本発明の複数の供
給手段に相当する。
【0026】二個の下型40,40’にはそれぞれドア
トリムの裏側表面の形状に合わせた成形面40a,4
0’aが形成され、また、第1の上型41及び第2の上
型42にはそれぞれ、第1表皮材表面の形状に合わせた
形状であって意匠模様を形作るためのシボが刻まれた成
形面41a、及び第2表皮材表面の形状に合わせた形状
であって意匠模様を形作るためのシボが刻まれた成形面
42aが形成されている。そしてこれらの上型41,4
2の成形面41a,42aには、下型40(40’)と
第1の上型41が重合したとき、あるいは下型40’
(40)と第2の上型42が重合したときに、溶融樹脂
12meltあるいは溶融樹脂13meltが下型成形面40
a,40’aに沿って第2表皮材13側あるいは第1表
皮材12側に流れるのを阻止するための境界壁41a1,
42a1が設けられている。
【0027】この第3実施例のドアトリムの製造装置を
用いてドアトリム10を製造するにあたっては、まず、
あらかじめ50℃〜80℃の温度に調節されている二個
の下型40,40’に木質系成形体からなる多孔性基材
11をセットし、このそれぞれの下型40,40’上に
同温度に調節されている第1の上型41と第2の上型4
2を降下させて重合する。続いて多孔性基材11と上型
41の成形面41aとの間の隙間、及び多孔性基材11
と上型42の成形面42aとの間の隙間に、それぞれ異
なる発色剤を混入した第1表皮材12となるポリプロピ
レン樹脂12meltと第2表皮材13となるポリプロピレ
ン樹脂13meltを溶融状態(180℃〜200℃)で注
入装置46及び注入装置49とを用いて高圧(100〜
300kg/cm2)で注入する。注入された溶融樹脂
12melt,13meltはそれぞれ、多孔性基材11の第1
表皮材12の形成面と第2表皮材13の形成面に行き渡
る。この際、溶融樹脂12meltと溶融樹脂13meltは、
両上型41,42に設けられた境界壁41a1,42a1に
よって、互いに隣接する領域に流れるのを完全に阻止さ
れている。こうして多孔性基材11の表面に供給された
溶融樹脂12melt及び13meltは、多孔性基材11の内
部の少なくとも表側の孔を充填するように含浸されて、
そのままその溶融樹脂12melt及び13meltが硬化し、
下型40にセットされた多孔性基材11には第1表皮材
12が、また下型40’にセットされた多孔性基材11
には第2表皮材13が被覆形成される。
【0028】次に両上型41,42を一旦上昇させた
後、ターンテーブル50を180度回転させて下型40
及び下型40’をそれぞれ上型42及び上型41に重合
する位置に配設する。続いて両上型42,41をそれぞ
れ両下型40,40’に下降して重合した状態で、溶融
樹脂13melt,12meltを注入装置49,46よってそ
れぞれの多孔性基材11の表面に供給・硬化させる。こ
の時も、溶融樹脂13melt,12meltは、境界壁42a
1,41a1によってその流れを阻止されて、互いに隣接
する領域に入り込むことがない。こうして、多孔性基材
11の表面全面は、異なる色調の樹脂からなる表皮材1
2,13で被覆されて、ドアトリム10が形成される。
【0029】なお、この第3実施例の製造装置を用いた
ドアトリムの製造工程の説明では、下型40(40’)
と上型41,42とを重合した状態で両溶融樹脂12me
lt,13meltを供給しているが、下型40(40’)と
上型41,42とを重合させる前に多孔性基体11上に
溶融樹脂12melt,13meltを供給してから下型40
(40’)と上型41,42を重合し、それらの溶融樹
脂12melt,13meltを押し広げた後硬化させてもよ
い。
【0030】またこの第3実施例の製造装置では、両溶
融樹脂12melt,13meltの供給手段として両注入装置
46,49によって下型40(40’)の内部に形成さ
れた溶融樹脂供給通路44(44’),47(47’)
を経て注入する手段を採用しているが、この注入による
供給手段に代えて、溶融樹脂12melt及び溶融樹脂13
meltの少なくとも一方の供給手段として、多孔性基材1
1上に同溶融樹脂12meltあるいは13meltを吐出して
供給する吐出装置を用いた供給手段を採用してもよい。
【0031】またこの第3実施例の製造装置では、溶融
樹脂12meltの注入経路である溶融樹脂供給通路44,
44’と、溶融樹脂13meltの注入経路である溶融樹脂
供給通路47,47’とは、すべて下型40,40’に
形成されているが、溶融樹脂12meltの注入経路を上型
41の内部に、また溶融樹脂13meltの注入経路を上型
42の内部に形成してもよい。
【0032】またこの第3実施例の製造装置では、下型
40,40’をターンテーブル50に設置し、上型4
1,42をその下型40,40’の停止位置に対応する
位置に配設したが、下型を搬送する課程に各部分成形型
である複数の上型を設置して、色調の異なる樹脂からな
る表皮材の各部分を順次連続的に形成することのできる
製造装置に構成してもよい。
【0033】次に本発明の積層体の製造装置の第4番目
の実施例として、図1及び図2に示されたドアトリム1
0を製造するための装置を図6を用いて説明する。
【0034】この第4実施例の装置は、前記第3実施例
の製造装置において用いられた第1の上型41と第2の
上型42に代えて図6に示すような第1の上型51と第
2の上型52(この両上型51,52が本発明の複数の
部分成形型に相当する。)を用い、ドアトリム10を下
型40(40’)と上型51,52との間でプレスによ
って製造する点でのみ第3実施例の製造装置と異なる。
この上型51の成形面51aには、下型40(40’)
との重合時に溶融樹脂12meltが隣接する表皮材13の
領域に流れるのを阻止するための可動型境界壁53がス
プリング54によって下型40(40’)の方向に付勢
されて設けられていることを特徴とする。同様に上型5
2の成形面52aにも、下型40’(40)との重合時
に溶融樹脂13meltが隣接する表皮材12の領域に流れ
るのを阻止するための可動型境界壁55がスプリング5
6によって下型40’(40)の方向に付勢されて設け
られていることを特徴とする。
【0035】この第4実施例の製造装置を用いてドアト
リム10を製造する場合には、まず、あらかじめ50℃
〜80℃の温度に調節した下型40,40’の成形面4
0a,40’aに木質系成形体からなる多孔性基材11
をセットする。つづいてこの下型40,40’にそれぞ
れ上型51,52を降下させ、可動型境界壁53,55
が多孔性基材11に当接した時点で同基体11の表面に
溶融樹脂12melt,13meltを注入装置46,49を用
いて供給する。そしてこの溶融樹脂12melt,13melt
の注入が完了してから上型51,52をさらに下降させ
てプレスを終了させると、この状態で溶融樹脂12melt
及び13meltが硬化する。この時溶融樹脂12meltと溶
融樹脂13meltは、可動型境界壁53,55によって完
全に流れを遮られて、表皮材13の形成面及び表皮材1
2の形成面に流れることがない。
【0036】次に両上型51,52を一旦上昇させた
後、ターンテーブル50を180度回転させて下型40
及び下型40’をそれぞれ上型52及び上型51に重合
する位置に配設する。続いて両上型52,51をそれぞ
れ両下型40,40’に下降させ、可動型境界壁55,
53が多孔性基材11に当接した時点で同基体11の表
面に溶融樹脂13melt,12meltを注入装置49,46
を用いて供給する。そしてこの溶融樹脂13melt,12
meltの注入が完了してから上型52,51をさらに下降
させてプレスを終了させると、この状態で溶融樹脂13
melt及び12meltが硬化する。この時も、溶融樹脂13
melt,12meltは、可動型境界壁55,53によってそ
の流れを阻止されて、互いに隣接する領域に入り込むこ
とがない。こうして、多孔性基材11の表面全面は、異
なる色調の樹脂からなる表皮材12,13で被覆され
て、目的とするドアトリム10が形成される。
【0037】なおこの第4実施例の製造装置では、両溶
融樹脂12melt,13meltの供給手段として両注入装置
46,49によって下型40(40’)の内部に形成さ
れた溶融樹脂供給通路44(44’),47(47’)
を経て注入する手段を採用しているが、この注入による
供給手段に代えて、溶融樹脂12melt及び溶融樹脂13
meltの少なくとも一方の供給手段として、多孔性基材1
1上に同溶融樹脂12meltあるいは13meltを吐出して
供給する吐出装置を用いた供給手段を採用してもよい。
【0038】またこの第4実施例の製造装置では、溶融
樹脂12meltの注入経路である溶融樹脂供給通路44,
44’と、溶融樹脂13meltの注入経路である溶融樹脂
供給通路47,47’とは、すべて下型40,40’に
形成されているが、溶融樹脂12meltの注入経路を上型
51の内部に、また溶融樹脂13meltの注入経路を上型
52の内部に形成してもよい。
【0039】またこの第4実施例の製造装置では、下型
40,40’をターンテーブル50に設置し、上型5
1,52をその下型40,40’の停止位置に対応する
位置に配設したが、下型を搬送する課程に各部分成形型
である複数の上型を設置して、色調の異なる樹脂からな
る表皮材の各部分を順次連続的に形成することのできる
製造装置に構成してもよい。
【0040】そして第1〜第4実施例の製造装置におい
て使用する表側成形面21a,31a,41a、42
a,51a,52aには、図3〜図6に示されているよ
うに、第1表皮材12及び第2表皮材13に意匠模様を
形成するためのシボが設けられているため、基材11に
第1表皮材12及び第2表皮材13を被覆形成すると同
時に両表皮材12,13の表面に意匠模様を形成するこ
とができる。
【0041】なお、前述の第1〜第4実施例において
は、下型20,40(40’)が多孔性基材11をセッ
トできる成形型として、上型21,31,41,42,
51,52が境界壁21a1,41a1,42a1あるいは可
動型境界壁35,53,55を備えた表皮材側の成形型
として構成されているが、これらの両成形型20,40
(40’),21,31,41,42,51,52に代
えて、下型としてドアトリムの表側の形状に合わせた成
形面を有し境界壁あるいは可動型境界壁を備えた成形型
を、上型として多孔性基材をセットした成形型を採用し
て一対の成形型を備えた製造装置に構成してもよい。
【0042】また前述の第1〜第4実施例は、表皮材が
二色の樹脂材料の部分からなるドアトリム10の製造装
置であるが、更に多くの異なる色調の樹脂で構成された
各部分からなる表皮材で被覆されたドアトリムを製造す
るために、より多くの部分成形面からなる表皮材側成形
型を用いた製造装置としてもよい。
【0043】また前述の第2実施例及び第4実施例の製
造装置の作動説明として、基材表面に溶融樹脂を供給し
てプレスしたのちそのまま硬化させるドアトリムの製造
方法を採用したが、表皮材を構成する樹脂として発泡性
樹脂を用い、基材と溶融状態の同発泡性樹脂をこの実施
例の上下一対の成形型間で一旦プレスして基材の表面上
に発泡性樹脂を押し広げたのち、続いてこの上下一対の
成形型を所定量離間させることによって、基材側の発泡
性樹脂は発泡・硬化させて発泡層とし、またこの発泡層
上の同発泡性樹脂は発泡させることなく硬化させて表皮
層とすれば、発泡層による弾性のある表皮材を簡単に製
造することができる。
【0044】また上述の第1〜第4実施例の製造装置に
よるドアトリムの製造の説明においては木質系成形体か
らなる多孔性基材を用いたが、硬質発泡ウレタンなどか
らなる多孔性の樹脂系成形体を用いてもよい。この他、
フェノール樹脂やエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂など
の熱硬化性材料やポリプロピレン樹脂、ABS樹脂など
の熱可塑性樹脂を主体として適宜補強剤や帯電防止のた
めの導電剤などを添加した多孔性の樹脂系成形体や金属
繊維を加圧成形した多孔性の成形体、カーボン材料から
なる成形体、ラスメタルや不織布等からなる支持体に多
孔性の樹脂を担持または積層した成形体等も用いること
ができる。
【0045】そして、それらの材料からなる基材と表皮
材を構成する樹脂、あるいはオーナメントのベース部と
表皮材を構成する樹脂との濡れ性が悪いような場合に
は、変性オレフィンなどの表面改質剤を基材表面あるい
はオーナメントのベース部表面に塗布、または含浸して
多孔性基材やオーナメントのベース部の孔内への溶融樹
脂の浸透性を良くすることによって、それぞれの接合部
の接合強度を高めることができる。たとえば基材がポリ
プロピレン樹脂で表皮材が塩化ビニルであるような場合
には、表面改質剤としては塩素化ポリオレフィンをベー
スとするプライマーが用いられる。
【0046】また上述の第1〜第4実施例の製造装置を
用いてドアトリムを製造する際の説明では、基材として
多孔性基材11を用いているため基材11と表皮材12
とはアンカー効果で接合され、基材側あるいは表皮材側
に接着剤を塗布する必要がないが、例えば基材として無
孔性で熱可塑性樹脂のABS樹脂などを用いた場合に
は、基材側成形型にセットした基材にあらかじめ接着剤
を施すなどの工程が必要である。これに対して基材とし
て無孔の例えば熱可塑性樹脂であるポリプロピレン樹脂
などを用いれば、表皮材を構成するポリプロピレンと溶
着によって接合することが可能である。この時、基材と
表皮材との濡れ性を高めて確実な溶着を行うための表面
改質剤を、必要に応じて施すこともできる。
【0047】また、上記第1〜第4実施例の製造装置を
用いたドアトリムを製造する説明においては、表皮材と
してポリプロピレン樹脂を用いたが、他のオレフィン樹
脂、例えば塩化ビニルやポリエチレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−アクリル酸重合体などや、ポリアミド樹脂、AS
A樹脂等の熱可塑性樹脂を単独で、あるいは二種以上を
配合して用いてもよい。また、表皮材に光沢を付与する
光沢付与剤や、難燃剤などを添加することも、出来上り
製品の見栄えや性能等を考慮して適宜行うことができ
る。
【0048】以上のとおり、第1〜第4実施例の製造装
置によって製造されたドアトリム10は、表皮材のそれ
ぞれの部分、即ち第1表皮材12及び第2表皮材を構成
する樹脂系材料がその隣接する部分を構成する樹脂系材
料に混入することがないので、隣接する部分間の境界線
がくっきりとして美観の保たれた優れた意匠のドアトリ
ムとなる。そしてこのようなドアトリムの製造装置によ
れば、従来の製造装置においては必須であった表皮材の
成形工程を行う必要がなく、製造工程を短縮できる点で
も効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる積層体の製造装置の一実施例
によって製造されるドアトリムの斜視図である。
【図2】 図1における線2−2で切断した縦断面図で
ある。
【図3】 本発明にかかる積層体の製造装置の第1番目
の実施例であるドアトリムの製造装置を示す図である。
【図4】 本発明にかかる積層体の製造装置の第2番目
の実施例であるドアトリムの製造装置を示す図である。
【図5】 本発明にかかる積層体の製造装置の第3番目
の実施例であるドアトリムの製造装置を示す図である。
【図6】 本発明にかかる積層体の製造装置の第4番目
の実施例であるドアトリムの製造装置を示す図である。
【符号の説明】
10…ドアトリム、11…多孔性基材、12…第1表皮
材、13…第2表皮材、12melt,13melt…溶融樹
脂、20,40(40’)…下型、21,31,41,
42,51,52…上型、21a1,41a1,42a1…境
界壁、35,53,55…可動型境界壁、34,54,
56…スプリング、22,25,32,44,44’,
47,47’…溶融樹脂供給通路、24,27,34,
46,49…注入装置、50…ターンテーブル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、この基材の表側表面を被覆し区
    画された複数の部分からなる表皮材であって前記複数の
    部分のそれぞれ隣接する部分が異なる樹脂系材料からな
    る表皮材とで構成された積層体の製造装置であって、こ
    の製造装置が、 前記基材の裏側表面の形状に合わせた成形面を有する基
    材側成形型と、 前記表皮材の表面の形状に合わせた成形面であって前記
    表皮材の複数の部分を区画する境界線に沿って両成形型
    の重合時に前記基材に当接するように設けられた境界壁
    で区画された複数の部分成形面からなる成形面を有する
    表皮材側成形型と、 前記基材側成形型の成形面にセットされた基材と前記そ
    れぞれの部分成形面との間に前記表皮材のそれぞれの部
    分を構成する樹脂系材料を溶融状態で供給する複数の供
    給手段とからなり、前記両成形型の重合状態で前記溶融
    樹脂系材料を硬化させることにより前記基材と前記表皮
    材とを一体化して積層体を製造する積層体の製造装置。
  2. 【請求項2】 基材と、この基材の表側表面を被覆し区
    画された複数の部分からなる表皮材であって前記複数の
    部分のそれぞれ隣接する部分が異なる樹脂系材料からな
    る表皮材とで構成された積層体の製造装置であって、こ
    の製造装置が、 前記基材の裏側表面の形状に合わせた成形面を有する基
    材側成形型と、 前記表皮材の複数の部分を構成する樹脂系材料の種類に
    よって分割された複数の部分成形型からなる表皮材側成
    形型であって、前記それぞれの部分成形型が前記表皮材
    の複数の部分を区画する境界線に沿って区画された複数
    の部分成形面のうち少なくとも一個の部分成形面を備
    え、そのそれぞれの部分成形面の外周に沿って同部分成
    形型と前記基材側成形型との重合時に前記基材に当接す
    るように境界壁を設けた表皮材側成形型と、 前記基材側成形型の成形面にセットされた基材と前記そ
    れぞれの部分成形面との間に前記表皮材のそれぞれの部
    分を構成する樹脂系材料を溶融状態で供給する複数の供
    給手段とからなり、前記両成形型の重合状態で前記溶融
    樹脂系材料を硬化させることにより前記基材と前記表皮
    材とを一体化して積層体を製造する積層体の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記積層体の製造装置が前記基材側成形
    型と前記表皮材側成形型との間で前記基材とこの基材の
    表側表面に供給された前記溶融樹脂系材料をプレスして
    同溶融樹脂系材料を硬化させることにより積層体を製造
    する装置であって、前記境界壁が前記基材側成形型の方
    向に付勢されて同基材側成形型に対して進退可能で前記
    両成形型の重合時に前記基材に当接して前記供給された
    溶融樹脂材料が前記境界線を越えて流れるのを阻止する
    可動型境界壁であることを特徴とする請求項1及び請求
    項2のいずれか一項に記載の積層体の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010089350A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Kasai Kogyo Co Ltd 二色成形品の成形方法並びに成形装置

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