JP2905457B2 - 立体形状を有する自動車用カーペットの一体成形方法 - Google Patents

立体形状を有する自動車用カーペットの一体成形方法

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JP2905457B2
JP2905457B2 JP8321157A JP32115796A JP2905457B2 JP 2905457 B2 JP2905457 B2 JP 2905457B2 JP 8321157 A JP8321157 A JP 8321157A JP 32115796 A JP32115796 A JP 32115796A JP 2905457 B2 JP2905457 B2 JP 2905457B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体形状を有する
繊維材シートの一体成形方法に関し、特に立体形状を有
する自動車用カーペットの一体成形方法に関する。
【0002】
【背景技術】自動車製造において、自動車の構成部品に
ついて要求される軽量化に伴い、自動車の外板の厚さを
薄くするように求められているが、必要な剛性を確保す
るために、例えば、床面材は複雑な凹凸形状を呈するよ
うになってきた。
【0003】一方で、自動車の快適な乗り心地の向上も
求められ、床部周辺の制振性、吸音性(以下防音性とい
う)、断熱性についての要求がより厳しくなってきてい
る。
【0004】そのため、床面に配置する自動車用カーペ
ットに対し、複雑な凹凸をもつ床面に整合させることの
他、より一層の防音性、制振性、断熱性も要求されてい
る。
【0005】
【従来の技術】最も一般的な自動車用カーペットは、カ
ーペット繊維組成物の裏面にポリエチレンを溶融コーテ
ィングし、一旦室温に戻し、成形加工の際に、再びこの
カーペットを加熱して、そのポリエチレンを軟化させ、
所定の立体形状を画成する成形型内に載置し、圧縮成形
することにより、所望の立体形状を有するように成形さ
れている。
【0006】その際、さほど厳しくない通常の踏ん感
じ、すなわちフィーリング、防音性が要求される場合
は、再加熱して圧縮成形するとき、所定の密度、形状を
もつフェルトが、軟化したポリエチレンコーティング層
上の必要な個所に重ねられている。
【0007】高級自動車向けなどのように、さらに良好
なフィーリング、防音性が要求される場合は、再加熱し
て軟化したポリエチレンコーティング面全体にシール用
の薄いナイロンフィルムを積層して立体形状を作り、一
旦室温に戻し、二次加工としてそれを所定の成形型内に
載置し、発泡性混合液を通常の注入方法またはリム成形
方法により、発泡成形を行い、カーペットの裏面に所望
の厚さ、密度をもつ発泡体の層を成形する方法が行われ
ている。
【0008】ここで使用されるシール用のナイロンフィ
ルムは、発泡成形時の発泡性混合液がカーペットの表面
に、にじみ出るのを防止するためのものである。このナ
イロンフィルムの施行工程を省略する場合は、カーペッ
ト繊維組成物が作成された際に、その繊維組成物のパイ
ル抜け止めや、繊維の安定化を目的として行う通常のラ
テックスバックコーティングと一緒に発泡性混合液のも
れ止めを目的としたバックコーティングの処理が行われ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カーペ
ット繊維組成物の裏面に行うポリエチレンのコーティン
グには、Tダイ方式による押し出し塗布を行う必要があ
るため、大がかりな設備を要し、また塗布の際に多量の
熱エネルギーを必要とする。さらに、成型時には繊維組
成物の裏面のポリエチレンコーティング層を再度加熱軟
化させる必要があり、そのために生産性が阻害され、コ
スト高となっていた。また、ポリエチレンのコーティン
グおよび加熱成形にともない、カーペットの表面のパイ
ルの毛倒れや外観のムラが生じる。
【0010】さらに、本格的なフィーリング、防音性が
要求される高級自動車向けカーペットの成形には、カー
ペット繊維組成物の立体成形後に、その裏面に所定の厚
さ、密度をもつ発泡体の層を形成しなければならず、そ
のための作業工程を要していた。
【0011】さらにまた、その発泡体の層を成形するた
めに使用される注入方法やリム方法により発泡性混合液
を型内に注入するとき、その混合液が覆うべき面積は非
常に広く、パーティングラインまでの距離は大きくな
る。そのため、中央部における生成ガスや気泡の抜けが
極めて悪く、また型面の凹凸部のコーナー付近に気泡が
封入され、一旦封入されると他へと出にくくなる。した
がって、成形された発泡体の層、特に発泡体の底部コー
ナー付近に空気溜まりや、欠肉部が生じ易くなり、不良
率は高くなり、耐振性、吸音性は悪くなる。
【0012】また、この発泡体の層の成形法において、
上述したように、発泡性混合液の表面へのにじみだしを
防止するための、ナイロンフィルムの積層やラテックス
コーティング処理は不可欠であった。
【0013】特公平6-59693号は、発泡性混合液を所定
の金型内面にスプレーによる塗布を行い、その上にカー
ペット繊維組成物を載置し、加圧成形して、自動車用カ
ーペットを作る方法を開示する。
【0014】この方法は従来技術の多くの課題を解決し
得るが、この方法をもってしても、発泡性混合液の表面
へのにじみだし防止用シール処理は依然として不可欠で
ある。その理由は、発泡性混合液が直接カーペット繊維
組成物に塗布されないため繊維組成が柔軟にならないこ
とから、加圧成形時にカーペット繊維組成物が局部的に
引っ張られ、その部分の織り目、編み目が拡大し、そこ
から加圧された混合液が表面に、にじみ出すためであ
る。
【0015】また、この開示の方法は、上記したよう
に、金型面に塗布された発泡性混合液の発泡した表面上
に、カーペット繊維組成物を載置し、加圧圧縮するた
め、その発泡した混合液は、カーペット繊維組成物の表
面から中に入り込むものの、微細な繊維組織内には実質
的に入り込めず、発泡体とカーペット繊維組成物との一
体化が非常に弱いものとなっている。そのため、かかる
方法では複雑な凹凸形状をシャープに成形することがで
きない。
【0016】したがって、金型面のみへ発泡性混合液を
塗布する上記方法では、高級仕様車用のカーペットに部
分的に要求されるフィーリングや防音性を達成するため
の、著しく異なる密度および種々の厚さをもつ発泡体の
成形は行えない。
【0017】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、カーペット繊維組成物が所望
の形状に成形されると同時にその裏面に発泡体の層が成
形された、立体形状を有する自動車用カーペットの一体
成形方法を提供することである。
【0018】本発明の他の目的は、裏面の発泡体を部分
的に所望の厚さ、密度を有するように成形できる、立体
形状を有する自動車用カーペットの一体成形方法を提供
することである。
【0019】さらに、本発明の目的は、カーペット繊維
組成物の形状および裏面の発泡体の成形が一工程の加圧
成形により行うことができる、立体形状を有する自動車
用カーペットの一体成形方法を提供することである。
【0020】さらに、本発明の他の目的は、事前のラテ
ックス・バックコーティングや成形時のナイロンフィル
ム積層などのシール処理を必要としない、上記立体形状
を有する自動車用カーペットの一体成形方法を提供する
ことである。
【0021】さらに、本発明の他の目的は、成形に際し
て、高温加熱の必要のない、上記立体形状を有する自動
車用カーペットの一体成形方法を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の、カーペット繊維組成物が立体的に形付けられると
ともにその裏面に発泡体の層が形成された、立体形状を
有する自動車用カーペットを一体成形する方法は、
(a)前記カーペット繊維組成物の裏面に発泡性混合液
をスプレー方式により直接塗布する工程と、(b)当該
自動車用カーペットの立体形状に相当する空間間隙を内
側に画成する上型および下型から成る成形用プレス型の
下型の内側面に発泡性混合液を塗布する工程と、(c)
それぞれの塗布された発泡性混合液が、ガス化反応は終
了しているが、まだ粘性流動状態は終わらない間に、そ
れぞれの発泡性混合液の両表面が接合するようにカーペ
ット繊維組成物をプレス型内に配置し、型締めする工程
と、から成る。
【0023】ここで、下型の内側面に発泡性混合液を塗
布する工程は、成形されるべき発泡体の形状や厚さ、密
度に応じてスプレーまたは注入方式のいずれかの方法に
より行っても良い。
【0024】カーペット繊維組成物の裏面に発泡性混合
液を塗布する工程は、好適にはカーペット繊維組成物の
立体形状を保持するために必要な量の発泡性混合液を裏
面に均一に塗布し、下型の内側面に発泡性混合液を塗布
する工程は、所望の発泡体の層を形成するのに必要な量
の発泡性混合液を下型の内側面に塗布することから成
る。
【0025】また、特に高肉厚で種々の密度をもつ発泡
体を形成するときは、下型の内側面に発泡性混合液を塗
布する工程は、所望の発泡体の層を形成するのに必要な
量の発泡性混合液を、部分的に塗布厚を変えて塗布する
ことから成る。
【0026】さらにまた、緩衝部材と一体となった発泡
体を成形するときは、下型の内側面に発泡性混合液を塗
布する工程は、下型内の所定の位置に緩衝部材を予め載
置し、その上から所望の発泡体の層を形成するのに必要
な量の発泡性混合液を塗布することから成る。
【0027】プレス型内の空間間隙の厚さを部分的に変
えることで、薄い厚さの部分の空間間隙において形成さ
れる発泡体の圧縮率を部分的に高くし、厚い部分の空間
間隔において成形される発泡体の圧縮率を部分的に低く
することができる。
【0028】発泡性混合液は、発熱を伴って高速反応
し、固化する前にゲル化し、一定時間粘性流動状態にあ
る反応性樹脂であることが望ましく、このような反応性
樹脂として、ポリウレタンフォーム、ポリユレヤフォー
ムなどの樹脂がある。
【0029】カーペット繊維組成物は、天然繊維、合成
繊維、化学繊維、もしくは無機繊維から成る織布、編
布、それにタフティング処理を施したもの、不織布、ま
たはニードルパンチから成ることが望ましい。
【0030】
【作用】スプレー方式により散布された発泡性混合液の
微粒子は、カーペット繊維組成物の組織内に入り込んで
その繊維表面に付着する一方、ガス化反応により直ちに
発泡して膨張し、繊維組成物内部の浅い所で含浸層が形
成される。
【0031】一方、下型に対して発泡性混合液を塗布す
ることから、その形状にそって混合液が充填される。下
型に対する発泡性混合液の塗布は下型の凹凸形状、塗布
量、塗布面積等により便宜選択されるスプレーまたは注
入方式の何れかの方式により行われるが、下型に対して
塗布された発泡性混合液は、発泡しながら膨張して、下
型の凹凸部を充填していく。ここで、凹凸部のコーナー
で生じたガスや空気溜まりは、実質的に混合液の発泡、
膨張とともに表面へと分散する。
【0032】それぞれの塗布された発泡性混合液が、ガ
ス化反応は終了しているが、まだ粘性流動状態は終わら
ない間に、それぞれの発泡性混合液の両表面が接合する
ようにカーペット繊維組成物をプレス型内に配置し、型
締して両発泡性混合物を接合させると、ガス化反応は終
了しているため、ガス溜まりは実質的に生じることはな
く、これに起因するガス溜まりは実質的には生じない
が、少量の空気が閉じこめられる場合がある。しかし、
両型が締めつけられると、流動状態の発泡性混合液が加
圧に伴い、カーペット繊維組成物と下型の内面との間で
流動し、急速に形状変化を起こすことにより、空気は非
常に細かく分散し、大きな空泡として残存することはな
い。
【0033】そして、両型を締め付けると、型内の流動
状態の発泡性混合液の内圧(型締めによる圧縮力に抗す
るように生じる力)と相まって、カーペット繊維組成物
中の流動状態にある含浸層は変形し、カーペット繊維組
成物は上型の内側面にそって変形する。同時に、下型内
の発泡性混合液は、カーペット繊維組成物の下面に塗布
された発泡性混合物と一体となりながら、成形され、発
泡体の層が作られる。
【0034】また、発泡性混合液を型クリアランスの調
整と合わせ、下型の内側面に部分的に厚くまたは薄く塗
布することによって部分的に厚さ、密度の異なる発泡体
層が形成される。必要に応じて、下型だけでなく発泡性
混合液の一部をカーペット繊維組成物の裏面にも追加塗
布することで、防音性、断熱性、フィーリング性に対す
るよりきびしい要求に対応することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】図6(A)および図6(B)は、以下で
説明する本発明の成形方法にしたがって一体成形された
自動車用カーペットの背面の斜視図および断面図を示
す。
【0036】自動車用カーペット1は、カーペット繊維
組成物2とその裏側に一体となった発泡体の層4とからな
り、その立体形状は、図6において典型的なものを示す
が、自動車用カーペットの表面の形状、裏面の凹凸、発
泡体の層の厚さおよび密度は、適用される自動車の床面
に即して決定されるものである。
【0037】カーペット1を構成するカーペット繊維組
成物2の素材としては、天然繊維、合成繊維、化学繊
維、もしくは無機繊維から成る織布、編布、それらにタ
フティング処理を施したもの、不織布、またはニードル
パンチタイプの繊維材が利用できる。
【0038】図示のカーペットは、図6(B)に良く示さ
れているように、タフティング処理したもので、表面か
ら突き出たパイルが略示されている。このカーペット1
は、ほぼ平坦な平坦部5と中央を縦断するように伸びる
中央隆起6を有して成る。
【0039】カーペットの平坦部の裏面には、吸音部7
が形成されているが、その吸音部は厚さが厚く、弾力性
のある発泡体層から成る。このような発泡体層は主に防
音性のほかに断熱性も有する。
【0040】中央に伸びる中央隆起部(制振部)6の裏
面にも高密度の発泡体層が成形されているが、その厚さ
は薄く殆ど固体状態であり、実質的に弾性は小さいが、
隆起形状を保持するとともに制振性を有する。さらに、
その側方も同様に薄くそして硬くなっている。
【0041】上記吸音部7である発泡体層と中央隆起部
(制振部)6の固体状低発泡体層は、以下で説明する本
発明の方法にしたがって形成されるが、その形状、厚
さ、弾力性(密度)は任意に選択可能である。
【0042】発泡体の層は典型的に、発熱を伴って高速
反応し、固化する前にゲル化し、一定時間粘性流動状態
にある反応性樹脂から形成される。このような樹脂とし
て、ウレタンフォームのほかポリユレヤフォームの反応
性樹脂がある(これらと同等以上に高反応配合も利用で
き、これらを総称してウレタンフォーム、ポリユレヤフ
ォームなどの反応性樹脂という)。
【0043】本発明の、立体形状を有する自動車用カー
ペットの一体成形方法を図を参照して説明する。
【0044】まず、図1(A)に示されているように、ル
ープを基布にタフティングしたタフテッドから成るカー
ペット繊維組成物2の裏面3を上にし、その裏面に、各要
素が表1に例示された発泡性混合液を、スプレー装置11
を矢印の方向に移動させながら塗布する。ここで塗布す
る発泡性混合物の塗布量は、以下で説明するように、カ
ーペット繊維組成物を所定の形状を保持できる量乃至そ
れよりも僅かに多い程度である。
【0045】この発泡性混合液は水を多量に含有した高
反応型混合液のため、自らの反応熱により反応が進むと
ともに、反応により生成される水分は繊維に移行して、
繊維組成物の成形に寄与する。
【0046】
【表1】 表1 化学名 重量部 ポリプロピレングリコール1 100 水 3.5 アミン触媒(a) 2.0 アミン触媒(b) 0.1 アミン触媒(c) 0.3 イソシアネート2 66.9 1 :三井東圧化学(商品名:EP-828) (a):トーソー(商品名:L-33) (b):UCC(商品名:NiaxA-1) (c):エヤプロダクツ・アンド・ケミカル(商品名:DABCO T-120) 2 :三井東圧化学(商品名:コスモネートMC-83)。
【0047】塗布の際、この発泡性混合液を60〜70℃に
保ち、その粘度を下げる。使用に適したスプレー装置は
ISOTHERM社のPSM3000が、スプレーミキシングヘッドは
同社のGP400(チップ#4または#3)が好ましい。
【0048】ここで使用する発泡性混合液は、図4に示
されているように、化学反応を起こしながら状態変化す
るものである。すなわち、この図の線16により示されて
いるように、塗布された混合液は、直ちに化学反応を起
こしCO2を激しく放出しながら、つまり発泡しながら
体積を急速に膨張する(発泡領域)。次に、線17により
示されている間、ガス化反応が終了した後(ライズタイ
ム)、粘性流動状態が続く。この状態においては、圧力
をかけると混合液は容易に変形する。続いて、タックフ
リーと呼ばれる点18を境に硬化が始まり、やがて完全に
固形化(19)し、発泡体の層が形成される。
【0049】このように状態変化を起こす、発泡性混合
液を上記のように加熱して反応の促進を図るとともに粘
度を下げて、スプレー装置により噴霧すると、従来の発
泡性混合液では得られない均一な微粒子(図1(B)参
照)となり、急速に化学変化を起こしながら(予め加熱
されているため、噴霧の際に混合液の微粒子の温度が若
干低下しても、急速な化学変化を起こす)、カーペット
繊維組成物を構成する微細な組織の奥に入り込み、組織
内の繊維表面に付着する。そこで、直ちに体積が膨張
し、また粘度が上昇することからそれより奥に侵入でき
ないが、カーペット繊維素材の皮相的な部分において、
くまなく入り込むことができる。
【0050】このようにスプレーにより混合液を塗布す
ると、混合液はカーペットの表面組織の奥深くまで浸透
することなく、カーペット繊維組成物の裏面の皮相的な
部分と一体となった含浸層となる。そして、発泡性混合
液が硬化すると、カーペットの繊維材をしっかり保持
し、繊維のほつれ、抜けが防止される(このように、発
泡性混合液がカーペット繊維組成物の表面へと通過する
ことなく、カーペットの繊維材のほつれ、抜けを防止す
る程度に入り込むところを、カーペット繊維組成物内部
の浅い所という)。
【0051】前述したように、発泡性混合液が粘性流動
状態にあるときは、その変形が容易に可能であるから、
含浸層が形成されたカーペット繊維組成物を変形させ、
その含浸層の混合液を硬化すると、カーペットの繊維組
成物の変形した形状をしっかりと保持できる。
【0052】前記したカーペット繊維組成物の形状を保
持するために必要な量とは、このように、スプレーによ
り、カーペット繊維組成物内に発泡性混合液の含浸層が
形成でき、その含浸層の混合液が硬化することによりカ
ーペット繊維組成物の形状が保持される量をいう。しか
し、スプレーにより塗布する際、カーペット繊維組成物
の裏面上に混合液が積層され、その積層した混合液が、
以下で説明する下型の発泡性の層と一体となるために必
要なことから、実際の塗布量は、前記したカーペット繊
維組成物の形状を保持するために必要な発泡性混合液の
量よりも若干多めとなる。
【0053】一方、図2に示されているように、自動車
用カーペットの立体形状に相当する空間間隙を内側に画
成する上型12と下型13から成る成形用プレス型14の下型
13(この下型は自動車の床面に対応した凹凸面を有す
る)に、発泡体の層を形成するのに必要な量の発泡性混
合液(表1)を、通常の場合は、塗布面がほぼ平坦にな
るようにスプレー方式により直接塗布する。
【0054】ここで、下型に対する混合液の塗布は、下
型の凹凸形状、塗布量、塗布面積などによって、スプレ
ーまたは注入方式何れかの方式が適宜選択される。
【0055】カーペット繊維組成物2に塗布された発泡
性混合液、および下型13に塗布された発泡性混合液が、
ガス化反応は終了しているが、まだ粘性流動状態は終わ
らない間に、それぞれの発泡性混合液の両表面が接合す
るようにカーペット繊維組成物2をプレス型14内に配置
し(図2)、そして閉じる(図5)。
【0056】この実施例では、カーペット繊維組成物に
発泡性混合液を塗布し、次ぎに金型に発泡性混合液を塗
布した例であるが、塗布された両発泡性混合液が粘性流
動状態で接合できればよいことから、塗布の順番は問わ
ない。金型に発泡性混合液を塗布した後に、カーペット
繊維組成物に発泡性混合液を塗布することも、またそれ
ぞれに同時に塗布することも可能である。
【0057】両発泡性混合液の両表面が接合した際に、
少量のガス、空気が閉じ込められる場合がある。しか
し、両型が締めつけられると、流動状態の発泡性混合液
が加圧に伴い、カーペット繊維組成物と下型の内面との
間で流動し、急速に形状変化を起こすことにより、空気
などは非常に細かく分散し、大きな空泡として残存する
ことはない。
【0058】また、図5に良く示されているように、両
型により締め付けられると、型内の流動状態の発泡性混
合液の内圧(型締めによる圧縮力に抗するように生じる
力)と相まって、カーペット繊維組成物中の流動状態に
ある含浸層は変形し、カーペット繊維組成物は上型の内
側面にそって変形する。
【0059】金型14に塗布された粘性流動状態にある発
泡性混合物は、型締めにより、カーペット繊維組成物の
裏面に塗布され、粘性流動状態にある発泡性混合物と一
体となりながら、圧縮されて、その密度が高められると
ともに両型内に形成される空間間隙にそった形に成形さ
れる。
【0060】ここで、使用された型の中央部およびその
両側では、型を閉じたときの空間間隙の厚さは薄く、し
たがって、この部分では、発泡性混合液はより圧縮さ
れ、その密度はより高くなる(図5)。
【0061】型締めを所定期間維持する。そして、硬化
が90%以上終わった後に加圧を解除し、寸法の安定した
カーペットを取り出す。
【0062】かくして、成形型内の空間間隙に忠実にそ
ったシャープな立体形状を有するカーペットが製造され
る。そして、前述したように、含浸層はカーペット繊維
組成物内に入り込んで一体となることから、カーペット
の形状は保持される。
【0063】さらに、含浸層はカーペット繊維組成物の
繊維をしっかり保持し、その抜けやほつれが防止され
る。したがって、従来技術において、必須であったバッ
クコーティングが不要となる。
【0064】また、発泡性混合液により形成される発泡
体の層4が、カーペット繊維組成物の裏面に形成される
が、この発泡体の層4の下面は、プレス型14の下型13の
内側面に形成された凹凸面に忠実にそったシャープな三
次元形状をもつ。したがって、自動車の床部の形状にそ
ったプレス型を用意することで、成形された自動車用カ
ーペットは自動車の床面に整合させることができる。
【0065】発泡体の層4は、図6を参照して説明した
ように、ほぼ平坦な平坦部5と中央を縦断するように伸
びる中央隆起6を有して成り、その平坦部の裏面には吸
音部7が形成されているが、その吸音部は厚さが厚く、
弾力性のある発泡体の層から成る。中央に伸びる中央隆
起部(制振部)6の裏面にも高密度の発泡体層が成形さ
れているが、その厚さは薄く殆ど固体状態である。この
ような吸音部と制振部は、所定の型のクリアランスをも
ったプレス型を使用すると、下型13に塗布する発泡性混
合液の量により調整される。したがって、所定の吸音部
を有する平坦部および所定の中央隆起部を形成できる発
泡性混合液が所望の発泡体の層を形成するのに必要な量
ということになる。
【0066】さらに、プレス型内の空間間隙によって
も、発泡体の層の厚さを調節できる。
【0067】図2の実施例では、塗布面はほぼ平坦とな
り、この状態で型締めを行ったとき、型内の粘性流動状
態の発泡性混合液は全体的に圧縮され、変形する。その
ため、密度や厚さが他の部分より著しく異なる発泡体の
層部分をもつカーペットを成形できない場合がある。よ
り良好なフィーリングや防音性が要求される場合は、著
しく異なる密度、厚さをもつカーペットの成形をするこ
とが必要となることがある。
【0068】このようなときは、図3(A)に示されてい
るように、下型の必要な個所に部分的に発泡性混合液を
厚く塗布して、必要な肉厚、密度を有する発泡体層を形
成することにより、従来より優れた防音性、断熱性、フ
ィーリング性を達成することができる。
【0069】また、図3(B)に示されているように、ス
ラブウレタン、ウレタンチップ類、各種繊維やプラスチ
ック表皮材など廃材チップ類、またはそれとウレタンチ
ップとの混合物、フェルト類等などの成形または非成形
品より成る各種緩衝部材を下型の所定の位置に配置し、
その上から発泡性混合液を塗布し、前述したカーペット
繊維組成物と一体でプレス成形することにより、各種の
緩衝部材と一体となった発泡体層をカーペット繊維組成
物の裏面の所定の位置に形成することができる。発泡体
層と一体となって配置された緩衝部材は、部分的に制振
性、防音性を高めるとともに、また成形されるカーペッ
トに対してしっかり安定した形状も与える。
【0070】
【効果】本発明にしたがって発泡性混合液をカーペット
繊維組成物の裏面にスプレー方式により塗布すると、そ
の繊維組成物の組織内部の繊維内にその微粒子が入り込
み含浸層が形成されることから、発泡性混合液から形成
される発泡体の層とカーペット繊維組成物とが一体とな
り、繊維のほつれや、ループをタフティングした後のパ
イルの抜けが防止され、したがって、従来技術において
必須であり、コスト高をもたらす抜け止め等のためのバ
ックコーティングやナイロンフィルムの積層のようなシ
ール処理が不要となる。さらに、含浸層はカーペット繊
維組成物の裏面の皮相的範囲にとどまり、その表面に、
にじみでることがないことから、カーペットの繊維が硬
くならず、良好なフィーリングのあるカーペットを製造
することができる。また、その含浸層はカーペット繊維
組成物の表側から水の発泡体の層への浸入を防止するこ
ともできる。
【0071】さらに、発泡性混合液が塗布されたカーペ
ット繊維組成物を、発泡体が下型に塗布されたプレス型
に配置して、型締めという一工程の加圧成形により、自
動車用カーペットの成形を行うことができる。また、成
形において外部から高温加熱を必要としない。したがっ
て、成形された自動車用カーペットには外観ムラや、毛
倒れがない。
【0072】さらにまた、カーペット繊維組成物内に形
成された粘性流動状態の含浸層は容易に変形可能なこと
からカーペット繊維組成物は型の表面に忠実にそって成
形される。また、実質的な発泡体の層を形成する発泡性
混合液は、その下型の内側面の凹凸にそって充填されて
いることから、実質的に空気溜まりや欠肉部が生じるこ
となく、そして発泡体の層は型の凹凸面に忠実にそって
成形される。したがって、成形された自動車用カーペッ
トは金型通りのシャープな三次元形状をもち、かつ発泡
体の層は所望に成形でき、従来より優れた防音性、制振
性、フィーリング性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明にしたがってカーペット繊維
組成物上にスプレー方式により発泡性混合液を塗布する
様子を示す平面図であり、図1(B)は、本発明にしたが
ってカーペット繊維組成物上にスプレー方式により発泡
性混合液を塗布する様子を示す側面図である。
【図2】本発明の方法にしたがって、発泡性混合液を均
一に塗布したカーペット繊維組成物を、発泡性混合液を
平坦に塗布した下型内に配置した様子を示す。
【図3】図3(A)は、発泡性混合液をほぼ均一に塗布し
たカーペット繊維組成物を、部分的に発泡性混合液を厚
く塗布した下型内に配置した様子を示し、図3(B)は、
発泡性混合液を均一に塗布したカーペット繊維組成物
を、部分的に配置された緩衝部材の上から発泡性混合液
を塗布した下型内に配置した様子を示す。
【図4】本発明に使用する発泡性混合液の発泡過程およ
び硬化過程を示すグラフである。
【図5】本発明の方法にしたがって、発泡性混合液が塗
布されたカーペット繊維組成物を、発泡性混合液が塗布
された下型内に配置して両型により型締めを行う様子を
示す。
【図6】図6(A)は、本発明の方法にしたがって一体成
形された自動車用カーペットの背面の斜視図であり、図
6(B)は図6(A)のA-A線にそった自動車用カーペットの
断面図である。
【符号の説明】
2 カーペット繊維組成物 12 上型 13 下型 14 上型および下型から成る成形用プレス型
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:04 105:08 B29L 31:58 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 43/18 - 43/20 B29C 43/32 - 43/34 B60N 3/04 B32B 5/22 - 5/24

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーペット繊維組成物が立体的に形付け
    られるとともにその裏面に発泡体の層が形成された、立
    体形状を有する自動車用カーペットを一体成形する方法
    であって、(a)前記カーペット繊維組成物の裏面に発
    泡性混合液をスプレー方式により直接塗布する工程と、
    (b)当該自動車用カーペットの立体形状に相当する空
    間間隙を内側に画成する上型および下型から成る成形用
    プレス型の下型の内側面に発泡性混合液を塗布する工程
    と、(c)前記それぞれの塗布された発泡性混合液が、
    ガス化反応は終了しているが、まだ粘性流動状態は終わ
    らない間に、前記それぞれの発泡性混合液の両表面が接
    合するように前記カーペット繊維組成物を前記プレス型
    内に配置し、型締めする工程と、から成り、 スプレー方式により散布された前記発泡性混合液の微粒
    子は、カーペット繊維組成物の組織内に入り込んでその
    繊維表面に付着する一方、ガス化反応により直ちに発泡
    して膨張し、繊維組成物内部の浅い所で含浸層を形成
    し、 型締めされることで、前記カーペット繊維組成物は形状
    付けられ、前記接合した両発泡性混合液は、一体化する
    とともに立体成形された発泡体となる、ことを特徴とす
    る成形方法。
  2. 【請求項2】 前記下型の内側面に発泡性混合液を塗布
    する工程がスプレーまたは注入方式により行われる、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記カーペット繊維組成物の裏面に発泡
    性混合液を塗布する工程が、カーペット繊維組成物の立
    体形状を保持するために必要な量の発泡性混合液を、前
    記裏面に均一に塗布することであり、 前記下型の内側面に発泡性混合液を塗布する工程が、所
    望の発泡体の層を形成するのに必要な量の発泡性混合液
    を前記下型の内側面に塗布することである、請求項1ま
    たは2に記載の成形方法。
  4. 【請求項4】 前記カーペット繊維組成物の裏面に発泡
    性混合液を塗布する工程が、立体形状を保持するために
    必要な量の発泡性混合液を前記裏面に塗布することであ
    り、 前記下型の内側面に発泡性混合液を塗布する工程が、所
    望の発泡体の層を形成するのに必要な量の発泡性混合液
    を、部分的に塗布厚を変えて塗布することである、請求
    項1または2に記載の成形方法。
  5. 【請求項5】 前記カーペット繊維組成物の裏面に発泡
    性混合液を塗布する工程が、立体形状を保持するために
    必要な量の発泡性混合液を前記裏面に塗布することであ
    り、 前記下型の内側面に発泡性混合液を塗布する工程が、前
    記下型内の所定の位置に緩衝部材を予め載置し、その上
    から所望の発泡体の層を形成するのに必要な量の発泡性
    混合液を塗布することである、請求項1または2に記載の
    成形方法。
  6. 【請求項6】 前記所望の発泡体が所定の厚さをもつ発
    泡体であることを特徴とする請求項3または4に記載の成
    形方法。
  7. 【請求項7】 前記所望の発泡体が所定の密度をもつ発
    泡体であることを特徴とする請求項3または4に記載の成
    形方法。
  8. 【請求項8】 前記プレス型内の空間間隙の厚さを部分
    的に変えることで、薄い厚さの部分の空間間隙において
    形成される発泡体の圧縮率を部分的に高くし、厚い部分
    の空間間隔において成形される発泡体の圧縮率を部分的
    に低くする、請求項1または2に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記発泡性混合液が、発熱を伴って高速
    反応し、固化する前にゲル化し、一定時間粘性流動状態
    にある反応性樹脂である、ことを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記反応性樹脂が、ポリウレタンフォ
    ーム、ポリユレヤフォームなどの樹脂である、ことを特
    徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記カーペット繊維組成物が、天然繊
    維、合成繊維、化学繊維、もしくは無機繊維から成る織
    布、編布、それにタフティング処理を施したもの、不織
    布、またはニードルパンチから成る、請求項1に記載の
    方法。
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