JPH08339842A - 圧縮スリーブ用導体案内具 - Google Patents

圧縮スリーブ用導体案内具

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JPH08339842A
JPH08339842A JP16793595A JP16793595A JPH08339842A JP H08339842 A JPH08339842 A JP H08339842A JP 16793595 A JP16793595 A JP 16793595A JP 16793595 A JP16793595 A JP 16793595A JP H08339842 A JPH08339842 A JP H08339842A
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JP
Japan
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compression sleeve
conductor
guide
mounting portion
sleeve
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Application number
JP16793595A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Hara
光男 原
Tsutomu Uchida
勉 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Publication date
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットでも圧縮スリーブに電線の導体を容
易に挿入できる圧縮スリーブ用導体案内具を提供する。 【構成】 一側に圧縮スリーブの外側端部を嵌挿する取
付部を設けるとともに、他側にその取付部側から離れる
にしたがってラッパ状に開口した案内部を設け、かつ上
記取付部と上記案内部とを一体的に形成した圧縮スリー
ブ用導体案内具であって、前記案内部のラッパ状に開口
した一部分を切欠いて切欠部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配電線等の電線を圧縮
スリーブを介して接続施工する際、特に、その施工をロ
ボットによる活線作業で行うときに、電線の導体部分が
圧縮スリーブに挿入されやすいように円滑に案内するた
めの圧縮スリーブ用導体案内具に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の圧縮スリーブを用いて電
線を接続施工する状態を説明する斜視図である。同図
(a)に示されるように、電線L1 ,L2 の絶縁被覆を
除去して現われた導体L′1 ,L′2 の部分が、銅合金
等の電気導体からなるパイプ状の圧縮スリーブ1の両端
側に挿入される。
【0003】次いで、同図(b)に示されるように、導
体L′1 ,L′2 の挿入された圧縮スリーブ1の外側
が、図示しない圧縮工具を用いて圧縮されると、両導体
L′1,L′2 は圧縮スリーブ1に圧着され、これによ
り両電線L1 ,L2 は圧縮スリーブ1を介して電気的に
接続される。両電線L1 ,L2 の接続された圧縮スリー
ブ1の部分は、図示しないが絶縁カバー等の絶縁部材で
覆われて保護される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の圧縮スリーブを用いる電線の接続施工は、作業員
が、直接、圧縮スリーブと電線を手にして作業する場
合、導体を圧縮スリーブに比較的容易に挿入できるが、
電線の接続施工を活線作業で行うときは、作業員が圧縮
スリーブと電線を直接手にすることができないので、施
工性に劣るという問題点があった。
【0005】例えば、活線作業時の接続施工を図6に示
されるようなロボットで行う場合は、ロボットの一方の
マニピュレータM2 で電線L1 (L2 )を把持し、この
状態で電線L1 (L2 )の導体L′1 (L′2 )を圧縮
スリーブ1の導体孔1a内に挿入するには、作業員が直
接行う場合に比べて極めて困難を伴うものであった。殊
に、導体L′1 (L′2 )部分が曲っていたり、あるい
は断面がいびつに変形していたり、さらには、導体L′
1 (L′2 )を形成するより線の一部が外れていると、
いわゆる笑いが生じていると、作業員が直接手にして挿
入するのにも困難をきたすだけでなく、ロボットによる
施工は不可能になってしまうという問題点があった。
【0006】このような挿入作業の困難を回避するため
に、圧縮スリーブの内径を電線の導体の径よりも十分に
大きくしたり、あるいは圧縮スリーブの端部側をラッパ
状に広げることも考えられるが、圧縮スリーブの内径を
大きくしたり、圧縮スリーブの端部を広げると圧縮スリ
ーブを圧縮したときに導体を圧着するための所定の圧縮
力が得られず、電線の電気的な接続状態に不都合を生じ
てしまう新たな問題点が発生する。
【0007】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、ロボットによ
る電線接続施工においても、導体を圧縮スリーブに容易
に挿入できるようにした圧縮スリーブ用導体案内具を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る圧縮スリー
ブ用導体案内具は、上記目的を達成するために、一側に
圧縮スリーブの外側端部を嵌挿する取付部を設けるとと
もに、他側にその取付部側から離れるにしたがってラッ
パ状に開口した案内部を設け、かつ上記取付部と上記案
内部とを一体的に形成した圧縮スリーブ用導体案内具で
あって、前記案内部のラッパ状に開口した一部分を切欠
いて切欠部を設けたことを特徴としている。また、一側
に圧縮スリーブの外側端部を嵌挿する取付部を設けると
ともに、他側にその取付部側から離れるにしたがってラ
ッパ状に開口した案内部を設け、かつ上記取付部と上記
案内部とを一体的に形成した圧縮スリーブ用導体案内具
であって、前記取付部に嵌挿される前記圧縮スリーブの
軸心方向と同じ方向に、その取付部と前記案内部とにわ
たってスリットを設けるとともに、そのスリットに対向
するその取付部の外側に耳片を設けたことを特徴ととし
ている。そして、前記耳片に孔を設けたことを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】上記構成において、圧縮スリーブの端部に圧縮
スリーブ用導体案内具が取付けられる。その圧縮スリー
ブ用導体案内具のラッパ状に開口した案内部に沿って円
滑に案内されて電線の導体が圧縮スリーブに挿入され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、上記従来と同一構成要素については同一符
号を用いて説明する。
【0011】図1は一実施例に係る圧縮スリーブ用導体
案内具を圧縮スリーブに取付けた状態の斜視図、図2は
図1の一部を断面で示した側面図である。
【0012】圧縮スリーブ用導体案内具(以下、導体案
内具という)2は、プラスチックス製からなり、圧縮ス
リーブ1の一側端部の外側部分が嵌挿する取付部2a
と、他側にはその取付部2a部側から離れるにしたがっ
てラッパ状に開口した案内部2bとから構成されてい
る。これら取付部2aと案内部2bとは一体的に形成さ
れている。
【0013】図中、3は案内部2bの一部分を切欠いて
形成された切欠部であって、例えばラッパ状の開口部の
上側を1/3程度を切欠いた状態で形成される。
【0014】取付部2の内径は、圧縮スリーブ1の外径
とほぼ同径に形成され、圧縮スリーブ1に対してわずか
な力で嵌挿できるように、つまり圧縮スリーブ1に導体
案内具2の取付部2aを嵌挿したときに、圧縮スリーブ
1から導体案内具2が脱落しない程度に弾力性をもって
取付けられるように決められている。
【0015】取付部2aと案内部2bとの接続部に当る
内側には、嵌挿された圧縮スリーブ1の端部を受け止め
る段部2b′が設けられている。したがって、導体案内
具2を圧縮スリーブ1に取付ける際は、常に、所定の位
置に取付けることができる。
【0016】導体案内具2を用いて圧縮スリーブ1に電
線Lの導体L′を挿入するには、先ず、圧縮スリーブ1
に図示のように導体案内具2を嵌挿する。次いで、電線
Lの導体L′を案内部2bの内壁2b″に案内させなが
ら圧縮スリーブ1の導体孔1a内に挿入する。
【0017】この挿入の際、導体L′の方向は、図1に
示されるように、圧縮スリーブ1の軸心方向と必ずしも
一致しなくとも導体L′の先端を切欠部3から案内部2
bに挿入でき、しかも導体L′の先端が案内部2b内に
位置させた後は、その先端を支点として導体L′を移動
させることができる。
【0018】導体L′を圧縮スリーブ1の導体孔1aへ
の挿入する作業は、案内部2bがラッパ状に開口してい
るので、導体の挿入可能な開口面積が大きく、しかもラ
ッパ状の内壁2b″に沿って円滑に案内されるので、極
めて容易に行うことができるとともに、案内部2bに切
欠部3を有しているので、導体L′の軸心方向が圧縮ス
リーブ1の軸心方向と一致しなくとも容易に挿入するこ
とができる。したがって、電線の接続施工を活線時にロ
ボットを用いて行う場合でも、電線Lの導体L′を圧縮
スリーブ1の導体孔1a内に極めて容易に挿入すること
ができる。
【0019】図3及び図4は、他の実施例に係る導体案
内具2′を示すものであって、取付部2aと案内部2b
にわたって圧縮スリーブ1の軸心方向と同じ方向にスリ
ット4が設けられている。
【0020】図中、5は、上記スリット4と反対側の取
付部2aの外側に設けられている孔5aを備えた耳片で
ある。
【0021】本実施例に係る導体案内具2′は、ラッパ
状の開口を有する案内部2bを有しているので、上述の
実施例と同様に導体の案内性に優れているとともに、導
体が圧縮スリーブ1に挿入された後は、耳片5の孔5a
に工具(図示せず)をかけてスリット4の設けられてい
る方向と反対方向に引っ張ると、導体案内具2′はスリ
ット4が開いて圧縮スリーブ1から外すことができる。
【0022】圧縮スリーブ1から導体案内具2′が外さ
れると、その後の絶縁部材による被覆が容易になるだけ
でなく、導体案内具2′を再使用することができる。
【0023】なお、上述の各実施例では、導体案内具
2,2′を、圧縮スリーブ1の一方の端部に取付けた例
を示しているが、他方の端部にも取付けられる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る導体案内具は、案内部の一
部分を切欠いて形成した切欠部を有しているので、圧縮
スリーブの軸心方向と導体の軸心方向とが正確に一致し
ていなくとも圧縮スリーブに導体を挿入することができ
る。このため、特に、ロボットで電線の接続施工を行う
際に便利となる。
【0025】また、導体案内具にスリットを設けるとと
もに、耳片を設けているので、その耳片を引っ張って導
体案内具を圧縮スリーブから取外すことができるので、
圧縮スリーブの部分を絶縁部材で被覆することが容易と
なり、しかも、導体案内具を再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る導体案内具を圧縮スリ
ーブに取付けた状態を示す斜視図である。
【図2】図1の一部を断面で示した側面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る導体案内具を圧縮ス
リーブに取付けた状態を示す斜視図である。
【図4】図3の一部を断面で示した側面図である。
【図5】圧縮スリーブを用いて電線を接続するときの説
明図である。
【図6】ロボットを用いて電線を接続するときの説明図
である。
【符号の説明】
1 圧縮スリーブ 2,2′ 圧縮スリーブ用導体案内具(導体案内
具) 2a 取付部 2b 案内部 3 切欠部 4 スリット 5 耳片 5a 孔 L,L1 ,L2 電線 L′,L′1 ,L′2 導体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側に圧縮スリーブの外側端部を嵌挿す
    る取付部を設けるとともに、他側にその取付部側から離
    れるにしたがってラッパ状に開口した案内部を設け、か
    つ上記取付部と上記案内部とを一体的に形成した圧縮ス
    リーブ用導体案内具であって、 前記案内部のラッパ状に開口した一部分を切欠いて切欠
    部を設けたことを特徴とする圧縮スリーブ用導体案内
    具。
  2. 【請求項2】 一側に圧縮スリーブの外側端部を嵌挿す
    る取付部を設けるとともに、他側にその取付部側から離
    れるにしたがってラッパ状に開口した案内部を設け、か
    つ上記取付部と上記案内部とを一体的に形成した圧縮ス
    リーブ用導体案内具であって、 前記取付部に嵌挿される前記圧縮スリーブの軸心方向と
    同じ方向に、その取付部と前記案内部とにわたってスリ
    ットを設けるとともに、そのスリットに対向するその取
    付部の外側に耳片を設けたことを特徴とする圧縮スリー
    ブ用導体案内具。
  3. 【請求項3】 耳片に孔を設けたことを特徴とする請求
    項2記載の圧縮スリーブ用導体案内具。
JP16793595A 1995-06-09 1995-06-09 圧縮スリーブ用導体案内具 Pending JPH08339842A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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