JP4704636B2 - 電子機器ケース、同軸ケーブル連結具及び同軸ケーブルコネクタ - Google Patents
電子機器ケース、同軸ケーブル連結具及び同軸ケーブルコネクタ Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、同軸ケーブルを伝送線路とする電子機器ケース、同軸ケーブルを連結する同軸ケーブル連結具、並びに、同軸ケーブルの端部に装着される同軸ケーブルコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、伝送線路として同軸ケーブルを用いて電子機器間を接続する場合には、電子機器に配置したコネクタに適合するコネクタを同軸ケーブルの先端に装着して接続しており、その装着時には固定リング等の固定部材を用いて、同軸ケーブルに圧着して固定する必要があった。又、予めミニプラグを用いることにより圧着の手間を省き、作業の簡略化を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ミニプラグを用いるにしてもケーブルプラグ側は端子との接続加工が必要であり、更にミニプラグによる方法では、簡単に外れてしまう可能性があり、信頼性が悪い。
【0004】
そこで、本発明の課題は、同軸ケーブルを簡易に接続することができ、更に、信頼性の高い接続が可能な電子機器ケース、同軸ケーブル連結具及び同軸ケーブルコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、請求項1の発明は、表面に同軸ケーブルの挿着部を有する電子機器ケースであって、該挿着部は、ケースの壁面に直交するように設けて前記同軸ケーブルの挿入側を広く開口させてテーパ状にした孔を有する筒形状のコネクタ本体と、リング形状の枠体を有し、該枠体から枠体の中心へ向けて複数の爪部を突設し、前記コネクタ本体の中間部に該コネクタ本体と同一中心軸を有するよう内設した抜け止め具と、該抜け止め具を前記コネクタ本体に固定する筒形状の固定具とを有し、前記抜け止め具の爪部を、前記枠体から前記同軸ケーブルの挿入方向へ向けて傾斜させると共に、前記爪部の中央から該爪部の先端を前記枠体の内側へ折り返して、前記爪部の付け根の突設方向よりも該爪部の先端の突設方向が前記内側へ向くように形成し、前記同軸ケーブルの外部導体を保護被覆の外側に所定の長さをもって折り返し、前記固定具を介して前記孔から前記コネクタ本体に挿入された前記外部導体の折り返し部分に前記爪部の先端を食い込ませて前記同軸ケーブルを抜脱阻止するように構成される。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、コネクタ本体をケース内部に収納して構成される。
【0007】
請求項3の発明は、表面に同軸ケーブルの挿着部を有する電子機器ケースであって、該挿着部は、ケースと別体に形成して前記同軸ケーブルの挿入側を広く開口させてテーパ状にした孔を有する筒形状のコネクタ本体と、リング形状の枠体を有し、該枠体から枠体の中心へ向けて複数の爪部を突設し、前記コネクタ本体の中間部に該コネクタ本体と同一中心軸を有するよう内設した抜け止め具と、該抜け止め具を前記コネクタ本体に固定する筒形状の固定具とを有し、前記コネクタ本体を前記ケースに固定する固定手段によって該ケースの壁面に直交するように装着し、前記抜け止め具の爪部を、前記枠体から前記同軸ケーブルの挿入方向へ向けて傾斜させると共に、前記爪部の中央から該爪部の先端を前記枠体の内側へ折り返して、前記爪部の付け根の突設方向よりも該爪部の先端の突設方向が前記内側へ向くように形成し、前記同軸ケーブルの外部導体を保護被覆の外側に所定の長さをもって折り返し、前記固定具を介して前記孔から前記コネクタ本体に挿入された前記外部導体の折り返し部分に前記爪部の先端を食い込ませて前記同軸ケーブルを抜脱阻止するように構成される。
【0008】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、コネクタ本体とケースの間に装着させた防水座と、同軸ケーブルに外挿し挿着部を覆う防水キャップとを有し、前記防水座に前記防水キャップを係止させて前記挿着部内及び前記コネクタ本体内への雨水の浸入を防止可能として構成される。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明において、別体の樹脂製箱体に電子機器ケースを収納して構成される。
【0010】
請求項6の発明は、筒形状導体からなる連結具本体の両端部に同軸ケーブルの挿着部を一体に備え、該挿着部に挿着された同軸ケーブル相互の芯線を連結する芯線コネクタを前記連結具本体の中央部に内設した同軸ケーブル連結具であって、前記挿着部は、前記同軸ケーブルの挿入側を広く開口させてテーパ状にした孔を有する筒形状のコネクタ本体と、リング形状の枠体を有し、該枠体から枠体の中心へ向けて複数の爪部を突設し、前記コネクタ本体の中間部に該コネクタ本体と同一中心軸を有するよう内設した抜け止め具と、該抜け止め具を前記コネクタ本体に固定する筒形状の固定具とを有し、前記抜け止め具の爪部を、前記枠体から前記同軸ケーブルの挿入方向へ向けて傾斜させると共に、前記爪部の中央から該爪部の先端を前記枠体の内側へ折り返して、前記爪部の付け根の突設方向よりも該爪部の先端の突設方向が前記内側へ向くように形成し、前記同軸ケーブルの外部導体を保護被覆の外側に所定の長さをもって折り返し、前記固定具を介して前記孔から前記コネクタ本体に挿入された前記外部導体の折り返し部分に前記爪部の先端を食い込ませて前記同軸ケーブルを抜脱阻止するように構成される。
【0011】
請求項7の発明は、同軸ケーブルの端部に装着する挿着部を備えた同軸ケーブルコネクタであって、該挿着部は、前記同軸ケーブルの挿入側を広く開口させてテーパ状にした孔を有する筒形状のコネクタ本体と、リング形状の枠体を有し、該枠体から枠体の中心へ向けて複数の爪部を突設し、前記コネクタ本体の中間部にコネクタ本体と同一中心軸を有するよう内設した抜け止め具と、該抜け止め具を前記コネクタ本体に固定する筒形状の固定具と、前記コネクタ本体の他端部に枢着すると共に接続対象の外部導体に螺合するよう形成した接続筒とを具備し、前記抜け止め具の爪部を、前記枠体から前記同軸ケーブルの挿入方向へ向けて傾斜させると共に、前記爪部の中央から該爪部の先端を前記枠体の内側へ折り返して、前記爪部の付け根の突設方向よりも該爪部の先端の突設方向が前記内側へ向くように形成し、前記同軸ケーブルの外部導体を保護被覆の外側に所定の長さをもって折り返し、前記固定具を介して前記孔から前記コネクタ本体に挿入された前記同軸ケーブルの外部導体の折り返し部分に前記爪部の先端を食い込ませて前記同軸ケーブルを抜脱阻止するように構成される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を基に詳細に説明する。尚、以下、各図中の同一の構成要素には同一の符号を付す。図1は、本発明に係る電子機器ケース(以下、単に「ケース」とする)の第1実施形態を示し、(a)は要部コネクタ部の分解断面図、(b)は同軸ケーブル挿着時の部分断面図、(c)は後述する抜け止め具の正面図である。まず、図1(a)において、本実施形態の構成を説明する。ケース100は、その壁面と一体に直交するように突設形成した筒形状のコネクタ本体11、リング形状の導電性弾性材からなる抜け止め具12、及び、抜け止め具12をコネクタ本体11の中間部11cに内設固定する筒形状の絶縁性弾性材で形成された固定具13からなる挿着部10を備えて構成される。
【0016】
又、同軸ケーブル80の内部絶縁体82はコネクタ本体11内の貫通孔11fの筒長さに合わせ、又、中心導体81はケース100内の回路基板102に配置した端子103と接触する長さに合わせ、そして、外部導体83は保護被覆84のさらに外側に所要の長さをもって折り返して、予め同軸ケーブル80の端部を段剥き処理してある。図1(c)に示すように、同軸ケーブル80を挿着部10に挿着する前、抜け止め具12の爪部12bは、リング形状の枠体12aの内側の6等分した夫々の位置から中心方向へ向けて突設した形状をしている。又、爪部12bはバネ性を備えた導体で枠体12aと一体形成されている。そして、コネクタ本体11の接触部11d、抜け止め具12の枠体12a及び固定具13の内径は、段剥き処理した同軸ケーブル80端部の折り返した外部導体83と外側から十分に密着し締めつけることができるような径に形成してある。
【0017】
次に、挿着部10への同軸ケーブル80の挿着について説明する。まず、抜け止め具12を、コネクタ本体11の挿入孔11aから押し入れ、両者の中心軸を一致させて中間部11cに配置した後、コネクタ本体11の係止溝11bに固定具13の係止突起13aを係合させることにより、抜け止め具12をコネクタ本体11の中間部11cで接触導通させながら固定し内設する。そして、同軸ケーブル80の段剥き処理した端部を固定具13から挿入し、径の異なる接触部11dと貫通孔11fとの段差面11eが同軸ケーブル80の挿入を止めることにより、図1(b)に示すように、ケース100の挿着部10への同軸ケーブル80の挿着が完了する。
【0018】
この時、折り返した外部導体83の外側は、爪部12bを挿入方向へ折り曲げながら爪部12b及び枠体12aの内側と接触すると共に、コネクタ本体11の接触部11dとも接触して、ケース100と導通する。又、中心導体81は回路基板102上に配置した端子103に挟み込まれ接触導通し、回路基板102上に配置された内部回路と接続される。
【0019】
以上詳述したように、ケース100への同軸ケーブル80の挿着完了時、挿着部10に内設した抜け止め具12の挿入方向へ折れ曲がった爪部12bは、接触している同軸ケーブル80の外部導体83に食い込み、抜出方向への同軸ケーブル80の移動を阻止する抜け止め作用を発揮し、抜け止め具12は固定具13によりコネクタ本体11に固定されているため、同軸ケーブル80が挿着部10から抜けることが無くなる。よって、端部の段剥き処理をした同軸ケーブル80を挿着部10へ挿着する操作だけで電気的な接続を完了させることができ、同軸ケーブル80との接続の簡易な、更に、抜脱し難い信頼性の高い接続が可能なケースを得る事ができる。
【0020】
尚、抜け止め具12の枠体12aに設けた爪部12bは、前述の抜け止め作用を維持可能な本数であれば6本に限らず、又、その先端が枠体12aの中心方向に突設してあれば、枠体を含む同一の面上になくても良い。又、コネクタ本体11内に設けられた各筒部の形状は、同軸ケーブル80の挿入側を広く開口させたテーパ状に形成しても良く、こうすれば、挿着部10に同軸ケーブル80をより挿入し易くできる。
【0021】
次に、本発明に係るケースの第2実施形態を図2を基に説明する。図2(a)はケース200の挿着部20に同軸ケーブル80を挿着した時の要部断面図である。図に示すように、ケース200は、ケース200内側に突設して、ケース200内部に収納したコネクタ本体21、リング形状の導電性弾性材からなる抜け止め具12、及び、抜け止め具12をコネクタ本体21に内設固定する筒形状の絶縁性弾性材で形成された固定具13からなる挿着部20を備えて構成される。又、同軸ケーブル80のケース200への挿着に関し、コネクタ本体21内の形状、抜け止め具12及び固定具13は、図1に示した同軸ケーブル80のケース100への挿着と同一の作用を発揮する同一の構成要素で構成してある。
【0022】
よって、本実施形態によれば、同軸ケーブル80との接続が簡易になり、抜脱し難いことに加え、ケース200壁面から同軸ケーブル80以外の構成部がはみ出すことがなく、挿着のための作業空間も広く確保できるから、狭い場所での同軸ケーブル80の接続作業が容易になる。例えば、図2(b)に示した、ケース200の具体的な実施例である集合住宅等の各戸に設置される直列ユニット201のように、壁内等の限られた空間での同軸ケーブル80の接続作業に有効である。
【0023】
次に、本発明に係るケースの第3実施形態を図3を基に説明する。図3はケース300の挿着部30に同軸ケーブル80を挿着した時の部分断面図である。図に示すように、ケース300と別体にその壁面と直交するように突設形成したコネクタ本体31、リング形状の導電性弾性材からなる抜け止め具12、及び、抜け止め具12をコネクタ本体31に内設固定する筒形状の絶縁性弾性材からなる固定具13から挿着部30は構成される。そして、ケース300の壁面の挿着部30突設位置に切ったバーリング加工によるメネジ孔300aと、コネクタ本体31のケース側である基端部に切ったオネジ部31gとを螺着するという固定手段により、ケース300の壁面にそれと直交するように挿着部30を突設する。又、同軸ケーブル80のケース300への挿着に関し、コネクタ本体31内の形状、抜け止め具12及び固定具13は、図1に示した同軸ケーブル80のケース100への挿着と同一の作用を発揮する同一の構成要素で構成してある。
【0024】
よって、本実施形態によれば、同軸ケーブル80との接続が簡易になり、抜脱し難いことに加え、このような固定手段を用いて、挿着部30をケース300と別体に取付取外し自在に設けることにより、自由な取付取外しのできる多数の挿着部を予め配置したケースの設計により、入出力信号数の異なる複数種類の電子機器に対し、最適な挿着部数を備えた、不要な未使用挿着部の無いデザイン性の優れたケースを簡単に製作可能となり、各別のケース設計の手間が省け、製造コストを削減することができる。尚、固定手段は取付取外し自在であればネジ止めに限らず適応可能である。
【0025】
次に、本発明に係るケースの第4実施形態を図4を基に説明する。図4はケース400の挿着部40に同軸ケーブル80を挿着し、防水座91をコネクタ本体41とケース400の間に装着させ、防水キャップ92とで挿着部40を覆うことによりケース400内及びコネクタ本体41内への雨水等の浸入を防止可能としたケース400の部分断面図である。図に示すように、挿着部40のコネクタ本体41は、図3に示したコネクタ本体31と同様の固定手段で取付取外し自在に、ケース400とは別体に設けられ、コネクタ本体41のケース400との境界部には全周に亘って一条の溝41hが刻設されている。防水座91は、絶縁性を有する樹脂材からなり、コネクタ本体41の溝41hが嵌る挿入孔を中心に設けた円盤形で形成され、ケース400にコネクタ本体41を螺合する際、ケース400の壁面とコネクタ本体41の溝41hとにより挟持され装着される。
【0026】
又、防水キャップ92は、絶縁性を有する弾性材からなる筒で形成され、一方の開口部全周に設けた係止部92aと、防水座91に設けた防水壁91bの外周縁部全周に形成した突起部91aとが係合し、他方の開口部が同軸ケーブル80の保護被覆84と密着するように、一方の開口部から他方の開口部へ徐変させながら絞り込ませてある。そして、同軸ケーブル80のケース400への挿着に関し、コネクタ本体41内の形状、抜け止め具12及び固定具13は、図1に示した同軸ケーブル80のケース100への挿着と同一の作用を発揮する同一の構成要素で構成してある。
【0027】
よって、本実施形態によれば、同軸ケーブル80との接続が簡易になり、抜脱し難いことに加え、このように、防水座91に防水キャップ92を係止させることにより、挿着部40を覆うと同時に、挿着部40周辺のケース400や同軸ケーブル80との隙間を埋めたので、防水キャップ92内部の気密を維持することが可能となり、挿着部40内やコネクタ本体41内への雨水等の浸入を防ぐことができる。
【0028】
尚、防水座91及び防水キャップ92を金属材料で形成し、隣接部材との隙間部のみを樹脂製のリング等で封止しても良い。このようにすれば、外力に対する挿着部の剛性を高めることができ、防雨、防滴効果を維持すると共に耐候性を一層増すことが可能になる。そして、本ケース400は屋外での使用に最適であり、例えば、屋外用の保安器、ブースタ等への使用が考えられる。
【0029】
次に、本発明に係るケースの第5実施形態を図5を基に説明する。図5(a)は、図1に示したケース100に同軸ケーブル80を挿着し、それを樹脂製箱体50で覆ったケース500の外観斜視図である。図5(a)に示すように、ケース500は、基材色が剥き出しのケース100の表面や角部のバリ取り跡等を、自由な意匠の樹脂製箱体50で覆い隠すことが可能となるから、電子機器ケースに施すデザインの自由度を高めることができる。さらに、例えば、図5(b)に示すように、図1のケース100を具体化した屋内用のブースタ101を、下面が開放された形状の防水性樹脂製箱体51で覆えば、屋外環境での使用も可能となり耐候性のより高いブースタ501が実現できる。
【0030】
次に、図6は、本発明に係る同軸ケーブル連結具(以下、単に「連結具」とする)の実施形態を示し、(a)は同軸ケーブル80挿着時の部分断面図、(b)は後述する芯線コネクタ66と止め輪67の断面図である。図6(a)に示すように、本連結具600は、筒形状導体からなる連結具本体65と一体にその両端部に挿着部60を備えて外観を成し、連結具本体65内の中間部65aには、芯線コネクタ66が突起部64と止め輪67により固定され内設される。そして、挿着部60は、連結具本体65と一体にその両端部に形成した筒形状のコネクタ本体61、リング形状の導電性弾性材からなる抜け止め具12、及び、抜け止め具12をコネクタ本体61に内設固定する筒形状の絶縁性弾性材からなる固定具13から構成される。
【0031】
ここで、図6(b)に示すように、芯線コネクタ66は、絶縁材から成り、同軸ケーブル80の中心導体81が挿通する孔を両側面に有する筒形状の内蔵ケース66aと、その内部に導電材で形成した挟持具66bを備えて形成される。又、同軸ケーブル80の連結具600への挿着に関し、コネクタ本体61内の形状、抜け止め具12及び固定具13は、図1に示した同軸ケーブル80のケース100への挿着と同一の作用を発揮する同一の構成要素で構成してある。
【0032】
そして、連結具600は、その両端から、図1と同様に端部を所要の長さに段剥き処理した同軸ケーブル80を挿着し、両中心導体81は芯線コネクタ66の各挿入側の挟持具66bに嵌め込まれ導通し、両外部導体83も連結具本体65を介して導通し、同軸ケーブル80の中継機能を果たすことができる。
【0033】
このように、本発明に係る連結具600によれば、端部の段剥き処理をした同軸ケーブル80を両端の挿着部60へ挿入する操作だけで機械的かつ電気的な接続を完了させることができ、同軸ケーブル80の連結接続の簡易な、更に、抜脱し難い信頼性の高い連結接続が可能な連結具を得る事ができる。
【0034】
次に、図7は、本発明に係る同軸ケーブルコネクタの実施形態を示し、(a)は分解断面図、(b)は同軸ケーブル80挿着時の部分断面図、(c)は抜け止め具120の正面図である。図1(a)に示すように、本同軸ケーブルコネクタ700は、端部に同軸ケーブル80を挿着する挿着部70と、挿着部70の基端部に枢着される接続筒72から構成される。又、挿着部70は、筒形状導体からなるコネクタ本体71、リング形状の導電性弾性材からなる抜け止め具120、抜け止め具120をコネクタ本体71に内設固定する筒形状の絶縁性弾性材からなる固定具13で構成される。
【0035】
抜け止め具120の爪部120bは、図7(c)に示すように、リング形状の枠体120aと一体形成され、枠体120aの内側の6等分した夫々の位置から同軸ケーブル80の挿入方向へ向けて突設されている。爪部120bの略中央には、爪部の先端部120eを内側へ折り返す折り返し部120cを備えている。爪部120bの付け根部120dは、その突設方向が枠体面に対して突設角θ1をなし、爪部120bの先端部120eは、折り返し部120cから付け根部120dの突設角θ1より小さくなるように内側に折り返され、先端部120eの突設方向が枠体面に対して突設角θ2をなしている。尚、爪部120は、先端部120eの突設角θ2が付け根部120dの突設角θ1より小さくなるように内側へ向けて形成されていれば、折り返し部120cのない円弧形状やJ形状等に形成しても良い。
【0036】
接続筒72は、導電材料で形成された筒状の外部導体であり、その筒状導体の一方開口端部を全周にわたって内側方向へ折り込んだ絞部72aと、コネクタ本体71の基端溝71iとが互いにかみ合った状態で接触導通させながら中心軸を一致させて枢着される。又、接続筒72の内面には、通常用いられるピッチのねじ山が設けられており、接続対象と螺合される。尚、接続筒72の外周面には六角ナット部73を設けるだけでなく、滑り止めとしてローレット掛けを施したり、形状を小判形等としても良い。
【0037】
ここで、コネクタ本体71内部の形状及び固定具13は、図1に示した同軸ケーブル80のケース100への挿着と同一の作用を発揮する同一の構成要素で構成してある。
【0038】
そして、図7(b)に示すように、同軸ケーブルコネクタ700は、図1と同様に端部を所要の長さに段剥き処理した同軸ケーブル80の端部を固定具13から挿着し、中心導体81はそのまま、本実施形態のコネクタの中心導体として使用され接続対象の中心導体と導通し、外部導体83も抜け止め具コネクタ本体71及び接続筒72を介して接続対象の外部導体と導通し、同軸ケーブル80のコネクタとしての機能を果たすことができる。
【0039】
尚、同軸ケーブル80の中心導体81には、別体のコンタクトピンを被せて接触導通させ中心導体として使用しても良く、この場合には、同軸ケーブル80で通常中心導体として使用される軟鋼単線よりも折れ曲がりにくい芯線材料を用いることができるので、接続対象との繰り返し挿抜に対する耐久性をより高めることができる。又、図7には同軸ケーブルコネクタとしてF型(EIAJ規格)を示したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更し、FT型,M型,N型等に実施することも可能である。さらに、本同軸ケーブルコネクタ700の抜け止め具120は、前述した電子機器ケース100,200,300,400,500及び連結具600の抜け止め具12の代替部材として用いることができる。
【0040】
このように、本発明に係る同軸ケーブルコネクタによれば、端部の段剥き処理をした同軸ケーブル80を挿着部70へ挿入する操作だけで機械的かつ電気的な接続を完了させることができ、同軸ケーブル80の挿着の簡易な、かつ、抜脱し難い信頼性の高い同軸ケーブルコネクタを得る事ができる。また抜け止め具120の爪部120bを予め同軸ケーブルの挿入方向へ向けて折り曲げ形成したので、爪部120bによる同軸ケーブル80の挿入阻止力を弱めるだけでなく、爪部120bを挿入案内部材として機能させることができ、挿着操作をより容易に行うことができる。
【0041】
さらに、本同軸ケーブルコネクタ700は、抜け止め具120の爪部120bに先端部120eを折り返し部120cから内側へ折り返したので、段剥き処理した外部導体83に対する爪部先端の食い込み角を大きくすることができ、より強い抜け止め力を得ることができる。また、挿着部70の筒内面と間に隙間が生じるような小径の同軸ケーブルに対しても、内側に折り返した爪部先端が食い込み可能な線径であれば所要の抜け止め力を得ることができ、1つの同軸ケーブルコネクタにより、線径の異なる複数種類の同軸ケーブルとの信頼性の高い接続が可能である。
【0042】
例えば、一般的に同軸ケーブルは、3C(外部導体の内径3mm、特性インピーダンス75Ω)、5C或いは7C等のように同一サイズで大きく分類されるが、さらに使用用途に対応した伝送特性により、5C−2V、5C−FV等のように、複数種類に分類されている。このような伝送特性により分類された夫々の同軸ケーブルにおいては、内部絶縁体や外部導体の厚み或いは部材構成が異なるため、同一サイズに分類されていても、保護被覆の外径は異なることが多く、実際に前述の5C−2V及び5C−FVの保護被覆は、夫々7.4mm及び7.7mmと異なる外径となっている。本同軸ケーブルコネクタによれば、挿着部70の内径を5C−FV同軸ケーブルに合わせて形成することにより、線径の異なる5C−2V同軸ケーブルについても所要の抜け止め力を満足する信頼性の高い接続が可能となる。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、予め同軸ケーブルの先端にケース接続用のコネクタを装着する必要がなく、同軸ケーブル自体を挿入するだけで良いから、同軸ケーブルのケースへの接続作業が簡易になると共に、抜け止め具に設けた爪部の抜け止め作用によって信頼性の高い同軸ケーブルとの接続が可能になる。
【0044】
請求項2の発明によれば、請求項1の効果に加え、ケース外側に挿着部が突出しないので、挿着のための作業空間も広く確保できるから、狭い場所での接続作業が容易になる。
【0045】
請求項3の発明によれば、同軸ケーブルの接続作業が簡易になると共に、信頼性の高い同軸ケーブルとの接続が可能になる。さらに、挿着部をケースと別体に設けたので、自由な取付取外しのできる多数の挿着部を予め配置したケースを一つ設計するだけで、入出力信号数の異なる複数種類の電子機器に対し、最適な挿着部数を備えた、不要な未使用挿着部が無いデザイン性の優れたケースを簡単に製作可能となり、各別のケース設計の手間が省け、製造コストを削減することができる。
【0046】
請求項4の発明によれば、請求項3の効果に加えて、防水座と防水キャップとにより挿着部を覆うと同時に挿着部周辺のケースや同軸ケーブルとの隙間を埋めたので、挿着部内やコネクタ本体内への雨水等の浸入を防ぐことができ、ケースの防雨、防滴構造の実現が可能となる。
【0047】
請求項5の発明によれば、請求項1乃至4の効果に加えて、基材色が剥き出しの導電性ケース表面や角部のバリ取り跡等を、自由な意匠を施した樹脂製箱体で覆い隠すことが可能となるから、電子機器ケースに施すデザインの自由度を高めることができる。又、樹脂製箱体を雨水等の浸入を防ぐ形状に形成すれば、電子機器ケースの耐候性がさらに向上する。
【0048】
請求項1、3、6又は7の発明によれば、抜け止め具の爪部を予め同軸ケーブル挿入方向に折り曲げ形成したので、爪部による同軸ケーブルの挿入阻止力を弱めると共に、爪部を挿着案内部材として機能させることができ、同軸ケーブルの接続作業をより容易に行うことができる。また、爪部の先端部を付け根部よりも内側へ向くように形成したので、同軸ケーブルに対する爪部先端の食い込み角を大きくすることができ、より強い抜け止め力を得られると共に、1つの同軸ケーブルコネクタにより、線径の異なる複数種類の同軸ケーブルに対しても信頼性の高い接続が可能となる。
【0049】
請求項6の発明によれば、同軸ケーブル連結具への同軸ケーブルの接続作業が簡易になると共に、信頼性の高い同軸ケーブルの連結接続が可能となる。
【0050】
請求項7の発明によれば、同軸ケーブルコネクタへの同軸ケーブルの接続作業が簡易になると共に、信頼性の高い同軸ケーブルとの接続が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器ケースの第1実施形態を示し、(a)は要部の分解断面図、(b)は同軸ケーブル挿着時の部分断面図、(c)は抜け止め具の正面図である。
【図2】本発明に係る電子機器ケースの第2実施形態を示し、(a)は同軸ケーブルを挿着した時の要部断面図、(b)は実施例の外観斜視図である。
【図3】本発明に係る電子機器ケースの第3実施形態を示し、同軸ケーブルを挿着した時の要部断面図である。
【図4】本発明に係る電子機器ケースの第4実施形態を示し、同軸ケーブルを挿着した時の要部断面図である。
【図5】本発明に係る電子機器ケースの第5実施形態を示し、(a)はその外観斜視図、(b)は実施例の外観斜視図である。
【図6】本発明に係る同軸ケーブル連結具の実施形態を示し、(a)は挿着時の部分断面図、(b)は芯線コネクタと止め輪の断面図である。
【図7】本発明に係る同軸ケーブルコネクタの実施形態を示し、(a)は要部の分解断面図、(b)は同軸ケーブル挿着時の部分断面図、(c)は抜け止め具の正面図、(d)は抜け止め具のA−A線要部拡大端面図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,60,70・・挿着部、11,21,31,41,61,71・・コネクタ本体、12,120・・抜け止め具、12a,120a・・枠体、12b,120b・・爪部、13・・固定具、50・・樹脂製箱体、51・・防水性樹脂製箱体、65・・連結具本体、66・・芯線コネクタ、80・・同軸ケーブル、81・・中心導体、82・・内部絶縁体、83・・外部導体、84・・保護被覆、91・・防水座92・・防水キャップ、92a・・係止部、100,200,300,400,500・・ケース、600・・連結具、700・・同軸ケーブルコネクタ。
Claims (7)
- 表面に同軸ケーブルの挿着部を有する電子機器ケースであって、該挿着部は、ケースの壁面に直交するように設けて前記同軸ケーブルの挿入側を広く開口させてテーパ状にした孔を有する筒形状のコネクタ本体と、
リング形状の枠体を有し、該枠体から枠体の中心へ向けて複数の爪部を突設し、前記コネクタ本体の中間部に該コネクタ本体と同一中心軸を有するよう内設した抜け止め具と、
該抜け止め具を前記コネクタ本体に固定する筒形状の固定具とを有し、
前記抜け止め具の爪部を、前記枠体から前記同軸ケーブルの挿入方向へ向けて傾斜させると共に、前記爪部の中央から該爪部の先端を前記枠体の内側へ折り返して、前記爪部の付け根の突設方向よりも該爪部の先端の突設方向が前記内側へ向くように形成し、
前記同軸ケーブルの外部導体を保護被覆の外側に所定の長さをもって折り返し、前記固定具を介して前記孔から前記コネクタ本体に挿入された前記外部導体の折り返し部分に前記爪部の先端を食い込ませて前記同軸ケーブルを抜脱阻止することを特徴とする電子機器ケース。 - コネクタ本体をケース内部に収納したことを特徴とする請求項1記載の電子機器ケース。
- 表面に同軸ケーブルの挿着部を有する電子機器ケースであって、該挿着部は、ケースと別体に形成して前記同軸ケーブルの挿入側を広く開口させてテーパ状にした孔を有する筒形状のコネクタ本体と、
リング形状の枠体を有し、該枠体から枠体の中心へ向けて複数の爪部を突設し、前記コネクタ本体の中間部に該コネクタ本体と同一中心軸を有するよう内設した抜け止め具と、
該抜け止め具を前記コネクタ本体に固定する筒形状の固定具とを有し、
前記コネクタ本体を前記ケースに固定する固定手段によって該ケースの壁面に直交するように装着し、
前記抜け止め具の爪部を、前記枠体から前記同軸ケーブルの挿入方向へ向けて傾斜させると共に、前記爪部の中央から該爪部の先端を前記枠体の内側へ折り返して、前記爪部の付け根の突設方向よりも該爪部の先端の突設方向が前記内側へ向くように形成し、
前記同軸ケーブルの外部導体を保護被覆の外側に所定の長さをもって折り返し、前記固定具を介して前記孔から前記コネクタ本体に挿入された前記外部導体の折り返し部分に前記爪部の先端を食い込ませて前記同軸ケーブルを抜脱阻止することを特徴とする電子機器ケース。 - コネクタ本体とケースの間に装着させた防水座と、
同軸ケーブルに外挿し挿着部を覆う防水キャップとを有し、
前記防水座に前記防水キャップを係止させて前記挿着部内及び前記コネクタ本体内への雨水の浸入を防止可能とする請求項3記載の電子機器ケース。 - 別体の樹脂製箱体に電子機器ケースを収納してなることを特徴とする請求項1乃至4記載の電子機器ケース。
- 筒形状導体からなる連結具本体の両端部に同軸ケーブルの挿着部を一体に備え、該挿着部に挿着された同軸ケーブル相互の芯線を連結する芯線コネクタを前記連結具本体の中央部に内設した同軸ケーブル連結具であって、
前記挿着部は、前記同軸ケーブルの挿入側を広く開口させてテーパ状にした孔を有する筒形状のコネクタ本体と、
リング形状の枠体を有し、該枠体から枠体の中心へ向けて複数の爪部を突設し、前記コネクタ本体の中間部に該コネクタ本体と同一中心軸を有するよう内設した抜け止め具と、
該抜け止め具を前記コネクタ本体に固定する筒形状の固定具とを有し、
前記抜け止め具の爪部を、前記枠体から前記同軸ケーブルの挿入方向へ向けて傾斜させると共に、前記爪部の中央から該爪部の先端を前記枠体の内側へ折り返して、前記爪部の付け根の突設方向よりも該爪部の先端の突設方向が前記内側へ向くように形成し、
前記同軸ケーブルの外部導体を保護被覆の外側に所定の長さをもって折り返し、前記固定具を介して前記孔から前記コネクタ本体に挿入された前記外部導体の折り返し部分に前記爪部の先端を食い込ませて前記同軸ケーブルを抜脱阻止することを特徴とする同軸ケーブル連結具。 - 同軸ケーブルの端部に装着する挿着部を備えた同軸ケーブルコネクタであって、
該挿着部は、前記同軸ケーブルの挿入側を広く開口させてテーパ状にした孔を有する筒形状のコネクタ本体と、
リング形状の枠体を有し、該枠体から枠体の中心へ向けて複数の爪部を突設し、前記コネクタ本体の中間部にコネクタ本体と同一中心軸を有するよう内設した抜け止め具と、
該抜け止め具を前記コネクタ本体に固定する筒形状の固定具と、
前記コネクタ本体の他端部に枢着すると共に接続対象の外部導体に螺合するよう形成した接続筒とを具備し、
前記抜け止め具の爪部を、前記枠体から前記同軸ケーブルの挿入方向へ向けて傾斜させると共に、前記爪部の中央から該爪部の先端を前記枠体の内側へ折り返して、前記爪部の付け根の突設方向よりも該爪部の先端の突設方向が前記内側へ向くように形成し、
前記同軸ケーブルの外部導体を保護被覆の外側に所定の長さをもって折り返し、前記固定具を介して前記孔から前記コネクタ本体に挿入された前記同軸ケーブルの外部導体の折り返し部分に前記爪部の先端を食い込ませて前記同軸ケーブルを抜脱阻止することを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
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