JPH08338401A - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ

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Publication number
JPH08338401A
JPH08338401A JP7147422A JP14742295A JPH08338401A JP H08338401 A JPH08338401 A JP H08338401A JP 7147422 A JP7147422 A JP 7147422A JP 14742295 A JP14742295 A JP 14742295A JP H08338401 A JPH08338401 A JP H08338401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
bladder
holder
inner peripheral
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP7147422A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ishikawa
石川修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP7147422A priority Critical patent/JPH08338401A/ja
Publication of JPH08338401A publication Critical patent/JPH08338401A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラダ5をシェル1に取付けるホルダ10と
支持リング12との組立構成を簡単にすると共に、ブラ
ダ5の取付部8を密封にシェル1に取付けることにあ
る。 【構成】 ブラダ5の取付部8がシェル1の大径の内周
面17と内周面17に一端部18が係止する断面アング
ル状のホルダ10間で挟持されていると共に、シェル1
の内周面17と取付部8との間に嵌合する剛性の支持リ
ング12を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アキュムレータに関す
る。特に、ブラダの取付具を改良したアキュムレータに
関するものである。
【0002】
【従来技術】本発明に関する先行技術として図5に示す
アキュムレータが存在する。図5は、アキュムレータの
断面図である。図5において、シェル50は、容器本体
50aと蓋体50bとの各ねじ部60を螺合して内部に
空室51を形成している。シェル50の一端にはガスバ
ルブ52が設けられていると共に、ガスバルブ52の反
対側には液体ポート53が設けられている。
【0003】シェル50の空室51は、ブラダ54によ
り、ガスバルブ52側を気体室55に形成すると共に、
液体ポート53側を液体室56に形成するように仕切ら
れている。
【0004】このブラダ54の厚肉の取付部57は、ホ
ルダ58の押え部分58aにより内周側を保持すると共
に、容器本体50aと蓋体50bとをねじ部60で螺合
して対向面59間で取付部57とホルダ58の固定部分
58bとを挟持している。
【0005】又、図6は、他の従来技術を示すブラダ5
4の取付部57の断面図である。図6において、ホルダ
58は、突出した取付部57を固定するために、取付部
57の内周側と両端面とを挟持する部分を必要とする。
同時に、ホルダ58をシェル50に固定するために、シ
ェル50は二部材に分割されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したアキュムレー
タのうち、図5においては、ブラダ54の取付部57と
ホルダ58とを挟持固定するために、シェル50は、容
器本体50aと蓋体50bとに螺合するためのねじ部6
0が設けられている。このねじ部60の形成のため、シ
ェル50は、耐圧以上の厚肉に形成されて重量物とな
り、軽量を必要とする車等に利用することが困難にな
る。
【0007】又、シェル50を球状に形成することが困
難となり、蓋体50bが球状より巾広くなって取付上こ
の巾広い部分が不具合となっている。
【0008】更に、図6に示したように、ブラダ54の
取付部57を固定するためのホルダ58は、三支持面を
有するように複雑に折曲げなければならず、この製作が
困難となる。同時に、ホルダ58は、折曲工数が多いた
め、薄肉にしなければ曲げられない。その結果、シェル
50を二つ割にして、この割面間でホルダ58の一部を
強固に固定しなければならないので、取付構造が複雑に
なる問題がある。
【0009】本発明は、上述のような問題点に鑑み成さ
れたものであって、その技術的課題は、ホルダ10の加
工組立を容易にすると共に、ブラダ5の取付部8をシェ
ル1内に容易に取付けられるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
課題を解決するために成されたものであって、その技術
的手段は以下のように構成されている。すなわち、球状
の空室を有するシェルおよびシェルの空室を気体室と液
体室とに区画するブラダを有し、ブラダの取付部がシェ
ルの大径の内周面と内周面に一端部が係止する断面アン
グル状のホルダ間で挟持されていると共にシェルの内周
面と取付部との間に嵌合する剛性の支持リングを有する
ものである。
【0011】
【作用】本発明のホルダは断面アングルに形成されてい
るので、ブラダの取付部の内周面にホルダの外周面が簡
単に嵌合する。そして、シェルの内周面に支持リングを
嵌合した状態で、ホルダを取付けた取付部の外周面をシ
ェルの内周面に嵌合すると、ブラダの取付部は、ホルダ
と支持リングにより挟持されて固着される。その後にホ
ルダを支点として、シェルの開口側を半球状に窄めると
共に液体ポートを開口に溶接すると薄肉のシェルを有す
るアキュムレータが得られることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
【0013】図1は、本発明に係る一実施例のアキュム
レータの断面図である。図1において、1はシェルであ
る。シェル1は内部に空室を有して球状に形成されてい
る。そして、一端に液体ポート2を有すると共に、反対
側にガスポート3を有する。又、この両ポートの中間に
段部4が形成されている。この段部4は、シェル1の大
径の内周面17又はその付近に形成されている。
【0014】シェル1の空室は、ブラダ5により気体室
6と液体室7とに区画されている。このブラダ5は、ゴ
ム又は樹脂材製である。そして、椀状に形成されてい
る。ブラダ5の開口側は端面16を有する取付部8に形
成されて内外周面にシール部9を有する。又、ブラダ5
の内部にはガス不透過性シート13が層状に埋設されて
いる。
【0015】ブラダ5の取付部8は、シェル1の段部4
にフランジ部分の一端部18側が係止した断面L形をし
たアングル状のホルダ10により保持されている。この
ホルダ10は、ブラダ5の端面16と内周面とに接合す
るようにフランジ部分と円筒部分とを有すると共に、シ
ェル1の内周面と係止する一端部18を有する。
【0016】又、ブラダ5の取付部8の外周側に凹所1
1を有し、この凹所11に嵌合すると共にシェル1内周
面に係合した鋼製の支持リング12を有する。支持リン
グ12は、剛性を有し、シェル1の内周面と係合して液
体ポート2側へ移動しないように嵌着されている。
【0017】ブラダ5の取付部8は、ホルダ10により
端面16と内周側が保持されていると共に、ブラダ5の
取付部8がホルダ10より液体ポート2側へ離脱するの
を支持リング12により係止している。
【0018】支持リング12は、断面円形の他に矩形
状、L形状等が用いられる。又、材質は鋼、ステンレス
ばね鋼等のものが利用される。
【0019】ホルダ10は、断面L形の他にコ字形状に
してブラダ5の取付部8の内外周面をコ字状に挟んでシ
ェル1内周面に係止することもできる。
【0020】シェル1は、最初に半球状の有底を有する
円筒部に形成し、この円筒部内面にホルダ10を嵌合
し、この嵌合状態はホルダ10とシェル1内周面との間
にブラダ5の取付部8が介在しており、次に、円筒開口
側を半球状に加工する。そして、半球状の開口部に液体
ポートを溶接することにより、アキュムレータを製作す
る。
【0021】このようにして製作されたアキュムレータ
は、シェル1の肉厚を安全率を加味した最小の肉厚に形
成することができる。
【0022】同時に、ブラダ5の取付部8は、アングル
状のホルダ10と支持リング12とにより簡単に挟持さ
れ、ホルダを支点としてシェル1を球状に形成すること
ができる。
【0023】従って、ホルダ10の円筒部分をブラダ5
の取付部8内周面へ簡単に嵌合できると共に、支持リン
グ12により、取付部8がホルダ10から離脱するのが
防止されるから、取付部8は、シール部9を圧接して気
体室6と液体室7とを確実にシールすることができる。
【0024】図2は、本発明の他の実施例のアキュムレ
ータの断面図である。図1のアキュムレータと相違する
点は、支持リング12がシェル1内周面に設けた取付溝
15に嵌着している点である。
【0025】この実施例においては、シェル内周面が、
図5又は図6に示すように円筒面に近い曲面に形成され
ている場合に適用される。尚、この取付溝15は若干の
圧印により小さな溝を形成するだけで良い。
【0026】図3は、本発明の更に他の実施例のアキュ
ムレータの断面図である。このアキュムレータに於い
て、図1と相違する点は、ホルダ10のアングルが70
°位の鋭角に形成されている点である。このアングルを
鋭角に形成することにより、支持リング12との間で、
ブラダ5の取付部を強固に取付けることができる。
【0027】図4は、本発明の他の実施例のアキュムレ
ータの断面図である。図4のアキュムレータに於いて、
図3のアキュムレータと相違する点は、支持リング12
が板状に形成されている点である。この支持リング12
は、シェル1内周面と接面するようにするためである。
支持リング12は、多少、シェル1内周面と同一に形成
しなくとも、シェル1内周面に圧接することにより、強
固に嵌合することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明のアキュムレータは、ホルダがア
ングル状に形成されているので、加工が極めて容易であ
る。しかも、ホルダの円筒部は取付部の内周面に容易に
嵌合できるから、取付が極めて容易である。そして、球
状のシェル内周面にフランジ部分の一端を係止させるこ
とによって、ブラダの取付部は、シェル内周面に固着さ
れる。このとき、ブラダの取付部はシェル内周面の液体
ポート側へ移動する力が作用しても支持リングにより強
固に保持される。
【0029】又、ブラダの取付部は、ホルダによりシェ
ル内周面へ圧接されていると共に、支持リングによりホ
ルダ外へはみ出すのが押えられるから、取付部のシール
能力が発揮され、気体室と液体室とを効果的に密閉する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のアキュムレータの断面図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例のアキュムレータの断面図
である。
【図3】本発明の更に他の実施例のアキュムレータの断
面図である。
【図4】本発明の更に他の実施例のアキュムレータの断
面図である。
【図5】従来例のアキュムレータの断面図である。
【図6】従来例の他のアキュムレータにおけるブラダの
取付部の断面図である。
【符号の説明】
1、50……シェル 2、53……液体ポート 3……ガスポート 4……段部 5、54……ブラダ 6、55……気体室 7、56……液体室 8、57……取付部 9……シール部 10、58……ホルダ 11……凹所 12……支持リング 13……ガス不透過性シート 14……通路 15……取付溝 16……端面 17……内周面 18……一端部 50a……容器本体 50b……蓋体 51……空室 52……ガスバルブ 58a……押え部分 58b……固定部分 59……対向面 60……ねじ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状の空室を有するシェル(1)および
    前記シェル(1)の空室を気体室(6)と液体室(7)
    とに区画するブラダ(5)を有し、前記ブラダ(5)の
    取付部(8)が前記シェル(1)の大径の内周面(1
    7)と前記内周面(17)に一端部(18)が係止する
    断面アングル状のホルダ(10)間で挟持されていると
    共に前記シェル(1)の内周面(17)と前記取付部
    (8)との間に嵌合する剛性の支持リング(12)を有
    することを特徴とするアキュムレータ。
JP7147422A 1995-06-14 1995-06-14 アキュムレータ Pending JPH08338401A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7147422A JPH08338401A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 アキュムレータ

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JP7147422A JPH08338401A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 アキュムレータ

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JPH08338401A true JPH08338401A (ja) 1996-12-24

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ID=15429962

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JP7147422A Pending JPH08338401A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 アキュムレータ

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