JPH08336818A - 泥漿鋳込み装置 - Google Patents

泥漿鋳込み装置

Info

Publication number
JPH08336818A
JPH08336818A JP14454595A JP14454595A JPH08336818A JP H08336818 A JPH08336818 A JP H08336818A JP 14454595 A JP14454595 A JP 14454595A JP 14454595 A JP14454595 A JP 14454595A JP H08336818 A JPH08336818 A JP H08336818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
molding
clamping device
mold
mold clamping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14454595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Ikeda
日出男 池田
Shinichi Masuda
信一 益田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP14454595A priority Critical patent/JPH08336818A/ja
Publication of JPH08336818A publication Critical patent/JPH08336818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数の成形台10が配置され、その上面にそ
れぞれ石膏型14が列状に配置されている。横型締め装
置32が各成形台10に共用されている。横型締め装置
32は、レール34によって各成形台の端部に移動する
ことが可能となっている。横型締め装置32は、水平に
進退するジャッキロッド40の先端に、上方に退避回動
可能なプッシュロッド46を取り付けており、横移動す
るときにはプッシュロッド46を上方に退避させる。 【効果】 複数の成形台で1台の横型締め装置を共用す
るようにしており、設備コストが大幅に低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陶磁器の泥漿鋳込み用
の装置に係り、特に複数個の石膏型等の成形型を相互に
密着させて列状に配置した泥漿鋳込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】石膏型内に泥漿を注入し、石膏型の成形
用空間内面に着肉させて陶磁器を成形する泥漿鋳込み装
置は、便器、洗面器等の成形装置として従来より広く採
用されている(例えば特公平6−67567号公報、特
開平2−289301号公報など)。
【0003】かかる泥漿鋳込み用の石膏型は、上型、下
型、横型等のいくつかの型に分割されており、各型を組
み合せることにより内部に成形用空間を有する石膏型が
構成される。
【0004】第3,4図は洋風便器を大量生産する場合
の泥漿鋳込装置の従来例を示すものであり、成形台10
のレール11上に多数の台車12が設置され、その上側
に石膏型14が載せられている。石膏型14は下型1
6、左右の横型18,20、上型22を備えており、下
型16は横型18,20に下側から嵌合され、上型22
は横型18,20の上端面に被さるように構成されてい
る。
【0005】石膏型14は支持板24上に設置され、該
支持板24が前記台車12上に載置されている。26は
台車12の車輪を示す。
【0006】石膏型14は、第4図に示す如く多数個の
ものが併置され、第4図の左端側に配置された油圧シリ
ンダを有する横型締め装置(図示略)により同図の右方
のエンド部材30に向って強力に押圧され、横型18,
20同士が水密的に密着される。上型14は横型18,
20に対しエアチャック等のチャック装置により上方か
ら型締めされる。
【0007】このように型16,18,20,22の合
せ面を水密的に合せた後、石膏型14内に泥漿が注入さ
れる。
【0008】なお、石膏型14,14同士の間には隙間
28があいている。
【0009】泥漿注入してから、所定時間(例えば60
〜120分)経過後、余分の泥漿を排出(排泥)する。
次いで、石膏型14内に空気を圧入し、着肉を速める。
その後、所要時間放置した後、脱型し、成形物を取り出
す。
【0010】このような型組み→泥漿注入→排泥→空気
圧入→脱型という成形サイクルを複数回行なうと、石膏
型中に水分が蓄積してくるので、石膏型を乾燥する。乾
燥が終了した後、再び石膏型を複数回の成形サイクルに
使用する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の泥漿鋳込み
装置においては、1台の成形台に1台の横型締め装置を
設置しているため、複数の成形台を配置した場合には成
形台の設置台数と同数個の横型締め装置が必要になり、
設備コストが嵩んでいた。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の泥漿鋳込み装
置は、一方向に延在し、上面に多数の成形型が列状に配
列されて搭載された成形台と、該成形台上の各成形型を
該成形台の長手一方向に押圧する横型締め装置とを有す
る泥漿鋳込み装置において、複数の成形台を並設し、各
成形台の端部間を移動しうるように1台の横型締め装置
を配置したことを特徴とするものである。
【0013】請求項2の泥漿鋳込み装置は、請求項1に
おいて、前記横型締め装置は、水平方向に進退するロッ
ドを有する駆動装置と、該ロッドの先端に、上方へ回動
した姿勢と、該ロッドと一直線状になった水平姿勢とを
とりうるように回動自在に取り付けられたプッシュロッ
ドと、を備えてなるものである。
【0014】
【作用】かかる本発明の泥漿鋳込み装置にあっては、型
締めする成形台のところに横型締め装置を移動させて型
締めする。即ち、複数の成形台で1台の横型締め装置を
共用する。
【0015】請求項2の泥漿鋳込み装置にあっては、横
型締め装置を移動させるときに、プッシュロッドを上方
に退避させておくことができる。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る泥漿鋳込み装置の要
部側面図、第2図は同平面図である。
【0017】成形台10上にローラコンベヤ12R及び
台盤12Sを介して石膏型14が載設されている。石膏
型14は、下型16、左右の横型18,20、上型22
を備えている。
【0018】この成形台10の右端側にはエンド部材3
0(第1,2図では図示略)が配置され、左端側には横
型締め装置32が設置されている。
【0019】第2図に示す通り、本実施例では2台の成
形台10,10が平行に配列されており、1台の横型締
め装置32が各成形台10,10間を移動しうるように
設置されている。
【0020】横型締め装置32は、レール34上を走行
可能な走行台車36と、該走行台車36上に立設された
マシンフレーム38と、該マシンフレーム38に取り付
けられ、水平方向にジャッキロッド40を進退可能とし
たスクリュージャッキ42と、該ジャッキロッド40の
先端に継手44を介して連結されたプッシュロッド46
とを備えている。
【0021】前記レール34は、成形台10の長手方向
と直交方向に延在しており、横型締め装置32は、一方
の成形台10の端部に対峙した位置と、他方の成形台1
0の左端に対峙した姿勢とをとりうるように往復動可能
とされている。なお、走行台車36に自走機構を組み込
んでも良く、外部に該走行台車36を牽引する牽引装置
を設置しても良い。
【0022】前記プッシュロッド46は、継手44の水
平ピン44aによって水平姿勢と、上方に退避した姿勢
とをとりうるように上下方向回動自在とされている。
【0023】前記成形台10の端部には取付座48が固
着されており、該取付座48の水平ピン48aによって
ステー50が上下方向回動自在に支持されている。ステ
ー50は、成形台10上のスライドブロック52の後退
を阻止するつっかえ棒としての機能を有するものであ
り、該ステー50の長手方向の途中には、該ステー50
の長さ調節機構54が設けられている。
【0024】スライドブロック52は、成形台10上の
左端側に、レール11に沿って移動自在に設けられてお
り、該スライドブロック52の右端面は石膏型14の列
の左端面に当接している。
【0025】このように構成された泥漿鋳込み装置にあ
っては、横型締めを行なう成形台10の左端に横型締め
装置32を配置し、プッシュロッド46を水平姿勢と
し、ジャッキロッド40を突出させるようにスクリュー
ジャッキ42を作動させる。これにより、スライドブロ
ック52が第1図の右方向に押圧され、石膏型14が横
型締めされる。スライドブロック52を十分に前進させ
た後、ステー50を図のように取付座48とスライドブ
ロック52との間につっぱった状態にて配置し、該スラ
イドブロック52の左方向への後退を阻止する。
【0026】このように、スライドブロック52をステ
ー50でロックした後、スクリュージャッキ42をロッ
ド後退作動させると共に、プッシュロッド46を上方に
回動させる。そこで、次に、この横型締め装置32を他
方の成形台10の左端にまで移動させる。
【0027】横型締め装置32を成形台10の左端から
退避させても、前記の通り、ステー50によってスライ
ドブロック52の退動が阻止されるため、石膏型14の
横型締め状態が維持される。そして、この状態において
石膏型14内に泥漿を供給し、泥漿鋳込み成形を行な
う。
【0028】一方の成形台10において泥漿鋳込みを行
なっている間に他方の成形台10において横型締めある
いは型開き等を行なう。
【0029】型開きを行なう場合には、横型締め装置3
2を、型開きする成形台10の左端に配置し、プッシュ
ロッド46を水平姿勢とした後、ジャッキロッド40を
突出作動させる。そして、スライドブロック52を第1
図の右方向に押圧した後、ステー50を上方に退避移動
させる。しかる後、ジャッキロッド40を徐々に後退作
動させ、スライドブロック52による石膏型14の押圧
を解除し、横方向の型開きを可能とする。
【0030】このように、本実施例の泥漿鋳込み装置に
よると、2台の成形台10の横型締めを1台の横型締め
装置32で行なうことができ、横型締め装置32の設置
台数が従来の1/2で足り、その分だけ設備コストの低
減を図ることができる。
【0031】もちろん、本発明では、3台以上の成形台
10を並列設置した場合であっても、1台の横型締め装
置32を設置するだけで足りる。
【0032】なお、本実施例にあっては、プッシュロッ
ド46を上方に回動自在としているため、横型締め装置
32を横方向に移動させる場合、プッシュロッド46を
上方に退避させておくことができ、横型締め装置32が
周囲部材(例えばステー50)に当たることを回避する
ことができる。従って、スクリュージャッキ42とし
て、ストロークの小さなものを採用することが可能とな
り、これによっても設備コストの低減を図ることが可能
となる。
【0033】上記実施例は洋風便器を成形するための泥
漿鋳込み装置を示しているが、本発明はその他の各種の
陶磁器の泥漿鋳込み装置に適用できる。
【0034】
【発明の効果】以上の通り、本発明の泥漿鋳込み装置
は、1台の横型締め装置を複数台の成形台で共用するよ
うにしたものであり、横型締め装置の設備コストが大幅
に低減される。
【0035】請求項2の泥漿鋳込み装置にあっては、横
型締め装置の駆動装置のストロークが小さくて済み、こ
れによっても横型締め装置のコストを低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の要部側面図である。
【図2】実施例装置の要部平面図である。
【図3】従来装置の側面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 成形台 11 レール 12 台車 14 石膏型 18,20 横型 22 上型 32 横型締め装置 34 レール 36 走行台車 40 ジャッキロッド 42 スクリュージャッキ 46 プッシュロッド 50 ステー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に延在し、上面に多数の成形型が
    列状に配列されて搭載された成形台と、該成形台上の各
    成形型を該成形台の長手一方向に押圧する横型締め装置
    とを有する泥漿鋳込み装置において、 複数の成形台を並設し、各成形台の端部間を移動しうる
    ように1台の横型締め装置を配置したことを特徴とする
    泥漿鋳込み装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記横型締め装置
    は、 水平方向に進退するロッドを有する駆動装置と、 該ロッドの先端に、上方へ回動した姿勢と、該ロッドと
    一直線状になった水平姿勢とをとりうるように回動自在
    に取り付けられたプッシュロッドと、を備えてなる泥漿
    鋳込み装置。
JP14454595A 1995-06-12 1995-06-12 泥漿鋳込み装置 Pending JPH08336818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14454595A JPH08336818A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 泥漿鋳込み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14454595A JPH08336818A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 泥漿鋳込み装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08336818A true JPH08336818A (ja) 1996-12-24

Family

ID=15364796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14454595A Pending JPH08336818A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 泥漿鋳込み装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08336818A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109571709A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 上海二十冶建设有限公司 用于空腔楼盖模盒的生产工装及其使用方法
CN111531677A (zh) * 2020-05-09 2020-08-14 广东世冠威卫浴有限公司 一种下沉式水箱马桶的成坯方法及下沉式水箱马桶

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109571709A (zh) * 2017-09-29 2019-04-05 上海二十冶建设有限公司 用于空腔楼盖模盒的生产工装及其使用方法
CN111531677A (zh) * 2020-05-09 2020-08-14 广东世冠威卫浴有限公司 一种下沉式水箱马桶的成坯方法及下沉式水箱马桶
CN111531677B (zh) * 2020-05-09 2021-06-25 广东世冠威卫浴有限公司 一种下沉式水箱马桶的成坯方法及下沉式水箱马桶

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW555600B (en) Die molding machine and pattern carrier
KR960004158B1 (ko) 도기(陶器)의 가압성형 장치
US3801256A (en) Breech mechanism including self-aligning breech blocks
JP2004255386A (ja) 成形機および成形方法
JPS62299316A (ja) 射出成形機
JPH08336818A (ja) 泥漿鋳込み装置
CN218876056U (zh) 一种模压成型顶出机构
CN210789138U (zh) 一种新型挖掘机驱动轮浇注模具
JP2865229B2 (ja) 低圧鋳造装置
JP2002321047A (ja) 金型鋳造装置
JP3508713B2 (ja) 衛生陶器成形体の脱型方法およびそれに用いる脱型装置、脱形用受栃
CN219161885U (zh) 一种应用于沥青延度测试仪的沥青模具
US2601341A (en) Transfer molding press
CN211360562U (zh) 一种冒口脱模装置
JPH0857896A (ja) 射出成形機
JPS6237701Y2 (ja)
JPH0655251A (ja) 崩壊性中子の位置決め治具および装着治具
JPH11300730A (ja) 鋳込成形機
SU895669A1 (ru) Устройство креплени и разборки элементов опалубки
JPH0756100Y2 (ja) 中子製造装置における中子押出装置
JP3347661B2 (ja) 射出成形機の安全扉装置
JPH0221171Y2 (ja)
RU2354491C2 (ru) Опока для формовочной машины и способ формовки с использованием опоки
JPH03501828A (ja) 型枠を解放可能に固定するための装置
JPH0857897A (ja) 複数の成形型及び単一の射出ユニットを用いたプラスチック材料の射出成形機