JPH08335876A - ルビジウム原子発振器 - Google Patents

ルビジウム原子発振器

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JPH08335876A
JPH08335876A JP7142843A JP14284395A JPH08335876A JP H08335876 A JPH08335876 A JP H08335876A JP 7142843 A JP7142843 A JP 7142843A JP 14284395 A JP14284395 A JP 14284395A JP H08335876 A JPH08335876 A JP H08335876A
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light
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vco
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JP7142843A
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English (en)
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Yoshibumi Nakajima
義文 中島
Yoshito Furuyama
義人 古山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication of JPH08335876A publication Critical patent/JPH08335876A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION, OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/26Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using energy levels of molecules, atoms, or subatomic particles as a frequency reference

Abstract

(57)【要約】 【目的】LD励起型のルビジウム原子発振器に関し、1
個のLDをのみ使用して、周波数標準となるマイクロ波
信号を最大限に取り出すことを目的とする。 【構成】VCO6の発振出力から合成されたマイクロ波
を周波数f1 で位相変調した信号で共鳴セル3を含む空
洞共振器2を励振し、0.78μのLD16の出力光を
分岐した一方の光による共鳴セル3の通過光を変換した
電気信号をf1 で同期検波した出力でVCO6の発振周
波数を制御することで、周波数標準信号出力を得るとと
もに、LD16の出力光を分岐した他方の光をAOM1
9で周波数f2 に応じて波長をシフトした光による共鳴
セル3の通過光を変換した電気信号を周波数f3 で同期
検波した出力にバイアス電圧とf3 の信号を加算した信
号でLD16を駆動して、その発生光の波長を、共鳴セ
ル3中のルビジウムガスによる光の吸収が最大になる波
長に制御することで、周波数標準信号出力を最大にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ルビジウム原子発振器
に関し、特にレーザダイオード(LD)励起型のルビジ
ウム原子発振器に関するものである。
【0002】ルビジウム原子発振器は、ルビジウム原子
のエネルギ準位間の遷移を利用して、極めて安定度の高
いマイクロ波を発生するものであって、同期網のクロッ
ク源や、放送装置,航法装置等における周波数標準とし
て広く利用されているものである。
【0003】ルビジウム原子発振器においては、1個の
LDのみを用いて、ポンピング光の波長を自由に制御す
ることができ、これによって、電気的特性を向上できる
ようにすることが要望されている。
【0004】
【従来の技術】図8は、従来のルビジウム原子発振器の
構成例を示したものであって、ランプ励起型のルビジウ
ム原子発振器を示している。図中において、1は原子共
鳴器(Optical Microwave Unit:OMU)であって、内
部にルビジウムランプ100を有し、高周波源101に
よって高周波誘導加熱することによって共鳴光を発生す
る。共鳴光は、空洞共振器2内に設けられた、ルビジウ
ムガスを封入した共鳴セル3を通過して光検出器4にお
いて、電気信号に変換される。
【0005】空洞共振器2は、共鳴セル3の部分に磁界
を発生するためのC磁界コイル102をその周囲に有し
ている。C磁界コイル102は、C磁界電流制御回路1
03によって、制御電圧に応じて、電流を供給される。
OMU1は、外部磁界による擾乱を防止するため、磁気
シールド104によって磁気遮蔽されている。
【0006】6は電圧制御水晶発振器(VCO)であっ
て、VCO6の出力は、周波数合成器位相変調器7にお
いて、周波数逓倍等の処理を行なわれるとともに、低周
波発振器(OSC(1))8の低周波信号f1 によって位相
変調を受けて、位相変調波信号を生じる。この位相変調
波信号によって、バラクタダイオード9を経て、高次の
高調波からなるマイクロ波出力を発生し、このマイクロ
波は、ループ11を介して、空洞共振器2を励振する。
【0007】光検出器4の出力電気信号は周波数f1
有し、増幅器12で増幅後、同期検波器13にOSC
(1) 8の出力信号とともに加えられて同期検波を行なわ
れる。同期検波出力は積分器14を経てVCO6に帰還
され、これによってVCO6は、その発振周波数を制御
される。
【0008】図9は、ルビジウム原子発振器の動作原理
を説明するものである。共鳴セル内のルビジウム原子
は、最初、熱平衡状態にあって、基底状態である、5
S,F=1のエネルギー準位の原子と、5S,F=2の
エネルギー準位の原子とが等しい確率で存在している
が、ルビジウムランプの共鳴光によって光ポンピングさ
れることによって、5S,F=1の原子のみが5Pのエ
ネルギー準位に励起される。
【0009】しかしながら、この状態は不安定であっ
て、自然放出によって、基底準位に落ちる。この際、5
S,F=1の準位と、5S,F=2の準位とに等確率で
放出されるため、励起と放出の繰り返しによって、ルビ
ジウム原子は、5S,F=2の準位のみに存在するよう
になり、負温度状態となる。
【0010】このような状態で、VCOで発生したマイ
クロ波を照射すると、誘導放出によって5S,F=2の
原子は5S,F=1に遷移し、この際、光エネルギーを
吸収するため、光検出器で検出される光量が減少する。
この場合、5S,F=2の原子が5S,F=1に遷移す
る確率は、マイクロ波の周波数が、5S,F=2と5
S,F=1のエネルギー準位差に対応する遷移周波数に
一致したとき最大となり、周波数差に応じて減少する。
【0011】そのため、マイクロ波周波数の変化による
光検出器出力の変化は、遷移周波数を中心とするV字特
性となるので、マイクロ波信号を低周波信号によって予
め位相変調するとともに、光検出器出力をこの低周波信
号によって同期検波して得た信号をVCOに帰還して、
発振周波数を制御することによって、遷移周波数に一致
した周波数のマイクロ波を得ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ランプ励起型のルビジ
ウム原子発振器は、発生光の線幅が広いため、遷移周波
数に対するマイクロ波周波数の誤差の選択作用が鋭敏で
なく、そのため、発生するマイクロ波の周波数安定度
(短期安定度)が十分でないという問題があった。
【0013】一方、近年において、ルビジウムランプと
同一の波長である、0.78μの光を発生するレーザダ
イオード(LD)が実現した。LDの発生光はルビジウ
ムランプと比較してその線幅が狭いため、ルビジウム原
子発振器の励起光源として使用した場合、発生するマイ
クロ波の安定度を向上できることが期待され、LD励起
型ルビジウム原子発振器の開発が行なわれるようになっ
た。
【0014】LD励起型ルビジウム原子発振器の構成と
しては、共鳴セルを使用してLDの発振波長を制御し、
このLDに対して他のLDを同期させて、その発生光を
ルビジウム原子発振器の光マイクロ波ユニットに入射す
る方式のものと、LDの発振波長の制御と、マイクロ波
の周波数の制御とを同一のLDで行なう方式のものとが
あるが、小型化,低コスト化の点からは、後者の方式が
有利である。
【0015】しかしながら、この方式を用いると、光の
波長とマイクロ波の周波数とが同時に制御されるため、
LDの発生光の波長が、共鳴セルの光ポンピングのため
に、最適な波長に制御されているかどうかわからないと
いう問題がある。
【0016】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、LD励起型ルビジウム原
子発振器において、1個のLDを使用して、ポンピング
光の波長と、マイクロ波の周波数とをそれぞれ独立に制
御することができ、従って効率的に周波数標準となるマ
イクロ波信号を取り出すことができるとともに、光周波
数標準となる安定した波長の光を取り出すことも可能
な、ルビジウム原子発振器を提供することを目的として
いる。
【0017】
【課題を解決するための手段】
(1) VCO6の発振出力から合成されたマイクロ波を第
1の周波数f1 で位相変調した信号によって、ルビジウ
ムガスを充填した共鳴セル3を収容した空洞共振器2を
励振し、0.78μのLD16の出力光を分岐した一方
の光を共鳴セル3に入射したときの通過光を第1の光検
出器4によって電気信号に変換し、この電気信号を第1
の周波数f1 で同期検波した出力によってVCO6の発
振周波数を制御することによって、マイクロ波の周波数
をルビジウム原子の遷移周波数に制御して、周波数標準
信号出力を得るとともに、LD16の出力光を分岐した
他方の光をAOM19を通過させて第2の周波数f2
応じて波長をシフトした光を共鳴セル3に入射したとき
の通過光を第2の光検出器22によって電気信号に変換
し、この電気信号を第3の周波数f3 で同期検波した出
力にバイアス電圧と第3の周波数f3 の信号とを加算し
た信号によってLD16を駆動して、LD16の発生光
の波長を、共鳴セル3に充填したルビジウムガスによる
光の吸収が最大になる波長に制御することによって、周
波数標準信号出力を最大にする。
【0018】(2) (1) の場合に、第1の光検出器4の出
力における、第1の周波数f1 の2倍波の信号を増幅し
てそのピーク値を検出し、このピーク値に応じて、第2
の周波数f2 を変化させることによって、LD16の発
生光の波長を、共鳴セル3に充填したルビジウムガスに
よる光の吸収が最大になる波長に自動制御する。
【0019】(3) (1) または(2) の場合に、LD16の
出力光を分岐した一方の光に対応して第1の共鳴セル3
3を有するとともに、LD16の出力光を分岐した他方
の光をAOM19を通過させて第2の周波数f2 に応じ
て波長をシフトした光に対応して第2の共鳴セル34を
有する。
【0020】(4) VCO6の発振出力から合成されたマ
イクロ波を第1の周波数f1 で位相変調した信号によっ
て、ルビジウムガスを充填した共鳴セル3を収容した空
洞共振器2を励振し、0.78μのLD16の出力光を
分岐した一方の光を共鳴セル3に入射したときの通過光
を光検出器4によって電気信号に変換し、この電気信号
を第1の周波数f1 で同期検波した出力によってVCO
6の発振周波数を制御することによって、マイクロ波の
周波数をルビジウム原子の遷移周波数に制御して、周波
数標準信号出力を得るとともに、第1のVCO41と、
第1のVCO41に同期して同一の周波数で動作する第
2のVCO42とを備えたPLL36を設け、光検出器
4の出力における第1の周波数f1 の2倍波の信号のピ
ーク値を検出した出力に応じて第1のVCO41の出力
と第2のVCO42の出力間の位相を変化させるととも
に、第2のVCO42の出力によって光検出器4の出力
を同期検波した出力にバイアス電圧と第1のVCO41
の出力とを加算した信号によってLD16を駆動して、
LDの発生光の波長を共鳴セル3に充填したルビジウム
ガスによる光の吸収が最大になる波長に自動制御する。
【0021】(5) (1) から(4) までのうちのいずれかの
場合に、0.78μのLD16に代えて1.56μのL
D37と、1.56μのLD37の発振周波数を2逓倍
するSHG39とを備えて、SHG39から0.78μ
の出力光を得るとともに、1.56μのLD37の発生
光を光周波数標準として出力する。
【0022】
【作用】
(1) 電気の制御系では、VCO6の発振出力から合成さ
れたマイクロ波を第1の周波数f1 で位相変調した信号
によって、共鳴セル3を収容した空洞共振器2を励振す
るとともに、0.78μのLD16の出力光を分岐した
一方の光を共鳴セル3に入射したときの通過光を第1の
光検出器4によって電気信号に変換し、この電気信号を
第1の周波数f1 で同期検波して得られた出力によっ
て、VCO6の発振周波数を制御することによって、マ
イクロ波の周波数が、共鳴セル3中のルビジウム原子の
誘導放出の遷移周波数に制御される。
【0023】光の制御系では、LD16の出力光を分岐
した他方の光を、AOM19を通過させることによっ
て、第2の周波数f2 に応じて波長をシフトした光が得
られるので、この光を共鳴セル3に入射して、通過光を
第2の光検出器22によって電気信号に変換し、この電
気信号を第3の周波数f3 で同期検波した出力に、バイ
アス電圧と第3の周波数f3 の信号とを加算した信号に
よってLD16を駆動することによって、LD16の発
生光の波長が、共鳴セル3に充填したルビジウムガスに
よる光の吸収が最大になる波長に制御される。
【0024】このように、電気の制御系では、マイクロ
波の周波数がルビジウム原子の誘導放出の遷移周波数に
なるように制御することによって、周波数標準信号出力
が得られるとともに、光の制御系では、このとき共鳴セ
ルに与えるポンピング光の波長を、ルビジウムガスによ
る光の吸収が最大になる波長に制御するので、周波数標
準信号出力を最大限に取り出すことができる。
【0025】(2) (1) の場合に、第1の光検出器4の出
力における、第1の周波数f1 の2倍波の信号を増幅し
てそのピーク値を検出し、このピーク値に応じて、第2
の周波数f2 を変化させることによって、LD16の発
生光の波長を、共鳴セル3に充填したルビジウムガスに
よる光の吸収が最大になる波長に自動制御することがで
きるので、周波数標準信号出力を最大限に取り出すため
の最適制御を行なうことができる。
【0026】(3) (1) または(2) の場合に、LD16の
出力光を分岐した一方の光に対応して第1の共鳴セル3
3を設け、LD16の出力光を分岐した他方の光をAO
M19を通過させて第2の周波数f2 に応じて波長をシ
フトした光に対応して第2の共鳴セル34を設けること
によって、電気の制御系の信号と光の制御系の信号との
交互の干渉をなくして、周波数標準信号出力の安定度を
より向上させることができる。
【0027】(4) 電気の制御系では、VCO6の発振出
力から合成されたマイクロ波を第1の周波数f1 で位相
変調した信号によって、共鳴セル3を収容した空洞共振
器2を励振するとともに、0.78μのLD16の出力
光を分岐した一方の光を共鳴セル3に入射したときの通
過光を第1の光検出器4によって電気信号に変換し、こ
の電気信号を第1の周波数f1 で同期検波して得られた
出力によって、VCO6の発振周波数を制御することに
よって、マイクロ波の周波数が、共鳴セル3中のルビジ
ウム原子の誘導放出の遷移周波数に制御される。
【0028】光の制御系では、第1のVCO41と、第
1のVCO41に同期して同一の周波数で動作する第2
のVCO42とを備えたPLL36を設け、光検出器4
の出力中の第1の周波数f1 の2倍波の信号のピーク値
を検出した出力に応じて、第1のVCO41の出力と第
2のVCO42の出力間の位相を変化させるとともに、
第2のVCO42の出力によって光検出器4の出力を同
期検波した出力に、バイアス電圧と第1のVCO41の
出力とを加算した信号によってLD16を駆動して、L
Dの発生光の波長を共鳴セル3に充填したルビジウムガ
スによる光の吸収が最大になる波長に自動制御する。
【0029】このように、電気の制御系では、マイクロ
波の周波数がルビジウム原子の誘導放出の遷移周波数に
なるように制御することによって、周波数標準信号出力
が得られるとともに、光の制御系では、このとき共鳴セ
ルに与えるポンピング光の波長を、ルビジウムガスによ
る光の吸収が最大になる波長に制御するので、周波数標
準信号出力を最大限に取り出すことができる。
【0030】(5) (1) から(4) までのうちのいずれの場
合でも、0.78μのLD16に代えて1.56μのL
D37と、LD37の発振周波数を2逓倍するSHG3
9とを設けることによって、SHG39から電気の制御
系と光の制御系との動作に必要な0.78μの出力光を
得るとともに、1.56μのLD37の出力光を分岐し
て出力することによって、光周波数標準を得ることがで
きる。
【0031】
【実施例】図1は、本発明の実施例(1) を示したもので
あって、図8の場合と同じものを同じ番号で示し、OM
U1において、16はレーザダイオード(LD)であっ
て、0.78μ帯の光を発生するものである。また、1
7は半透鏡、18は反射鏡であって、LD16の発生光
を2分岐する。
【0032】VC06の出力は、周波数合成器位相変調
器7において、周波数逓倍等の処理を行なわれるととも
に、低周波発振器(OSC(1))8の低周波信号f1 によ
って位相変調を受けて、位相変調波信号を生じる。この
位相変調波信号によって、バラクタダイオード9を経
て、高次の高調波からなるマイクロ波出力を発生し、こ
のマイクロ波は、ループ11を介して、空洞共振器2を
励振する。
【0033】分岐されたLD16の発生光のうち、半透
鏡17を透過したものは、共鳴セル3を通過して、光検
出器4において電気信号に変換され、増幅器12を経
て、低周波発振器(OSC(1))8からの低周波信号f1
とともに同期検波器13に加えられて、同期検波を行な
われ、同期検波出力は積分器14を経て積分される。V
CO6は、この積分出力によってその周波数を制御され
る。この電気の制御系の動作は、図8に示された従来の
場合と同様である。
【0034】一方、LD16の発生光のうち、半透鏡1
7で反射した光は、反射鏡18で反射して、AOM(Ac
oustic Optical Modulator)19に加えられる。AOM
19は、低周波発振器(OSC(2))21の低周波信号f
2 によって、LD16の発生光を振幅変調して一方のサ
イドバンドを取り出すことによって、変調周波数f2
対応して波長をシフトする作用を行なう。AOM19の
出力光は、共鳴セル3を通過したのち、光検出器22に
おいて電気信号に変換される。
【0035】光検出器22の出力信号は、増幅器23を
経て、低周波発振器(OSC(3))24の低周波信号f3
とともに同期検波器26に加えられて、同期検波を行な
われる。同期検波出力は積分器27を経て積分され、積
分出力と、OSC(3) 24の低周波信号とは、加算器2
8においてバイアス電圧29と加算されて、LD16に
駆動電圧として加えられる。LD16は、この駆動電圧
に応じて、低周波信号f3 によって位相変調された光を
発生する。この系は、光の制御系を形成する。
【0036】いま、LDの発生光の波長をλ1 とし、A
OMにおける変調周波数をf2 とすると、AOMを通過
した光の波長は、λ1 +f2 となる。このとき、光の制
御系では、λ1 +f2 が、共鳴セルで最大に吸収される
波長(これをλ0 とする)になるように、光の波長が制
御される。
【0037】これに対して電気の制御系では、共鳴セル
において波長λ1 (=λ0 −f2 )で光ポンピングされ
た状態で、マイクロ波照射による吸収が最大になる周波
数(遷移周波数)になるように、マイクロ波の周波数が
制御される、光マイクロ波二重共鳴の制御が行なわれ
る。
【0038】AOMにおける変調周波数f2 を変えれ
ば、光ポンピング波長が変化する。そこで、光マイクロ
波二重共鳴信号が最大になるように、AOMの変調周波
数f2を設定することによって、ルビジウム原子発振器
としての性能を最大限に引き出すことが可能となる。実
施例(1) においては、周波数f2 は、このような周波数
に予め固定的に設定されている。
【0039】このような制御が必要になるのは、共鳴セ
ルにおいて吸収が最大になる波長と、光マイクロ波二重
共鳴が最大になる光ポンピング波長とが一致しないとい
う知見に基づいているものであり、これは、遷移周波数
に対する温度変化や圧力変化の影響を少なくするため
に、共鳴セル中のルビジウムガスに混入されている緩衝
ガスの影響によるものと考えられる。
【0040】図2は、本発明の実施例(2) を示したもの
であって、AOMの変調周波数f2を最適制御する場合
を示している。図中において、図1の場合と同じものを
同じ番号で示し、31は2倍波を増幅する2倍波増幅器
(2ndAMP)、32は入力信号のピーク値を検出す
るピーク値検出器である。
【0041】図2の回路で、電気の制御系が誘導放出に
基づく吸光によって、マイクロ波の周波数が遷移周波数
に制御された状態では、光検出器4の出力には、OSC
(1)8の低周波信号f1 の2倍波のみが検出される。2
ndAMP31は、この2倍波を増幅して出力する。ピ
ーク値検出器32は、2倍波出力のピーク値を検出し
て、ピーク値に応じてOSC(2) 21の発振周波数f2
を制御することによって、この2倍波のレベルが最大に
なるようにする。
【0042】従って実施例(2) によれば、共鳴セル3に
対する光ポンピング波長が、光マイクロ波二重共鳴が最
大になる波長になるように制御されるので、ルビジウム
原子発振器としての特性を最大限に引き出すことができ
る。
【0043】図3は、本発明の実施例(3) を示したもの
であって、実施例(1) の場合に、共鳴セルを、電気の制
御系と光の制御系とに対して、それぞれ独立に設けた場
合を示している。図中において、図1の場合と同じもの
を同じ番号で示し、33,34はそれぞれルビジウムガ
スを封入した共鳴セルである。
【0044】実施例(3) においては、電気の制御系にお
ける、VCO6の制御に基づくマイクロ波周波数の制御
は、共鳴セル33におけるルビジウム原子の誘導放出に
基づいて行なわれる。また光の制御系における、LD1
6の発光波長の制御は、共鳴セル34におけるルビジウ
ム原子の吸光特性に基づいて行なわれる。
【0045】実施例(3) の構成によれば、電気の制御系
の出力と、光の制御系の出力とは、それぞれ別個の共鳴
セルを経て独立に取り出されるので、電気の制御系の信
号と、光の制御系の信号とが相互に干渉することがな
く、従って、ルビジウム原子発振器としての安定度を向
上させることができる。
【0046】図4は、本発明の実施例(4) を示したもの
であって、実施例(2) の場合に、共鳴セルを、電気の制
御系と光の制御系とに対して、それぞれ独立に設けた場
合を示している。図中において、図2の場合と同じもの
を同じ番号で示し、33,34はそれぞれルビジウムガ
スを封入した共鳴セルである。
【0047】実施例(4) においては、電気の制御系にお
ける、VCO6の制御に基づくマイクロ波周波数の制御
は、共鳴セル33におけるルビジウム原子の誘導放出に
基づいて行なわれる。また光の制御系における、LD1
6の発光波長の制御は、共鳴セル34におけるルビジウ
ム原子の吸光特性に基づいて行なわれる。
【0048】実施例(4) の構成によれば、電気の制御系
の出力と、光の制御系の出力とは、それぞれ別個の共鳴
セルを経て独立に取り出されるので、電気の制御系の信
号と、光の制御系の信号とが相互に干渉することがな
く、従って、ルビジウム原子発振器としての安定度を向
上させることができる。
【0049】図5は、本発明の実施例(5) を示したもの
であって、光の制御系における、位相変調用発振器と、
同期検波用発振器とを位相同期ループ(Phase Locked L
oop:PLL)で構成し、PLLの出力位相を変えて光
源の波長を制御する場合を示している。図1および図2
の場合と同じものを同じ番号で示し、36はPLLであ
る。
【0050】また図6は、実施例(5) におけるPLLの
構成例を示し、41,42はそれぞれ電圧制御発振器
(VCO(1),VCO(2))、43,44はそれぞれ1/N
の分周器、45は位相比較器(PC)、46は積分器、
47は加算器、48は矩形波生成器である。
【0051】PLL36において、VCO(1) 41は、
LD16に対する位相変調用の低周波信号f3 を供給す
る。VCO(2) 42は、VCO(1) 41に同期して、矩
形波生成器48を経て同期検波器26に対する同期検波
用の低周波信号f3 を供給する。
【0052】すなわち、VCO(1) 41の出力信号を分
周器43で1/Nに分周した信号と、VCO(2) 42の
出力信号を分周器44で1/Nに分周した信号とをPC
45で位相比較し、位相比較結果を積分器46で積分
し、積分結果を加算器47を経てVCO(2) 42に制御
電圧として与えることによって、VCO(2) 42は、V
CO(1) 41に同期した出力信号を発生する。
【0053】この際、加算器47において、積分器46
の出力に、光検出器4の出力における低周波信号f1
2倍波の出力を2ndAMP31で増幅し、ピーク値検
出器32でピーク値を検出した信号を加算することによ
って、PLLの閉ループの位相比較出力電圧が変化し、
VCO(1) 41の出力位相に対する、VCO(2) 42の
出力位相が変化する。従って同期検波器26の2つの入
力の位相が変化する。
【0054】一般に、同期検波器の特性として、2入力
Asin(ωt),Bsin(ωt)の位相が一致しているときは、
出力は、Asin(ωt)×Bsin(ωt)=AB/2・(1− c
os(2ωt)) となり、出力 (− cos(2ωt)) は積分器で除
去され、AB/2が積分器によって積分される。一方の
入力が変化して、Bsin(ωt+θ) になると、同期検波器
出力は、Asin(ωt)×Bsin(ωt+θ) =AB/2・( c
os(2ωt+θ) − ( cosθ))となり、−AB/2・( cos
θ) が積分器によって積分されるので、位相が一致して
いた場合と比較して、積分出力が変化する。
【0055】そこで、図5において、電気の制御系の出
力に基づく、ピーク値検出器32からのピーク検出信号
に応じて、同期検波器26の2入力の位相が変化するこ
とによって、LD16に対する駆動電圧が変化し、LD
16の発振波長が変化するので、光マイクロ波二重共鳴
信号が最大になるように、共鳴セル3の光ポンピング波
長を制御することができる。
【0056】図7は、本発明の実施例(6) を示したもの
であって、1.56μの発振波長を有するLDを使用し
て、1.56μの光周波数標準と、ルビジウム原子発振
器からなる周波数標準とを構成する場合を示している。
図1の場合と同じものを同じ番号で示し、37は発振波
長1.56μのLD、38は半透鏡、39は第2高調波
発生器(Second Harmonic Generator :SHG)であ
る。
【0057】LD37は、1.56μの光を発生し、発
生光は半透鏡38で分岐されて、一方は出力光となる。
他方の分岐光は、SHG39を経て2逓倍されて0.7
8μの光を生じ、この光は、半透鏡17と反射鏡18と
で分岐されて、図1に示されたものと同様の電気の制御
系と、光の制御系とに供給される。
【0058】この場合、電気の制御系では、半透鏡17
を透過した0.78μの光によって、VCO6の発振出
力に基づくマイクロ波の周波数と、共鳴セル3における
ルビジウム原子の遷移周波数とが一致するように制御が
行なわれ、光の制御系では、AOM19を通過した波長
をシフトされた光に対して、共鳴セル3における光ポン
ピング波長がルビジウム原子に基づく吸光最大の波長に
なるようにLD37の発振波長の制御が行なわれること
によって、高効率のルビジウム原子発振器を構成できる
ことは、図1に示された実施例(1) の場合と同様であ
る。
【0059】1.56μの光は、光ファイバを用いた通
信において多く使用されるものであり、本実施例によれ
ば、ルビジウム原子の吸収波長によって安定化された、
1.56μの信号光用の光周波数標準出力と、ルビジウ
ム原子の遷移周波数によって安定化された、例えばクロ
ック信号用の周波数標準信号出力とを同時に得ることが
できる。なお、このような、1.56μのLDとSHG
とを用いたルビジウム原子発振器の構成は、実施例(1)
の場合に限らず、他の実施例(2) 〜(5) に対しても適用
できるものであることはいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、L
D駆動型のルビジウム原子発振器において、1個のLD
のみを用いて、周波数標準となるマイクロ波信号を最大
限に取り出すことができ、従って高効率のルビジウム原
子発振器を実現することが可能となる。
【0061】さらに、本発明によれば、ルビジウム原子
発振器において、周波数標準となるマイクロ波信号を取
り出すと同時に、光周波数標準となる安定した波長の光
を取り出すこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例(1) を示す図である。
【図2】本発明の実施例(2) を示す図である。
【図3】本発明の実施例(3) を示す図である。
【図4】本発明の実施例(4) を示す図である。
【図5】本発明の実施例(5) を示す図である。
【図6】実施例(5) におけるPLLの構成例を示す図で
ある。
【図7】本発明の実施例(6) を示す図である。
【図8】従来のルビジウム原子発振器の構成例を示す図
である。
【図9】ルビジウム原子発振器の動作原理を説明する図
である。
【符号の説明】
2 空洞共振器 3 共鳴セル 4 光検出器 6 VCO 16 LD 19 AOM 22 光検出器 33 共鳴セル 34 共鳴セル 36 PLL 37 LD 39 SHG 41 VCO 42 VCO

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VCOの出力を第1の周波数で位相変調
    した信号によって、ルビジウムガスを充填した共鳴セル
    を収容した空洞共振器を励振し、0.78μのLDの出
    力光を分岐した一方の光を前記共鳴セルに入射したとき
    の通過光を第1の光検出器によって電気信号に変換し、
    該電気信号を前記第1の周波数で同期検波した出力によ
    って前記VCO出力の周波数を制御することによって、
    該マイクロ波の周波数をルビジウム原子の遷移周波数に
    制御するとともに、 前記LDの出力光を分岐した他方の光をAOMを通過さ
    せて第2の周波数に応じて波長をシフトした光を前記共
    鳴セルに入射したときの通過光を第2の光検出器によっ
    て電気信号に変換し、該電気信号を第3の周波数で同期
    検波した出力にバイアス電圧と該第3の周波数の信号を
    加算した信号によって前記LDへの電流を変化させて、
    該LDの発生光の波長を前記共鳴セルに充填したルビジ
    ウムガスによる光の吸収が最大になる波長に制御するこ
    とによって、前記周波数標準信号出力を最大にすること
    を特徴とするルビジウム原子発振器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のルビジウム原子発振器
    において、前記第1の光検出器の出力における前記第1
    の周波数の2倍波の信号を増幅してそのピーク値を検出
    し、該ピーク値に応じて、前記第2の周波数を変化させ
    ることによって、該LDの発生光の波長を前記共鳴セル
    に充填したルビジウムガスによる光の吸収が最大になる
    波長に自動制御することを特徴とするルビジウム原子発
    振器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のルビジウム原
    子発振器において、前記LDの出力光を分岐した一方の
    光に対応して第1の共鳴セルを有するとともに、前記L
    Dの出力光を分岐した他方の光をAOMを通過させて第
    2の周波数に応じて波長をシフトした光に対応して第2
    の共鳴セルを有することを特徴とするルビジウム原子発
    振器。
  4. 【請求項4】 VCOの発振出力から合成されたマイク
    ロ波を第1の周波数で位相変調した信号によって、ルビ
    ジウムガスを充填した共鳴セルを収容した空洞共振器を
    励振し、0.78μのLDの出力光を分岐した一方の光
    を前記共鳴セルに入射したときの通過光を光検出器によ
    って電気信号に変換し、該電気信号を前記第1の周波数
    で同期検波した出力によって前記VCOの発振周波数を
    制御することによって、該マイクロ波の周波数をルビジ
    ウム原子の遷移周波数に制御して、周波数標準信号出力
    を得るとともに、 第1のVCOと該第1のVCOに同期して同一の周波数
    で動作する第2のVCOとを備えたPLLを設け、前記
    光検出器の出力における第1の周波数の2倍波の信号の
    ピーク値を検出した出力に応じて前記第1のVCOの出
    力と第2のVCOの出力間の位相を変化させるととも
    に、第2のVCOの出力によって前記光検出器の出力を
    同期検波した出力にバイアス電圧と第1のVCOの出力
    を加算した信号によって前記LDを駆動して、該LDの
    発生光の波長を共鳴セルに充填したルビジウムガスによ
    る光の吸収が最大になる波長に自動制御することを特徴
    とするルビジウム原子発振器。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのうちのいずれかに
    記載のルビジウム原子発振器において、前記0.78μ
    のLDに代えて1.56μのLDと、該1.56μのL
    Dの発振周波数を2逓倍するSHGとを備えて、該SH
    Gから前記0.78μの出力光を得るとともに、該1.
    56μのLDの発生光を光周波数標準として出力するこ
    とを特徴とするルビジウム原子発振器。
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