JPH08333706A - 覆工版の連結構造 - Google Patents
覆工版の連結構造Info
- Publication number
- JPH08333706A JPH08333706A JP17532495A JP17532495A JPH08333706A JP H08333706 A JPH08333706 A JP H08333706A JP 17532495 A JP17532495 A JP 17532495A JP 17532495 A JP17532495 A JP 17532495A JP H08333706 A JPH08333706 A JP H08333706A
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- JP
- Japan
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- triangular
- fittings
- plate
- support plate
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- Granted
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- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 覆工版を３角形にすることにより、がた付か
ないようにし、かつ複数の３角形覆工版の頂部を分離し
ないように連結する。 【構成】 各頂部を切断した３角形覆工版１の各頂面２
から、透孔３を有する連結金具４を突出固定させ、多数
の３角形覆工版１の各頂部を支持梁５上に並べて載置
し、６枚の３角形覆工版１の頂面２により６角形開口部
６を形成し、前記各連結金具４の上面を同一面に配置
し、６角形の支持板７の周囲の下部に前記各連結金具４
の透孔３に対応して６本の連結縦軸８を固定した前記支
持板７を、前記６本の連結縦軸８を各連結金具４の透孔
３に挿入して各連結金具４に載置すると共に、前記６角
形開口部６内に挿入した支持板７の上部に常温硬化性低
強度充填材９を充填した覆工版の連結構造。
ないようにし、かつ複数の３角形覆工版の頂部を分離し
ないように連結する。 【構成】 各頂部を切断した３角形覆工版１の各頂面２
から、透孔３を有する連結金具４を突出固定させ、多数
の３角形覆工版１の各頂部を支持梁５上に並べて載置
し、６枚の３角形覆工版１の頂面２により６角形開口部
６を形成し、前記各連結金具４の上面を同一面に配置
し、６角形の支持板７の周囲の下部に前記各連結金具４
の透孔３に対応して６本の連結縦軸８を固定した前記支
持板７を、前記６本の連結縦軸８を各連結金具４の透孔
３に挿入して各連結金具４に載置すると共に、前記６角
形開口部６内に挿入した支持板７の上部に常温硬化性低
強度充填材９を充填した覆工版の連結構造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、路面の覆工版、排水路
の覆工版、橋梁用床版、空港の滑走路やエプロン、体育
館や倉庫や工場等の床版、鉄道の道床（特に踏切等）、
シェット、シールドエレメント、カーテンウォール等の
版構造物の全てに用いることができる覆工版の連結構造
に関するものである。
の覆工版、橋梁用床版、空港の滑走路やエプロン、体育
館や倉庫や工場等の床版、鉄道の道床（特に踏切等）、
シェット、シールドエレメント、カーテンウォール等の
版構造物の全てに用いることができる覆工版の連結構造
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の覆工版としては、特公昭４１−１
９８６３号公報に示されているように、平面４角形の覆
工版が知られている。
９８６３号公報に示されているように、平面４角形の覆
工版が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の覆工版の平
面形状は４角形であるので、その覆工版を支持する２本
の支持梁に水平度の狂いがあると、その覆工版が４点で
確実に支承されなくなり、そのため覆工版における４点
の被支承部のうち、支承されていない覆工版の１点の上
部に走行する車両が乗ると、その覆工版にがた付きが生
じるという欠点がある。
面形状は４角形であるので、その覆工版を支持する２本
の支持梁に水平度の狂いがあると、その覆工版が４点で
確実に支承されなくなり、そのため覆工版における４点
の被支承部のうち、支承されていない覆工版の１点の上
部に走行する車両が乗ると、その覆工版にがた付きが生
じるという欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記のような問題を有利
に解決するために、本発明の覆工版の連結構造において
は、各頂部を切断した３角形覆工版１の各頂面２から、
透孔３を有する連結金具４を突出固定させ、多数の３角
形覆工版１の各頂部を支持梁５上に並べて載置し、６枚
の３角形覆工版１の頂面２により６角形開口部６を形成
し、前記各連結金具４の上面を同一面に配置し、６角形
の支持板７の周囲の下部に前記各連結金具４の透孔３に
対応して６本の連結縦軸８を固定した前記支持板７を、
前記６本の連結縦軸８を各連結金具４の透孔３に挿入し
て各連結金具４に載置すると共に、前記６角形開口部６
内に挿入した支持板７の上部に常温硬化性低強度充填材
９を充填した覆工版の連結構造としたものである。
に解決するために、本発明の覆工版の連結構造において
は、各頂部を切断した３角形覆工版１の各頂面２から、
透孔３を有する連結金具４を突出固定させ、多数の３角
形覆工版１の各頂部を支持梁５上に並べて載置し、６枚
の３角形覆工版１の頂面２により６角形開口部６を形成
し、前記各連結金具４の上面を同一面に配置し、６角形
の支持板７の周囲の下部に前記各連結金具４の透孔３に
対応して６本の連結縦軸８を固定した前記支持板７を、
前記６本の連結縦軸８を各連結金具４の透孔３に挿入し
て各連結金具４に載置すると共に、前記６角形開口部６
内に挿入した支持板７の上部に常温硬化性低強度充填材
９を充填した覆工版の連結構造としたものである。
【０００５】
【実施例】図５は本発明を実施する場合に使用する３角
形覆工版を示す平面図、図６は前記３角形覆工版の端部
の受金具および連結金具を示す正面図、図７は前記３角
形覆工版を示す正面図、図８は図５のＢ−Ｂ線における
拡大断面図であって、１は平面形状が３角形の３角形覆
工版であり、それぞれの頂部（隅部）を切断して対向す
る底辺と平行な頂面２を有する正３角形または２等辺３
角形の周縁枠１０、およびその周縁枠１０の厚さ方向の
中間部に、支承板１１が固定されて鋼材等の金属材料に
より構成され、前記各頂面２の外面に、覆工版厚さ方向
の中間部において透孔３を有する連結金具４が溶接によ
り突出固定され、その連結金具４の下面と、前記周縁枠
１０における頂面２を形成している鋼板とに、上方に開
口している溝形の受金具１２がその下面と前記３角形覆
工版１の下面とが略同一面となるように溶接により固着
され、前記周縁枠１０の上半分の内面に多数のシベル金
具１３が溶接により固着され、さらに周縁枠１０と支承
板１１とにより形成された上側の凹部にコンクリートや
アスファルト等の充填材１４が充填されている。
形覆工版を示す平面図、図６は前記３角形覆工版の端部
の受金具および連結金具を示す正面図、図７は前記３角
形覆工版を示す正面図、図８は図５のＢ−Ｂ線における
拡大断面図であって、１は平面形状が３角形の３角形覆
工版であり、それぞれの頂部（隅部）を切断して対向す
る底辺と平行な頂面２を有する正３角形または２等辺３
角形の周縁枠１０、およびその周縁枠１０の厚さ方向の
中間部に、支承板１１が固定されて鋼材等の金属材料に
より構成され、前記各頂面２の外面に、覆工版厚さ方向
の中間部において透孔３を有する連結金具４が溶接によ
り突出固定され、その連結金具４の下面と、前記周縁枠
１０における頂面２を形成している鋼板とに、上方に開
口している溝形の受金具１２がその下面と前記３角形覆
工版１の下面とが略同一面となるように溶接により固着
され、前記周縁枠１０の上半分の内面に多数のシベル金
具１３が溶接により固着され、さらに周縁枠１０と支承
板１１とにより形成された上側の凹部にコンクリートや
アスファルト等の充填材１４が充填されている。
【０００６】図１ないし図４は前記３角形覆工版を使用
した覆工版の連結順序を示すものであって、図１は本発
明を実施する場合に使用する６枚の３角形覆工版の一端
部を支持梁に載置した状態を示す平面図、図２は前記６
枚の３角形覆工版を支持板に固定された連結縦軸を介し
て連結した状態を示す平面図、図３は図２のＡ−Ａ線に
おける縦断拡大側面図、図４は本発明の実施例に係る３
角形覆工版の連結完了の構造を示す拡大図である。まず
図１に示すように、多数の３角形覆工版１の各頂部を、
一定間隔で平行に架設された複数の支持梁５に載置する
と共に、６枚の３角形覆工版１の頂部が６角形状に、か
つ、各３角形覆工版１の頂部に突出固定した各連結金具
４の上面を同一面に配置する。
した覆工版の連結順序を示すものであって、図１は本発
明を実施する場合に使用する６枚の３角形覆工版の一端
部を支持梁に載置した状態を示す平面図、図２は前記６
枚の３角形覆工版を支持板に固定された連結縦軸を介し
て連結した状態を示す平面図、図３は図２のＡ−Ａ線に
おける縦断拡大側面図、図４は本発明の実施例に係る３
角形覆工版の連結完了の構造を示す拡大図である。まず
図１に示すように、多数の３角形覆工版１の各頂部を、
一定間隔で平行に架設された複数の支持梁５に載置する
と共に、６枚の３角形覆工版１の頂部が６角形状に、か
つ、各３角形覆工版１の頂部に突出固定した各連結金具
４の上面を同一面に配置する。
【０００７】次に図２および図３に示すように、６角形
の鋼製の支持板７の周囲の下面に、前記各連結金具４の
透孔３に対応して、６本の連結縦軸８を溶接により固定
した挿入連結金具１５を、前記６本の連結縦軸８を各連
結金具４の透孔３に挿入して各連結金具４に連結する。
の鋼製の支持板７の周囲の下面に、前記各連結金具４の
透孔３に対応して、６本の連結縦軸８を溶接により固定
した挿入連結金具１５を、前記６本の連結縦軸８を各連
結金具４の透孔３に挿入して各連結金具４に連結する。
【０００８】次に前記６角形開口部６内に、各連結金具
４および支持板７の上部において低強度モルタルまたは
その他の低強度材料からなる常温硬化性低強度充填材９
を充填して、図４に示すように６枚の３角形覆工版１の
各頂部が支持梁５上で連結される。
４および支持板７の上部において低強度モルタルまたは
その他の低強度材料からなる常温硬化性低強度充填材９
を充填して、図４に示すように６枚の３角形覆工版１の
各頂部が支持梁５上で連結される。
【０００９】なお、本発明を実施する場合は、３角形覆
工版１全体を鋼製にしてもよく、あるいは鋼製の３角形
覆工版１を骨材とした鉄筋コンクリートにより構成して
もよい。また、３角形覆工版１の底部に、支持梁５の上
部側面に係合する下向き突出部を設けてもよい。また、
本発明の覆工版の連結構造の応用は、路面の覆工版、排
水路の覆工版、橋梁用床版、空港の滑走路やエプロン、
体育館や倉庫や工場等の床版、鉄道の道床（特に踏切
等）、シェット、シールドエレメント、カーテンウォー
ル等の版構造物の全てに用いることができる。
工版１全体を鋼製にしてもよく、あるいは鋼製の３角形
覆工版１を骨材とした鉄筋コンクリートにより構成して
もよい。また、３角形覆工版１の底部に、支持梁５の上
部側面に係合する下向き突出部を設けてもよい。また、
本発明の覆工版の連結構造の応用は、路面の覆工版、排
水路の覆工版、橋梁用床版、空港の滑走路やエプロン、
体育館や倉庫や工場等の床版、鉄道の道床（特に踏切
等）、シェット、シールドエレメント、カーテンウォー
ル等の版構造物の全てに用いることができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、各頂部を切断した３角
形覆工版１の各頂面２から、透孔３を有する連結金具４
を突出固定させ、多数の３角形覆工版１の各頂部を支持
梁５上に並べて載置し、６枚の３角形覆工版１の頂面２
により６角形開口部６を形成し、前記各連結金具４の上
面を同一面に配置し、６角形の支持板７の周囲の下部に
前記各連結金具４の透孔３に対応して６本の連結縦軸８
を固定した前記支持板７を、前記６本の連結縦軸８を各
連結金具４の透孔３に挿入して各連結金具４に載置する
と共に、前記６角形開口部６内に挿入した支持板７の上
部に常温硬化性低強度充填材９を充填した覆工版の連結
構造としたので、６枚の３角形覆工版１の各頂面２に突
出固定した６つの連結金具４を支持板７を介して各支持
梁５上で連結することができ、各支持梁５の水平度に多
少の狂いがあっても、そのために自動車等の車両が３角
形覆工版１の上に乗っても、その３角形覆工版１が、が
た付くことはなく、かつ６枚の３角形覆工版１の頂部を
簡単な構造の連結部材を使用して簡単に連結することが
できる。
形覆工版１の各頂面２から、透孔３を有する連結金具４
を突出固定させ、多数の３角形覆工版１の各頂部を支持
梁５上に並べて載置し、６枚の３角形覆工版１の頂面２
により６角形開口部６を形成し、前記各連結金具４の上
面を同一面に配置し、６角形の支持板７の周囲の下部に
前記各連結金具４の透孔３に対応して６本の連結縦軸８
を固定した前記支持板７を、前記６本の連結縦軸８を各
連結金具４の透孔３に挿入して各連結金具４に載置する
と共に、前記６角形開口部６内に挿入した支持板７の上
部に常温硬化性低強度充填材９を充填した覆工版の連結
構造としたので、６枚の３角形覆工版１の各頂面２に突
出固定した６つの連結金具４を支持板７を介して各支持
梁５上で連結することができ、各支持梁５の水平度に多
少の狂いがあっても、そのために自動車等の車両が３角
形覆工版１の上に乗っても、その３角形覆工版１が、が
た付くことはなく、かつ６枚の３角形覆工版１の頂部を
簡単な構造の連結部材を使用して簡単に連結することが
できる。
【図１】本発明を実施する場合に使用する６枚の３角形
覆工版の一端部を支持梁に載置した状態を示す平面図で
ある。
覆工版の一端部を支持梁に載置した状態を示す平面図で
ある。
【図２】６枚の３角形覆工版を支持板に固定された連結
縦軸を介して連結した状態を示す平面図である。
縦軸を介して連結した状態を示す平面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線拡大図である。
【図４】本発明の実施例に係る３角形覆工版の連結構造
を示す縦断側面図である。
を示す縦断側面図である。
【図５】本発明を実施する場合に使用する３角形覆工版
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図６】図５に示す３角形覆工版の端部の受金具および
連結金具を示す正面図である。
連結金具を示す正面図である。
【図７】本発明を実施する場合に使用する３角形覆工版
を示す図である。
を示す図である。
【図８】図５のＢ−Ｂ線拡大断面図である。
１ ３角形覆工版 ２ 頂面 ３ 透孔 ４ 連結金具 ５ 支持梁 ６ ６角形開口部 ７ 支持板 ８ 連結縦軸 ９ 常温硬化性低強度充填材 １０ 周縁枠 １１ 支承板 １２ 受金具 １３ ジベル金具 １４ 充填材 １５ 挿込連結金具
Claims (1)
- 【請求項１】 各頂部を切断した３角形覆工版１の各頂
面２から、透孔３を有する連結金具４を突出固定させ、
多数の３角形覆工版１の各頂部を支持梁５上に並べて載
置し、６枚の３角形覆工版１の頂面２により６角形開口
部６を形成し、前記各連結金具４の上面を同一面に配置
し、６角形の支持板７の周囲の下部に前記各連結金具４
の透孔３に対応して６本の連結縦軸８を固定した前記支
持板７を、前記６本の連結縦軸８を各連結金具４の透孔
３に挿入して各連結金具４に載置すると共に、前記６角
形開口部６内に挿入した支持板７の上部に常温硬化性低
強度充填材９を充填したことを特徴とする覆工版の連結
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17532495A JP2630578B2 (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 覆工版の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17532495A JP2630578B2 (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 覆工版の連結構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08333706A true JPH08333706A (ja) | 1996-12-17 |
| JP2630578B2 JP2630578B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=15994094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17532495A Expired - Lifetime JP2630578B2 (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 覆工版の連結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2630578B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1591348A2 (de) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Alcan Technology & Management Ltd. | Anordnung zur Verbindung von RahmenlängsträgernHilfsrahmen für Kraftfahrzeuge |
-
1995
- 1995-06-08 JP JP17532495A patent/JP2630578B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1591348A2 (de) * | 2004-04-29 | 2005-11-02 | Alcan Technology & Management Ltd. | Anordnung zur Verbindung von RahmenlängsträgernHilfsrahmen für Kraftfahrzeuge |
| EP1591348A3 (de) * | 2004-04-29 | 2006-09-20 | Alcan Technology & Management Ltd. | Anordnung zur Verbindung von RahmenlängsträgernHilfsrahmen für Kraftfahrzeuge |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2630578B2 (ja) | 1997-07-16 |
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