JPH0833360A - 静電ステッピングモータ及びこれを使用した磁気記憶装置 - Google Patents
静電ステッピングモータ及びこれを使用した磁気記憶装置Info
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- JPH0833360A JPH0833360A JP16973394A JP16973394A JPH0833360A JP H0833360 A JPH0833360 A JP H0833360A JP 16973394 A JP16973394 A JP 16973394A JP 16973394 A JP16973394 A JP 16973394A JP H0833360 A JPH0833360 A JP H0833360A
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Abstract
ータの停止位置の間隔を細かくすることを目的とする。 【構成】 ロータは、誘電体歯110-1〜110-6が放
射状に並んだ誘電体歯パターン55を有する。ステータ
51は径方向上分割された同心円状の領域65,66,
67を有する。各領域65,66,67内に、夫々電極
パターン部62,63,64が設けてある。電極パター
ン部62は、角ピッチp1 で並んだ電極68-1〜68-6
よりなる。電極パターン部63,64は、夫々電極70
-1〜70-6,72-1〜72-6よりなる。電極70-1〜7
0-6は、電極68-1〜68-6に対して、p/3ずれてい
る。電極72-1〜72-6は、電極70-1〜70-6に対し
て、p1 /3ずれているよう構成する。
Description
タに係り、特に、マイクロメカニクス技術を利用した超
小型の磁気記憶装置において、磁気記憶媒体をステップ
的に回動させる静電ステッピングモータに関する。
が先に出願した磁気記憶装置が示されている。
ように、一般のパッケージLSIと似た外観形状を有
し、リード11を半田付けされて、プリント板上に実装
される。
2内に、磁気記憶装置13及びICチップ14が組込ま
れた構成を有する。
に、磁気円板15と、この磁気円板15をステップ的に
回動させる静電ステッピングモータ16と、アーム17
と、アーム17の先端側の、記録に使用する磁気ヘッド
18及び再生に使用するMR(磁気抵抗)素子19と、
アーム17を単振動させるピエゾ素子20-1,20-2と
よりなる構成である。
静電ステッピングモータ16によって、磁気円板15を
矢印Sで示すようにステップ的に回動させ、磁気円板1
5が停止しているときに、ピエゾ素子20-1,20-2に
よってアーム17を矢印X1,X2 で示すように単振動
させることにより行う。
って、磁気円板15の半径方向に延在するトラック21
に記録される。また、トラック21に記録されている情
報がMR素子19によって再生される。
19に示すように、ステータ30と、ロータ31とより
なる。
り、下面に、複数の誘電体製の複数の誘電体歯32-1〜
32-6よりなる誘電体歯パターン33を有する。
で配された複数の電極34-1〜34 -6よりなる電極パタ
ーン35を有する。
6-1を形成する。
6-2を形成する。
6-3を形成する。
3を出力する。駆動電圧#1,#2,#3は、3相であ
る。
の電極対36-1に印加され、駆動電圧#2が、端子38
-2を通して第2の電極対36-2に印加され、駆動電圧#
3が、端子38-3を通して第3の電極対36-3に印加さ
れる。
電極対38-1〜38-3と誘電体歯パターン33との間
に、静電反撥力及び回動させる方向の静電吸引力が作用
し、ロータ31は、一ステップずつ回動する。
1ステップ回動するときの動作を示す。
一部を展開して概略的に示す。
Fで示す区間における状態を示し、図20の分図を表わ
す(A)〜(F)と、図19中の区間を表わすA〜Fと
は対応する。
4-1,34-2,34-3,34-4と接触している。
34-1,34-4が正に帯電し、電極34-2が負に帯電す
る。
2-4上に誘電分極が生ずる。
-1,34-4が負に帯電し、電極34-2が正に帯電する。
との間、誘電体歯32-2と電極34 -2との間、誘電体歯
32-4と電極34-4との間に、静電反撥力F1 が発生
し、ロータ31がステータ30に対して浮上する。
との間に、静電反撥力F1 が発生する。また、誘電体歯
32-1と電極34-2との間に、誘電体歯32-1を電極3
4-2へ吸引する静電吸引力F2 が発生する。また、誘電
体歯32-2と電極34-3の間に、誘電体歯32-2を電極
34-3へ吸引する静電吸引力F2 が発生する。
保たれつつ、静電吸引力F2 によって、推力を付与され
てS方向に回動する。
-2が電極34-3に吸着される。
ッチp1 に相当する角度回動し、その後一時的に停止す
る。
が正に帯電する。
電分極状態が反転される。また、誘電体歯32-3,32
-6に誘電分極が生ずる。
1は、一ステップで角度p1 ずつ回動しつつ、回動され
る。
グモータ16においては、ロータ31が一時的に停止す
る隣り合う位置の間の角度は、図18中の角度ピッチp
1 に等しい角度となる。
は限度がある。
の間の角度を小さくすることは困難である。
おいて記録の高密度を図ることが困難であった。
電ステッピングモータ及びこれを使用した磁気記憶装置
を提供することを目的とする。
されたN(2以上の整数)の領域の夫々に、複数の電極
がピッチpで並んだ電極パターン部を有し、且つ各領域
の電極パターン部が、各電極をp/Nずつずらして配置
された構成である電極パターンを有する固定体と、該固
定体に対して移動可能に設けてあり、上記電極パターン
に対向する複数の誘電体製の歯よりなる誘電体歯パター
ンを有する移動体とよりなり、上記複数の電極パターン
部のうち、選択された一の電極パターン部に、駆動電圧
が印加される構成としたものである。
(2以上の整数)の同心円状の領域の夫々に、複数の電
極がピッチpで並んだ電極パターン部を有し、且つ各領
域の電極パターン部が、各電極をp/Nずつずらして配
置された構成である電極パターンを有するステータと、
該ステータに対して回転可能に設けてあり、上記電極パ
ターンに対向する放射状に配された複数の誘電体製の歯
よりなる誘電体歯パターンを有するロータとよりなり、
上記複数の電極パターン部のうち、選択された一の電極
パターン部に、駆動電圧が印加される構成としたもので
ある。
(2以上の整数)の扇形状の領域の夫々に、複数の電極
がピッチpで並んだ電極パターン部を有し、且つ各領域
の電極パターン部が、各電極をp/Nずつずらして配置
された構成である電極パターンを有するステータと、該
ステータに対して回転可能に設けてあり、上記電極パタ
ーンに対向する放射状に配された複数の誘電体製の歯よ
りなる誘電体歯パターンを有するロータとよりなり、上
記複数の電極パターン部のうち、選択された一の電極パ
ターン部に、駆動電圧が印加される構成としたものであ
る。
分割されたN(2以上の整数)の同心円状且つ扇形状の
領域の夫々に、複数の電極がピッチpで並んだ電極パタ
ーン部を有し、且つ各領域の電極パターン部が、各電極
をp/Nずつずらして配置された構成である電極パター
ンを有するステータと、該ステータに対して回転可能に
設けてあり、上記電極パターンに対向する放射状に配さ
れた複数の誘電体製の歯よりなる誘電体歯パターンを有
するロータとよりなり、上記複数の電極パターン部のう
ち、選択された一の電極パターン部に、駆動電圧が印加
される構成としたものである。
上記ステータのNの領域のうち、ステータの中心に近い
領域の電極パターン部は、半径方向上の長さが長い電極
を有し、ステータの外周寄りの領域の電極パターン部
は、半径方向の長さが短い電極を有する構成としたもの
である。
上記ステータのNの領域のうち、ステータの中心に近い
領域の電極パターン部は、周方向上の長さが長い電極を
有し、ステータの外周寄りの領域の電極パターン部は、
周方向の長さが短い電極を有する構成としたものであ
る。
と、該磁気記憶媒体に添接したヘッドと、該ヘッドを該
磁気記憶媒体の径方向に往復移動させ、実質上停止して
いる状態の磁気記憶媒体に実質上径方向に延在するトラ
ックを形成するヘッド往復移動手段と、上記径方向に延
在して形成された個々のトラックが上記磁気記憶媒体の
周方向に並んで形成されるように、上記磁気記憶媒体を
ステップ的に回動させる、請求項2乃至6のうちいずれ
か一項記載の静電ステッピングモータとよりなる構成と
したものである。
複数の電極パターン部よりなる構成とし、各電極パター
ン部を、電極をp/Nずつずらして配置した構成は、移
動体が一時的に停止する隣り合う位置の間隔を狭くする
ように作用する。
を、複数の電極パターン部よりなる構成とし、各電極パ
ターン部を、電極をp/Nずつずらして配置した構成
は、ロータが一時的に停止する隣り合う位置の間隔を狭
くするように作用する。
方向上に分割した構成は、分割された領域の数を多くす
るように作用する。
寄り側では、電極の半径方向の長さ又は周方向の長さを
長くし、ステータの外周寄り側では、電極の半径方向の
長さ又は周方向の長さを短くした構成は、常に同じレベ
ルの駆動電圧を印加しても、各電極パターン部によって
発生するトルクが一様となるように作用し、各電極パタ
ーン部に印加する駆動電圧のレベルを電極パターン毎に
変えることを不要とするように作用する。
いずれか一項記載の静電ステッピングモータを設けた構
成は、磁気記憶媒体の停止位置を細かくするように作用
し、従来、記録密度を上げるために、ヘッド往復移動手
段自体をステップ変位させる手段を不要とするように作
用する。
静電ステッピングモータ50を示す。
は、板状のステータ51と、軸52に支持されて、ステ
ータ51上に回転可能に設けられた円板状のロータ53
と、駆動制御部54とを有する。
に、誘電体歯パターン55を有する。
便宜上、後述する。
は、ステータ本体60と、この上面の電極パターン61
とを有する。
部62,63,64よりなる。
2中、破線で示すように、径方向上三つに分割された領
域、即ち、外周側の円環状の領域65と、中心側の円状
の領域66と、領域65と領域66との間の中間の円環
状の領域67とを有する。
ている。
けられる。
で配された複数の電極68-1〜68 -6よりなる。
9-1を形成する。
9-2を形成する。
9-3を形成する。
けてある。
〜70-6よりなる。
p1 と等しい角度ピッチp1 で、且つ、上記の電極68
-1〜68-6に対して、時計方向に、p1 /3だけずれた
配置で設けてある。ここで、数値「3」は上記の領域6
5,66,67の数と等しい数値である。
1-1を形成する。
1-2を形成する。
1-3を形成する。
けてある。
〜72-6よりなる。
p1 と等しい角度ピッチp1 で、且つ、上記の電極70
-1〜70-6に対して、時計方向に、p/3だけずれた配
置で設けてある。ここで、数値「3」は上記の領域6
5,66,67の数と等しい数値である。
3-1を形成する。
3-2を形成する。
3-3を形成する。
-6は、隣り合う電極68-1〜68-6の間に、等角度間隔
で配置してある。
70-6,72-1〜72-6より引き出される端子80〜9
7と、縦に並んだ端子80〜97とは、接続してある。
的に接続されている。実際には、各電極対を構成する電
極は、櫛歯状パターンを有する。
-3が設けてある。
第3の電極パターン対69-1,69 -2,69-3から夫
々、端子100-1,100-2,100-3が引き出されて
いる。
電極対70-1,70-2,70-3から、夫々、端子101
-1,101-2,101-3が引き出されている。
電極対73-1,73-2,73-3から、夫々、端子102
-1,102-2,102-3が引き出されている。
は、6つの歯110-1〜110-6を有する。ここで、数
値「6」は、上記の各電極パターン部62,63,64
の電極の数と等しい数である。
配してあり、角ピッチp1 は、上記の電極の角ピッチp
1 と等しい。
と、スイッチ回路120と、制御回路121とを有す
る。
2,#3を出力する。
力側に設けてあり、制御回路121によつて、端子群1
00-1〜100-3と、101-1〜101-3と、102-1
〜102-3とに切り換えて接続される。
ータ50の動作について説明する。
〜100-3に接続されている場合 駆動電圧#1が端子100-1を介して、電極パターン部
62の電極対69-1に印加される。
電極パターン部62の電極対69-2に印加される。
電極パターン部62の電極対69-3に印加される。
体歯110-1〜110-6との間に、図20に示すと同様
に、静電反撥力及び静電吸引力が働く。
2が、図4(A)中、位置130,131,132,1
33で一時的に停止しつつ、角度p1 ずつ回動する、ス
テッピング動作をする。
〜101-3に切換え接続された場合 駆動電圧#1が端子101-1を介して、電極パターン部
63の電極対71-1に印加される。
電極パターン部63の電極対71-2に印加される。
電極パターン部63の電極対71-3に印加される。
体歯110-1〜110-6との間に、図20に示すと同様
に、静電反撥力及び静電吸引力が働く。
点122が、図4(B)中、位置140,141,14
2,143で一時的に停止しつつ、角度p1 ずつ回動す
る、ステッピング動作をする。
30〜133に対して、角度p/3ずれている。
〜102-3に切換え接続された場合 駆動電圧#1が端子102-1を介して、電極パターン部
64の電極対73-1に印加される。
電極パターン部64の電極対73-2に印加される。
電極パターン部64の電極対73-3に印加される。
体歯110-1〜110-6との間に、図20に示すと同様
に、静電反撥力及び静電吸引力が働く。
点122が、図4(C)中、位置150,151,15
2,153で一時的に停止しつつ、角度p1 ずつ回動す
る、ステッピング動作をする。
40〜143に対して、角度p1 /3ずれている。
テッピングモータ50によれば、スイッチ回路120を
適宜切り換えることによって、ロータ53が一時的に停
止する位置が、p1 /3の細かさで、即ち、従来の1/
3の細かさで定まる。
例になる静電ステッピングモータ160を示す。
向上に分割した構成である。
割してあり、且つ、電極パターン部は二つの電極よりな
る構成としてある。
タ162と、駆動制御部54とを有する。
ン163を有する。
164有する。
二つに分割された扇形の領域166,167を有する。
が設けてある領域167内には、電極パターン部171
が設けてある。
2-1,172-2を有する。
3-1,173-2を有する。
極173-1,173-2の角ピッチは等しく、p2 であ
る。
170が周方向に連続して存在していると仮定した場合
に、電極パターン部170が存在する予定の位置174
に対して、p2 /2だけずれて位置している。ここで、
数値「2」は分割されている領域の数に等しい値であ
る。
72-1,172-2が時計方向に更に延びて存在している
と仮定した場合のその電極に対して、時計方向にp2 /
2ずつずれて配置してある。
72-1と172-1とが第1の電極対175-1を構成し、
電極172-2と172-2とが第2の電極対175-2を構
成する。
73-1と173-1とが第1の電極対176-1を構成し、
電極173-2と173-2とが第2の電極対176-2を構
成する。
角ピッチp2 と等しい角ピッチp2で配された複数の誘
電体歯177-1〜177-8を有する。
は、駆動制御部54によって、前記と同様に、駆動され
る。
加されている場合 電極172-1,172-2と誘電体歯177-1〜177-8
との間に静電反撥力及び静電吸引力が働く。
22が、図6(A)中、位置180,181,182,
183で一時的に停止しつつ、角度p2 ずつ回動する、
ステッピング動作をする。
えられて、駆動電圧が電極パターン部171に印加され
るようになった場合 電極173-1,173-2と誘電体歯177-1〜177-8
との間に静電反撥力及び静電吸引力が働く。
の点122が、図6(B)中、位置190,191,1
92,193で一時的に停止しつつ、角度p2 ずつ回動
する、ステッピング動作をする。
夫々前記の位置180,181,182に対して、角度
p2 /2ずれている。
テッピングモータ160によれば、図1中のスイッチ回
路120を適宜切り換えることによって、ロータ160
が一時的に停止する位置が、p2 /2の細かさで、即
ち、従来の1/2の細かさで定まる。
例になる静電ステッピングモータ200を示す。
と周方向上の両方について分割してある。
の数は2である。
分割されており、4つの領域202 -1〜202-4を有す
る。
する。
2-2,202-4とは、同心円状をなしている。
03を有する。
電極パターン部204-1と、領域202-2内の電極パタ
ーン部204-2と、領域202-3内の電極パターン部2
04 -4と、領域202-4内の電極パターン部204-4と
よりなる。
複数の電極205がピッチp3 で並んだ構成である。
p2 /2ずれている。ここで、数値「2」は径方向上分
割された領域の数と等しい数である。
部204-1に対して、p3 /4ずれている。同じく、電
極パターン部204-4は、電極パターン部204-2に対
して、p3 /4ずれている。
の誘電体歯211(図示の便宜上、三つだけ示してあ
る)が、角ピッチp3 で並んだ構成を有する。
御部54より駆動電圧を電極パターン部204-1〜20
4-4へ選択的に印加されて、静電反撥力及び静電吸引力
によって、ステッピング動作する。
印加されている場合 ロータは、特定の点が、図8(A)に示すように、位置
220,221,222,223で一時的に停止しつ
つ、角度p3 ずつ回動する。
印加されている場合 ロータは、上記の特定の点が、図8(B)に示すよう
に、位置230,231,232,233で一時的に停
止しつつ、角度p3 ずつ回動する。
印加されている場合 ロータは、上記の特定の点が、図8(C)に示すよう
に、位置240,241,242,243で一時的に停
止しつつ、角度p3 ずつ回動する。
印加されている場合 ロータは、上記の特定の点が、図8(D)に示すよう
に、位置250,251,252,253で一時的に停
止しつつ、角度p3 ずつ回動する。
0〜223に対して、角度p3 /4ずれている。
0〜233に対して角度p3 /4ずれている。
テッピングモータ200によれば、図1中のスイッチ回
路120を適宜切り換えることによって、ロータが一時
的に停止する位置が、p3 /4の細かさで、即ち、従来
の1/4の細かさで定まる。
になる静電ステッピングモータ260を示す。
を有する。
一符号を付し、図1に示す部分と対応する部分には添字
aを付した同一符号を付す。
7a内の扇形の電極70a,及び領域66a内の扇形の
電極72aは、共に等しい開き角αを有する。
r3 )を有する。
r2 )を有する。
r1 )を有する。
(r2 −r1 )である。
めてあることによって、後述するように、各電極68
a,70a,72aによって発生するトルクT1 ,
T2 ,T3が等しくなる。
発生する推力(図20中の力F2 )である。推力f
(r)は、各電極68a,70a,72aについて、一
定であると考えられる。
で、
60によれば、どの領域65a,67a,66aの電極
68a,70a,72aに対しても同一レベルの駆動電
圧を印加することによって、ロータ50は、領域65a
の電極68aによって駆動されるときにも、領域67a
の電極70aによって駆動されるときにも、領域66a
の電極72aによって駆動されるときにも、全て同じト
ルクでもって回動される。
に変える必要はなく、領域毎に印加する駆動電圧のレベ
ルを変更する構成に比べて、駆動制御部54は簡単な構
成となる。
施例になる静電ステッピングモータ270を示す。
である。
同一符号を付し、図1に示す部分と対応する部分には、
添字bを付した同一符号を付す。
α1 ,周方向の長さl1 を有する。
α2 ,周方向長さl2 を有する。
α3 ,周方向長さl3 を有する。
1 ,l2 ,l3 の関係は、各領域65,67,66内の
電極68b,70b,72bに同一レベルの駆動電圧を
印加した場合に、ロータ50に等しいトルクが付与され
るように定めてある。
とし得るという、上記の第4実施例による効果と同様の
効果を有する。
ピングモータについて説明したけれども、本発明は、こ
れに限らず、移動体が固定体に対して直線状に移動する
リニア型の静電ステッピングモータにも適用しうる。
ピングモータ50を適用してなる磁気記憶装置300に
ついて説明する。
またはセラミック製基板である。
例えば10mm程度であり、中心を、軸部313により支
持されて、基板311上に配設してある。
を固定部317によって基板311上に固定してあり、
Y軸線315と平行に延在しており、先端はX軸線31
4上に位置している。
録ヘッド318及び再生に使用する磁気抵抗効果素子
(以下、MR素子という)319が設けてある。この記
録ヘッド318及びMR素子319とより磁気ヘッドが
構成され、かつこの磁気ヘッドは極低荷重で磁気円板3
12に添接している。
し、一対のアーム部よりなる。このアーム部にヘッド往
復移動手段としてのZnO製のピエゾ素子320-1,3
20 -2が設けてある。
には、図12に示すように、図1に示す磁気円板回動手
段としての静電ステッピングモータ50が設けてある。
合成樹脂製のハウジング312内に、LSIチップ23
2と共に組込まれ、磁気記憶装置組立体330が構成さ
れる。
号処理回路333,ピエゾ素子駆動回路334,駆動回
路337,スイッチ回路120等が組込まれている。
第3のステッピング動作を行う。
#3を電極パターン部62へ印加したときのロータ53
のステップ動作。
#3を電極パターン部63へ印加したときのロータ53
のステップ動作。
#3を電極パターン部63へ印加したときのロータ53
のステップ動作。
形成される予定の位置を示す位置情報340が予め記録
してある。
2には、短いトラックが形成される予定の位置には、記
録の終了位置を示す位置情報Q1 ,Q2 が予め記録して
ある。
最初に記録するときの動作について説明する。まず、モ
ータ50が第1のステッピング動作を行う。
ピエゾ素子320-1,320-2に位相が逆の交番電圧で
ある駆動信号が加えられ、アーム316が単振動する。
一時的に停止している磁気円板312上には、径方向に
延在する長いトラック341が形成され、ここに、情報
が記録される。
モータ50の第1のステッピング動作と、アーム316
の単振動とを交互に繰り返して行う。
3(A)に示すように、長いトラック341が角ピッチ
p3 で周方向に全周に亘って並んだトラックパターンが
形成される。
動作を行う。
アーム316が単振動する。
磁気円板312の外周寄り側の部分について、周方向上
隣り合う長いトラック341の間の隙間の位置に、磁気
円板312の中心側の終端をQ1 とする中程度の長さの
トラック342が形成され、ここに情報が記録される。
る間、行う。
作に移る。
止している間に単振動する。
磁気円板312の外周寄り側の部分について、中程度の
長さのトラック342と、長いトラック341との間の
隙間の位置に、終端をQ2 とする短い長さのトラック3
43が形成され、ここに情報が記録される。
上、隣り合う長いトラック341の間に、中程度の長さ
のトラック342と、短いトラック342とが等ピッチ
で入り込んだトラックパターンが形成される。各トラッ
ク間のピッチは、p1 /3である。
ラック342を形成した場合に磁気円板312の外周側
寄りの部分にできる空きの部分にもトラックが形成され
て、情報が従来に比べて高密度に記録される。
のデータフォーマットは、図14に示す如くである。
0を有し、その他の部分は記録内容343である。
て、図15及び図16を併せ参照して説明する。
み取る(ステップ1)。
37よりの駆動電圧に変化はなく(図16(B)中符号
51-1),モータ50は停止してあり、磁気円板312
は停止している。
(A)中符号350-1で示す交番電圧であるピエゾ素子
駆動信号が出力され、ピエゾ素子320-1,320-2が
駆動されてアーム316が単振動し、MR素子319が
現在のトラックのデータを読み取る。
2)。
が、読み取られたデータから、位置情報を解析する。
のずれ量に対応して磁気円板を所定角度回動して現在ト
ラックを移動させる(ステップ3)。
標のトラックとのずれ量を算出し、モータ駆動回路37
を動作させ、回路37より図7(B)中符号51-2で示
す三相の駆動電圧が出力される。
って、スイッチ回路120が切り換えられる。
路120を介して、静電ステッピングモータ50のうち
所定の領域の電極に印加される。
が所定量(図16においては一ステップ)ステッピング
動作する。
1-3),ロータ53はこのときの回動位置に保持されて
停止する。
回動され、目標のトラックがMR素子19の位置に到来
する。
う(ステップ4)。
符号350-1で示す駆動信号が出力され、磁気円板31
2が停止している状態で、アーム316が再び単振動
し、MR素子319が目標トラックから情報を読み取
り、又は記録ヘッド318が目標トラックに情報を書き
込む。
中信号処理回路333を経て、組立体11の外部に設け
たRAM337に書き込まれ、外部からのアクセスが可
能とされる。
よれば、移動体が一時的に停止する位置を、従来に比べ
て数倍細かく定めることが出来る。
一時的に停止する位置を、従来に比べて数倍細かく定め
ることが出来る。
の発明に比べて、ロータが一時的に停止する位置を更に
細かく定めることが出来る。
パターン部に対しても常に一定のレベルの駆動電圧を印
加するようにすることが出来、駆動制御系の構成を簡単
とし得る。
手段を固定した簡単な構成でもって、磁気記憶媒体に対
する記録を高密度とすることが出来る。
を示す図である。
る。
る。
である。
を示す図である。
である。
のステータを示す図である。
である。
モータを示す図である。
グモータを示す図である。
して制御系と併せて示す図である。
るための図である。
る。
まれた磁気記憶装置組立体の斜視図である。
図である。
である。
明するための図である。
ータが一時的に停止する位置 160 モータ 161 ロータ 162 ステータ 163 誘電体歯パターン 164 電極パターン 165 ステータ本体 166,167 領域 170 電極パターン部 171 電極パターン部 172-1,172-2,173-1,173-2 電極 174 位置 175-1,175-2,176-1,176-2 電極対 177-1〜177-6 誘電体歯 180〜183,190〜193 ロータが一時的に停
止する位置 200 静電ステッピングモータ 201 ステータ 202-1〜202-4 領域 203 電極パターン 204-1〜204-4 電極パターン部 205 電極 210 誘電体歯パターン 211 誘電体歯 220〜223,230〜233,240〜243,2
50〜253 ロータが一時的に停止する位置 260,270 静電ステッピングモータ 300 磁気記憶装置 311 基板 312 磁気円板 313 軸部 316 ヘッド支持アーム 317 固定部 318 記録ヘッド 319 MR素子 320-1,320-2 ピエゾ素子 330 磁気記憶装置組立体 332 LSIチップ 333 信号処理回路 334 ピエゾ素子駆動回路 340 位置情報 341 長いトラック 342 中程度の長さのトラック 343 短いトラック 344 記録内容 350 ピエゾ素子駆動信号 351(#1,#2,#3)駆動電圧
Claims (7)
- 【請求項1】 分割されたN(2以上の整数)の領域の
夫々に、複数の電極がピッチpで並んだ電極パターン部
を有し、且つ各領域の電極パターン部が、各電極をp/
Nずつずらして配置された構成である電極パターンを有
する固定体と、 該固定体に対して移動可能に設けてあり、上記電極パタ
ーンに対向する複数の誘電体製の歯よりなる誘電体歯パ
ターンを有する移動体とよりなり、 上記複数の電極パターン部のうち、選択された一の電極
パターン部に、駆動電圧が印加される構成としたことを
特徴とする静電ステッピングモータ。 - 【請求項2】 径方向上分割されたN(2以上の整数)
の同心円状の領域の夫々に、複数の電極がピッチpで並
んだ電極パターン部を有し、且つ各領域の電極パターン
部が、各電極をp/Nずつずらして配置された構成であ
る電極パターンを有するステータと、 該ステータに対して回転可能に設けてあり、上記電極パ
ターンに対向する放射状に配された複数の誘電体製の歯
よりなる誘電体歯パターンを有するロータとよりなり、 上記複数の電極パターン部のうち、選択された一の電極
パターン部に、駆動電圧が印加される構成としたことを
特徴とする静電ステッピングモータ。 - 【請求項3】 周方向上分割されたN(2以上の整数)
の扇形状の領域の夫々に、複数の電極がピッチpで並ん
だ電極パターン部を有し、且つ各領域の電極パターン部
が、各電極をp/Nずつずらして配置された構成である
電極パターンを有するステータと、 該ステータに対して回転可能に設けてあり、上記電極パ
ターンに対向する放射状に配された複数の誘電体製の歯
よりなる誘電体歯パターンを有するロータとよりなり、 上記複数の電極パターン部のうち、選択された一の電極
パターン部に、駆動電圧が印加される構成としたことを
特徴とする静電ステッピングモータ。 - 【請求項4】 径方向上及び周方向上分割されたN(2
以上の整数)の同心円状且つ扇形状の領域の夫々に、複
数の電極がピッチpで並んだ電極パターン部を有し、且
つ各領域の電極パターン部が、各電極をp/Nずつずら
して配置された構成である電極パターンを有するステー
タと、 該ステータに対して回転可能に設けてあり、上記電極パ
ターンに対向する放射状に配された複数の誘電体製の歯
よりなる誘電体歯パターンを有するロータとよりなり、 上記複数の電極パターン部のうち、選択された一の電極
パターン部に、駆動電圧が印加される構成としたことを
特徴とする静電ステッピングモータ。 - 【請求項5】 上記電極パターンは、上記ステータのN
の領域のうち、ステータの中心に近い領域の電極パター
ン部は、半径方向上の長さが長い電極を有し、ステータ
の外周寄りの領域の電極パターン部には、半径方向の長
さが短い電極を有する構成としたことを特徴とする請求
項2乃至4のうちいずれか一項記載の静電ステッピング
モータ。 - 【請求項6】 上記電極パターンは、上記ステータのN
の領域のうち、ステータの中心に近い領域の電極パター
ン部は、周方向上の長さが長い電極を有し、ステータの
外周寄りの領域の電極パターン部は、周方向の長さが短
い電極を有する構成としたことを特徴とする請求項2乃
至4のうちいずれか一項記載の静電ステッピングモー
タ。 - 【請求項7】 円板状の磁気記憶媒体と、 該磁気記憶媒体に添接したヘッドと、 該ヘッドを該磁気記憶媒体の径方向に往復移動させ、実
質上停止している状態の磁気記憶媒体に実質上径方向に
延在するトラックを形成するヘッド往復移動手段と、 上記径方向に延在して形成された個々のトラックが上記
磁気記憶媒体の周方向に並んで形成されるように、上記
磁気記憶媒体をステップ的に回動させる、請求項2乃至
6のうちいずれか一項記載の静電ステッピングモータと
よりなる構成としたことを特徴とする磁気記憶装置。
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JP16973394A Expired - Fee Related JP3354009B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 静電ステッピングモータ及びこれを使用した磁気記憶装置 |
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JP2018201333A (ja) * | 2018-09-27 | 2018-12-20 | シチズン時計株式会社 | 静電誘導発電機およびこれを用いた充電回路 |
US10179078B2 (en) | 2008-06-05 | 2019-01-15 | Alterg, Inc. | Therapeutic method and device for rehabilitation |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP16973394A patent/JP3354009B2/ja not_active Expired - Fee Related
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