JPH08333580A - コークス炉押出機の押出ラム位置合わせ方法及びその装置 - Google Patents

コークス炉押出機の押出ラム位置合わせ方法及びその装置

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JPH08333580A
JPH08333580A JP16305895A JP16305895A JPH08333580A JP H08333580 A JPH08333580 A JP H08333580A JP 16305895 A JP16305895 A JP 16305895A JP 16305895 A JP16305895 A JP 16305895A JP H08333580 A JPH08333580 A JP H08333580A
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JP
Japan
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pushing ram
extruder
ram
extrusion ram
pusher
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16305895A
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English (en)
Inventor
Junichi Otsuka
純一 大塚
Michitaka Sakaida
道隆 境田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コークス炉押出機の自動定位置停止制御での
押出ラム位置合わせにおいて、位置合わせ精度の向上
と、位置合わせ時間の短縮を図る。 【構成】 押出ラム位置合わせ装置は、押出機5全体を
目標停止位置に停止させる、目標窯芯検出機構9と伴に
押出機5上に設置され、押出機デッキ27に設置され
た、押出ラム位置検出機構11、及び押出ラム位置を窯
芯に修正するために押出ラム6を微動させる、押出ラム
微動機構10と、それぞれの機構を制御する主コントロ
ーラ12とを有している。押出ラム微動機構10は、押
出ラム駆動装置8の前後2箇所に設置され、押出ラム6
の前後進をガイドし押出機走行方向に微動させる押出ラ
ム6を窯芯に位置修正する油圧シリンダ14と、該油圧
シリンダ14のシリンダ駆動用バルブスタンド13から
構成され、上記押出ラム位置検出機構11からの押出ラ
ム6中心と窯芯との位置偏差出力を取り込み、油圧シリ
ンダ微動量を決定する主コントローラ12により制御さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコークス炉の窯芯に対
し、押出ラムの自動位置合わせを精度よく且つ短時間に
行わせるようにした、コークス炉押出機の押出ラム位置
合わせ方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コークス炉押出機の押出ラム位置合わせ
は、窯中心に押出機中心を合わせることを目的として、
自動走行定位置停止制御が試みられてきた。押出機は、
押出ラムと炉壁との干渉を避けるために、押出位置にお
いて、押出窯中心と押出ラム中心を合わせる、高い位置
合わせ精度が要求される。押出ラムの押出窯中心への位
置制御に対し、従来技術では、押出機本体を微動させ、
押出窯中心と押出ラム中心を合わせるために、例えば実
開平3−92747号公報や特開昭59−109583
号公報では、油圧シリンダにより強制的に車輪または車
体をクランプし、停止させることとしたが、停止作業中
に働く押出機の約100〜600tの自重に基づく慣性
力により、高精度且つ短時間の位置合わせが困難であっ
た。また、押出ラムを位置合わせする従来技術として
は、特開平4−72386号公報のように、ITV等の
光学機器で窯口を自動観察し、窯芯を検出する方法があ
るが、窯口でのカーボン燃焼やリークガス燃焼等の外乱
により、確実な窯芯検出が困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、予め押出
機を停止精度±10mm程度に、前述の油圧シリンダ等
のクランプ方式または窯芯センサ等を用いた定位置停止
装置により粗停止した後に、位置合わせの修正が必要な
押出ラムのみを微動させることで、高精度且つ短時間で
押出窯中心と押出ラム中心を合わせることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決したものであり、押出機を停止目標位置に停止させた
後に、さらに押出機の押出ラムを押出機の走行方向に微
動し、炭化室窯口位置に位置合わせすることを特徴とす
るコークス炉押出機の押出ラム位置合わせ方法である。
【0005】また、押出機に搭載した押出ラムを押出機
の走行方向前後に微動させる駆動装置と、窯口に対する
押出ラムの走行方向の位置検出装置を有することを特徴
とするコークス炉押出機の押出ラム位置合わせ装置であ
る。
【0006】
【作用及び実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明
する。図1は押出ラム位置合わせ装置の構成図である。
この押出ラム位置合わせ装置は、押出機5全体を目標停
止位置に停止させる、目標窯芯検出機構9とともに押出
機5上に設置され、押出機デッキ27に設置された、押
出ラム位置検出機構11、及び押出ラム位置を窯芯に修
正するために押出ラム6を微動させる押出ラム微動機構
10と、それぞれの機構を制御する主コントローラ12
とを有している。
【0007】前記目標窯芯検出機構9、例えば特開平3
−97783号公報の技術を用いることが出来、壁等適
宜位置に設けている目標停止位置ターゲット板17の位
置を、窯芯センサ16で検出し、この信号により演算機
18で走行制御装置19を制御する。この走行制御装置
19により制御された走行モータ20により走行車輪2
1を回動させ、押出器5を走行軌条22上の目標位置ま
で移動させる。
【0008】押出ラム微動機構10は、押出ラム駆動装
置8の左右2箇所に設置され、押出ラム6の前後進をガ
イドし押出機走行方向にスライド可能なガイドローラ1
5と、該ガイドローラ15を押出機走行方向に微動させ
る押出ラム6を窯芯に位置修正する油圧シリンダ14
と、該油圧シリンダ14のシリンダ駆動用バルブスタン
ド13から構成され、上記押出ラム位置検出機構11か
らの押出ラム6中心と炭化室1の窯芯との位置偏差出力
を取り込み、油圧シリンダ微動量を決定する主コントロ
ーラ12により制御される。
【0009】押出ラム位置検出機構11による押出ラム
6中心と炭化室1の窯芯との位置偏差は、例えば図2に
示すように、窯口の炉蓋枠23に装着した位置検出板2
5と、押出ラムヘッド7の窯口での一旦停止位置の左右
2箇所に設けられている。そして、押出機デッキ27に
固定された変位計取付け架台26に取り付けられた、例
えば機械式変位計24により、位置検出板25と押出ラ
ムヘッド7の距離を測定することで演算する。ここで、
変位計はレーザ変位計でもかまわない。また、押出ラム
位置検出機構11は上述実施例に限らず、光、熱等適宜
センサーを用い押出ラム位置の検出を行って良いことは
当然である。
【0010】本発明の動作フローを図3により順次説明
する。押出機5は、コークスの排出を目的に、当該炭化
室1に向けて走行を開始する(ステップ1)。その間目
標窯芯検出機構9により押出機5の走行を制御し、窯芯
に対し±10mmの精度で自動停止する(ステップ
2)。
【0011】次に、炉蓋を取り外し(ステップ3)、押
出ラム6が前進を開始し(ステップ4)、窯口で一旦停
止する(ステップ5)。ここで、押出ラム位置検出機構
11により押出ラム6の中心と窯芯との位置偏差を検出
し(ステップ6)、位置偏差信号を主コントローラ12
に入力し、位置偏差許容値以内か否かの判定を行う(ス
テップ7)。ここで、許容値以内ならば押出可能であ
り、押出を開始する。位置偏差が許容値を越える場合
は、主コントローラ12で押出ラム位置修正移動量を計
算し、修正量だけの押出ラム6の微動をシリンダ駆動用
バルブスタンド13に指示し、油圧シリンダ14がガイ
ドローラ15を駆動し、これにより押出ラム6が微動さ
れ、押出ラム6の位置修正がなされる。ここで、再び押
出ラム6の中心と窯芯との位置偏差を検出し、許容値以
内になるまで前述の操作が繰り返され、許容値以内にな
れば押出を開始する。
【0010】
【発明の効果】本発明により、押出ラム6の位置合わせ
精度±5mmの確保が可能となる。また、公知技術であ
る、重量100〜600tの押出機全体を停止精度±5
mmの精度に収める位置合わせ装置と比べ、押出ラム6
のみを駆動させるため、駆動装置の小型化が可能であ
り、設備費低減に加えて、位置合わせ時間の短縮も可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】押出ラム位置検出機構を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例の動作フローを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 炭化室(窯) 2 炉壁 3 燃焼室 4 バックスティ 5 押出機 6 押出ラム 7 押出ラムヘッド 8 押出ラム駆動装置 9 目標窯芯検出機構 10 押出ラム微動機構 11 押出ラム位置検出機構 12 主コントローラ 13 シリンダ駆動用バルブスタンド 14 油圧シリンダ 15 ガイドローラ 16 窯芯センサ 17 目標停止位置ターゲット板 18 演算機 19 走行制御装置 20 走行モータ 21 走行車輪 22 走行軌条 23 炉蓋枠 24 変位計 25 位置検出板 26 変位計取付け架台 27 押出機デッキ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出機の押出ラムをコークス炉の炭化室窯
    口位置に位置合わせする方法において、押出機を停止目
    標位置に停止させた後に、さらに押出機の押出ラムを押
    出機の走行方向に微動し、炭化室窯口位置に位置合わせ
    することを特徴とするコークス炉押出機の押出ラム位置
    合わせ方法。
  2. 【請求項2】押出機に搭載した押出ラムを押出機の走行
    方向前後に微動させる駆動装置と、窯口に対する押出ラ
    ムの走行方向の位置検出装置を有することを特徴とする
    コークス炉押出機の押出ラム位置合わせ装置。
JP16305895A 1995-06-07 1995-06-07 コークス炉押出機の押出ラム位置合わせ方法及びその装置 Withdrawn JPH08333580A (ja)

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JP16305895A JPH08333580A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 コークス炉押出機の押出ラム位置合わせ方法及びその装置

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JP16305895A JPH08333580A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 コークス炉押出機の押出ラム位置合わせ方法及びその装置

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JPH08333580A true JPH08333580A (ja) 1996-12-17

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ID=15766380

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JP16305895A Withdrawn JPH08333580A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 コークス炉押出機の押出ラム位置合わせ方法及びその装置

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Effective date: 20020903