JPH0762350A - 押出機のラム調芯装置 - Google Patents

押出機のラム調芯装置

Info

Publication number
JPH0762350A
JPH0762350A JP20928093A JP20928093A JPH0762350A JP H0762350 A JPH0762350 A JP H0762350A JP 20928093 A JP20928093 A JP 20928093A JP 20928093 A JP20928093 A JP 20928093A JP H0762350 A JPH0762350 A JP H0762350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ram
extruder
carbonization chamber
detector
fine adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP20928093A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Funaki
進 船木
Shunichiro Hanamura
俊一郎 花村
Masahito Kimura
昌仁 木村
Yoshihito Morimoto
善仁 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OTTO KK
Otto Corp
Original Assignee
OTTO KK
Otto Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OTTO KK, Otto Corp filed Critical OTTO KK
Priority to JP20928093A priority Critical patent/JPH0762350A/ja
Publication of JPH0762350A publication Critical patent/JPH0762350A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coke Industry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は特許請求の範囲第1項に記載され
た構成即ち、押出機のラム調従来技術による欠点を除去
し、ドアが前方に傾斜した時又はドアが左右に傾斜した
時にドアに対し、これに迅速かつ正確に適合しうるコー
クス炉のドアリフタを創造することを目的とする。 【構成】 炭化室2中のラム3の左右の空隙を測定す
る、押出機1の炉側に付設した検出器4と、検出器4の
信号により押出機1を移動させる炉側の停止位置微調整
装置5と、反炉側の床面上に各炭化室2に対応して設け
た位置ターゲット6と、位置ターゲット6の位置を測定
する押出機1の反炉側に付設した検出器7と、検出器7
の信号により押出機1を移動させる反炉側の停止位置微
調整装置8とを設けたことを特徴とする押出機のラム調
芯装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コークス炉の押出機の
ラム芯を炭化室の中心に自動的に合わせるための、押出
機のラム調芯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来押出機のラムと炭化室の中心の芯合
わせは先ず運転者が目視し、中心が合っていなければ駆
動装置のインチングを行い、中心の芯合わせを行ってい
た。
【0003】また、軌条の間で床面上に設置したブロッ
クを油圧シリンダにより作動される2つの回動アームに
よりクランプすることにより押出機においてラムと炭化
室の間隙を調整するものが公知である(実開平3−92
747号)。しかしこの装置は押出機を両側で即ち第1
軌条側と第2軌条側とで微調整するものではない。
【0004】押出機が所定の停止位置に停止したとき、
押出機の炉側は停止しても、反炉側は押出機自体の振れ
や、ねじれにより押出機の炉側の停止位置からずれるこ
とが多い。このずれにより押出機のラム中心は炭化室の
中心と合致しなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術によ
る上記のような欠点を除去し、コークス炉の押出機のラ
ム芯を炭化室の中心に、運転者の操作によることなく自
動的に調芯させる装置を創造することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は特許請求
の範囲第1項に記載された構成即ち、押出機のラム調芯
装置において、炭化室2中のラム3の左右の空隙を測定
する、押出機1の炉側に付設した検出器4と、検出器4
の信号により押出機1を移動させる炉側の停止位置微調
整装置5と、反炉側の床面上に各炭化室2に対応して設
けた位置ターゲット6と、位置ターゲット6の位置を測
定する押出機1の反炉側に付設した検出器7と、検出器
7の信号により押出機1を移動させる反炉側の停止位置
微調整装置8とを設け、それによって押出機1の炉側の
みならず、反炉側でも押出機1の停止位置を微調整し
て、押出機の振れやねじれによる位置のずれを矯正する
ようにしたことによって解決される。
【0007】
【実施例】図1〜図4は本発明による押出機のラム調芯
装置を示す。押出機1は炉側の第1軌条上と反炉側の第
2軌条上を転動する車輪を介して軌条上に支持されてい
る。押出機1の中央にはラム3が設けられており、ラム
3はコークス炉10の炉蓋9を取り外した後、炭化室2
中に進入する。炭化室2中のラム3の左右の空隙の差を
測定するために、ラム3の傍らで押出機1に検出器4が
設けられている。検出器4はラム3の両側の全部で4つ
の所定の間隔で配列され、計測可能距離を有するレーザ
センサ4a、4b、4c及び4dから成る。両端のレー
ザセンサ4aと4dはコークス炉10の炭化室2の壁の
端にレーザ光を投射し、反射光を受光できる位置にあ
る。内側のレーザセンサ4bと4cはラム3の傍らをレ
ーザ光を投射し、レーザ光は計測可能距離を越えて炭化
室2中へ投射されるのでこれによる反射光がなく、レー
ザセンサ4bと4cには反射光の受光がない。押出機1
において炉側12の第1軌条側に停止位置微調整装置5
が設けられており、停止位置微調整装置5は炭化室2中
のラム3の左右の空隙の差をなくするように修正するた
め炉側で押出機1を微調整するために役立つ。
【0008】一方押出機1は反炉側13の第2軌条側で
炭化室2のラム3の中心の位置を測定するためラム3の
中心に検出器7を備え、検出器7にはメジャーシリンダ
11が接続されている。反炉側で炭化室2の中心位置の
測定のために、炭化室2の相互間隔と等しい間隔で床面
上に配置された炭化室2の数と同数の位置ターゲット6
が設けられ、押出機1が停止して炉蓋取りが行われた後
炉側で炭化室2とラム3の左右の空隙の差が修正され、
引き続き押出機1のラム3の中心と位置ターゲット6ま
での距離を測定する。相応して押出機1の反炉側での微
調整のための停止位置微調整装置8が押出機1の反炉側
に設けられている。
【0009】押出機1は目標炭化室2に自動走行状態か
ら自動停止し、炉蓋9の取り外しを行う。次に押出機1
のラム3の中心と炭化室2の中心を調芯し、それからラ
ム3を炭化室2に向かって前進させる。
【0010】炉側の停止位置微調整装置5は、図2に示
すように、ラム3を炭化室2の入口まで前進停止させ、
押出機1の炉側12に取付けられたレーザセンサであ
る、検出器4で、炭化室2とラム3の左右の間の空隙を
検出し、その際レーザセンサ4aと4dが反射光の受光
によりマーク信号、レーザセンサ4bと4cが反射光を
受光しないことによりスペース信号を発する場合にラム
3の中心は炭化室2の中心と合致していて炭化室2中の
ラム3の左右の空隙の差はない。しかし炭化室2の入口
にてラム3の左右の空隙の差(ΔL1 mm)がある場合
には左右の空隙の差が許容差以内におさまるまで、停止
位置微調整装置5(図3)を駆動して微調整し、炭化室
2の中心とラム3の中心が合致する(調芯された)位置
で押出機1を停止させる。以上の操作で炉側12の調芯
が完了する。その時、この調整量ΔL1 mmを記憶して
おき、押出作業終了後炉蓋の取付け直前に、停止位置微
調整装置5により押出機をΔL1 だけ戻す。こうして炉
蓋の取付けが容易となる。
【0011】次に反炉側13の位置合わせ制御を行う。
この位置合わせはラム3は15m程度のストロークをも
って炭化室2中に進入するので、ラム3の先端のみなら
ず、ラム3の後端でも調芯される必要があるためであ
る。このために予め反炉側13の第2軌条側で床面上に
位置ターゲット6を各炭化室2の相互間隔に相応した間
隔で設置しておく。位置ターゲット6は、それぞれ炭化
室2の中心線よりLmmの位置に設置する。位置ターゲ
ット6の数は炭化室2と同数とする。位置合わせ制御の
ための調整代計測は、レーザセンサである検出器7に接
続したメジャシリンダ11で左右に移動させ、L±ΔL
2 mmを計測し、±ΔL2 分の距離を信号として停止位
置微調整装置8に送信して停止位置微調整装置8の作動
により、反炉側で押出機1を±ΔL2 mm移動させる。
以上の操作で反炉側13の調芯が完了する。
【0012】なおこの移動距離±ΔL2 mmを記憶装置
に記憶しておき、押出作業終了後炉蓋の取付け直前に距
離±ΔL2 mmだけ押出機1を反炉側で元に戻すために
利用する。
【0013】押出作業終了後炉蓋の取付け直前に炉側と
反炉側とで押出機1をそれぞれ上記の距離だけ戻すこと
により炉蓋取付けが容易になる。なお、炭化室2が熱変
形して、ラム3の中心と炭化室2の中心との合致状態が
くずれても、ラム3を炭化室2中に進入させる時には常
に検出器4により炭化室2中のラム3の左右の空隙の差
を測定しているので、停止位置微調整装置5により常に
上記のずれを矯正することができる。一方反炉側13で
は位置ターゲット6は床面上に固定されているので、炭
化室2が熱変形してラムの中心と炭化室2の中心線とが
ずれると、前記Lmmは変化する。このため検出器4の
信号により押出機1を炉側で停止位置微調整装置5によ
り微小移動させた際に、その微調整距離の信号を反炉側
13に送り、これを5〜10データ記憶しておいて、l
mmを補正するような学習機能が停止位置微調整装置5
に付設されている。
【0014】また、ラム3が押出の途中で炭化室2の壁
に接触した場合に、反炉側13の停止位置微調整装置8
により押出機1を微小移動させるが、この距離も記憶し
ておき、停止位置微調整装置8による次回の調芯データ
として利用する。
【0015】
【発明の効果】押出機のラムの中心がコークス炉の炭化
室の入口のみでなく、反炉側のラムの後端でも炭化室中
心と調芯されるので、ラムは押出行程の間中炭化室の壁
に振れることがない。従ってラムが炭化室の壁を損傷す
ることがない。本発明によって押出機ラムの芯合わせが
自動化されるから、押出機の運転が全自動化され、無人
化が可能となる。
【0016】コークス炉が熱変形して、炭化室中心がず
れても、学習機能を加えてあるので、炉側及び反炉側で
常に調芯が迅速に行われることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による押出機のラム調芯装置が適
用されるラム中心と炭化室中心の関係位置を示す断面図
である。
【図2】図2は本発明による押出機のラム調芯装置が適
用される押出機とコークス炉の関係位置を示す断面図で
ある。
【図3】図3は本発明による押出機のラム調芯装置にお
けるコークス炉移動機械と停止位置微調整装置の連結を
示す側面図である。
【図4】図4は本発明による押出機のラム調芯装置にお
けるコークス炉移動機械と停止位置微調整装置の連結を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 押出機 2 炭化室 3 ラム 4 検出器 5 停止位置微調整装置 6 位置ターゲット 7 検出器 8 停止位置微調整装置 9 炉蓋 10 コークス炉 11 メジャーシリンダ 12 炉側 13 反炉側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 善仁 福岡県飯塚市横田45−1、株式会社オット ー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化室(2)中のラム(3)の左右の空
    隙を測定する、押出機(1)の炉側に付設した検出器
    (4)と、検出器(4)の信号により押出機(1)を移
    動させる炉側の停止位置微調整装置(5)と、反炉側の
    床面上に各炭化室(2)に対応して設けた位置ターゲッ
    ト(6)と、位置ターゲット(6)の位置を測定する押
    出機(1)の反炉側に付設した検出器(7)と、検出器
    (7)の信号により押出機(1)を移動させる反炉側の
    停止位置微調整装置(8)とを設けたことを特徴とする
    押出機のラム調芯装置。
  2. 【請求項2】 押出機(1)のラム(3)の押出作業に
    おいて、炭化室(2)及び位置ターゲット(6)の位置
    に対し、ラム(3)の位置を微調整した時、これらの微
    調整距離を記憶し,押出作業後の炉蓋取付けの際これら
    の微調整距離に応じて炭化室(2)の中心及び位置ター
    ゲット(6)とラム3の中心との距離を補正するような
    学習機能を有する、請求項1記載の押出機のラム調芯装
    置。
JP20928093A 1993-08-24 1993-08-24 押出機のラム調芯装置 Withdrawn JPH0762350A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20928093A JPH0762350A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 押出機のラム調芯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20928093A JPH0762350A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 押出機のラム調芯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0762350A true JPH0762350A (ja) 1995-03-07

Family

ID=16570335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20928093A Withdrawn JPH0762350A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 押出機のラム調芯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0762350A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100508508B1 (ko) * 2000-12-21 2005-08-17 주식회사 포스코 코크스 오븐 도어의 탈착 유도장치
KR100812704B1 (ko) * 2002-06-21 2008-03-12 주식회사 포스코 오븐 도어 익스트렉터 수직센터 유도장치
CN114525144A (zh) * 2021-09-10 2022-05-24 上海梅山钢铁股份有限公司 一种实现推焦车推焦杆准确对中装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100508508B1 (ko) * 2000-12-21 2005-08-17 주식회사 포스코 코크스 오븐 도어의 탈착 유도장치
KR100812704B1 (ko) * 2002-06-21 2008-03-12 주식회사 포스코 오븐 도어 익스트렉터 수직센터 유도장치
CN114525144A (zh) * 2021-09-10 2022-05-24 上海梅山钢铁股份有限公司 一种实现推焦车推焦杆准确对中装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2148517C1 (ru) Устройство для сборки автомобильного кузова или его узлов и способ сборки автомобильного кузова или его узлов
JPH0762350A (ja) 押出機のラム調芯装置
JP2007168441A (ja) インキング装置及び対応する調整方法
US7219606B2 (en) Method and apparatus for measuring, setting and controlling longitudinal and lateral register as well as parallelness of the printing register in a multicolor printing machine
KR20010090235A (ko) 스카핑머신의 자동제어장치
KR100314840B1 (ko) 열연권취기의 스트립 미단 자동정지 제어방법
JP2002071311A (ja) 光学的な密度測定用の走査方法及び走査装置
KR100506632B1 (ko) 급준도 측정장치
KR100317958B1 (ko) 코크스 압출기의 센터링 측정 및 제어장치
KR100624241B1 (ko) 박판 용접 방법 및 장치
JPH0875895A (ja) 燃料棒周溶接装置
JPH01226482A (ja) コンベア同期装置の位置合わせ方法
JPH0753288B2 (ja) ロ−ル調整方法
CN116653411B (zh) 一种用于印刷工艺的纸张纠偏装置及纠偏方法
JP3075113B2 (ja) コークス炉移動機の炉蓋装着確認装置
JPS6391253A (ja) オフセツト印刷機の見当合せ方法及びその装置
JPH08333580A (ja) コークス炉押出機の押出ラム位置合わせ方法及びその装置
JPH0763514A (ja) 窯芯検出装置
JP2599733Y2 (ja) コークス炉用炉蓋と炉蓋脱着装置の中心の合致・不合致を判別する装置
KR100202015B1 (ko) 비데오카세트레코더의헤드높이측정자동화장치
JPS58180582A (ja) コ−クス炉作業機械の走行制御装置
JP2001323274A (ja) コークス炉のガイド車等の芯合わせ方法
JPH0350635B2 (ja)
JP2003145303A (ja) 面取り方法および面取り装置
KR0154940B1 (ko) 브이씨알의 헤드 정밀 위치 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001031