JP2002071311A - 光学的な密度測定用の走査方法及び走査装置 - Google Patents
光学的な密度測定用の走査方法及び走査装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 時間を比較的節約することができ、被走査測
定対象の場所で「オンライン」測定にも使用できる光学
的な密度測定用の走査方法および走査装置を提供するこ
と。 【解決手段】 センサ手段が複数の測定ヘッド１４を含
み且つ選ばれた１つの測定ヘッド１４’によって行われ
た、印刷媒体１３上で印刷媒体１３の搬送方向に測定対
象１７に対する所定の間隔で配設された基準対象２０の
検出に依存してそれに基づいて動作した測定ヘッド１４
が測定対象１７を検出し且つ走査することを考慮する。
そのために、測定対象１７が測定テープとして形成され
ており、これが印刷媒体１３の搬送方向に対して斜め横
にその幅に沿って延在し且つ線状に配設された、特定の
色密度値の測定領域１９の連鎖を有する。基準対象２０
として、別の測定テープ１７の個々の測定領域１９を使
用可能である。
定対象の場所で「オンライン」測定にも使用できる光学
的な密度測定用の走査方法および走査装置を提供するこ
と。 【解決手段】 センサ手段が複数の測定ヘッド１４を含
み且つ選ばれた１つの測定ヘッド１４’によって行われ
た、印刷媒体１３上で印刷媒体１３の搬送方向に測定対
象１７に対する所定の間隔で配設された基準対象２０の
検出に依存してそれに基づいて動作した測定ヘッド１４
が測定対象１７を検出し且つ走査することを考慮する。
そのために、測定対象１７が測定テープとして形成され
ており、これが印刷媒体１３の搬送方向に対して斜め横
にその幅に沿って延在し且つ線状に配設された、特定の
色密度値の測定領域１９の連鎖を有する。基準対象２０
として、別の測定テープ１７の個々の測定領域１９を使
用可能である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも１つの
印刷媒体上に配設された測定対象がセンサ手段によって
走査される前記測定対象の光学的な密度測定用の走査装
置を駆動するための走査方法と、さらに前記走査方法を
実施するための走査装置とに関する。
印刷媒体上に配設された測定対象がセンサ手段によって
走査される前記測定対象の光学的な密度測定用の走査装
置を駆動するための走査方法と、さらに前記走査方法を
実施するための走査装置とに関する。
【０００２】従来の技術から、例えば独国特許第 196 5
0 223 号公開公報から、このような走査方法及びこのよ
うな走査装置は公知である。この場合、光学的な密度測
定のために印刷媒体が進行中の印刷工程から取り出され
且つ測定台装置に配置及び調節され、１つ又はそれ以上
の印刷媒体上に配設された測定対象がセンサによって測
定される。この場合、光学的密度が単に「オフライン」
で測定できることが不充分である。
0 223 号公開公報から、このような走査方法及びこのよ
うな走査装置は公知である。この場合、光学的な密度測
定のために印刷媒体が進行中の印刷工程から取り出され
且つ測定台装置に配置及び調節され、１つ又はそれ以上
の印刷媒体上に配設された測定対象がセンサによって測
定される。この場合、光学的密度が単に「オフライン」
で測定できることが不充分である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って、この課題は、
冒頭に述べた形式の走査方法と前記走査方法の実施に利
用される走査装置を構成することであり、それによって
比較的時間を節約する方法で被走査測定対象の場所で
「オンライン」測定にも使用できる選別された密度測定
が実施可能である。
冒頭に述べた形式の走査方法と前記走査方法の実施に利
用される走査装置を構成することであり、それによって
比較的時間を節約する方法で被走査測定対象の場所で
「オンライン」測定にも使用できる選別された密度測定
が実施可能である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題は、方法技術上
の観点で、印刷媒体上に配設された基準対象の位置と、
この基準対象に対する測定対象の相対的位置との検出に
依存して測定対象が走査されることによって解決され
る。
の観点で、印刷媒体上に配設された基準対象の位置と、
この基準対象に対する測定対象の相対的位置との検出に
依存して測定対象が走査されることによって解決され
る。
【０００５】基準対象の検出及びそれによって限定され
た測定対象の走査の制御が本発明による走査方法に特徴
的であり、この走査方法は「オンライン」又は「インラ
イン」で、つまり進行中の印刷工程中に使用可能であ
る。
た測定対象の走査の制御が本発明による走査方法に特徴
的であり、この走査方法は「オンライン」又は「インラ
イン」で、つまり進行中の印刷工程中に使用可能であ
る。
【０００６】印刷工程の制御運転において、すなわち印
刷媒体の搬送速度が近似的に一定であるとき、本発明に
よる走査方法の一変形は、印刷媒体とこの印刷媒体の搬
送方向に延長する基準対象と測定対象との間の所定の間
隔の進行中に検出される速度に応じて基準対象の検出の
時点よりも時間的に遅れて開始された走査が解除できる
ことである。この場合、印刷方向に時間的な基準系があ
る。
刷媒体の搬送速度が近似的に一定であるとき、本発明に
よる走査方法の一変形は、印刷媒体とこの印刷媒体の搬
送方向に延長する基準対象と測定対象との間の所定の間
隔の進行中に検出される速度に応じて基準対象の検出の
時点よりも時間的に遅れて開始された走査が解除できる
ことである。この場合、印刷方向に時間的な基準系があ
る。
【０００７】装置技術上の観点で、上記の課題は、少な
くとも１つの印刷媒体上に配設された測定対象とこの測
定対象を走査するためのセンサ手段とを具備した走査装
置において、このセンサ手段が複数の測定ヘッドを備
え、且つ少なくとも１つの印刷媒体上に測定対象に対す
る所定の間隔で配設された基準対象の少なくとも１つの
選択された測定ヘッドによって実行された検出に依存し
てそれに基づいて作動した測定ヘッドが測定対象を走査
することによって解決されている。この走査装置は、そ
れによって特にいわゆる「インライン」測定に、すなわ
ち進行中の印刷工程での測定に使用可能である。
くとも１つの印刷媒体上に配設された測定対象とこの測
定対象を走査するためのセンサ手段とを具備した走査装
置において、このセンサ手段が複数の測定ヘッドを備
え、且つ少なくとも１つの印刷媒体上に測定対象に対す
る所定の間隔で配設された基準対象の少なくとも１つの
選択された測定ヘッドによって実行された検出に依存し
てそれに基づいて作動した測定ヘッドが測定対象を走査
することによって解決されている。この走査装置は、そ
れによって特にいわゆる「インライン」測定に、すなわ
ち進行中の印刷工程での測定に使用可能である。
【０００８】本発明の好ましい継続形成は、測定対象が
その長手方向延長に近似的に印刷媒体の搬送方向に対し
て斜め横に延長する座標方向に延長する測定テープに沿
って形成されており、この測定テープが特定の色密度値
の測定領域の線状に配設された連鎖を有し、この測定ヘ
ッドのそれぞれに検出及び走査用の少なくとも１つの測
定部分が割当てられており、それによって正確に且つ校
正可能の密度測定を実施することができる。そのため
に、基準対象として測定テープの少なくとも１つの測定
領域を設けることによって、同じ又は別の測定テープを
基準測定に使用することができる。
その長手方向延長に近似的に印刷媒体の搬送方向に対し
て斜め横に延長する座標方向に延長する測定テープに沿
って形成されており、この測定テープが特定の色密度値
の測定領域の線状に配設された連鎖を有し、この測定ヘ
ッドのそれぞれに検出及び走査用の少なくとも１つの測
定部分が割当てられており、それによって正確に且つ校
正可能の密度測定を実施することができる。そのため
に、基準対象として測定テープの少なくとも１つの測定
領域を設けることによって、同じ又は別の測定テープを
基準測定に使用することができる。
【０００９】本発明による走査装置のその他の好ましい
実施形態及び継続形成は、従属請求項から読み取ること
ができる。
実施形態及び継続形成は、従属請求項から読み取ること
ができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を利用して本発明
の実施形態をより詳しく説明する。
の実施形態をより詳しく説明する。
【００１１】図１は、第１実施形態における本発明によ
る走査装置１０の具体例を示し、これは進行中の印刷工
程中に印刷機１１の中に収容されたロール１２を介して
搬送された、例えば印刷レール若しくは紙レール又は印
刷全紙のような印刷媒体１３の濃度計による測定に利用
される。そのために、走査装置１０は、本実施形態にお
いて本質的に互いに等距離に離間して配設された測定ヘ
ッド１４の配設を含み、この測定ヘッド１４の配設は、
案内レール１６上で移動可能に軸支された往復台装置１
５上に組み付けられている。案内レール１６は、往復台
装置１５と一緒に印刷媒体１３の搬送方向に対して斜め
横に延在し、且つ測定ロールとして利用される印刷機１
１のロール１２を介して、しかも前記印刷機の版胴軸に
対して平行に組み付けられているため、走査装置１０は
往復台装置１５によって搬送方向に対して斜め横に且つ
それによってロール１２を介して案内された紙レール１
３の幅に沿って移動可能である。その場合、本実施形態
において印刷媒体１３上に、つまり印刷全紙又は印刷レ
ール上に１つの測定テープとして形成された測定対象１
７が光学的な密度測定のために取り付けられており、こ
の測定テープ１７は１つの線状に配設された測定領域１
９の列を含み、且つ搬送方向に対して斜め横に、すなわ
ち印刷媒体１３の幅の方向に延在する。各測定領域１９
は、それぞれ一定の色密度値を有する。本発明による走
査装置１０を初期化するために、印刷媒体１３上に搬送
方向に測定テープ１７に対して所定の間隔で位置決めマ
ークが基準対象２０として前置されており、本実施形態
において基準対象２０を検出するためにもう１つの測定
ヘッド１４’を設けており、これが搬送方向に限定され
た座標軸を基準にして他の測定ヘッド１４に対して後置
されている；割当てられた測定ヘッド１４’によって前
記のような位置決めマーク２０を検出することによっ
て、走査装置１０の中に収容され且つ基準測定用に設け
られた測定ヘッド１４’に隣接して配設されたトリガユ
ニット２２のトリガ信号が生じる；電気的リード線２３
を介して、このトリガ信号が電子制御装置２４に供給さ
れ且つ処理され、その後この処理された信号がもう１つ
の電気的リード線２３’を介してデータ処理装置２５に
転送される。データ処理装置２５で実行された制御プロ
グラムとの協動により、データ処理装置２５と電気的に
作用接続した位置検査装置２６が駆動され、これが走査
装置１０を印刷方向に対して斜め横に移動し且つ基準対
象に依存して前記走査装置が測定ヘッド１４’によって
光学的な密度を測定する。それと平行に走査装置１０に
取付けられた経路測定センサ２７によって測定された往
復台装置１５の相対的な位置によって印刷媒体１３の搬
送方向に対して直角に、並びに測定された密度推移によ
って、測定対象の位置が搬送方向に対して直角に検出さ
れる。
る走査装置１０の具体例を示し、これは進行中の印刷工
程中に印刷機１１の中に収容されたロール１２を介して
搬送された、例えば印刷レール若しくは紙レール又は印
刷全紙のような印刷媒体１３の濃度計による測定に利用
される。そのために、走査装置１０は、本実施形態にお
いて本質的に互いに等距離に離間して配設された測定ヘ
ッド１４の配設を含み、この測定ヘッド１４の配設は、
案内レール１６上で移動可能に軸支された往復台装置１
５上に組み付けられている。案内レール１６は、往復台
装置１５と一緒に印刷媒体１３の搬送方向に対して斜め
横に延在し、且つ測定ロールとして利用される印刷機１
１のロール１２を介して、しかも前記印刷機の版胴軸に
対して平行に組み付けられているため、走査装置１０は
往復台装置１５によって搬送方向に対して斜め横に且つ
それによってロール１２を介して案内された紙レール１
３の幅に沿って移動可能である。その場合、本実施形態
において印刷媒体１３上に、つまり印刷全紙又は印刷レ
ール上に１つの測定テープとして形成された測定対象１
７が光学的な密度測定のために取り付けられており、こ
の測定テープ１７は１つの線状に配設された測定領域１
９の列を含み、且つ搬送方向に対して斜め横に、すなわ
ち印刷媒体１３の幅の方向に延在する。各測定領域１９
は、それぞれ一定の色密度値を有する。本発明による走
査装置１０を初期化するために、印刷媒体１３上に搬送
方向に測定テープ１７に対して所定の間隔で位置決めマ
ークが基準対象２０として前置されており、本実施形態
において基準対象２０を検出するためにもう１つの測定
ヘッド１４’を設けており、これが搬送方向に限定され
た座標軸を基準にして他の測定ヘッド１４に対して後置
されている；割当てられた測定ヘッド１４’によって前
記のような位置決めマーク２０を検出することによっ
て、走査装置１０の中に収容され且つ基準測定用に設け
られた測定ヘッド１４’に隣接して配設されたトリガユ
ニット２２のトリガ信号が生じる；電気的リード線２３
を介して、このトリガ信号が電子制御装置２４に供給さ
れ且つ処理され、その後この処理された信号がもう１つ
の電気的リード線２３’を介してデータ処理装置２５に
転送される。データ処理装置２５で実行された制御プロ
グラムとの協動により、データ処理装置２５と電気的に
作用接続した位置検査装置２６が駆動され、これが走査
装置１０を印刷方向に対して斜め横に移動し且つ基準対
象に依存して前記走査装置が測定ヘッド１４’によって
光学的な密度を測定する。それと平行に走査装置１０に
取付けられた経路測定センサ２７によって測定された往
復台装置１５の相対的な位置によって印刷媒体１３の搬
送方向に対して直角に、並びに測定された密度推移によ
って、測定対象の位置が搬送方向に対して直角に検出さ
れる。
【００１２】往復台装置１５による走査装置１０の並進
運動の偏差は、印刷された測定対象の位置並びに基準対
象の位置を利用して、測定ロール１２の箇所に進入する
測定テープ１７と一致しながら走査装置１０の往復台装
置１５が幅の方向に所望の位置に移動されるように行わ
れる。通過する印刷媒体１３上で一緒に案内される測定
テープ１７は、それによって所望の位置で走査装置１０
の測定ヘッドで検出可能である。密度検出用に設けられ
た各測定ヘッド１４は、それぞれ測定テープ１７上に割
当てられた測定部分１９’を測定し、すなわち密度測定
用に設けられた各測定ヘッド１４が往復台装置１５によ
って前記測定ヘッドにそれぞれ割当てられた測定部分１
９’の上方に案内される。本実施形態において、１つの
測定テープ１７に収容された測定部分１９’が２つの測
定域１９’’を含み、それぞれ個々の測定域１９’’が
異なる色密度値の測定領域１９を含む。測定精度を改善
するために、走査装置１０が閃光露出装置３０を有し、
この閃光露出装置は、１つの光源と、測定ヘッドの数に
対応する複数の光ファイバ３０’とを備え、この光源か
ら放出された測定光がそれぞれ１つの光ファイバ３０’
を介してこの光ファイバと通信する測定ヘッドに光学的
に供給される。それぞれの光ファイバ３０’を介して閃
光露出装置３０と光学的に作用接続された各測定ヘッド
は、走査過程の時間間隔の測定光パルスを受け取り、そ
れぞれの被走査測定領域１９が充分且つ限定して照明さ
れている。閃光露出装置３０の駆動並びに測定ヘッド１
４の走査過程の解除は、制御装置２４によって行われ
る。
運動の偏差は、印刷された測定対象の位置並びに基準対
象の位置を利用して、測定ロール１２の箇所に進入する
測定テープ１７と一致しながら走査装置１０の往復台装
置１５が幅の方向に所望の位置に移動されるように行わ
れる。通過する印刷媒体１３上で一緒に案内される測定
テープ１７は、それによって所望の位置で走査装置１０
の測定ヘッドで検出可能である。密度検出用に設けられ
た各測定ヘッド１４は、それぞれ測定テープ１７上に割
当てられた測定部分１９’を測定し、すなわち密度測定
用に設けられた各測定ヘッド１４が往復台装置１５によ
って前記測定ヘッドにそれぞれ割当てられた測定部分１
９’の上方に案内される。本実施形態において、１つの
測定テープ１７に収容された測定部分１９’が２つの測
定域１９’’を含み、それぞれ個々の測定域１９’’が
異なる色密度値の測定領域１９を含む。測定精度を改善
するために、走査装置１０が閃光露出装置３０を有し、
この閃光露出装置は、１つの光源と、測定ヘッドの数に
対応する複数の光ファイバ３０’とを備え、この光源か
ら放出された測定光がそれぞれ１つの光ファイバ３０’
を介してこの光ファイバと通信する測定ヘッドに光学的
に供給される。それぞれの光ファイバ３０’を介して閃
光露出装置３０と光学的に作用接続された各測定ヘッド
は、走査過程の時間間隔の測定光パルスを受け取り、そ
れぞれの被走査測定領域１９が充分且つ限定して照明さ
れている。閃光露出装置３０の駆動並びに測定ヘッド１
４の走査過程の解除は、制御装置２４によって行われ
る。
【００１３】図２は、部分正面図で、印刷媒体１３上に
この印刷媒体１３の搬送方向に対してほぼ斜め横に取り
付けられた測定テープ１７の一実施形態を示す。本発明
による走査装置１０に含まれた測定ヘッド１４の数に対
応して、測定テープ１７は、本実施形態で同じに形成さ
れた複数の相前後して配設された測定域１９’’を有す
る。そのために、各測定域１９’’は本実施形態におい
てそれぞれ４つの測定領域１９を含み、各測定領域１９
が一定の色密度値を有する。各測定ヘッド１４には、そ
れぞれ２つの隣接する測定域１９’’が割当てられてお
り、これら２つの測定域１９’’は中心に中間配設され
た狭い軌道１９’’’によって互いに分離されている。
１つの測定サイクルで、限定された測定領域と軌道の密
度とが測定される。それによって、この測定テープの位
置変化も可能な収縮も検出され、且つ印刷媒体の搬送方
向に対して斜め横の測定ヘッドの位置決めに考慮され
る。
この印刷媒体１３の搬送方向に対してほぼ斜め横に取り
付けられた測定テープ１７の一実施形態を示す。本発明
による走査装置１０に含まれた測定ヘッド１４の数に対
応して、測定テープ１７は、本実施形態で同じに形成さ
れた複数の相前後して配設された測定域１９’’を有す
る。そのために、各測定域１９’’は本実施形態におい
てそれぞれ４つの測定領域１９を含み、各測定領域１９
が一定の色密度値を有する。各測定ヘッド１４には、そ
れぞれ２つの隣接する測定域１９’’が割当てられてお
り、これら２つの測定域１９’’は中心に中間配設され
た狭い軌道１９’’’によって互いに分離されている。
１つの測定サイクルで、限定された測定領域と軌道の密
度とが測定される。それによって、この測定テープの位
置変化も可能な収縮も検出され、且つ印刷媒体の搬送方
向に対して斜め横の測定ヘッドの位置決めに考慮され
る。
【００１４】図３は、概略的図示で本発明による走査装
置１０のもう１つの実施形態を示す。この場合、例えば
紙レールのような印刷媒体１３は、印刷機１１の印刷ユ
ニット３２によって案内され且つ測定ロール１２を介し
て方向転換される。第１の実施形態の場合と同様に、同
じく測定ロール１２を介して配設された走査装置１０の
本実施形態は、測定テープ１７を検出するための複数の
等距離に配設された測定ヘッド１４を備え、走査装置１
０は、往復台装置１５によって測定ロール１２の版胴軸
に沿って移動可能である。第１の実施形態の場合と同様
に、測定ロール１２の転換方向へ走査装置１０と相対的
に基準対象２０として設けられた位置決めマークを検出
するための独立した測定ヘッド１４’が固定して配設さ
れている。全ての測定ヘッド１４，１４’は、電子制御
装置２４と電気的に作用接続されている。印刷ユニット
３２を有する印刷ロール３２’に設けられ且つ印刷ロー
ル３２’の進行中に角度位置ψを検出する測定値センサ
を介して、この電子制御装置２４がさらに進行中の現在
の角度位置測定値ψを受け取り、且つこの測定値を処理
する。一方で、割当てられた測定ヘッド１４’を用いて
基準対象若しくは位置決めマーク２０の検出によって基
準対象の位置が基準となる印刷ロールの角度位置ψを基
準として検出され、他方では、基準対象の位置及び進行
中に角度位置ψを利用して電子制御装置２４によって測
定領域の走査が起動され並びに基準対象自体の検出用の
検索窓が設定される。測定ヘッド１４、閃光装置３０並
びに往復台装置１５は、電子制御装置２４によって測定
領域の走査用並びに搬送方向に対して斜め横に移動する
運動の実施用のトリガ信号及び調整信号を受け取る。電
子制御装置２４と電気的に作用接続された工程管理台３
４を介して、一方でこの電子制御装置２４に発生する測
定データが呼出可能且つ同時に可視化可能であり、他方
でデータをその箇所で進行する制御プロセスに供給可能
である。
置１０のもう１つの実施形態を示す。この場合、例えば
紙レールのような印刷媒体１３は、印刷機１１の印刷ユ
ニット３２によって案内され且つ測定ロール１２を介し
て方向転換される。第１の実施形態の場合と同様に、同
じく測定ロール１２を介して配設された走査装置１０の
本実施形態は、測定テープ１７を検出するための複数の
等距離に配設された測定ヘッド１４を備え、走査装置１
０は、往復台装置１５によって測定ロール１２の版胴軸
に沿って移動可能である。第１の実施形態の場合と同様
に、測定ロール１２の転換方向へ走査装置１０と相対的
に基準対象２０として設けられた位置決めマークを検出
するための独立した測定ヘッド１４’が固定して配設さ
れている。全ての測定ヘッド１４，１４’は、電子制御
装置２４と電気的に作用接続されている。印刷ユニット
３２を有する印刷ロール３２’に設けられ且つ印刷ロー
ル３２’の進行中に角度位置ψを検出する測定値センサ
を介して、この電子制御装置２４がさらに進行中の現在
の角度位置測定値ψを受け取り、且つこの測定値を処理
する。一方で、割当てられた測定ヘッド１４’を用いて
基準対象若しくは位置決めマーク２０の検出によって基
準対象の位置が基準となる印刷ロールの角度位置ψを基
準として検出され、他方では、基準対象の位置及び進行
中に角度位置ψを利用して電子制御装置２４によって測
定領域の走査が起動され並びに基準対象自体の検出用の
検索窓が設定される。測定ヘッド１４、閃光装置３０並
びに往復台装置１５は、電子制御装置２４によって測定
領域の走査用並びに搬送方向に対して斜め横に移動する
運動の実施用のトリガ信号及び調整信号を受け取る。電
子制御装置２４と電気的に作用接続された工程管理台３
４を介して、一方でこの電子制御装置２４に発生する測
定データが呼出可能且つ同時に可視化可能であり、他方
でデータをその箇所で進行する制御プロセスに供給可能
である。
【００１５】従って、図１及び図３に具体例を示した実
施形態に関して本発明の走査方法の基礎となるトリガ用
の以下の機能原理が生じる：このトリガは、印刷ロール
３２’に設けられた回転センサ又は角度センサとして形
成された測定値センサに依存して行われ、この測定値セ
ンサは測定対象１７と基準対象２０との間の所定の間隔
に基づき印刷媒体１３の搬送方向にある基準対象２０及
び測定対象１７の箇所と正確に同期可能であるため、前
記測定値センサを介して検出された印刷ロール３２’の
角度ψの値が基準対象２０の箇所に対して相対的に関係
する測定対象１７の位置の基準である。基準対象２０の
検出用に設けられた測定ヘッド１４’は、電子制御装置
２４によって角度センサ及び可能な基準対象の角度位置
から導出された場所窓（Ortsfenster）を備え、その内
部で測定ヘッド１４’が基準対象２０を検索する。検出
された基準対象２０で、電子制御装置２４の測定ヘッド
１４’は対応する信号を引き渡し、電子制御装置２４は
時間的に前記信号と一致する角度ψの値を照会し、記憶
し且つフィルタアルゴリズムを介して現在の、別の動作
の基準となる基準対象の角度位置を検出する。それと平
行に若しくは時間的にずれて、印刷ロール半径を考慮し
て算出されたトリガ角度ψＴに達したとき、このトリガ
角度が基準対象の角度位置及び基準対象２０と測定対象
１７の間隔に対して機能的関係にあり、且つそれによっ
て密度測定用に考慮された測定対象１７を検出するため
の窓として利用され、電子制御装置２４によって閃光装
置及び測定ヘッドへトリガ信号が解除され、それによっ
て閃光装置が測定ヘッドと一緒にそれぞれの測定対象の
密度を測定する。走査過程中に、各測定ヘッド１４がこ
の測定ヘッドにそれぞれ割当てられた測定域１９’’の
内部で第２図に従って中間配設された軌道１９’’’を
検出する。それぞれの軌道１９’’’の測定は、搬送方
向に対して斜め横に測定ヘッド位置の校正を可能にす
る。このトリガ原理は、それによって搬送速度がまだ一
定でないとき、すでに印刷機１１の高速運転中に好まし
く使用可能である。さらに、このトリガ方法は、基準対
象をまだ検出できないが、測定対象の位置が知られてい
る場合に好ましく高速運転に使用することができる。
施形態に関して本発明の走査方法の基礎となるトリガ用
の以下の機能原理が生じる：このトリガは、印刷ロール
３２’に設けられた回転センサ又は角度センサとして形
成された測定値センサに依存して行われ、この測定値セ
ンサは測定対象１７と基準対象２０との間の所定の間隔
に基づき印刷媒体１３の搬送方向にある基準対象２０及
び測定対象１７の箇所と正確に同期可能であるため、前
記測定値センサを介して検出された印刷ロール３２’の
角度ψの値が基準対象２０の箇所に対して相対的に関係
する測定対象１７の位置の基準である。基準対象２０の
検出用に設けられた測定ヘッド１４’は、電子制御装置
２４によって角度センサ及び可能な基準対象の角度位置
から導出された場所窓（Ortsfenster）を備え、その内
部で測定ヘッド１４’が基準対象２０を検索する。検出
された基準対象２０で、電子制御装置２４の測定ヘッド
１４’は対応する信号を引き渡し、電子制御装置２４は
時間的に前記信号と一致する角度ψの値を照会し、記憶
し且つフィルタアルゴリズムを介して現在の、別の動作
の基準となる基準対象の角度位置を検出する。それと平
行に若しくは時間的にずれて、印刷ロール半径を考慮し
て算出されたトリガ角度ψＴに達したとき、このトリガ
角度が基準対象の角度位置及び基準対象２０と測定対象
１７の間隔に対して機能的関係にあり、且つそれによっ
て密度測定用に考慮された測定対象１７を検出するため
の窓として利用され、電子制御装置２４によって閃光装
置及び測定ヘッドへトリガ信号が解除され、それによっ
て閃光装置が測定ヘッドと一緒にそれぞれの測定対象の
密度を測定する。走査過程中に、各測定ヘッド１４がこ
の測定ヘッドにそれぞれ割当てられた測定域１９’’の
内部で第２図に従って中間配設された軌道１９’’’を
検出する。それぞれの軌道１９’’’の測定は、搬送方
向に対して斜め横に測定ヘッド位置の校正を可能にす
る。このトリガ原理は、それによって搬送速度がまだ一
定でないとき、すでに印刷機１１の高速運転中に好まし
く使用可能である。さらに、このトリガ方法は、基準対
象をまだ検出できないが、測定対象の位置が知られてい
る場合に好ましく高速運転に使用することができる。
【００１６】その選択肢として、本発明による走査方法
のトリガ変形は、次の機能原理を有する：トリガは、基
準対象２０の検出に依存してそのために設けられた測定
ヘッド１４によって行われる；基準対象２０と測定対象
１７の間の間隔は、搬送方向に事前に決定され且つ電子
制御装置２４に記憶されているので、電子制御装置２４
は、検出された基準対象２０でこの結果に対して時間的
に遅れた走査装置１０へのトリガ信号が解除され、それ
によって走査装置１０がその並進偏差運動を実行し且つ
測定箇所に、すなわち測定ロール１２の箇所に進入する
測定対象１７を走査する。この場合、このトリガ信号の
時間的な遅れが基準対象２０と測定対象１７の間の所定
の間隔及び印刷機１１の中の印刷媒体１３の進行中に検
出された搬送速度の機能的依存関係にある。このトリガ
変形は、搬送速度が近似的に一定の速度値を取る場合、
印刷機１１の制御駆動若しくは継続印刷段階中に好まし
く使用可能である。
のトリガ変形は、次の機能原理を有する：トリガは、基
準対象２０の検出に依存してそのために設けられた測定
ヘッド１４によって行われる；基準対象２０と測定対象
１７の間の間隔は、搬送方向に事前に決定され且つ電子
制御装置２４に記憶されているので、電子制御装置２４
は、検出された基準対象２０でこの結果に対して時間的
に遅れた走査装置１０へのトリガ信号が解除され、それ
によって走査装置１０がその並進偏差運動を実行し且つ
測定箇所に、すなわち測定ロール１２の箇所に進入する
測定対象１７を走査する。この場合、このトリガ信号の
時間的な遅れが基準対象２０と測定対象１７の間の所定
の間隔及び印刷機１１の中の印刷媒体１３の進行中に検
出された搬送速度の機能的依存関係にある。このトリガ
変形は、搬送速度が近似的に一定の速度値を取る場合、
印刷機１１の制御駆動若しくは継続印刷段階中に好まし
く使用可能である。
【００１７】この両方のトリガ変形において、トリガ信
号は角度位置測定値センサの箇所と密度測定箇所との間
の紙延長に従って、基準対象２０若しくは紙レール１３
上の位置マークが測定箇所の付近で走査されることによ
って、連続的に修正することを考慮することができる。
また低い光学的密度によって印刷媒体１３に印刷された
基準対象を確実に検出できるようにするために、トリガ
信号の修正はアナログ又はディジタルフィルタによって
行うことができる。印刷媒体１３上の基準対象に類似の
要素が基準対象２０として非意図的に検出されることを
回避するために、基準対象２０用の検索窓若しくは場所
窓を限定することができ、その位置はトリガ信号と相対
的に決定される。この検索窓は、基準対象２０の予期さ
れる通過前に開かれ且つ基準対象２０の検出後に閉じら
れる。さらに、基準対象２０として例えば密度測定用に
設けられた測定テープ１７の個々の測定領域１９も使用
することができる。最後に、通過マークも基準対象２０
として使用可能である。
号は角度位置測定値センサの箇所と密度測定箇所との間
の紙延長に従って、基準対象２０若しくは紙レール１３
上の位置マークが測定箇所の付近で走査されることによ
って、連続的に修正することを考慮することができる。
また低い光学的密度によって印刷媒体１３に印刷された
基準対象を確実に検出できるようにするために、トリガ
信号の修正はアナログ又はディジタルフィルタによって
行うことができる。印刷媒体１３上の基準対象に類似の
要素が基準対象２０として非意図的に検出されることを
回避するために、基準対象２０用の検索窓若しくは場所
窓を限定することができ、その位置はトリガ信号と相対
的に決定される。この検索窓は、基準対象２０の予期さ
れる通過前に開かれ且つ基準対象２０の検出後に閉じら
れる。さらに、基準対象２０として例えば密度測定用に
設けられた測定テープ１７の個々の測定領域１９も使用
することができる。最後に、通過マークも基準対象２０
として使用可能である。
【００１８】図４は、電子制御装置２４の具体的な構成
を示し、これは工程管理台３４としてのパーソナルコン
ピュータの対応するインタフェース用のコネクタ２４’
を備えたＰＣ挿入基板として形成されている。電子制御
装置２４は、複数の入力／出力インタフェース３６，３
７，３８，３９を有し、それらのうち第１のインタフェ
ース３６は、印刷媒体１３の搬送方向に対して斜め横に
向けられた座標軸を基準にして往復台装置１５の相対的
な位置を決定するために走査装置１０の位置検査装置２
６に割当てられた経路測定センサ２７と電気的に作用接
続されており、経路測定センサ２７は、好ましくは零指
標を有する増分センサとして形成されている。第２のイ
ンタフェース３７は、走査装置１０の並進運動操作用に
設けられ、且つ本実施形態でシリアルＲＳ４２２インタ
フェースとして形成されており、他方、第３のインタフ
ェース３８は測定ヘッド１４による濃度計の測定値検出
に利用され、且つそれによって必要なシリアルＲＳ４２
２インタフェースよりも高いデータ伝送速度用に形成さ
れており、さらに第４のインタフェース３９は一方で印
刷ロール３２’に角度位置の受入れ用に配設された測定
値センサ４０の測定値検出にも基準対象検出用に設けら
れた測定ヘッド１４’の測定値検出にも利用され、他方
では、測定ヘッド１４，１４’にトリガ信号を伝送する
ために設けられている。
を示し、これは工程管理台３４としてのパーソナルコン
ピュータの対応するインタフェース用のコネクタ２４’
を備えたＰＣ挿入基板として形成されている。電子制御
装置２４は、複数の入力／出力インタフェース３６，３
７，３８，３９を有し、それらのうち第１のインタフェ
ース３６は、印刷媒体１３の搬送方向に対して斜め横に
向けられた座標軸を基準にして往復台装置１５の相対的
な位置を決定するために走査装置１０の位置検査装置２
６に割当てられた経路測定センサ２７と電気的に作用接
続されており、経路測定センサ２７は、好ましくは零指
標を有する増分センサとして形成されている。第２のイ
ンタフェース３７は、走査装置１０の並進運動操作用に
設けられ、且つ本実施形態でシリアルＲＳ４２２インタ
フェースとして形成されており、他方、第３のインタフ
ェース３８は測定ヘッド１４による濃度計の測定値検出
に利用され、且つそれによって必要なシリアルＲＳ４２
２インタフェースよりも高いデータ伝送速度用に形成さ
れており、さらに第４のインタフェース３９は一方で印
刷ロール３２’に角度位置の受入れ用に配設された測定
値センサ４０の測定値検出にも基準対象検出用に設けら
れた測定ヘッド１４’の測定値検出にも利用され、他方
では、測定ヘッド１４，１４’にトリガ信号を伝送する
ために設けられている。
【００１９】本発明による走査方法は、測定ヘッドの調
節若しくは校正用に使用可能であり、測定ヘッド１４の
正確な位置決めのために測定領域１９若しくは測定域１
９’’と相対的に印刷媒体１３の搬送方向に対して斜め
横の測定領域１９は、割当てられた測定ヘッド１４が徐
々に移動し且つ密度最大値若しくは密度最小値が検索さ
れることによって識別される。その他の点では付加的に
冷却ロールの機能も満たすことができる測定ロール１２
が印刷機１１の乾燥装置に後置されているので、測定技
術的に検出された位置若しくは個々の軌道１９’’’の
間隔を介して測定ヘッド間隔の調節によって紙の可能な
収縮を補償することができる。測定テープ１７は印刷媒
体１３上の印刷像として印刷することができる。
節若しくは校正用に使用可能であり、測定ヘッド１４の
正確な位置決めのために測定領域１９若しくは測定域１
９’’と相対的に印刷媒体１３の搬送方向に対して斜め
横の測定領域１９は、割当てられた測定ヘッド１４が徐
々に移動し且つ密度最大値若しくは密度最小値が検索さ
れることによって識別される。その他の点では付加的に
冷却ロールの機能も満たすことができる測定ロール１２
が印刷機１１の乾燥装置に後置されているので、測定技
術的に検出された位置若しくは個々の軌道１９’’’の
間隔を介して測定ヘッド間隔の調節によって紙の可能な
収縮を補償することができる。測定テープ１７は印刷媒
体１３上の印刷像として印刷することができる。
【００２０】さらに、測定対象１７の位置決定のために
複数の基準対象２０が設けられており、これらが少なく
とも印刷方向に対して斜め横に配設することを考慮する
ことができる。それによって、センサ手段の位置決めで
通常発生する印刷媒体１３の横収縮を補償的に考慮する
ことができる。この場合、基準対象２０の位置、測定対
象１７に対する基準対象２０の間隔及び印刷対象の位置
並びに基準系の状態に依存してこのセンサ手段を横方向
に、測定対象がセンサ手段を通過するときに横位置を所
望の位置に置くように位置決めすることができる。基準
対象２０の位置用の基準系として、例えば印刷ロール
（印刷方向）の角度位置のような機械量又は機械中心
（横方向）との間隔が考慮されている。従って、一方で
基準対象２０の検出と、他方で位置センサに関係する測
定対象１７の絶対的位置によって時間的にずれた測定対
象１７の走査とが可能である。すでに印刷工程の高速運
転中に、すなわち基準対象がまだ検出できないとき、密
度測定を行うことができるようにするため、測定対象の
好適な量で、知られている記憶された基準対象の位置に
起用される。
複数の基準対象２０が設けられており、これらが少なく
とも印刷方向に対して斜め横に配設することを考慮する
ことができる。それによって、センサ手段の位置決めで
通常発生する印刷媒体１３の横収縮を補償的に考慮する
ことができる。この場合、基準対象２０の位置、測定対
象１７に対する基準対象２０の間隔及び印刷対象の位置
並びに基準系の状態に依存してこのセンサ手段を横方向
に、測定対象がセンサ手段を通過するときに横位置を所
望の位置に置くように位置決めすることができる。基準
対象２０の位置用の基準系として、例えば印刷ロール
（印刷方向）の角度位置のような機械量又は機械中心
（横方向）との間隔が考慮されている。従って、一方で
基準対象２０の検出と、他方で位置センサに関係する測
定対象１７の絶対的位置によって時間的にずれた測定対
象１７の走査とが可能である。すでに印刷工程の高速運
転中に、すなわち基準対象がまだ検出できないとき、密
度測定を行うことができるようにするため、測定対象の
好適な量で、知られている記憶された基準対象の位置に
起用される。
【００２１】この走査方法及び走査装置は、色測定若し
くはスペクトル測定にも適用可能である。
くはスペクトル測定にも適用可能である。
【図１】 印刷媒体を方向転換する印刷機の測定ロール
を介してこの印刷媒体の搬送方向に対して斜め横に並進
運動可能に配設され、走査装置が少なくとも１つの印刷
媒体上に取り付けられた基準対象及び測定対象を検出す
るための複数の測定ヘッドを有する、本発明による走査
装置の一実施形態の簡素化した基本的な正面図である。
を介してこの印刷媒体の搬送方向に対して斜め横に並進
運動可能に配設され、走査装置が少なくとも１つの印刷
媒体上に取り付けられた基準対象及び測定対象を検出す
るための複数の測定ヘッドを有する、本発明による走査
装置の一実施形態の簡素化した基本的な正面図である。
【図２】 測定対象が測定テープとしてその中に順番に
配設された特定の色密度値の測定領域によって形成され
た、光学的な密度測定用の印刷媒体の搬送方向に対して
斜め横に配設された測定対象の一実施形態の部分平面図
である。
配設された特定の色密度値の測定領域によって形成され
た、光学的な密度測定用の印刷媒体の搬送方向に対して
斜め横に配設された測定対象の一実施形態の部分平面図
である。
【図３】 走査装置によって検出された測定値の処理及
び走査装置の制御用に設けられた電子制御装置を具備し
た印刷機の中に収容した走査装置の別の実施形態の側面
図である。
び走査装置の制御用に設けられた電子制御装置を具備し
た印刷機の中に収容した走査装置の別の実施形態の側面
図である。
【図４】 測定値の受入れ及び制御信号出力用の複数の
入力／出力インタフェースを有する、本発明による走査
装置に属し且つデータ処理装置に接続するために設けら
れた電子制御装置の原理略図である。
入力／出力インタフェースを有する、本発明による走査
装置に属し且つデータ処理装置に接続するために設けら
れた電子制御装置の原理略図である。
１０ 走査装置 １１ 印刷機 １２ ロール １３ 印刷媒体 １４ 測定ヘッド（センサ手段） １４’ 測定ヘッド １５ 往復台装置 １７ 測定対象（測定テープ） １９ 測定領域 １９’ 測定部分 １９’’ 測定域 ２０ 基準対象 ２４ 電子制御装置 ３２’ ロール ψ 回転角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｔ 1/00 ４３０ Ｇ０６Ｔ 1/00 ４３０Ｊ (72)発明者 トーマス・シュミット ドイツ・79669・ツェル（イム・ヴィーゼ ンタール）・フライアッツェンバッヒャー シュトラーセ・33 (72)発明者 アルミン・ヴァイヒマン ドイツ・Ｄ−86438・キッシンク・ミュン ヒナー・シュトラーセ・22ｄ Ｆターム(参考） 2F065 AA03 BB01 BB27 CC02 DD06 FF65 KK02 LL03 MM07 PP15 UU04 UU06 UU09 2G020 AA08 DA43 2G059 AA02 AA05 BB10 EE12 EE13 GG00 GG07 JJ17 MM05 MM10 5B047 AA01 BA01 BB01 BC08 BC16 BC18 BC23 CA01 CA08 CB09 CB22 DC09
Claims (22)
- 【請求項１】 少なくとも１つの印刷媒体上に配設され
た測定対象の光学的な密度測定及び／又は色測定若しく
はスペクトル測定用の走査装置を駆動するための走査方
法であって、前記測定対象がセンサ手段によって走査さ
れるものにおいて、 １つの印刷媒体（１３）上に配設された基準対象（２
０）の位置と、この基準対象（２０）に対する測定対象
（１７）の相対的位置との検出に依存して前記測定対象
（１７）が走査されることを特徴とする走査方法。 - 【請求項２】 基準対象（２０）の検出に依存して活性
化されたセンサ手段（１４）の並進運動で測定対象（１
７）が走査されることを特徴とする請求項１に記載の走
査方法。 - 【請求項３】 基準対象（２０）の検出時点でそれに一
致する、印刷媒体（１３）を案内するロール（３２’）
の回転角（ψ）が測定され且つ記憶されることを特徴と
する請求項２に記載の走査方法。 - 【請求項４】 ロール（３２’）の直径、測定された回
転角（ψ）及び印刷媒体（１３）の搬送方向に延長する
基準対象（２０）と測定対象（１７）との間の所定の間
隔に応じて回転角増分が事前に計算され、且つこの回転
角増分に達したとき測定対象が走査されることを特徴と
する請求項３に記載の走査方法。 - 【請求項５】 印刷媒体（１３）及びこの印刷媒体（１
３）の搬送方向に延長する基準対象（２０）と測定対象
（１７）との間の所定の間隔の進行中に算出された速度
に応じて基準対象（２０）の検出時点よりも時間的に遅
れて開始された走査が解除されることを特徴とする請求
項１又は２に記載の走査方法。 - 【請求項６】 少なくとも１つの印刷媒体上に配設され
た測定対象と、この測定対象を走査するためのセンサ手
段とを具備した請求項１乃至５のいずれか１項に記載の
走査方法を実施するための走査装置において、 前記センサ手段が複数の測定ヘッド（１４）を備え、且
つ選ばれた１つの測定ヘッド（１４’）によって行われ
る、印刷媒体（１３）上で印刷媒体（１３）の搬送方向
に事前に決定された測定対象（１７）との間隔で配設さ
れた基準対象（２０）の検出に依存してそれに基づいて
作動した測定ヘッド（１４）が測定対象（１７）を検出
及び走査することを特徴とする走査装置。 - 【請求項７】 測定対象（１７）がその長手方向延長に
近似的に印刷媒体（１３）の搬送方向に対して斜め横に
延長する測定テープの延長の座標方向に沿って形成され
たことを特徴とする請求項６に記載の走査装置。 - 【請求項８】 測定テープ（１７）が線状に配設された
特定の色密度値の測定領域（１９）の連鎖を有すること
を特徴とする請求項７に記載の走査装置。 - 【請求項９】 各測定ヘッド（１４）に少なくとも１つ
の測定領域（１９）を有する検出及び走査用の測定部分
（１９’）が割当てられたことを特徴とする請求項８に
記載の走査装置。 - 【請求項１０】 各測定部分（１９’）が、１つの狭い
中間配設された軌道によって互いに離間した２つの隣接
する測定域（１９’’）を含むことを特徴とする請求項
９に記載の走査装置。 - 【請求項１１】 測定域（１９’’）がそれぞれ等しく
反復する色密度値の順序を有することを特徴とする請求
項１０に記載の走査装置。 - 【請求項１２】 各測定域（１９’’）がそれぞれ同じ
縦寸法の測定領域（１９）を有することを特徴とする請
求項１０又は１１に記載の走査装置。 - 【請求項１３】 各測定域（１９’’）がそれぞれ一定
の測定領域（１９）の数を有することを特徴とする請求
項１０乃至１２のいずれか１項に記載の走査装置。 - 【請求項１４】 各測定域（１９’’）が少なくとも１
つの最小及び最大の色密度値を有することを特徴とする
請求項１０乃至１３のいずれか１項に記載の走査装置。 - 【請求項１５】 基準対象（２０）として１つの測定テ
ープ（１７）の少なくとも１つの測定領域（１９）が設
けられたことを特徴とする請求項８乃至１４のいずれか
１項に記載の走査装置。 - 【請求項１６】 走査用に設けられた走査装置（１０）
の測定ヘッド（１４）が印刷媒体（１３）の搬送方向に
対して近似的に斜め横に延長する座標方向に沿って相前
後して配設されており、前記走査装置（１０）がこの座
標方向に沿って移動可能であることを特徴とする請求項
７乃至１５のいずれか１項に記載の走査装置。 - 【請求項１７】 走査装置（１０）が印刷媒体（１３）
を案内する印刷機（１１）のロール（１２）を介して配
設されたことを特徴とする請求項１６に記載の走査装
置。 - 【請求項１８】 測定ヘッド（１４）が走査装置（１
０）の往復台装置（１５）上に配設されており、この往
復台装置（１５）が印刷媒体（１３）の搬送方向に対し
て斜め横に延長する座標方向に沿って並進運動可能であ
ることを特徴とする請求項１６又は１７に記載の走査装
置。 - 【請求項１９】 往復台装置（１５）の並進運動の徐々
に規則的な運動によって密度測定用に指定された各測定
ヘッド（１４）がそれぞれ１つの前記測定ヘッドに割当
てられた測定部分（１９’）を密度測定用に設けられた
測定テープ（１７）上で走査することを特徴とする請求
項１８に記載の走査装置。 - 【請求項２０】 走査装置（１０）がロール（３２’）
の回転角を検出するために印刷媒体（１３）を案内する
ロール（３２’）に設けられた角度測定センサに電気的
に作用接続されたことを特徴とする請求項６乃至１９の
いずれか１項に記載の走査装置。 - 【請求項２１】 走査装置（１０）が電子制御装置（２
４）を有し、これが基準対象（２０）を検出する際にそ
れと時間的に一致するロール（３２’）の回転角を検出
し、それに対して事前に計算された回転角増分に達した
とき走査装置（１０）を作動することを特徴とする請求
項２０に記載の走査装置。 - 【請求項２２】 走査装置（１０）が電子制御装置（２
４）を有し、これが基準対象（２０）を検出する際に１
つの事前に計算された時間的に遅れた信号によって走査
装置（１０）を作動し、この信号の時間的遅れの基準が
関数的に基準対象（２０）と測定対象（１７）との間の
所定の間隔に依存することを特徴とする請求項２０に記
載の走査装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE10023128A DE10023128A1 (de) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | Abtastverfahren und Abtastvorrichtung zur optischen Dichtemessung |
| DE10023128.4 | 2000-05-11 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002071311A true JP2002071311A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=7641683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001135609A Withdrawn JP2002071311A (ja) | 2000-05-11 | 2001-05-02 | 光学的な密度測定用の走査方法及び走査装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20030095301A1 (ja) |
| EP (1) | EP1154260A3 (ja) |
| JP (1) | JP2002071311A (ja) |
| CA (1) | CA2347070A1 (ja) |
| DE (1) | DE10023128A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101161457B (zh) * | 2006-10-13 | 2011-05-18 | 海德堡印刷机械股份公司 | 颜色测量头定位装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101118222B (zh) | 2006-08-03 | 2012-07-04 | 海德堡印刷机械股份公司 | 具有两个不同地工作的测量装置的颜色测量设备 |
| DE102006050743A1 (de) * | 2006-10-27 | 2008-04-30 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Verfahren zur Voreinstellung von Messtakten eines Inline-Sensors |
| DE102009012815A1 (de) * | 2008-04-14 | 2009-10-15 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Messvorrichtung mit beweglicher Messeinrichtung in einer Druckmaschine |
| DE102008025420A1 (de) * | 2008-05-27 | 2009-12-03 | Manroland Ag | Vorrichtung zur Erfassung von Bildern vorbestimmter Ausschnitte eines in Bewegung befindlichen Druckerzeugnisses |
| DE102012207268A1 (de) * | 2012-05-02 | 2013-11-07 | Bst International Gmbh | Verfahren und Vorrichtung für die Farbmessung an einer laufenden Materialbahn |
| WO2021043715A1 (en) * | 2019-09-05 | 2021-03-11 | Philip Morris Products S.A | Determination of color printing quality of samples |
| CN114812617B (zh) * | 2022-07-01 | 2022-10-04 | 深圳市沃感科技有限公司 | 一种智能化倾角标定装置及其标定方法 |
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|---|---|---|---|---|
| DE3046417A1 (de) * | 1980-12-10 | 1982-07-29 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Vorrichtung zur steuerung einer rotationsdruckmaschine |
| DE3148076A1 (de) * | 1981-12-04 | 1983-06-09 | Salvat Editores, S.A., Barcelona | Anordnung zum messen und steuern der farbdichte eines drucks |
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