JP2001323274A - コークス炉のガイド車等の芯合わせ方法 - Google Patents

コークス炉のガイド車等の芯合わせ方法

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JP2001323274A
JP2001323274A JP2000146730A JP2000146730A JP2001323274A JP 2001323274 A JP2001323274 A JP 2001323274A JP 2000146730 A JP2000146730 A JP 2000146730A JP 2000146730 A JP2000146730 A JP 2000146730A JP 2001323274 A JP2001323274 A JP 2001323274A
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Kyoji Yoshida
京二 吉田
Yoshimasa Kamata
芳昌 鎌田
Koji Fujita
浩二 藤田
Tatsuya Kudo
達也 工藤
Yoshiji Hojo
由二 北条
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Nippon Steel Corp
Kobukuro Iron Works Co Ltd
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Nippon Steel Corp
Kobukuro Iron Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コークス炉に変形が生じている場合、全操業
窯の芯出しを無人運転で行うことができないという課題
がある。 【解決手段】 ガイド車を走行させて炉蓋取装置の中心
を炉蓋の中心に合わせ、その位置で目標芯センサーの中
心位置合わせを行い、内台車を移動させて格子の中心を
操業窯に合わせ、その内台車の移動距離の実測値Lを記
憶することにより初期調整作業を構成する。この後ガイ
ド車を走行させて目標芯センサーの中心検出動作に基づ
いて炉蓋取装置の中心が炉蓋の中心に適合する位置にガ
イド車を停止させ、ガイド車の停止位置における走行誤
差eを計測し、実測値Lに基づいてL−eの演算処理を
行い、該演算処理の結果L’を内台車の移動ストローク
として該内台車を移動させることにより芯合わせ作業を
構成する。 【効果】 初期調整作業を行うことによりコークス炉に
変形が生じている場合であっても無人で自動的にガイド
車等の芯合わせ作業を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコークス炉のガイド
車等の芯合わせ方法に関するものであり、特に内台車方
式のガイド車等の芯合わせ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコークス炉ガイド車の内台車方式
の芯合わせは、図11及び図12に示すように、コーク
ス炉1のガイド車2の炉蓋脱中心P1から所定間隔離れ
た位置に設けられた目標芯センサー3により、ガイド車
2の炉蓋脱中心P1が操業窯4の中心P2に一致する停
止位置を自動検出し、該センサー3の中心位置検出動作
に基づいてガイド車2を停止することにより、炉蓋脱中
心P1を操業窯中心P2に一致させることにより行って
いた。尚、このとき目標の停止位置P2に対してガイド
車2の実際の停止位置の走行停止誤差は±10mm以内
となり、この誤差の範囲内であれば、炉蓋の取出しに支
障はない。次に、ガイド車2の内台車5に設けられた炉
蓋取装置により操業窯の炉蓋を取り外し、その後、内台
車5で炉蓋を抱えたまま内台車5のみを内台車移動用の
油圧シリンダー6により矢印a方向に移動させ、操業窯
中心P2に内台車5の格子中心P3を合わせる作業が行
われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、長期間に亙
りコークス炉1を使用すると、コークス炉1がその炉団
方向(炉の長手方向)又は炉長方向(炉の幅方向)に伸
縮する変形が生じ、その変形は、炉団方向において炉の
左右両端に行くほど大きくなり、その結果、コークス炉
の左右両端に行くほど、各操業窯4の操業窯中心P2間
の距離Tのずれは大きくなっていた。従って、このよう
な変形を生じたコークス炉1において上記従来の自動芯
合わせ装置を用いると、目標芯センサー3で芯合わせを
自動的に行っても、その位置において操業窯中心P2と
炉蓋脱中心P1とが一致せず、そのずれが走行停止誤差
の許容範囲である±10mmを超えてしまう場合や、内
台車5を一定距離移動しても格子中心P3が操業窯中心
P2に一致しない場合が生じていた。従って、このよう
な場合には、その都度、目視により位置合わせを行わな
ければならず、操業窯4の全数(例えば100門)の全
てについて、自動運転(無人運転)で芯合わせを実施で
きないという問題があった。
【0004】本発明は、上述のように変形を生じたコー
クス炉においても、自動運転で芯合わせを行うことがで
きるコークス炉のガイド車等の芯合わせ方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、第1に、ガイド車を走行させて炉蓋取装置
の中心を炉蓋の中心に合わせて当該位置にガイド車を停
止させる作業と、該ガイド車の停止位置において目標芯
センサーのターゲットを該センサーの中心位置に合わせ
る作業と、該ガイド車の停止位置において内台車を移動
させて格子の中心を操業窯に合せるための該内台車の移
動距離の実測値Lを測定する作業とから初期調整作業を
構成し、かかる初期調整作業の後、上記ガイド車を走行
させて上記目標芯センサーの中心位置検出動作に基づい
て上記炉蓋取装置の中心を上記炉蓋の中心に適合する位
置に上記ガイド車を停止させる作業と、上記ガイド車の
当該停止位置における上記炉蓋の中心と上記炉蓋取装置
の中心との誤差eを計測する作業と、上記移動距離の実
測値Lと上記誤差eに基づいてL−e又はL+eの演算
処理を行う作業と、該演算処理の結果L’を上記内台車
の移動ストロークとして該内台車を移動させることによ
り上記格子の中心を上記操業窯に合わせる作業とから芯
合わせ作業を構成することを特徴とするコークス炉のガ
イド車等の芯合わせ方法により構成されるものである。
【0006】従って、ガイド車を走行させてその炉蓋取
装置の中心と例えば第1番目の操業窯の炉蓋の中心が適
合する位置で当該ガイド車を停止させる。ここで、当該
ガイド車の停止位置において目標芯センサーのターゲッ
トを該センサーの中心位置に合せる。この作業により、
後述の芯合わせ作業において上記目標芯センサーの中心
検出動作によりガイド車を炉蓋取出位置において自動停
止させることができる。次に、上記ガイド車の停止位置
において内台車を移動させその格子の中心を操業窯に合
わせるための該内台車の移動距離の実測値Lを測定し、
該実測値Lを制御装置等に記憶させる。そして、かかる
初期調整作業を各操業窯について順次行い、上記内台車
の移動距離の実測値L(L1,L2・・・)を各操業窯
毎に記憶する。
【0007】次に、上記初期調整作業の後、ガイド車を
走行させて例えば第1番目の操業窯において目標芯セン
サーの中心位置検出動作に基づいてガイド車を当該操業
窯の炉蓋の中心位置に自動的に停止させる。そして、こ
のときの炉蓋の中心と炉蓋取装置の中心との誤差eを計
測し、当該操業窯の上記移動距離の実測値Lを上記制御
装置等から読み出して上記誤差eに基づいてL−eの演
算処理を行う。
【0008】例えば、実測値L=2295mm 誤差e=−3mmの場合は、 L’=L−e=2295−(−3)=2298mm 誤差e=+3mmの場合は、 L’=L−e=2295−(+3)=2292mm となる。そして、かかる演算結果L’を上記第1番目の
操業窯の内台車の移動ストロークとして当該内台車を
L’の距離移動させ、内台車の格子を操業窯に適合させ
る。そして、かかる芯合せ作業を各操業窯毎に順次行
う。上記演算結果L’は、上記初期調整作業においてコ
ークス炉の変形等に基づく内台車の移動距離の実測値L
を考慮したものであり、上記ガイド車の自動停止位置に
おける誤差eをも考慮しているため、コークス炉に変形
等が生じていても各操業窯毎の芯出し作業を自動的に行
うことができる。尚、上記誤差eの正負が逆の場合は、
L+eの演算を行うことで同様の結果が得られる。
【0009】第2に、上記演算処理として、上記炉蓋取
装置の中心が上記炉蓋の中心より行き過ぎた場合は上記
実測値Lに上記誤差eを加算し、上記炉蓋取装置の中心
が上記炉蓋の中心に満たない場合は上記実測値Lから上
記誤差eを減算することにより上記L’を求めることを
特徴とする上記第1の発明記載のコークス炉のガイド車
等の芯合わせ方法により構成されるものである。第3
に、上記演算処理として、上記炉蓋取装置の中心が上記
炉蓋の中心に満たない場合は上記実測値Lに上記誤差e
を加算し、上記炉蓋取装置の中心が上記炉蓋の中心より
行き過ぎた場合は上記実測値Lから上記誤差eを減算す
ることにより上記L’を求めることを特徴とする請求項
1記載のコークス炉のガイド車等の芯合わせ方法により
構成されるものである。かかる演算処理により、ガイド
車が炉蓋の中心から行き過ぎた場合、又は炉蓋の中心に
満たない場合の誤差を考慮して内台車の格子を上記操業
窯の中心に合せるための該内台車の移動距離を定めるこ
とができる。第4に、上記初期調整作業を複数の操業窯
について各操業窯毎に順次行って各操業窯の上記移動距
離の実測値Lを記憶し、かかる初期調整作業の後、上記
各操業窯毎の上記実測値Lに基づいて上記芯合わせ作業
を各操業窯毎に順次行うことを特徴とする上記第1から
3のいずれかの発明記載のコークス炉のガイド車等の芯
合わせ方法により構成されるものである。
【0010】従って、各操業窯毎に上記初期調整作業を
行っておけば、その後は上記芯合わせ作業を行うことに
より、コークス炉に変形等があっても自動的に芯合わせ
を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は本発明のコークス炉ガイド車及びコ
ークス炉の平面図であり、11は横方向に複数の操業窯
12,・・・(例えば全数100門の操業窯)が並設さ
れたコークス炉であり、各操業窯12,・・・は各々炉
蓋13により閉鎖されている。尚、炉蓋13は各操業窯
12について同一なので炉蓋13以外の記載を便宜上省
略している。また、各操業窯12にはガイド車16の炉
蓋脱中心P1と、操業窯12の操業窯中心(炉蓋の中
心)P2の一致を検出するためのターゲット14が各操
業窯12に対応して所定位置に設けられている(図6参
照)。尚、ターゲット14は全操業窯12について操業
窯毎に設けられているが、その構成は同様なので上記タ
ーゲット14以外の記載を便宜上省略している。
【0013】15a、15b及び15cは、各々第1軌
条、第2軌条及び第3軌条であり、上記コークス炉11
の炉団方向に平行に敷設されている。
【0014】16は上記第1ないし第3軌条上に設置さ
れたコークス炉ガイド車であり、上記軌条15aないし
15cに沿ってコークス炉11の炉団方向に進行して、
各操業12毎に停止して、上記炉蓋13の着脱、該炉
蓋13の掃除、格子20の装着等を行うものである。
【0015】17は、上記ガイド車16内において、第
1及び第2軌条15a及び15bに沿って移動可能な内
台車であり、ガイド車16とは独立しており、通常は上
記ガイド車16と共にコークス炉11に平行に移動する
と共に、ガイド車16の停止時に、内台車移動用のシリ
ンダー18により矢印a方向又はb方向に移動して、図
1の炉蓋取出し位置と、図2の格子20の装着位置間を
移動可能となっている。
【0016】この内台車17には、炉蓋脱着機19、該
脱着機19を前後方向(矢印c,d方向)に駆動するシ
リンダー19a、格子20及び該格子20を前後方向
(矢印c,d方向)に駆動するシリンダー20aが設け
られており、該内台車17は、ガイド車16と共に矢印
b方向に走行し、後述する芯合わせ作業によって炉蓋脱
中心P1と操業窯中心(炉蓋の中心)P2とが一致する
停止位置(図1の位置)において、上記シリンダー19
aを伸縮させて炉蓋13の取り出し作業を行う。また、
取出した炉蓋13を90度回転させ、その状態で上記シ
リンダー18の伸張動作により矢印a方向に移動し、後
述する芯合せ作業によって、格子中心P3が操業窯中心
P2に適合する位置(図2の位置)まで移動する。そし
て、この位置においてシリンダー20aを伸縮させて格
子20を操業窯開口部12aに合わせる作業、及び炉蓋
掃除装置25により炉蓋13の掃除作業を行うものであ
る。
【0017】上記内台車移動用のシリンダー18は内台
車17の移動距離を計測するセンサー18bを内蔵して
おり(図10参照)、上記伸張動作時に該シリンダー1
8の移動ストロークに基づいて内台車17の移動距離を
運転室21において認識できるようになっている。ま
た、運転室21から指令により駆動手段18aを介して
指定した距離だけ上記シリンダー18を伸張させること
により上記内台車17を指定した距離だけ移動させるこ
とができるようになっている。ここで、本実施の形態で
は、上記炉蓋脱中心P1と格子中心P3間の距離は23
00mmであり、操業窯中心P2と格子中心P3を一致
させて格子20を操業窯開口12aに装着するには、コ
ークス炉11に変形がない場合は、図1の炉蓋脱中心P
1と操業窯中心P2が一致した位置から図2の格子中心
P3と操業窯中心P2が一致する位置まで上記内台車1
7を2300mm移動すれば良い。
【0018】22は(図1及び図6参照)、上記炉蓋脱
中心P1と操業窯中心P2との一致を検出するための目
標芯センサーであり、上記コークス炉ガイド車16の所
定位置(本実施の形態では、炉蓋脱中心P1から420
0mm離れた位置)に固設されている。かかるセンサー
22は、各操作窯12毎に設けられた上記ターゲット1
4が通過する断面凹状の検出部22aを有しており、該
検出部22aに光源22cとCCDラインセンサー等か
らなる撮像手段22bとからなる光センサーが設けられ
ている。一方、上記ターゲット14には図7(a)に示
すように、透孔14bを有するターゲット板14aが設
けられており、上記撮像手段22bで透孔14bを介し
て上記光源22cの光を受光検出することで、上記炉蓋
脱中心P1と操業窯中心P2との一致を検出し、該検出
に基づいて上記ガイド車16の走行を自動停止すること
ができるようになっている。また、上記ターゲット14
のターゲット板14aは四隅に設けられた横長孔14
c,・・・を介して中央に開口24aを有する基板24
にビス23止めされており、上記ビス23を緩めること
により上記横長孔14c,・・・の幅の範囲内で上記基
板24に対して左右方向にその位置を調整できるように
なっている。
【0019】図10は、本発明の電気的構成を示す図で
あり、18aは上記シリンダー18の駆動手段、18b
はシリンダーの移動ストロークを検出するためのセンサ
ー、22は上記目標芯センサーであり、該センサー22
は、ガイド車16の停止位置における走行停止誤差eを
検出するための誤差検出装置としても機能するものであ
る。29はガイド車16を駆動するための駆動手段、3
0は上記センサー18bの出力値及び後述の実測値を記
憶すると共に、後述の演算処理を行う演算装置を有し、
その他演算結果等に基づいて上記駆動手段18a及びガ
イド車駆動手段29等に対して駆動指令を与える制御装
置であり、上記制御装置30は電気室31(図5参照)
内に設置されている。
【0020】尚、図6において、32は上記ターゲット
14の支柱である。
【0021】本発明は上述のように構成されるものであ
り、次に本発明に係る芯合わせ方法における初期調整作
業、及び芯合わせ作業を説明する。 (1)初期調整作業 まず、ガイド車駆動手段29によりコークス炉ガイド
車16を軌条15aないし15cに沿って矢印b方向に
駆動し、運転室21より目視で操業窯中心(炉蓋の中
心)P2と炉蓋脱中心(炉蓋取装置の中心)P1との一
致を検出し、両中心P1,P2が一致した位置におい
て、手動にてガイド車16を停止させる(図1、及び図
8の停止位置A、図9の停止位置A’参照)。
【0022】かかる目視による位置合せは、図3に示す
ように、運転室21内の操作者が、運転室21の窓21
aから正面の操業窯側を見て、該操業窯のバックステ2
7aに設けられた第1番目(#1)の操業窯12の目印
(#1)と、運転室21側に設けられた目印28とが一
直線状になるように両目印を一致させることにより行
う。これにより、第1番目(#1)の操業窯12の中心
P2と炉蓋脱中心P1を一致させることができる。尚、
各バックステ27には第2番目以降の各操業窯12の目
印が順次付されており、第2番目以降の位置合わせも順
次同様の方法により行われる。 ここで目標芯センサー22の中心位置を、ターゲット
中心位置に調整する。即ち、上記ガイド車16の停止位
置において、図7(b)に示すように、ターゲット14
の中心位置gに目標芯センサー22の中心hが位置して
いない場合は、ターゲット板14aのビス23を緩めて
該ターゲット板14aを左右方向に移動させ、該ターゲ
ット板14aの中心位置gを目標芯センサー22の中心
位置h(図7(b)の二点鎖線の位置)となるように調
整する。これにより、目標芯センサー22の中心検出位
置を現在のガイド車16の停止位置(P1とP2が一致
する位置)に合わせることができる。 次に、ガイド車16の停止位置において内台車17を
移動させて格子の中心P3を操業窯12に合わせるため
の該内台車17の移動距離の実測値Lを測定する。具体
的には、内台車駆動用のシリンダー18を駆動して、内
台車17のみを矢印a方向に走行させ、該内台車17を
2300mm移動させ、図4(a)(b)に示すよう
に、そのときの格子中心P3と、操業窯12の両側のバ
ックステ27,27との距離T1、T2を作業員が測定
し、かかるT1、T2の測定結果から格子中心P3が操
業窯中心P2から左右方向にどれだけずれているかを測
定する。
【0023】ここで、炉蓋脱中心P1と格子中心P3は
上述のように2300mm離れているが、従来技術で説
明したように、コークス炉11の炉団方向又は炉長方向
のずれにより、格子中心P3を2300mm移動させて
も該格子中心P3が操業窯中心P2に一致せず、ずれを
生じる。
【0024】従って、上記測定結果がT1=T2の場合
はずれはないが、T1<T2の場合(図4(a)の場合)
は、T2−T1のずれが生じていることになるので、こ
のずれをs(ここでは第1番目の操業窯のずれなのでs
1とする)(例えばs1=+5mm)とすると(図8に
おける(イ)の停止位置B)、内台車を操業窯中心P2
に合わせるには、内台車17の移動距離は、2300−
s1(2295mm)となり、これを実測値L1とする
(図8の(イ)参照)。また、T1>T2の場合(図4
(b))、T2−T1のずれが生じているので、このず
れをs(ここでは第1番目の操業窯のずれなのでs1と
する)(例えばs1=−5mm)とすると(図9における
(イ)の停止位置B’)、内台車を操業窯中心P2に合わ
せるには、内台車17の移動距離は、2300+s1
(2305mm)となり、これを実測値L1とする(図
9の(イ)参照)。そして、上記実測値L1を、第1番
目の操業窯の値として制御装置30に記憶する。 そして、上記〜の測定作業を上記ガイド車16を
走行させながら全操業窯(100門)について順に行
い、各操業窯12における実測値L1〜L100を測定
する。ここで、各操業窯毎の実測値L1,L2,・・・
を各操業窯毎に対応付けて制御装置30に記憶する。
【0025】以上で、初期調整作業は終了する。次に、
上記ずれの実測値L(L1〜L100)を使用した芯合
わせ作業について説明する。 (2)芯合せ作業 まず、コークス炉ガイド車16を軌条15aないし1
5cに沿って矢印b方向に走行させ、目標芯センサー2
2で第1番目の操業窯12の操業窯中心P2と内台車1
7の炉蓋脱中心P1とが一致する位置にガイド車16を
自動停止させる。ここで、上記初期調整作業において、
目標芯センサー22の中心位置を合わせているので、操
業窯中心P2と炉蓋脱中心P1の適合する位置にガイド
車16を自動的に停止させることができる。このとき、
ガイド車16の実際の停止位置は操業窯中心P2の位置
より±10mm以内の走行停止誤差が生ずる。即ち、操
業窯中心P2より誤差(走行停止誤差)e(ここでは第
1番目の操業窯の誤差なのでe1とする)だけ行き過ぎ
た場合は、図8における(ロ)の停止位置C又は図9に
おける(ロ)の停止位置C’の位置で停止し、操業窯中
心P2より誤差e1だけ手前で停止した場合は、図8に
おける(ハ)の停止位置D又は図9における(ハ)の停
止位置D’で停止する。このとき、上記操業窯中心P2
と実際の停止位置(C,C’又はD,D’)との誤差e
1は目標芯センサー22の出力値に基づいて自動的に計
測され、同時に第1番目の操業窯12の誤差e1として
制御装置30に記憶される。また、この誤差e1は、ガ
イド車16が操業窯中心P2より行き過ぎた場合はマイ
ナス(図8の停止位置C又は図9の停止位置C’)、手
前の場合はプラス(図8の停止位置D又は図9の停止位
置D’)となるように設定している。ここで一例とし
て、行き過ぎた場合の誤差eを−3mm(図8の停止位
置C又は図9の停止位置C’)、手前で停止した場合の
誤差e1を+3mm(図8の停止位置D又は図9の停止
位置D’)とする。尚、かかる±10mm以内の走行停
止誤差eは炉蓋13の取出しには支障はなく、この停止
状態(C,C’又はD,D’の位置において)炉蓋取装
置19により第1番目の操業窯12の炉蓋13が取出さ
れ、該炉蓋13を90度回転させる。 次に、上記制御装置30から上記第1番目の操業窯1
2における内台車17の移動距離の上記実測値L1(2
295mm又は2305mm)を読み出し、制御装置3
0内の演算装置において以下の演算処理「実測値L−走
行停止誤差e」(L−e)(ここでは第1番目の操業窯
なのでL1−e1)を行い、演算結果L’(ここでは第
1番目の操業窯の演算結果なのでL1’とする)を求め
る。即ち、走行停止誤差e1=−3mmの場合は、 L1’=L1−e1=L1−(−3)=L1+3 従って、L1=2295mmの場合は(図8の停止位置
C) L1’=L1+3=2298mm(図8の(ロ)参照) L1=2305mmの場合は(図9の停止位置C’) L1’=L1+3=2308mm(図9の(ロ)参照) 走行停止誤差e1=+3mmの場合は、 L1’=L1−e1=L1−(+3)=L1−3 従って、L1=2295mmの場合は(図8の停止位置
D) L1’=L1−3=2292mm(図8の(ハ)参照) L1=2305mmの場合は(図9の停止位置D’) L1’=L1−3=2302mm(図9の(ハ)参照) となる。尚、上記誤差eの正負を逆に設定した場合は、
L+eの演算処理を行うことで、同様の結果が得られ
る。例えば、図8の停止位置Cの場合に、走行停止誤差
e1=+3mmとすると、 L1’=L1+e1=L1+(+3)=L1+3 また、図8の停止位置Dの場合に、走行停止誤差e1=
−3mmとすると、 L1’=L1+e1=L1+(−3)=L1−3 となり、上記と同様の結果を得られる。一方、誤差eの
正負を考慮しない場合は、上記演算処理として、上記炉
蓋取装置の中心P1が上記炉蓋の中心P2より行き過ぎ
た場合(例えば図8の停止位置Cの場合)は、上記実測
値Lに上記誤差eを加算し、上記炉蓋取装置の中心P1
が上記炉蓋の中心P2に満たない場合(例えば、図8の
停止位置Dの場合)は上記実測値Lから上記誤差eを減
算することにより上記L’を求めても上記と同様の結果
を得られる。この場合、上記ガイド車の炉蓋取中心P1
が上記炉蓋の中心P2に対して行き過ぎたか否かは、上
記目標芯センサー22の出力値に基づいて判断する。
尚、この「行き過ぎ」又は「満たない」の概念はガイド車
を図1における矢印b方向に移動させた場合のものであ
り、ガイド車を図1の矢印a方向に移動させながら芯合
わせ作業を行う場合はかかる概念が逆になり、図8の停
止位置Cの場合は炉蓋取装置の中心P1がP2に満たな
い場合となり実測値Lに誤差eの加算処理、図8の停止
位置Dの場合は炉蓋取装置の中心P1がP2より行き過
ぎた場合となり実測値Lから誤差eの減算処理を行うこ
とになる。 そこで、このL1’が、内台車17の移動ストローク
となるので、制御装置30より演算結果L1’を出力
し、該L1’のストロークだけ駆動手段18aを以って
シリンダー18を伸張駆動し、内台車17をストローク
L1’分自動的に移動させる。即ち、走行停止誤差e1
=−3mmの場合は、本来の炉蓋取中心位置P2より多
少行き過ぎた位置(図8の(ロ)のC又は図9の(ロ)
のC’)で停止しているので、内台車17は実測値L1
よりe1=3mmだけ多く移動することにより、格子中
心P3を操業窯中心P2に一致させることができる(図
8の(ロ)又は図9の(ロ)参照)。
【0026】また、走行停止誤差e1=+3mmの場合
は、本来の操業窯中心P2より手前の位置(図8の
(ハ)のD又は図9の(ハ)のD’)で停止しているの
で、内台車17は、実測値L1よりe1=3mmだけ少
なく移動することにより、格子中心P3を操業窯中心P
2に一致させることができる(図8の(ハ)又は図9の
(ハ)参照)。
【0027】この演算結果L1’は、上述のようにコー
クス炉11の炉団方向又は炉長方向のずれを考慮した実
測値L1に基づくものであり、かつガイド車16の停止
位置の誤差e1を考慮したものであるから、上述〜
の芯合せ作業により格子20の中心P3を上記操業窯中
心P2に適合させることができ、当該格子20を正確に
操業窯開口12aに適合するように当該開口12aに装
着することができる。尚、上記内台車17の停止位置に
おいて炉蓋掃除装置25により炉蓋13の掃除作業が行
われる。 その後、同じ要領で第2番目の操業窯12から第10
0番目の操業窯12まで順次、上記からの手順で同
様の作業を行い、走行停止誤差e2からe100の計測
及びL2’からL100’の演算処理(L2−e2,L
3−e3,・・・)を行うことにより、全操業窯100
門について、自動的に芯出し作業を行うことができる。
【0028】以上のように本発明によると、初期調整作
業において炉蓋の中心P2と炉蓋取装置の中心P1とが
適合する最適位置に目標芯センサー22の中心位置を合
わせることができ、また、かかる初期調整作業におい
て、コークス炉11の変形を考慮した内台車17の移動
距離の実測値L(L1〜L100)を各操業窯12毎に
記憶し、さらに芯合わせ作業において上記実測値L(L
1〜L100)とガイド車16の各操業窯12毎の走行
停止時の誤差e(e1〜e100)を考慮して内台車1
7の移動距離L’(L1’〜L100’)を演算処理に
より求めるように構成したため、コークス炉に変形が生
じていたとしても、一度初期調整作業を行うことによ
り、その後は自動的に芯合わせ作業を行うことができ
る。従って、全ての操業窯において自動的に芯合わせ作
業を行うことができ、芯合わせ作業の作業効率を飛躍的
に向上することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によると、初期調整
作業において炉蓋の中心と炉蓋取装置の中心とが適合す
る最適位置に目標芯センサーの中心位置を合わせること
ができ、またかかる初期調整作業において、内台車の移
動距離の実測値Lを各操業窯毎に記憶し、その後の芯合
わせ作業において上記実測値Lとガイド車の停止時の誤
差eを考慮して内台車の移動距離を演算処理により求め
るように構成したため、コークス炉に変形が生じていた
としても、一度初期調整作業を行うことにより、自動的
に芯合わせ作業を行うことができる。従って、すべての
操業窯において自動的に芯出し作業を行うこともでき、
作業効率を飛躍的に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコークス炉のガイド車等の芯合わせ方
法に係るガイド車の平面図である。
【図2】同上ガイド車における内台車を移動した状態の
平面図である。
【図3】目視によるガイド車の位置合わせを説明するた
めのガイド車の平面図である。
【図4】(a)、(b)ともに、格子中心と操業窯の中
心とのずれの測定作業の説明図である。
【図5】同上ガイド車の側面図である。
【図6】同上ガイド車の目標芯センサーの側面図であ
る。
【図7】同上ガイド車のターゲットの正面図であり、
(a)はターゲットが目標芯センサーの中心に位置して
いる状態、(b)はターゲットが目標芯センサーの中心
に位置していない状態を示す図である。
【図8】初期調整作業及び芯合わせ作業を説明するため
の概念図であり、(イ)は初期調整作業における実測値
L1、(ロ)及び(ハ)は芯合わせ作業における内台車
の移動距離L1’を説明するための図である。
【図9】初期調整作業及び芯合わせ作業を説明するため
の概念図であり、(イ)は初期調整作業における実測値
L1、(ロ)及び(ハ)は芯合わせ作業における内台車
の移動距離L1’を説明するための図である。
【図10】本発明のコーク炉のガイド車の芯合わせ作業
に係るガイド車の電気的構成を示すブロック図である。
【図11】従来のコーク炉のガイド車の平面図である。
【図12】同上従来のコーク炉のガイド車の側面図であ
る。
【符号の説明】
12 操業窯 13 炉蓋 14 ターゲット 16 ガイド車 17 内台車 20 格子 22 目標芯センサー 30 制御装置 P1 炉蓋脱中心 P2 操業窯中心 P3 格子中心 e 走行停止誤差 L 実測値 L’ 演算結果 h 中心位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鎌田 芳昌 北海道室蘭市仲町12番地 新日本製鐵株式 会社室蘭製鐵所内 (72)発明者 藤田 浩二 北海道室蘭市仲町12番地 新日本製鐵株式 会社室蘭製鐵所内 (72)発明者 工藤 達也 北海道室蘭市仲町12番地 新日本製鐵株式 会社室蘭製鐵所内 (72)発明者 北条 由二 北海道室蘭市仲町12番地 新日本製鐵株式 会社室蘭製鐵所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイド車を走行させて炉蓋取装置の中心
    を炉蓋の中心に合わせて当該位置にガイド車を停止させ
    る作業と、該ガイド車の停止位置において目標芯センサ
    ーのターゲットを該センサーの中心位置に合わせる作業
    と、該ガイド車の停止位置において内台車を移動させて
    格子の中心を操業窯に合せるための該内台車の移動距離
    の実測値Lを測定する作業とから初期調整作業を構成
    し、 かかる初期調整作業の後、上記ガイド車を走行させて上
    記目標芯センサーの中心位置検出動作に基づいて上記炉
    蓋取装置の中心を上記炉蓋の中心に適合する位置に上記
    ガイド車を停止させる作業と、上記ガイド車の当該停止
    位置における上記炉蓋の中心と上記炉蓋取装置の中心と
    の誤差eを計測する作業と、上記移動距離の実測値Lと
    上記誤差eに基づいてL−e又はL+eの演算処理を行
    う作業と、該演算処理の結果L’を上記内台車の移動ス
    トロークとして該内台車を移動させることにより上記格
    子の中心を上記操業窯に合わせる作業とから芯合わせ作
    業を構成することを特徴とするコークス炉のガイド車等
    の芯合わせ方法。
  2. 【請求項2】 上記演算処理として、上記炉蓋取装置の
    中心が上記炉蓋の中心より行き過ぎた場合は上記実測値
    Lに上記誤差eを加算し、上記炉蓋取装置の中心が上記
    炉蓋の中心に満たない場合は上記実測値Lから上記誤差
    eを減算することにより上記L’を求めることを特徴と
    する請求項1記載のコークス炉のガイド車等の芯合わせ
    方法。
  3. 【請求項3】 上記演算処理として、上記炉蓋取装置の
    中心が上記炉蓋の中心に満たない場合は上記実測値Lに
    上記誤差eを加算し、上記炉蓋取装置の中心が上記炉蓋
    の中心より行き過ぎた場合は上記実測値Lから上記誤差
    eを減算することにより上記L’を求めることを特徴と
    する請求項1記載のコークス炉のガイド車等の芯合わせ
    方法。
  4. 【請求項4】 上記初期調整作業を複数の操業窯につい
    て各操業窯毎に順次行って各操業窯の上記移動距離の実
    測値Lを記憶し、 かかる初期調整作業の後、上記各操業窯毎の上記実測値
    Lに基づいて上記芯合わせ作業を各操業窯毎に順次行う
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のコー
    クス炉のガイド車等の芯合わせ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114525144A (zh) * 2021-09-10 2022-05-24 上海梅山钢铁股份有限公司 一种实现推焦车推焦杆准确对中装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114525144A (zh) * 2021-09-10 2022-05-24 上海梅山钢铁股份有限公司 一种实现推焦车推焦杆准确对中装置

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