JPH08333293A - アリルフェニルエーテル類の製造方法 - Google Patents

アリルフェニルエーテル類の製造方法

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JPH08333293A
JPH08333293A JP16687195A JP16687195A JPH08333293A JP H08333293 A JPH08333293 A JP H08333293A JP 16687195 A JP16687195 A JP 16687195A JP 16687195 A JP16687195 A JP 16687195A JP H08333293 A JPH08333293 A JP H08333293A
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allyl
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JP16687195A
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Shigeru Iriyama
繁 圦山
Kunio Miura
久仁夫 三浦
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YOTSUKAICHI GOSEI KK
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YOTSUKAICHI GOSEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】有機溶媒を使用した場合の不利益を解消し、高
収率で工業的に有利なアリルフェニルエーテル類の製造
方法を提供する。 【構成】フェノール類に予めハロゲン化アリルを溶解さ
せた後、塩基性金属化合物の水溶液を加えて反応を行う
か、または、フェノール類にハロゲン化アリル及び塩基
性金属化合物の水溶液を同時に若しくは少量ずつ交互に
滴下して反応を行うアリルフェニルエーテル類の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アリルフェニルエーテ
ル類の製造方法に関するものであり、詳しくは、フェノ
ラートとハロゲン化アリルとの反応を有機溶媒の不存在
下に行うアリルフェニルエーテル類の製造方法に関する
ものである。アリルフェニルエーテル類は、そのクライ
ゼン転移により、各種のファィンケミカルズ合成用の中
間原料として有用なアリルフェノール類に変換される。
【0002】
【従来の技術】アリルフェニルエーテル類の製造方法
は、フェノラートとハロゲン化アリルを当モル量反応さ
せる方法が最も一般的な方法として知られている。この
反応においては、アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルプロピルケトン等のケトン類、メタノール、エタノー
ル、プロパノール等のアルコール類などの極性有機溶媒
が使用されている(例えばオーガニック・リアクション
ズ、第II巻第22〜28頁、特開平5−155798
号公報)。
【0003】ところで、有機溶媒を使用する製造方法
は、反応に伴って副生する、NaCl、KCl、NaB
r、KBr等の無機塩をろ別する工程を必要とし、しか
も、極性有機溶媒の場合は、アリルフェニルエーテル類
の水洗浄時のエマルジョン化を避けるため、予め、極性
有機溶媒を留去し、エーテル、ベンゼン、トルエン、酢
酸エチル、メチルイソブチルケトン等の水難溶性の有機
溶媒を添加する必要がある。更に、有機溶媒を使用する
製造方法は、有機溶媒の溶解能が塩基や生成フェノラー
トに対して十分でないため、高濃度の条件下に反応を行
ってアリルフェニルエーテル類を大量生産するには不適
当である。
【0004】一方、特開平3−66638号公報には、
アルカリ水溶液にフェノール類を加えてフェノラート水
溶液となし、これにハロゲン化アリルを加えて反応させ
ることにより、アリルフェノール類を製造する方法が記
載されている。そして、その実施例1においては、34
%のアリルフェノール(C−アリル)と66%のアリル
フェノールエーテル(O−アリル)の混合物を得、その
実施例2においては、実施例1で得られた混合物にクラ
イゼン転移反応を行って80%のアリルフェノール(C
−アリル)を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みなされたものであり、その目的は、有機溶媒を使用
した場合の不利益を解消し、高収率で工業的に有利なア
リルフェニルエーテル類の製造方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的を達成すべく、特開平3−66638号公報に記載さ
れたアリルフェノール類の製造方法について鋭意検討を
重ねた結果、ここに記載された反応成分の添加順序を変
更して特定態様の添加順序を採用するならば、驚くべき
ことにアリルフェノール類(C−アリル)の収率が著し
く高められるとの知見を得た。
【0007】本発明は、上記の知見を基に完成されたも
のであり、その第1の要旨は、フェノール類に予めハロ
ゲン化アリルを溶解させた後、塩基性金属化合物の水溶
液を加えて反応を行うことを特徴とするアリルフェニル
エーテル類の製造方法に存し、第2の要旨は、フェノー
ル類にハロゲン化アリル及び塩基性金属化合物の水溶液
を同時に又は少量ずつ交互に滴下して反応を行うことを
特徴とするアリルフェニルエーテル類の製造方法に存す
る。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて、フェノール類としては、各種のフェノール類を
使用することが出来、フェノール性水酸基を2個以上有
する所謂ポリフェノールであってもよい。本発明で使用
されるフェノール類の具体例としては、フェノール、ビ
スフェノール、ビスフェノールA、ビスフェノールF、
ビスフェノールS、ナフトール等が挙げられる。
【0009】また、上記の他、フェノール性水酸基に対
してオルソ又はパラ位の少なくとも何れかが、炭素数1
〜18の非置換アルキル基、水酸基、ニトロ基、スルホ
ニル基、アミノ基、エポキシ基などで置換されたフェノ
ール類、例えば、クレゾール、ブチルフェノール、オク
チルフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフェノー
ル、クロロフェノール、ニトロフェノール、アミノフェ
ノール、カテコール、ハイドロキノン、テトラブロモビ
スフェノールA等が挙げられる。
【0010】本発明で使用されるハロゲン化アリルとし
ては、アリルクロライド、アリルブロマイド、アリルア
イオダイド等が挙げられるが、中でもアリルクロライド
が好ましい。
【0011】本発明で使用される塩基性金属化合物の水
溶液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム等の塩基性金属化合物の水
溶液が挙げられる。好ましい塩基性金属化合物はアルカ
リ金属水酸化物である。また、水溶液の濃度は、通常1
0〜70重量%、好ましくは20〜50重量%の範囲で
ある。水溶液の濃度が低過ぎると、ハロゲン化アリルの
加水分解が増大して好ましくなく、また、水溶液の濃度
が高過ぎると、使用時に塩基性金属化合物が析出して取
り扱いが困難となる。
【0012】本発明の1の製造方法においては、フェノ
ール類に予めハロゲン化アリルを溶解させた後、塩基性
金属化合物の水溶液を加えて反応を行う。具体的には、
フェノール類にハロゲン化アリルを溶解させ、40〜1
00℃に加熱した後、攪拌しながらこの温度に保ちつ
つ、塩基性金属化合物の水溶液を10〜180分かけて
滴下し、滴下終了後、40〜100℃で1〜10時間攪
拌を行って反応させてアリルフェニルエーテル類を得
る。
【0013】ハロゲン化アリルとフェノール類の割合
は、フェノール類の水酸基1モルに対するハロゲン化ア
リルのモル数として、通常0.5〜2モル、好ましくは
1.0〜1.5モルの範囲である。また、塩基性金属化
合物の添加量は、フェノール類の水酸基1モルに対し
て、塩基性金属化合物が通常0.5〜2モル、好ましく
は1.0〜1.5モルの範囲である。
【0014】本発明の他の製造方法においては、フェノ
ール類にハロゲン化アリル及び塩基性金属化合物の水溶
液を同時に又は少量ずつ交互に滴下して反応を行う。具
体的には、フェノール類を反応容器に仕込んだ後、40
〜100℃に加熱し、攪拌しながらこの温度に保ちつ
つ、ハロゲン化アリルと塩基性金属化合物の水溶液を同
時に又は少量ずつ交互に10〜180分かけて滴下し、
滴下終了後、滴下時の温度又はそれ以上の温度(40〜
100℃)に保ちながら、1〜10時間攪拌し反応を終
了させる。ハロゲン化アリルとフェノール類の割合、塩
基性金属化合物の添加量などの条件は、上記と同様であ
る。
【0015】ハロゲン化アリルと塩基性金属化合物の水
溶液を少量ずつ交互に滴下する場合、その滴下量は、反
応系(フェノール類中)において、滴下された塩基性金
属化合物により生成するフェノラートが実質的に析出し
ない範囲の滴下量から選択される。斯かる滴下量は、反
応のスケール等によっても異なるため、一義的には決定
し得ず、例えば、予備実験などによって別途に決定され
る。交互に滴下するハロゲン化アリルと塩基性金属化合
物の水溶液との量は、必ずしも同一である必要はなく、
塩基性金属化合物の水溶液の滴下量に対するハロゲン化
アリルの滴下量の割合を増大するならば、生成したフェ
ノラートが析出することなく直ちにハロゲン化アリルと
反応するため、塩基性金属化合物の水溶液の滴下量の絶
対値を高めることも出来る。
【0016】反応によって得られたアリルフェニルエー
テル類の精製は次の様にして行う。反応終了後、未反応
の塩基性金属化合物を硫酸等の酸性物質で中和し、さら
に、副生する塩に対し3〜10重量倍の水を加え、10
〜60分間攪拌して溶解させた後、静置分離を行い、水
層除去の操作を行う。ここで、酸性物質の具体例として
は、硫酸、塩酸、硝酸、燐酸などの無機酸類、酢酸、乳
酸、安息香酸などの有機酸が挙げられるが、硫酸などの
鉱酸が好ましい。その後、水層除去を行った反応物につ
いて、水洗を1〜3回繰り返し、次いで100〜110
℃、30mmHg以下で脱水を行い、精製されたアリル
フェニルエーテル類を得る。
【0017】アリルフェニルエーテル類のクライゼン転
位反応は、窒素気流下、150〜220℃で1〜15時
間の攪拌条件下に行われ、有用なアリルフェノール類を
高収率で得ることが出来る。
【0018】本発明は、後記の実施例に示す様に、特開
平3−66638号公報に記載され副生量よりも遙に高
収率でアリルフェニルエーテル類を製造することが出来
る。しかも、特開平3−66638号公報に記載された
方法によれば、予めフェノール類と塩基性金属化合物と
の反応で生成するフェノラートが水に難溶解性の場合、
溶媒として多量の水を必要とし、その結果、アリルエー
テル類を得る反応中にアリルハライドが塩基により加水
分解されてアリルアルコールの副生する割合が多くなる
と言う問題があるが、本発明においてはこの様な問題も
ない。
【0019】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
【0020】実施例1 温度計、攪拌機、滴下ロート及び冷却管を付した1リッ
トル容積の四ツ口フラスク内に、ノニルフェノール22
0g及びアリルクロライド77gを加えて攪拌して溶解
した。次いで、50℃まで加温した後、30%水酸化ナ
トリウム水溶液140gの液温を40〜60℃に保持し
つつ、約1時間かけて滴下した。滴下終了後、60〜9
0℃で10時間アリルエーテル化反応を行った。
【0021】反応終了後、水140gを追加し、副生し
た食塩を溶解し、次いで、50%硫酸水溶液で過剰の水
酸化ナトリウムを中和した。しばらく静置し、二層に分
離した上層液をとり、この上層液を更に、純水150g
で3回洗浄して得た反応液を減圧下80〜110℃で脱
水し、ノニルフェノールのアリルエーテル化合物257
g(収率99%)を得た。なお、中和後の分離上下層液
に含まれるアリルアルコール(アリルクロライドの加水
分解物)の量をガスクロマトグラフィーにて分析した結
果、その量は使用したアリルクロライドの0.4%と僅
かであった。
【0022】参考までに、上記のアリルエーテル化合物
のクライゼン転移反応を行った。すなわち、上記のアリ
ルエーテル化合物250gを温度計、攪拌機および冷却
管を付した300ミリリットル容積の四ツ口フラスコ内
に移し、窒素気流下で攪拌しながら180℃で10時間
クライゼン転位反応を行い、淡黄色液体のアリルノニル
フェノール250gを得た。
【0023】実施例2〜6 実施例1において、フェノール類、ハロゲン化アリル、
水酸化ナトリウム水溶液の濃度、反応温度、反応時間を
表1の様に変えた以外は、実施例1と同様の操作を行い
アリルフェニルエーテル類を得た。結果を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】実施例7 温度系、攪拌機、2基の滴下ロート及び冷却管を付した
1リットル容積の四ツ口フラスコ内に、ノニルフェノー
ル220gを加え、50℃まで加温した。次いで、アリ
ルクロライド77gと30%水酸化ナトリウム水溶液1
40gを別々滴下ロートに入れ両者を1時間かけて均等
分量滴下した。滴下時は、フラスコ内の液温を50〜6
0℃に保持した。滴下終了後、60〜90℃で10時間
アリルエーテル化反応を行った。
【0026】反応終了後、水140gを追加し、副生し
た食塩を溶解し、次いで、50%硫酸水溶液で過剰の水
酸化ナトリウムを中和した。しばらく静置し、二層に分
離した上層液をとり、この上層液を更に、純水150g
で3回洗浄して得た反応液を減圧下80〜110℃で脱
水し、ノニルフェノールのアリルエーテル化合物255
g(収率98%)を得た。
【0027】なお、中和後の分離上下層液に含まれるア
リルアルコール(アリルクロライドの加水分解物)の量
をガスクロマトグラフィーにて分析した結果、その量
は、使用したアリルクロライドの0.5%と僅かであっ
た。
【0028】参考までに上記のアリルエーテル化合物の
クライゼン転移反応を行った。すなわち、上記のアリル
エーテル化合物250gを温度計、攪拌機および冷却管
を付した300ミリリットル容積の四ツ口フラスコ内に
移し、窒素気流下において攪拌しながら180℃で10
時間クライゼン転位反応を行い、淡黄色液体のアリルノ
ニルフェノール250gを得た。
【0029】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、有機溶媒
を使用した場合の不利益を解消し、高収率で工業的に有
利なアリルフェニルエーテル類の製造方法が提供され
る。
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アリルフェニルエーテ
ル類の製造方法に関するものであり、詳しくは、フェノ
ラートとハロゲン化アリルとの反応を有機溶媒の不存在
下に行うアリルフェニルエーテル類の製造方法に関する
ものである。アリルフェニルエーテル類は、そのクライ
ゼン転位により、各種のファインケミカルズ合成用の中
間原料として有用なアリルフェノール類に変換される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】一方、特開平3−66638号公報には、
アルカリ水溶液にフェノール類を加えてフェノラート水
溶液となし、これにハロゲン化アリルを加えて反応させ
ることにより、アリルフェノール類を製造する方法が記
載されている。そして、その実施例1においては、34
%のアリルフェノール(C−アリル)と66%のアリル
フェノールエーテル(O−アリル)の混合物を得、その
実施例2においては、実施例1で得られた混合物にクラ
イゼン転位反応を行って80%のアリルフェノール(C
−アリル)を得ている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】反応によって得られたアリルフェニルエー
テル類の精製は次の様にして行う。反応終了後、未反応
の塩基性金属化合物を硫酸等の酸性物質で中和し、さら
に、副生する塩に対し3〜10重量倍の水を加え、10
〜60分間攪拌して溶解させた後、静置分離を行い、水
層除去の操作を行う。ここで、酸性物質の具体例として
は、硫酸、塩酸、硝酸、燐酸などの無機酸類、酢酸、乳
酸、安息香酸などの有機酸類が挙げられるが、硫酸など
の鉱酸が好ましい。その後、水層除去を行った反応物に
ついて、水洗を1〜3回繰り返し、次いで100〜11
0℃、30mmHg以下で脱水を行い、精製されたアリ
ルフェニルエーテル類を得る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】参考までに、上記のアリルエーテル化合物
のクライゼン転位反応を行った。すなわち、上記のアリ
ルエーテル化合物250gを温度計、攪拌機および冷却
管を付した300ミリリットル容積の四ツ口フラスコ内
に移し、窒素気流下で攪拌しながら180℃で10時間
クライゼン転位反応を行い、淡黄色液体のアリルノニル
フェノール250gを得た。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】参考までに上記のアリルエーテル化合物の
クライゼン転位反応を行った。すなわち、上記のアリル
エーテル化合物250gを温度計、攪拌機および冷却管
を付した300ミリリットル容積の四ツ口フラスコ内に
移し、窒素気流下において攪拌しながら180℃で10
時間クライゼン転位反応を行い、淡黄色液体のアリルノ
ニルフェノール250gを得た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノール類に予めハロゲン化アリルを
    溶解させた後、塩基性金属化合物の水溶液を加えて反応
    を行うことを特徴とするアリルフェニルエーテル類の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 フェノール類にハロゲン化アリル及び塩
    基性金属化合物の水溶液を同時に又は少量ずつ交互に滴
    下して反応を行うことを特徴とするアリルフェニルエー
    テル類の製造方法。
  3. 【請求項3】 水溶液中の塩基性金属化合物の濃度が1
    0〜70重量%である請求項1又は2に記載の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 フェノール類の水酸基1当量に対し、ハ
    ロゲン化アリルを0.5〜2モル及び塩基性金属化合物
    を0.5〜2モルの割合で使用する請求項1〜3の何れ
    かに記載の製造方法。
JP16687195A 1995-06-08 1995-06-08 アリルフェニルエーテル類の製造方法 Pending JPH08333293A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193865A (ja) * 2000-12-26 2002-07-10 Konishi Kagaku Ind Co Ltd ビスフェノールジアルキルエーテル類の製造方法
JP2003002855A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Kawasaki Kasei Chem Ltd アントラセンジエーテルの製造方法
JP2009051780A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Asahi Organic Chem Ind Co Ltd テトラキス(アリルオキシフェニル)炭化水素化合物の製造方法
JP2014105182A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Noguchi Institute エーテル化合物製造法

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