JPH083331Y2 - カーテンレール接合部の目張り具 - Google Patents

カーテンレール接合部の目張り具

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JPH083331Y2
JPH083331Y2 JP1990109327U JP10932790U JPH083331Y2 JP H083331 Y2 JPH083331 Y2 JP H083331Y2 JP 1990109327 U JP1990109327 U JP 1990109327U JP 10932790 U JP10932790 U JP 10932790U JP H083331 Y2 JPH083331 Y2 JP H083331Y2
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JP
Japan
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rail
joint
wall
curtain rail
curtain
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JP1990109327U
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JPH0464286U (ja
Inventor
清 植田
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エスエム工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)考案の属する技術分野 この考案は、例えば、カーテンレールを継ぎ足したり
レールの端部をキャップで閉塞したりする、カーテンレ
ール接続作業を行なう場合に使用し、接合部の隙間を被
覆するなどして目張り機能を果たすような、カーテンレ
ール接合部の目張り具に関する。
(ロ)従来の技術 カーテンレール接続作業は、例えば、レールの端部や
ブラケットなどのあまり体裁の良くない部分を隠してカ
ーテン装置全体のインテリア性を向上しようとする二重
カーテン装置を得るときに行われていた。この二重カー
テン装置では、室内側のレールを、一直線状の直線状レ
ールと、これの両端に接続する直角に湾曲したコーナジ
ョイントとで構成し、吊設したカーテンの裏側に窓側レ
ールの端部やブラケットなどを隠している。
また、意匠価値を増すために断面形状を円形にしたレ
ールに対しても行われ、この場合には、直線状レールの
両端に外径形状が半球状に形成されたキャップを装着し
ていた。
そして、これら直線状レールとコーナジョイント、ま
た直線状レールとキャップとの接続では、同形状に形成
されたそれぞれの端面同士をピッタリと接合する必要が
あったので、綺麗な接合状態を得るために、正確な形成
作業のほか、特に直線状レールについては、入念な加工
作業を行なっていた。なぜなら、各部材はアルミニウム
などのダイキャスト成形によって形成するのであるが、
ことに直線状レールに関しては、一定の長さに形成して
おいたものを必要な長さに切断して使用していたからで
ある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかし、直線状レールの切断によってできたバリや凹
凸、さらには切断面の傾斜などを、接続時に端面同士の
整合が得られるように取り除くためには、熟練した技術
が必要であり難しいため、多くの場合、接合部の隙間は
容認されてきた。ところが、接合部にできた隙間は意匠
感の低い印象を与えてしまい、レール特有の価値を奪っ
てしまう。
そこでこの考案は、上述した隙間のできやすさに着目
し、カーテンレール接続作業で当然生じるだろう隙間を
被覆してしまい、作業の簡易化や意匠価値の向上が可能
な、カーテンレール接合部の目張り具の提供を目的とす
る。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案は、カーテンレールの接合部と対応する大き
さに介在部を介在し、該介在部の両端面を上記接合部の
接合側端部に対して挾持固定される形状に形成すると共
に、上記介在部の外周縁に、上記接合部外周面の少なく
とも表出側の所定幅を被覆して該部分を目張りする目張
り部を形成したカーテンレール接合部の目張り具である
ことを特徴とする。
(ホ)作用 この考案におけるカーテンレール接合部の目張り具
は、介在部が、カーテンレールの接続構造などによって
接合部間で挾持され、その位置を確保し、この介在部の
外周縁に形成した目張り部が、接合部外周面の少なくと
も表出側、すなわちカーテンレールを使用した場合に目
に見えやすい部分の所定幅を被覆し、接合部の有する隙
間や部材間の境界線などの不整合部分を目張りする。
(ヘ)考案の効果 上述のように、この考案によれば、目張り部がカーテ
ンレール接合部を目張りすることから、レール端面同士
が接合することによって形成されやすい不整合部分を隠
すことができるので、直線状レールの切断によって生じ
た多少の形状の悪さは直す必要がなく、従来必要だった
手間の掛かる作業を簡略化して作業性の向上を果たすこ
とができる。そしてまた、隙間などが見えることがない
ので、カーテンレールの有する意匠価値を損なわず、イ
ンテリア性などの効果を充分に発揮することができる。
(ト)実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、インテリア性を重視したカーテン装置のレー
ル端部、および接続時に使用する目張り具を示してい
る。
第1図に示すレール端部は、二重カーテン装置のそれ
で、直線状の窓側レール1と両端部を湾曲して窓側レー
ル1を取り囲むように架設した室内側レール2とで構成
している。湾曲部分を有する室内側レール2は、架設場
所に適した長さに設定した直線状の本体レール3の端
に、各ランナ4…が係合されたランナ溝5を湾曲するコ
ーナジョイント6を接続し、さらにこのコーナジョイン
ト6の先端に、直線状で短い短レール7を接続して形成
している。そして、上述した本体レール3とコーナジョ
イント6、コーナジョイント6と短レール7との接合部
には、目張り具8,8を介在させている。
上述の本体レール3と短レール7とは、アルミニウム
をダイキャスト成形することによって形成した、一定長
さのレールを必要長さに適宜切断して形成している。
本体レール3と短レール7の断面形状は意匠価値を重
視して、第2図に示すように、外側壁9をほぼ半円形状
にし、外側壁9の内側面からL字状に連設した内側壁10
垂直部11の下端を湾曲して外側壁9と同一円周を形成す
るようにし、外側壁9の下端とは所定間隔を隔てて対設
してランナ溝5を形成している。
内側壁10の水平部12の上面には、2本のガイド条13,1
3を並列させて、コーナジョイント6との接続をなすた
めのスライド溝14を形成している。
また、前述のコーナジョイント6は、ダイキャスト形
成した2個の部材をネジ15で組付けて形成している。
2個の部材とは、外側壁16を有する外部材17と、内側
壁18を有する内部材19で、外部材17は、その外側壁16を
上述した各レール3,7の外側壁9と同形の略半円形状に
形成して、内部材19の内側壁18は、上述した各レール3,
7における内側壁10垂直部11と整合する形状にして形成
している。
上述した外側壁16内側面の中央より若干上の位置に
は、前述したスライド溝14に対応する位置に、そのスラ
イド溝14に差込み可能な固定片20,20を連設している。
そして、この固定片20の先端部には、固定ネジ21を螺挿
するネジ孔22を形成し、固定片20のスライド溝14に対す
る位置固定を可能としている。
またこの固定片20の上方および下方位置の外側壁16内
側面には、長さ方向に突出して、前述した各レール3,7
の外側壁9の内側面に沿う、第1差込み片23、第2差込
み片24をそれぞれ形成している。第2差込み片24につい
ては、各レール3,7の外側壁9内側面に形成した突条25
に沿って差し込むようにする。
前述した目張り具8,8は、本体レール3とコーナジョ
イント6、コーナジョイント6と短レール7との間に介
在するような、ランナ溝部分を切り欠いたリング状に合
成樹脂で一括に形成している。
第3図にも示すように、略リング状に形成する目張り
具8,8は、各レール3,7の外側壁9とコーナジョイント6
の外側壁7との端面、および各レール3,7の内側壁10垂
直部11とコーナジョイント6内側壁18との端面の整合す
べき部分に挾持され、各端面間に位置する介在部26の両
端面を各端面の肉厚と同じ高さでかつ同径に形成してい
る。
そして、この介在部26の外周縁全体には、各レール3,
7およびコーナジョイント6の接合部外周面に、内側面
が接するように形成した所定幅の目張り部27を連設して
いる。
一部切り欠いているランナ溝部分は、コーナジョイン
ト6のランナ溝5部分と同形の水平部28,28を形成し、
これら各水平部28,28の一方の基部には、前述した各レ
ール3,7の外側壁9の内側面に形成した突条25の内側に
沿う、位置決め片29を目張り部27と同幅に形成してい
る。
また、この位置決め片29を有する側と対向する側の上
下方向のほぼ中央位置には、各レール3,7内側壁10の垂
直部11とコーナジョイント6内部材19の内側壁18の肉厚
を挟み、その位置に係止する断面H形の目張り部27と同
幅の係止部30を連設している。
このように構成した目張り具8は、位置決め片29と係
止部30とを利用して、各レール3,7の端面かコーナジョ
イント6の端面かのいずれか一方に取付けておき、コー
ナジョイント6の固定片20を各レール3,7のスライド溝1
4に差し込んだ後に固定ネジ21で締付け固定することに
よって、目張り具8,8の介在部26を挾持させた状態で、
各部材の接続を完了する。
すると、目張り部27が各部材の接合部の所定幅を被覆
し目張りを行なう。
したがって、各レール3,7の切断後に行なっていた端
面を整える作業が簡略化でき、作業性の向上が可能であ
る。しかも、位置決め片29と係止部30を形成したことで
接続作業は容易となり、また取付け状態も強固である。
また、隙間が見えないことから意匠価値を損なうこと
はなく、インテリア性などのカーテンレールに付与した
効果の発揮を助長する。
さらにこの目張り具8は、円形に形成した介在部26の
全周に目張り部27を形成したことから、上述した二重カ
ーテン装置だけではなく、第4図に示すような筒状レー
ル31の端部に半球状のキャップ32を接続する場合にも使
用できる。固定ネジ33でキャップ32を固定する際に、上
述したと同様に、介在部26を挾持して固定すれば良いの
である。
なお、目張り具8の構造は上述のものに限定されな
い。
例えば、先の説明では介在部26を各部材断面の整合す
べき部分だけでなく外側壁9,16のなす同一円周上に形成
したが、これは、整合すべき部分だけ、またはそのうち
の一部分だけに設けるも良い。目張り部についても、視
認可能な部分には最低限設ける必要があるが、介在部の
全周に形成せずともよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は二重カーテン装置のレール端部を示す斜視図、 第2図は第1図の分解斜視図、 第3図は目張り具を示す側面図、 第4図は他の使用例を示す正面図である。 3……本体レール、6……コーナジョイント 7……短レール、8……目張り具 26……介在部、27……目張り部 31……筒状レール、32……キャップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテンレールの接合部と対応する大きさ
    に介在部を介在し、該介在部の両端面を上記接合部の接
    合側端部に対して挾持固定される形状に形成すると共
    に、 上記介在部の外周縁に、上記接合部外周面の少なくとも
    表出側の所定幅を被覆して該部分を目張りする目張り部
    を形成した カーテンレール接合部の目張り具。
JP1990109327U 1990-10-17 1990-10-17 カーテンレール接合部の目張り具 Expired - Lifetime JPH083331Y2 (ja)

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JP1990109327U JPH083331Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 カーテンレール接合部の目張り具

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JP1990109327U JPH083331Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 カーテンレール接合部の目張り具

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Publication Number Publication Date
JPH0464286U JPH0464286U (ja) 1992-06-02
JPH083331Y2 true JPH083331Y2 (ja) 1996-01-31

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ID=31856511

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JP1990109327U Expired - Lifetime JPH083331Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 カーテンレール接合部の目張り具

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JP6081079B2 (ja) * 2012-05-08 2017-02-15 トーソー株式会社 カーテンレール

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JPH0464286U (ja) 1992-06-02

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