JPH08332760A - プリンタ装置およびプリンタ装置の拡張機能印刷方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 接続されている拡張ボードの種別，機能等を
含むボード情報を容易に知ることができる。 【構成】 拡張ボードの接続を認識した場合に、拡張ボ
ードから拡張機能情報を取得して、エンジン制御部２１
０がプリンタエンジン２１２により印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、プリント処理を拡張す
る制御ボードを接続するための接続機構を備えるプリン
タ装置およびプリンタ装置の拡張機能印刷方法に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、プリンタは拡張インタフェースを
備え拡張ボードを装着することで機能の拡張も行えるも
のが増えつつある。

【０００３】しかし、それぞれの拡張ボードの機能詳細
又は設定方法を調べるためには拡張ボードのマニュアル
が必要であった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】このため、拡張ボード
の機能詳細又は設定方法を調べるためには、マニュアル
等を常に携帯していなければならずプリンタの携帯性を
阻害してしまう。

【０００５】また、当該マニュアル等を携帯していない
場合、拡張ボードの機能詳細又は設定方法を調べる手段
がない。

【０００６】さらに、内部にどのような拡張ボードが装
着されているかを調べなければならない等の問題があっ
た。

【０００７】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第１の発明〜第４の発明
の目的は、拡張ボードの機能を説明する情報を該拡張ボ
ードから取得して印刷することにより、接続されている
拡張ボードの種別，機能等を含むボード情報を容易に知
ることができるプリンタ装置およびプリンタ装置の拡張
機能印刷方法を提供することである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の発明
は、プリンタエンジンを制御するプリンタ制御手段を備
えるプリンタ装置において、拡張される機能を説明する
情報を蓄える情報部を備える拡張ボードを接続する接続
手段と、前記接続手段に対して前記拡張ボードが接続さ
れたかどうかを認識する認識手段と、前記認識手段によ
り前記拡張ボードが接続されたことを認識した場合に、
前記情報部から前記拡張される機能を説明する情報を取
得する取得手段とを有し、前記取得手段が取得した前記
拡張される機能を説明する情報をプリンタ制御手段がプ
リンタエンジンにより印刷させるものである。

【０００９】本発明に係る第２の発明は、プリンタエン
ジンを制御するプリンタ制御手段を備えるプリンタ装置
において、拡張される機能を説明する情報を蓄える情報
部を備える拡張ボードを複数接続する接続手段と、前記
接続手段に対して複数枚の前記拡張ボードが接続された
かどうかを認識する認識手段と、前記認識手段により拡
張ボードが複数枚接続されたことを認識した場合に、各
情報部から前記拡張される機能を説明する情報を一括し
て取得する取得手段と、前記取得手段により取得された
各情報部から前記拡張される機能を説明する情報のイン
デックスを表示する表示手段と、前記表示手段により表
示された各インデックスから印刷すべきインデックスを
指示する指示手段と、前記指示手段により指示されたイ
ンデックスに対応する前記拡張される機能を説明する情
報をプリンタ制御手段がプリンタエンジンにより印刷さ
せるものである。

【００１０】本発明に係る第３の発明は、拡張される機
能を説明する情報を蓄える情報部を備える拡張ボードを
接続する接続手段と、プリンタエンジンを制御するプリ
ンタ制御手段とを備えるプリンタ装置の拡張機能印刷方
法において、前記接続手段に対して前記拡張ボードが接
続されたかどうかを認識する認識工程と、該認識後、前
記情報部から前記拡張される機能を説明する情報を取得
する取得工程と、該取得した前記拡張される機能を説明
する情報を前記プリンタエンジンにより印刷する印刷工
程とを有するものである。

【００１１】本発明に係る第４の発明は、表示手段と、
指示手段と、拡張される機能を説明する情報を蓄える情
報部を備える拡張ボードを接続する複数の接続手段と、
プリンタエンジンを制御するプリンタ制御手段とを備え
るプリンタ装置の拡張機能印刷方法において、前記接続
手段に対して複数枚の前記拡張ボードが接続されたかど
うかを認識する認識工程と、該認識後、各情報部から前
記拡張される機能を説明する情報を一括して取得する取
得工程と、該取得された各情報部から前記拡張される機
能を説明する情報のインデックスを表示手段に表示させ
る表示工程と、該表示された各インデックスから印刷す
べきインデックスを指示手段により指示させる指示工程
と、該指示されたインデックスに対応する前記拡張され
る機能を説明する情報をプリンタエンジンにより印刷さ
せる印刷工程とを有するものである。

【００１２】

【作用】第１の発明においては、接続手段に対して前記
拡張ボードが接続されたかどうかを認識する認識手段に
より前記拡張ボードが接続されたことを認識した場合
に、取得手段が前記情報部から前記拡張される機能を説
明する情報を取得し、該取得した前記拡張される機能を
説明する情報をプリンタ制御手段がプリンタエンジンに
より印刷させ、拡張ボード接続を認識した場合に、いつ
でも拡張される機能を説明する情報を印刷することを可
能とする。

【００１３】第２の発明においては、接続手段に対して
複数枚の前記拡張ボードが接続されたかどうかを認識す
る認識手段により拡張ボードが複数枚接続されたことを
認識した場合に、取得手段が各情報部から前記拡張され
る機能を説明する情報を一括して取得し、該取得された
各情報部から前記拡張される機能を説明する情報のイン
デックスを表示手段に表示させ、該表示された各インデ
ックスから印刷すべきインデックスが指示手段により指
示されたら、該指示されたインデックスに対応する前記
拡張される機能を説明する情報をプリンタ制御手段がプ
リンタエンジンにより印刷させ、複数の拡張ボード中の
所望とする拡張ボードにより拡張される機能を説明する
情報をユーザの指示により選択的に印刷することを可能
とする。

【００１４】第３の発明においては、、前記接続手段に
対して前記拡張ボードが接続されたかどうかを認識し、
該認識後、前記情報部から前記拡張される機能を説明す
る情報を取得し、該取得した前記拡張される機能を説明
する情報を前記プリンタエンジンにより印刷して、拡張
ボード接続を認識した場合に、いつでも拡張される機能
を説明する情報を印刷させる処理をプログラム制御する
ことを可能とする。

【００１５】第４の発明においては、前記接続手段に対
して複数枚の前記拡張ボードが接続されたかどうかを認
識し、該認識後、各情報部から前記拡張される機能を説
明する情報を一括して取得し、該取得された各情報部か
ら前記拡張される機能を説明する情報のインデックスを
表示手段に表示させ、該表示された各インデックスから
印刷すべきインデックスを指示手段により指示させ、該
指示されたインデックスに対応する前記拡張される機能
を説明する情報をプリンタエンジンにより印刷させ、複
数の拡張ボード中の所望とする拡張ボードにより拡張さ
れる機能を説明する情報をユーザの指示により選択的に
印刷する処理をプログラム制御することを可能とする。

【００１６】

【実施例】

〔第１実施例〕図１は本発明を適用可能なプリンタエン
ジンの内部構造を示す断面図であり、エンジンがレーザ
ビームプリンタエンジンの場合に対応する。

【００１７】図において、１０１はＬＢＰ本体であり、
不図示の外部装置から供給される文字情報（文字コー
ド）やフォーム情報あるいはマクロ命令などを入力して
記憶すると共に、それらの情報に従って対応する文字パ
ターンやフォームパターンなどを作成し、記憶媒体であ
る記録用紙上に像を形成する。１０２は操作のためのス
イッチ及びプリンタの状態を表示するＬＥＤ表示器やＬ
ＣＤ表示器が配置されている操作パネル、１０３はＬＢ
Ｐ本体１０１全体の制御及び外部装置から供給される文
字情報などを解析するプリンタ制御ユニットである。

【００１８】このプリンタ制御ユニット１０３は、主に
文字情報に対応する文字パターンのビデオ信号に変換し
てレーザドライバ１０６に出力する。レーザドライバ１
０６は、半導体レーザ１０７を駆動するための回路であ
り、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ１０７
から発射されるレーザ光１０５をオン／オフにきりかえ
する。

【００１９】このレーザ光１０５は回転多面鏡１０４で
左右方向から振られて静電ドラム１０８上を走査露光す
る。これにより、静電ドラム１０８上には文字パターン
の静電潜像が形成されることになる。この潜像は静電ド
ラム１０８周囲に配置された現像ユニット１０９により
現像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカ
ットシートを用い、カットシート記録紙１１４はＬＢＰ
本体１０１に装着した用紙カセット１１２に収納され、
給紙ローラ１１０，１１１及び搬送ローラ１１５によっ
て、装置外のトレイ１１３に排出される。

【００２０】図２は、図１に示したプリンタ制御ユニッ
ト１０３の詳細構成を説明するブロック図であり、該プ
リンタ制御ユニット１０３は回線インタフェース部２０
８を介してネットワーク上のホストコンピュータ２１４
Ａ，２１４Ｂ等と通信可能に構成されている。

【００２１】図において、２０２はＣＰＵで、ＲＯＭ２
０４に記憶された制御プログラムに基づいてバス２０３
に接続された各デバイスを制御する。２０５はＲＡＭ
で、ＣＰＵ２０２の使用するデータや印字データなどを
一時的に記憶する。

【００２２】２１０はエンジン制御部で、プリンタイン
タフェース（Ｉ／Ｆ）部２１１を介して、プリンタエン
ジン２１２を制御し印字処理を行う。２０６はメモリ制
御部で、メモリ２０７に対するアクセスを制御する。

【００２３】２０９は回線制御部で、回線Ｉ／Ｆ部２０
８を制御する。２１５は操作パネルで、プリンタを制御
する各種パラメータを設定するために用いる。２１６は
液晶ディスプレイ等の表示装置である。２１７は拡張イ
ンタフェース部で、拡張ボードを装着する。２１３はタ
イマである。

【００２４】図３は、図２に示した拡張インタフェース
２１７に接続可能な拡張ボードの構成を説明するブロッ
ク図である。

【００２５】図において、３０１はＣＰＵ、３０２はＲ
ＯＭで、制御プログラム及びデータが記憶されている。
３０３はＲＡＭで、ＣＰＵ３０１が制御に必要なデータ
を一時的に記憶する。３０４はインタフェース部で、図
２に示した拡張インタフェース２１７に装着してデータ
の送受信を行う。

【００２６】なお、ＲＯＭ３０２には図４に示すよう
に、拡張ボードのマニュアルデータを記憶してある。マ
ニュアルデータの先頭には、マニュアルを識別するコメ
ント文４０１を記述する固定バイト数の領域がある。こ
のマニュアルデータは、拡張インタフェースを通して本
体のプリンタ制御ユニット１０３のＣＰＵ２０２が読み
取ることが出来るように構成されている。

【００２７】以下、本実施例と第１の発明の各手段との
対応及びその作用について図１〜図４等を参照して説明
する。

【００２８】本発明に係る第１の発明は、プリンタエン
ジン２１２を制御するプリンタ制御手段（プリンタ制御
ユニット１０３のエンジン制御部２１０）を備えるプリ
ンタ装置において、拡張される機能を説明する情報を蓄
える情報部を備える拡張ボードを接続する接続手段（拡
張インタフェース２１７）と、前記接続手段に対して前
記拡張ボードが接続されたかどうかを認識する認識手段
（ＣＰＵ２０２）と、前記認識手段により前記拡張ボー
ドが接続されたことを認識した場合に、前記情報部から
前記拡張される機能を説明する情報を取得する取得手段
（ＣＰＵ２０２）とを有し、ＣＰＵ２０２が取得した前
記拡張される機能を説明する情報をエンジン制御部２１
０がプリンタエンジン２１２により印刷させ、拡張ボー
ドＢＤの接続を認識した場合に、いつでも拡張される機
能を説明する情報を印刷することを可能とする。

【００２９】図５は本発明に係るプリンタ装置の第１の
マニュアル印刷方法の一実施例を示すフローチャートで
ある。なお、（１）〜（４）は各ステップを示す。

【００３０】先ず、ＬＢＰ本体１０１の電源がＯＮされ
ると（１）、プリンタの拡張インタフェース２１７に拡
張ボードが装着されているかをチェックし（２）、拡張
ボードが装着されていないと判断した場合は処理を終了
する。

【００３１】一方、ステップ（２）で拡張ボードが装着
されていると判断した場合には、挿着された拡張ボード
のＲＯＭ３０２に格納されている拡張ボード固有のマニ
ュアルデータをＲＡＭ２０５にロードする（３）。次い
で、ロードしたマニュアルデータを印字する（４）。

【００３２】以下、本実施例と第３の発明の各工程との
対応及びその作用について図５等を参照して説明する。

【００３３】第３の発明は、拡張される機能を説明する
情報を蓄える情報部を備える拡張ボードを接続する接続
手段（拡張インタフェース２１７）と、プリンタエンジ
ン２１２を制御するプリンタ制御手段とを備えるプリン
タ装置の拡張機能印刷方法において、前記接続手段に対
して前記拡張ボードＢＤが接続されたかどうかを認識す
る認識工程（図５のステップ（２））と、該認識後、前
記情報部から前記拡張される機能を説明する情報を取得
する取得工程（図５のステップ（３））と、該取得した
前記拡張される機能を説明する情報を前記プリンタエン
ジンにより印刷する印刷工程（図５のステップ（４））
とを実行して、電源オンの後、拡張ボード接続を認識し
た場合に、いつでも拡張される機能を説明する情報を印
刷させる処理をプログラム制御することを可能とする。

【００３４】〔第２実施例〕上記第１実施例では、拡張
ボードが１枚の場合に説明したが、複数の拡張ボードを
挿着可能なプリンタ装置にも本発明を適用することがで
きる。以下、その実施例について説明する。なお、図
１、図２、図３、図４の構成については、第１実施例と
同じであるので説明は省略する。

【００３５】図６は、図２に示したＲＡＭ２０５にロー
ドされた拡張ボードのマニュアルデータ構造の例を示す
図である。

【００３６】この図に示すように、拡張ボードのマニュ
アルデータは、マニュアルデータ部６０２とマニュアル
データを管理する管理テーブル６０１とに分かれる。

【００３７】なお、装着されたボード数に対応してテー
ブルとマニュアルデータが増えてゆく。また、図６で
は、拡張ボードが３枚装着され、マニュアルデータが３
つのロードされた状態に対応する。

【００３８】図７は、図６に示した管理テーブル６０１
とマニュアルデータ部６０２との対応を示す図である。

【００３９】図において、７０１はテーブル番号部で、
図６に示した管理テーブル６０１のテーブル０、テーブ
ル１，……に対して０，１，……と対応した数字が書き
込まれている。

【００４０】７０２は対応するマニュアルデータのアド
レス部、７０３はコメント部で、マニュアルデータ先頭
にあるコメント文４０１が書き込まれている。

【００４１】以下、本実施例と第２の発明の各手段との
対応及びその作用について図２等を参照して説明する。

【００４２】第２の発明は、プリンタエンジン２１２を
制御するプリンタ制御手段（プリンタ制御ユニット１０
３のエンジン制御部２１０）を備えるプリンタ装置にお
いて、拡張される機能を説明する情報を蓄える情報部
（図３のＲＯＭ３０２等に記憶される）を備える拡張ボ
ードを複数接続する接続手段（拡張インタフェース２１
７）と、前記接続手段に対して複数枚の前記拡張ボード
が接続されたかどうかを認識する認識手段（ＣＰＵ２０
２）と、前記認識手段により拡張ボードＢＤが複数枚接
続されたことを認識した場合に、各情報部から前記拡張
される機能を説明する情報を一括して取得する取得手段
（ＣＰＵ２０２）と、前記取得手段により取得された各
情報部から前記拡張される機能を説明する情報のインデ
ックス（マニュアルデータ部とマニュアルデータを管理
する管理テーブル部がＲＡＭ２０５にロードされ、該ロ
ードされたデータ中のコメント等）を表示する表示手段
（表示装置２１６）と、前記表示手段により表示された
各インデックスから印刷すべきインデックスを指示する
指示手段（操作パネル２１５）と、操作パネル２１５に
より指示されたインデックスに対応する前記拡張される
機能を説明する情報をエンジン制御部２１０がプリンタ
エンジン２１２により印刷させ、複数の拡張ボード中の
所望とする拡張ボードにより拡張される機能を説明する
情報をユーザの指示により選択的に印刷することを可能
とする。

【００４３】図８は本発明に係るプリンタ装置の第２の
マニュアル印刷方法の一実施例を示すフローチャートで
ある。なお、（１）〜（１２）は各ステップを示す。

【００４４】先ず、ＬＢＰ本体１０１の電源がＯＮされ
ると（１）、プリンタの拡張インタフェースに拡張ボー
ドが装着されているかどうかをチェックし（２）、拡張
ボードが装着されていないと判定された場合は、処理を
終了する。

【００４５】一方、ステップ（２）で、プリンタの拡張
インタフェースに拡張ボードが装着されていると判定し
た場合は、装着された拡張ボードの枚数Ｘを取得する
（３）。次いで、ループカウンタＹを「０」にし
（４）、Ｙ番目の拡張ボードからマニュアルデータをプ
リンタ本体のＲＡＭにロードし（５）、図７に示したテ
ーブルにデータを書き込むとともに、テーブル番号部７
０１にＹの値、アドレス部７０２にロードしたマニュア
ルの先頭アドレスを書き込むとともに、コメント部７０
３にマニュアルの先頭部のコメントを書き込む（６）。
次いで、ボード番号Ｙを「１」増し（７）、未処理の拡
張ボードがあるかどうかをチェック（Ｘ＞Ｙ）し
（８）、条件が成立ならステップ（５）〜（７）を繰り
返す。

【００４６】一方、ステップ（８）で条件が成立しない
場合は、テーブル番号とコメント文を表示装置に出力す
る（９）。そして、操作パネルから印字したいマニュア
ルのテーブル番号を入力し（１０）、入力されたテーブ
ル番号に対応するテーブルからマニュアルのアドレスを
取得し（１１）、アドレスにあるマニュアルデータを印
字する（１２）。

【００４７】これにより、複数の拡張ボードを装着し、
各ボードのマニュアルデータをプリンタ内のＲＡＭ３０
３に一括して読み込んで出力することができる。

【００４８】以下、本実施例と第４の発明の各工程との
対応及びその作用について図８を参照して説明する。

【００４９】第４の発明は、表示手段（表示装置２１
６）と、指示手段（操作パネル２１５）と、拡張される
機能を説明する情報を蓄える情報部を備える拡張ボード
を接続する複数の接続手段（拡張インタフェース２１
７）と、プリンタエンジン２１２を制御するプリンタ制
御手段とを備えるプリンタ装置の拡張機能印刷方法にお
いて、前記接続手段に対して複数枚の前記拡張ボードが
接続されたかどうかを認識する認識工程（図８のステッ
プ（２））と、該認識後、各情報部から前記拡張される
機能を説明する情報を一括して取得する取得工程（図８
のステップ（３）〜（６））と、該取得された各情報部
から前記拡張される機能を説明する情報のインデックス
を表示手段に表示させる表示工程（図８のステップ
（９））と、該表示された各インデックスから印刷すべ
きインデックスを指示手段により指示させる指示工程
（図８のステップ（１０））と、該指示されたインデッ
クスに対応する前記拡張される機能を説明する情報をプ
リンタエンジンにより印刷させる印刷工程（図８のステ
ップ（１１），（１２））とを実行して、電源オン後、
複数の拡張ボード中の所望とする拡張ボードにより拡張
される機能を説明する情報をユーザの指示により選択的
に印刷する処理をプログラム制御することを可能とす
る。

【００５０】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、１つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。

【００５１】また、拡張ボードの種別のみを知りたい場
合もあるので、例えばテストプリントモード実行時に、
該種別情報を拡張ボードから取得して印刷するように制
御してもよい。

【００５２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第１
の発明によれば、接続手段に対して前記拡張ボードが接
続されたかどうかを認識する認識手段により前記拡張ボ
ードが接続されたことを認識した場合に、取得手段が前
記情報部から前記拡張される機能を説明する情報を取得
し、該取得した前記拡張される機能を説明する情報をプ
リンタ制御手段がプリンタエンジンにより印刷させるの
で、拡張ボード接続を認識した場合に、いつでも拡張さ
れる機能を説明する情報を印刷することができる。

【００５３】第２の発明によれば、接続手段に対して複
数枚の前記拡張ボードが接続されたかどうかを認識する
認識手段により拡張ボードが複数枚接続されたことを認
識した場合に、取得手段が各情報部から前記拡張される
機能を説明する情報を一括して取得し、該取得された各
情報部から前記拡張される機能を説明する情報のインデ
ックスを表示手段に表示させ、該表示された各インデッ
クスから印刷すべきインデックスが指示手段により指示
されたら、該指示されたインデックスに対応する前記拡
張される機能を説明する情報をプリンタ制御手段がプリ
ンタエンジンにより印刷させるので、複数の拡張ボード
中の所望とする拡張ボードにより拡張される機能を説明
する情報をユーザの指示により選択的に印刷することが
できる。

【００５４】第３の発明によれば、前記接続手段に対し
て前記拡張ボードが接続されたかどうかを認識し、該認
識後、前記情報部から前記拡張される機能を説明する情
報を取得し、該取得した前記拡張される機能を説明する
情報を前記プリンタエンジンにより印刷するので、拡張
ボード接続を認識した場合に、いつでも拡張される機能
を説明する情報を印刷させる処理をプログラム制御する
ことができる。

【００５５】第４の発明によれば、前記接続手段に対し
て複数枚の前記拡張ボードが接続されたかどうかを認識
し、該認識後、各情報部から前記拡張される機能を説明
する情報を一括して取得し、該取得された各情報部から
前記拡張される機能を説明する情報のインデックスを表
示手段に表示させ、該表示された各インデックスから印
刷すべきインデックスを指示手段により指示させ、該指
示されたインデックスに対応する前記拡張される機能を
説明する情報をプリンタエンジンにより印刷させるの
で、複数の拡張ボード中の所望とする拡張ボードにより
拡張される機能を説明する情報をユーザの指示により選
択的に印刷する処理をプログラム制御することができ
る。

【００５６】従って、接続されている拡張ボードの種
別，機能等を含むボード情報を容易に知ることができる
等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用可能なプリンタエンジンの内部構
造を示す断面図である。

【図２】図１に示したプリンタ制御装置ユニットの詳細
構成を説明するブロック図である。

【図３】図２に示した拡張インタフェースに接続可能な
拡張ボードの構成を説明するブロック図である。

【図４】図３に示したＲＯＭに記憶される拡張ボードの
マニュアルデータの一例を示す図である。

【図５】本発明に係るプリンタ装置の第１のマニュアル
印刷方法の一実施例を示すフローチャートである。

【図６】図２に示したＲＡＭにロードされた拡張ボード
のマニュアルデータ構造の例を示す図である。

【図７】図６に示した管理テーブルとマニュアルデータ
部との対応を示す図である。

【図８】本発明に係るプリンタ装置の第２のマニュアル
印刷方法の一実施例を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１０３ プリンタ制御ユニット ２０２ ＣＰＵ ２０４ ＲＯＭ ２１５ 操作パネル ２１６ 表示装置 ２１７ 拡張インタフェース

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 プリンタエンジンを制御するプリンタ制
   御手段を備えるプリンタ装置において、拡張される機能
   を説明する情報を蓄える情報部を備える拡張ボードを接
   続する接続手段と、前記接続手段に対して前記拡張ボー
   ドが接続されたかどうかを認識する認識手段と、前記認
   識手段により前記拡張ボードが接続されたことを認識し
   た場合に、前記情報部から前記拡張される機能を説明す
   る情報を取得する取得手段とを有し、前記取得手段が取
   得した前記拡張される機能を説明する情報をプリンタ制
   御手段がプリンタエンジンにより印刷させることを特徴
   とするプリンタ装置。
2. 【請求項２】 プリンタエンジンを制御するプリンタ制
   御手段を備えるプリンタ装置において、拡張される機能
   を説明する情報を蓄える情報部を備える拡張ボードを複
   数接続する接続手段と、前記接続手段に対して複数枚の
   前記拡張ボードが接続されたかどうかを認識する認識手
   段と、前記認識手段により拡張ボードが複数枚接続され
   たことを認識した場合に、各情報部から前記拡張される
   機能を説明する情報を一括して取得する取得手段と、前
   記取得手段により取得された各情報部から前記拡張され
   る機能を説明する情報のインデックスを表示する表示手
   段と、前記表示手段により表示された各インデックスか
   ら印刷すべきインデックスを指示する指示手段と、前記
   指示手段により指示されたインデックスに対応する前記
   拡張される機能を説明する情報をプリンタ制御手段がプ
   リンタエンジンにより印刷させることを特徴とするプリ
   ンタ装置。
3. 【請求項３】 拡張される機能を説明する情報を蓄える
   情報部を備える拡張ボードを接続する接続手段と、プリ
   ンタエンジンを制御するプリンタ制御手段とを備えるプ
   リンタ装置の拡張機能印刷方法において、前記接続手段
   に対して前記拡張ボードが接続されたかどうかを認識す
   る認識工程と、該認識後、前記情報部から前記拡張され
   る機能を説明する情報を取得する取得工程と、該取得し
   た前記拡張される機能を説明する情報を前記プリンタエ
   ンジンにより印刷する印刷工程とを有することを特徴と
   するプリンタ装置の拡張機能印刷方法。
4. 【請求項４】 表示手段と、指示手段と、拡張される機
   能を説明する情報を蓄える情報部を備える拡張ボードを
   接続する複数の接続手段と、プリンタエンジンを制御す
   るプリンタ制御手段とを備えるプリンタ装置の拡張機能
   印刷方法において、前記接続手段に対して複数枚の前記
   拡張ボードが接続されたかどうかを認識する認識工程
   と、該認識後、各情報部から前記拡張される機能を説明
   する情報を一括して取得する取得工程と、該取得された
   各情報部から前記拡張される機能を説明する情報のイン
   デックスを表示手段に表示させる表示工程と、該表示さ
   れた各インデックスから印刷すべきインデックスを指示
   手段により指示させる指示工程と、該指示されたインデ
   ックスに対応する前記拡張される機能を説明する情報を
   プリンタエンジンにより印刷させる印刷工程とを有する
   ことを特徴とするプリンタ装置の拡張機能印刷方法。