JPH08332668A - 大型ブロー成形品及びブロー成形方法並びにその成形装置 - Google Patents

大型ブロー成形品及びブロー成形方法並びにその成形装置

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JPH08332668A
JPH08332668A JP7244240A JP24424095A JPH08332668A JP H08332668 A JPH08332668 A JP H08332668A JP 7244240 A JP7244240 A JP 7244240A JP 24424095 A JP24424095 A JP 24424095A JP H08332668 A JPH08332668 A JP H08332668A
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die
resin
parison
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blow molding
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Satoru Furuki
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広幅あるいは大型の外装部品にも磨き加工等
を必要としない表面外観に優れたブロー成形品とブロー
成形法およびその装置を提供すること。 【解決手段】 成形品の外表面のパリソンの流れ方向に
対して垂直な方向の表面粗さ(中心線平均粗さRa)
が、表面研磨なしで、0.3〜1.5μmであるブロー
成形品。また、パリソンとして押出すダイヘッドの環状
樹脂通路内で、溶融樹脂が後方から押されてダイ出口に
向かって流れる力を利用して、少なくとも成形品の外表
面に相当する溶融樹脂の表層を分離除去するか、又は揮
発成分含有量が3.0wt%以下になるまで脱揮処理し
た溶融樹脂を、コンバージ化した出口からパリソンとし
て押出すことを特徴とする成形法及び装置。 【効果】 ダイマークがなく、表面性状に優れたパリソ
ンを継続して形成することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブロー成形品及びブ
ロー成形方法並びにその成形装置に係わり、特に研磨等
の仕上げ後処理加工を必要としない表面外観に優れたブ
ロー成形品及び該成形品を低コストで得られるようにし
た成形法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にブロー成形品は表面肌が悪く、特
に外装部品としてブロー成形品を使用する場合、研磨等
の仕上げ後処理を必要とし製造コストを押し上げる。ブ
ロー成形品の表面性状を悪化させる原因は、その成形金
型内において溶融状態の樹脂材料を金型表面へ押し付け
る圧力が、射出成形や圧縮成形に比較して大幅に低いた
めであると言われている。そこで金型表面での転写性を
向上する手段として、従来から種々の方法が提案されて
いる。例えば加熱媒体にて金型加熱を行わせ、型締後に
冷却媒体で冷却を開始し、キャビティからの残留エアを
強制排気する方法(特開平4−351526号)、ま
た、さらに成形やエネルギー面での効率を高めるために
金型キャビティ表面に薄膜状の加熱層や断熱層を配置す
る方法(特開平4−211912号、特開平3−588
09号)等が開示されている。
【0003】ところで、一般にダイヘッドより押し出さ
れたパリソン表面には、流路壁面と溶融樹脂との剪断に
よる凹凸が発生し易い。とくに流路壁面に溶融樹脂から
発生した劣化成分が付着すると、パリソンの表面性状は
著しく悪化する。ブロー成形する以前のパリソン段階で
の表面肌の荒れが著しい場合、前述の金型表面の転写性
を向上する方法のみでは良好な外観を得ることが困難に
なる。そこでパリソン自体の表面を平滑にして、ブロー
成形品の表面性状を改善する方法として、溶融樹脂温度
を上昇すること、特にパリソンの出口部分(ダイ)の温
度を上げればパリソン表面が平滑になることが知られて
いる。しかしその反面、樹脂温度が上昇してドローダウ
ンが顕著となり、成形性を低下させる。この不具合を回
避する方法として、高流動性、良外観の材料を外皮とす
る多層化や、ダイヘッド内で潤滑剤をパリソンとともに
押し出す方法(特開平5−50431号)なども開示さ
れているが、比較的特殊な設備を必要とすることや、異
種の樹脂材料や潤滑剤の混入したバリのリターンによる
材料物性の変動の問題、成形品からの潤滑剤の除去など
未解決の課題がある。
【0004】このようにブロー成形品の表面を損ねる主
な因子は、ダイマークである。ダイマークは一種の引き
ずり痕であり、流路壁面に付着固化した劣化樹脂等によ
る凹凸上を溶融樹脂が通過することによって、パリソン
の押出方向に流れ縞状のダイマークの凹凸を発生する。
特に変性PPE系樹脂、或いは、ポリプロピレン、AB
S樹脂等の熱可塑性樹脂を材料として使用した場合、連
続して成形を行うと、ダイコア等の溶融樹脂流路壁面
に、低分子量成分を主体とする材料の劣化成分付着が進
行し、パリソン表面、ひいては製品外観を損ねる原因と
なる。
【0005】特に変性PPE系樹脂を材料とする場合、
ダイマークによる表面欠陥が顕著である。なお本発明に
おける変性PPE系樹脂とは、ポリフェニレンオキサイ
ドをポリアミドもしくはポリスチレン、HI樹脂、SB
S等で変性したポリマーアロイを言うものとする。以下
単に変性PPE系樹脂と称す。この材料の場合、成形品
表面の凹凸を平均表面粗さ(Ra)で示せば、最大でR
a>3〜4μmに達することがあり、これは製品の外観
を大きく損ね、触感でも確認できるほどの筋状の凹凸を
発生することがある。特に自動車の外装部品において
は、塗装後の外観に大きく影響する。塗装による被膜で
完全に隠蔽し、塗装面が良好になるためにはこれによる
凹凸は1.5μm以下に抑制する必要がある。変性PP
E系樹脂によりブロー成形した自動車外装部品が多く市
販されているが、これらは通常ダイマークによる凹凸を
研磨によって除去しているのが現状である。
【0006】こうしたダイマーク(ダイライン)を生じ
ないようにするため、肉厚調整リングを所定角度だけ傾
いた傾斜面とし、該リングを押圧する複数の面圧調整部
材を設けたパリソンの肉厚調整装置が開示されている
(実開平6−81724号)。しかしこれによっても非
常に平滑面を要求される成形品に適用した場合には、十
分に満足するものとは言えなかった。また変性PPE系
樹脂のブロー成形での外観向上を目的として、金型キャ
ビティ温度80〜150℃、吹き込み圧力8〜12kg
f/cm2の条件下でブロー成形を行う方法(特開平4
−140124号)も開示されている。しかしながらこ
の不具合を防止するために極端に金型を加熱することは
成形サイクルを長くする必要を生じ不経済である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】変性PPE系樹脂は耐
熱性が良好であるが、これは同時に溶融軟化状態から硬
化への変化が比較的に早いことを意味しており、特にブ
ロー成形においては平滑な表面性状を得る上においてマ
イナス要素となる。つまり上述のようにパリソン表面自
体にダイマークによる凹凸発生が比較的顕著であること
に加えて、射出されたパリソンは一時的に空気で冷却さ
れ、さらに金型に接触すると同時に急速に硬化する。こ
の結果金型表面の転写性が大きく低下し、パリソン表面
に発生したダイマークは成形品の外表面に直接残留す
る。このように耐熱性が高く、またダイマークの甚だし
い変性PPE系樹脂においては、賦形時に金型内の制御
因子のみで表面肌を平滑化することは極めて困難であっ
た。
【0008】ところで出口方向にコンバージ形状のダイ
を使用することによって、ダイマークの発生が抑制され
る場合がある。この理由は以下の様に考えられる。添付
図面の図7Bに示すコンバージダイ2の場合、流路の出
口に向かってその流路外径8が小さくなっていく傾向に
ある。したがって、パリソン11の押出用のリングピス
トンによって溶融樹脂を押し出す力の大部分が、パリソ
ン外周側(ダイ側)にかかる。このため、出口部分の環
状流路外周で、溶融樹脂は、ダイ2壁面により強く押圧
されて平滑面が反映される。また、この部分が内周より
も高圧によることから、この部分での低分子量成分の析
出が抑えられる。この結果、図7Aに示す末広がりのダ
イバージ形状のダイ1に比較して、図7Bのコンバージ
ダイ2では、ダイマークが減少する。このように、劣化
物を比較的多く発生しやすい変性PPE系樹脂の成形に
おいて、コンバージ形状のダイではダイバージ形状のダ
イに比較して、ダイマークの深さ、発生量が減少する傾
向がある。
【0009】しかし、通常の成形機において、コンバー
ジダイを使用した場合、パリソン径(幅)がダイバージ
形状のダイコアよりも小径になるため、得られる成形品
としては比較的細幅(小型)のもの(投影面における短
手方向の長さが300mm以下、長手方向の長さが50
0mm以下)に限定される。このため、最近その用途が
拡大しつつあるブロー成形において大型パネルを中心と
した広幅あるいは大型の外装部品について上述のコンバ
ージダイによる効果を期待することは不可能であった。
またダイマークの原因である付着物を都度除去してダイ
表面の平滑性を維持することによって表面性状の良好な
成形品の生産を継続して行うことはできる。しかしなが
ら、そのためには頻繁にこれらの除去作業を行う必要が
ある。この段取り作業によって生産が中断されると、特
にブロー成形の場合、装置の大型化にともなって製造再
開時のロスが多くなり、生産効率を著しく悪化する。
従って本発明の目的は、ダイマークの原因となる析出物
の発生を抑制し、広幅あるいは大型の外装部品にも磨き
加工等を必要としない表面外観に優れたブロー成形品を
能率よく低コストで得られるようにしたブロー成形法お
よびその装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ダイマーク
がパリソン外表面に発生することを防止するためには、
特にダイ末端部分での付着物の発生を防止すること、ダ
イの平滑な面へ溶融樹脂をより高圧で押し付けることが
有効であることを確認した。そこで、上記課題を解決す
るために、本発明のブロー成形方法は、特に、パリソン
として押し出す溶融樹脂中の揮発成分を脱揮処理するこ
ととダイバージ形状のダイの先端部分のみをコンバージ
形状とすることとの組み合わせ、または脱揮処理しなく
ても樹脂流路においてその外周の表層を分離除去するこ
ととダイバージ形状のダイの先端部分のみをコンバージ
形状とすることとの組み合わせのいずれかによって、磨
き加工等を必要としない表面外観に優れたブロー成形品
が得られることが判明し本発明を完成した。
【0011】即ち本発明のうちで請求項1記載の発明
は、熱可塑性樹脂からなるブロー成形品であって、投影
面における短手方向の長さが300mm以上、好ましく
は300〜1500mm、長手方向の長さが500mm
以上、好ましくは500〜1700mmであり、少なく
とも成形品の外表面のうち使用時に目に触れる部分につ
いての平均表面粗さ(Ra)が、0.3〜1.5μmで
あることを特徴とする大型ブロー成形品である。この大
型ブロー成形品は後工程として表面研磨をすることな
く、極めて高い表面平滑性を有するものである。特に熱
可塑性樹脂として変性PPE系樹脂に適用した場合に好
適である。ここで、投影面積とはブロー成形品の平面図
を基準にして測定された寸法から得られる面積をいい、
自動車外装部品等に好適なものである。
【0012】この短手方向の長さ及び長手方向の長さで
規定されるブロー成形品は特にかなりの広幅あるいは大
型の自動車外装部品等に適する。平均表面粗さ(Ra)
とは、公知の走査式表面粗さ測定器を使用し、パリソン
においてウェルドにあたる成形品上の部分を、パリソン
の流れ方向を横切るようにプローブ(針)を走査するこ
とによって測定するものである。これの具体的な測定条
件としては、プローブ走査速度0.6mm/sec、測
定長さ10mm、走査回数5〜6回(60μm間隔)の
平均値として求める。またかかる低い平均表面粗さは、
外表面全面にわたっていても良いし或いは、少なくとも
成形品の裏面を除いた前面側の目に触れる表面層だけで
あってもよい。
【0013】本発明の請求項3記載の発明は、押出機か
らの溶融樹脂をパリソンとして押出した後、左右一対の
割り金型で挟んで空気を吹き込むブロー成形法におい
て、揮発成分含有量が3.0wt%以下好ましくは1.
0wt%以下になるまで脱揮処理した溶融樹脂を、ダイ
ヘッドの環状樹脂通路を経由してコンバージ化した出口
からパリソンとして押出すことを特徴とするブロー成形
方法である。ここで揮発成分とは成形時の最高温度(例
えば250〜320℃)以上の温度で揮発する成分をい
う。また脱揮処理は、通常押出機からの溶融樹脂の混練
移送中にベント孔から真空吸引してすることが好適であ
る。揮発成分含有量が3.0wt%以上では、ダイ末端
部分での付着物の発生を防止することができない。
【0014】この発明では、押出機以降のダイヘッド部
分の流路に送られる溶融樹脂中の揮発成分量を脱揮処理
にて減少することによって、ダイ壁面に付着する析出物
の発生が大幅に抑制され、これによって得られるブロー
成形品の外表面のうち使用時に目に触れる部分について
の平均表面粗さ(Ra)が、0.3〜1.5μmの範囲
内のものを得ることができる。従ってこの場合は後記す
る請求項4以降に記載の発明のように表層を途中で分離
除去する必要がない。但し析出物の付着が進行した時点
においても、先絞りのコンバージ化した出口ダイとの組
み合わせによって従来のダイバージダイを利用したブロ
ー成形法による成形品に比較してダイマークが大幅に抑
制されるものである。なお、成形品の揮発成分量は、例
えば示差走査熱量測定(DSC)や示差熱分析(DT
A)等によって測定し確認することができる。
【0015】また本発明の請求項4記載の発明は、押出
機からの溶融樹脂をパリソンとして押出した後、左右一
対の割り金型で挟んで空気を吹き込むブロー成形法にお
いて、パリソンとして押出すダイヘッドの環状樹脂通路
内で、溶融樹脂が後方から押されてダイ出口に向かって
流れる力を利用して、少なくとも成形品の外表面のうち
使用時に目に触れる部分に相当する溶融樹脂の表層を分
離除去し、残りの溶融樹脂をコンバージ化した出口から
パリソンとして押出すことを特徴とするブロー成形方法
である。この場合は押出機からの溶融樹脂をパリソンと
して押出す際に、上記した請求項3記載の発明のように
溶融樹脂の揮発成分を脱揮処理することは必ずしも必要
としない。
【0016】またここで分離除去する表層の厚みは、特
に限定するものではないが、5mm以下、好ましくは3
mm以下、更に好ましくは1mm以下であり、又その幅
は、少なくとも成形品の前面側の人目に触れる外表面以
上に相当するものであればよく、或いは全周面から分離
除去してもよい。かかる手段によるとダイヘッドの環状
樹脂通路内において、すでにダイマークの発生した少な
くとも成形品の前面側の外表面以上に相当する溶融樹脂
外周の表層を途中で分離除去することができる。さらに
またダイヘッドの流路出口の先絞りコンパージ化した部
分において、流路周壁面の平滑な面への溶融樹脂の押し
付け圧力が上がる。これによってパリソン表面に平滑な
ダイ面が強く転写でき、また、流動中の溶融樹脂の表層
部分が高圧になるため、この部分では付着物の原因とな
る低分子量成分の析出が抑制されることとなる。これに
よって得られるブロー成形品の外表面のうち表層を途中
で分離除去した部分についての平均表面粗さ(Ra)
が、0.3〜1.5μmの範囲内のものを得ることがで
きる。
【0017】また請求項5記載の発明は、請求項3記載
の発明を実施するのに適した装置であって、押出機のダ
イヘッド内のダイとコアで形成される環状の樹脂流路の
少なくとも1部分の流路外径が、その樹脂流入側および
出口側よりも拡大しており、かつ投影面における短手方
向の長さが300mm以上、長手方向の長さが500m
m以上の成形品を得るように流路出口の径が設定されて
いることを特徴とするブロー成形装置である。さらに請
求項6記載の発明は、請求項4記載の発明を実施するの
に適した装置であって、押出機のダイヘッド内のダイと
コアで形成される環状の樹脂流路の少なくとも1部分の
流路外径が、その樹脂流入側および出口側よりも拡大し
ており、かつその流路外径の拡大した部分の流路外壁面
の周方向に、少なくとも成形品の前面側外表面のうち使
用時に目に触れる部分に相当する領域についてスリット
が設けられ、このスリット部分から溶融樹脂の表層が分
離除去できるよう構成されたことを特徴とするブロー成
形装置である。更に又パリソン押出し方向と平行移動自
在にダイ先端に、ダイ流路外径の拡大した部分よりも小
さい外径でかつコンバージ形状の部分分割ダイが設置さ
れ、当該部分分割ダイの平行移動でスリットの隙間が調
節される上記請求項6記載のブロー成形装置である。
【0018】ここで本発明の請求項3と4における二つ
のブロー成形方法の共通点について更に詳しく説明す
る。押出機からの溶融樹脂をパリソンとして押出した
後、左右一対の割り金型で挟んで空気を吹き込み冷却成
形するブロー成形法自体は、従来公知に属することであ
るが、溶融樹脂をコンバージ化した出口からパリソンと
して押出す点に共通の特徴を有する。この場合ダイヘッ
ドの流路出口のコンバージ化した部分において、流路外
周壁面の平滑な面への溶融樹脂の押し付け圧力が上が
る。これによって、パリソン表面に平滑なダイ面が強く
転写でき、また、流動中の溶融樹脂の表層部分が高圧に
なるため、この部分では付着物の原因となる低分子量成
分の析出が抑制される。従って押し出されるパリソン
は、ダイマークのない表面平滑なパリソンとして得られ
るから、これを左右一対の割り金型で挟んで例えば5〜
15Kg/cm2、好ましくは5〜7Kg/cm2程度の圧縮空気を
吹き込み、適宜冷却成形することによって、磨き加工等
を必要としない表面外観に優れたブロー成形品を低コス
トで得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図示
例と共に説明する。図1は、本発明のブロー成形方法を
実施する場合の全体構成断面図の一例である。図1にお
いて、原料ホッパー12から投入された原料は押出機A
により混練移送される。押出機Aには、ベント孔14が
配置されており、その他端部は配管にて適宜のコンデン
サーや真空ポンプ13等に連結されている。このベント
孔14より未反応モノマー、添加剤等材料に含有されて
いる揮発成分が脱揮発される。ついで溶融樹脂は押出機
Aの先端に直結された樹脂を計量するためのアキュムレ
ーター15内に一時的に貯蔵され、ついでリングピスト
ン16によってダイヘッドの環状樹脂流路内8のコンバ
ージ化したダイ2の出口からパリソン11として押し出
した後、左右一対の割り金型17で挟んで加圧空気を吹
き込みブロー成形する。
【0020】図2は、本発明の他のブロー成形方法で大
幅に析出物の発生を低減する場合の全体構成断面図の一
例である。熱可塑性樹脂の材料は、先ず第一押出機Aに
て予備可塑化される。その際これに設けたベント孔ある
いは解放部分等にて、材料に含有されている揮発成分を
除去する。第一押出機Aの先端には、第二の押出機Bを
連結し配置する。押出機A,B間は温度調節機能をもっ
たチューブで連結した連続的な樹脂流路としても良い
が、連続的な流路とせずに一度大気中に放出、あるいは
図中に示すような減圧室18を設け、これより配管にて
コンデンサーと真空ポンプ13に連結させることが望ま
しい。このように押出機Aにおける混練移送時に材料中
の未反応モノマーや可塑剤等を脱揮処理した溶融樹脂
は、減圧室18の送りギア19にて第二の押出機Bに送
り込まれた後、ベント孔14より更に残留する揮発成分
がベント孔14よりコンデンサーと真空ポンプ13を経
由して脱揮処理される。ついで溶融樹脂は押出機Bの先
端に直結された樹脂を計量するためのアキュムレーター
15内に一時的に貯蔵され、ついでリングピストン16
によってダイヘッドの環状樹脂流路内8の先絞りコンバ
ージ化したダイ2の出口からパリソン11として押し出
した後、左右一対の割り金型(図示せず)で挟んで空気
を吹き込み冷却下でブロー成形する。
【0021】
【実施例】以下本発明の具体的な実施例であるブロー成
形装置について添付図面に基づいて説明する。図3は本
発明の1実施例におけるブロー成形装置のうち、特に表
層を分離除去できるダイヘッド部分のダイギャップが閉
鎖された状態の断面構造図を示し、図4は、同じダイヘ
ッドのダイギャップが開いてパリソンが押し出される状
態の断面構造図を示すものである。図中の1は樹脂流入
側よりも外径が末広がりに拡大したダイバージ形状のダ
イ(ダイバージダイ)、2は樹脂出口側に向けて外径が
先絞りとされた部分分割のコンバージ形状のダイ(コン
バージダイ)である。ダイ1とダイ2の接合部分には、
等幅のスリット3が全周にわたって形成されている。た
だしこのスリット3は、少なくとも成形品の前面側外表
面に相当する溶融樹脂の表層のみを分離除去できるもの
であればよく、全周にわたって形成しなくてもよい。
【0022】なおコンバージダイ2は、パリソン押出し
方向と平行移動自在にダイ1の先端にボルト4によって
接合されており、このボルト4の締め量に応じてスリッ
ト3の幅調節が可能である。このスリット3の外周に
は、スリットより流入した表層のみの溶融樹脂の逃げス
ペース(樹脂溜)5が、スリット部分全周にわたって形
成される。この樹脂溜5には、溜まった樹脂をダイヘッ
ド外へ逃がすための解放孔を設ける(図示せず)。等幅
のスリット3から常に周方向に均等に樹脂を排出するた
めに、解放孔を円周方向において対称に設けたり、ある
いは樹脂溜の空間の容積を周方向にわたって変化させて
も良い。
【0023】このスリット3から直上の一定部分は、そ
の溶融樹脂の流入側(上方)の流路径よりも拡大してい
ることが望ましい。これによって、通常の成形機におい
ても、少なくとも着脱自在な出口部分(ダイ,コア)だ
けをコンバージ化することによって、大型品について
も、コンバージ化による効果即ちダイマークのない表面
平滑なパリソンとなし得、結果として表面平滑な大型ブ
ロー成形品を製造できる。6と7は中子先端に設けたコ
アであり、これとダイバージダイ1およびコンバージダ
イ2とでダイヘッド内の環状樹脂通路8を形成する。9
はスピンドルであり、パリソンコントローラによるダイ
ギャップの開閉調節は図3、図4に示す如く、スピンド
ル9の先端に固定したコア7を、スピンドル9には直接
固定されていないコア6から離間摺動することによって
行われる。(摺動代10)。このような構造をとること
によって、上方から流下してきた樹脂圧は直接にはコア
6で受け、スピンドル9に固定されたコア7には殆ど負
荷がかからないため、スピンドル9即ちパリソンコント
ローラへの負担が減り、正確なパリソン11の肉厚制御
が可能である。
【0024】本発明による効果は、図5のようなコア6
が一体として、図3,図4のように分割コアではないス
ピンドル9に固定されているダイヘッド断面構造(ただ
しスリットは省略してある)の場合にも同様である。こ
の場合コア6側が溶融樹脂の上部からの流動による抵抗
の大部分を受け、しかもこのコア6はスピンドル9に固
定されている。そのため、パリソン11を押出時におい
て吐出口を所定の幅に離間させるためには溶融樹脂の流
動負荷に逆らってスピンドル9を上方へ摺動させる必要
があり、精密なパリソン肉厚制御が困難になる。このた
め、ダイバージ部分における樹脂流動の負荷によるパリ
ソン肉厚制御変動を抑制するためには、上記した図3と
図4に示すようなコアの分割構造をとることが望まし
い。
【0025】図6は溶融樹脂の表層を分離除去しない場
合の本発明のブロー成形装置のうち、ダイヘッド部分の
断面構造図を示す。前述のリングピストンによって押出
された溶融樹脂は、ダイ1とコア6との間隙からなる環
状の樹脂通路8を通過し、パリソン11を形成する。こ
の実施例においては、パリソン出口先端のみをコンパー
ジダイ2にすることにより、環状の樹脂通路8を流れる
溶融樹脂の外周がパリソン射出段階における上方からの
圧力を受けることによってダイに強く押圧され、ダイ壁
面に析出物の発生が進行した段階においても、パリソン
外表面においてダイマークの痕跡は通常のダイバージダ
イの場合に比較して大幅に緩和される。同図において、
左部分はスピンドル9の操作によって先端のコア7が上
端側に位置する場合を示し、右半分はコア7が下端側に
位置する場合を示している。
【0026】
【発明の効果】以上説明した本発明のブロー成形法及び
ブロー成形装置によれば、流路壁面へ付着してダイマー
クの原因となる未反応モノマー、添加剤等材料に含有さ
れている揮発成分が押出機内での混練移送過程において
十分に除去されているため、アキュムレーターより出口
側の流路壁面への析出物の発生が著しく減少する。また
本発明においては、ダイの部分より上部で発生したダイ
マークの影響を、表層を分離することで除去できる。ま
たこれらに組み合わせて、出口側ダイリップ部分が、流
路の横断面積が出口にむかって小さいコンバージ形状に
なっているためダイ面の平滑性がパリソンに強く反映さ
れることに加えて、溶融樹脂の流動時に外周側で高圧に
なることから析出物の発生が抑制されて、この部分では
ダイマークが発生しにくい、その結果、ダイマークがな
く、表面性状に優れたパリソンを連続して形成すること
が可能である。これによって得られるブロー成形品の外
表面側の平均表面粗さ(Ra)は、変性PPE系樹脂に
適用した場合に、走査式表面粗さ測定機器としてサーフ
コム470A(東京精密製)を使用し、プローブ走査速
度0.6mm/sec、測定長さ10mm、走査回数5
〜6回(60μm間隔)の平均値を求めるといずれも
0.3〜1.5μm以内のものが容易に得られることが
確かめられた。
【0027】加えて、従来小幅の成形品においてのみ得
られていたダイマークの抑制効果を、大型広幅の成形品
においても得ることができて、これによって投影面にお
ける短手方向の長さが300mm以上、長手方向の長さ
が500mm以上の大型成形品を得ることができること
も確かめられた。これらの結果、ブロー成形品に磨き加
工等を必要としない、表面外観に優れたブロー成形品を
低コストで製造することが可能となった。特に、大型成
形品においては後工程としての研磨加工は大変な手間と
コストがかかるものであり、この工程を要しない本発明
は実用上の効果が極めて高い。また、ダイを分割構造に
した場合、メンテナンス時に分割したダイの先端のみを
取り外すことが可能となるため作業も容易となり、生産
性が向上する。その結果、表面性状に優れたブロー成形
品を効率よく製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するブロー成形装置の
全体構成断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態を説明するブロー成形装
置の全体構成断面図である。
【図3】本発明によるダイヘッド断面構造(ダイギャッ
プ閉時)を示した図である。
【図4】本発明によるダイヘッド断面構造(ダイギャッ
プ開時)を示した図である。
【図5】本発明の他の実施例によるダイヘッド断面構造
を示した図である。
【図6】本発明の更に他の実施例によるダイヘッド断面
構造を示した図である。
【図7】従来のダイヘッド断面構造(A:ダイバージダ
イ、B:コンバージダイ)を示した図である。
【符号の説明】
1 ダイバージダイ 2 コンバージジダイ 3 スリット 6,7 中子先端に設けたコア 8 環状樹脂流路 9 スピンドル 11 パリソン 12 ホッパー 14 ベント孔 15 アキュムレーター 16 リングピストン 17 一対の割り金型 18 減圧室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 101:12 B29L 22:00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影面における短手方向の長さが300
    mm以上、長手方向の長さが500mm以上であり、少
    なくとも成形品の外表面のうち使用時に目に触れる部分
    について平均表面粗さ(Ra)が、0.3〜1.5μm
    であることを特徴とする大型ブロー成形品。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂が変性PPE系樹脂からな
    ることを特徴とする請求項1記載の大型ブロー成形品。
  3. 【請求項3】 押出機からの溶融樹脂をパリソンとして
    押出した後、左右一対の割り金型で挟んで空気を吹き込
    むブロー成形法において、揮発成分含有量が3.0wt
    %以下になるまで脱揮処理した溶融樹脂を、ダイヘッド
    の環状樹脂通路を経由してコンバージ化した出口からパ
    リソンとして押出すことを特徴とするブロー成形方法。
  4. 【請求項4】 押出機からの溶融樹脂をパリソンとして
    押出した後、左右一対の割り金型で挟んで空気を吹き込
    むブロー成形法において、パリソンとして押出すダイヘ
    ッドの環状樹脂通路内で、溶融樹脂が後方から押されて
    ダイ出口に向かって流れる力を利用して、少なくとも成
    形品の外表面のうち使用時に目に触れる部分に相当する
    溶融樹脂の表層を分離除去し、残りの溶融樹脂をコンバ
    ージ化した出口からパリソンとして押出すことを特徴と
    するブロー成形方法。
  5. 【請求項5】 押出機のダイヘッド内のダイとコアで形
    成される環状の樹脂流路の少なくとも1部分の流路外径
    が、その樹脂流入側および出口側よりも拡大しており、
    かつ投影面における短手方向の長さが300mm以上、
    長手方向の長さが500mm以上の成形品を得るように
    流路出口の径が設定されていることを特徴とするブロー
    成形装置。
  6. 【請求項6】 押出機のダイヘッド内のダイとコアで形
    成される環状の樹脂流路の少なくとも1部分の流路外径
    が、その樹脂流入側および出口側よりも拡大しており、
    かつその流路外径の拡大した部分の流路外壁面の周方向
    に、少なくとも成形品の外表面のうち使用時に目に触れ
    る部分に相当する領域についてスリットが設けられ、こ
    のスリット部分から溶融樹脂の表層が分離除去できるよ
    う構成されたことを特徴とするブロー成形装置。
  7. 【請求項7】 パリソン押出し方向と平行移動自在にダ
    イ先端に、ダイ流路外径の拡大した部分よりも小さい外
    径でかつ先絞りコンバージ形状の部分分割ダイが設置さ
    れ、当該部分分割ダイの平行移動でスリットの隙間が調
    節される請求項6記載のブロー成形装置。
JP7244240A 1995-04-07 1995-09-22 大型ブロー成形品及びブロー成形方法並びにその成形装置 Withdrawn JPH08332668A (ja)

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