JPH08332122A - システムデスク - Google Patents

システムデスク

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Publication number
JPH08332122A
JPH08332122A JP16303595A JP16303595A JPH08332122A JP H08332122 A JPH08332122 A JP H08332122A JP 16303595 A JP16303595 A JP 16303595A JP 16303595 A JP16303595 A JP 16303595A JP H08332122 A JPH08332122 A JP H08332122A
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JP
Japan
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top plate
movable
fixed
guide
tray
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16303595A
Other languages
English (en)
Inventor
Jitsuzo Matsumoto
實藏 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI PUREAMU KK
Original Assignee
FUJI PUREAMU KK
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Publication date
Application filed by FUJI PUREAMU KK filed Critical FUJI PUREAMU KK
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Publication of JPH08332122A publication Critical patent/JPH08332122A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B2200/00General construction of tables or desks
    • A47B2200/0066Workstations
    • A47B2200/0073Desk with integrated computer

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デスク使用とコンピュータ入出力操作とを単
一のデスクにて行うことができるようにすること。 【構成】 常時は固定天板13と同一平面上に位置する
可動天板14を備え、この可動天板14の下方にディス
プレイ26及びキーボード27を載置した可動トレイ1
5が支持されている。可動天板14と可動トレイ15は
案内装置16によって前後方向に移動可能に支持されて
いるとともに、プーリ63,64間に掛け回されたベル
ト66に対して相反方向に移動可能な位置にそれぞれ固
定されている。可動天板14が固定天板13の下面側に
移動したときは、前記可動トレイ15が手前側に移動し
て前記ディスプレイ26等を表出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシステムデスクに係り、
更に詳しくは、通常のデスクとしての使用はもとより、
コンピュータ入出力作業等をも行うことのできるシステ
ムデスクに関する。
【0002】
【従来の技術】近時のコンピュータの飛躍的な普及並び
に各種関連機器の小型化に伴い、ディスプレイあるいは
キーボード等をデスクの天板内に内装したシステムデス
クが提案されている。例えば、実開平2−119823
号公報には、ワードプロセッサを内装したデスクが示さ
れている。このデスクは、天板の一部がヒンジ機構を介
して開閉可能に設けられ、この開閉可能な天板の下面若
しくは内面側にディスプレイが装着される一方、このデ
ィスプレイの手前にキーボードが表出するという構成が
採用されている。
【0003】また、実開平4−12943号公報にも同
様のデスクが開示されている。このデスクにおいては、
机板の裏面にディスクドライブが設けられており、この
一方、机板の一部を開閉可能に設けて当該机板の裏面に
ディスプレイを装着した構成が採用されている。
【0004】前述した既提案の机によれば、通常のデス
クとしての使用ができる他、別途のラック等を用いるこ
となくコンピュータ及びその関連機器を搭載して所要の
入出力作業を行えるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなデスクにあっては、開閉可能な天板部分の裏面にデ
ィスプレイを装着したものであり、キーボードとディス
プレイとの相対距離が離れることとなり、コンピュータ
の入出力作業を行う際に、ディスプレイを見上げながら
キーボードを見下ろすという態勢となり、疲労度が高く
なるという不都合があった。
【0006】また、前記各デスクは、机板の裏面にディ
スプレイが設けられた構成であり、これがため、天板上
面を面一とした非使用時の態様においても、何等かの物
を机上に落としたような場合にディスプレイを損傷させ
る要因ともなる。特に、一般家庭における学習用デスク
としてこれを用いた場合には、幼児等が遊びの一環とし
て机上に乗ること等も多々あり、このような場合にディ
スプレイの損傷等が一層顕出する。
【0007】そこで、本出願人は、特願平6−3195
29号及び特願平6−319530号において改良され
たシステムデスクを提案し、これらのシステムデスクに
よってディスプレイの損傷要因等を有効に排除できるよ
うにした。しかしながら、既提案のシステムデスクは、
可動側の天板が固定側の天板内に収納されるタイプのも
のであり、また、可動天板を移動させるための機械的構
造にリンク機構等を採用する等、構造の簡素化を達成す
るには自ずと限界があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合に着目
しつつ既提案の構造を更に改良すべく案出されたもので
あり、その目的は、コンピュータ等の入出力作業を楽な
姿勢で行うことができるとともに、コンピュータ関連機
器を収納した状態で、当該機器に損傷等をもたらす虞を
有効に回避することができ、かつ、構造的な簡略化を達
成することのできるシステムデスクを提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、デスクとしての使用
状態をコンピュータ操作状態に変更する操作を極めて簡
易且つ迅速に行うことができ、高品質化をも同時に満足
することのできるシステムデスクを提供することにあ
る。
【0010】また、本発明の更に他の目的は、不特定の
者によるコンピュータ操作を禁止して情報の漏洩を防止
できるシステムデスクを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、天板の下方位置にコンピュータ関連機器
を装備してなるシステムデスクにおいて、常時は固定天
板と同一平面上に位置する可動天板と、当該可動天板の
下方に配置される可動トレイと、この可動トレイの上面
側に配置されたコンピュータ関連機器と、前記固定天板
に装着されて前記可動天板及び可動トレイを移動可能に
支持する案内装置と、前記可動天板と可動トレイとを移
動させる駆動装置とを備え、前記可動天板が固定天板の
下面側に移動したときに前記可動トレイが表出可能に設
けられる、という構成を採っている
【0012】前記システムデスクにおいて、可動天板と
可動トレイは、相反する方向に移動可能に設ける構成が
好ましくは採用されている。
【0013】また、前記案内装置は、固定天板の前後方
向に沿うスリット穴を備えたガイドプレートと、このガ
イドプレートに沿って移動可能なスライダと、このスラ
イダに固定されるとともに所定のスリットガイド穴を有
する案内ブロックとを備え、前記可動天板の両側に固定
されたローラピンが前記スリット穴及びスリットガイド
穴に係合される構成が採用されている。ここにおいて、
前記駆動手段はモータと、このモータの出力軸に固定さ
れた第1のプーリ及び当該第1のプーリに相対配置され
た第2のプーリと、これらのプーリ間に掛け回されたベ
ルトとにより構成することが好ましくは採用され、この
ベルトに前記スライダ及び可動トレイが相反方向に移動
可能に固定されている。
【0014】更に、前記駆動手段は所定のキー挿入部に
差し込まれるキー操作でON−OFF制御可能に設けら
れる、という構成が好ましくは採用されている。
【0015】
【作用】コンピュータ作業を行わない状態では、可動天
板は固定天板と同一面上に位置して通常のデスクとして
の利用を可能とする。この一方、コンピュータ入出力作
業を行うに際して、前記可動天板を固定天板の下面側に
移動させることによって、可動天板の移動に対応して移
動可能に設けられた可動トレイが表出することとなり、
可動トレイの上面側に配置されたコンピュータ関連機器
が表出し、所要の入出力操作が可能となる。
【0016】可動天板と可動トレイとを相反する方向に
移動させる構成とすることによって、これらの移動を行
わせる案内装置を共用させることが容易となり、構成の
簡略化が達成される。
【0017】また、案内装置をガイドプレート及び案内
ブロック等によって構成し、これらに所定のスリット穴
をそれぞれ構成して当該スリット穴に可動天板のローラ
ピンを係合させる構成とした場合には、前記スライダを
移動させる駆動力の付与によって可動天板をスムースに
移動させることが可能となる。更に、駆動手段を構成す
るベルトの途中にスライダ及び可動トレイを固定する構
成により、スライダと可動トレイとを同時に相反方向へ
移動させることが可能となる。
【0018】更に、キー挿入部へ差し込まれるキー操作
で前記駆動手段のON−OFF制御を行う構成では、デ
スク使用者がキーを保管している限り、他人によるコン
ピュータへのアクセスを禁止でき、従って、コンピュー
タの記憶情報を外部に漏洩させることを有効に防止でき
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係るシステムデスクの実施例
を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】図1には本実施例に係るシステムデスクの
全体構成が示され、図2にはコンピュータの入出力作業
時の全体構成が示されている。これらの図において、シ
ステムデスク10は、左右一対のチェスト11,12
と、これらチェスト11,12の上方位置に設けられた
固定天板13及び可動天板14と、この可動天板14の
下方に配置された可動トレイ15と、これら可動天板1
4及び可動トレイ15を移動可能に支持する左右一対の
案内装置16とを備えて構成されている。
【0021】前記可動天板14は、固定天板13の略中
央手前側を略方形に切り欠いた大きさに設けられてい
る。可動天板14を正面から見た場合の左右両側には、
図3(A)等に示されるように、当該可動天板14の前
後(図3中左右)二箇所位置にローラピン17,18が
固定されており、これらのローラピン17,18が案内
装置16に支持されるようになっている。可動天板14
は、常時は固定天板13と同一平面上に位置する一方、
コンピュータ入出力時には、固定天板13の下面側奥行
方向に移動して収納可能とされている。
【0022】前記可動トレイ15は、前記案内装置16
に沿って移動可能に支持されている。この可動トレイ1
5は、図5に示されるように、底壁20の周縁から立設
された周壁21を備えて構成されている。左右の周壁2
1には係合突部22が突設され、これらの係合突部22
が案内装置16に係合することによって、可動トレイ1
5が可動天板14の下方位置に移動可能に支持されるよ
うになっている。また、可動トレイ15における底壁2
0の奥行側部分には略方形の穴23が穿設されており、
この穴23の内側に支持板25が固定されている。この
支持板25は、手前側が奥行側よりも下方位置となるよ
う傾斜可能に設けられているとともに、その上面には、
図2に示されるように、コンピュータ関連機器としての
ディスプレイ26が固定される。本実施例においては、
ディスプレイ26はテレビ映像などの受信機能を備えた
ものが用いられ、このディスプレイ26の手前側におけ
る前記底壁20上はコンピュータ関連機器としてのキー
ボード27の設置領域とされている。また、ディスプレ
イ26の右側はマウス28及びフレキシブルディスク2
9等の設置領域とされている。前記底壁20の左右二箇
所に形成された穴30には、図2に示されるように、キ
ーボード27及びマウス28のケーブル31が挿通さ
れ、このケーブル31の一端は前記チェスト11の上部
に収納されたコンピュータ33に接続されている。な
お、コンピュータ33は、本実施例では、所定容量の固
定ディスクを備えたタイプのものが採用されている。
【0023】前記案内装置16は、図3及び図4に示さ
れるように、可動天板14の左右両側に対応する位置に
おいて、前記固定天板13の下面側にL型フレーム35
を介して装着されている。案内装置16は固定天板13
の下面側における左右二箇所に相対する関係で一対配置
とされるものであるが、図3及び図4においては、シス
テムデスク10を正面から見た場合の左側の構造が示さ
れている。この案内装置16は、システムデスク10の
前後方向(図3中左右方向)に向かって略水平に配置さ
れたベース40と、このベース40と固定天板13との
間に図示しないボルト等を介して固定されたガイドプレ
ート41と、前記ベース40の上面に固定されたレール
43と、このレール43に沿って前後方向に移動可能に
設けられたスライダ44と、このスライダ44の一端側
上面に立設された案内ブロック45とを備えて構成され
ている。
【0024】前記ガイドプレート41には、可動天板1
4に設けられたローラピン17,18が挿通されるスリ
ット穴46と、このスリット穴46よりも下方位置に形
成されるとともに、前記可動トレイ15に設けられた係
合突部22と係合して当該可動トレイ15を前後に移動
可能に支持するガイド溝47が形成されている。これら
のスリット穴46及びガイド溝47はガイドプレート4
1の長手方向に沿ってそれぞれ延設されている。ここ
で、スリット穴46は、手前側、すなわち図6中左側か
ら右側に向かって傾斜スリット部46A、水平スリット
部46Bとを備え、更に、水平スリット部46Bの略中
央部には上方に向けられた垂直スリット部46Cを備え
た形状とされている。
【0025】前記レール43は、図6及び図7に示され
るように、上方が開放となる断面コ字状に形成されてお
り、左右の側壁43Aの上部内側に溝43Bが形成され
ている。この溝43Bには前記スライダ44の下面に固
定された係合プレート49の両側が係合され、これによ
ってスライダ44の上下動を規制しつつ当該スライダ4
4を水平方向へ移動させることが可能となっている。な
お、図6中、符号50はスライダ44のストッパであ
る。
【0026】前記案内ブロック45は、可動天板14を
固定天板13の下面側に移動させる初期の状態におい
て、当該可動天板14を斜めに傾けながら移動可能とす
るものである。この案内ブロック45は、図6に示され
るように、外形が板状に形成されているとともに、スリ
ットガイド穴52を備えて形成されている。スリットガ
イド穴52は、奥行側から手前側、すなわち図6中右側
から左側にかけて上部水平スリット部52Aと、傾斜ス
リット部52B、下部水平スリット部52Cを連続的に
備えて構成されている。このスリットガイド穴52には
可動天板14の奥行側におけるローラピン18が係合す
るようになっている。なお、下部水平スリット部52C
は、前記ガイドプレート41に設けられた水平スリット
部46Bの高さ位置に一致するように設定されている
【0027】前記案内装置16のスライダ44は、図3
に示されるように、駆動装置60によって移動可能に設
けられている。この駆動装置60は、システムデスク1
0の奥行側に固定されたモータ61と、このモータ61
の出力軸62に固定された第1のプーリ63と、この第
1のプーリ63に相対配置されるとともに、前記案内装
置16のベース40に形成された穴40A内に位置する
第2のプーリ64と、これら第1及び第2のプーリ6
3,64間に掛け回されたベルト66とを備えて構成さ
れている。ベルト66において、上部位置を回行する部
分の途中は固定プレート68を介して前記スライダ44
に固定されている。この一方、下方位置を回行する部分
の途中には、固定プレート69を介して連結ブラケット
70が固定されている。そして、連結ブラケット70の
先端は前記可動トレイ15に固定されている。この駆動
装置60はモータ61を除き、反対側に位置する案内装
置16にも設けられており、モータ61の回転駆動力
は、その出力軸62を介して前記反対側の駆動装置に伝
達されるようになっている(図8参照)。
【0028】なお、前記チェスト11における下段の引
き出し内には、図1に示されるようにプリンタ75が装
備されており、また、チェスト11の上段には、メイン
スイッチ76が配置されている。このメインスイッチ7
6の近接位置には、モータ61の制御を行うキー挿入部
77が設けられている。
【0029】次に、本実施例に係るシステムデスク10
の動作について、図9及び図10をも参照しながら説明
する。
【0030】通常のデスクとしての使用態様において
は、図9(A)に示されるように、可動天板14が固定
天板13と同一平面上に位置することとなる。ここで、
メインスイッチ76をONして固定天板13の手前側に
配置された前記キー挿入部77に図示しないキーを差し
込み、例えば、当該キーを右側に回転させるとモータ6
1が時計方向に回転駆動することとなる。このモータ6
1の回転は、第1及び第2のプーリ63,64間に掛け
回されているベルト66に回転駆動力として伝達され
る。ベルト66が回行すると、このベルト66に固定さ
れたスライダ44並びに案内ブロック45が奥行方向に
向かって移動を開始する。これと同時に、可動トレイ1
5は相反する方向、すなわち、システムデスク10の手
前側に移動を開始するが、可動天板14は、当該可動天
板14に固定されたローラピン17,18のうち、ロー
ラピン18がスリットガイド穴46の垂直スリット部4
6C内にあるため、初期の状態ではスライダ44及び案
内ブロック45のみが奥行方向に移動して可動天板14
の移動は一時的に規制されることとなる。
【0031】スライダ44並びに案内ブロック45が移
動すると、当該案内ブロック45の傾斜スリットガイド
穴52の傾斜スリット部52Bの傾斜でローラピン18
が前記垂直スリット部46C内を下降することとなり、
これによって可動天板14の奥行側が下降して固定天板
13の下面側に入る態勢が整うこととなる(図9(B)
参照)。
【0032】次いで、案内ブロック45の移動に伴い、
ローラピン18が傾斜スリット部52B内に沿って下部
水平スリット部52Aに係合する位置まで到達すると、
これ以後ローラピン18が案内ブロック45に引きずら
れることとなり、ひいては可動天板14がその奥行側か
ら固定天板13の下面側に順次入り込むこととなる。こ
の際、可動天板14の手前側はローラピン17が前記ガ
イドプレート41に形成された傾斜スリット部46Aに
沿って次第に下降しながら移動するため、ローラピン1
7が水平スリット部46B位置まで移動した時に可動天
板14が略水平状態となる(図10(A)参照)。
【0033】この状態で可動天板14が最終収納位置ま
で移動すると、可動天板14の奥行側部分等が図示しな
いマイクロスイッチに当接し、以後のモータ61の回転
駆動を停止させる。この時、可動トレイ15は最も手前
側に移動した位置に達し、その上面に配置されたディス
プレイ26及びキーボード27が表出することとなる
(図10(B)参照)。これ以後において、コンピュー
タの入出力操作等が可能となる。なお、モータ61の駆
動停止は、前述した図示しないキーを若干反転させるこ
とによっても行うことができ、可動天板14の移動領域
内における任意の位置でモータ61のON−OFF制御
が可能である。
【0034】一方、可動天板14を元の位置に復帰させ
る場合には、ディスプレイ26を略水平位置に戻した
後、前記キー挿入部77に差し込まれたキーを反転させ
ればよく、これによってモータ61が逆回転を行い、前
述と反対の動作により可動天板14及び可動トレイ15
が相反する方向に移動する。この動作の停止は、キーを
前述と同様に、若干反転することによって任意の位置で
行うことができるが、この操作を行わない場合には、可
動トレイ15の奥行側に設けられた図示しないマイクロ
スイッチ制御部がマイクロスイッチに当接したときに、
モータ61の回転駆動を停止させることとなる。
【0035】従って、本実施例によれば、従来のよう
に、デスク上面を構成する可動天板の一部にディスプレ
イを支持装着する構成を排除し、可動トレイ15にディ
スプレイ26を装備する構成を採用したから、通常のデ
スクとしての使用態様において、可動天板14の上面に
何等かの物が落下してもディスプレイ26を損傷させる
虞を有効に回避できるという効果を得る。
【0036】しかも、ディスプレイ26は、キーボード
27を正面より見た場合の視線延長線上に存在するた
め、入力作業の際に首の上げ下げ等も行う必要も回避で
き、比較的に楽な姿勢にて所要の作業を行うことが可能
となる。
【0037】また、システムデスク10のチェスト11
内にコンピュータ33及びプリンタ75を装備する構成
としたから、固定天板13上にこれらを配置する必要が
全くなく、作業領域を大きく確保することが可能とな
る。
【0038】更に、可動天板14は固定天板13の下面
側に収納される構成としたから、固定天板14内に空所
を設けて可動天板13を収納する構成に比べ、固定天板
14の強度低下も回避することができる。
【0039】また、可動天板14の移動に連動して可動
トレイ15を相反方向に移動させることができるため、
前述のキー操作にて簡易、迅速にシステムデスク10の
使用態様を変更することができ、かかる操作も全て自動
的に行えるため、システムデスク10全体としての高品
質化を図ることができる。
【0040】更に、前記実施例では、キー挿入部77へ
差し込まれるキーの操作で駆動装置60のON−OFF
制御が行える構成であるため、このキーを特定の者が保
有している状態では、他人によるコンピュータ操作を禁
止することができ、従って、コンピュータ内の固定ディ
スクに格納された情報の秘密性を担保することも可能と
なる。
【0041】なお、前記実施例において、可動天板14
の収納初期において、当該可能天板14を傾斜させる構
成を採用したが、本発明は必ずしもこれに限定されるも
のではない。例えば、前記案内ブロック45と実質的に
同一の案内ブロックをローラピン17側にも配置して可
動天板14を傾斜させることなく下降させ、その後に可
動天板14を水平方向に移動させるようにしてもよい。
また、この場合、単一の案内ブロックを用い、前記スリ
ットガイド穴52を前後二箇所に形成することもでき
る。要するに、本発明は、可動天板14を固定天板13
の下面側に収納可能となる位置に変位させることができ
る限り、種々の設計変更が可能である。
【0042】また、前記実施例における案内装置16
は、ベース40とガイドプレート41とを別体のものと
し、且つ、L型フレーム35を介してベース40及びガ
イドプレート41を固定天板13に固定する構成を採用
したが、これらを一体型とした中空の角柱部材を用いて
も同様に案内装置16を構成することができる。
【0043】また、前記実施例では、可動トレイ15が
固定天板13の手前側端縁より外側に突出する場合を図
示したが、可動トレイ15の手前側端縁が固定天板13
の手前側端縁と同一線上に位置するように設定すること
もできる。
【0044】更に、システムデスク10としては、両側
にチェスト11,12を備えた、いわゆる両袖タイプを
図示説明したが、本発明はこれに限定されるものでな
く、学習机等、種々のタイプに適用することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、かつ、
作用するので、これによると、コンピュータ等の入出力
作業を楽な姿勢で行うことができるとともに、コンピュ
ータ関連機器を収納した状態で、当該機器に損傷等をも
たらす虞を有効に回避することができ、さらに、可動天
板と可動トレイとを同時に移動させて簡易、迅速にデス
ク使用態様の切り換えができる他、情報の機密保持も有
効に担保することが可能になる、という従来にない高品
質なシステムデスクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステムデスクの使用態様を示す
全体斜視図。
【図2】前記システムデスクのコンピュータ入出力可能
状態を示す全体斜視図。
【図3】(A)は前記実施例における案内装置及び駆動
装置の片側を示した概略平面図、(B)は図3(A)の
一部を縦断した側面図。
【図4】図3(B)の拡大左側面図。
【図5】前記実施例における可動トレイの概略斜視図。
【図6】前記実施例における案内装置の概略斜視図。
【図7】図6のA−A線矢視拡大断面図。
【図8】前記実施例における案内装置及び駆動装置の全
体配置を示した概略平面図
【図9】(A)は可動天板が固定天板と同一平面位置に
ある状態を示す作用説明図、(B)は可動天板が移動す
る初期状態を示す作用説明図。
【図10】(A)は可動天板が水平方向に移動している
状態を示す作用説明図、(B)は可動天板が固定天板の
下面側に移動した最終位置を示す作用説明図。
【符号の説明】
10 システムデスク 13 固定天板 14 可動天板 15 可動トレイ 16 案内装置 26 コンピュータ機器としてのディスプレイ 27 コンピュータ機器としてのキーボード 41 ガイドプレート 44 スライダ 45 案内ブロック 46 スリット穴 52 スリットガイド穴 60 駆動装置 63 第1のプーリ 64 第2のプーリ 66 ベルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の下方位置にコンピュータ関連機器
    を装備してなるシステムデスクにおいて、常時は固定天
    板と同一平面上に位置する可動天板と、当該可動天板の
    下方に配置される可動トレイと、この可動トレイの上面
    側に配置されたコンピュータ関連機器と、前記固定天板
    に装着されて前記可動天板及び可動トレイを移動可能に
    支持する案内装置と、前記可動天板と可動トレイとを移
    動させる駆動装置とを備え、前記可動天板が固定天板の
    下面側に移動したときに前記可動トレイが表出可能に設
    けられていることを特徴とするシステムデスク。
  2. 【請求項2】 前記可動天板と可動トレイは、相反する
    方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載のシステムデスク。
  3. 【請求項3】 前記案内装置は、固定天板の前後方向に
    沿うスリット穴を備えたガイドプレートと、このガイド
    プレートに沿って移動可能なスライダと、このスライダ
    に固定されるとともに所定のスリットガイド穴を有する
    案内ブロックとを備え、前記可動天板の両側に固定され
    たローラピンが前記スリット穴及びスリットガイド穴に
    係合されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    システムデスク。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段はモータと、このモータの
    出力軸に固定された第1のプーリ及び当該第1のプーリ
    に相対配置された第2のプーリと、これらのプーリ間に
    掛け回されたベルトとを含んで構成され、このベルトに
    前記スライダ及び可動トレイが相反方向に移動可能に固
    定されていることを特徴とする請求項3記載のシステム
    デスク。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段は所定のキー挿入部に差し
    込まれるキー操作でON−OFF制御可能に設けられて
    いることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載
    のシステムデスク。
JP16303595A 1995-06-06 1995-06-06 システムデスク Withdrawn JPH08332122A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010142429A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Kokuyo Co Ltd 天板付き家具
CN102151001A (zh) * 2011-03-15 2011-08-17 重庆大学 显示器及键盘隐藏式电脑办公桌

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