JP4255236B2 - パソコン収納机 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパソコン収納机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ(パソコン)を使用することを前提とした机としては、天板上の空間に、例えば、プリンタ等を載置する支持台を設けたもの等、種々のものが提案されている。
【0003】
しかし、いずれの机においてもノート型パソコンのように比較的小型のパソコンを使用する際には、天板上に載置する必要があり、不使用時には、再度配線を行わなければならないために、そのまま天板上に放置されることが多くなり、天板上のスペースを有効に利用できないという欠点がある。
【0004】
また、限られた天板上の限られたスペースに資料等を置いてパソコンへの入力を行う作業は、作業効率の低下の原因となっている。
【0005】
【発明解決しようとする課題】
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、天板上のスペースを有効に利用できるパソコン収納机の提供を目的とする。また、本発明の他の目的は、パソコンへの入力作業等の作業性を向上させることのできるパソコン収納机の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
パソコン収納机は、天板1下にパーソナルコンピュータ((以下、単に「パソコン」という。)の収容が可能な収容部3を備えており、パソコン2は該収容部3に収容された状態で配線される。パソコン2不使用時には、収容部3の開口1aは蓋部4により閉塞可能であり、通常の天板1として利用できるために、机上のスペースを有効に利用できる。パソコン2使用時には、蓋部4を後方に向けて起立させた後、パソコン2のディスプレイを兼ねる蓋を起立させればよく、再び配線作業等を行う必要がない。
【0007】
また、蓋部4は側方に展開可能な資料立て5が設けられており、入力作業等の効率化が図られる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1〜3に示すように、パソコン収納机は、脚部8上端に天板1を固定して形成され、その下方にパソコン2を収容できる程度の収容部3が形成される。また、天板1中央には開口1aが開設され、上記収容部3を上方に開放し、さらに、収容部3の最奥部壁面には、ケーブル挿通開口3aが設けられる。
【0009】
上記開口1aは図外のヒンジにより垂直回転自在に連結される蓋部4により閉塞可能であり、閉塞状態において蓋部4表面と他の天板1上面とが同一面に保持され、天板1全面を作業面として利用できる。
【0010】
この蓋部4は、図2に示すように、両側方に開放された中空矩形筒形状をなし、対向内壁に形成されたレール溝4aに移動ピース9が摺動自在に装着される。移動ピース9は、上記レール溝4aに嵌合するスライド基部9aから外方に向けて球状のヒンジ突部9bを突設させて形成され、レール溝4aから内方に突出するストッパ壁4bによりレール溝4aからの脱落が防止される。
【0011】
5は上記蓋部4の中空部内に嵌合可能な矩形断面形状を有する資料立てであり、一側縁中心に移動ピース9のヒンジ突部9bを嵌合させて該移動ピース9に連結される。この資料立て5は、図2(b)に示すように、蓋部4の幅方向寸法のほぼ半分の幅方向寸法を有し、横方向に2枚並べた姿勢で蓋部4内に収容される。
【0012】
したがってこの実施の形態において、パソコン2を使用しないときには、図2に示すように、収容部3内にパソコン2を収容した状態で蓋部4を閉塞しておくと、机上面全体が同一面となるために、机上のスペースを有効に利用することができる。この状態からパソコン2を使用する場合には、まず、蓋部4を図1(a)に示すように、後方に回転させて起立させ、次いで、資料立て5を蓋部4から両側方に引き出す。この後、パソコン2のディスプレイ兼用の蓋体2aを起立させると、該蓋体2aが蓋部4正面に位置して蓋部4を覆い隠すが、側方に展開された資料立て5に入力用資料等を立てかけておくことができる。資料立て5は、引き出した状態においてヒンジ突部9bを中心として自由に回転することができるために、図2(c)に示すように、上下の角度も自由に調整することができる。
【0013】
なお、以上において、資料立て5は蓋部4の中空部内に引き出し可能に挿入される場合を示したが、これに限られず、例えば、蓋部4裏面に折り畳んで収容することも可能である。
【0014】
図4に本発明の参考例を示す。なお、以下の参考例の説明において、上述した実施の形態と実質的に同一の構成要素は図中に同一符号を付して説明を省略する。
【0015】
この参考例において、収容部3の最奥部壁面には、ケーブル挿通開口3aが開設される。ケーブル挿通開口3aには、複数の蛇腹体6が上下端移動自在に装着され、側縁に固定された磁石、フック等の連結具(図示せず)を介して蛇腹体6同士を連結することによりケーブル挿通開口3aを閉塞することができる。
【0016】
したがってこの参考例において、図4(b)に示すように、蛇腹体6同士を連結させてケーブル挿通開口3aを完全に閉塞したり、あるいは図4(b)、図5(a)に示すように、蛇腹体6の間に隙間を形成し、該隙間にケーブル10を挿通させることができる。隙間の形成位置は自由に設定できるために、収容部3内に収容したパソコン2のケーブル引き出し位置が異なっていても、蛇腹体6を伸縮させて対応する位置を開口させることができ、使い勝手が向上する。また、ケーブルが長い場合には、図5(b)に示すように、蛇腹体6にケーブルを巻回させてケーブル余長を吸収することができる。
【0017】
なお、図4においては、収容部3は例えばデスクトップ型パソコン2の本体を収容可能なように形成されているが、上述した実施の形態のように、天板1に蓋部4により閉塞可能な開口1aを設けてノート型パソコン2を収容したり、あるいは、この蓋部4に上述した実施の形態におけると同様に、資料立て5を連結することができる。
【0018】
図6〜8に本発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態において、収容部3は上方、および前方に開放しており、収容部3の底壁3bの前端には、収容部3の前方開放部を閉塞する前面プレート3cが立設される。この底壁3bは、上下方向移動自在であり、リフト手段7により昇降駆動することができる。
【0019】
この実施の形態においてリフト手段7は、クロスリンク7a、7bと中継リンク7cとからなるリンク装置により形成され、机の側壁部に沿って配置される。図6(b)に示すように、中心部において互いに回り対偶で連結されたクロスリンク7a、7bの一方7bは両端において底壁支持プレート7dとベース部7eに回転、摺動自在に連結されるとともに、固定ヒンジ7fを中心に回転自在な他方のクロスヒンジ7aの一端に中継リンク7cが連結され、該中継リンク7cの一端が蓋部4に連結される。
【0020】
図7に示すように、蓋部4を後方に回転させて開口1aを開放すると、中継リンク7cによりクロスリンク7aが固定ヒンジ7f周りに回動する。このクロスリンク7aの回転により、一方のクロスリンク7bは両端を中央部に摺動させながら回転し、底壁支持プレート7dが水平に上方に移動し、該底壁支持プレート7dに支承された底壁3bを上方に押し上げる。図7(b)に示すように、蓋部4がやや後方に倒れた開放姿勢において底壁3b上のパソコン2は机上に露出し、この状態でパソコン2を使用することができる。
【0021】
なお、この実施の形態において、蓋部4に上述した資料立て5を装着したり、あるいは収容部3の壁面に蛇腹体6を配置することも可能である。
【0022】
さらに、図8に示すように、底壁3bは収容部3から前方に引き出し可能であり、底壁3bとともにパソコン2を退きだした後、図8(b)に示すように、前面プレート3cを前方に倒伏することによって、該前面プレート3cをパームレストとして利用することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、天板上のスペースを有効に利用することができ、かつ、使い勝手も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す図で、(a)は使用状態の斜視説明図、(b)は資料立てを引き出した蓋部を示す図、(c)は資料立てを回転させた状態を示す図である。
【図2】本発明の図1の要部を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)の2B-2B線断面図、(c)は(b)の要部拡大図である。
【図3】蓋部を示す図で、(a)は一方の資料立てを引き出した状態の断面図、(b)は(a)の3B-3B線断面図である。
【図4】本発明の参考例を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)の側面図、(c)は(b)の4C方向矢視図である。
【図5】参考例の動作を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す図で、(a)は側面図、(b)はリンク装置の構成をスケルトン図である。
【図7】図6の動作を示す説明図である。
【図8】底壁を引き出した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 天板
1a 開口
2 パソコン
3 収容部
3a ケーブル挿通開口
3b 底壁
4 蓋部
5 資料立て
6 蛇腹体
7 リフト手段
Claims (2)
- 天板下にパソコンの収容部を備えたパソコン収納机であって、
前記天板には、収容部を上方に開放する開口が開設されるとともに、該開口には蓋部が装着され、
かつ、蓋部を開口の一辺縁部に対して垂直回転自在に連結して開口の開放状態でパソコンから起立する蓋体に重なる開口周りの位置に配置させ、起立状態の蓋体に重なる蓋部から資料立てを蓋体の両側方に展開可能に、かつ、展開された状態において資料立てを蓋部に対して回転自在に球状のヒンジ突部を介して連結されるパソコン収納机。 - 請求項1記載のパソコン収納机であって、
更に、前記天板下に形成され、底壁が上下移動自在なパソコンの収容部と、
前記天板に回転自在に連結され、該天板に開設されて前記収容部を上方に開放する開口を閉塞可能な蓋部と、
該蓋部の回転操作により前記収容部の底壁を上下に駆動するリフト手段とを有するパソコン収納机。
Priority Applications (1)
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JP2002035807A JP4255236B2 (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | パソコン収納机 |
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Publications (2)
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JP2003230432A JP2003230432A (ja) | 2003-08-19 |
JP4255236B2 true JP4255236B2 (ja) | 2009-04-15 |
Family
ID=27777891
Family Applications (1)
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JP2002035807A Expired - Fee Related JP4255236B2 (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | パソコン収納机 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4255236B2 (ja) |
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2002
- 2002-02-13 JP JP2002035807A patent/JP4255236B2/ja not_active Expired - Fee Related
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