JP3191744B2 - キーボードおよびこのキーボードを用いる情報処理装置 - Google Patents

キーボードおよびこのキーボードを用いる情報処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばノート型の
パーソナルコンピュータに使用して好適なキーボードお
よびこのキーボードを用いる情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯型のパーソナルコピュータ
には、パーソナルコンピュータ本体およびパーソナルコ
ンピュータ蓋体を備えたものが知られている。パーソナ
ルコンピュータ本体は、多数のキートップを弾性保持す
るキーボードを有している。パーソナルコンピュータ蓋
体は、液晶表示部をその裏面側に有し、パーソナルコン
ピュータ本体に回動自在に枢支されている。
【0003】従来、このようなパーソナルコンピュータ
には、良好なキートップのタッチ感を得ることから、各
キートップをパンタグラフによってキーボード本体に昇
降自在に保持するキーボードを備えたものが採用されて
いる。
【0004】このキーボード(一部)につき、図4
(a)および(b)を用いて説明すると、同図におい
て、符号51で示すキーボードは、キーボード本体52
とキートップ53とパンタグラフ54とを備えている。
【0005】キーボード本体52は、ベース部材55お
よび第一パンタグラフ枢支点支持部56を有している。
ベース部材55には、第一パンタグラフ枢支点支持部5
6のパンタグラフ固定枢支点支持部(後述)が突設され
ている。
【0006】第一パンタグラフ枢支点支持部56はパン
タグラフ固定枢支点支持部56aおよびパンタグラフ移
動枢支点支持部56bを有する多数対の第一パンタグラ
フ枢支点支持部からなり、これら各枢支点支持部56
a,56bは左右方向に互いに所定の間隔をもって並列
配置されている。
【0007】パンタグラフ固定枢支点支持部56aに
は、パンタグラフ54のパンタグラフ移動枢支点(後
述)が臨む丸孔57が設けられている。パンタグラフ移
動枢支点支持部56bには、パンタグラフ54における
パンタグラフ移動枢支点(後述)の移動方向(左右方
向)に延在するガイド溝58が形成されている。
【0008】キートップ53は、多数のキートップから
なり、ベース部材52にパンタグラフ54を介して昇降
自在に配設され、かつ弾性体(図示せず)によって保持
されている。これら各キートップ53には、各第一パン
タグラフ枢支点支持部56に対応する第二パンタグラフ
枢支点支持部59が垂設されている。
【0009】第二パンタグラフ枢支点支持部59はパン
タグラフ固定枢支点支持部59aおよびパンタグラフ移
動枢支点支持部59bからなり、これら各枢支点支持部
59a,59bは互いに左右方向に所定の間隔をもって
並列配置されている。
【0010】パンタグラフ固定枢支点支持部59aに
は、パンタグラフ54のパンタグラフ固定枢支点(図示
せず)が臨む丸孔60が設けられている。パンタグラフ
移動枢支点支持部59bには、パンタグラフ54におけ
るパンタグラフ移動枢支点(後述)の移動方向(左右方
向)に延在するガイド溝61が形成されている。
【0011】パンタグラフ54は、各リンク中央部54
aが互いに揺動自在に連結された二つリンク62,63
からなり、ベース部材52と各キートップ53との間に
伸縮自在に配設されている。
【0012】リンク62の両端部には、それぞれパンタ
グラフ固定枢支点62aとパンタグラフ移動枢支点62
bを有している。パンタグラフ固定枢支点62aはパン
タグラフ固定枢支点支持部59aの丸孔60に回動自在
に保持されており、パンタグラフ移動枢支点62bはパ
ンタグラフ移動枢支点支持部56bのガイド溝58に回
動かつ移動自在に保持されている。
【0013】リンク63の両端部には、それぞれパンタ
グラフ固定枢支点63aとパンタグラフ移動枢支点63
bを有している。パンタグラフ固定枢支点63aはパン
タグラフ固定枢支点支持部56aの丸孔57に回動自在
に保持されており、パンタグラフ移動枢支点63bはパ
ンタグラフ移動枢支点支持部59bのガイド溝61に回
動かつ移動自在に保持されている。
【0014】なお、同図中、符号aはキートップ53の
押圧操作方向を示し、b1およびb2は各リンク62,
63のパンタグラフ移動枢支点62b,63bの移動方
向を示す。
【0015】このように構成されたキーボードにおいて
は、図4(a)に示すようにキートップ53を矢印a方
向に押圧操作すると、同図(b)に示すようにパンタグ
ラフ54が縮小し、この縮小動作に伴いキートップ53
が下降する。
【0016】このとき、各パンタグラフ固定枢支点62
a,63aがパンタグラフ固定枢支点支持部56a,5
9aの丸孔57,60内において回動するとともに、各
パンタグラフ移動枢支点62b,63bがパンタグラフ
移動枢支点支持部56b,59bのガイド溝58,61
内において揺動しながら矢印b1方向に移動する。
【0017】一方、図4(b)に示す状態(キートップ
53の押圧状態)からキートップ53の押圧状態を解除
すると、キートップ53が弾性体(図示せず)によって
初期位置に復帰する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のキ
ーボードにおいては、キートップ53の押圧・押圧解除
によってパンタグラフ54が伸縮する構造であるため、
キートップ53の非使用時にキートップ53が弾性体
(図示せず)によって最上方位置に位置付けられてい
た。この結果、キートップ非使用時のキーボード高さ寸
法が大きくなり、ボード高さ方向に大型化するという問
題があった。
【0019】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、キートップ非使用時のキーボード高さ寸法を短
縮することができ、もってボード高さ方向の小型化を図
ることができるキーボードおよびこのキーボードを用い
た情報処理装置の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のキーボードは、それぞれが
所定の間隔をもって並列するパンタグラフ固定枢支点支
持部およびパンタグラフ移動枢支点支持部からなる多数
のパンタグラフ枢支点支持部対を有するキーボード本体
と、このキーボード本体にパンタグラフを介して昇降自
在に配設されかつ弾性体によって保持され各パンタグラ
フ枢支点支持部対に対応するパンタグラフ枢支点支持部
対を有する多数のキートップとを備えたキーボードにお
いて、各パンタグラフの枢支点のうちパンタグラフ移動
枢支点支持部に対応する移動枢支点の進退方向に移動可
能なスライド部材をキーボード本体に配設するととも
に、このスライド部材を移動自在に保持するベース部材
を固定し、このベース部材およびスライド部材には、そ
れぞれパンタグラフ固定枢支点支持部とパンタグラフ移
動枢支点支持部が設けられている構成としてある。した
がって、キーボード非使用位置からキーボード使用可能
位置にスライド部材を移動操作すると、弾性体の弾撥力
によってパンタグラフが伸長し、キートップが上昇す
る。一方、キーボード使用可能位置からキーボード非使
用位置にスライド部材を移動操作すると、弾性体の弾撥
力に抗してパンタグラフが収縮し、キートップが下降す
る。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載のキ
ーボードにおいて、各パンタグラフの移動枢支点の進退
方向に延在するガイド溝が各パンタグラフ枢支点支持部
対のパンタグラフ移動枢支点支持部に形成されている構
成としてある。したがって、キートップの昇降時にパン
タグラフの移動枢支点がパンタグラフ移動枢支点支持部
のガイド溝に沿って進退する。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のキーボードにおいて、各パンタグラフ固定枢支点
支持部が挿通する貫通窓をスライド部材に設けた構成と
してある。したがって、スライド部材の移動によって貫
通窓内におけるパンタグラフ固定枢支点支持部のパンタ
グラフ枢支点支持部並列方向位置が相対変位する。
【0023】請求項4記載の発明は、請求項1,2また
は3記載のキーボードにおいて、スライド部材に移動力
を付与する駆動機構を有する構成としてある。したがっ
て、駆動機構によってスライド部材がキーボード使用可
能位置とキーボード非使用位置との間を移動する。
【0024】請求項5記載の発明は(情報処理装置)
は、請求項1〜4のうちいずれか一記載のキーボードを
保持する装置本体と、この装置本体に回動自在に枢支さ
れ液晶表示部をその裏側に有する装置蓋体とを備え、こ
の装置蓋体に蓋体枢支部の周囲に延在する歯部を形成
し、この歯部に噛合する歯部をスライド部材に形成し、
この歯部は、パンタグラフの移動枢支点の進退方向に延
在する歯部からなる構成としてある。
【0025】したがって、装置蓋体を装置本体に対して
回動操作すると、この回動操作に伴い装置蓋体の歯部が
回動するとともに、スライド部材の歯部が移動し、スラ
イド部材がキーボード使用可能位置とキーボード非使用
位置との間を移動する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。図1(a)および(b)は本
発明の第一実施形態に係るキーボードのキートップの押
圧状態とその押圧解除状態を示す断面図、図2は同じく
本発明の第一実施形態に係るキーボードの非使用状態を
示す断面図、図3(a)および(b)は本発明の第一実
施形態に係るキーボードのノート型パーソナルコンピュ
ータに対する使用状態を示す斜視図で、同図において図
4(a)および(b)と同一の部材については同一の符
号を付し、詳細な説明は省略する。同図において、符号
1で示すノート型のパーソナルコンピュータは、パーソ
ナルコンピュータ本体2とパソナルコンピュータ蓋体3
とキーボード4とを備えている。
【0027】パーソナルコンピュータ本体2は、液晶駆
動装置(図示せず)およびプリント基板(図示せず)等
が内蔵されている。パーソナルコンピュータ蓋体3は、
図3(a)および(b)に示すように、液晶表示部5を
その裏側に有し、パーソナルコンピュータ本体2に回動
自在に枢支されている。パーソナルコンピュータ蓋体3
には、蓋体枢支部3aの周囲一部に延在する歯部(歯車
一部)6が形成されている。
【0028】キーボード4は、図1(a)および(b)
に示すように、キーボード本体7とキートップ53とパ
ンタグラフ54とを備えている。キーボード本体7は、
ベース部材8とスライド部材9と第一パンタグラフ枢支
点支持部10とを有している。ベース部材8には、第一
パンタグラフ枢支点支持部10のパンタグラフ固定枢支
点支持部(後述)が突設されている。
【0029】スライド部材9は、パンタグラフ54の枢
支点のうち移動枢支点62b,63bの進退方向に移動
可能なスライド部材からなり、ベース部材8上に保持さ
れている。スライド部材9におけるパーソナルコンピュ
ータ蓋体3の蓋体枢支部3a近傍には、第一パンタグラ
フ枢支点支持部10のパンタグラフ移動枢支点支持部
(後述)が突設されている。
【0030】スライド部材9におけるパンタグラフ移動
枢支点支持部(後述)の反蓋体枢支部側には、第一パン
タグラフ枢支点支持部10のパンタグラフ固定枢支点支
持部(後述)が挿通し、かつ各移動枢支点62b,63
bの進退方向に延在する貫通窓11が形成されている。
【0031】スライド部材9におけるパーソナルコンピ
ュータ蓋体3の蓋体枢支部3a寄りには、パンタグラフ
移動枢支点62b,63bの進退方向に延在し、かつパ
ーソナルコンピュータ蓋体3の歯部6に噛合する歯部
(ラック)12が形成されている。これにより、パーソ
ナルコンピュータ蓋体3をパーソナルコンピュータ本体
2に対して回動操作すると、この回動操作に伴いパーソ
ナルコンピュータ蓋体3の歯部6が回動するとともに、
スライド部材9の歯部12が移動し、キーボード使用可
能位置とキーボード非使用位置との間を移動する。
【0032】第一パンタグラフ枢支点支持部10はパン
タグラフ固定枢支点支持部10aおよびパンタグラフ移
動枢支点支持部10bを有する多数対の第一パンタグラ
フ枢支点支持部からなり、これら各第一パンタグラフ枢
支点支持部対の枢支点支持部10a,10bは左右方向
に互いに所定の間隔をもって並列配置されている。
【0033】パンタグラフ固定枢支点支持部10aに
は、リンク63のパンタグラフ固定枢支点63aが臨む
丸孔13が設けられている。パンタグラフ移動枢支点支
持部10bには、リンク62のパンタグラフ移動枢支点
62bの進退方向に延在するガイド溝14が形成されて
いる。
【0034】なお、同図中、符号c1およびc2はパー
ソナルコンピュータ蓋体3の回動操作方向を示し、d1
およびd2はスライド部材9の移動方向を示す。
【0035】このように構成されたパーソナルコンピュ
ータにキートップ昇降動作につき、図1〜図3を用いて
説明する。これには、スライド部材9を移動操作するこ
とにより行われる場合(1)およびキートップ53を移
動操作する場合(2)がある。先ず、(1)の場合につ
いて説明する。 (1)スライド部材9を移動操作するには、パーソナル
コンピュータ蓋体3を開閉する。すなわち、パーソナル
コンピュータ蓋体3を開放するには、パーソナルコンピ
ュータ蓋体3を図3(a)に示す閉状態から矢印c1方
向に回動操作する。
【0036】このとき、図2に示す状態のキーボード非
使用位置から図1(b)に示す状態のキーボード使用可
能位置にスライド部材9が矢印d1方向に移動すると、
リンク62のパンタグラフ移動枢支点62bの水平方向
位置(キーボード本体7のパンタグラフ枢支点支持部並
列位置)がパンタグラフ移動枢支点支持部10bのガイ
ド溝14内において相対変位する。
【0037】そして、同図(a)に示すようにリンク6
2,63のパンタグラフ固定枢支点62a,63aがパ
ンタグラフ固定枢支点支持部10a,59aに対して回
動するとともに、リンク62,63のパンタグラフ移動
枢支点62b,63bがパンタグラフ移動枢支点支持部
10b,59bに対して回動しながら、スライド部材9
の移動操作方向(矢印d1方向)に対して移動するた
め、弾性体(図示せず)の弾撥力によってパンタグラフ
54が伸長し、キートップ53が上昇する。
【0038】一方、パーソナルコンピュータ蓋体3を閉
塞するには、パーソナルコンピュータ蓋体3を図3
(b)に示す開状態から矢印c2方向に回動操作する。
このとき、図1(a)に示す状態のキーボード使用可能
位置(キートップ53の押圧解除位置)から図2に示す
状態のキーボード非使用位置にスライド部材10が矢印
d2方向に移動すると、このスライド部材10と共にリ
ンク62のパンタグラフ移動枢支点62bが同方向に移
動する。
【0039】そして、リンク62,63のパンタグラフ
固定枢支点62a,63aがパンタグラフ固定枢支点支
持部10a,59aに対して回動するとともに、リンク
62,63のパンタグラフ移動枢支点62b,63bが
パンタグラフ移動枢支点支持部10b,59bに対して
回動しながら、スライド部材9の移動操作方向(矢印d
2方向)に対して移動するため、弾性体(図示せず)の
弾撥力に抗してパンタグラフ54が収縮し、キートップ
53が下降する。
【0040】したがって、本実施形態においては、キー
トップ53の非使用時にキートップ53を最下方位置に
位置付けることができるから、キートップ非使用時のキ
ーボード高さ寸法を短縮することができる。
【0041】次に、(2)の場合について説明する。 (2)キートップ53を移動操作するには、従来技術に
おいて説明した場合と同様にしてキートップ53を押圧
・押圧解除する。すなわち、図1(a)に示すようにキ
ートップ53を弾性体(図示せず)の弾撥力に抗して矢
印a方向に押圧操作すると、同図(b)に示すようにパ
ンタグラフ54が縮小し、この縮小動作に伴いキートッ
プ53が下降する。
【0042】このとき、各パンタグラフ固定枢支点62
a,63aがパンタグラフ固定枢支点支持部10a,5
9aの丸孔13,60内において回動するとともに、各
パンタグラフ移動枢支点62b,63bがパンタグラフ
移動枢支点支持部10b,59bのガイド溝14,61
内において揺動しながら矢印b1(d2)方向に移動す
る。
【0043】一方、図1(b)に示す状態(キートップ
53の押圧状態)からキートップ53の押圧状態を解除
すると、キートップ53が弾性体(図示せず)によって
初期位置に復帰する。
【0044】なお、本実施形態においては、パーソナル
コンピュータ蓋体3の回動(開閉)操作によってスライ
ド部材9がキーボード使用可能位置とキーボード非使用
位置との間を移動する場合について説明したが、本発明
はこれに限定されず、ケーブル等による牽引操作あるい
はモータ等を有する駆動機構(図示せず)によってスラ
イド部材9に移動力を付与しても実施形態と同様の効果
を奏する。
【0045】また、本実施形態においては、パーソナル
コンピュータに適用する場合について説明したが、本発
明はこれに限定されず、ワードプロセッサ等他の情報処
理装置にも実施形態と同様に適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
パンタグラフの枢支点のうちパンタグラフ移動枢支点支
持部に対応する移動枢支点の進退方向に移動可能なスラ
イド部材をキーボード本体に配設し、このスライド部材
には、キーボード本体の各パンタグラフ枢支点支持部対
のパンタグラフ移動枢支点支持部が設けられているの
で、キーボード非使用位置からキーボード使用可能位置
にスライド部材を移動操作すると、弾性体の弾撥力によ
ってパンタグラフが伸長し、キートップが上昇する。一
方、キーボード使用可能位置からキーボード非使用位置
にスライド部材を移動操作すると、弾性体の弾撥力に抗
してパンタグラフが収縮し、キートップが下降する。
【0047】したがって、キートップの非使用時にキー
トップを最下方位置に位置付けることができるから、キ
ートップ非使用時のキーボード高さ寸法を短縮すること
ができ、ボード高さ方向の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は本発明の第一実施形態に
係るキーボードのキートップの押圧状態とその押圧解除
状態を示す断面図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係るキーボードの非使
用状態を示す断面図である。
【図3】(a)および(b)は本発明の第一実施形態に
係るキーボードのノート型パーソナルコンピュータに対
する使用状態を示す斜視図である。
【図4】(a)および(b)は従来のキーボードのキー
トップの押圧状態と押圧解除状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 パーソナルコンピュータ本体 3 パーソナルコンピュータ蓋体 3a 蓋体枢支部 4 キーボード 5 液晶表示部 6 歯部 7 キーボード本体 8 ベース部材 9 スライド部材 10 第一パンタグラフ枢支点支持部 10a パンタグラフ固定枢支点支持部 10b パンタグラフ移動枢支点支持部 11 貫通窓 12 歯部 53 キートップ 54 パンタグラフ 59 第二パンタグラフ枢支点支持部 59a パンタグラフ固定枢支点支持部 59b パンタグラフ移動枢支点支持部 62 リンク 62a パンタグラフ固定枢支点 62b パンタグラフ移動枢支点 63 リンク 63a パンタグラフ固定枢支点 63b パンタグラフ移動枢支点

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが所定の間隔をもって並列する
    パンタグラフ固定枢支点支持部およびパンタグラフ移動
    枢支点支持部からなる多数のパンタグラフ枢支点支持部
    対を有するキーボード本体と、 このキーボード本体にパンタグラフを介して昇降自在に
    配設され、かつ弾性体によって保持され、前記各パンタ
    グラフ枢支点支持部対に対応するパンタグラフ枢支点支
    持部対を有する多数のキートップとを備えたキーボード
    において、 前記各パンタグラフの枢支点のうち前記パンタグラフ移
    動枢支点支持部に対応する移動枢支点の進退方向に移動
    可能なスライド部材を前記キーボード本体に配設すると
    ともに、 このスライド部材を移動自在に保持するベース部材を固
    定し、 このベース部材および前記スライド部材には、それぞれ
    前記パンタグラフ固定枢支点支持部と前記パンタグラフ
    移動枢支点支持部が設けられている ことを特徴とするキ
    ーボード。
  2. 【請求項2】 前記各パンタグラフの移動枢支点の進退
    方向に延在するガイド溝が前記各パンタグラフ枢支点支
    持部対のパンタグラフ移動枢支点支持部に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のキーボード。
  3. 【請求項3】 前記各パンタグラフ固定枢支点支持部が
    挿通する貫通窓を前記スライド部材に設けたことを特徴
    とする請求項1または2記載のキーボード。
  4. 【請求項4】 前記スライド部材に移動力を付与する駆
    動機構を有することを特徴とする請求項1,2または3
    記載のキーボード。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか一記載のキ
    ーボードを保持する装置本体と、 この装置本体に回動自在に枢支され、液晶表示部をその
    裏側に有する装置蓋体とを備え、 この装置蓋体に蓋体枢支部の周囲に延在する歯部を形成
    し、 この歯部に噛合する歯部を前記スライド部材に形成し、 この歯部は、前記パンタグラフの移動枢支点の進退方向
    に延在する歯部からな ることを特徴とする情報処理装
    置。
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