JP2002334626A - キースライド機構及びキースライド機構を備えた情報機器装置 - Google Patents

キースライド機構及びキースライド機構を備えた情報機器装置

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JP2002334626A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】携帯型パソコン等の操作性や信頼性を確保しつ
つ、従来よりさらなる軽量化や薄型化を可能とする、キ
ーボード構造におけるキースライド機構を提供する。 【解決手段】摺動部材を摺動させることでキートップが
昇降する機能を備えたキーボードのキースライド機構に
おいて、回動可能な回動部材と、前記回動部材による回
動動作を移動動作に変換するカム部材13,14と、前
記カム部材で変換された移動動作を拡大させるレバー部
材15とを備え、前記回動部材による回動動作をカム部
材13,14により移動動作に変換し、この移動動作を
レバー部材15により拡大して、拡大された前記移動動
作を前記摺動部材に与えることで前記キートップを昇降
させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるノートブ
ック型パソコンや携帯情報端末装置やワープロやタイプ
ライタ等のキースライド機構、及びキースライド機構を
備えた情報機器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、いわゆるノートブック型パソコン
に代表される携帯型パソコン等の情報機器のように、持
ち運びのしやすさを商品コンセプトとするものにおいて
は、さらなる軽量化,薄型化が望まれてきている。一
方、このような情報機器の操作性については、特に、主
入力手段であるキーボードのキーストロークをできるだ
け大きくして、デスクトップ型パソコンに用いられてい
る通常のキーボードの感覚に近づけたいという要望があ
る。
【0003】このような相反する課題を解決するものと
して、例えば特開平8−54964号公報(特許第28
57353号)に記載されている如く、個々のキーが蓋
の開閉に応じて伸縮できるキーボード構造が開示されて
いる。
【0004】具体的には、上側及び下側を有するキー支
持構造と、前記キー支持構造の前記上側に支持されて、
各々が拡張位置及び後退位置間で垂直のキーストローク
距離分、相対垂直移動する一連のキーと、前記キー支持
構造の下で支持され、前記キー支持構造の前記下側に面
する上側を有するベース構造と、前記ベース構造の前記
上側に配置された一連の離間された弾性キー復帰部材と
を備え、前記キー支持構造及び前記ベース構造は、前記
キー復帰部材が前記キーの下にあり、前記キーを前記拡
張位置に弾性的に保持する第1の位置と、前記キー復帰
部材が前記弾性キー復帰部材を垂直に圧縮しないで前記
拡張位置から前記後退位置に移動させることを可能にす
る第2の位置との間で、相互に水平にシフト可能である
構成としている。
【0005】また、例えば特開平5−298000号公
報(特許第2875697号)に記載されている如く、
情報処理装置の入力に用いるキーボード装置において、
未使用時にはキートップを押し下げて、装置の厚さを薄
くして、持ち運び性を良くし、使用時にはキートップを
持ち上げて、十分なキーストロークを確保し、操作感を
良くする構成のものが開示されている。
【0006】具体的には、板バネシートに復帰バネと接
点押圧バネを一体に形成し、この板バネシートをスライ
ド機構によってスライドさせてキートップの高さを変え
る構成としている。また、キートップを含むキースイッ
チベースをスライドバーのスライド操作によって上下に
移動させ、キートップの全高及びストローク量を変える
構成としている。さらに、複数のキー接点部を有するシ
ート部材と、キー接点部に対応するようにシート部材上
に設けられた複数のキースイッチ部と、シート部材の回
りに形成されたカバーと、カバーの一端に回動自在に設
けられ、突出した押圧部材を有する蓋と、シート部材を
上方向に押圧するバネとから構成され、前記蓋を開閉し
てシート部材を上下に移動することによりキーボード全
高を変更可能とする構成としている。
【0007】また、例えば特開平9−259684号公
報に記載されている如く、蓋の開閉動作によってキーボ
ードを昇降させて装置の使い勝手を良くし、結果として
携帯に容易な薄型化を可能とする構成のものが開示され
ている。
【0008】具体的には、キートップをスライド可能に
支持するハウジングユニットと、前記キートップによっ
て作動されるスイッチを備えたサポートパネルユニット
とからなるキーボードであって、前記ハウジングユニッ
トは前記サポートパネルユニットに対して離間した第一
の位置と、近接した第二の位置とを移動可能であり、第
一の位置に位置するときには、前記キートップのスライ
ドによりスイッチが作動し、第二の位置に位置するとき
には、前記キートップが押下されてもスイッチが作動し
ないように、前記ハウジングユニットが第一の位置と、
第二の位置とを移動する構成としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−54964号公報(特許第2857353号)
に記載されているような構成では、ベース構造(信号パ
ッド構造)を第1の位置から第2の位置まで駆動するカ
ム突出部は、ディスプレイスクリーンを有する蓋ハウジ
ングから突設しているものであり、薄型化が不十分にな
るとともに、安全上や外観上等の問題が生じる。
【0010】また、上記特開平5−298000号公報
(特許第2875697号)に記載されているような構
成では、板バネシートをスライドさせるスライド機構
や、スライドバーをスライド操作する機構、或いは蓋の
開閉によりシート部材を上下に移動させる機構が大型と
なり、軽量化や薄型化が不十分になる。
【0011】また、上記特開平9−259684号公報
に記載されているような構成では、ハウジングユニット
を移動させる機構が大型となり、軽量化や薄型化が不十
分になる。本発明は、このような問題点に鑑み、携帯型
パソコン等の操作性や信頼性を確保しつつ、従来よりさ
らなる軽量化や薄型化を可能とする、キーボード構造に
おけるキースライド機構を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、摺動部材を摺動させることでキートッ
プが昇降する機能を備えたキーボードのキースライド機
構において、回動可能な回動部材と、前記回動部材によ
る回動動作を移動動作に変換する変換手段と、前記変換
手段で変換された移動動作を拡大させる拡大移動手段と
を備え、前記回動部材による回動動作を前記変換手段に
より移動動作に変換し、この移動動作を前記拡大移動手
段により拡大して、拡大された前記移動動作を前記摺動
部材に与えることで前記キートップを昇降させることを
特徴とする。
【0013】また、摺動部材を摺動させることでキート
ップが昇降する機能を備えたキーボードのキースライド
機構において、回動可能な回動部材と、前記回動部材に
よる回動動作を移動動作に変換するカム部材と、前記カ
ム部材で変換された移動動作を拡大させるレバー部材と
を備え、前記回動部材による回動動作を前記カム部材に
より移動動作に変換し、この移動動作を前記レバー部材
により拡大して、拡大された前記移動動作を前記摺動部
材に与えることで前記キートップを昇降させることを特
徴とする。
【0014】さらに、前記キーボードの各キー毎にリン
ク部材を設け、前記摺動部材の摺動により前記リンク部
材が回動し、そのリンク部材上のキートップが昇降する
ことを特徴とする。また、前記摺動部材は、前記回動部
材の回転軸に平行に摺動することを特徴とする。
【0015】また、前記レバー部材の厚さは、前記カム
部材の厚さを超えないことを特徴とする。さらに、前記
カム部材は、前記回動部材による回動動作に連動して回
動する第1のカムと、前記第1のカムの回動動作がカム
面により伝達されて直動する第2のカムとより成り、前
記第2のカムの動きが前記レバー部材に伝達されること
を特徴とする。そして、前記第1のカムと第2のカム
は、前記回動部材の回転軸上に連設され、前記第1のカ
ムは前記回転軸と一体で回動し、前記第2のカムは前記
回転軸上をその軸方向に摺動することを特徴とする。ま
た、前記第1のカムと前記第2のカムが互いに当接する
面において、少なくともいずれか一方のカムの少なくと
も1面が、回転軸に対して垂直な面であることを特徴と
する。
【0016】また、前記カム部材は、前記回動部材によ
る回動動作に連動して回動する2つの第1のカムと、前
記第1のカムの回動動作がカム面により伝達されて直動
する第2のカムとから成り、前記第2のカムは、前記第
1のカムの間に挟まれて連設され、第2のカムの前記各
第1のカムに相対する両面にはカム面が形成されてい
て、前記キーボードのキートップが下がった状態のとき
には一方の第1のカムと第2のカムとが嵌合し、前記キ
ーボードのキートップが上がった状態のときには他方の
第1のカムと第2のカムとが嵌合することを特徴とす
る。
【0017】さらに本発明では、摺動部材を摺動させる
ことでキートップが昇降する機能を備えたキーボード
と、前記キーボードを備えた本体部に対して開閉可能な
蓋部と、前記蓋部を開閉させることで前記摺動部材を摺
動させるキースライド機構を備えた情報機器装置であっ
て、前記キースライド機構は、前記蓋部の開閉に連動し
て回動する回動部材と、前記回動部材による回動動作を
移動動作に変換する変換手段と、前記変換手段で変換さ
れた移動動作を拡大させる拡大移動手段とを備え、前記
蓋部を開閉させることで前記回動部材が回動し、この回
動動作を前記変換手段により移動動作に変換し、この移
動動作を前記拡大移動手段により拡大して、拡大された
前記移動動作を前記摺動部材に与えることで前記キート
ップを昇降させることを特徴とするキースライド機構を
備えた情報機器装置とする。
【0018】また、摺動部材を摺動させることでキート
ップが昇降する機能を備えたキーボードと、前記キーボ
ードを備えた本体部に対して開閉可能な蓋部と、前記蓋
部を開閉させることで前記摺動部材を摺動させるキース
ライド機構を備えた情報機器装置であって、前記キース
ライド機構は、前記蓋部の開閉に連動して回動する回動
部材と、前記回動部材による回動動作を移動動作に変換
するカム部材と、前記カム部材で変換された移動動作を
拡大させるレバー部材とを備え、前記蓋部を開閉させる
ことで前記回動部材が回動し、この回動動作を前記カム
部材により移動動作に変換し、この移動動作を前記レバ
ー部材により拡大して、この拡大された前記移動動作を
前記摺動部材に与えることで前記キートップを昇降させ
ることを特徴とするキースライド機構を備えた情報機器
装置とする。
【0019】さらに、前記キーボードの各キー毎にリン
ク部材を設け、前記摺動部材の摺動により前記リンク部
材が回動し、そのリンク部材上のキートップが昇降する
ことを特徴とする。
【0020】また、前記蓋部は前記本体部に対して回動
接合部を中心に開閉可能であって、前記蓋部が前記本体
部に対して所定の角度開いたときに、前記キートップが
所定の高さまで上昇してキー入力可能な状態となり、前
記蓋部が前記所定の角度以上開いても前記キートップは
前記所定の高さ以上に上昇せず、前記キー入力可能な状
態が保持されることを特徴とする。
【0021】そして、以下の条件式を満足することを特
徴とする。 θ≧tan-1{(h+t)/l} 但し、 θ:蓋部と本体部とが成す前記所定の角度 h:本体部の上面からキー入力可能な状態のキートップ
の上面までの前記所定の高さ t:キートップと蓋部との間に挿入される指の厚さ l:回動接合部から最も近いキートップ中央までの距離 である。
【0022】また、前記蓋部は前記本体部に対して回動
接合部を中心に開閉可能であって、前記蓋部が前記本体
部に対して所定の角度まで閉じたときに、前記キートッ
プが下降し始めることを特徴とする。
【0023】そして、以下の条件式を満足することを特
徴とする。 θ≧tan-1(h/la) 但し、 θ:蓋部と本体部とが成す前記所定の角度 h:本体部の上面からキー入力可能な状態のキートップ
の上面までの高さ la:回動接合部から最も近いキートップ上面角部まで
の距離 である。
【0024】さらに、前記キースライド機構を前記回動
接合部の両端近傍に備え、各キースライド機構は互いに
同期して動作することを特徴とする。また、前記キース
ライド機構を前記回動接合部の両端近傍に備え、一方の
キースライド機構は前記蓋部が前記本体部に対して開く
ときに前記摺動部材を摺動させ、他方のキースライド機
構は前記蓋部が前記本体部に対して閉じるときに前記摺
動部材を摺動させることを特徴とする。
【0025】その他、前記蓋部が前記本体部に対し開い
て前記キーボードがキー入力可能な状態になったことを
報知する報知手段を備えたことを特徴とする。また、前
記蓋部は表示部を備えてなることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のキ
ースライド機構が適用される一例としてのノートブック
型パソコンのヒンジ部及びその周辺を示す斜視図であ
る。このようなノートブック型パソコンは、同図に示す
ように、大別して表示部1と本体2とに分類される。こ
れより以降、本体2において、表示部1が開閉される先
端側を手前側と呼び、開閉の根元側(中心側)を奥側と
呼ぶ。また、同図では表示部1が所定の角度開いた状態
を示している。
【0027】表示部1は、その内側表面に例えば液晶表
示パネル(不図示)が取り付けられており、また根元側
の左右端において後述するヒンジ部3にて本体2と連結
されている。但し、表示部1根元側左端のヒンジ部は図
示していない。そして、このヒンジ部3を中心に表示部
1が回転し、開閉が行われる。一方、本体2はキーボー
ド4と図示しない回路基板等を備えている。
【0028】そして、本体2の奥側右端部には、本発明
に係るキースライド機構Sが設けられている。このキー
スライド機構Sが、これに含まれるヒンジ部3を介して
表示部1の開閉に連動することにより、キーボード4内
の中間シート22を、これより突設するピンpを介して
左右にスライドさせ、各キートップを上下させる仕組み
である。詳しくは後述する。なお、厚板によるブロック
状の7は本体2に固定されているベースであり、奥側に
設けられた板状部7aにヒンジ部3が取り付けられてい
る。また、キースライド機構Sは本体2の奥側左端部に
設けても良く、さらには両端部に設けても良い。
【0029】図2は、本発明のキースライド機構の一実
施形態を示す図であり、同図(a)は平面図、同図
(b)は右側面図、同図(c)は正面図である。同図は
上記表示部1が閉じたときのキースライド機構の状態を
示している。また、図3はこのキースライド機構を示す
斜視図であり、表示部1が所定の角度開いたときの状態
を示している。
【0030】これらの図において、本実施形態における
キースライド機構Sは、概ねヒンジ部3,連動カム部
5,及びスライド量拡大レバー部6より構成されてい
る。ヒンジ部3は、表示部1に固定される略L形レバー
状の表示固定部10と、本体2の上記ベース7に固定さ
れる長板を巻回した形状の軸受9及びコの字形の連動カ
ム支持部11を有している。そして、連動カム支持部1
1及び軸受9には軸12が回転自在に軸支されており、
また軸12はその右端部で表示固定部10の根元側端部
と連結している。また連動カム支持部11の左右両端部
を奥側に折り曲げることにより、軸12を軸支する軸受
部11a,11bが形成されている。
【0031】なお、表示固定部10より左方に延びる板
状部10a,10b各々には、表示固定部10を表示部
1にネジ止めするための孔bが開けられている。また、
軸受9より下方に延びる板状部9a、及び連動カム支持
部11より下方に延びる板状部11c各々には、軸受9
及び連動カム支持部11をベース7にネジ止めするため
の孔aが開けられている。また、板状部9a下部には、
上記ベース7での位置決めのための、U字状の切り欠き
部9bが設けられている。
【0032】表示固定部10は板状部10a,10bの
各々の孔bでネジ止めされ、表示部1に固定されてい
る。また、軸受9は板状部9aの孔aと切り欠き部9b
でネジ止めされ、ベース7に固定されている。これによ
り、ヒンジ部3は表示部1とベース7に結合されて、ヒ
ンジとしての機能を果たす。また、連動カム支持部11
は板状部11cの孔aでネジ止めされ、ベース7に固定
されている。
【0033】連動カム部5は、軸12が貫通する中央に
位置した略円筒形のカム8と、軸12が嵌合して左側に
固定された略円筒形のカム13と、軸12が嵌合して右
側に固定された略円筒形のカム14とより構成されてい
る。カム13とカム14は、軸12を含めて貫通したピ
ンで軸に固定されている。従って、カム13及び14は
軸12の回転に連動して回転するが、カム8は軸12に
対して回転摺動方向に自在であり、直接には連動しな
い。
【0034】スライド量拡大レバー部6は、主に長板状
のレバー15と平板状のレバー支持部16とより構成さ
れている。レバー支持部16には対向する角部に孔cが
設けられ、この孔cを用いてベース7とネジ止めされ固
定されている。レバー15は、レバー支持部16奥側右
端より下方に突設するピン17にて回動自在に枢支され
ている。そして、レバー支持部16手前側中央より下方
に突設するピン18が、レバー15に開けられた長孔
(不図示)に貫通し、これによりレバー15の回動範囲
を制限している。なお、レバー15の厚さがカム8,1
3,及び14の厚さを超えないようにすることにより、
より薄型の構成とすることができる。
【0035】そして、カム8より手前側に突出する略直
方体状の突起部8gが連動カム支持部11に開けられた
矩形のスライド孔11dを貫通して、レバー15奥側端
部に設けられた略U字状の切り欠き部15aと嵌合して
いる。カム8は、軸12の回転角度によってカム13或
いはカム14と噛み合った状態になる。カム8は軸12
に対して回転自由なので、軸12の回転によってカム1
3或いはカム14と噛み合った状態を維持して回転しよ
うとする。そこで、その回転をカム8の突起部8gと連
動カム支持部11のスライド孔11dで抑制する。一
方、レバー15手前側端部に設けられたU字状の切り欠
き部15bは、上記キーボード4内の中間シート22奥
側右端部より上方へ突設するピンpと嵌合している。
【0036】上述した構成において、表示部1を開閉す
れば表示固定部10が回動し、それに連動して軸12が
回転する。ここで、本実施形態のキースライド機構の動
作について、図4により説明する。同図は、本実施形態
のキースライド機構を部分的に示す模式図である。同図
(a)は連動カム部5に用いられて軸12に連動する、
カム13,14の斜視図を示す。
【0037】カム13,14は、それぞれ回転軸Cに対
して垂直な面を持つ凸部13a,14a、同じく回転軸
Cに対して垂直な面を持つ凸部13b,14b、さらに
は斜面13c,14cを有する。以下の説明を分かり易
くするために、同図(a)の状態、即ち凸部13a,1
4aが上にある状態を、矢印Dで示すように回転角0゜
とする。回転軸Cを軸として、矢印Aで示すように上記
凸部や凹部がある方向から見て、矢印Eで示すような左
回転の方向に回転角を取るものとする。
【0038】同図(b)は、表示部が閉じたときの連動
カム部5とレバー15の状態を示している。また同図
(c)は、表示部が開いて後述するキーボードのキート
ップが浮き上がり、キーボードが操作可能な状態になっ
ているときの、連動カム部5とレバー15の状態を示し
ている。さらに、同図(d)は、表示部が更に開いたと
きの連動カム部5とレバー15の状態を示している。
【0039】上述したように、連動カム部5は、軸12
が貫通する中央に位置した略円筒形のカム8と、軸12
と嵌合して左側に固定された略円筒形のカム13と、軸
12と嵌合して右側に固定された略円筒形のカム14と
より構成されている。ここで、カム13とカム14は軸
12の回転に連動して回転するが、カム8は軸12に対
して回転摺動方向に自在であり、直接には連動しない。
カム8は、軸12の回転とは無関係であって回転せず、
カム13とカム14の噛み合わせにより、軸12に沿っ
て左右に往復運動をする。
【0040】今、上記表示部1が閉じた状態であるとす
ると、同図(b)に示すように、左に位置するカム13
は、上述した定義で回転角180゜の状態にある。そし
て、カム13に噛み合うように、カム8はカム13に接
している。具体的には、カム8とカム13の相対する
面、即ち凸部8aと凹部13b、斜面8cと斜面13
c、凹部8bと凸部13aは互いに当接している。この
とき、カム8の反対側に位置するカム14は、回転角約
300゜の状態にある。ここで、カム8とカム14は、
凸部8dと凸部14aで接している。一方、カム8はカ
ム13と噛み合っている状態であり、カム8が往復運動
する範囲内で左に位置する。カム8に一体化された突起
部8gも、当然左の位置にある。
【0041】上記表示部1が開き始めて、軸12が同図
(b)に示した矢印Fの方向に回転すると、カム8とカ
ム13の当接していた斜面8cと斜面13cが徐々にね
じれて、噛み合いが外れて行く。それとは逆に、カム8
とカム14の斜面8cと斜面14cは噛み合い始めて行
く。それに伴い、カム8は右の方向に移動する。
【0042】同図(c)は、上記表示部1が所定の角度
開いて、後述するキートップが浮き上がったときの状態
を示している。例えば、上記所定の角度を60゜とする
と、このとき、左に位置するカム13は回転角240゜
の状態にある。ここで、カム8とカム13は、凸部8a
と凸部13aで当接している。一方、カム8の反対側に
位置するカム14は、回転角約0゜の状態にある。そし
て、カム8とカム14は、凸部8dと凹部14b、斜面
8fと斜面14c、凹部8eと凸部14aで互いに当接
している。また、カム8はカム14と噛み合っている状
態であり、カム8が往復運動する範囲内で右に位置す
る。カム8に一体化された突起部8gも、当然右の位置
にある。
【0043】同図(d)は、上記表示部1が更に開いた
状態を示している。このとき、左に位置するカム13
は、例えば回転角約300゜の状態にある。ここで、カ
ム8とカム13は、凸部8aと凸部13aで当接してい
る。一方、カム8の反対側に位置するカム14は、回転
角約60゜の状態にある。そして、カム8とカム14
は、凸部8dと凹部14b、凹部8eと凸部14aで互
いに当接している。同図(c)から同図(d)にかけて
の状態変化において、カム8がカム14と噛み合ってい
る状態は変化しないので、カム14がカム8を左方向に
押し出すことはない。従って、カム8は往復運動する範
囲内で右の位置のままであり、一体化された突起部8g
も当然右の位置のままである。
【0044】ここで重要なことは、カムが噛み合う面、
具体的には8a,8b,13a,13bの中で、少なく
とも1面は回転軸に対して略垂直な面であることであ
る。また同様にして、8d,8e,14a,14bの中
で、少なくとも1面は回転軸に対して略垂直な面である
ことである。そうでなければ、カム8は表示部の開く角
度に応じて常に動くことになり、ひいてはキートップの
高さが常に変化することになり、キーボードの操作性が
著しく損なわれることになる。
【0045】さらに、表示部を閉じてキートップを完全
に下降させたときの角度、また、キートップを完全に浮
き上がらせる所定の角度においては、それぞれの状態で
カム13或いはカム14のいずれかのカムが、カム8に
噛み合うように設計しなければならない。具体的には、
例えば、カム8とカム13が噛み合っているときに、カ
ム8とカム14は、噛み合いの状態から上記所定の角度
だけ回転した状態になっていることである。軸12が所
定の角度回転すると、今度はカム8とカム14が噛み合
う状態になる。
【0046】上述したように、カム8の突起部8gは、
カム8と同じ動きをし、本発明の実施形態では2〜3m
m移動する。また、上述のカムが噛み合った状態は、隙
間が全くない嵌合状態ではなく、僅かな隙間を有してい
る。その隙間がなければ、カムは動かない。
【0047】カム8より手前側に突出する突起部8gの
動きは、これに嵌合する切り欠き部15aによってレバ
ー15に伝達され、ピン17を支点としてレバー15が
右回転することにより、切り欠き部15bで拡大され
る。そして、この動きが上記ピンpに伝達され、上記中
間シート22が当初の状態から左方向へ4〜5mm移動
することとなる。この後、図4(d)に示すように表示
部1が更に開いても、カム13の凸部13aはカム8の
凸部8aと擦り合わされるのみであり、またカム8とカ
ム14の回転方向の噛み合い範囲には余裕が設けてある
ので、カム8は移動せず、従って中間シート22も位置
を保ったままとなる。
【0048】逆に、表示部1が同図(d)の状態から閉
じ始めて軸12が逆回転すると、カム14も同様に逆回
転し、同図(c)の状態を経て斜面8fと斜面14cが
擦り合わされ、カム8とカム14の噛み合いがずれて、
カム8更には突起部8gが左方向へ移動する。このと
き、カム13も同様に逆回転し、凸部8aが凸部13a
から外れて、斜面8cと斜面13cが擦り合わされ、カ
ム8とカム13が噛み合い始める。
【0049】そして、表示部1が閉じると、同図(b)
に示すように、凸部8dが凸部14aに乗り上げ、カム
8更には突起部8gが左端に移動する。このとき、カム
8とカム13の上述した相対する面は互いに当接し、カ
ム同士が互いに噛み合った状態となる。突起部8gの動
きは、これに嵌合する切り欠き部15aによってレバー
15に伝達され、ピン17を支点としてレバー15が左
回転することにより、切り欠き部15bで拡大される。
この動きがピンpに伝達され、中間シート22が右方向
へと戻り、当初の状態となる。
【0050】なお、上述した構成により、表示部1が本
体2に対して所定の角度開いたときに、後述するキート
ップ23が所定の高さまで上昇してキー入力可能な状態
となり、表示部1が所定の角度以上開いてもキートップ
23はその所定の高さ以上に上昇せず、キー入力可能な
状態が保持される。図6は、このときのヒンジ部付近を
拡大して模式的に示す側面図である。ここでは以下の条
件式(1)を満足することが望ましい。 θ≧tan-1{(h+t)/l} (1)
【0051】但し、 θ:表示部1と本体2とが成す前記所定の角度 h:本体2上面からキー入力可能な状態のキートップ2
3上面までの前記所定の高さ t:キートップ23と表示部1との間に挿入される指3
0の厚さ l:ヒンジ部3から最も近いキートップ23中央までの
距離 である。即ち、表示部1が開いてキー操作可能となる条
件となっている。一般的な値として、 h=3mm,t=12mm,l=57mm とおくと、条件式(1)より、θ≒15゜以上となる。
但し、この数値に限定されるわけではない。
【0052】また同様にして、上述した構成により、表
示部1が本体2に対して所定の角度まで閉じたときに、
キートップ23が下降し始める。図7は、このときのヒ
ンジ部付近を拡大して模式的に示す側面図である。ここ
では以下の条件式(2)を満足することが望ましい。 θ≧tan-1(h/la) (2)
【0053】但し、 θ:表示部1と本体2とが成す前記所定の角度 h:本体2上面からキー入力可能な状態のキートップ2
3上面までの高さ la:ヒンジ部3から最も近いキートップ23上面角部
までの距離 である。即ち、表示部1を閉じたときに、これがキート
ップ23と接触しない条件となっている。一般的な値と
して、 h=3mm,la=50mm とおくと、条件式(2)より、θ≒3゜以上となる。但
し、この数値に限定されるわけではない。
【0054】ここで、表示部1が本体2に対し開いてキ
ーボード4がキー入力可能な状態になったことを報知す
る報知手段を備えた構成とすることができる。これは、
例えば図3に示したように、レバー15の手前側端部付
近にスイッチ31を配置しておき、表示部1が開いてレ
バー15が回動し、このスイッチ31がONすると、図
示しない報知手段により報知するものである。
【0055】スイッチ31には例えば機械式のリミット
スイッチ等が用いられる。また、報知手段としては、L
EDやブザー等が用いられる。或いは、例えば中間シー
ト22の一部に赤色等の色を付けておき、これがスライ
ド動作に応じて本体2に開けた窓から観察されることに
より、報知を行うようにしても良い。但し、本体の電源
が入る前に報知を行う必要があるため、前記LEDやブ
ザー等の電気的な手段を用いる場合は、補助電源が必要
となる。
【0056】ところで、上記各カムのカム面である各斜
面は、軸12の長手方向に対していずれも略60度を成
している。また、各カムの材質は、全てSUS(ステン
レス)である。この場合、カムが動作中に割れることの
ないように、充分な強度が必要である。また、応力が一
点に集中することを避けるために、表面が滑らかである
ことが必要である。従って、これらの性質を満足するも
のとして、マルチ・インジェクション・モールド(MI
M)で成形されたSUSを、各カムの材料として用いて
いる。
【0057】カム8の突起部8gの水平方向の移動量を
大きくするには、カムの半径を大きくするか、或いは各
カムの斜面の角度を小さく、鋭角にすれば良い。但し、
本発明の目的は電子機器を薄くすることにあるので、カ
ムの半径を大きくすることには自ずと限界がある。ま
た、各カムの斜面を鋭角にすると、連動カムが長くな
り、小型化に反する。
【0058】なお、以上説明した構成において、カム1
3或いはカム14のうち一方の代わりにバネ部材を用い
て、これによりカム8を他方のカムへと付勢する構成と
しても良い。即ち、カム8を表示部1の開動作或いは閉
動作に連動する方向に付勢するバネ部材を設けた構成と
しても良い。これにより、連動カム部の構成が比較的簡
単となる。
【0059】また、図示しないが、本体2の奥側左右両
端部にキースライド機構Sを設け、各キースライド機構
は互いに同期して動作する構成としても良い。この構成
により、表示部1の開動作或いは閉動作に伴って各キー
スライド機構に加わる応力が軽減される。
【0060】或いは、本体2の奥側左右両端部に設けた
キースライド機構Sのうち、一方が表示部1の開動作に
連動し、他方が表示部1の閉動作に連動して、それぞれ
反対方向に中間シート22を摺動させる構成としても良
い。ここでは各キースライド機構において、例えば上記
カム13或いはカム14の代わりにバネ部材を用い、こ
れによりカム8を他方のカムへと付勢する構成としても
良い。即ち、カム8を表示部1の開動作或いは閉動作に
連動する方向に付勢するバネ部材を設けた構成としても
良い。
【0061】図5は、本実施形態で用いられるキーボー
ドのキー構造を模式的に示す正面図である。同図(a)
は表示部が開くことによりキーが立ち上がった状態、同
図(b)は表示部が閉じることによりキーが沈み込んだ
状態を示している。上記本体2上には、同図に示すよう
に、上記キーボード4の土台を成すキーベース21が固
定されており、その上には、中間シート22が重畳され
ている。また、これらの上には、例えば樹脂成形された
キートップ23が、第1のアーム24と第2のアーム2
5とを組み合わせたリンク部材Lにより下方より支持さ
れつつ、キーとして配設されている。これにより上記キ
ーボード4が形成される。
【0062】第1のアーム24と第2のアーム25は、
正面から見て略X字状に交差連結されてリンク部材Lを
構成し、中心軸X周りに互いに回動自在となっている。
そして、第1のアーム24の下端に設けられた軸24a
は、キーベース21上面より突設する軸受21aと嵌合
し、これにより第1のアーム24が回動自在に枢支され
ている。また、第1のアーム24の上端に設けられた軸
24bは、キートップ23下面より突設する、長孔を有
するスライド軸受23aと嵌合し、これにより第1のア
ーム24がキートップ23に対して回動自在並びに所定
の範囲だけスライド自在に枢支されている。
【0063】一方、第2のアーム25の下端に設けられ
た軸25aは、キーベース21上面より突設するスライ
ド軸受21bと嵌合し、これにより第2のアーム25が
回動自在に枢支されている。また、第2のアーム25の
上端に設けられた軸25bは、キートップ23下面より
突設する軸受23bと嵌合し、これにより第2のアーム
25がキートップ23に対して回動自在に枢支されてい
る。
【0064】また、第1のアーム24の下部からは、正
面から見て中央寄り斜め下方に板バネ状の押圧部24c
が延びている。同図(a)に示す状態において、この押
圧部24c直下の中間シート22には、いわゆるメンブ
レンスイッチ(不図示)が設けられている。そして、キ
ートップ23が押し下げられたときに、押圧部24cの
先端が中間シート22を押圧し、メンブレンスイッチが
ONとなる仕組みである。
【0065】今、開いていた上記表示部1が閉じられた
とすると、上記キースライド機構Sの働きにより、同図
(a)から(b)にかけて示すように、中間シート22
が矢印Bで示す方向即ち右方向へとスライドする。そし
て、中間シート22に開けられた孔22aが押圧部24
c直下に位置し、ここへ押圧部24cがはまり込む。こ
のとき、リンク部材Lが折り畳まれ、キートップ23が
沈み込むこととなる。
【0066】逆に、閉じていた表示部1が開かれたとす
ると、キースライド機構Sの働きにより、中間シート2
2が矢印Bで示す方向と反対方向即ち左方向へとスライ
ドする。そして、中間シート22に開けられた孔22a
が押圧部24cから離脱し、押圧部24cが中間シート
22に乗り上がる。このとき、リンク部材Lが開かれ、
キートップ23が立ち上がることとなる。なお、作図の
都合上、同図では孔22aの移動距離を実際より大きく
描いてある。
【0067】なお、以上説明した構成において、更に表
示部1の開閉状態を検知するセンサを備え、そのセンサ
からの信号に基づいて、本体2に備えるCPUが、カム
8,レバー15,中間シート22のうちの少なくとも1
つを、モーターやソレノイド等の駆動装置を用いて制御
し、表示部1の開閉に連動して、キーボード4のキート
ップ23を上下させることもできる。
【0068】一方、図3に示すキースライド機構Sは、
CPUの制御を受けない全てメカニカルな機構であり、
例えばCPUがハングアップしたような制御不能な状態
においても、表示部1を閉じたときには確実にキートッ
プを下げることができ、キートップと表示部1が衝突す
ることによる表示部の損傷或いはキーボードの故障を避
けることができる。
【0069】なお、特許請求の範囲で言う第1のカム
は、実施形態におけるカム13さらにはカム14に対応
しており、第2のカムはカム8に対応している。また、
回動部材はヒンジ部3に、摺動部材は中間シート22に
それぞれ対応している。
【0070】以上、本発明に係るキースライド機構は、
ノートブック型パソコンや携帯情報端末装置やワープロ
やタイプライタ等に適用するのが好ましいが、これに限
定されず、携帯電話等の表示装置とキーボード等の入力
装置を有する情報機器を含む電子機器全般に適用できる
ことは言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯型パソコン等の操作性や信頼性を確保しつつ、従来
よりさらなる軽量化や薄型化を可能とする、キーボード
構造におけるキースライド機構を提供することができ
る。
【0072】特に、カムの動きをレバーで拡大する構造
とすることによりカムが小さくなり、キースライド機構
が薄型となる。
【0073】また、表示部が僅かに開いた状態でもキー
スライド機構が働き、キーボードが使用可能となる。
【0074】また、表示部の開閉に連動して各キーが上
下する構成とすることにより、キーボード使用時には使
い勝手の良い十分なキーストロークが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるノートブック型パソコンの
ヒンジ部及びその周辺を示す斜視図。
【図2】本発明のキースライド機構の一実施形態を示す
図。
【図3】本発明のキースライド機構の一実施形態を示す
斜視図。
【図4】本実施形態のキースライド機構を部分的に示す
模式図。
【図5】本実施形態で用いられるキーボードのキー構造
を模式的に示す図。
【図6】ヒンジ部付近を拡大して模式的に示す側面図。
【図7】ヒンジ部付近を拡大して模式的に示す側面図。
【符号の説明】
1 表示部 2 本体 3 ヒンジ部 4 キーボード 5 連動カム部 6 スライド量拡大レバー部 7 ベース 8,13,14 カム 9 軸受 10 表示固定部 11 連動カム支持部 12 軸 15 レバー 16 レバー支持部 17,18 ピン 21 キーベース 22 中間シート 23 キートップ 24 第1のアーム 25 第2のアーム L リンク部材 S キースライド機構 p ピン
フロントページの続き (72)発明者 田代 博史 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 片桐 眞行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5G006 AC07 CB01 CB03 CB08 CD03

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摺動部材を摺動させることでキートップ
    が昇降する機能を備えたキーボードのキースライド機構
    において、 回動可能な回動部材と、 前記回動部材による回動動作を移動動作に変換する変換
    手段と、 前記変換手段で変換された移動動作を拡大させる拡大移
    動手段とを備え、 前記回動部材による回動動作を前記変換手段により移動
    動作に変換し、この移動動作を前記拡大移動手段により
    拡大して、拡大された前記移動動作を前記摺動部材に与
    えることで前記キートップを昇降させることを特徴とす
    るキースライド機構。
  2. 【請求項2】 摺動部材を摺動させることでキートップ
    が昇降する機能を備えたキーボードのキースライド機構
    において、 回動可能な回動部材と、 前記回動部材による回動動作を移動動作に変換するカム
    部材と、 前記カム部材で変換された移動動作を拡大させるレバー
    部材とを備え、 前記回動部材による回動動作を前記カム部材により移動
    動作に変換し、この移動動作を前記レバー部材により拡
    大して、拡大された前記移動動作を前記摺動部材に与え
    ることで前記キートップを昇降させることを特徴とする
    キースライド機構。
  3. 【請求項3】 前記キーボードの各キー毎にリンク部材
    を設け、前記摺動部材の摺動により前記リンク部材が回
    動し、そのリンク部材上のキートップが昇降することを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキースライド
    機構。
  4. 【請求項4】 前記摺動部材は、前記回動部材の回転軸
    に平行に摺動することを特徴とする請求項1〜請求項3
    のいずれかに記載のキースライド機構。
  5. 【請求項5】 前記レバー部材の厚さは、前記カム部材
    の厚さを超えないことを特徴とする請求項2に記載のキ
    ースライド機構。
  6. 【請求項6】 前記カム部材は、前記回動部材による回
    動動作に連動して回動する第1のカムと、前記第1のカ
    ムの回動動作がカム面により伝達されて直動する第2の
    カムとより成り、前記第2のカムの動きが前記レバー部
    材に伝達されることを特徴とする請求項2に記載のキー
    スライド機構。
  7. 【請求項7】 前記第1のカムと第2のカムは、前記回
    動部材の回転軸上に連設され、 前記第1のカムは前記回転軸と一体で回動し、前記第2
    のカムは前記回転軸上をその軸方向に摺動することを特
    徴とする請求項6に記載のキースライド機構。
  8. 【請求項8】 前記第1のカムと前記第2のカムが互い
    に当接する面において、少なくともいずれか一方のカム
    の少なくとも1面が、回転軸に対して垂直な面であるこ
    とを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のキースラ
    イド機構。
  9. 【請求項9】 前記カム部材は、前記回動部材による回
    動動作に連動して回動する2つの第1のカムと、前記第
    1のカムの回動動作がカム面により伝達されて直動する
    第2のカムとから成り、 前記第2のカムは、前記第1のカムの間に挟まれて連設
    され、第2のカムの前記各第1のカムに相対する両面に
    はカム面が形成されていて、 前記キーボードのキートップが下がった状態のときには
    一方の第1のカムと第2のカムとが嵌合し、 前記キーボードのキートップが上がった状態のときには
    他方の第1のカムと第2のカムとが嵌合することを特徴
    とする請求項6〜請求項8のいずれかに記載のキースラ
    イド機構。
  10. 【請求項10】 摺動部材を摺動させることでキートッ
    プが昇降する機能を備えたキーボードと、前記キーボー
    ドを備えた本体部に対して開閉可能な蓋部と、前記蓋部
    を開閉させることで前記摺動部材を摺動させるキースラ
    イド機構を備えた情報機器装置であって、 前記キースライド機構は、 前記蓋部の開閉に連動して回動する回動部材と、 前記回動部材による回動動作を移動動作に変換する変換
    手段と、 前記変換手段で変換された移動動作を拡大させる拡大移
    動手段とを備え、 前記蓋部を開閉させることで前記回動部材が回動し、こ
    の回動動作を前記変換手段により移動動作に変換し、こ
    の移動動作を前記拡大移動手段により拡大して、拡大さ
    れた前記移動動作を前記摺動部材に与えることで前記キ
    ートップを昇降させることを特徴とするキースライド機
    構を備えた情報機器装置。
  11. 【請求項11】 摺動部材を摺動させることでキートッ
    プが昇降する機能を備えたキーボードと、前記キーボー
    ドを備えた本体部に対して開閉可能な蓋部と、前記蓋部
    を開閉させることで前記摺動部材を摺動させるキースラ
    イド機構を備えた情報機器装置であって、 前記キースライド機構は、 前記蓋部の開閉に連動して回動する回動部材と、 前記回動部材による回動動作を移動動作に変換するカム
    部材と、 前記カム部材で変換された移動動作を拡大させるレバー
    部材とを備え、 前記蓋部を開閉させることで前記回動部材が回動し、こ
    の回動動作を前記カム部材により移動動作に変換し、こ
    の移動動作を前記レバー部材により拡大して、この拡大
    された前記移動動作を前記摺動部材に与えることで前記
    キートップを昇降させることを特徴とするキースライド
    機構を備えた情報機器装置。
  12. 【請求項12】 前記キーボードの各キー毎にリンク部
    材を設け、前記摺動部材の摺動により前記リンク部材が
    回動し、そのリンク部材上のキートップが昇降すること
    を特徴とする請求項10又は請求項11に記載のキース
    ライド機構を備えた情報機器装置。
  13. 【請求項13】 前記蓋部は前記本体部に対して回動接
    合部を中心に開閉可能であって、前記蓋部が前記本体部
    に対して所定の角度開いたときに、前記キートップが所
    定の高さまで上昇してキー入力可能な状態となり、前記
    蓋部が前記所定の角度以上開いても前記キートップは前
    記所定の高さ以上に上昇せず、前記キー入力可能な状態
    が保持されることを特徴とする請求項10〜請求項12
    のいずれかに記載のキースライド機構を備えた情報機器
    装置。
  14. 【請求項14】 以下の条件式を満足することを特徴と
    する請求項13に記載のキースライド機構を備えた情報
    機器装置。 θ≧tan-1{(h+t)/l} 但し、 θ:蓋部と本体部とが成す前記所定の角度 h:本体部の上面からキー入力可能な状態のキートップ
    の上面までの前記所定の高さ t:キートップと蓋部との間に挿入される指の厚さ l:回動接合部から最も近いキートップ中央までの距離 である。
  15. 【請求項15】 前記蓋部は前記本体部に対して回動接
    合部を中心に開閉可能であって、前記蓋部が前記本体部
    に対して所定の角度まで閉じたときに、前記キートップ
    が下降し始めることを特徴とする請求項10〜請求項1
    4のいずれかに記載のキースライド機構を備えた情報機
    器装置。
  16. 【請求項16】 以下の条件式を満足することを特徴と
    する請求項15に記載のキースライド機構を備えた情報
    機器装置。 θ≧tan-1(h/la) 但し、 θ:蓋部と本体部とが成す前記所定の角度 h:本体部の上面からキー入力可能な状態のキートップ
    の上面までの高さ la:回動接合部から最も近いキートップ上面角部まで
    の距離 である。
  17. 【請求項17】 前記キースライド機構を前記回動接合
    部の両端近傍に備え、各キースライド機構は互いに同期
    して動作することを特徴とする請求項13〜請求項16
    に記載のキースライド機構を備えた情報機器装置。
  18. 【請求項18】 前記キースライド機構を前記回動接合
    部の両端近傍に備え、一方のキースライド機構は前記蓋
    部が前記本体部に対して開くときに前記摺動部材を摺動
    させ、他方のキースライド機構は前記蓋部が前記本体部
    に対して閉じるときに前記摺動部材を摺動させることを
    特徴とする請求項13〜請求項16に記載のキースライ
    ド機構を備えた情報機器装置。
  19. 【請求項19】 前記蓋部が前記本体部に対し開いて前
    記キーボードがキー入力可能な状態になったことを報知
    する報知手段を備えたことを特徴とする請求項10〜請
    求項18のいずれかに記載のキースライド機構を備えた
    情報機器装置。
  20. 【請求項20】 前記蓋部は表示部を備えてなることを
    特徴とする請求項10〜請求項19に記載のキースライ
    ド機構を備えた情報機器装置。
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