JPH08331256A - 通信システムおよびこのシステムで使用される通信装置 - Google Patents
通信システムおよびこのシステムで使用される通信装置Info
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- JPH08331256A JPH08331256A JP13794995A JP13794995A JPH08331256A JP H08331256 A JPH08331256 A JP H08331256A JP 13794995 A JP13794995 A JP 13794995A JP 13794995 A JP13794995 A JP 13794995A JP H08331256 A JPH08331256 A JP H08331256A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】長距離発信を行なう場合に、その接続状況を発
信者が監視する必要のない通信システムおよびこのシス
テムで使用される通信装置を提供する。 【構成】発信者が発信元端末Tから公衆網Aと、公衆網
Bを介してサービス端末Sに対してサービスを要求する
発信を行なうと、この発信をサービス端末Sが検知し、
発信元端末Tとこの発信元端末Tが指定する発信先端末
Rとにそれぞれ発信し、この発信に発信元端末Tが自動
的に応答して両者の間のパスを確立するようにしたもの
である。
信者が監視する必要のない通信システムおよびこのシス
テムで使用される通信装置を提供する。 【構成】発信者が発信元端末Tから公衆網Aと、公衆網
Bを介してサービス端末Sに対してサービスを要求する
発信を行なうと、この発信をサービス端末Sが検知し、
発信元端末Tとこの発信元端末Tが指定する発信先端末
Rとにそれぞれ発信し、この発信に発信元端末Tが自動
的に応答して両者の間のパスを確立するようにしたもの
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の通信網を介し
て通信端末間のパスを確立する通信システムおよびこの
システムで使用される通信装置に関する。
て通信端末間のパスを確立する通信システムおよびこの
システムで使用される通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電話装置やファクシミリ
装置等の各種通信装置から外線発信を行なう場合に発信
者は、オフフックし、ダイヤル送出操作を行なったの
ち、呼出音を聴いてビジー(通話)状態か否かを判定
し、ビジー状態でない場合には受信者の応答を待ち、ビ
ジー状態である場合には再度上記操作をやり直すことに
より、相手端末との間に通信パスが確立するのを待つよ
うにしている。
装置等の各種通信装置から外線発信を行なう場合に発信
者は、オフフックし、ダイヤル送出操作を行なったの
ち、呼出音を聴いてビジー(通話)状態か否かを判定
し、ビジー状態でない場合には受信者の応答を待ち、ビ
ジー状態である場合には再度上記操作をやり直すことに
より、相手端末との間に通信パスが確立するのを待つよ
うにしている。
【0003】したがって、発信者は、相手端末が応答す
るまでの間、その接続状況を受話器から出力されるリン
グバックトーン等を聞くことにより監視しなければなら
ない。このため多忙な場合等においてはその監視が煩わ
しかった。特に離島等の遠隔地への発信を行なう場合
や、国際通話を行なうための発信を行なう場合のような
長距離発信は、複数の通信網を経由するため接続に多く
の時間がかかることがあり、この間接続状況を監視し続
けることは、発信者にとっては、大きな負担になる場合
があった。
るまでの間、その接続状況を受話器から出力されるリン
グバックトーン等を聞くことにより監視しなければなら
ない。このため多忙な場合等においてはその監視が煩わ
しかった。特に離島等の遠隔地への発信を行なう場合
や、国際通話を行なうための発信を行なう場合のような
長距離発信は、複数の通信網を経由するため接続に多く
の時間がかかることがあり、この間接続状況を監視し続
けることは、発信者にとっては、大きな負担になる場合
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信装置では、
接続状況を受話器から出力されるリングバックトーン等
を聴くことにより監視しなければならず、このため多忙
な場合等においてはその監視が煩わしかった。特に長距
離発信を行なう場合には、複数の通信網を経由するため
接続に多くの時間がかかることがあり、この間接続状況
を監視し続けることは、発信者にとって大きな負担にな
る場合があった。
接続状況を受話器から出力されるリングバックトーン等
を聴くことにより監視しなければならず、このため多忙
な場合等においてはその監視が煩わしかった。特に長距
離発信を行なう場合には、複数の通信網を経由するため
接続に多くの時間がかかることがあり、この間接続状況
を監視し続けることは、発信者にとって大きな負担にな
る場合があった。
【0005】この発明は上記の不具合を解決すべくなさ
れたもので、長距離発信を行なう場合に、その接続状況
を発信者が監視する必要のない通信システムおよびこの
システムで使用される通信装置を提供することを目的と
する。
れたもので、長距離発信を行なう場合に、その接続状況
を発信者が監視する必要のない通信システムおよびこの
システムで使用される通信装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係る通信システムは、特定回線からサ
ービスを要求する呼出信号を検出するとサービスを要求
した発信元とこの発信元が指定する発信先とのパスを確
立するサービス機能を備えた通信網と、この通信網に少
なくとも1つの通信網を介して接続されサービスを要求
する発信を行なう通信装置とを備えている。この通信装
置は、サービス要求手段により上記通信網の特定回線に
対してサービスを要求する発信を行ない、所定の時間条
件を満たすと当該発信を停止する。これに対し、上記通
信網は、サービス要求検出手段により上記サービスを要
求する呼出信号を検出し、呼出信号停止監視手段により
当該呼出信号が上記所定の時間条件を満たして停止され
るか否かを監視し、この呼出信号停止監視手段が当該呼
出信号が上記所定の時間条件を満たして停止されたのを
検出すると、パス確立手段により上記サービスを要求し
た発信元とこの発信元が指定する発信先とにそれぞれ発
信する。これに対し、通信装置は、サービス応答手段に
より上記通信網からの着信に応答するようにしたもので
ある。
めに、この発明に係る通信システムは、特定回線からサ
ービスを要求する呼出信号を検出するとサービスを要求
した発信元とこの発信元が指定する発信先とのパスを確
立するサービス機能を備えた通信網と、この通信網に少
なくとも1つの通信網を介して接続されサービスを要求
する発信を行なう通信装置とを備えている。この通信装
置は、サービス要求手段により上記通信網の特定回線に
対してサービスを要求する発信を行ない、所定の時間条
件を満たすと当該発信を停止する。これに対し、上記通
信網は、サービス要求検出手段により上記サービスを要
求する呼出信号を検出し、呼出信号停止監視手段により
当該呼出信号が上記所定の時間条件を満たして停止され
るか否かを監視し、この呼出信号停止監視手段が当該呼
出信号が上記所定の時間条件を満たして停止されたのを
検出すると、パス確立手段により上記サービスを要求し
た発信元とこの発信元が指定する発信先とにそれぞれ発
信する。これに対し、通信装置は、サービス応答手段に
より上記通信網からの着信に応答するようにしたもので
ある。
【0007】また、この発明に係る通信システムは、発
着信機能を有する通信装置が第1の通信網を介して、こ
の第1の通信網とは運用管理形態の異なる第2の通信網
に接続された他の通信装置に接続される通信システムに
おいて、上記通信装置は、第2の通信網に対する発信を
行なった後、所定の時間条件を満たすと当該発信を停止
し、発信停止後に第2の通信網からの着信呼出しが到来
した場合に、この着信呼出しに対し応答するようにし、
一方上記第2の通信網は、上記通信装置からの発信を検
出したあとに当該発信が停止されるか否かを監視し、こ
の監視により発信停止が検出された場合に上記通信装置
に対し折り返し発信を行ない、この発信に対し上記通信
装置が応答した場合に上記通信装置から事前もしくは応
答後に送られたダイヤル情報に応じて他の通信装置に対
し着信呼出しを行ない、この着信呼出しに対し他の通信
装置が応答した場合に当該他の通信装置と上記通信装置
との間を接続するようにしたものである。
着信機能を有する通信装置が第1の通信網を介して、こ
の第1の通信網とは運用管理形態の異なる第2の通信網
に接続された他の通信装置に接続される通信システムに
おいて、上記通信装置は、第2の通信網に対する発信を
行なった後、所定の時間条件を満たすと当該発信を停止
し、発信停止後に第2の通信網からの着信呼出しが到来
した場合に、この着信呼出しに対し応答するようにし、
一方上記第2の通信網は、上記通信装置からの発信を検
出したあとに当該発信が停止されるか否かを監視し、こ
の監視により発信停止が検出された場合に上記通信装置
に対し折り返し発信を行ない、この発信に対し上記通信
装置が応答した場合に上記通信装置から事前もしくは応
答後に送られたダイヤル情報に応じて他の通信装置に対
し着信呼出しを行ない、この着信呼出しに対し他の通信
装置が応答した場合に当該他の通信装置と上記通信装置
との間を接続するようにしたものである。
【0008】一方、上記の目的を達成するために、この
発明に係る通信装置は、特定回線からサービスを要求す
る呼出信号を検出したのち所定の時間条件を満たして当
該呼出信号が停止された場合にサービスを要求した発信
元と発信元が指定する発信先とにそれぞれ発信して両者
の間のパスを確立するサービス機能を備えた通信網に対
し発信を行なう場合に、サービス要求手段により上記通
信網に対してサービスを要求する発信を行ない、上記所
定の時間条件を満たすと当該発信を停止し、この後上記
通信網から折り返し到来する着信に対しサービス応答手
段により応答するようにしたものである。
発明に係る通信装置は、特定回線からサービスを要求す
る呼出信号を検出したのち所定の時間条件を満たして当
該呼出信号が停止された場合にサービスを要求した発信
元と発信元が指定する発信先とにそれぞれ発信して両者
の間のパスを確立するサービス機能を備えた通信網に対
し発信を行なう場合に、サービス要求手段により上記通
信網に対してサービスを要求する発信を行ない、上記所
定の時間条件を満たすと当該発信を停止し、この後上記
通信網から折り返し到来する着信に対しサービス応答手
段により応答するようにしたものである。
【0009】また、この発明に係る通信装置は、上記サ
ービス機能を備えた通信網が、断続的に到来する呼出信
号の回数が所定条件を満たすと上記サービスを実行する
場合に、サービス要求手段により上記通信網に対してサ
ービスを要求する発信を行ない、上記断続的な呼出信号
に相当するリングバックトーンを所定回数だけ確認した
後に発信を停止するようにしたものである。
ービス機能を備えた通信網が、断続的に到来する呼出信
号の回数が所定条件を満たすと上記サービスを実行する
場合に、サービス要求手段により上記通信網に対してサ
ービスを要求する発信を行ない、上記断続的な呼出信号
に相当するリングバックトーンを所定回数だけ確認した
後に発信を停止するようにしたものである。
【0010】また、この発明に係る通信装置は、上記サ
ービス機能を備えた通信網が発信元とのパスを確立した
後に発信元の指定する発信先とのパスを確立する場合
に、サービス応答手段により上記通信網からの着信に応
答してパスを確立し、発信先を指定するための情報を上
記通信網へ転送するようにしたものである。
ービス機能を備えた通信網が発信元とのパスを確立した
後に発信元の指定する発信先とのパスを確立する場合
に、サービス応答手段により上記通信網からの着信に応
答してパスを確立し、発信先を指定するための情報を上
記通信網へ転送するようにしたものである。
【0011】さらに、この発明に係る通信装置は、再発
信手段により発信先がビジー状態であった時には一旦発
信を放棄し、以後所定の時間が経過する毎に上記通信網
に対してサービスを要求する発信を行なうようにしたも
のである。
信手段により発信先がビジー状態であった時には一旦発
信を放棄し、以後所定の時間が経過する毎に上記通信網
に対してサービスを要求する発信を行なうようにしたも
のである。
【0012】
【作用】上記構成による通信システムおよびこのシステ
ムで使用される通信装置では、発信者が上記通信装置か
ら上記サービス機能を有する通信網に対してサービスを
要求する操作を行なうと、上記通信装置では上記通信網
にサービスを要求する発信が行なわれたのちこの発信が
停止されて回線が一旦解放される。上記通信網では、こ
の発信の停止がを検出されると、発信元とこの発信元が
指定する発信先とにそれぞれ発信が行なわれ、この発信
に上記発信元および発信先が応答すると両者間にパスが
確立される。すなわち、発信者は上記通信装置から上記
サービスを要求する操作を行なうだけで、発信先の通信
網において発信元と発信先との接続処理がを行なわれる
ため、発信者はその接続状況を監視する必要がなくな
り、発信時の負担が軽減され操作性が向上する。
ムで使用される通信装置では、発信者が上記通信装置か
ら上記サービス機能を有する通信網に対してサービスを
要求する操作を行なうと、上記通信装置では上記通信網
にサービスを要求する発信が行なわれたのちこの発信が
停止されて回線が一旦解放される。上記通信網では、こ
の発信の停止がを検出されると、発信元とこの発信元が
指定する発信先とにそれぞれ発信が行なわれ、この発信
に上記発信元および発信先が応答すると両者間にパスが
確立される。すなわち、発信者は上記通信装置から上記
サービスを要求する操作を行なうだけで、発信先の通信
網において発信元と発信先との接続処理がを行なわれる
ため、発信者はその接続状況を監視する必要がなくな
り、発信時の負担が軽減され操作性が向上する。
【0013】また、上記サービス機能を備えた通信網が
発信元とのパスを確立した後に発信元の指定する発信先
とのパスを確立する場合においては、この発明に係る通
信装置では、上記通信網からの着信に応答してパスが確
立されると、発信先を指定する情報が上記通信網に転送
される。このため、発信者はその接続状況を監視する必
要がなくなり、発信時の負担が軽減され操作性が向上す
るだけでなく、任意の発信先とのパスを確立することが
可能となる。
発信元とのパスを確立した後に発信元の指定する発信先
とのパスを確立する場合においては、この発明に係る通
信装置では、上記通信網からの着信に応答してパスが確
立されると、発信先を指定する情報が上記通信網に転送
される。このため、発信者はその接続状況を監視する必
要がなくなり、発信時の負担が軽減され操作性が向上す
るだけでなく、任意の発信先とのパスを確立することが
可能となる。
【0014】さらに、この発明に係る通信装置では、発
信先がビジー状態であった時には一旦発信を停止し、以
後所定の時間が経過する毎に上記通信網に対してサービ
スを要求する発信が行なわれる。このため、発信者は、
発信先がビジー状態であっても発信操作を繰り返すこと
なく、発信先とのパスを確立することが可能となる。
信先がビジー状態であった時には一旦発信を停止し、以
後所定の時間が経過する毎に上記通信網に対してサービ
スを要求する発信が行なわれる。このため、発信者は、
発信先がビジー状態であっても発信操作を繰り返すこと
なく、発信先とのパスを確立することが可能となる。
【0015】
【実施例】まず、図1を参照してこの発明に係る通信シ
ステムの第1の実施例を説明する。 この通信システム
は、発信元端末Tが公衆網Aを介して公衆網Bに接続さ
れ、公衆網Bには発信先端末Rとサービス端末Sとが接
続されている。
ステムの第1の実施例を説明する。 この通信システム
は、発信元端末Tが公衆網Aを介して公衆網Bに接続さ
れ、公衆網Bには発信先端末Rとサービス端末Sとが接
続されている。
【0016】サービス端末Sは、公衆網Bに対し複数の
加入者線を介して接続される。これらの加入者線の加入
者番号は、当該サービス端末が提供するサービスを受け
ようとするサービス加入者に対して割り当てられ、サー
ビス端末Sの記憶テーブルには上記加入者番号(以下、
サービス特番と称する)と各サービス加入者が予め登録
した発信相手先の加入者番号(以下、登録番号と称す
る)とが対応付けて記憶されている。そして、サービス
特番に着信があると、サービス端末Sは上記記憶テーブ
ルを参照し、対応する登録番号に発信する。そして、こ
の発信先がビジー状態であった場合には、所定時間をお
いて再び発信を行なう。やがて発信先の端末がこの呼び
出しに応答すると、サービス端末Sは、折り返し上記サ
ービス特番のサービス加入者に対して発信し、応答があ
ると、当該サービス加入者と上記発信先端末とのパスを
確立するものである。
加入者線を介して接続される。これらの加入者線の加入
者番号は、当該サービス端末が提供するサービスを受け
ようとするサービス加入者に対して割り当てられ、サー
ビス端末Sの記憶テーブルには上記加入者番号(以下、
サービス特番と称する)と各サービス加入者が予め登録
した発信相手先の加入者番号(以下、登録番号と称す
る)とが対応付けて記憶されている。そして、サービス
特番に着信があると、サービス端末Sは上記記憶テーブ
ルを参照し、対応する登録番号に発信する。そして、こ
の発信先がビジー状態であった場合には、所定時間をお
いて再び発信を行なう。やがて発信先の端末がこの呼び
出しに応答すると、サービス端末Sは、折り返し上記サ
ービス特番のサービス加入者に対して発信し、応答があ
ると、当該サービス加入者と上記発信先端末とのパスを
確立するものである。
【0017】発信元端末Tは、上記サービス端末Sのサ
ービス加入者で、例えばボタン電話装置からなる。この
ボタン電話装置は、例えば図2に示すように複数のボタ
ン電話機EKT1〜EKTmとボタン電話主装置EXと
から構成される。
ービス加入者で、例えばボタン電話装置からなる。この
ボタン電話装置は、例えば図2に示すように複数のボタ
ン電話機EKT1〜EKTmとボタン電話主装置EXと
から構成される。
【0018】ボタン電話機EKT1〜EKTmには、複
数の機能ボタンが備えられており、これらの機能ボタン
のうち1つが上記サービスを要求する機能ボタンとして
設定され、このボタンを操作するとサービス端末Sに対
して発信が行なわれる。
数の機能ボタンが備えられており、これらの機能ボタン
のうち1つが上記サービスを要求する機能ボタンとして
設定され、このボタンを操作するとサービス端末Sに対
して発信が行なわれる。
【0019】ボタン電話主装置EXは、各々内線11〜
1mを介して上記ボタン電話機EKT1〜EKTmが接
続される端末ユニット21〜2mと、公衆網の加入者線
31〜3nに各々接続される外線ユニット41〜4n
と、タイムスイッチ回路50と、これらを制御する制御
部60とを有している。
1mを介して上記ボタン電話機EKT1〜EKTmが接
続される端末ユニット21〜2mと、公衆網の加入者線
31〜3nに各々接続される外線ユニット41〜4n
と、タイムスイッチ回路50と、これらを制御する制御
部60とを有している。
【0020】端末ユニット21〜2mは、サブCPU2
00と端末インターフェイス201とをそれぞれ備え、
対応する内線11〜1mに対し発信検出や発信信号の送
出などの種々内線インタフェース動作を行なう。外線ユ
ニット41〜4nは、サブCPU400と外線インター
フェイス401とA/D変換器402とをそれぞれ備
え、対応する加入者線31〜3nとの間で加入者線の捕
捉や呼出信号の検出などの種々外線インタフェース動作
を行なう。そして、対応する加入者線31〜3nから到
来するアナログ信号をディジタル信号に変換するととも
に、タイムスイッチ回路50からのディジタル信号をア
ナログ信号に変換する。さらに、外線ユニット41〜4
nは、呼出音検出回路403をそれぞれ備え、対応する
加入者線31〜3nから到来する呼出音を検出する。こ
れに対し、サブCPU400は、所定回数の呼出音を検
出の通知を受けると、後述するサブCPU611に所定
回数の呼出音到来を通知する。タイムスイッチ回路50
は、後述する制御部60の指示に従って端末ユニット2
1〜2m相互間、端末ユニット21〜2mと外線ユニッ
ト41〜4nとの間を交換接続する。
00と端末インターフェイス201とをそれぞれ備え、
対応する内線11〜1mに対し発信検出や発信信号の送
出などの種々内線インタフェース動作を行なう。外線ユ
ニット41〜4nは、サブCPU400と外線インター
フェイス401とA/D変換器402とをそれぞれ備
え、対応する加入者線31〜3nとの間で加入者線の捕
捉や呼出信号の検出などの種々外線インタフェース動作
を行なう。そして、対応する加入者線31〜3nから到
来するアナログ信号をディジタル信号に変換するととも
に、タイムスイッチ回路50からのディジタル信号をア
ナログ信号に変換する。さらに、外線ユニット41〜4
nは、呼出音検出回路403をそれぞれ備え、対応する
加入者線31〜3nから到来する呼出音を検出する。こ
れに対し、サブCPU400は、所定回数の呼出音を検
出の通知を受けると、後述するサブCPU611に所定
回数の呼出音到来を通知する。タイムスイッチ回路50
は、後述する制御部60の指示に従って端末ユニット2
1〜2m相互間、端末ユニット21〜2mと外線ユニッ
ト41〜4nとの間を交換接続する。
【0021】制御部60は、中央制御ユニット61と、
記憶回路62とを備えている。このうち記憶回路62
は、ROM620やRAM621等の半導体メモリと、
ハードディスク622を記憶媒体としたもので、これら
の記憶媒体には中央制御ユニット61の制御プログラム
や種々制御データの他に、前述のサービス要求用の機能
ボタンが操作された時に加入者線に送出する前述のサー
ビス特番が記憶される。
記憶回路62とを備えている。このうち記憶回路62
は、ROM620やRAM621等の半導体メモリと、
ハードディスク622を記憶媒体としたもので、これら
の記憶媒体には中央制御ユニット61の制御プログラム
や種々制御データの他に、前述のサービス要求用の機能
ボタンが操作された時に加入者線に送出する前述のサー
ビス特番が記憶される。
【0022】一方、中央制御ユニット61は、メインC
PU610とサブCPU611とを備えている。メイン
CPU610は、タイムスイッチ回路50を制御して交
換制御を行なう機能に加え、サブCPU611は、サブ
CPU200およびサブCPU400を統括して通常の
発着信制御を行なう機能を有している。さらに、メイン
CPU610は、前述のサブCPU400からの所定回
数の呼出音検出の通知を受け、なおかつその通知のあっ
た外線ユニットの発信先が前述のサービス特番である場
合には、発信の中止を指示する。サブCPU611は、
サブCPU200およびサブCPU400とメインCP
U610との間の信号の受け渡しをする。
PU610とサブCPU611とを備えている。メイン
CPU610は、タイムスイッチ回路50を制御して交
換制御を行なう機能に加え、サブCPU611は、サブ
CPU200およびサブCPU400を統括して通常の
発着信制御を行なう機能を有している。さらに、メイン
CPU610は、前述のサブCPU400からの所定回
数の呼出音検出の通知を受け、なおかつその通知のあっ
た外線ユニットの発信先が前述のサービス特番である場
合には、発信の中止を指示する。サブCPU611は、
サブCPU200およびサブCPU400とメインCP
U610との間の信号の受け渡しをする。
【0023】以上のように、このボタン電話装置は、通
常のボタン電話装置としての機能に加え、前述のボタン
電話機のサービス要求機能ボタンを操作すると、サービ
ス端末Sに対して発信し、所定回数の呼出音を検出する
と自動的に発信を停止する機能を有している。
常のボタン電話装置としての機能に加え、前述のボタン
電話機のサービス要求機能ボタンを操作すると、サービ
ス端末Sに対して発信し、所定回数の呼出音を検出する
と自動的に発信を停止する機能を有している。
【0024】次に、以上のように構成された通信システ
ムにおけるサービス端末Sによる発信元端末Tと発信先
端末Rとの間のパス確立の制御動作を説明する。なお、
ここでは、発信先端末Rが海外のチケット予約センタで
ある場合を例にして説明する。
ムにおけるサービス端末Sによる発信元端末Tと発信先
端末Rとの間のパス確立の制御動作を説明する。なお、
ここでは、発信先端末Rが海外のチケット予約センタで
ある場合を例にして説明する。
【0025】図3は、その接続シーケンスを示す図で、
図1の公衆網Aに対応する公衆網aは国内の公衆網、公
衆網Bに対応する公衆網bは海外の公衆網にあたる。い
ま、発信元端末Tのボタン電話機のサービス要求機能ボ
タンを操作したとする。すると、制御部60は、使用し
ていない外線ユニットに対し加入者線の捕捉指示を与え
るととも、当該外線ユニットにダイヤルデータ(サービ
ス特番)を転送する。これにより当該外線ユニットは、
加入者線を捕捉したのち国内の公衆網aにダイヤルデー
タを送出する。
図1の公衆網Aに対応する公衆網aは国内の公衆網、公
衆網Bに対応する公衆網bは海外の公衆網にあたる。い
ま、発信元端末Tのボタン電話機のサービス要求機能ボ
タンを操作したとする。すると、制御部60は、使用し
ていない外線ユニットに対し加入者線の捕捉指示を与え
るととも、当該外線ユニットにダイヤルデータ(サービ
ス特番)を転送する。これにより当該外線ユニットは、
加入者線を捕捉したのち国内の公衆網aにダイヤルデー
タを送出する。
【0026】国内の公衆網aは、ダイヤルデータが到来
すると、このデータに対応する海外の公衆網bのサービ
ス端末Sに呼び出しをかける。海外の公衆網bは、サー
ビス端末Sに呼出信号を送出し、一方、国内の公衆網a
を介して発信元端末Tに対して呼出音を送出する。
すると、このデータに対応する海外の公衆網bのサービ
ス端末Sに呼び出しをかける。海外の公衆網bは、サー
ビス端末Sに呼出信号を送出し、一方、国内の公衆網a
を介して発信元端末Tに対して呼出音を送出する。
【0027】発信元端末Tの外線ユニットは、上記呼出
音が所定回数到来すると、これを検出し制御部60に呼
出音検出を通知する。この通知に対して、制御部60
は、上記外線ユニットに到来した呼出音がサービス端末
Sに対する発信の呼出音であるため、当該外線ユニット
に対して発信の中止を指示する。これにより、加入者線
の捕捉は解除される。
音が所定回数到来すると、これを検出し制御部60に呼
出音検出を通知する。この通知に対して、制御部60
は、上記外線ユニットに到来した呼出音がサービス端末
Sに対する発信の呼出音であるため、当該外線ユニット
に対して発信の中止を指示する。これにより、加入者線
の捕捉は解除される。
【0028】一方、サービス端末Sは、所定回数以上の
呼出信号が到来すると、記憶テーブルを参照し当該呼出
信号の到来したサービス特番に対応する登録番号(チケ
ット予約センタの加入者番号)に発信する。そして、チ
ケット予約センタがビジー状態であった場合には、所定
時間をおいて再び発信を行なう。やがてチケット予約セ
ンタがこの呼び出しに応答すると、サービス端末Sは、
折り返し発信元端末Tに対して発信し、この発信に対し
発信元端末Tが着信に応答すると当該サービス加入者と
上記発信先端末とのパスを確立する。
呼出信号が到来すると、記憶テーブルを参照し当該呼出
信号の到来したサービス特番に対応する登録番号(チケ
ット予約センタの加入者番号)に発信する。そして、チ
ケット予約センタがビジー状態であった場合には、所定
時間をおいて再び発信を行なう。やがてチケット予約セ
ンタがこの呼び出しに応答すると、サービス端末Sは、
折り返し発信元端末Tに対して発信し、この発信に対し
発信元端末Tが着信に応答すると当該サービス加入者と
上記発信先端末とのパスを確立する。
【0029】したがって、上記構成の通信システムによ
れば、発信者は自身のボタン電話機においてサービス要
求機能ボタンを押すだけでよく、その後の接続処理はす
べて相手側の公衆網において行なわれる。このため発信
者は接続状況を監視する必要がなくなり、発信時の負担
が軽減され操作性が向上する。また、複数の公衆網を介
してパスが確立されるビジー状態の多い端末に対して、
最寄りの公衆網のサービス端末から繰り返し発信が行な
えるため、自動的にパスの確立を行なうことがことがで
きる。さらに、国際回線のような限られた容量の回線を
いたずらに占有することがなくなる。
れば、発信者は自身のボタン電話機においてサービス要
求機能ボタンを押すだけでよく、その後の接続処理はす
べて相手側の公衆網において行なわれる。このため発信
者は接続状況を監視する必要がなくなり、発信時の負担
が軽減され操作性が向上する。また、複数の公衆網を介
してパスが確立されるビジー状態の多い端末に対して、
最寄りの公衆網のサービス端末から繰り返し発信が行な
えるため、自動的にパスの確立を行なうことがことがで
きる。さらに、国際回線のような限られた容量の回線を
いたずらに占有することがなくなる。
【0030】また、この発明は上記実施例に限定される
ものではない。上記実施例では、サービス端末Sに予め
発信相手先の加入者番号(登録番号)を登録しておき、
特定の端末に対して繰り返し発信を行なって自動的にパ
スが確立するようにしたが、例えば、その都度任意の発
信相手を指定して上記発信動作を行なうようにしてもよ
い。以下、図4および図5を参照して、この発明に係る
通信システムの第2の実施例を説明する。
ものではない。上記実施例では、サービス端末Sに予め
発信相手先の加入者番号(登録番号)を登録しておき、
特定の端末に対して繰り返し発信を行なって自動的にパ
スが確立するようにしたが、例えば、その都度任意の発
信相手を指定して上記発信動作を行なうようにしてもよ
い。以下、図4および図5を参照して、この発明に係る
通信システムの第2の実施例を説明する。
【0031】尚、任意の発信先に対して上記発信動作を
行なうようにしても、図2に示す発信元端末Tに比して
制御部の制御が異なるのみで、基本構成は同じであるた
め構成図は省略する。また、以下の説明においてこの実
施例の制御部を制御部63と称する。
行なうようにしても、図2に示す発信元端末Tに比して
制御部の制御が異なるのみで、基本構成は同じであるた
め構成図は省略する。また、以下の説明においてこの実
施例の制御部を制御部63と称する。
【0032】図4は、制御部63が通常の発信かサービ
ス端末Sに対する発信(サービス特番)かを判定するフ
ローチャートである。発信者がボタン電話機からダイヤ
ル入力を行なうと(ステップ4a)、制御部63は入力
されたダイヤルデータを内部の記憶回路62にセットす
る(ステップ4b)。なお、このとき、サービス端末S
に対する発信の場合には、ボタン電話機からサービス特
番と、所望の発信先加入者番号、例えばチケット予約セ
ンタの加入者番号とが入力される。
ス端末Sに対する発信(サービス特番)かを判定するフ
ローチャートである。発信者がボタン電話機からダイヤ
ル入力を行なうと(ステップ4a)、制御部63は入力
されたダイヤルデータを内部の記憶回路62にセットす
る(ステップ4b)。なお、このとき、サービス端末S
に対する発信の場合には、ボタン電話機からサービス特
番と、所望の発信先加入者番号、例えばチケット予約セ
ンタの加入者番号とが入力される。
【0033】上記記憶回路62にダイヤルデータがセッ
トされると、次に制御部63はサービス特番であるか否
か判定し(ステップ4c)、サービス特番でない場合に
はステップ4eに移行して通常の発信動作を行ない、サ
ービス特番である場合にはステップ4dに移行し、図5
に示すシーケンスに入る。以下、図5を参照してサービ
ス端末Sに対する発信動作を説明する。
トされると、次に制御部63はサービス特番であるか否
か判定し(ステップ4c)、サービス特番でない場合に
はステップ4eに移行して通常の発信動作を行ない、サ
ービス特番である場合にはステップ4dに移行し、図5
に示すシーケンスに入る。以下、図5を参照してサービ
ス端末Sに対する発信動作を説明する。
【0034】制御部63は、前述の実施例と同様に、サ
ービス端末Sに対して発信を行ない、所定回数の呼出音
を検出すると、外線ユニットに対して当該発信の中止を
指示する。一方、サービス端末Sは、所定回数以上の呼
出信号が到来すると、記憶テーブルを参照し当該呼出信
号が到来したサービス特番を割り当てたサービス加入者
(発信元端末T)に折り返し発信する。
ービス端末Sに対して発信を行ない、所定回数の呼出音
を検出すると、外線ユニットに対して当該発信の中止を
指示する。一方、サービス端末Sは、所定回数以上の呼
出信号が到来すると、記憶テーブルを参照し当該呼出信
号が到来したサービス特番を割り当てたサービス加入者
(発信元端末T)に折り返し発信する。
【0035】発信元端末Tの制御部63は、これに応答
し、上記記憶回路62にセットしておいたチケット予約
センタの加入者番号を、例えばDTMF信号等でサービ
ス端末Sに送出する。これに対し、サービス端末Sは、
海外の公衆網bを介して、上記発信元端末Tより送られ
るダイヤルデータの発信先であるチケット予約センタに
発信する。
し、上記記憶回路62にセットしておいたチケット予約
センタの加入者番号を、例えばDTMF信号等でサービ
ス端末Sに送出する。これに対し、サービス端末Sは、
海外の公衆網bを介して、上記発信元端末Tより送られ
るダイヤルデータの発信先であるチケット予約センタに
発信する。
【0036】なお、図5では図示していないが、サービ
ス端末Sは、チケット予約センタがビジー状態であった
場合には、前述の実施例と同様に、所定時間をおいて再
び発信を行ない、やがてチケット予約センタがこの呼び
出しに応答すると、上記サービス加入者と上記チケット
予約センタとの間にはパスが確立される。
ス端末Sは、チケット予約センタがビジー状態であった
場合には、前述の実施例と同様に、所定時間をおいて再
び発信を行ない、やがてチケット予約センタがこの呼び
出しに応答すると、上記サービス加入者と上記チケット
予約センタとの間にはパスが確立される。
【0037】したがって、上記構成の通信システムによ
っても、発信者はその接続状況を発信時から相手端末が
応答するまで監視する必要がなくなり、発信時の負担が
軽減され操作性が向上する。また、複数の公衆網を介し
てビジー状態の多い相手端末に対して、発信を行なう場
合でも、相手端末の最寄りの公衆網のサービス端末から
繰り返し発信が行なわれるため、効率の良いパス確立を
行なうことができる。さらに、任意の発信先に対し、上
記発信動作を行なうことができる。
っても、発信者はその接続状況を発信時から相手端末が
応答するまで監視する必要がなくなり、発信時の負担が
軽減され操作性が向上する。また、複数の公衆網を介し
てビジー状態の多い相手端末に対して、発信を行なう場
合でも、相手端末の最寄りの公衆網のサービス端末から
繰り返し発信が行なわれるため、効率の良いパス確立を
行なうことができる。さらに、任意の発信先に対し、上
記発信動作を行なうことができる。
【0038】次に、この発明の第3の実施例を説明す
る。この実施例は、発信元端末Tに呼出音検出回路40
3に代わって、呼出音とビジートーン(以下、BTと略
称する)を検出する機能を備えた呼出音・BT検出回路
413を備えるようにし、サービス端末Sは発信元端末
Tとのパスが確立した後に、発信先端末Rに発信を行な
うようにしたものである。
る。この実施例は、発信元端末Tに呼出音検出回路40
3に代わって、呼出音とビジートーン(以下、BTと略
称する)を検出する機能を備えた呼出音・BT検出回路
413を備えるようにし、サービス端末Sは発信元端末
Tとのパスが確立した後に、発信先端末Rに発信を行な
うようにしたものである。
【0039】なお、上記BT検出機能の追加に伴い、呼
出音・BT検出回路413がBTを検出するとサブCP
U400はサブCPU611にBT検出を通知し、サブ
CPU611はこの通知を受けると通知のあった外線ユ
ニットに発信終了を指示し、所定時間をおいて再び発信
を行なうものとする。但し、このような動作を行なうよ
うにしても、図2に示す発信元端末Tに比して、基本構
成は同じであるため構成図は省略する。
出音・BT検出回路413がBTを検出するとサブCP
U400はサブCPU611にBT検出を通知し、サブ
CPU611はこの通知を受けると通知のあった外線ユ
ニットに発信終了を指示し、所定時間をおいて再び発信
を行なうものとする。但し、このような動作を行なうよ
うにしても、図2に示す発信元端末Tに比して、基本構
成は同じであるため構成図は省略する。
【0040】まず、国内の公衆網aと海外の公衆網bと
の間がビジー状態であった場合について説明する。図6
は、上記構成の通信システムのシーケンスを示す図であ
る。いま、発信者が発信元端末Tのボタン電話機のサー
ビス要求機能ボタンを操作したとする。すると、制御部
60は、使用していない外線ユニットに対し加入者線の
捕捉指示を与えるとともに、当該外線ユニットにダイヤ
ルデータ(サービス特番)を転送する。この結果当該外
線ユニットは、加入者線を捕捉したのち国内の公衆網a
にダイヤルデータを転送する。
の間がビジー状態であった場合について説明する。図6
は、上記構成の通信システムのシーケンスを示す図であ
る。いま、発信者が発信元端末Tのボタン電話機のサー
ビス要求機能ボタンを操作したとする。すると、制御部
60は、使用していない外線ユニットに対し加入者線の
捕捉指示を与えるとともに、当該外線ユニットにダイヤ
ルデータ(サービス特番)を転送する。この結果当該外
線ユニットは、加入者線を捕捉したのち国内の公衆網a
にダイヤルデータを転送する。
【0041】国内の公衆網aは、ダイヤルデータが到来
すると、このデータに対応する海外の公衆網bのサービ
ス端末Sに対し呼び出しをかける。この際、国内の公衆
網aと海外の公衆網bとの間がビジー状態であると、国
内の公衆網aは、発信元端末Tに対してBTを送出す
る。
すると、このデータに対応する海外の公衆網bのサービ
ス端末Sに対し呼び出しをかける。この際、国内の公衆
網aと海外の公衆網bとの間がビジー状態であると、国
内の公衆網aは、発信元端末Tに対してBTを送出す
る。
【0042】発信元端末Tの外線ユニットは、BTが到
来すると制御部60にBT検出を通知する。この通知に
対して制御部60は、当該外線ユニットに対して発信の
中止を指示する。そして、所定時間をおいて再び発信動
作を行なう。やがてこの動作を繰り返すうちに上記ビジ
ー状態が解消された状態になり、発信元端末Tがサービ
ス端末Sに対して呼び出しを行なうと、発信元端末Tは
所定回数の呼出音を検出すると発信を停止する。以下、
第1の実施例と同様にしてチケット予約センタとのパス
が確立される。
来すると制御部60にBT検出を通知する。この通知に
対して制御部60は、当該外線ユニットに対して発信の
中止を指示する。そして、所定時間をおいて再び発信動
作を行なう。やがてこの動作を繰り返すうちに上記ビジ
ー状態が解消された状態になり、発信元端末Tがサービ
ス端末Sに対して呼び出しを行なうと、発信元端末Tは
所定回数の呼出音を検出すると発信を停止する。以下、
第1の実施例と同様にしてチケット予約センタとのパス
が確立される。
【0043】また、はじめに、第2の実施例のようにダ
イヤルデータを入力するようにすれば、発信元端末T
は、第2の実施例と同様に、サービス端末Sとのパス確
立後に、チケット予約センタとのパスが確立することは
いうまでもない。。
イヤルデータを入力するようにすれば、発信元端末T
は、第2の実施例と同様に、サービス端末Sとのパス確
立後に、チケット予約センタとのパスが確立することは
いうまでもない。。
【0044】次に、図7を参照して発信先端末Rがビジ
ー状態であった場合について説明する。いま、前述の第
2の実施例と同様にして発信元端末Tとサービス端末S
とのパスが確立したものとする。このあと発信元端末T
の制御部63は、記憶回路にセットしておいた加入者番
号(チケット予約センタの加入者番号)のデータをサー
ビス端末Sに送出する。これに対し、サービス端末S
は、チケット予約センタに対して発信する。
ー状態であった場合について説明する。いま、前述の第
2の実施例と同様にして発信元端末Tとサービス端末S
とのパスが確立したものとする。このあと発信元端末T
の制御部63は、記憶回路にセットしておいた加入者番
号(チケット予約センタの加入者番号)のデータをサー
ビス端末Sに送出する。これに対し、サービス端末S
は、チケット予約センタに対して発信する。
【0045】ここで、チケット予約センタがビジー状態
であった場合には、発信元端末Tは、一旦発信を終了し
て、所定時間をおいて再びサービス端末Sに対して発信
する。そして、発信元端末Tとサービス端末Sとのパス
が確立し、その際にチケット予約センタがビジー状態で
なくサービス端末Sの呼び出しに応答すると、発信元端
末Tとチケット予約センタとのパスが確立される。
であった場合には、発信元端末Tは、一旦発信を終了し
て、所定時間をおいて再びサービス端末Sに対して発信
する。そして、発信元端末Tとサービス端末Sとのパス
が確立し、その際にチケット予約センタがビジー状態で
なくサービス端末Sの呼び出しに応答すると、発信元端
末Tとチケット予約センタとのパスが確立される。
【0046】したがって、上記構成の通信システムによ
っても、発信者がその接続状況を監視する必要がなくな
り、発信時の負担が軽減され操作性が向上する。また、
複数の公衆網を介してパスが確立されるビジー状態の公
衆網および多い端末に対して、自動的にパスの確立を行
なうことがことができる。
っても、発信者がその接続状況を監視する必要がなくな
り、発信時の負担が軽減され操作性が向上する。また、
複数の公衆網を介してパスが確立されるビジー状態の公
衆網および多い端末に対して、自動的にパスの確立を行
なうことがことができる。
【0047】また、以上の実施例においては、国際通話
を例にして説明したが、複数の公衆網を介してパスが確
立するような通信システムであれば、同様の効果を奏す
ることはいうまでもない。
を例にして説明したが、複数の公衆網を介してパスが確
立するような通信システムであれば、同様の効果を奏す
ることはいうまでもない。
【0048】さらに、ボタン電話装置に限らず電子構内
交換装置や標準電話機、多機能電話機、ファクシミリ装
置等の通信装置に上記各機能を設けるようにしてもよ
い。その他、図2に示した発信元端末Tの構成や中継す
る公衆網の数等、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうま
でもない。
交換装置や標準電話機、多機能電話機、ファクシミリ装
置等の通信装置に上記各機能を設けるようにしてもよ
い。その他、図2に示した発信元端末Tの構成や中継す
る公衆網の数等、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうま
でもない。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、通信
網はサービス要求検出手段と、呼出信号停止監視手段
と、パス確立手段とを新たに設け、通信装置は、サービ
ス要求手段と、サービス応答手段とを新たに設けてい
る。このため、発信者が上記通信装置から上記サービス
機能を有する通信網に対してサービスを要求する操作を
行なうと、上記通信装置が上記通信網にサービスを要求
する発信を行ない、これに対し上記通信網は、この発信
を検出すると、発信元とこの発信元が指定する発信先と
にそれぞれ発信し、この発信に上記通信装置が自動的に
応答して両者間のパスが確立するようにしている。
網はサービス要求検出手段と、呼出信号停止監視手段
と、パス確立手段とを新たに設け、通信装置は、サービ
ス要求手段と、サービス応答手段とを新たに設けてい
る。このため、発信者が上記通信装置から上記サービス
機能を有する通信網に対してサービスを要求する操作を
行なうと、上記通信装置が上記通信網にサービスを要求
する発信を行ない、これに対し上記通信網は、この発信
を検出すると、発信元とこの発信元が指定する発信先と
にそれぞれ発信し、この発信に上記通信装置が自動的に
応答して両者間のパスが確立するようにしている。
【0050】したがって、この発明によれば、発信者が
上記通信装置から上記サービスを要求する操作を行なう
だけで、発信先の通信網が発信元と発信先との接続処理
を行なうため、発信者がその接続状況を監視する必要が
なくなり、発信時の負担が軽減され操作性が向上する通
信システムおよびこのシステムで使用される通信装置を
提供することができる。
上記通信装置から上記サービスを要求する操作を行なう
だけで、発信先の通信網が発信元と発信先との接続処理
を行なうため、発信者がその接続状況を監視する必要が
なくなり、発信時の負担が軽減され操作性が向上する通
信システムおよびこのシステムで使用される通信装置を
提供することができる。
【図1】この発明に係る通信システムの第1の実施例の
構成を示す図。
構成を示す図。
【図2】図1に示した通信システムの発信元端末Tの構
成の一例を示す図。
成の一例を示す図。
【図3】図1に示した通信システムの接続シーケンスを
示す図。
示す図。
【図4】この発明に係る通信システムの第2の実施例の
発信の種類を判定するフローチャート。
発信の種類を判定するフローチャート。
【図5】上記第2の実施例の通信システムの接続シーケ
ンスを示す図。
ンスを示す図。
【図6】この発明に係る通信システムの第3の実施例の
接続シーケンスを示す図。
接続シーケンスを示す図。
【図7】この発明に係る通信システムの第3の実施例の
接続シーケンスを示す図。
接続シーケンスを示す図。
A,B…公衆網 a…国内の公衆網 b…海外の公衆網 T…発信元端末 S…サービス端末 R…発信先端末 EX…ボタン電話主装置 EKT1〜EKTm…ボタン電話機 11〜1m…内線 21〜2m…端末ユニット 200…サブCPU 201…端末インターフェイス 31〜3n…加入者線 41〜4n…外線ユニット 400…サブCPU 401…外線インターフェイス 402…A/D変換器 403…呼出音検出回路 413…呼出音・BT検出回路 50…タイムスイッチ回路 60,63…制御部 61…中央制御ユニット 610…メインCPU 611…サブCPU 62…記憶回路 620…ROM 621…RAM 622…ハードディスク
Claims (6)
- 【請求項1】 特定回線からサービスを要求する呼出信
号を検出すると前記サービスを要求した発信元とこの発
信元が指定する発信先とのパスを確立するサービス機能
を備えた通信網と、この通信網に少なくとも1つの通信
網を介して接続され前記サービスを要求する発信を行な
う通信装置とを備える通信システムにおいて、 前記サービス機能を備えた通信網は、 前記特定回線に到来するサービスを要求する呼出信号を
検出するサービス要求検出手段と、 このサービス要求検出手段により前記呼出信号が検出さ
れたのち、所定の時間条件を満たして当該呼出信号が停
止されるか否かを監視する呼出信号停止監視手段と、 この呼出信号停止監視手段が当該呼出信号が上記所定の
時間条件を満たして停止されたのを検出すると、前記サ
ービスを要求した発信元とこの発信元が指定する発信先
とにそれぞれ発信して、前記発信元と前記発信先との間
のパスを確立するパス確立手段とを備え、 かつ前記通信装置は、 前記サービス機能を備えた通信網に対して前記サービス
を要求する発信を行ない、前記所定の時間条件を満たす
ように前記発信を停止するサービス要求手段と、 このサービス要求手段による発信停止後に、前記サービ
ス機能を備えた通信網から着信が到来した場合に応答す
るサービス応答手段とを具備したことを特徴とする通信
システム。 - 【請求項2】 特定回線からサービスを要求する呼出信
号を検出したのち、所定の時間条件を満たして当該呼出
信号が停止された場合に、前記サービスを要求した発信
元と前記発信元が指定する発信先とにそれぞれ発信して
前記発信元と前記発信先との間のパスを確立するサービ
ス機能を備えた通信網を有する通信システムに使用され
る通信装置であって、 前記サービス機能を備えた通信網に対して前記サービス
を要求する発信を行ない、前記所定の時間条件を満たす
ように前記発信を停止するサービス要求手段と、 このサービス要求手段による発信停止後に、前記サービ
ス機能を備えた通信網から着信が到来した場合に応答す
るサービス応答手段とを具備したことを特徴とする通信
装置。 - 【請求項3】 前記サービス機能を備えた通信網が、断
続的に到来する呼出信号の回数が所定条件を満たすと前
記サービスを実行する場合に、 前記通信装置のサービス要求手段は、前記サービス機能
を備えた通信網に対してサービスを要求する発信を行な
い、前記断続的な呼出信号に相当するリングバックトー
ンを所定回数だけ確認した後に前記発信を停止すること
を特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 【請求項4】 前記サービス機能を備えた通信網が、前
記発信元とのパスを確立した後に、前記発信元の指定す
る発信先とのパスを確立する場合に、 前記通信装置のサービス応答手段は、前記サービス機能
を備えた通信網からの着信に応答したのち、発信先を指
定するための情報を前記サービス機能を備えた通信網へ
送出することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 【請求項5】 前記通信装置は、前記発信先がビジー状
態であった時には一旦発信を放棄し、以後所定の時間が
経過する毎に前記サービス機能を備えた通信網に対して
前記サービスを要求する発信を行なう再発信手段を備え
たことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 【請求項6】 発着信機能を有する通信装置が第1の通
信網を介して、この第1の通信網とは運用管理形態の異
なる第2の通信網に接続された他の通信装置に接続され
る通信システムにおいて、 前記通信装置は、 前記第2の通信網に対する発信を行なった後、所定の時
間条件を満たすと当該発信を停止する手段と、 この手段による発信の停止後に前記第2の通信網からの
着信呼出しが到来した場合に、この着信呼出しに対し応
答する手段とを備え、 かつ前記第2の通信網は、 前記通信装置からの発信検出後、当該発信が停止される
か否かを監視する手段と、 この手段により発信停止が検出された場合に、当該発信
を行なった通信装置に対し発信を行なう手段と、 この手段による発信に対し前記通信装置が応答した場合
に、当該通信装置から事前もしくは前記応答後に送られ
たダイヤル情報に応じて前記他の通信装置に対し着信呼
出しを行ない、この着信呼出しに対し前記他の通信装置
が応答した場合に当該他の通信装置と前記通信装置との
間を接続する手段とを備えたことを特徴とする通信シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13794995A JPH08331256A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 通信システムおよびこのシステムで使用される通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13794995A JPH08331256A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 通信システムおよびこのシステムで使用される通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331256A true JPH08331256A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15210483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13794995A Pending JPH08331256A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 通信システムおよびこのシステムで使用される通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08331256A (ja) |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP13794995A patent/JPH08331256A/ja active Pending
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