JPH08330654A - 縦方向ポンピングレーザ - Google Patents

縦方向ポンピングレーザ

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JPH08330654A
JPH08330654A JP8118038A JP11803896A JPH08330654A JP H08330654 A JPH08330654 A JP H08330654A JP 8118038 A JP8118038 A JP 8118038A JP 11803896 A JP11803896 A JP 11803896A JP H08330654 A JPH08330654 A JP H08330654A
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JP
Japan
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laser
pumping
resonator
light source
pumping light
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JP8118038A
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English (en)
Inventor
Hans-Peter Dr Kortz
ペーター,コルツ ハンス
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Adorasu & Co KG GmbH
Adlas GmbH and Co KG
Original Assignee
Adorasu & Co KG GmbH
Adlas GmbH and Co KG
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/09Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
    • H01S3/091Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping
    • H01S3/094Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light
    • H01S3/0941Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light of a laser diode
    • H01S3/09415Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping using optical pumping by coherent light of a laser diode the pumping beam being parallel to the lasing mode of the pumped medium, e.g. end-pumping
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/10Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
    • H01S3/106Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity
    • H01S3/108Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity using non-linear optical devices, e.g. exhibiting Brillouin or Raman scattering
    • H01S3/109Frequency multiplication, e.g. harmonic generation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポンピング光源の機能が再帰反射したポンピン
グ光によって、あるいは共振器の漏れ放射によって劣化
することを、ポンピング光線のレーザのモードボリュー
ムへの適合を悪化させることなく防止する縦方向ポンピ
ングレーザを提供する。 【解決手段】本発明は、ポンピング光源と入力レンズと
を有するポンピングモジュールと、入力ミラーとして働
く第1の反射面、レーザ媒質、及び出力ミラーとして働
く第2の反射面からなる共振器とから構成される縦方向
ポンピングレーザに関する。このようなレーザは再帰反
射したポンピング光や共振器の漏れ放射によってポンピ
ング光源の機能が劣化することを、ポンピングレーザ光
線のレーザのモードボリュームへの適合を悪化させるこ
となく防止するように改善されるべきである。これは、
ポンピングモジュール(1)と共振器(2)を、ポンピ
ング光源(3)と入力レンズ(4)によって規定される
第1の光軸(5)が共振器(2)によって規定される第
2の光軸(11)と、ある角度(12)をなすように互
いに相対的に配設することによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンピング光源と
入力レンズを有するポンピングモジュールと、入力ミラ
ー、レーザ媒質、及び出力ミラーを有する共振器とから
なる縦方向ポンピングレーザに関する。「縦方向ポンピ
ングレーザ」は、ポンピング光源によって生成されるポ
ンピング光がレーザによって生成されるレーザ光線の方
向に平行に、あるいは少なくとも略平行に共振器の中へ
結合されることを意味する。光は、例えば共振器の入力
ミラーによって結合することができる。
【0002】
【従来の技術】US−Re.34 729は、ポンピン
グ光源、入力レンズ、共振器が共通の光軸上に設けられ
ている(US−Re.34 729の図2a)上記のタ
イプのレーザを開示している。このようなレーザにおい
ては、通常、ポンピング光線が、その光路においてポン
ピングレーザのモードボリューム(mode volume)に最適
に適合され、ポンピング光が出来るだけ完全に、このモ
ードボリュームで吸収されるように全ての構成要素を調
整する。
【0003】このような構成の欠点は、ポンピング光
が、ポンピングモジュールに面している共振器の表面に
よって、ポンピング光源へ再帰反射されうるということ
である。更に、レーザによって生成される光の一部が、
第1の反射面を通って共振器から漏れ放射として漏れて
いき、同様にポンピング光源を照射するのである。再帰
反射したポンピング光と、あるいはレーザの漏れ放射と
はポンピング光源の機能を劣化させうるものである。光
源に照射される放射はポンピング光源を熱し、ポンピン
グ光の強度や波長に影響を与え、ポンピング光源を破損
したり、あるいは破壊する可能性までもあるのである。
【0004】ポンピング光源がレーザ、特にレーザダイ
オードであり、再帰反射したポンピング光がポンピング
光源(励起レーザ)の活性面を照射する場合には、付加
的な共振器が励起レーザの出力面とポンピングレーザの
入力面との間に形成されうるのである。この付加的な共
振器は不安定で、励起レーザのモードを攪乱し、その出
力と波長に揺らぎを生じさせ、ポンピングレーザの機能
を劣化させてしまう。
【0005】ポンピングレーザがパルス光を出力するよ
うに動作している場合には、漏れ放射は共振器の漏れ率
が非常に小さくても非常に大きな強度に達し、ポンピン
グ光源の破損や破壊を引き起こしうるのである。
【0006】US−PS 5 315 613は、ポン
ピング光源としてのレーザダイオードの光軸が入力レン
ズの光軸に対して平行にシフトしたダイオードポンピン
グ固体レーザを開示している。これは、レーザダイオー
ドへの再帰反射光を減少させることを意図している。こ
の構成の欠点は、入力レンズが中心をずれること(acen
tric transmission)によって、ポンピング光線のモード
ボリュームへの結合において逆作用効果(adverse effe
ct)を有する像欠陥(image defects)を生じることであ
る。ポンピング光源(特に、レーザダイオード)は通常
ポンピング光線に対して中心に来るように調整された、
対応する入力レンズを有する1つのユニットとして形成
される。中心からずれた入力レンズを使用する場合に
は、ポンピングモジュールを特別に作らなくてはなら
ず、コストを増加させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ポン
ピング光源の機能が再帰反射したポンピング光によっ
て、あるいは共振器の漏れ放射によって劣化すること
を、ポンピング光線のレーザのモードボリュームへの適
合を悪化させることなく防止する請求項1のプレアンブ
ルに従った縦方向ポンピングレーザを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、ポンピング
光源と入力レンズによって規定される第1の光軸が共振
器によって規定される第2の光軸となす角度が0゜より
大きく、15゜より小さくなるように、ポンピングモジ
ュールと共振器を互いに相対的に配置することによって
解決される。
【0009】あるいは、上記課題は、ポンピング光源と
共振器との間に、ポンピング光を良く透過し、レーザに
より生成される1以上の波長に対して非常に不透明なフ
ィルタを設けることによっても解決される。
【0010】上記課題の更なる解決方法は、ポンピング
モジュールに面している入力ミラーの表面の垂線が共振
器によって規定される光軸となす角度が0゜より大き
く、15゜より小さくなるように、入力ミラーの幾何学
的形状を選択することである。以上の解決方法を組み合
わせることも同様に可能である。
【0011】請求項1から5に従った実施例における本
発明の利点は、ポンピングモジュールの光軸と共振器の
光軸とがなす角度によって、共振器の入力ミラーで反射
されたポンピング光が自分自身の方向に戻っていかず、
上記角度が十分大きければ、ポンピング光源の機能を劣
化させることがないということである。
【0012】漏れ放射として入力ミラーを通って共振器
から出ていくレーザ放射も同様にポンピング光源の機能
を劣化させることがない。この目的のために必要とされ
る最小の角度は、ポンピング光源と入力レンズとの間の
距離、入力レンズと共振器との間の距離、入力レンズの
焦点距離と自由開口径(free aperture)、および、照射
された光に対し感度の高いポンピング光源の表面のサイ
ズに依存している。適切な光学的、及び幾何学的条件の
下では、角度が0.05゜であれば十分である。
【0013】2つの光軸のなす角度が非常に大きいと、
ポンピング光線のレーザのモードボリュームに対する適
合が悪化する。これが無視できないほどに悪化する角度
の大きさは、実質的に、ポンピング光線とモードボリュ
ームの直径の比と、レーザ媒質内でのポンピング光線の
吸収長(absorption length)とに依存する。約15゜ま
での角度は使用可能である。2つの光軸のなす角度が多
くとも約1゜であれば、適切な光学的条件の下になくて
もレーザのモードボリュームに対するポンピング光線の
適合に全く逆作用効果を生じない。
【0014】EP 632 551 A1は、共振器が
出力ミラーと、このそばに設けられた端部ミラー、およ
び、これら2つのミラーと対向して配設されるレーザ媒
質としての結晶体から構成された、固体レーザを開示し
ている。ミラーに面していない結晶体の側面はメッキさ
れ、この結晶体は、このメッキされた面を冷却面にあて
る形で搭載される。レーザがほぼ縦方向に励起されるべ
きものであるならば、ポンピング光は2つのミラーに面
した結晶体の表面を照射しなければならない。ポンピン
グ光源は2つのミラーの横にしか設けることが出来ない
ので、共振器の光軸に対して、ある角度で照射できるの
みである(EP 632 551 A1の図21参
照)。既知のレーザにおいては、共振器の光軸に対して
ある角度でポンピング光を照射することは、他の構成要
素の配列から必然的に導かれることであり、反射したポ
ンピング光がポンピング光源に入射しないように維持す
る目的では使用されていない。これとは全く反対に、E
P 632 551 A1の図21に示されているミラ
ー(202)は結晶体の表面で反射されたポンピング光
がポンピング光源に再帰反射していくことを引き起こし
てさえいる。
【0015】レーザの漏れ放射がポンピング光源に至ら
ないようにすることを主として求めるならば、請求項6
〜10に従った実施例において本発明を有効に使用する
ことができる。共振器とポンピング光源の間の光路にあ
るフィルタはポンピング光源の機能が漏れ放射によって
劣化されることを防止する。
【0016】請求項11と12は上記の2つの実施例の
有効な組合せについて記載している。これは、例えば、
入力ミラーからの漏れ放射がもはや直接にはポンピング
光源に照射しないが、入力レンズに照射する場合に使用
可能である。入力レンズによって偏向されたり、散乱さ
れた光はポンピング光源の機能を劣化させる。上述のフ
ィルタはこの効果を防止することができる。
【0017】請求項13から17は、ポンピング放射の
方向が光軸の方向と略平行に維持することができるが、
ポンピング光はもはや再帰反射してポンピング光源に入
射しないという利点を有する本発明の更なる実施例を記
載している。ポンピング光線のモードボリュームへの適
合は殆ど影響を受けない。更に、レーザの漏れ放射をブ
ロックするために、請求項18と19に記載されている
ような、共振器とポンピング光源との間にフィルタを設
けるように記載された本発明の実施例を追加することが
できる。
【0018】また、例えば、入力レンズの1つの表面を
干渉フィルタとして形成することによって、このフィル
タは入力レンズの構成要素として形成することが出来
る。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に示されているレーザはポン
ピングモジュール1と共振器2とからなっている。ポン
ピングモジュールは、ポンピング光源3と入力レンズ4
とから構成されている。この例においては、ポンピング
光源はレーザダイオードである。ポンピング光源3と入
力レンズ4は第1の光軸5を規定し、この光軸に沿って
ポンピング光源3のポンピング光が伝搬していく。共振
器2は入力ミラー6、レーザ媒質7、及び出力ミラー8
から構成されている。ポンピング光は入力ミラー6を通
って共振器2の中に入り、後者を励起して出力ミラー8
を通って一部が共振器から出力されるレーザ放射を生成
する。入力ミラー6はポンピング放射に対しては透明で
あるが、レーザによって生成される波長に対してはかな
り不透明である。レーザ媒質7に面している入力ミラー
6の一側面9はレーザの第1の反射面である。この例で
は平面である。この例で使用されているレーザ媒質7
は、Nd:YAG結晶である。レーザ媒質7に面してい
る出力ミラー8の面10は第2の反射面を有している。
この例では凹形をしている。
【0020】本発明は、全ての実施例において、凹形の
入力ミラー6と平面の出力ミラー8とで実現可能であ
る。共振器は第2の光軸11を規定し、この光軸に沿っ
てレーザによって増幅された光が伝搬していく。ポンピ
ングモジュール1と共振器2は、第1の光軸5と第2の
光軸11が角度12をなすように互いに調整される。
【0021】ポンピングモジュール1に面している入力
ミラー6の表面13で反射されるポンピング光の一部1
4は角度12の2倍だけ偏向されてポンピング光線の方
向からそれ、ポンピング光源3の感度の高い部分を通る
ことはない。角度12が大きい場合には、反射光はポン
ピングモジュール1からそれた方向に導かれる。
【0022】図2は、図1の詳細を示しており、入力ミ
ラー6、レーザ媒質7、及び出力ミラー8が示されてい
る。レーザ媒質7において、モードボリューム15が示
されている。ポンピング放射16は入力ミラー6を通っ
てモードボリューム15内部に入り、そこで吸収され
る。レーザが高効率であるためには、ポンピング放射1
6がモードボリューム15のところで出来るだけ完全に
吸収されることが重要である。もし角度12がモードボ
リューム15の直径と、ポンピング光線16の直径と、
レーザ媒質内部でポンピング光が約95%吸収される吸
収長17と呼ぶ距離とに関してあまり大きくは選択され
ない場合は、モードボリュームにおけるポンピング光の
ほとんど完全な吸収が可能である。
【0023】図3は、2つの光軸5、11が一致してい
る場合の本発明の実施例を示している。フィルタ18
は、入力レンズ4と入力ミラー6との間に配設されてい
る。共振器2には、周波数2逓倍のために非線形結晶体
がさらに配設されているが、これは、あくまで1つの例
として導入されたものであり、本発明には特に必要では
ない。むしろ、構成が図1のものと一致している。フィ
ルタは、ポンピング光の波長にはできるだけ透明で、レ
ーザから放射された波長はできるだけ透過させないよう
に構成される。これは、例えば、干渉フィルタとして形
成でき、ポンピング放射に対しては約80%より大きな
透過係数を有するが、レーザ放射に対しては約20%よ
り小さい透過率を有している。漏れ放射として入力ミラ
ー6を通過するレーザ光はフィルタ18によって遮断さ
れ、ポンピング光源を損傷することがない。
【0024】図4は、入力ミラー6がプリズム状をして
いる本発明の更なる実施例を示している。入力ミラー6
のメッキされた表面9は、レーザの光軸11に垂直であ
る。ポンピングモジュール1に面している入力ミラー6
の表面13上の垂線20は光軸11と角度21をなして
いる。ポンピング光線16は表面13を照射し、垂直か
らずれ、ちょうど図1の実施例におけるように、反射さ
れたポンピング光がポンピング光源3の機能を劣化させ
ることを防止する。
【0025】図5は、入力ミラー6、レーザ媒質7及び
出力ミラー8を有する図4の詳細を示している。ポンピ
ング光16は、入力ミラー6の表面13を垂線からずれ
た角度で照射し、屈折して、メッキされた表面9を通過
する。これにより、再び屈折されて、モードボリューム
15において吸収される。従って、図1の実施例に対し
て述べた実質的に完全な吸収のための条件は、ここでも
適用される。
【0026】すべての実施例において、入力ミラー6は
凹形ミラーとして形成することが出来、出力ミラー8は
平面ミラーとして形成することが出来る。あるいは、両
方を凹形ミラーとして形成することも可能である。後者
の場合、図4の実施例における角度は、ポンピングモジ
ュール1に面している表面と、入力ミラー6を通る共振
器の光軸11が横切る点における凹形表面の接線との間
に相当する。
【0027】全ての実施例において、周波数2逓倍のた
めの非線形結晶19のような付加的な構成要素をレーザ
に設けることが出来、構成要素は互いに1つのユニット
を形成することが出来る。例えば、レーザ媒質7の端面
を入出力ミラーとして使用することが可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ポンピングモジュール
の光軸と共振器の光軸とがなす角度によって、共振器の
入力ミラーで反射されたポンピング光が自分自身の方向
に戻っていかず、上記角度が十分大きければ、ポンピン
グ光源の機能を劣化させることがない。
【0029】また、共振器とポンピング光源の間の光路
にあるフィルタはポンピング光源の機能が漏れ放射によ
って劣化されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポンピングモジュールと共振器の光軸がある角
度をなすレーザを示す図である。
【図2】図1のレーザの詳細を示す図である。
【図3】ポンピング光源と共振器との間にフィルタが配
設されたレーザを示す図である。
【図4】入力ミラー上の垂線と共振器の光軸がある角度
をなすレーザを示す図である。
【図5】図4のレーザの詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 ポンピングモジュール 2 共振器 3 ポンピング光源 4 入力レンズ 5 第1の光軸 6 入力ミラー 7 レーザ媒質 8 出力ミラー 11 第2の光軸 15 モードボリューム 16 ポンピング光線 17 吸収長 18 フィルタ 19 非線形結晶体

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンピング光源(3)と、入力レンズ
    (4)とを有するポンピングモジュール(1)と、入力
    ミラー(6)、レーザ媒質(7)、及び出力ミラー
    (8)を有する共振器(2)とからなる縦方向ポンピン
    グレーザにおいて、 前記ポンピングモジュール(1)と前記共振器(2)
    は、前記ポンピング光源(3)と前記入力レンズ(4)
    によって規定される第1の光軸(5)と、前記共振器
    (2)によって規定される第2の光軸(11)とが0゜
    より大きく15゜より小さい角度(12)をなすように
    互いに相対的に配置されていることを特徴とする縦方向
    ポンピングレーザ。
  2. 【請求項2】前記第1と第2の光軸(5、11)がなす
    前記角度(12)は0.05゜と1゜との間の範囲にあ
    ることを特徴とする請求項1に記載のレーザ。
  3. 【請求項3】前記ポンピング光源(3)は1以上のレー
    ザダイオードを有していることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載のレーザ。
  4. 【請求項4】前記レーザ媒質は固体(7)であり、特に
    は、不純物を添加された結晶体であることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1つに記載のレーザ。
  5. 【請求項5】前記レーザは、周波数2逓倍のための非線
    形結晶体(19)を有していることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1つに記載のレーザ。
  6. 【請求項6】ポンピング光源(3)と、入力レンズ
    (4)とを有するポンピングモジュール(1)と、入力
    ミラー(6)、レーザ媒質(7)、及び出力ミラー
    (8)を有する共振器(2)とからなる縦方向ポンピン
    グレーザにおいて、 前記ポンピング光源(3)と前記共振器(2)との間に
    フィルタ(18)が設けられ、前記フィルタはポンピン
    グ光をよく透過し、前記レーザによって生成される1以
    上の波長に対してはほとんど透過させないことを特徴と
    する縦方向ポンピングレーザ。
  7. 【請求項7】前記フィルタ(18)は、前記入力レンズ
    (4)の少なくとも1つの構成要素として形成されるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のレーザ。
  8. 【請求項8】前記ポンピング光源(3)は1以上のレー
    ザダイオードを有していることを特徴とする請求項6ま
    たは7に記載のレーザ。
  9. 【請求項9】前記レーザ媒質は固体(7)であり、特に
    は、不純物を添加された結晶体であることを特徴とする
    請求項6〜8のいずれか1つに記載のレーザ。
  10. 【請求項10】前記レーザは、周波数2逓倍のための非
    線形結晶体(19)を有していることを特徴とする請求
    項6〜9のいずれか1つに記載のレーザ。
  11. 【請求項11】前記ポンピングモジュール(1)と前記
    共振器(2)は、前記ポンピング光源(3)と前記入力
    レンズ(4)とによって規定される第1の光軸(5)が
    前記共振器(2)によって規定される第2の光軸(1
    1)と、0゜より大きく15゜より小さい角度(12)
    をなすように互いに相対的に配置されていることを特徴
    とする請求項6〜10のいずれか1つに記載のレーザ。
  12. 【請求項12】前記第1と第2の光軸(5、11)がな
    す前記角度(12)は0.05゜と1゜との間の範囲で
    選択されることを特徴とする請求項11に記載のレー
    ザ。
  13. 【請求項13】ポンピング光源(3)と、入力レンズ
    (4)とを有するポンピングモジュール(1)と、入力
    ミラー(6)、レーザ媒質(7)、及び出力ミラー
    (8)を有する共振器(2)とからなる縦方向ポンピン
    グレーザにおいて、 前記ポンピングモジュール(1)に面している前記入力
    ミラー(6)の面(13)上の垂線(20)が前記共振
    器(2)によって規定される光軸(11)と0゜より大
    きく15゜より小さい角度(21)をなすように選択さ
    れる前記入力ミラー(6)の幾何学的形状であることを
    特徴とする縦方向ポンピングレーザ。
  14. 【請求項14】前記ポンピングモジュール(1)に面す
    る前記入力ミラー(6)の面(13)上の垂線(20)
    が前記共振器(2)によって規定される光軸(11)と
    なす角度(21)は0.05゜と1゜との間の範囲で選
    択されることを特徴とする請求項13に記載のレーザ。
  15. 【請求項15】前記ポンピング光源は1以上のレーザダ
    イオード(3)を有していることを特徴とする請求項1
    3または14に記載のレーザ。
  16. 【請求項16】前記レーザ媒質は固体(7)であり、特
    には、不純物を添加された結晶体であることを特徴とす
    る請求項13〜15のいずれか1つに記載のレーザ。
  17. 【請求項17】前記レーザは、周波数2逓倍のための非
    線形結晶体(19)を有することを特徴とする請求項1
    3〜16のいずれか1つに記載のレーザ。
  18. 【請求項18】前記ポンピング光源(3)と前記共振器
    (2)との間に、フィルタが設けられ、前記フィルタは
    ポンピング光を良く透過し、前記レーザによって生成さ
    れる1以上の波長に対してはほとんど透過させないこと
    を特徴とする請求項13〜17のいずれか1つに記載の
    レーザ。
  19. 【請求項19】前記入力レンズ(4)の少なくとも1つ
    の構成要素は、フィルタ(18)として形成されること
    を特徴とする請求項18に記載のレーザ。
JP8118038A 1995-05-16 1996-05-13 縦方向ポンピングレーザ Withdrawn JPH08330654A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE19517963:3 1995-05-16
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