JPH04355705A - 半導体レーザモジュール - Google Patents

半導体レーザモジュール

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JPH04355705A
JPH04355705A JP13103291A JP13103291A JPH04355705A JP H04355705 A JPH04355705 A JP H04355705A JP 13103291 A JP13103291 A JP 13103291A JP 13103291 A JP13103291 A JP 13103291A JP H04355705 A JPH04355705 A JP H04355705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor laser
light
laser element
optical fiber
package
Prior art date
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Pending
Application number
JP13103291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichiro Katsuki
香月 陽一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH04355705A publication Critical patent/JPH04355705A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光通信装置などに使
用する光増幅器用の励起高出力半導体レーザ素子と光フ
ァイバとの結合器である高出力の半導体レーザモジュー
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光信号を直接増幅する光増幅器が
開発され特にエルビウム光ファイバを用いた光増幅器が
注目されている。この光増幅器はエルビウム元素のドー
プされた光ファイバに光波長1.48μmのレーザ光を
注入すると波長1.55μm帯の減衰された信号光が増
幅されると言う原理である。図2はその光増幅器の構造
の一例を示す。1はエルビウムドープファイバ、2はカ
プラ、3はアイソレータ、4は入力側伝送路光ファイバ
、5は波長1.55μmの信号用光源、6は波長1.4
8μmの励起用光源、8は出力側伝送路光ファイバであ
る。
【0003】信号用光源5から入力側伝送路光ファイバ
4から入射された信号光と、一方励起用光源6から入射
された励起光はカプラ2で合波され、エルビウムドープ
ファイバ1に入射され信号光が増幅される。その信号光
は出力側伝送路光ファイバ7に出力される。アイソレー
タ3は信号光への戻り光による雑音増大防止のためであ
る。このような光増幅器で、励起用の1.48μmレー
ザ光源は非常に重要なデバイスの一つで高出力が要求さ
れる。
【0004】半導体レーザと光ファイバとの結合器であ
るモジュールの従来例を図3に示し、その構成及び動作
原理を説明する。11は半導体レーザ素子、12はヒー
トシンクで半導体レーザ素子11を搭載しその放熱を行
なうと共に半導体レーザ素子11とほぼ同じ膨張係数を
有する材料(例えばダイヤモンド、SiC、シリコンな
ど)を使用し熱応力による故障を防止している。13は
ヘッダで半導体レーザ素子11とヒートシンク12を搭
載し半導体レーザ素子11の電極を取り出す端子を有し
ている。14はモニタ用の受光素子で半導体レーザ素子
11の温度変化等による光出力の変化を監視し、常に一
定の光出力になるよう駆動回路にフィードバックをかけ
ている。15はレンズ(ここでは、球レンズで示してい
るが屈折分布形等のレンズを用いる場合も有る)、16
はコバールやステンレスで加工されたレンズホルダでレ
ンズ15を圧入や半田または低融点ガラス固定している
。17はベースで半導体レーザ素子11を搭載したヘッ
ダ13とモニタ用の受光素子14とレンズ15を搭載し
たレンズホルダ16を搭載するためのものである。この
時半導体レーザ素子11とモニタ用の受光素子14は半
田付けで固定され、一方レンズ15は半導体レーザ素子
11から出射され広がった光が平行光になるように光軸
調整しYAGレーザにてレンズホルダ16をベース17
に固定している。これは、光学調整後の半導体レーザ素
子11とレンズ15の軸ずれ感度が1μm以下と厳しい
ため固定安定度の高いYAGレーザ溶接を用いている。 18は電子冷却素子(以下ペルチェ素子と称する)、1
9、20は絶縁板で一般的にはアルミナセラミックにペ
ルチェ素子18の電極と固定を兼ねた金属導体パターン
を薄膜や厚膜で形成し複数個のペルチェ素子18を挟み
込んで直列に配線固定している。21はパッケージ本体
で側壁に電気端子をハーメチックで設けたバタフライ型
やDIP型のパッケージなど構成をしている。 22は気密用のカバーである。パッケージ本体21に光
取り出し窓23を設けている。光取り出し窓23は気密
封止ガラス24で気密されている。気密封止ガラスはサ
ファイアなどでロウ材等パッケージ本体21に固定され
ている。
【0005】絶縁板19、20で構成された電子冷却素
子18の絶縁板19の上側に半導体レーザ素子11等を
搭載したベース17を半田固定し、一方の絶縁板20の
下側を同じく半田でパッケージ本体21の内底に固定す
る。この時、半導体レーザ素子11から出射しレンズ1
5で平行光に変換された光がパッケージ本体21に設け
た光取り出し窓23を通過するよう位置調整されている
。25はレンズ(ここでは、球レンズで示しているが屈
折分布形等のレンズを用いる場合も有る)、26はスリ
ーブでレンズ25を固定している。27は光ファイバ、
28は光ファイバ27を固定したフェルールである。こ
こで半導体レーザ素子11から出射した広がった光をレ
ンズ15で変換した平行光をレンズ25で光ファイバ2
7に効率よく入射するため光軸調整し、スリーブ25の
A,B部でYAGレーザ溶接固定している。このように
して半導体レーザ素子11からの広がった発光光はレン
ズ15と25によって光ファイバ27に効率良く結合さ
れる半導体レーザモジュールが構成および製造される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光増幅
器の中で反射点が生じると、例えば図2中C点で反射が
生じると、励起用光源6は一方の反射端になるためC点
と励起用光源6の間で共振器が形成され、増幅された信
号光の反射光が光Qスイッチ形で励起用の光源である半
導体レーザモジュールの半導体レーザ素子の端面に戻り
、高出力で且つモジュールのレンズで数μmに絞られて
いるので、そのエネルギーで半導体レーザ素子端面を溶
かし破壊するという問題があった。そのために、戻り光
対策としてアイソレータ励起用光源の前に入れる方法が
考えられるが、その場合、アイソレータの機能として偏
波特性に無依存のものを用いる必要がある。しかし、そ
のアイソレータは高価でかつ挿入損失が大きくなるとい
う欠点がある。特に損失が大きくなると増幅器の増幅度
を低下させるため結果的には装置のコストをアップさせ
るという問題につながる。アイソレータをモジュールの
中に入れる方法も考えられるが、挿入損失の増大の他に
、アイソレータの大きさのため小型化が出来ないという
問題もある。
【0007】本発明は以上述べた、高出力な反射光で半
導体レーザ素子端面を破壊すると言う問題を解決した安
価で且つ小型な半導体レーザモジュールを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、密閉するパッケージの側壁に設けた光取り出
し窓を通してパッケージ内の半導体レーザ素子とパッケ
ージ外の光ファイバを結合し、信号光を増幅する光増幅
器に励起光を出力する半導体レーザモジュールにおいて
、前記信号光を遮断する干渉膜フィルタを表面に形成し
たガラス板により、前記干渉膜フィルタが前記半導体レ
ーザ素子と光ファイバを結合する光路上に在るようにし
て前記光取り出し窓を密封したものである。
【0009】
【作用】ガラス板表面に形成した干渉膜フィルタは、光
ファイバから入って来る反射光を遮断し、該反射光によ
る半導体レーザ素子の破壊を防止する。また、前記ガラ
ス板はパッケージ側壁に設けた光取り出し窓を密封し、
従来用いていた気密封止ガラスを兼ねている。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す要部断面図で
ある。なお、従来例を示す図3と同一のものには同一符
号を付してある。11から28は従来例と同じであるの
で説明は省略する。また、モジュールの構造、原理も同
じ所はすべて省略する。30は誘電体膜で形成された干
渉膜フィルタである。31は干渉膜フィルタ30を蒸着
した気密封止ガラスである。気密封止ガラス31は多成
分系ガラスで図4に示すような特性の干渉膜フィルタ蒸
着後低融点ガラスや半田等でこの気密封止ガラス31で
も反射しないように斜めにパッケージ本体21の側壁の
光路上に固定している。なお、この干渉膜フィルタ30
は図4に示すように、励起光である1.48μmを通し
信号光である1.55μmを遮断するローパスフィルタ
である。波長の範囲は1.5μm以下を通過し、1.5
1μm以上を遮断すれば問題ない。
【0011】
【発明の効果】このようにして、信号光を遮断する干渉
膜フィルタが光路上に配置しているので戻り光が半導体
レーザ素子端面を溶かし破壊することはなく、かつ気密
封止ガラスを兼ねているので安価で小型な戻り光対策し
た励起用の半導体レーザモジュールを提供できる。また
、干渉膜フィルタは非常に低損失にできるため高出力な
半導体レーザモジュールが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す構成図である。
【図2】光増幅器における反射の説明図である。
【図3】従来の半導体レーザモジュールの構成図である
【図4】ローパスフィルタの特性図である。
【符号の説明】
11    半導体レーザ素子 15    レンズ 25    レンズ 27    光ファイバ 30    干渉膜フィルタ 31    気密封止ガラス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  密閉するパッケージの側壁に設けた光
    取り出し窓を通してパッケージ内の半導体レーザ素子と
    パッケージ外の光ファイバを結合し、信号光を増幅する
    光増幅器に励起光を出力する半導体レーザモジュールに
    おいて、前記信号光を遮断する干渉膜フィルタを表面に
    形成したガラス板により、前記干渉膜フィルタが前記半
    導体レーザ素子と光ファイバを結合する光路上に在るよ
    うにして前記光取り出し窓を密封してなることを特徴と
    する半導体レーザモジュール。
JP13103291A 1991-06-03 1991-06-03 半導体レーザモジュール Pending JPH04355705A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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