JPH08329292A - ゲート装置および自動改札機 - Google Patents

ゲート装置および自動改札機

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JPH08329292A
JPH08329292A JP15836995A JP15836995A JPH08329292A JP H08329292 A JPH08329292 A JP H08329292A JP 15836995 A JP15836995 A JP 15836995A JP 15836995 A JP15836995 A JP 15836995A JP H08329292 A JPH08329292 A JP H08329292A
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gate
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Junji Nishiwaki
順次 西脇
Naoyuki Wakabayashi
尚之 若林
Takashi Maeno
隆司 前野
Takehiro Agata
剛宏 阿形
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Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】不正通行を判別した時、その利用者を撮像する
ことで、不正利用者を容易に特定することができて、不
正防止効果の向上を図ることができるゲート装置の提供
を目的とする。 【構成】利用者の通行の有効、無効を判別して通行を許
可するゲート装置11であって、利用者の不正通行を判
別する不正判別手段と、上記不正判別手段の出力に基づ
いて不正通行時に利用者を撮像する撮像手段17とを備
えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば駅務で用いら
れるパスゲートのように利用者の通行の有効、無効を判
別して通行を許可するようなゲート装置および自動改札
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の自動改札機においては利
用者が所有する切符(乗車券)や定期券などの有効、無
効および真偽を判別して、有効時には開閉扉(いわゆる
ゲート)を開放して利用者の通行を許可する一方、無礼
進入時および媒体無効時には開閉と扉を閉成して利用者
の通行を禁止すべく構成している。しかし、上記従来の
自動改札機にあっては閉成された扉を不正かつ故意に突
破する利用者があった場合、この不正利用者を容易に特
定することが困難で、この特定は駅員の目視確認に頼ら
ざるを得ない問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の請求項1記
載の発明は、不正通行を判別した時、その利用者を撮像
することで、不正利用者を容易に特定することができ
て、不正防止効果の向上を図ることができるゲート装置
の提供を目的とする。
【0004】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、撮像した情報を記憶
することで、記憶情報の目視確認により不正利用者およ
び不正常習者を特定することができるゲート装置の提供
を目的とする。
【0005】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、利用者のゲート飛び
越えを検知した時、その利用者を撮像することで、特に
悪質な不正利用者を選定して特定することができるゲー
ト装置の提供を目的とする。
【0006】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、利用者のゲート強行
開放を検知した時、その利用者を撮像することで、特に
悪質な不正利用者を選定して特定することができるゲー
ト装置の提供を目的とする。
【0007】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、撮像手段でゲート入
口側の利用者を撮像することで、ゲート入口側にあって
は利用者の位置が略一定位置であり、利用者を特徴づけ
る顔などを正確に撮像することができるゲート装置の提
供を目的とする。
【0008】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、撮像手段をゲート装
置内部に配設することで、ゲート装置内部の余剰スペー
スを有効利用して撮像手段を配設することができると共
に、利用者の顔などを比較的正確に撮像することができ
るゲート装置の提供を目的とする。
【0009】この発明の請求項7記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、撮像手段で複数のゲ
ート装置の利用者を同時に撮像することで、ゲート装置
台数に対する必要撮像手段の個数を大幅に低減すること
ができるゲート装置の提供を目的とする。
【0010】この発明の請求項8記載の発明は、上記請
求項1乃至6もしくは7記載のゲート装置を駅務で使用
される自動改札機いわゆるパスゲートに適用すること
で、不正乗車客を撮像して、この不正乗車客を容易に特
定することができ、不正乗車防止効果の向上を図ること
ができる自動改札機の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、利用者の通行の有効、無効を判別して通行を
許可するゲート装置であって、利用者の不正通行を判別
する不正判別手段と、上記不正判別手段の出力に基づい
て不正通行時に利用者を撮像する撮像手段とを備えたゲ
ート装置であることを特徴とする。
【0012】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記撮像手段で撮像
した情報を記憶する記憶手段を備えたゲート装置である
ことを特徴とする。
【0013】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、利用者のゲート飛び
越えを検知する第1検知手段を設け、上記撮像手段は該
第1検知手段による飛び越え検知時に撮像を行なうゲー
ト装置であることを特徴とする。
【0014】この発明の請求項4記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、利用者のゲート強行
開放を検知する第2検知手段を設け、上記撮像手段は該
第2検知手段による強行開放検知時に撮像を行なうゲー
ト装置であることを特徴とする。
【0015】この発明の請求項5記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記撮像手段はゲー
ト入口側の利用者を撮像するゲート装置であることを特
徴とする。
【0016】この発明の請求項6記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成と併せて、上記撮像手段をゲー
ト装置内部に配設したゲート装置であることを特徴とす
る。
【0017】この発明の請求項7記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の目的と併せて、上記撮像手段で複数
ゲート装置の利用者を撮像するゲート装置であることを
特徴とする。
【0018】この発明の請求項8記載の発明は、上記請
求項1〜6もしくは7記載のゲート装置を備えた自動改
札機であることを特徴とする。
【0019】
【発明の作用及び効果】この発明の請求項1記載の発明
によれば、上述の不正判別手段が利用者の不正通行を判
別すると、撮像手段は該不正判別手段の出力に基づいて
不正通行時の利用者を撮像する。このため不正利用者を
容易に特定することができる効果があり、不正防止効果
の向上を図ることができる効果がある。
【0020】この発明の請求項2記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の記憶手
段は撮像手段が撮像した情報を記憶するので、この記憶
情報を目視可能な状態となして確認することで不正利用
者および不正常習者を特定することができる効果があ
る。
【0021】この発明の請求項3記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の第1検
知手段は利用者のゲート飛び越えを検知し、撮像手段は
この第1検知手段による飛び越え検知時に当該利用者の
撮像を実行する。この結果、ゲートを飛び越えて不正を
行なうような悪質な不正利用者を選定および特定するこ
とができる効果がある。
【0022】この発明の請求項4記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の第2検
知手段は利用者のゲート強行開放を検知し、撮像手段は
この第2検知手段による強行開放検知時に当該利用者の
撮像を実行する。この結果、ゲートを強行開放して不正
を行なうような悪質な不正利用者を選定および特定する
ことができる効果がある。
【0023】この発明の請求項5記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の撮像手
段はゲート入口側の利用者を撮像する。つまりゲート入
口側にあってはゲート出口側に対して利用者の位置が略
一定位置であるため、利用者を特徴づける顔などを正確
に撮像することができる効果がある。
【0024】この発明の請求項6記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の撮像手
段をゲート装置内部に配設したので次のような効果があ
る。すなわち、ゲート装置内部の余剰スペースを有効利
用して撮像手段を配設することができるので、この撮像
手段をゲート装置が設置されたエリアの天井部に取付け
る構造と比較して省スペース化を図ることができると共
に、利用者の顔などを比較的正確に撮像することができ
る効果がある。
【0025】この発明の請求項7記載の発明によれば、
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の撮像手
段で複数ゲート装置の利用者を撮像するので、ゲート装
置台数に対する必要撮像手段の数量(個数)を大幅に低
減することができる効果がある。
【0026】この発明の請求項8記載の発明によれば、
上記請求項1〜6もしくは7記載のゲート装置の駅務で
使用される自動改札機に設定したので、不正乗車客を撮
像して、この不正乗車客を容易に特定することができる
効果があり、加えて不正乗車防止効果の向上を図ること
ができる。
【0027】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。 (第1実施例)図1、図2、図3は本発明のゲート装置
を駅務で用いられる自動改札機に適用した実施例を示
し、図1において、この自動改札機11,11は乗車券
の投入口12と、放出口13とを有する装置本体14に
開閉扉としてのゲート15を備えている。
【0028】このゲート15は、上述の投入口12に乗
車区間、有効期限などが有効な有効券が投入され、上述
の投入口12に乗車区間、有効期限などが無効な無効券
が投入された時、並びに無札進入時(投入口12に乗車
券を投入することなく利用者が進入する時)に閉成され
て利用者の通行を許可および禁止する。なお、利用者に
対して返却が必要な乗車券および定期券は上述の放出口
13から放出処理され、これらの制御は自動改札機11
の内部装置により実行される。
【0029】上述の自動改札機11はラインLを介して
制御回路16に接続され、この制御回路16は撮像手段
としてのCCDカメラ17および表示手段としてのモニ
タテレビ18を駆動制御する。上述のCCDカメラ17
は自動改札機11が設置された駅の天井面19に支持部
材20を介して支持され、自動改札機11へ進入する利
用者および自動改札機11を通過する利用者の例えば顔
と対向する方向に指向支持されている。
【0030】また上述のモニタテレビ18は駅係員室も
しくは鉄道公安室などの監視部位に配設される。図2は
制御回路ブロック図を示し、上述の自動改札機11はラ
インLを介してメイン制御部21内のインタフェース2
2に接続され、このインタフェース22にライン23を
介してCPU30が接続されている。
【0031】上述のCPU30はROM24に格納され
たプログラムに従って、CCDカメラ制御部25および
表示制御部26を駆動制御し、またRAM27は必要な
データを記憶する。ここで、上述の自動改札機11はそ
の内部に備えたセンサで乗車券の有効、無効を判定して
無札又は無効時にインタフェース22を介してCPU3
0に判定信号aを送る。
【0032】CPU30は判定信号aの入力を受けてC
CDカメラ制御部25に撮影指令信号b(以下単に撮影
信号と略記する)を出力すると共に、表示制御部26に
表示指令信号c(以下単に表示信号と略記する)を出力
する。また上述のCCDカメラ17はCCDカメラ制御
部25により動作し、このCCDカメラ17で撮影した
映像情報(画像情報)dを表示制御部26を介してモニ
タテレビ18へ送る。
【0033】さらに上述のモニタテレビ18は表示制御
部26により駆動制御され、必要時に上述のCCDカメ
ラ17が撮影した映像情報を可視表示する。このように
構成した自動改札機(請求項1,8に対応する実施例)
の作用を、図3に示すフローチャートを参照して以下に
詳述する。
【0034】第1ステップS1で自動改札機11に利用
者が図1に矢印方向へ進入すると、次の第2ステップS
2で、自動改札機11内のCPU(図示せず)は投入口
センサもしくは券データ判別センサの出力に基づいて無
札もしくは無効券かを判定し、投入口12に投入された
乗車券、定期券が有効で正当な場合には第10ステップ
S10にスキップする一方、無札進入時、並びに投入口
12に投入された乗車券、定期券が無効で不正な場合に
は次の第3ステップS3に移行する。
【0035】この第3ステップS3で、自動改札機11
はメイン制御部21のCPU30に判定信号aを送る。
上述の判定信号aがインタフェース22を介してCPU
30に入力されると、第4ステップS4で、CPU30
はCCDカメラ制御部25に撮影信号bを出力する。
【0036】次に第5ステップS5で、CCDカメラ制
御部25によりCCDカメラ17が制御され、このCC
Dカメラ17で不正利用者の撮影を開始する。次に第6
ステップS6で、メイン制御部21のCPU30は表示
制御部26に表示信号cを出力するので、次の第7ステ
ップS7ではCCDカメラ17からの映像情報dにより
モニタテレビ18による表示が開始される。
【0037】次に第8ステップS8で、利用客の操作や
り直し又は係員によるリセットを待機した後、第9ステ
ップS9でCCDカメラ17による撮影を終了すると共
に、モニタテレビ18による表示を終了し、さらに次の
第10ステップS10で、終了処理(有効券の放出処理
その他)を実行する。
【0038】このように、上述の不正判別手段(図3の
フローチャートにおける第2ステップS2参照)が利用
者の不正通行を判別すると、撮像手段(CCDカメラ1
7参照)は該不正判別手段(第2ステップS2参照)の
出力に基づいて不正通行時の利用者を撮像する。このた
め不正利用者を容易に特定することができる効果があ
り、不正防止効果の向上を図ることができる効果があ
る。また、駅務で使用される自動改札機11に適用した
ので、不正乗車客を撮像して、この不正乗車客を容易に
特定することができる効果があり、加えて、不正乗車防
止効果の向上を図ることができる。
【0039】(第2実施例)図4は自動改札機の他の実
施例(請求項2に対応する実施例)を示す制御回路ブロ
ック図で、この第2実施例においては先の第1実施例の
構成に加えて、CCDカメラ17で撮影した映像情報d
を記憶する光ディスク等の記憶装置28およびコンピュ
ータ29を備えている。図4においてはCPU30に上
述の記憶装置28およびコンピュータ29を接続した
が、これらは表示制御部26およびモニタテレビ18か
らなる表示部に接続してもよい。
【0040】そして、この第2実施例においてはCCD
カメラ17から送られる映像情報dを上述の記憶装置2
8で記憶する。このように、上述の記憶手段(記憶装置
28参照)は撮像手段(CCDカメラ17参照)が撮像
した情報を記憶するので、この記憶情報を目視可能な状
態となして確認することで不正利用者および不正常習者
を特定することができる効果がある。
【0041】また、上述のコンピュータ29の接続によ
り記憶した複数の映像情報の検索が容易となる。なお、
この第2実施例においても、その他の点については先の
第1実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので、図4
において図2と同一の部分には同一符号を付して、その
詳しい説明を省略する。
【0042】(第3実施例)図5は自動改札機のさらに
他の実施例(請求項3に対応する実施例)を示し、自動
改札機11の入口側ゲート15、出口側ゲート15のう
ちの出口側ゲート15における開閉基端部側の上方位置
に、閉成状態の該ゲート15を飛び超えようとする利用
者を検知する第1検知手段としてのセンサ31,32を
設けたものである。
【0043】上述のセンサ31,32は例えば発光要素
と受光要素とからなる光学式センサなどを用いる。そし
て、このセンサ31,32からの飛び越え検知出力によ
る判定を図3のフローチャートにおける第2ステップS
2の判定と置き換えることで、飛び超え検知時に、CC
Dカメラ17で当該利用者を撮影すべく構成している。
【0044】このように、上述の第1検知手段(センサ
31,32参照)は利用者のゲート飛び越えを検知し、
撮像手段(CCDカメラ17参照)はこの第1検知手段
による飛び越え検知時に当該利用者の撮像を実行する。
この結果、ゲートを飛び越えて不正を行なうような悪質
な不正利用者を選定および特定することができる効果が
ある。
【0045】なお、この第3実施例においても、その他
の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏
するので、図5において前図と同一の部分には同一符号
を付して、その詳しい説明を省略する。
【0046】(図4実施例)図6は自動改札機のさらに
他の実施例(請求項4に対応する実施例)を示し、自動
改札機11の入口側ゲート15、出口側ゲート15のう
ちの出口側ゲート15における開閉基端部33側に、該
ゲート15の開閉によりスイッチングされ、利用者のゲ
ート強行開放を検知する第2検知手段としてのリミット
スイッチ34を設けている。
【0047】このリミットスイッチ34は上述のゲート
15に取付けられたスイッチング部材35によりON、
OFF操作され、ゲート15が図6に実線で示すように
閉成(クローズ)されている時はONになり、この閉成
されたゲート15を図6に仮想線で示すように強制的に
開放すると、本来ONであるべきリミットスイッチ34
がOFFになることにより、ゲート強行開放を検知す
る。
【0048】而して、このリミットスイッチ34からの
ゲート強行開放検知出力による判定を、図3のフローチ
ャートにおける第2ステップS2の判定と置き換えるこ
とで、ゲート強行開放時にCCDカメラ17で当該利用
者を撮影すべく構成している。
【0049】このように、上述の第2検知手段(リミッ
トスイッチ34参照)は利用者のゲート強行開放を検知
し、撮像手段(CCDカメラ17参照)はこの第2検知
手段による強行開放検知時に当該利用者の撮像を実行す
る。この結果、ゲートを強行開放して不正を行なうよう
な悪質な不正利用者を選定および特定することができる
効果がある。
【0050】なお、この第4実施例においても、その他
の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏
するので、図6において前図と同一の部分には同一符号
を付してその詳しい説明を省略する。
【0051】(第5実施例)図7は自動改札機のさに他
の実施例(請求項5に対応する実施例)を示し、撮像手
段としてのCCDカメラ17で自動改札機11に進入
(図7に矢印参照)する利用者をそのゲート入口側にお
いて撮像する目的で、装置本体14の入口側に利用者を
検知する入口センサ36を設けている。この入口センサ
36は例えば光電センサ、赤外線センサ等により構成す
ることができる。なお、この実施例においても既に図2
で示した制御回路を用いる。
【0052】次に、上述の第5実施例の作用を、図8に
示すフローチャートを参照して以下に詳述する。第1ス
テップS11で、自動改札機11に利用者が図7の矢印
方向へ進入すると、第2ステップS12で入口センサ3
6がONになるので、次の第3ステップS13で、メイ
ン制御部21のCPU30はCCDカメラ制御部25に
撮影信号bを出力する。
【0053】この撮影信号bを受けて上述のCCDカメ
ラ制御部25はCCDカメラ17を駆動するので、次の
第4ステップS14で、該CCDカメラ17による自動
改札機11入口側の利用者の撮影が開始される。
【0054】次に第5ステップS15で、自動改札機1
1内のCPU(図示せず)は投入口センサもしくは券デ
ータ判別センサの出力に基づいて無札もしくは無効券か
否かを判定し、投入口12に投入された乗車券、定期券
が有効で正当な場合には第10ステップS20にスキッ
プする一方、無札進入時、並びに投入口12に投入され
た乗車券、定期券が無効で不正な場合には次の第6ステ
ップS16に移行する。
【0055】この第6ステップS16で、自動改札機1
1はメイン制御部21のCPU30に対して判定信号a
を送ると共に、CPU30はこの判定信号aを受けて表
示制御部26に表示信号cを出力する。次に第7ステッ
プS17で、モニタテレビ18は上述の表示信号cを受
けて、CCDカメラ17からの影像情報dによる表示を
開始する。
【0056】次に第8ステップS18で、利用客の操作
やり直しまたは係員によるリセットを待機した後、第9
ステップS19でモニタテレビ18による表示を終了
し、さらに次の第10ステップS20で、終了処理を実
行する。
【0057】このように、上述の撮像手段(CCDカメ
ラ17参照)はゲート入口側の利用者を撮像する。つま
りゲート入口側にあってはゲート出口側に対して利用者
の位置が略一定位置であるため、利用者を特徴づける顔
などを正確に撮像することができる効果がある。
【0058】なお、この第5実施例においても、その他
の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏
するので、図7において前図と同一の部分には同一符号
を付して、その詳しい説明を省略する。
【0059】(第6実施例)図9は自動改札機のさらに
他の実施例(請求項6に対応する実施例)を示し、この
実施例では撮像手段としてのCCDカメラ17を自動改
札機11における装置本体14の内部に配設している。
【0060】すなわち、装置本体14内の余剰空間を有
効利用して、取付け座37を設け、この取付け座37に
支持ブラケット38を介して上述のCCDカメラ17を
指向調整可能に配設し、装置本体14のトップデッキ
(いわゆる天板)14aに開口された撮影用の開口部3
9の上面を透明部材40で囲繞している。なお、この透
明部材40は光学フィルタで構成してもよい。
【0061】また上述のCCDカメラ17は利用者を特
徴づける顔部分を撮影できるように、所定方向へ予め指
向調整されている。さらに図9に示す構成と併せて既に
説明した図2の制御回路、図3のフローチャートにより
第6実施例の自動改札機が構成される。
【0062】このように、上述の撮像手段(CCDカメ
ラ17参照)をゲート装置(自動改札機11参照)内部
に配設したので、次のような効果がある。すなわち、自
動改札機11内部の余剰スペースを有効利用してCCD
カメラ17を配設することができるので、このCCDカ
メラ17を自動改札機11が設置された駅構内の天井部
に取付ける構造と比較して省スペース化を図ることがで
きると共に、利用者の顔などを近距離において斜め下方
から比較的正確に撮像することができる効果がある。
【0063】なお、この第6実施例においても、その他
の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏
するので、図9において前図と同一の部分には同一符号
を付して、その詳しい説明を省略する。
【0064】(第7実施例)図10は自動改札機のさら
に他の実施例(請求項8に対応する実施例)を示し、駅
の天井面19にCCDカメラ17を水平方向へ揺動駆動
する第1駆動装置41と、CCDカメラ17を仮想垂直
面内で上下方向へ揺動駆動する第2駆動装置42とを介
して前述のCCDカメラ17を取付けると共に、このC
CDカメラ17と一体的に揺動するようにブラケット4
3を介して利用者照明手段としてのスポットライト44
を取付けている。
【0065】しかも、CCDカメラ17が撮影した映像
情報から利用者の位置を検出する画像処理部45を設け
ると共に、この画像処理部45の出力に基づいてCCD
カメラ17およびスポットライト44で利用者を自動追
尾するために上述の各駆動装置41,42を介してCC
Dカメラ17、スポットライト44の方向、角度を変化
させる駆動制御部46を備えている。
【0066】このように構成すると、利用者の不正が検
出された時、メイン制御部21からの信号によりCCD
カメラ17が不正利用者を撮影すると共に、このCCD
カメラ17からの映像情報により画像処理部45が利用
者の位置を検出し、駆動制御部46は画像処理部45の
出力を受けて、当該利用者を追跡すべく各駆動装置4
1,42を介してCCDカメラ17の方向、角度を変化
させ、併せてスポットライト44で当該利用者を照明す
る。さらに追跡撮影中の利用者をモニタテレビ18で表
示する。
【0067】したがってスポットライト44で不正利用
者を照明しつつ追跡するので、利用者の現在位置を駅係
員に明確に認識させることができる効果があり、不正利
用者のより一層良好な特定を図ることができると共に、
不正防止効果をさらに向上させることができる効果があ
る。
【0068】なお、この第7実施例においても、その他
の点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏
するので、図10において前図と同一の部分には同一の
符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0069】(第8実施例)図11は自動改札機のさら
に他の実施例(請求項8に対応する実施例)を示し、利
用者を自動追尾可能な2台(複数台)のCCDカメラ1
7A,17Bを設け、一方の第1CCDカメラ17Aで
先の不正利用者Aを追跡しつつ、他方の第2CCDカメ
ラ17Bで次の利用者Bを監視すべく構成したものであ
る。なお、図11においては図示の便宜上、画像処理部
45、モニタテレビ18、メイン制御部21、駆動制御
部46(前図参照)の図示を省略したが、図11で示す
構成に対してこれらの各要素を併用することは勿論であ
る。
【0070】このように構成した第8実施例の自動改札
機の作用を、図12に示すフローチャートを参照して、
以下に詳述する。第1ステップS21で、自動改札機1
1に内蔵したCPU(図示せず)が先の利用者Aによる
ゲート不正突破を検出、判別すると、次の第2ステップ
S22で第1CCDカメラ17Aが先の利用者Aの追跡
を開始し、該第1CCDカメラ17Aによる映像情報は
モニタテレビ18に表示されると共に、スポットライト
44が不正利用者Aを照明する。
【0071】次に第3ステップS23で、係員が自動改
札機11をリセットし、次の第4ステップS24で、C
PU30(前図参照)は第2CCDカメラ17Bによる
次の利用者Bの監視を継続する。次に第5ステップS2
5で、不正利用者の逮捕が判定(逮捕時に駅係員が押ボ
タンをONする等により判定が可能となる)されると、
第7ステップS27に移行する一方、未逮捕が判定され
ると別の第6ステップS26に移行する。
【0072】上述の第6ステップS26では、CPU3
0は第1CCDカメラ17Aによる不正利用者Aの追跡
を継続処理した後に前述の第4ステップS24にリター
ンする一方、第7ステップS27では、CPU30は第
1CCDカメラ17Aおよび同側のスポットライト44
をリセットする。次に第8ステップS28で通常処理を
行なう。
【0073】このように撮像手段としてのCCDカメラ
17と、照明手段としてのスポットライト44とを複数
設けると共に、これら各要素17,44に自動追尾機能
を付加すると、一方のCCDカメラ17Aで先の不正利
用者Aを追跡しながら、他方のCCDカメラ17Bで次
の利用者Bを監視することができるので、集団不正を監
視および防止することができる効果がある。
【0074】(第9実施例)図13は自動改札機のさら
に他の実施例(請求項8に対応する実施例)を示し、こ
の第9実施例では先のモニタテレビ18と併せて自動改
札機11のト ップデッキ14aに、利用者の視線方
向へ向けてスラント配置した表示装置47を設け、CC
Dカメラ17の映像情報dによりこれら両者18,47
に同時表示すべく構成したものである。
【0075】そして、図13に示す構成と併せて図2の
制御回路、図3のフローチャートにより第9実施例の自
動改札機が構成される。このように構成すると、モニタ
テレビ18は不正利用者の挙動を駅係員に対して表示す
ることができると共に、表示装置47は不正利用者本人
にその旨を報知することができる。
【0076】なお、この第9実施例においてもその他の
点については先の実施例とほぼ同様の作用、効果を奏す
るので、図13において前図と同一の部分には同一符号
を付して、その詳しい説明を省略する。
【0077】以上の各実施例においては1台のCCDカ
メラ17で、1台の自動改札機11の利用者を撮像すべ
く構成したが、1台のCCDカメラ17により複数台の
自動改札機11を通過する複数人の利用者を同時に撮像
すべく構成すると、自動改札機11台数に対する必要C
CDカメラの数量(個数)を大幅に低減することができ
る効果がある。
【0078】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のゲート装置は、実施例の自動改札
機11に対応し、以下同様に、不正判定手段は、CPU
制御による各ステップS2,S15,S21に対応し、
撮像手段は、CCDカメラ17,17A,17Bに対応
し、記憶手段は、光ディスクなどの記憶装置28に対応
し、第1検知手段は、センサ31,32に対応し、第2
検知手段は、リミットスイッチ34に対応するも、この
発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものでは
ない。
【0079】例えば、上述のCCDカメラに代えてテレ
ビカメラ等の他の監視用撮像手段を用いてもよく、本発
明のゲート装置は自動改札機の他に駐車場における料金
自動精算機のゲート装置に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲート装置を自動改札機に適用して示
す系統図。
【図2】図1の自動改札機の制御回路ブロック図。
【図3】不正判別時の撮影処理を示すフローチャート。
【図4】制御回路の他の実施例を示すブロック図。
【図5】飛び越え検知手段を示す正面図。
【図6】強行開放検知手段を示す平面視図。
【図7】入口センサの配設構造を示す平面図。
【図8】不正判別時の撮影処理の他の実施例を示すフロ
ーチャート。
【図9】CCDカメラ内蔵構成の一例を示す説明図。
【図10】本発明の自動改札機の他の実施例を示す系統
図。
【図11】本発明の自動改札機のさらに他の実施例を示
す系統図。
【図12】図11で示した自動改札機の作用を示すフロ
ーチャート。
【図13】本発明の自動改札機のさらに他の実施例を示
す斜視図。
【符号の説明】
11…自動改札機 17,17A,17B…CCDカメラ 28…記憶装置 31,32…センサ 34…リミットスイッチ S2,S15,S21…不正判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿形 剛宏 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者の通行の有効、無効を判別して通行
    を許可するゲート装置であって、利用者の不正通行を判
    別する不正判別手段と、上記不正判別手段の出力に基づ
    いて不正通行時に利用者を撮像する撮像手段とを備えた
    ゲート装置。
  2. 【請求項2】上記撮像手段で撮像した情報を記憶する記
    憶手段を備えた請求項1記載のゲート装置。
  3. 【請求項3】利用者のゲート飛び越えを検知する第1検
    知手段を設け、上記撮像手段は該第1検知手段による飛
    び越え検知時に撮像を行なう請求項1記載のゲート装
    置。
  4. 【請求項4】利用者のゲート強行開放を検知する第2検
    知手段を設け、上記撮像手段は該第2検知手段による強
    行開放検知時に撮像を行なう請求項1記載のゲート装
    置。
  5. 【請求項5】上記撮像手段はゲート入口側の利用者を撮
    像する請求項1記載のゲート装置。
  6. 【請求項6】上記撮像手段をゲート装置内部に配設した
    請求項1記載のゲート装置。
  7. 【請求項7】上記撮像手段で複数ゲート装置の利用者を
    撮像する請求項1記載のゲート装置。
  8. 【請求項8】上記請求項1〜6もしくは7記載のゲート
    装置を備えた自動改札機。
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