JPH08328912A - ディスクレス計算機におけるコアファイル生成方法 - Google Patents

ディスクレス計算機におけるコアファイル生成方法

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JPH08328912A
JPH08328912A JP7130750A JP13075095A JPH08328912A JP H08328912 A JPH08328912 A JP H08328912A JP 7130750 A JP7130750 A JP 7130750A JP 13075095 A JP13075095 A JP 13075095A JP H08328912 A JPH08328912 A JP H08328912A
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JP
Japan
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core
program
application program
core image
remote computer
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JP7130750A
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English (en)
Inventor
Takero Sawada
武朗 澤田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アプリケーションプログラム障害発生時のス
タックやレジスタ内容をネットワークを介してリモート
計算機に出力するディスクレス計算機におけるコアファ
イル生成方法を得る。 【構成】 ディスクレス計算機1上のアプリケーション
プログラム124に障害が発生すると、コアイメージ送
信プログラム123が起動され、コアイメージをネット
ワーク3を介してリモート計算機2上のコアイメージ受
信プログラム223に送信し、リモート計算機2のハー
ドディスク装置23にコアファイルとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アプリケーションプ
ログラム障害発生時のディスクレス計算機におけるコア
ファイル生成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えばW.Richard St
evens著「詳解UNIXプログラミング」(ソフト
バンク株式会社、1994年6月10日)の「core
を作成して終了」(第258頁に記載)に開示された従
来のコアファイル生成方法を実現するためのハードウェ
ア及びソフトウェアの構成を示すブロック図であり、図
において、1は計算機、11はCPU、12は主記憶装
置、13は書き込み可能な補助記憶装置であるハードデ
ィスク装置、124は主記憶装置12上に展開されたア
プリケーションプログラム、1241はアプリケーショ
ンプログラム124のテキスト部であるアプリケーショ
ンプログラム・テキスト領域、1242はアプリケーシ
ョンプログラム124のスタックであるアプリケーショ
ンプログラム・スタック領域、121は主記憶装置12
上に設けられており、アプリケーションプログラム12
4等を起動し制御するプログラム制御部、1211はプ
ログラム制御部121が現在制御しているアプリケーシ
ョンプログラム124の障害を検出するプログラム障害
検出部、1212はアプリケーションプログラム124
の障害が検出された場合にスタックやレジスタ内容を獲
得するコアイメージ獲得部、1214はコアイメージ獲
得部1212により獲得されたコアイメージを一時的に
格納するコアイメージ格納バッファ、1215はプログ
ラム制御部121が現在制御しているアプリケーション
プログラム124のレジスタ内容を保存するレジスタバ
ッファ、1217はコアイメージ獲得部1212により
獲得されたコアイメージをハードディスク装置13に出
力するコアファイル出力部である。また、図8は従来の
コアファイル生成方法の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【0003】次に動作について説明する。以下、図8に
示すフローチャートを参照しながら説明する。ステップ
ST401において、アプリケーションプログラム12
4の動作中に障害が発生すると、ステップST402に
おいて、プログラム障害検出部1211はアプリケーシ
ョンプログラム124の動作中に障害が発生したことを
検出する。次に、ステップST403において、プログ
ラム障害検出部1211はコアイメージ獲得部1212
を起動し、ステップST404において、コアファイル
出力部1217を起動する。ステップST405におい
て、コアイメージ獲得部1212はレジスタバッファ1
215とアプリケーションプログラム・スタック領域1
242とからコアイメージを順に読みとりコアイメージ
格納バッファ1214に格納する。ステップST406
において、読み取るコアイメージが終りに到達したか否
かを判定して、まだ終わりに到達していない場合、ステ
ップST407に進む。他方、読み取るコアイメージが
終りに達した場合、ステップST410に進む。
【0004】ステップST407において、コアファイ
ル出力部1217はコアイメージ格納バッファ1214
に格納されたコアイメージをコアファイルとしてハード
ディスク装置13に出力する。次に、ステップST40
8において、このコアファイルの出力が成功したか否か
を判定して、成功したならばステップST405に戻
り、失敗したならばステップST409に進む。ステッ
プST409において、コアファイル出力部1217は
失敗応答をプログラム障害検出部1211に送信しコア
ファイル出力部1217自身を終了し、ステップST4
11に進む。
【0005】他方、ステップST410において、コア
ファイル出力部1217は成功応答をプログラム障害検
出部1211に送信しコアファイル出力部1217自身
を終了する。そして、ステップST411において、コ
アイメージ獲得部1212はそれ自身を終了し、ステッ
プST412において、プログラム障害検出部1211
はコアファイルのハードディスク装置13への出力が成
功したか失敗したかを図示しない表示装置に出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のコアファイル生
成方法は以上のように構成されているので、コアファイ
ルの出力先がハードディスク装置などの書き込み可能な
補助記憶装置であり、それ故かかる補助記憶装置を持た
ないディスクレス計算機においてアプリケーションプロ
グラムに障害が発生した場合、その原因を解析するため
に、アプリケーションプログラム障害発生時のスタック
やレジスタ内容をコアファイルとして補助記憶装置に保
存することができず、障害を解析する情報が失われてし
まうなどの問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ハードディスク装置などの書き
込み可能な補助記憶装置を周辺装置として持たないディ
スクレス計算機において、アプリケーションプログラム
に障害が発生した場合でも、アプリケーションプログラ
ム障害発生時のスタックやレジスタ内容をコアファイル
として保存し障害解析の情報を獲得できるディスクレス
計算機におけるコアファイル生成方法を得ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るデ
ィスクレス計算機におけるコアファイル生成方法は、ア
プリケーションプログラム障害発生時のスタック及びレ
ジスタ内容を、ネットワークを介してディスクレス計算
機に接続されたリモート計算機のハードディスク装置に
コアファイルとして出力するようにしたものである。
【0009】請求項2の発明に係るディスクレス計算機
におけるコアファイル生成方法は、コアファイル出力先
のリモート計算機のネットワークアドレスをアプリケー
ションプログラム毎に設け、アプリケーションプログラ
ム障害発生時のコアファイル出力先のリモート計算機を
このネットワークアドレスによりアプリケーションプロ
グラムから指定できるようにしたものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明におけるディスクレス計算機に
おけるコアファイル生成方法は、アプリケーションプロ
グラム障害発生時のスタック及びレジスタ内容を、ネッ
トワークを介して接続されたリモート計算機のハードデ
ィスク装置にコアファイルとして出力することにより、
ハードディスク装置などの書き込み可能な補助記憶装置
を周辺装置として持たないディスクレス計算機におい
て、アプリケーションプログラムに障害が発生した場合
でも、アプリケーションプログラム障害発生時のスタッ
ク及びレジスタ内容を、コアファイルとして保存し障害
解析の情報を獲得できることを可能とする。
【0011】請求項2の発明におけるディスクレス計算
機におけるコアファイル生成方法は、アプリケーション
プログラム毎に設けられたコアファイル出力先のリモー
ト計算機のネットワークアドレスを用いて、アプリケー
ションプログラム障害発生時のコアファイル出力先のリ
モート計算機をアプリケーションプログラムから指定で
きることを可能にする。
【0012】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1によるディスクレス計
算機におけるコアファイル生成方法を実現するためのハ
ードウェア及びソフトウェアの構成を示すブロック図で
あり、ハードディスク装置などの書き込み可能な補助記
憶装置を周辺装置として持たないディスクレス計算機に
おいて、アプリケーションプログラム障害発生時のスタ
ックやレジスタ内容を、ネットワークを介してディスク
レス計算機に接続されたリモート計算機のハードディス
ク装置にコアファイルとして出力する機構を説明したも
のである。図において、1はネットワークのローカル側
に位置し、ハードディスク装置などの書き込み可能な補
助記憶装置を周辺装置として持たないディスクレス計算
機、11はディスクレス計算機1のCPU、12はディ
スクレス計算機1の主記憶装置、124は主記憶装置1
2上に展開されたアプリケーションプログラム、124
1はアプリケーションプログラム124のテキスト部で
あるアプリケーションプログラム・テキスト領域、12
42はアプリケーションプログラム124のスタックで
あるアプリケーションプログラム・スタック領域、12
1はアプリケーションプログラム124等のプログラム
を起動し制御するプログラム制御部、1211はプログ
ラム制御部121が現在制御しているアプリケーション
プログラム124等の障害を検出するプログラム障害検
出部、1212はアプリケーションプログラム124等
の障害が検出された場合にスタックやレジスタ内容を獲
得するコアイメージ獲得部、1213は下記コアイメー
ジ送信プログラムを起動し制御するコアイメージ送信プ
ログラム制御部、1214はコアイメージ獲得部121
2により獲得されたコアイメージを一時的に格納するコ
アイメージ格納バッファ、1215はプログラム制御部
121が現在制御しているアプリケーションプログラム
124のレジスタ内容を保存するレジスタバッファ、1
22はローカル側ネットワーク管理プログラム、123
はコアイメージ送信プログラム、14はディスクレス計
算機1の表示装置である。
【0013】また、2はネットワークのリモート側に位
置し、ハードディスク装置などの書き込み可能な補助記
憶装置を周辺装置として持つリモート計算機、21はリ
モート計算機2のCPU、22はリモート計算機2の主
記憶装置、222はリモート側ネットワーク管理プログ
ラム、223はコアイメージ受信プログラム、2231
はコアイメージ受信プログラム223内のコアイメージ
受信バッファ、23は書き込み可能な補助記憶装置であ
るハードディスク装置、3はディスクレス計算機1とリ
モート計算機2とを繋ぐネットワークである。
【0014】次に動作について説明する。図2及び図3
はこの実施例によるコアファイル生成方法の動作を示す
フローチャートであり、以下、このフローチャートを参
照しながら説明する。ステップST101において、ア
プリケーションプログラム124の動作中に障害が発生
すると、ステップST102において、プログラム障害
検出部1211はアプリケーションプログラム124の
動作中に障害が発生したことを検出する。次に、ステッ
プST103において、プログラム障害検出部1211
はコアイメージ獲得部1212を起動し、ステップST
104において、コアイメージ送信プログラム制御部1
213を起動する。そして、ステップST105におい
て、コアイメージ送信プログラム制御部1213はコア
イメージ送信プログラム123を起動し、ステップST
106において、コアイメージ送信プログラム123は
リモート計算機2上のコアイメージ受信プログラム22
3を起動する。ステップST107において、起動した
コアイメージ獲得部1212は、レジスタバッファ12
15とアプリケーションプログラム・スタック領域12
42からコアイメージを順に読み取りコアイメージ格納
バッファ1214にコアイメージを一時的に格納する。
ステップST108において、読み取ったコアイメージ
が終りに到達したか否かを判定し、終わりに到達してい
ない場合は、ステップST109に進み、読み取ったコ
アイメージが終りに達した場合は、ステップST129
に進む。
【0015】読み取ったコアイメージが終りに到達して
いないならば、ステップST109において、コアイメ
ージ獲得部1212はコアイメージ送信プログラム制御
部1213に対し送信すべきコアイメージがあることを
通知し、同時にコアイメージ格納バッファ1214のア
ドレスと送信すべきコアイメージの大きさとを通知す
る。次に、ステップST110において、コアイメージ
送信プログラム制御部1213はコアイメージ送信プロ
グラム123に対し送信すべきコアイメージがあること
を通知し、同時にコアイメージ格納バッファ1214の
アドレスと送信すべきコアイメージの大きさとを通知す
る。そして、図3に示すステップST121において、
コアイメージ送信プログラム123はコアイメージ格納
バッファ1214の内容をパケット構造体としてコアイ
メージ受信プログラム223に送信するようローカル側
ネットワーク管理プログラム122に要求を出す。次
に、ステップST122において、ローカル側ネットワ
ーク管理プログラム122はコアイメージ格納バッファ
1214の内容をパケット構造体としてネットワーク3
を経由してリモート計算機2上のリモート側ネットワー
ク管理プログラム222に送信する。
【0016】次に、ステップST123において、リモ
ート側ネットワーク管理プログラム222は受信したバ
ケット構造体をコアイメージ受信バッファ2231に書
き出す。ステップST124において、コアイメージ受
信プログラム223はコアイメージ受信バッファ223
1の内容をハードディスク装置23上のコアファイルに
出力する。次に、ステップST125において、コアイ
メージ受信プログラム223によるコアファイルの出力
が成功したか否かを判定し、成功したならばステップS
T126に進み、失敗したならばステップST127に
進む。ステップST126では、コアイメージ受信プロ
グラム223はコアファイルの出力が成功したという成
功応答をディスクレス計算機1上のコアイメージ送信プ
ログラム123に送信する。他方、ステップST127
では、コアイメージ受信プログラム223はコアファイ
ルの出力が失敗したという失敗応答をディスクレス計算
機1上のコアイメージ送信プログラム123に送信し、
コアイメージ受信プログラム223自身を終了する。次
に、図2に示すステップST128において、ディスク
レス計算機1上のコアイメージ送信プログラム123
は、コアイメージ受信プログラム223から成功応答を
受信したか否かを判定し、受信した場合はステップST
107に戻り、失敗応答を受信した場合は失敗応答をコ
アイメージ送信プログラム制御部1213に送信し、コ
アイメージ送信プログラム123自身を終了しステップ
ST129に進む。
【0017】ステップST129では、コアイメージ送
信プログラム制御部1213は上記失敗応答をプログラ
ム障害検出部1211に送信しコアイメージ送信プログ
ラム制御部1213自身を終了する。また、コアイメー
ジの終わりまで全て正常に送信しステップST108か
らステップST129へ分岐したならば、コアイメージ
送信プログラム制御部1213は成功応答をプログラム
障害検出部1211に送信しコアイメージ送信プログラ
ム制御部1213自身を終了する。次に、ステップST
130において、プログラム障害検出部1211はコア
ファイル送信が成功したか失敗したかを表示装置14に
出力する。
【0018】以上のように、この実施例によれば、アプ
リケーションプログラム124の障害発生時のスタック
やレジスタ内容を、ネットワーク3を介して接続された
リモート計算機2のハードディスク装置23にコアファ
イルとして出力するので、ディスクレス計算機1上で動
作するアプリケーションプログラム124の障害原因を
解析するための情報を確実に獲得できる。
【0019】実施例2.図4はこの発明の実施例2によ
るディスクレス計算機におけるコアファイル生成方法を
実現するためのハードウェア及びソフトウェアの構成を
示すブロック図であり、ハードディスク装置などの書き
込み可能な補助記憶装置を周辺装置として持たないディ
スクレス計算機において、コアファイル出力先のリモー
ト計算機のネットワークアドレスをアプリケーションプ
ログラム毎に設けることにより、アプリケーションプロ
グラム障害発生時のコアファイル出力先のリモート計算
機をアプリケーションプログラムから指定できる機構を
説明したものである。図において、図1と同一符号は同
一又は相当部分を示し、その説明を省略する。1216
はアプリケーションプログラム124を構成する各プロ
グラムの番号とアプリケーションプログラム124が指
定するコアファイル出力先のリモート計算機2のネット
ワークアドレスとを格納するネットワークアドレス格納
バッファ、1231はコアイメージ送信プログラム12
3内に設けられ、コアファイル出力先のリモート計算機
2のネットワークアドレスをネットワークアドレス格納
バッファ1216から獲得するネットワークアドレス獲
得部、1232はコアイメージ送信プログラム123内
に設けられ、アプリケーションプログラム124が指定
したネットワークアドレスのリモート計算機2とのネッ
トワーク的連絡を確立するネットワーク連絡確立部、1
2411はアプリケーションプログラム124内にリン
クされており、ネットワークアドレス格納バッファ12
16にアプリケーションプログラム124側からアプリ
ケーションプログラム124を構成する各プログラムの
番号とアプリケーションプログラム124が指定するコ
アファイル出力先のリモート計算機2のネットワークア
ドレスとを書き込み可能なプロシージャであるアドレス
指定プロシージャ、12421はアプリケーションプロ
グラム124内のアプリケーションプログラム・スタッ
ク領域1242に設けられ、アプリケーションプログラ
ム124の指定するコアファイル出力先計算機、即ちリ
モート計算機2のネットワークアドレスを格納する指定
ネットワークアドレス格納領域、2232はリモート計
算機2上のコアイメージ受信プログラム223内に設け
られ、コアイメージ受信プログラム223が正常に起動
されたか否かの応答をコアイメージ送信プログラム12
3に返すネットワーク連絡応答部、4はネットワーク3
に接続されたその他の計算機である。即ち、この実施例
によれば、リモート計算機2は複数存在し得る。そし
て、アプリケーションプログラム毎にコアファイルの出
力先としてのリモート計算機2を選択することが可能で
ある。
【0020】次に動作について説明する。図5はアプリ
ケーションプログラム124がコアファイル出力先のリ
モート計算機2のネットワークアドレスを指定する動作
の流れを示すフローチャートであり、以下このフローチ
ャートを参照しながら説明する。ステップST201に
おいて、アプリケーションプログラム124が起動され
ると、ステップST202において、アドレス指定プロ
シージャ12411がコールされる。次に、ステップS
T203において、アドレス指定プロシージャ1241
1は自身のプログラム番号をプログラム制御部121か
ら獲得する。ステップST204において、アドレス指
定プロシージャ12411は自身のプログラム番号と指
定ネットワークアドレス格納領域12421内に格納さ
れたコアファイル出力先リモート計算機2のネットワー
クアドレスとをネットワークアドレス格納バッファ12
16に書き込む。
【0021】図6はコアイメージ送信プログラム123
起動後にコアイメージ送信プログラム123がアプリケ
ーションプログラム指定のコアファイル出力先のネット
ワークアドレスを獲得する動作の流れを示すフローチャ
ートである。なお、このフローチャートは上記実施例1
の図1のフローチャートの一部であり、図1のフローチ
ャートにおけるステップST106を詳細に説明するも
のである。また、アプリケーションプログラムに障害が
発生してからコアイメージ送信プログラム123を起動
するまでは、図2に示す上記実施例1のステップST1
01からST105の動作と同様である。
【0022】図6に示すように、ステップST301に
おいて、コアイメージ送信プログラム123が、障害を
発生したプログラムのプログラム番号と、ネットワーク
アドレス格納バッファ1216の主記憶装置12上のア
ドレスとが与えられて起動されると、ステップST30
2において、ネットワークアドレス獲得部1231がコ
ールされる。ステップST303において、ネットワー
クアドレス獲得部1231は与えられたネットワークア
ドレス格納バッファ1216の主記憶装置12上のアド
レスにアクセスし、プログラム番号を基にアプリケーシ
ョンプログラム124の指定するネットワークアドレス
を獲得する。次に、ステップST304において、ネッ
トワーク連絡確立部1232がコールされる。ステップ
ST305において、ネットワーク連絡確立部1232
はネットワークアドレス獲得部1231が獲得したネッ
トワークアドレスを指定して、そのネットワークアドレ
ス上のコアイメージ受信プログラム223を起動するよ
うローカル側ネットワーク管理プログラム122に要求
を出す。ステップST306において、ローカル側ネッ
トワーク管理プログラム122は指定ネットワークアド
レス上のリモート側ネットワーク管理プログラム222
にコアイメージ受信プログラム223を起動するよう要
求を出す。ステップST307において、リモート側ネ
ットワーク管理プログラム222はコアイメージ受信プ
ログラム223を起動する。そして、ステップST30
8において、コアイメージ受信プログラム223の起動
が成功したか否かを判定し、起動に成功したならばステ
ップST309に進み、起動に失敗したならばステップ
ST311に進む。
【0023】コアイメージ受信プログラム223の起動
が成功したならば、ステップST309において、コア
イメージ受信プログラム223は成功応答を与えてネッ
トワーク連絡応答部2232をコールする。そして、ス
テップST310において、ネットワーク連絡応答部2
232はディスクレス計算機1上のコアイメージ送信プ
ログラム123に成功応答を送信する。以下、図2のフ
ローチャートのステップST107へ進み、以降の処理
を実行する。その処理の重複説明は省略する。
【0024】他方、ステップST311において、コア
イメージ受信プログラム223は失敗応答を与えてネッ
トワーク連絡応答部2232をコールする。ステップS
T312において、ネットワーク連絡応答部2232は
ディスクレス計算機1上のコアイメージ送信プログラム
123に失敗応答を送信する。以下、図2のフローチャ
ートのステップST129へ進み、以降の処理を実行す
る。その処理の重複説明は省略する。
【0025】以上述べたように、この実施例によれば、
ディスクレス計算機1において、コアファイル出力先の
リモート計算機2のネットワークアドレスをアプリケー
ションプログラム124の指定ネットワークアドレス格
納領域12421において設定することにより、アプリ
ケーションプログラム124の障害発生時のコアファイ
ル出力先のリモート計算機2をアプリケーションプログ
ラム124からアドレス指定プロシージャ12411を
介して指定できるので、アプリケーションプログラム開
発者が通常使用している場合やハードディスク容量に空
きがあるなど、アプリケーションプログラム開発者にと
って有利なリモート計算機2をアプリケーションプログ
ラム開発者が任意に選択でき開発効率を向上させること
ができる。さらに、コアファイルを保存する出力先を分
散させることができるので、ネットワーク3を介して資
源を有効に使える。
【0026】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ハードディスク装置などの書き込み可能な補助記憶
装置を周辺装置として持たないディスクレス計算機にお
いて、アプリケーションプログラムの障害発生時に、ス
タック及びレジスタ内容をネットワークを介してディス
クレス計算機に接続されたリモート計算機のハードディ
スク装置にコアファイルとして出力するように構成した
ので、ディスクレス計算機上で動作するアプリケーショ
ンプログラムの障害原因を解析するための情報を獲得で
きる効果がある。
【0027】請求項2の発明によれば、コアファイル出
力先のリモート計算機のネットワークアドレスをアプリ
ケーションプログラム毎に設け、アプリケーションプロ
グラム障害発生時のコアファイル出力先のリモート計算
機をネットワークアドレスによりアプリケーションプロ
グラムから指定するように構成したので、アプリケーシ
ョンプログラム開発者が通常使用している又はハードデ
ィスク容量に空きがあるなど、アプリケーションプログ
ラム開発者にとって有利なリモート計算機をアプリケー
ションプログラム開発者が任意に選択でき開発効率を向
上させる効果がある。さらに、コアファイルを保存する
出力先を分散させることができるので、ネットワークを
介して資源を有効に使うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1によるディスクレス計算
機におけるコアファイル生成方法を実現するためのハー
ドウェア及びソフトウェアの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1に示すコアファイル生成方法の動作の流
れを示すフローチャートである。
【図3】 図2のフローチャートに継続するフローチャ
ートである。
【図4】 この発明の実施例2によるディスクレス計算
機におけるコアファイル生成方法を実現するためのハー
ドウェア及びソフトウェアの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 図4に示すコアファイル生成方法におけるコ
アファイル出力先のリモート計算機のネットワークアド
レスを指定する動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図6】 図4に示すコアファイル生成方法におけるコ
アイメージ送信プログラム起動後のコアイメージ受信プ
ログラムを起動するまでの動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】 従来のコアファイル生成方法の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】 従来のコアファイル生成方法の動作の流れを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスクレス計算機、2 リモート計算機、3 ネ
ットワーク、23 ハードディスク装置、124 アプ
リケーションプログラム、1242 アプリケーション
プログラム・スタック領域(スタック)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスク装置などの書き込み可能
    な補助記憶装置を周辺装置として持たないディスクレス
    計算機において動作するアプリケーションプログラムに
    障害が発生した際に、スタック及びレジスタ内容をネッ
    トワークを介して前記ディスクレス計算機に接続された
    リモート計算機のハードディスク装置にコアファイルと
    して出力するディスクレス計算機におけるコアファイル
    生成方法。
  2. 【請求項2】 コアファイル出力先のリモート計算機の
    ネットワークアドレスをアプリケーションプログラム毎
    に設け、アプリケーションプログラム障害発生時のコア
    ファイル出力先のリモート計算機を前記ネットワークア
    ドレスを用いてアプリケーションプログラムから指定す
    ることを特徴とする請求項1記載のディスクレス計算機
    におけるコアファイル生成方法。
JP7130750A 1995-05-29 1995-05-29 ディスクレス計算機におけるコアファイル生成方法 Pending JPH08328912A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8495012B2 (en) 2007-12-19 2013-07-23 International Business Machines Corporation System and method for managing root file system
US8516192B2 (en) 2008-01-28 2013-08-20 Ricoh Company, Ltd. Control unit, image processing apparatus and computer-readable storage medium
JP2013225217A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Fujitsu Ltd マルチプロセッサシステム
JP2014151755A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Sumitomo Rubber Ind Ltd 重荷重用タイヤ

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