JPH05333962A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

Info

Publication number
JPH05333962A
JPH05333962A JP4141794A JP14179492A JPH05333962A JP H05333962 A JPH05333962 A JP H05333962A JP 4141794 A JP4141794 A JP 4141794A JP 14179492 A JP14179492 A JP 14179492A JP H05333962 A JPH05333962 A JP H05333962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
configuration
computer system
peripheral device
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4141794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2827702B2 (ja
Inventor
Masato Sugii
政登 杉井
Manabu Akashi
学 明石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4141794A priority Critical patent/JP2827702B2/ja
Publication of JPH05333962A publication Critical patent/JPH05333962A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2827702B2 publication Critical patent/JP2827702B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】通信装置を含む周辺装置の初期化処理を迅速に
行うことにより、システム起動時間を大幅に短縮するこ
とのできるコンピュータシステムを提供する。 【構成】状態格納処理手段(CPU80)は、電源切断
直前の主記憶手段30に記憶されているシステムの内部
状態を示すデータを、格納手段50に格納する。また状
態回復手段(CPU80)は、電源再投入時に、格納手
段50に格納されているシステムの内部状態を示すデー
タをメモリ30に回復する。さらに、初期化手段(CP
U80)は、状態回復手段(CPU80)により回復さ
れたシステムの内部状態を示すデータの一部を、現在の
周辺装置の状態に基づいて初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポータブル型のワー
クステーション、パーソナルコンピュータなどのコンピ
ュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポータブル型のワークステーショ
ン、パーソナルコンピュータなどのコンピュータシステ
ムの普及により、コンピュータシステムの可搬性が向上
してきている。これに伴い、システムを移動する前に電
源をオフ状態にし、再度、電源を投入(オン状態に)し
た時点で直ちに以前のシステム状態を回復するようにし
た機能を有するコンピュータシステムも実現されてい
る。この機能を利用することにより、ユーザは、以前の
システム状態で、素早く仕事を継続することができる。
【0003】また、このようなコンピュータシステムに
は、2次記憶装置、プリンタ、モデムおよびネットワー
クインタフェース装置などの周辺装置が接続可能であ
り、モデム及びネットワークインタフェース装置を接続
することにより、モデムと接続される公衆電話回線やネ
ットワークインタフェース装置と接続されるネットワー
クを介して他のコンピュータシステムと通信する機能が
備えられている。
【0004】この場合、電源を切断した後、電源を再投
入した際にシステム状態を回復する場合において、電源
切断前の周辺装置の構成または周辺装置と接続されてい
るネットワークの構成が、電源投入後において変更され
ている場合がある。
【0005】このように周辺装置またはネットワークの
構成に変更があった場合のシステムの再起動の方法とし
ては、特願平2−230355号公報に開示されてもの
が知られている。この公報に開示されたものは、電源切
断前の周辺装置の構成を示す情報をシステム内部の特定
の場所に前状態として保存しておき、電源投入後、その
前状態(前の周辺装置の構成を示す情報)と現在の周辺
装置の構成を示す情報と比較し、この比較結果に基づい
て必要な初期化を行うようにしている。
【0006】また他の方法としては、システム状態の回
復をあきらめて、新たにシステムを通常の起動方法で初
期化するようにした方法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたものでは、周辺装置の構成を示す構成情
報を、それを記憶するためのCMOSメモリ装置等の特
別なハードウェアに保存しなければならず、メモリ資源
を有効に利用することができなかった。
【0008】また、電源切断直前の周辺装置の構成を示
す構成と、電源投入後の現在の周辺装置の構成とを比較
し、該比較結果に応じて周辺装置の構成を示す構成デー
タを初期化しなければならず、このため、電源投入後
は、必ず、CMOSメモリ装置の記憶内容に対してアク
セスして、その記憶内容全てについて、前の周辺装置の
構成と現在の周辺装置の構成(状態)との比較(一致す
るか否か)の処理を実行しなければならないので、初期
化処理を迅速に行うことができない。
【0009】この発明は、通信装置を含む周辺装置の初
期化処理を迅速に行うことにより、システム起動時間を
大幅に短縮することのできるコンピュータシステムを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、システムの
内部状態を示すデータを記憶する主記憶手段と、少なく
とも1つ以上の、通信装置を含む周辺装置とのインタフ
ェースを司るインタフェース手段とを有するコンピュー
タシステムにおいて、前記主記憶手段の記憶内容を格納
する格納手段と、電源切断直前の前記主記憶手段の記憶
内容を前記格納手段に格納させるための状態格納処理手
段と、電源再投入時に、前記格納手段に格納されている
前記記憶内容を回復する状態回復手段と、前記状態回復
手段により回復された前記記憶内容の一部を、前記イン
タフェース手段を介して得られる現在の周辺装置の状態
に基づいて初期化する初期化手段とを具えている。
【0011】またこの発明は、請求項1の発明におい
て、前記状態回復処理手段によって、前記格納手段に格
納されている前記主記憶手段の記憶内容を回復した後
に、現在の周辺装置の構成又は周辺装置としての通信装
置に接続されるネットワークの構成をユーザに報知する
メッセージ発生手段を更に具えている。
【0012】またこの発明は、少なくとも1つ以上の通
信装置を介して外部のネットワークと接続されるコンピ
ュータシステムにおいて、前記通信装置の状態を検出す
る状態検出手段と、システム始動時に前記状態検出手段
により検出された検出結果に基づいて、前記通信装置の
構成を示す構成データを初期化する構成データ初期化手
段とを具えている。
【0013】
【作用】この発明のコンピュータシステムでは、状態格
納処理手段が、電源切断直前の主記憶手段に記憶されて
いるシステムの内部状態を示すデータを、格納手段に格
納し、状態回復手段が、電源再投入時に、格納手段に格
納されているシステムの内部状態を示すデータを主記憶
手段に回復(読み込み)し、さらに、初期化手段が、状
態回復手段により回復されたシステムの内部状態を示す
データの一部を、現在の周辺装置の状態に基づいて初期
化する。
【0014】またこの発明のコンピュータシステムで
は、状態検出手段が通信装置の状態を検出し、構成デー
タ初期化手段が、システム始動時にその検出結果に基づ
いて、通信装置の構成を示す構成データを初期化する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例および第2の実
施例を添付図面を参照して説明する。
【0016】最初に、本発明の第1の実施例を図1乃至
図5を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明に係るコンピュータシステ
ムの第1の実施例をブロックで示したものである。
【0018】同図において、コンピュータシステム1
は、リスタート命令を与えるキーボード10と、ディス
プレイ20と、上述した主記憶手段の機能を果たすメモ
リ30と、フロッピディスク40と、上述した格納手段
の機能を果たすハードディスク50と、上述したインタ
フェース手段の機能を果たすLANボード60及びシリ
アル・インタフェースとしてのRS232Cインタフェ
ース70と、中央処理装置(以下、CPUという)80
とがシステムバス90に接続されて構成されている。ま
たLANボード60には通信装置である図示しないネッ
トワークインタフェース装置を介してイーサネットなど
のネットワーク100が接続され、更にRS232Cイ
ンタフェース70には通信装置であるモデム110とプ
リンタ120とが接続される。この結果、周知のよう
に、LANボード60及びRS232Cインタフェース
70を通じて、外部ネットワークと通信が可能となる。
なお、通常、これらの通信手段はいずれか一方が使用さ
れる。
【0019】メモリ30には、システムの内部状態(以
下、システム状態という)を示すデータ、例えばネット
ワークのルーティング情報、プロセス、データ、ファイ
ルシステムなどが記憶される。
【0020】ハードディスク50には、図2に示すよう
に、通常のシステム起動時にメモリ30にロードされる
システムファイル210と、リスタート時に使用され
る、必要最小限の処理のみを含んでいる一時システムフ
ァイル220とが格納されており、更にシステム状態フ
ァイル230が格納される。システム状態ファイル23
0は電源切断直前のメモリ30のメモリイメージを格納
したファイルである。電源再投入後、そのシステム状態
ファイル230を再びメモリ30内に読み込むことによ
って、電源切断直前のシステム状態を回復することがで
きる。
【0021】こうしてシステム状態を回復した後、通信
装置を含む周辺装置の構成や周辺装置としての通信装置
(ネットワークインタフェース装置やモデム)と接続さ
れるネットワーク(イーサネットや公衆回線)の構成が
変化している場合も有り得るので、メモリ30内に残っ
ているデータを、現在の周辺装置の状態やネットワーク
の接続状態を判断して再初期化する。これにより不必要
な初期化や、ネットワークとの接続がないにも関わらず
アクセスを行って長時間制御が戻ってこないという様な
事態を避けることができる。
【0022】この実施例では、上述した状態格納処理手
段、状態回復手段、及び初期化手段は、それぞれの手段
の機能を遂行させるためのソフトウェア(プログラム)
をCPU80が実行することにより実現される。
【0023】係る構成において、コンピュータシステム
の再初期化処理について、図3乃至図5を参照しながら
説明する。
【0024】なお、図3は状態格納処理手段の機能を遂
行させるためのプログラムに対応する状態格納処理プロ
セスの処理手順を示し、図4は初期化手段の機能を遂行
させるためのプログラムに対応する初期化プロセスの処
理手順を示し、図5は状態回復手段の機能を遂行させる
ためのプログラムに対応する状態回復プロセスの処理手
順を示している。CPU80はそれらの処理手順に従っ
て再初期化処理を実行する。
【0025】最初に図3に示すように、利用者からリス
タート処理の命令が与えられると、状態格納処理プロセ
スは、アプリケーションプロセスの書き込みを禁止する
(ステップ301)。
【0026】これは、この実施例では、メモリ30の内
容をファイル等の不揮発性記憶装置に保持するようにな
っているため、一般的なマルチプロセスのオペレーティ
ングシステム上では、メモリ30の内容をファイルに書
き込んでいる最中に、他のプロセスがメモリ30の一部
のデータを更新したり、ハードディスク50への書き込
みを禁止しなければならないからである。
【0027】具体的には、状態格納処理プロセスが、全
てのアプリケーションプロセスより優先順位が高く、シ
ステムの入出力処理より低いか、又は同じ優先順位を持
つ他のプロセスを生成し、該他のプロセスは単に空のル
ープを続けるという方法がある。これにより、アプリケ
ーションプロセスの処理を停止でき、本来の処理を安全
に継続することが可能となる。
【0028】上記ステップ301が終了したならば、状
態格納処理プロセスは、システム状態を保存するための
システム状態ファイルをハードディスク50に生成する
(ステップ302)。
【0029】このシステム状態ファイルは、システムの
メモリ30の大きさに、ヘッダの大きさを加えたサイズ
になっている。そのヘッダには、このシステム状態ファ
イル230が置かれる論理ボリューム(Volume)
が最後に書き込みのためにオープンされた日時が書き込
まれている必要がある。このヘッダ情報は、後でシステ
ム状態ファイル230をメモリ30内に読み込むとき
に、ハードディスク50内のシステム状態ファイル23
0の内容とメモリ30上のファイルシステムの写しに不
整合が生じないようチェックするのに使用される。これ
は、間違って古いシステム状態ファイルがディスク50
に残っていて、そのファイルを現在のシステム状態とし
て回復するのを防止するためである。
【0030】ステップ302が終了したならば、状態格
納処理プロセスは、ハードディスク50内の一時システ
ムファイル220をオープンして(ステップ303)、
この一時システムファイル220の物理的な位置を調べ
ると共に、該一時システムファイル220を、電源投入
時のシステム起動ファイルとして物理ボリューム(Vo
lume)に書き込む(ステップ304)。なお、この
システム起動ファイルは、物理ボリュームの他、EPR
OMなどのブートアドレス領域に書き込むようにしても
良い。
【0031】次に、状態格納処理プロセスは、CPU8
0の状態語(レジスタ)をメモリ30内のシステム領域
にストアし(ステップ305)、その後、メモリ30の
メモリイメージをハードディスク50内のシステム状態
ファイルに書き込み(ステップ306)、さらに、その
書き込みが成功したか否かを判断する(ステップ30
7)。
【0032】ステップ306においては、現在のメモリ
30の全内容をステップ303で生成した一時システム
ファイル220に書き込むI/O動作であるが、この実
施例においては、このI/O動作はCPU80のマイク
ロコードとして実装されており、I/O動作中にメモリ
30の状態が変化することがないことが保証されてい
る。もちろん、マイクロコードで実装する必要はなく、
付加的なハードウェアや専用のバッファなどを用いるな
どして、メモリ30の内容を変更することなくI/O動
作が可能ならばどの様な方法でも良い。
【0033】またステップ305、306の処理におい
ては、1つのプロシージャ呼出しとなっている。このプ
ロシージャは、メモリ30のメモリイメージを、指定さ
れたファイルに書き込むことに成功したら返り値(戻り
値)として“TRUE”を、状態格納処理プロセスに返
すようになっており。また電源再投入後、メモリ30の
内容およびCPU80の状態語が回復したら、返り値と
して“FALSE”を状態格納処理プロセスに返すよう
になっている。
【0034】このような戻り値が状態格納処理プロセス
に返され後の制御は、プロシージャ呼出しの直後に移行
する。このような動作を行わせるには、プロシージャ呼
出しの直後にスタックに保存されている戻り先アドレス
をCPU80のプログラムカウンタとしてメモリ30に
保存し、その後、その戻り先アドレスをCPU80のプ
ログラムカウンタにロードするようにする。
【0035】ところで、状態格納処理プロセスは、ステ
ップ307において、“TRUE”が返ってきたら、利
用者に電源切断をしても良い旨を通知し、その後、シス
テムを停止(Halt)して(ステップ308)、処理
を終了する。一方、“FALSE”が返ってきたら、電
源が再投入され、以前のシステム状態が回復されたと判
断して(電源再投入後の処理については後述する)、周
辺装置の再初期化の処理を行う(ステップ309)。
【0036】次に、周辺装置の再初期化処理を行う初期
化プロセスの処理手順について、図4のフローチャート
を参照して説明する。
【0037】この再初期化処理は、電源切断前と電源再
投入後とで、通信装置を含む周辺装置の構成(更には、
通信装置と接続されるネットワークの構成)が変化して
いた場合のための周辺装置の再初期化である。
【0038】さて最初に、図4に示すように、初期化プ
ロセスは、停止しているアプリケーションプロセスの書
き込みを許可する(ステップ401)。具体的には、空
のループを続けていた上述した他のプロセス(状態格納
処理プロセスによって生成されたプロセス)を削除す
る。これにより、比較的優先順位の低いアプリケーショ
ンプロセスの処理が再開される。
【0039】ステップ401が終了したら、初期化プロ
セスは、メモリ30に記憶されているネットワークのル
ーティングテーブル(Routing Table )を無効化(すな
わち再初期化)する(ステップ402)。何故ならば、
この時点でシステム内にあるルーティングテーブルの内
容は電源切断前のネットワーク構成に関するものであ
り、現時点では無意味な情報である可能性が高いからで
ある。
【0040】ステップ402が終了したら、初期化プロ
セスは、イーサネット(Ethernet)パケットの受信を開
始し(ステップ403)、その受信したパケットの内容
に基づいてイーサネットの接続状態を判断する(ステッ
プ404)。LANボード60に接続されている図示し
ないネットワークインタフェース装置にイーサネットが
接続されていれば、処理を終了し、一方、接続されてい
なければ、RS232Cインタフェース70の接続状態
を調べる(ステップ405)。
【0041】ステップ405において、RS232Cイ
ンタフェース70にモデム110が接続されていなけれ
ば処理を終了し、これに対し、モデム110が接続され
ていれば、モデム110の再初期化を行い(ステップ4
06)、その後、モデム110と接続されている公衆回
線との接続準備を行う。
【0042】これで、利用者がネットワーク構成を含む
周辺装置の構成変更を意識することなく、作業を素早く
再開することができる。
【0043】次に、電源再投入直後にシステム状態を回
復させるための状態回復プロセスの処理手順について、
図5のフローチャートを参照して説明する。
【0044】最初に、CPU80のマイクロコードによ
って実行されるIPL(Initial Program Loader)によ
り一時システムフアィル220が読み込まれる。次に、
状態回復プロセスが、読み込まれた一時システムファイ
ル220に含まれている必要最小限の処理を実行する。
【0045】すなわち、状態回復プロセスは、ハードデ
ィスク50の初期化やオペレーティングシステムの核の
初期化など、必要最小限のシステムの初期化シーケンス
を実行し(ステップ501)、その後、システム状態フ
ァイル230を調べる(ステップ502)。
【0046】ステップ502の処理は、システム状態フ
ァイル230の置かれた論理ボリュームを読み出し専用
でオープンし、図3のステップ306においてメモリ内
容が書き込まれたシステム状態ファイル230の存在を
確認し、そのシステム状態ファイル230のヘッダ部分
を読み込んで、ハードディスク50の論理ボリュームが
最後に書き込みのためにオープンされた日付と、システ
ム状態ファイル230のヘッダに書かれた日付とが一致
するかどうかを調べる。
【0047】ステップ502が終了したら、状態回復プ
ロセスは、ファイルが問題ないか否か(日付が一致する
か否か)を判断する(ステップ503)。なお上記ステ
ップ501〜ステップ503までの処理が、状態回復プ
ロセスによる、IPL(Initial Program Loader)によ
り読み込まれた一時システムフアィル220に含まれて
いる必要最小限の処理である。
【0048】ステップ503において、日付が一致しな
い場合には、リスタートをあきらめて、通常のブートシ
ーケンスを実行し(ステップ504)、一方、日付が一
致する場合は、システム状態ファイル230をハードデ
ィスク50からメモリ30に読み込み(ステップ50
5)、更に、図3のステップ305においてメモリ30
のシステム領域にストアされたCPU80の状態語をC
PU80のレジスタにロードする(ステップ506)。
【0049】ステップ506終了後は、図3のステップ
307に進む。このとき、図3のステップ307におい
ては、CPU80の状態語の読み出しであるので、“F
ALSE”となり、周辺装置の再初期化処理が実行され
る。
【0050】なお上記実施例において、周辺装置の再初
期化処理結果に基づいて現在の周辺装置又はネットワー
クの構成をユーザに報知するためのメッセージ発生手段
を更に設けるようにしても良い。この場合も、メッセー
ジ発生手段は、この手段の機能を遂行させるためのソフ
トウェア(プログラム)をCPU80が実行することに
より実現される。このメッセージ発生手段により発生さ
れたメッセージ、例えば“イーサネットが接続されてい
る旨”、“公衆回線が接続されている旨”などのメッセ
ージがディスプレイ20に表示されることになる。
【0051】以上説明したように第1の実施例によれ
ば、システムの現在の内部状態を保存し、システムの電
源をオフ状態にした後、電源切断前のシステム状態を回
復する際に、ネットワークを含む周辺装置の動的な変更
に対して必要な再初期化を行い、周辺装置の構成の変更
に関わらずシステムの再起動時間を短縮し、利用者が素
早く作業を継続することができる。
【0052】次に、本発明の第2の実施例を図6乃至図
13を参照して説明する。
【0053】図6は、本発明に係るコンピュータシステ
ムの第2の実施例をブロック図で示したものである。
【0054】同図において、コンピュータシステムは、
キーボード及びマウス装置610と、表示装置620
と、メモリ630と、フロッピディスク装置640と、
固定ディスク装置650と、イーサネット装置660
と、通信モデム装置670と、CPU680とがシステ
ムバス690に接続されて構成されている。
【0055】この実施例では、上述した状態検出手段及
び構成データ初期化手段は、それぞれの手段の機能を遂
行させるためのソフトウェア(プログラム)をCPU6
80が実行することにより実現される。
【0056】図7は、コンピュータシステム710、7
20がイーサネット730に接続され、コンピュータシ
ステム720が、イーサネット730にパケットを送出
している様子を示している。
【0057】この実施例においては、システムの始動時
に読み込まれるイーサネットに伝送されているパケット
を検出することによって、コンピュータシステムの初期
化を制御し、通信装置の構成を決定し、そして利用者と
対話せずに適当な変更を行うようにしたものである。
【0058】具体的には、システムの始動時に、システ
ムが持っているイーサネットの接続状態を管理している
データを初期化するために、イーサネット上に伝送され
ているパケットが読み込まれる。この処理は、システム
のメインの初期化シーケンスによって実行されるもので
あり、具体的には、このシーケンス中に実行されるパケ
ット検出ルーチンによって実行される。このパケット検
出ルーチンは、パケットの読み込み時に実行され、イー
サネットに自分以外が送出したパケットが伝送されてい
るか否かを調べてイーサネットの接続の有無を検知し、
この検知結果をシステムのメインの初期化シーケンスに
知らせる。システムのメインの初期化シーケンスは、こ
のパケット検出ルーチンの実行により得られたパケット
の情報を用いて、該当するサブルーチンを呼出す。この
呼び出されたサブルーチンによって、通信装置に合った
適切なシステムの初期化が行われる。
【0059】なお、パケット検出ルーチンは、それ自体
単独で動作するのではなく、オペレーティングシステム
の他のプロセス(例えばディスパッチャ(Dispatcher)
プロセス)と協力して処理を実行するようになってい
る。
【0060】このDispatcherプロセスは一般にシステム
の低レベルのプロセスで、ネットワーク処理のため常時
実行されており、コールバック関数呼び出し機構を備え
ている。
【0061】このコールバック関数MySpyProc は、パケ
ット検出ルーチンによってコールバック関数として一時
的にシステムに登録され、Dispatcherプロセスによって
呼び出される。このプロシージャ(コールバック関数My
SpyProc )が実際に受信パケットを検出する処理を受け
持つ。
【0062】次に、システムのメインの初期化シーケン
スの処理手順について図8のフローチャートを参照して
説明する。
【0063】ここでは、図7に示すネットワークシステ
ムにおいて、コンピュータシステム710が起動し、こ
のシステムが通信装置の初期化を行う場合の処理につい
て説明する。
【0064】コンピュータシステム710が始動される
と、初期化シーケンスは、メモリ630に記憶されてい
るネットワークのルーティング情報を管理しているデー
タを初期化し(ステップ801)、その後、メモリ63
0に記憶されているイーサネットの接続状態を管理して
いるデータを初期化するためにイーサネット上に伝送さ
れているパケットを読み込む(ステップ802)。これ
は、イーサネットドライバの送受信プロセスを起動する
ことにより、この送受信プロセスがパケットを読み込む
ようになっている。
【0065】パケットが読み込まれると、初期化シーケ
ンスは、パケット検出ルーチンを呼び出して実行するこ
とによりそのパケットを検査し(ステップ803)、こ
の検査結果に応じて、サブルーチン1又はサブルーチン
2を呼び出す(ステップ804)。
【0066】ステップ804において、検査したパケッ
トがコンピュータシステム710以外のものである場合
は、サブルーチン1が呼び出される。この呼び出された
サブルーチン1は、図9に示す様に、ネットワーク形態
がイーサネットの構成に変更されたと判断する。そして
サブルーチン1は、必要ならメインの初期化シーケンス
の残りの初期化を行い(ステップ901)、その後、シ
ステムの再構成を完了(初期化を終了)する(ステップ
902)。
【0067】一方、ステップ804において、検査した
パケットがネットワークシステム710以外のものでな
かったり(つまり、コンピュータシステム710が送出
したパケットであった場合)、パケット自体が検出でき
なかった場合は、サブルーチン2が呼び出される。この
呼び出されたサブルーチン2は、図10に示す様に、ネ
ットワーク形態がイーサネット構成でないと判断して、
通信モデム装置670の初期化ルーチンを実行する(ス
テップ1001)。そしてサブルーチン2は、必要なら
メインの初期化シーケンスの残りの初期化を行い(ステ
ップ1002)、システムの再構成を完了(初期化を終
了)する(ステップ1003)。
【0068】次に、上記図8のステップ803における
パケット検出ルーチンによるネートワーク(イーサネッ
ト)が接続されているか否かを判定する判定処理につい
て、図11乃至図13を参照して説明する。
【0069】なお、これらの図において、“b”は受信
パケットへのポインタを示し、“spyProc ”はプロシー
ジャ変数を示し、“condition ”はコンディション変数
を示し、“wait”は論理型(BOOLEAN)変数を示
している。また“NOTIFY”及び“WAIT”は並
列処理を実行する際に使用されるオペレーティングシス
テムのコマンドである。なお、“コンディション変
数”、“NOTIFY”及び“WAIT”は、周知のよ
うにオペレーティングシステム、並列処理の古典的概念
の1つであり、「ホーアのMONITOR(モニタ)モ
デル」として知られている。
【0070】最初に、パケット検出ルーチンと協同して
所定の処理を行うDispatcherプロセスの処理手順につい
て、図11のフローチャートを参照して説明する。
【0071】Dispatcherプロセスは、上位のソフトウェ
アから渡された送信データに必要なヘッダ部を付加し
て、デバイスドライバに送信要求を出すとともに(ステ
ップ1101)、デバイスドライバから渡された受信パ
ケットへのポインタbに基づいて、その受信パケットの
データ部を取り出す(ステップ1102)。
【0072】次にDispatcherプロセスは、自己のプロセ
スに含まれているプロシージャ変数spyProc の値が有効
か否かを調べ(ステップ1103)、その値が有効の場
合は、プロシージャ変数spyProc を、受信パケットへの
ポインタbを引数として呼び出し実行する(ステップ1
104)。そして、デバイスドライバから受け取った受
信パケットを上位のソフトウェアに渡す(ステップ11
05)。ステップ1103においてプロシージャ変数sp
yProc の値が有効でない場合は、ステップ1105に進
む。ステップ1105終了後はステップ1101に戻り
このステップ以降が実行される。
【0073】次にパケット検出ルーチンの処理手順につ
いて、図12のフローチャートを参照して説明する。
【0074】パケット検出ルーチンは、コンディション
変数condition のタイムアウトを5秒(人間にとって待
ちどうしくなく、ネットワークがパケットを処理するの
に十分長い時間であれば良い)に設定し(ステップ12
01)、その後、現在のプロシージャ変数spyProc を古
いプロシージャ変数oldSpyProcに待避すると共に(ステ
ップ1202)、自分で用意したコールバック関数MySp
yProc をプロシージャ変数spyProc として登録する(ス
テップ1203)。
【0075】この時点で別プロセスとして動作している
Dispatcherプロセスによってコールバック関数MySpyPro
c の実行が開始される。
【0076】続いて、パケット検出ルーチンは、グロー
バール変数としての論理型(Boolean )変数waitをTR
UE(真)とし(ステップ1204)、更にコンディシ
ョン変数condition をWAITする(ステップ120
5)。これによって、パケット検出ルーチンのプロセス
はコンディション変数condition 上でWAITする。こ
のパケット検出ルーチンのプロセスの処理が再び実行さ
れるのはコンディション変数condition がコールバック
関数MySpyProc のなかでNOTIFYされるか、或い
は、いかなるプロセスによってもコンディション変数co
ndition がNOTIFYされず、そのまま5秒経過した
場合である。
【0077】従って、コンディション変数condition が
NOTIFYされず、5秒経過した場にはパケット検出
ルーチンは実行を再開することになり、このパケット検
出ルーチンは、古いプロシージャ変数oldSpyProcに待避
しておいた現在のプロシージャ変数spyProc を復元した
後(ステップ1206)、論理型(Boolean )変数wait
がTRUEか否かを判断する(ステップ1207)。
【0078】ステップ1207において、論理型(Bool
ean )変数waitがTRUEの場合は(タイムアウトによ
る再開なので)パケットが無いと判断し、その旨を結果
として、システムのメインの初期化シーケンスに返し
(ステップ1208)、一方、論理型(Boolean )変数
waitがTRUEでない場合(コールバック関数MySpyPro
c がNOTIFYしたので)はパケットがあると判断
し、その旨を結果としてシステムのメインの初期化シー
ケンスに返す(ステップ1209)。ステップ1208
又はステップ1209終了後は、制御は、図8のステッ
プ803に戻りステップ804に進む。
【0079】続いて、パケット検出ルーチンによってコ
ールバック関数として一時的にシステムに登録され、更
にDispatcherプロセスによって呼び出されるコールバッ
ク関数MySpyProc のプロシージャについて、図13のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0080】コールバック関数MySpyProc はDispatcher
プロセスがパケットを受信したときしか呼び出されない
ので、コンピュータシステム710がネットワークに接
続されていない場合は、コンディション変数condition
をNOTIFYしない。パケットを受信したときは、そ
のパケットのタイプが正しい値を持つか否かを調べ、異
常な値の場合はそのままリターンする。
【0081】例えば、通信プロトコルがXNS(Xerox
Network System)の場合は、コールバック関数MySpyPro
c のプロシージャは、パケットのタイプがns(=1)
か否かを判断し(ステップ1301)、nsタイプのパ
ケットの場合は、受信パケットへのポインタbで示され
るバッファからソースアドレス(パケットの送信元アド
レス)を取得し(ステップ1302)、そのアドレスが
自己のホスト(host)アドレス(自己のコンピュータシ
ステムのアドレス)と同じか否かを調べる(ステップ1
303)。このステップの処理が必要な理由は、自己が
ブロードキャストパケット(全てのホスト(host)に宛
てて送信されるパケット)を送出するなどして、自分自
信で自分宛てのパケットを受信するからである。
【0082】ステップ1303において、自己のホスト
(host)アドレスと異なる場合(すなわち他のホスト
(host)から送出されたパケットの場合)は、論理型
(Boolean )変数waitがTRUEか否かを調べる(ステ
ップ1304)。
【0083】ステップ1304においてTRUEの場合
は、論理型(Boolean )変数waitをFALSEとし(ス
テップ1305)、またコンディション変数condition
をNOTIFYする(ステップ1306)。ここで、論
理型(Boolean )変数waitはグローバル変数であるの
で、ステップ1305において、論理型(Boolean )変
数waitがFALSEされた場合は、パケット検出ルーチ
ンは、図12のステップ1205において論理型(Bool
ean )変数wait=FALSEであると判断することとな
る。
【0084】なおステップ1301においてnsタイプ
のパケットでない場合、ステップ1303において自己
のホスト(host)アドレスと同じ場合、ステップ130
4においてTRUEでない場合は、何もせずDispatcher
プロセス(図11のステップ1104)にリターンす
る。
【0085】なおこの実施例においては、ステップ13
04YESの評価の後、ステップ1305、1306が
実行されるのは、最初に他のホスト(host)から送出さ
れたパケットを認識したときの1度だけである。
【0086】上述した様に第2の実施例によれば、シス
テム始動時にイーサネットに伝送されるパケットを読み
込むようにし、このとき他のコンピュータシステムから
のパケットが存在するか否かを判断し、この判断結果に
基づいて、自己のコンピュータシステムのイーサネット
の接続状態を認識すると共に、イーサネットが接続され
ていると認識した場合は、RS232C及びモデムの初
期化処理は行わないようにしているので、イーサネット
の接続状態の認識結果によっては、不必要な初期化シー
ケンス(RS232C及びモデムの初期化処理)をバイ
パスでき、かつイーサネットの接続状態に応じた初期化
シーケンスを実行することができる。従って、システム
の起動時間を短縮することができる。
【0087】また、第2の実施例におけるシステムのメ
インの初期化シーケンスは、第1の実施例における初期
化プロセスによる周辺装置の初期化処理の一部として使
用することもできる。具体的には、システムのメインの
初期化シーケンス(図8の処理手順)を、図4のステッ
プ402〜ステップ406の処理手順として使用するこ
とができる。
【0088】更に、第2の実施例におけるパケット検出
ルーチン(図8のステップ803)は、コンピュータシ
ステムの初期化時の処理に加えて、例えばシステムの稼
働中に、イーサネットが外れていないかを検査する目的
の処理にも利用することができる。
【0089】以上説明したように本実施例では、電源切
断直前の周辺装置の構成を示す構成情報をCMOSメモ
リ装置に記憶し、電源再投入後に、電源切断直前の周辺
装置の構成を示す構成と、電源投入後の現在の周辺装置
の構成とを比較し、該比較結果に応じて周辺装置の構成
を示す構成データを初期化するようにはしていないの
で、従来の如く、CMOSメモリ装置の記憶内容に対し
てアクセスして、その記憶内容全てについて、電源切断
直前の周辺装置の構成と電源再投入後の現在の周辺装置
の構成(状態)との比較(一致するか否か)処理を実行
する必要はないこととなり、初期化処理を迅速に行うこ
とができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、状
態格納処理手段によって、電源切断直前の主記憶手段に
記憶されているシステムの内部状態を示すデータを格納
手段に格納し、状態回復手段によって、電源再投入時
に、格納手段に格納されているシステムの内部状態を示
すデータを回復し、さらに、初期化手段によって、状態
回復手段により回復されたシステムの内部状態を示すデ
ータの一部を、現在の周辺装置の状態に基づいて初期化
するようにしたので、従来と比較して、電源切断直前の
周辺装置の状態を示すデータを記憶する必要がないの
で、メモリ資源を有効に利用することができる。
【0091】また従来の如く、CMOSメモリ装置の記
憶内容に対してアクセスして、その記憶内容全てについ
て、電源切断直前の周辺装置の構成と電源再投入後の現
在の周辺装置の構成(状態)との比較(一致するか否
か)処理を実行する必要はないので、周辺装置の初期化
処理を迅速に行うことができる。こののため、システム
起動時間を大幅に短縮することのできるコンピュータシ
ステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコンピュータシステムの第1の
実施例を示すブロック図。
【図2】第1の実施例におけるハードディスクに保存さ
れるファイルを説明するための図。
【図3】第1の実施例における状態格納処理プロセスの
処理手順を示すフローチャート。
【図4】第1の実施例における初期化プロセスの処理手
順を示すフローチャート。
【図5】第1の実施例における状態回復プロセスの処理
手順を示すフローチャート。
【図6】本発明に係わるコンピュータシステムの第2の
実施例を示すブロック図。
【図7】本発明に係わるコンピュータシステムを有して
構成されるネットワークシステムの一例を示す図。
【図8】第2の実施例におけるシステムのメインの初期
化シーケンスの処理手順を示すフローチャート。
【図9】第2の実施例におけるシステムのメインの初期
化シーケンスのサブルーチンを示すフローチャート。
【図10】第2の実施例におけるシステムのメインの初
期化シーケンスのサブルーチンを示すフローチャート。
【図11】第2の実施例におけるネートワーク処理のた
めに常時実行されるプロセスの処理手順を示すフローチ
ャート。
【図12】第2の実施例におけるパケット検索ルーチン
の処理手順を示すフローチャート。
【図13】第2の実施例におけるコールバック関数のプ
ロシージャの処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…キーボード、20…ディスプレイ、30、630
…メモリ、40…フロッピディスク、50…ハードディ
スク、60…LANボード、70…RS232Cインタ
フェース、80、680…中央処理装置、90、690
…システムバス、100…ネットワーク、110…モデ
ム、210…通常のシステムフアィル、220…一時シ
ステムファイル、230…システム状態ファイル、61
0…キーボード/マウス装置、620…表示装置、64
0…フロッピディスク装置、650…固定ディスク装
置、660…イーサネット装置、670…通信モデム装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 11/405

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システムの内部状態を示すデータを記憶す
    る主記憶手段と、少なくとも1つ以上の、通信装置を含
    む周辺装置とのインタフェースを司るインタフェース手
    段とを有するコンピュータシステムにおいて、 前記主記憶手段の記憶内容を格納する格納手段と、 電源切断直前の前記主記憶手段の記憶内容を前記格納手
    段に格納させるための状態格納処理手段と、 電源再投入時に、前記格納手段に格納されている前記記
    憶内容を回復する状態回復手段と、 前記状態回復手段により回復された前記記憶内容の一部
    を、前記インタフェース手段を介して得られる現在の周
    辺装置の状態に基づいて初期化する初期化手段とを具え
    たことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】前記状態回復処理手段によって、前記格納
    手段に格納されている前記主記憶手段の記憶内容を回復
    した後に、現在の周辺装置の構成又は周辺装置としての
    通信装置に接続されるネットワークの構成をユーザに報
    知するメッセージ発生手段を更に具えたことを特徴とす
    る請求項1記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】少なくとも1つ以上の通信装置を介して外
    部のネットワークと接続されるコンピュータシステムに
    おいて、 前記通信装置の状態を検出する状態検出手段と、 システム始動時に前記状態検出手段により検出された検
    出結果に基づいて、前記通信装置の構成を示す構成デー
    タを初期化する構成データ初期化手段とを具えたことを
    特徴とするコンピュータシステム。
JP4141794A 1992-06-02 1992-06-02 コンピュータシステム Expired - Fee Related JP2827702B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4141794A JP2827702B2 (ja) 1992-06-02 1992-06-02 コンピュータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4141794A JP2827702B2 (ja) 1992-06-02 1992-06-02 コンピュータシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05333962A true JPH05333962A (ja) 1993-12-17
JP2827702B2 JP2827702B2 (ja) 1998-11-25

Family

ID=15300301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4141794A Expired - Fee Related JP2827702B2 (ja) 1992-06-02 1992-06-02 コンピュータシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2827702B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502350A (ja) * 2008-09-05 2012-01-26 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. ハイブリッドシャットダウンプロセスと高速な起動プロセスとを実現する方法とシステム
JP2012520505A (ja) * 2009-03-10 2012-09-06 コルティナ・システムズ・インコーポレイテッド データインターフェース電力消費制御
JP2017109395A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置およびプログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4843372B2 (ja) * 2006-05-09 2011-12-21 株式会社リコー 画像処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01136220A (ja) * 1987-11-24 1989-05-29 Nec Home Electron Ltd データ処理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01136220A (ja) * 1987-11-24 1989-05-29 Nec Home Electron Ltd データ処理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502350A (ja) * 2008-09-05 2012-01-26 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. ハイブリッドシャットダウンプロセスと高速な起動プロセスとを実現する方法とシステム
US8914653B2 (en) 2008-09-05 2014-12-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and system for providing hybrid-shutdown and fast startup processes
US9501291B2 (en) 2008-09-05 2016-11-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and system for providing hybrid-shutdown and fast startup processes
JP2012520505A (ja) * 2009-03-10 2012-09-06 コルティナ・システムズ・インコーポレイテッド データインターフェース電力消費制御
US9075607B2 (en) 2009-03-10 2015-07-07 Cortina Systems, Inc. Data interface power consumption control
US9746906B2 (en) 2009-03-10 2017-08-29 Inphi Corporation Data interface power consumption control
JP2017109395A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2827702B2 (ja) 1998-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6393560B1 (en) Initializing and restarting operating systems
US7111203B2 (en) Method for implementing data backup and recovery in computer hard disk
EP1854006B1 (en) Method and system for preserving dump data upon a crash of the operating system
JP4932781B2 (ja) 目標の媒体上に縮小オペレーティングシステムイメージを作成する方法、システム及びプログラム
US20040172578A1 (en) Method and system of operating system recovery
US20040015941A1 (en) Information-processing apparatus equipped with nonvolatile memory device and firmware-updating method for use in the apparatus
US20060242398A1 (en) Booting from non-volatile memory
US20080184025A1 (en) Booting to a recovery/maintenance environment
EP0917060A1 (en) System for computer recovery using removable high capacity media
US20090300415A1 (en) Computer System and Method for Performing Integrity Detection on the Same
JPH1124943A (ja) 計算機再起動方法および計算機停止方法
US6275930B1 (en) Method, computer, and article of manufacturing for fault tolerant booting
US6467049B1 (en) Method and apparatus for configuration in multi processing engine computer systems
JP2827702B2 (ja) コンピュータシステム
WO2008048581A1 (en) A processing device operation initialization system
US6658548B1 (en) System and method in a data processing system for extracting data from a protected region of memory
JP3702233B2 (ja) 情報処理システムおよびプログラム実行モード制御方法
JPH1124936A (ja) 情報処理装置の高速再起動方式
EP0661632A1 (en) Booting of operating systems in computers
CN114356659A (zh) 重启方法及装置、终端设备及存储介质
US20020083361A1 (en) Home base user interface
KR20060053678A (ko) 피씨아이를 이용한 이중화 장치의 심볼 테이블 복원 방법
JPH05341967A (ja) システム起動制御装置
JPH05265719A (ja) 情報処理装置
JP2002023875A (ja) 情報処理装置およびbiosの復帰方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees