JPH08328401A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH08328401A JPH08328401A JP7152393A JP15239395A JPH08328401A JP H08328401 A JPH08328401 A JP H08328401A JP 7152393 A JP7152393 A JP 7152393A JP 15239395 A JP15239395 A JP 15239395A JP H08328401 A JPH08328401 A JP H08328401A
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- bias
- toner
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1665—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
- G03G15/167—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
- G03G15/1675—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer with means for controlling the bias applied in the transfer nip
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- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1665—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
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- G03G15/168—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer with means for conditioning the transfer element, e.g. cleaning
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/16—Transferring device, details
- G03G2215/1647—Cleaning of transfer member
- G03G2215/1652—Cleaning of transfer member of transfer roll
Abstract
(57)【要約】
【目的】 先端裏汚れ防止効果を最も左右する要素であ
る転写バイアス印加前に印加する電流（極性、電流値）
の組み合わせとして最適なものを選定するための基準と
なる発明を提供する。 【構成】 トナー像を静電的に担持する像担持体と、該
像担持体表面に当接して転写バイアスを印加する転写部
材と、該像担持体と転写部材との間に転写紙を通紙させ
たときに該転写部材に転写バイアスを印加して像担持体
表面に形成したトナ−像を転写紙に転写するとともに転
写位置に転写材が存在しないクリーニング時にはトナ−
の帯電極性と同極性の電流を転写部材に流した後に逆極
性の電流を転写部材に流すようにしたバイアス印加手段
と、を備えた画像形成装置に於て、少なくとも上記クリ
−ニング直後の最初の画像形成のスタートから転写バイ
アスを印加するまでの間は上記転写バイアスと同じ極性
のバイアスを上記転写部材に印加するようにした。
る転写バイアス印加前に印加する電流（極性、電流値）
の組み合わせとして最適なものを選定するための基準と
なる発明を提供する。 【構成】 トナー像を静電的に担持する像担持体と、該
像担持体表面に当接して転写バイアスを印加する転写部
材と、該像担持体と転写部材との間に転写紙を通紙させ
たときに該転写部材に転写バイアスを印加して像担持体
表面に形成したトナ−像を転写紙に転写するとともに転
写位置に転写材が存在しないクリーニング時にはトナ−
の帯電極性と同極性の電流を転写部材に流した後に逆極
性の電流を転写部材に流すようにしたバイアス印加手段
と、を備えた画像形成装置に於て、少なくとも上記クリ
−ニング直後の最初の画像形成のスタートから転写バイ
アスを印加するまでの間は上記転写バイアスと同じ極性
のバイアスを上記転写部材に印加するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真式画像形成装置
の作像部に用いられる転写部材がトナーにより汚損され
ることに起因した転写材の裏汚れを防止する為の転写部
材のバイアスクリーニング方法の改良に関し、特に転写
部材に転写バイアスを印加する前におけるバイアスの印
加方法を工夫することにより効率的に転写部材の汚れを
防止する様にした画像形成装置に関する。
の作像部に用いられる転写部材がトナーにより汚損され
ることに起因した転写材の裏汚れを防止する為の転写部
材のバイアスクリーニング方法の改良に関し、特に転写
部材に転写バイアスを印加する前におけるバイアスの印
加方法を工夫することにより効率的に転写部材の汚れを
防止する様にした画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等
の電子写真プロセスを利用した画像形成装置にあって
は、原稿反射光等の画像情報を予め一様に帯電した感光
体上に照射することにより得た静電潜像を現像装置から
のトナーにより現像し、このトナー像を転写材上に転写
してから加熱定着することにより画像形成を行ってい
る。感光体上のトナー像を転写材上に転写する為の転写
手段としては、転写ローラ等の接触式の転写部材を用い
る方法が知られているが、この転写手段は、像担持体
（感光体）と常に接触しているため、転写材が転写部に
位置していない間、即ち像担持体と転写部材との間に転
写材が介在していない間や、ジャムが発生した後など
に、紙幅の異なる転写材を通紙すると、像担持体上のト
ナーが転写部材上に直接付着し、特に、ジャムが発生し
た場合には、多量の正規現像トナーが感光体上に存在し
ているが、このトナーと転写部材が接触した状態で転写
バイアスが印加される為、トナーの大半が転写部材側に
転写されることとなる。その結果、後続の転写材の裏面
にトナー汚れが形成されることとなる。
の電子写真プロセスを利用した画像形成装置にあって
は、原稿反射光等の画像情報を予め一様に帯電した感光
体上に照射することにより得た静電潜像を現像装置から
のトナーにより現像し、このトナー像を転写材上に転写
してから加熱定着することにより画像形成を行ってい
る。感光体上のトナー像を転写材上に転写する為の転写
手段としては、転写ローラ等の接触式の転写部材を用い
る方法が知られているが、この転写手段は、像担持体
（感光体）と常に接触しているため、転写材が転写部に
位置していない間、即ち像担持体と転写部材との間に転
写材が介在していない間や、ジャムが発生した後など
に、紙幅の異なる転写材を通紙すると、像担持体上のト
ナーが転写部材上に直接付着し、特に、ジャムが発生し
た場合には、多量の正規現像トナーが感光体上に存在し
ているが、このトナーと転写部材が接触した状態で転写
バイアスが印加される為、トナーの大半が転写部材側に
転写されることとなる。その結果、後続の転写材の裏面
にトナー汚れが形成されることとなる。
【０００３】このような裏汚れを防止する為の手段とし
て、転写動作を行う時以外では転写部材を像担持体から
離間させておく方法や、転写材が転写部材と像担持体と
の間の位置（転写位置）にないときにバイアスを印加す
ることによって転写部材上のトナーを像担持体上に逆転
写させて電気的にクリーニングする方法、或はブレード
を設けて転写部材上のトナーを機械的に除去する様にし
た方法等が知られている。
て、転写動作を行う時以外では転写部材を像担持体から
離間させておく方法や、転写材が転写部材と像担持体と
の間の位置（転写位置）にないときにバイアスを印加す
ることによって転写部材上のトナーを像担持体上に逆転
写させて電気的にクリーニングする方法、或はブレード
を設けて転写部材上のトナーを機械的に除去する様にし
た方法等が知られている。
【０００４】現状では、コストメリット等の点の評価か
らバイアス（クリーニングバイアス）によるクリーニン
グ方法が主流となっているが、そのような従来例として
特開平３−６９９７８号公報や特開平５−１１９６４５
号公報には、連続通紙時の紙間等の非通紙時のように転
写材が転写位置に存在しない間に、極性の異なるクリー
ニングバイアスを転写ローラに交互に印加する技術が開
示されている。この方法は具体的には、転写材が転写位
置に存在しない時に、所定時間トナーと同極性のバイア
スと、逆極性のバイアスを順次印加することにより、転
写ローラに付着した正規帯電トナーと共に反転トナーを
も除去するようにしたものである。
らバイアス（クリーニングバイアス）によるクリーニン
グ方法が主流となっているが、そのような従来例として
特開平３−６９９７８号公報や特開平５−１１９６４５
号公報には、連続通紙時の紙間等の非通紙時のように転
写材が転写位置に存在しない間に、極性の異なるクリー
ニングバイアスを転写ローラに交互に印加する技術が開
示されている。この方法は具体的には、転写材が転写位
置に存在しない時に、所定時間トナーと同極性のバイア
スと、逆極性のバイアスを順次印加することにより、転
写ローラに付着した正規帯電トナーと共に反転トナーを
も除去するようにしたものである。
【０００５】しかし、上記従来例の公報には、単に感光
体上のトナーと同極性のバイアスと、逆極性のバイアス
を順次印加する方法が漠然と開示されているに過ぎず、
この方法でバイアスクリーニングを行ったとしても転写
部材のトナー除去が確実に実施できるわけではなく、定
電流制御のために印加する電流値の組み合わせによって
は必ずしも転写材の裏汚れを防止できるとは限らなかっ
た。しかも、転写バイアスを印加する前にいかなる極
性、いかなる電流値のバイアスを印加するかが裏汚れの
防止効果を左右する決め手となる最も重要な要素である
為、転写バイアス印加前のバイアス印加方法に関して一
定のガイドラインを示さない限り、最適なクリーニング
バイアスの印加方法について解決したことにはならない
筈である。
体上のトナーと同極性のバイアスと、逆極性のバイアス
を順次印加する方法が漠然と開示されているに過ぎず、
この方法でバイアスクリーニングを行ったとしても転写
部材のトナー除去が確実に実施できるわけではなく、定
電流制御のために印加する電流値の組み合わせによって
は必ずしも転写材の裏汚れを防止できるとは限らなかっ
た。しかも、転写バイアスを印加する前にいかなる極
性、いかなる電流値のバイアスを印加するかが裏汚れの
防止効果を左右する決め手となる最も重要な要素である
為、転写バイアス印加前のバイアス印加方法に関して一
定のガイドラインを示さない限り、最適なクリーニング
バイアスの印加方法について解決したことにはならない
筈である。
【０００６】また、特開昭５１−９８４０号公報には、
像担持体と転写ロ−ラ−の間に転写材が存在するときに
は該転写ロ−ラ−にトナ−と逆極性のバイアス電圧を印
加し、転写材が存在しない時にはトナ−と同極性のバイ
アス電圧を印加する技術が開示され、特開平２−３９１
８２号公報には、非通紙時にトナ−と異極性（転写バイ
アスと同極性）で通紙時よりも低いバイアスを印加する
構成が開示されているが、いずれも効果は十分でなかっ
た。
像担持体と転写ロ−ラ−の間に転写材が存在するときに
は該転写ロ−ラ−にトナ−と逆極性のバイアス電圧を印
加し、転写材が存在しない時にはトナ−と同極性のバイ
アス電圧を印加する技術が開示され、特開平２−３９１
８２号公報には、非通紙時にトナ−と異極性（転写バイ
アスと同極性）で通紙時よりも低いバイアスを印加する
構成が開示されているが、いずれも効果は十分でなかっ
た。
【０００７】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、転写ローラに対して転写バイアスを印加する前に、
感光体上のトナーと同極性のバイアスと、逆極性のバイ
アスを順次転写部材に印加することにより、転写ローラ
に付着した帯電トナーを除去して感光体上に逆転写させ
るクリーニング方法に於て、先端裏汚れ防止効果を最も
左右する要素である転写バイアス印加前に印加する電流
（極性、電流値）の組み合わせとして最適なものを選定
するための基準となる発明を提供することを目的として
いる。
り、転写ローラに対して転写バイアスを印加する前に、
感光体上のトナーと同極性のバイアスと、逆極性のバイ
アスを順次転写部材に印加することにより、転写ローラ
に付着した帯電トナーを除去して感光体上に逆転写させ
るクリーニング方法に於て、先端裏汚れ防止効果を最も
左右する要素である転写バイアス印加前に印加する電流
（極性、電流値）の組み合わせとして最適なものを選定
するための基準となる発明を提供することを目的として
いる。
【０００８】
【発明の構成】上記目的を達成するため、請求項１記載
の発明は、トナー像を静電的に担持する像担持体と、該
像担持体表面に当接して転写バイアスを印加する転写部
材と、該像担持体と転写部材との間に転写紙を通紙させ
たときに該転写部材に転写バイアスを印加して像担持体
表面に形成したトナ−像を転写紙に転写するとともに転
写位置に転写材が存在しないクリーニング時にはトナ−
の帯電極性と同極性の電流を転写部材に流した後に逆極
性の電流を転写部材に流すようにしたバイアス印加手段
と、を備えた画像形成装置に於て、少なくとも上記クリ
−ニング直後の最初の画像形成のスタートから転写バイ
アスを印加するまでの間は上記転写バイアスと同じ極性
のバイアスを上記転写部材に印加するようにしたことを
特徴とする。
の発明は、トナー像を静電的に担持する像担持体と、該
像担持体表面に当接して転写バイアスを印加する転写部
材と、該像担持体と転写部材との間に転写紙を通紙させ
たときに該転写部材に転写バイアスを印加して像担持体
表面に形成したトナ−像を転写紙に転写するとともに転
写位置に転写材が存在しないクリーニング時にはトナ−
の帯電極性と同極性の電流を転写部材に流した後に逆極
性の電流を転写部材に流すようにしたバイアス印加手段
と、を備えた画像形成装置に於て、少なくとも上記クリ
−ニング直後の最初の画像形成のスタートから転写バイ
アスを印加するまでの間は上記転写バイアスと同じ極性
のバイアスを上記転写部材に印加するようにしたことを
特徴とする。
【０００９】請求項２記載の発明は、トナー像を静電的
に担持する像担持体と、該像担持体表面に当接して転写
バイアスを印加する転写部材と、該像担持体と転写部材
との間に転写紙を通紙させたときに該転写部材に転写バ
イアスを印加して像担持体表面に形成したトナ−像を転
写紙に転写するとともに転写位置に転写材が存在しない
クリーニング時にはトナ−の帯電極性と同極性の電流を
転写部材に流した後に逆極性の電流を転写部材に流すよ
うにしたバイアス印加手段と、を備えた画像形成装置に
於て、少なくとも上記クリ−ニング直後の最初の画像形
成のスタートから転写バイアスを印加するまでの間は転
写バイアスと同極性且つ同じ値のバイアスを転写部材に
印加するようにしたことを特徴とする。請求項３記載の
発明は、上記クリーニング時に上記転写部材に印加する
トナーと逆極性のバイアスの絶対値を、同極性のバイア
スの絶対値と同等又はそれ以上としたことを特徴とす
る。
に担持する像担持体と、該像担持体表面に当接して転写
バイアスを印加する転写部材と、該像担持体と転写部材
との間に転写紙を通紙させたときに該転写部材に転写バ
イアスを印加して像担持体表面に形成したトナ−像を転
写紙に転写するとともに転写位置に転写材が存在しない
クリーニング時にはトナ−の帯電極性と同極性の電流を
転写部材に流した後に逆極性の電流を転写部材に流すよ
うにしたバイアス印加手段と、を備えた画像形成装置に
於て、少なくとも上記クリ−ニング直後の最初の画像形
成のスタートから転写バイアスを印加するまでの間は転
写バイアスと同極性且つ同じ値のバイアスを転写部材に
印加するようにしたことを特徴とする。請求項３記載の
発明は、上記クリーニング時に上記転写部材に印加する
トナーと逆極性のバイアスの絶対値を、同極性のバイア
スの絶対値と同等又はそれ以上としたことを特徴とす
る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示した実施例によ
り詳細に説明する。本発明の第１実施例の特徴的な構成
は、転写材が転写位置に存在しない間や、ジャム後や、
横幅の異なる転写材を通紙するとき等に、転写部材に対
するクリーニングバイアスとして感光体上の帯電トナー
と同極性のバイアスを印加した後で、帯電トナーと逆極
性のバイアスを印加すると共に、少なくとも上記クリ−
ニング直後の最初の画像形成のスタートから転写バイア
スを印加するまでの間は上記転写バイアスと同じ極性の
バイアス（トナーと異極性のバイアス）を上記転写部材
に印加することにより、全ての条件下において裏汚れの
発生を防止するようにした点に存する。
り詳細に説明する。本発明の第１実施例の特徴的な構成
は、転写材が転写位置に存在しない間や、ジャム後や、
横幅の異なる転写材を通紙するとき等に、転写部材に対
するクリーニングバイアスとして感光体上の帯電トナー
と同極性のバイアスを印加した後で、帯電トナーと逆極
性のバイアスを印加すると共に、少なくとも上記クリ−
ニング直後の最初の画像形成のスタートから転写バイア
スを印加するまでの間は上記転写バイアスと同じ極性の
バイアス（トナーと異極性のバイアス）を上記転写部材
に印加することにより、全ての条件下において裏汚れの
発生を防止するようにした点に存する。
【００１１】図１(a) は本発明を適用する画像形成装置
の作像部の一例の構成説明図であり、この電子写真式作
像部は、矢印方向に回転する感光体（像担持体）１の周
囲に帯電器２、露光手段３、現像器４、転写ローラ５
（転写部材）、分離手段（分離用除電針）６、クリーニ
ング手段７、除電ランプ８等を順次配置した構成を有す
る。転写ローラ５が位置する転写位置を中心とした記録
紙Ｐの搬送経路の上流側にはレジストローラ１０、１
１、通紙センサ１２が配置され、転写位置の下流側には
定着装置１４（ローラ１５、１６）が配置されている。
の作像部の一例の構成説明図であり、この電子写真式作
像部は、矢印方向に回転する感光体（像担持体）１の周
囲に帯電器２、露光手段３、現像器４、転写ローラ５
（転写部材）、分離手段（分離用除電針）６、クリーニ
ング手段７、除電ランプ８等を順次配置した構成を有す
る。転写ローラ５が位置する転写位置を中心とした記録
紙Ｐの搬送経路の上流側にはレジストローラ１０、１
１、通紙センサ１２が配置され、転写位置の下流側には
定着装置１４（ローラ１５、１６）が配置されている。
【００１２】画像形成動作に於ては、まず感光体１の表
面が帯電器２により帯電され、この感光体表面に対して
露光手段３により原稿画像に応じた光が照射されると、
感光体上に静電潜像が形成される。こうして形成された
静電潜像が現像器４を通過する時に、現像器からトナー
が供給されてトナー像となる。一方、画像記録を受ける
記録紙Ｐ（転写材）は、図示しない給紙部に積層収納さ
れており、図示しないピックアップローラとフィードロ
ーラとの協働により一枚づつ給紙、搬送され、レジスト
ローラ１０、１１とガイド板９により感光体１と転写ロ
ーラ５とのニップ部（転写位置）に進入する。転写ロー
ラ５は、感光体表面との間で記録紙Ｐを押圧挟持する様
に感光体１の下部に配置されており、この転写ローラ５
に対してはバイアス印加手段２０により感光体上の帯電
トナーと逆極性の電圧が印加される。転写ローラ５と感
光体との間で記録紙を圧接した状態でバイアス印加手段
２０から転写ローラ５に対して逆極性電流を印加するこ
とにより、印加された電流により発生する静電力の作用
により、トナー像が記録紙Ｐ上に転写される。
面が帯電器２により帯電され、この感光体表面に対して
露光手段３により原稿画像に応じた光が照射されると、
感光体上に静電潜像が形成される。こうして形成された
静電潜像が現像器４を通過する時に、現像器からトナー
が供給されてトナー像となる。一方、画像記録を受ける
記録紙Ｐ（転写材）は、図示しない給紙部に積層収納さ
れており、図示しないピックアップローラとフィードロ
ーラとの協働により一枚づつ給紙、搬送され、レジスト
ローラ１０、１１とガイド板９により感光体１と転写ロ
ーラ５とのニップ部（転写位置）に進入する。転写ロー
ラ５は、感光体表面との間で記録紙Ｐを押圧挟持する様
に感光体１の下部に配置されており、この転写ローラ５
に対してはバイアス印加手段２０により感光体上の帯電
トナーと逆極性の電圧が印加される。転写ローラ５と感
光体との間で記録紙を圧接した状態でバイアス印加手段
２０から転写ローラ５に対して逆極性電流を印加するこ
とにより、印加された電流により発生する静電力の作用
により、トナー像が記録紙Ｐ上に転写される。
【００１３】このようにしてトナー像を担持した記録紙
Ｐは、分離手段６により除電されることにより感光体１
から離され、紙搬送板１３上を通って定着器１４を構成
するヒートローラ１５と加圧ローラ１６との間で挟持さ
れ、トナー像が熱と圧力によって記録紙Ｐ上に定着され
ることとなる。トナーを転写した後の感光体１の表面の
残留トナーはクリーニング手段７によって除去され、次
に除電ランプ８により全面の電荷が中和されて初期状態
に戻り、再度上記のサイクルを繰り返すことにより画像
形成が行われる。
Ｐは、分離手段６により除電されることにより感光体１
から離され、紙搬送板１３上を通って定着器１４を構成
するヒートローラ１５と加圧ローラ１６との間で挟持さ
れ、トナー像が熱と圧力によって記録紙Ｐ上に定着され
ることとなる。トナーを転写した後の感光体１の表面の
残留トナーはクリーニング手段７によって除去され、次
に除電ランプ８により全面の電荷が中和されて初期状態
に戻り、再度上記のサイクルを繰り返すことにより画像
形成が行われる。
【００１４】図１(b) は、転写ローラの一例の構成を示
す図であり、例えば転写ローラ５の軸方向両端角部は、
端面カットされており、感光体との間の縁面放電の防止
が図られている。転写ローラ５の軸方向幅ｍは感光体１
の感光層の幅よりも狭くなっている。転写ローラは芯金
５ａの外周に導電性弾性材５ｂを同軸状に被覆した構成
を有し、この導電性弾性材の材質としては、導電性の発
泡スポンジ等が用いられ、具体的にはシリコン、ウレタ
ン、エピクロールヒドリン、或はＥＰＤＭ等が用いられ
る。
す図であり、例えば転写ローラ５の軸方向両端角部は、
端面カットされており、感光体との間の縁面放電の防止
が図られている。転写ローラ５の軸方向幅ｍは感光体１
の感光層の幅よりも狭くなっている。転写ローラは芯金
５ａの外周に導電性弾性材５ｂを同軸状に被覆した構成
を有し、この導電性弾性材の材質としては、導電性の発
泡スポンジ等が用いられ、具体的にはシリコン、ウレタ
ン、エピクロールヒドリン、或はＥＰＤＭ等が用いられ
る。
【００１５】本発明では、上記画像形成部を用い、転写
ローラ５が最も汚染されやすいジャム発生時を想定し
て、擬似的に不給紙ジャムを発生させて転写ローラ５を
トナーで汚染させた。このような状態にある転写ローラ
５に対して、両極性のクリーニング電流を順次通電する
ことによりバイアスクリーニングを行った。なお、ジャ
ム以外の原因で転写ローラが汚染された場合にも本発明
によるクリーニング方法が有効であることが確認されて
いる。
ローラ５が最も汚染されやすいジャム発生時を想定し
て、擬似的に不給紙ジャムを発生させて転写ローラ５を
トナーで汚染させた。このような状態にある転写ローラ
５に対して、両極性のクリーニング電流を順次通電する
ことによりバイアスクリーニングを行った。なお、ジャ
ム以外の原因で転写ローラが汚染された場合にも本発明
によるクリーニング方法が有効であることが確認されて
いる。
【００１６】請求項１に対応する本発明の第１実施例で
は、感光体１に当接して転写バイアスを印加する転写ロ
ーラ５（転写部材）と、転写位置に記録紙が存在しない
時に極性の異なるバイアスを該転写ローラに順次印加す
るバイアス印加手段２０とを備えた画像形成装置に於
て、上記バイアス印加手段２０は、少なくとも上記クリ
−ニング終了直後の最初に行われる画像形成のスタート
時から転写バイアスを印加するまでの間は上記転写バイ
アスと同じ極性のバイアスを上記転写部材に印加するよ
うにした点が特徴的である。上記クリーニング時に転写
ローラ５に印加されるバイアスは、例えばトナーと逆極
性のバイアスの絶対値が、トナーと同極性のバイアスの
絶対値と同等か、或はそれ以上に設定してもよい。
は、感光体１に当接して転写バイアスを印加する転写ロ
ーラ５（転写部材）と、転写位置に記録紙が存在しない
時に極性の異なるバイアスを該転写ローラに順次印加す
るバイアス印加手段２０とを備えた画像形成装置に於
て、上記バイアス印加手段２０は、少なくとも上記クリ
−ニング終了直後の最初に行われる画像形成のスタート
時から転写バイアスを印加するまでの間は上記転写バイ
アスと同じ極性のバイアスを上記転写部材に印加するよ
うにした点が特徴的である。上記クリーニング時に転写
ローラ５に印加されるバイアスは、例えばトナーと逆極
性のバイアスの絶対値が、トナーと同極性のバイアスの
絶対値と同等か、或はそれ以上に設定してもよい。
【００１７】図１に示したような画像形成装置における
転写ローラのクリーニングにおいては、画像形成中にジ
ャム等の転写材搬送不良などに起因して転写ローラ５に
トナ−が付着してしまった場合には、図２に示すように
クリーニング当初に転写時の印加バイアスと逆極性（ト
ナーの帯電極性と同極性）のバイアス（Ａ）を印加し、
続いてその後に転写時と同極性（トナーの帯電極性と逆
極性）のバイアス（Ｂ）を印加することにより転写部材
のクリ−ニングを高効率で行うことができる。
転写ローラのクリーニングにおいては、画像形成中にジ
ャム等の転写材搬送不良などに起因して転写ローラ５に
トナ−が付着してしまった場合には、図２に示すように
クリーニング当初に転写時の印加バイアスと逆極性（ト
ナーの帯電極性と同極性）のバイアス（Ａ）を印加し、
続いてその後に転写時と同極性（トナーの帯電極性と逆
極性）のバイアス（Ｂ）を印加することにより転写部材
のクリ−ニングを高効率で行うことができる。
【００１８】このような高効率のクリーニングが可能と
なる理由は次のように考えられる。まず、転写ローラに
付着したトナー中には感光体表面の帯電トナーと同極性
のトナーばかりでなく、逆極性のトナーも含まれるた
め、同極性のクリーニングバイアスを印加しただけでは
同極性トナーしか除去できないので、クリーニング効果
が十分でなく、逆極性トナーをも除去する必要から逆極
性バイアスを印加する必要があるからである。すなわ
ち、上記のように転写ローラ上にはプラス帯電トナーと
マイナス帯電トナーが混在している。この為、クリーニ
ングにおいて、（＋）→（−）の順序にバイアスを印加
すれば、両極性のトナーを夫々感光体側に転移させるこ
とが可能になる筈である。
なる理由は次のように考えられる。まず、転写ローラに
付着したトナー中には感光体表面の帯電トナーと同極性
のトナーばかりでなく、逆極性のトナーも含まれるた
め、同極性のクリーニングバイアスを印加しただけでは
同極性トナーしか除去できないので、クリーニング効果
が十分でなく、逆極性トナーをも除去する必要から逆極
性バイアスを印加する必要があるからである。すなわ
ち、上記のように転写ローラ上にはプラス帯電トナーと
マイナス帯電トナーが混在している。この為、クリーニ
ングにおいて、（＋）→（−）の順序にバイアスを印加
すれば、両極性のトナーを夫々感光体側に転移させるこ
とが可能になる筈である。
【００１９】次に、本発明者らの実験によれば、クリー
ニング直後の画像形成時に図３に示すように画像形成ス
タ−ト時点から転写バイアス印加開始までの間（最初の
通紙１の直前の前回転期間）に、転写時と逆極性のバイ
アス（＋）を印加したところ、クリ−ニング直後の転写
紙の先端裏汚れの発生状況は図４のようになった。図４
において縦列Ａのプラスの値はクリ−ニングモ−ド時に
はじめに印加するバイアスの定電流制御値を示し、横列
Ｂのマイナスの値はその後に印加するバイアスの定電流
制御値を表す。また、クリ−ニングモ−ドの各バイアス
印加時間はそれぞれ５秒である。しかし、図４から明ら
かなように図２のようなクリ−ニングモ−ドでトナ−を
除去した場合には、印加するバイアスの値を種々組み合
わせたとしても、転写ロ−ラ上のトナ−を完全に除去す
ることはできず、その後に図３のようなバイアスを印加
した場合には転写紙の裏汚れが発生した。また、前回転
時になんらのバイアスを印加しない場合にも同様に裏汚
れを防止することはできなかった。
ニング直後の画像形成時に図３に示すように画像形成ス
タ−ト時点から転写バイアス印加開始までの間（最初の
通紙１の直前の前回転期間）に、転写時と逆極性のバイ
アス（＋）を印加したところ、クリ−ニング直後の転写
紙の先端裏汚れの発生状況は図４のようになった。図４
において縦列Ａのプラスの値はクリ−ニングモ−ド時に
はじめに印加するバイアスの定電流制御値を示し、横列
Ｂのマイナスの値はその後に印加するバイアスの定電流
制御値を表す。また、クリ−ニングモ−ドの各バイアス
印加時間はそれぞれ５秒である。しかし、図４から明ら
かなように図２のようなクリ−ニングモ−ドでトナ−を
除去した場合には、印加するバイアスの値を種々組み合
わせたとしても、転写ロ−ラ上のトナ−を完全に除去す
ることはできず、その後に図３のようなバイアスを印加
した場合には転写紙の裏汚れが発生した。また、前回転
時になんらのバイアスを印加しない場合にも同様に裏汚
れを防止することはできなかった。
【００２０】これに対して本発明では図５の実施例のよ
うに、クリ−ニングバイアスの印加方法を、「転写時と
逆極性→転写時と同極性」の順序で印加するクリーニン
グモード後の画像形成時に、画像形成スタ−トから最初
の転写バイアス印加までの間（前回転期間）に、転写時
と同極性のバイアス（トナーの帯電極性と逆極性のバイ
アス）を印加するように構成している。なお、この実施
例では前回転期間中に印加するバイアスの電流値は、続
いて印加される転写バイアスの絶対値よりも小さくなる
ように設定する。
うに、クリ−ニングバイアスの印加方法を、「転写時と
逆極性→転写時と同極性」の順序で印加するクリーニン
グモード後の画像形成時に、画像形成スタ−トから最初
の転写バイアス印加までの間（前回転期間）に、転写時
と同極性のバイアス（トナーの帯電極性と逆極性のバイ
アス）を印加するように構成している。なお、この実施
例では前回転期間中に印加するバイアスの電流値は、続
いて印加される転写バイアスの絶対値よりも小さくなる
ように設定する。
【００２１】また、画像形成モードスタート直後の前回
転時以外の非通紙時（紙間）、即ち、例えば第２回目、
第３回目・・・の各通紙時直前の非通紙時にも同様のバ
イアスを印加してもよいし、最終の通紙時の直後の後回
転時に同様のバイアスを印加するようにしてもよい。い
ずれにしても、最初の前回転時にのみ転写バイアスと同
極性のバイアスを印加するだけでも後述する先端裏汚れ
防止効果を得ることができた。
転時以外の非通紙時（紙間）、即ち、例えば第２回目、
第３回目・・・の各通紙時直前の非通紙時にも同様のバ
イアスを印加してもよいし、最終の通紙時の直後の後回
転時に同様のバイアスを印加するようにしてもよい。い
ずれにしても、最初の前回転時にのみ転写バイアスと同
極性のバイアスを印加するだけでも後述する先端裏汚れ
防止効果を得ることができた。
【００２２】このようなバイアス印加方法を採用したと
きの転写紙の裏汚れの結果は図６のように良好となっ
た。即ち、縦列Ａのプラスの値はクリ−ニングモ−ド時
にはじめに印加するバイアスの定電流制御値を示し、横
列Ｂのマイナスの値はその後に印加するバイアスの定電
流制御値を表す。また、クリ−ニングモ−ドの各バイア
ス印加時間はそれぞれ５秒である。このようなクリーニ
ングモード時のバイアス印加の後の画像形成モードの前
回転期間において、図５に示すように転写時と同極性の
バイアスを印加することにより、先端裏汚れの発生を防
止できることが明らかとなった。
きの転写紙の裏汚れの結果は図６のように良好となっ
た。即ち、縦列Ａのプラスの値はクリ−ニングモ−ド時
にはじめに印加するバイアスの定電流制御値を示し、横
列Ｂのマイナスの値はその後に印加するバイアスの定電
流制御値を表す。また、クリ−ニングモ−ドの各バイア
ス印加時間はそれぞれ５秒である。このようなクリーニ
ングモード時のバイアス印加の後の画像形成モードの前
回転期間において、図５に示すように転写時と同極性の
バイアスを印加することにより、先端裏汚れの発生を防
止できることが明らかとなった。
【００２３】次に、図７は本発明の他の実施例であり、
転写部材のクリーニング直後の前回転期間に印加するバ
イアスの電流値を転写時のバイアスと同等の値にした点
が特徴的である。すなわち、図６中に於て、斜線を付し
た欄はいずれも図５の実施例では先端裏汚れが発生した
例であるが、図７のようにクリ−ニングモ−ド直後の前
回転時に転写時と同じ電流値のバイアス（例えば、−１
０〜−２０μＡの範囲のバイアス）を印加したところ斜
線欄は○（先端裏汚れなし）となった。なお、この実施
例では、前回転以外の非通紙時（紙間）における印加バ
イアスを転写バイアスと同等に設定している点も特徴的
である。
転写部材のクリーニング直後の前回転期間に印加するバ
イアスの電流値を転写時のバイアスと同等の値にした点
が特徴的である。すなわち、図６中に於て、斜線を付し
た欄はいずれも図５の実施例では先端裏汚れが発生した
例であるが、図７のようにクリ−ニングモ−ド直後の前
回転時に転写時と同じ電流値のバイアス（例えば、−１
０〜−２０μＡの範囲のバイアス）を印加したところ斜
線欄は○（先端裏汚れなし）となった。なお、この実施
例では、前回転以外の非通紙時（紙間）における印加バ
イアスを転写バイアスと同等に設定している点も特徴的
である。
【００２４】このように、少なくとも極性切り替えのク
リ−ニングモ−ドの直後の画像形成時に、画像形成スタ
−トから転写バイアス印加までの間（前回転期間）に、
転写時と同極性且つ同電流値のバイアスを印加すること
により、転写材の先端裏汚れを防止することができる。
しかも、前回転以外の、各通紙時に先行する非通紙時
（紙間）においても転写時と同じ電流値のバイアスを印
加して切り替えをなくすことにより、クリ−ニングモ−
ドの選択の幅を広げることができる。
リ−ニングモ−ドの直後の画像形成時に、画像形成スタ
−トから転写バイアス印加までの間（前回転期間）に、
転写時と同極性且つ同電流値のバイアスを印加すること
により、転写材の先端裏汚れを防止することができる。
しかも、前回転以外の、各通紙時に先行する非通紙時
（紙間）においても転写時と同じ電流値のバイアスを印
加して切り替えをなくすことにより、クリ−ニングモ−
ドの選択の幅を広げることができる。
【００２５】ここで実験にはリコ−社製ＧＴ２００複写
機を改造して使用した。したがってトナ−の正規帯電極
性はプラスである。なお、上記各実施例では転写部材と
して転写ローラを例示したが、感光体に接触して転写を
行う手段であれば、どのような手段であってもよい。例
えば、転写ベルトを用いた転写装置にも本発明を適用す
ることができる。
機を改造して使用した。したがってトナ−の正規帯電極
性はプラスである。なお、上記各実施例では転写部材と
して転写ローラを例示したが、感光体に接触して転写を
行う手段であれば、どのような手段であってもよい。例
えば、転写ベルトを用いた転写装置にも本発明を適用す
ることができる。
【００２６】
【発明の効果】以上のように請求項１記載の発明におい
ては、少なくともクリ−ニングモ−ド実施後の画像形成
時にスタ−トから転写バイアス印加まで転写バイアスと
同極性バイアスを転写部材に印加することにより転写紙
の先端裏汚れを防止できるクリ−ニングモ−ドの選択の
幅を広げることができる。即ち、転写部材に付着したト
ナーを感光体上に完全に逆転写してクリーニングするこ
とができ、記録紙の裏汚れを防止できる。
ては、少なくともクリ−ニングモ−ド実施後の画像形成
時にスタ−トから転写バイアス印加まで転写バイアスと
同極性バイアスを転写部材に印加することにより転写紙
の先端裏汚れを防止できるクリ−ニングモ−ドの選択の
幅を広げることができる。即ち、転写部材に付着したト
ナーを感光体上に完全に逆転写してクリーニングするこ
とができ、記録紙の裏汚れを防止できる。
【００２７】請求項２記載の発明では、少なくともクリ
−ニングモ−ド実施後の画像形成時にスタ−トから転写
バイアス印加まで転写バイアスと同極性且つ同一値のバ
イアスを転写部材に印加することにより、電源の制御及
び構成を簡略化しつつ、転写紙の先端裏汚れを防止でき
るクリ−ニングモ−ドの選択の幅を広げることができ
る。各紙間においても転写バイアスと同じバイアスを印
加することにより、更に電源の制御及び構成の簡略化を
促進できる。請求項３記載の発明に於ては、クリーニン
グモードでのトナーと同極性及び逆極性のバイアスの電
流値の大小関係を規定しているので、転写紙の先端裏汚
れを確実に防止できる。
−ニングモ−ド実施後の画像形成時にスタ−トから転写
バイアス印加まで転写バイアスと同極性且つ同一値のバ
イアスを転写部材に印加することにより、電源の制御及
び構成を簡略化しつつ、転写紙の先端裏汚れを防止でき
るクリ−ニングモ−ドの選択の幅を広げることができ
る。各紙間においても転写バイアスと同じバイアスを印
加することにより、更に電源の制御及び構成の簡略化を
促進できる。請求項３記載の発明に於ては、クリーニン
グモードでのトナーと同極性及び逆極性のバイアスの電
流値の大小関係を規定しているので、転写紙の先端裏汚
れを確実に防止できる。
【図１】(a) は本発明を適用する画像形成装置の画像形
成部の一例の構成説明図、(b)は転写部材の一例の構成
説明図。
成部の一例の構成説明図、(b)は転写部材の一例の構成
説明図。
【図２】クリーニングモード時におけるバイアス印加例
を示す図。
を示す図。
【図３】クリーニングモード後の前回転時に転写バイア
スと逆極性のバイアスを印加する場合のタイミング図。
スと逆極性のバイアスを印加する場合のタイミング図。
【図４】図３の印加方法によった場合の裏汚れ発生状態
を示す図。
を示す図。
【図５】本発明の第１実施例によるバイアス印加方法を
示す図。
示す図。
【図６】図５の実施例の方法によった場合の裏汚れ発生
状態を示す図。
状態を示す図。
【図７】本発明の第２実施例によるバイアス印加方法を
示す図。
示す図。
１ 感光体（像担持体）、２ 帯電器、３ 露光手段、
４ 現像器、５ 転写ローラ（転写部材）、６ 分離手
段、７ クリーニング手段、８ 除電ランプ、１０、１
１ レジストローラ、１４ 定着装置、２０ バイアス
印加手段。
４ 現像器、５ 転写ローラ（転写部材）、６ 分離手
段、７ クリーニング手段、８ 除電ランプ、１０、１
１ レジストローラ、１４ 定着装置、２０ バイアス
印加手段。
Claims (3)
- 【請求項１】 トナー像を静電的に担持する像担持体
と、該像担持体表面に当接して転写バイアスを印加する
転写部材と、該像担持体と転写部材との間に転写紙を通
紙させたときに該転写部材に転写バイアスを印加して像
担持体表面に形成したトナ−像を転写紙に転写するとと
もに転写位置に転写材が存在しないクリーニング時には
トナ−の帯電極性と同極性の電流を転写部材に流した後
に逆極性の電流を転写部材に流すようにしたバイアス印
加手段と、を備えた画像形成装置に於て、 少なくとも上記クリ−ニング直後の最初の画像形成のス
タートから転写バイアスを印加するまでの間は上記転写
バイアスと同じ極性のバイアスを上記転写部材に印加す
るようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 トナー像を静電的に担持する像担持体
と、該像担持体表面に当接して転写バイアスを印加する
転写部材と、該像担持体と転写部材との間に転写紙を通
紙させたときに該転写部材に転写バイアスを印加して像
担持体表面に形成したトナ−像を転写紙に転写するとと
もに転写位置に転写材が存在しないクリーニング時には
トナ−の帯電極性と同極性の電流を転写部材に流した後
に逆極性の電流を転写部材に流すようにしたバイアス印
加手段と、を備えた画像形成装置に於て、 少なくとも上記クリ−ニング直後の最初の画像形成のス
タートから転写バイアスを印加するまでの間は転写バイ
アスと同極性且つ同じ値のバイアスを転写部材に印加す
るようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項３】 上記クリーニング時に上記転写部材に印
加するトナーと逆極性のバイアスの絶対値を、同極性の
バイアスの絶対値と同等又はそれ以上としたことを特徴
とする請求項１又は２記載の画像形成装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7152393A JPH08328401A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 画像形成装置 |
| US08/654,097 US5822649A (en) | 1995-05-26 | 1996-05-28 | Apparatus for cleaning a transfer device of an image forming apparatus |
| US09/080,243 US6025109A (en) | 1995-05-26 | 1998-05-18 | Method for cleaning a transfer device of an image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7152393A JPH08328401A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08328401A true JPH08328401A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15539542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7152393A Pending JPH08328401A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5822649A (ja) |
| JP (1) | JPH08328401A (ja) |
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| US6341205B1 (en) | 1999-09-08 | 2002-01-22 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image forming apparatus with cleaning bias feature |
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| JP3643708B2 (ja) * | 1998-09-08 | 2005-04-27 | 株式会社リコー | ファクシミリ装置 |
| JP3632647B2 (ja) * | 2001-11-14 | 2005-03-23 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| JP4464092B2 (ja) * | 2002-09-30 | 2010-05-19 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| US7242887B2 (en) * | 2004-06-17 | 2007-07-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus which can optimize cleaning time of transfer member contacting inter-image area of image bearing member |
| JP2007264546A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Toshiba Corp | 転写ローラ当接離間駆動装置、画像形成装置 |
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| US20090016751A1 (en) * | 2007-07-10 | 2009-01-15 | Yen-Liang Meng | Method and apparatus for cleaning attachment on transfer roller in an image forming apparatus |
| JP6286868B2 (ja) * | 2013-05-01 | 2018-03-07 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| CN110376859A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-10-25 | 中船重工汉光科技股份有限公司 | 一种感光鼓残留信息安全消除仪 |
| JP2020204721A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル．ピー．Ｈｅｗｌｅｔｔ‐Ｐａｃｋａｒｄ Ｄｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔ Ｃｏｍｐａｎｙ， Ｌ．Ｐ． | 電気バイアスを用いる画像形成システム |
| JP2024003991A (ja) * | 2022-06-28 | 2024-01-16 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 画像形成装置 |
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| JPH07248693A (ja) * | 1994-01-19 | 1995-09-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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1995
- 1995-05-26 JP JP7152393A patent/JPH08328401A/ja active Pending
-
1996
- 1996-05-28 US US08/654,097 patent/US5822649A/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-05-18 US US09/080,243 patent/US6025109A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6025109A (en) | 2000-02-15 |
| US5822649A (en) | 1998-10-13 |
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