JPH08328112A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH08328112A
JPH08328112A JP13545295A JP13545295A JPH08328112A JP H08328112 A JPH08328112 A JP H08328112A JP 13545295 A JP13545295 A JP 13545295A JP 13545295 A JP13545295 A JP 13545295A JP H08328112 A JPH08328112 A JP H08328112A
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JP
Japan
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film
frame
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magnetic recording
writing
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JP13545295A
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English (en)
Inventor
Tsugumasa Hiyoudou
兵藤禎正
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録部付きのフィルムを使用できる公知
のカメラにおいては温度変化によりフィルムが伸縮して
フィルムの磁気記録部の停止位置がずれてしまい、該磁
気記録部に所定の磁気情報の書き込みができなくなる恐
れがあった。本発明は改善されたカメラを提供する。 【構成】 本発明のカメラでは、フィルム2の磁気記録
部2eの停止位置がずれて該記録部に磁気ヘッド5で所
定長さの磁気情報を記録できないことがフォトリフレク
タ4a及び4bの出力と磁気ヘッド5の駆動指令とのタ
イミング差から不図示のCPUにより検出された場合に
は撮影時には該磁気情報を該磁気記録部2eに記録せず
にフィルム巻き戻し時に該磁気記録部2eに磁気ヘッド
5で磁気情報を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録部を有するフィ
ルムを使用可能なカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影情報やプリント情報を磁気記
録できるフィルム及び該フィルムを使用できるカメラに
関する多くの提案がされている。
【0003】該カメラは、該フィルムの各駒毎に1ケ所
づつ設けられている磁気記録部を検知する機能と該磁気
記録部に撮影情報を書き込む機能とを有した磁気ヘッド
を具備するとともに、該フィルムの各駒の両側に1個づ
つ設けられているパーフォレーションを検知するための
フィルム駒検知手段(パーフォレーション検知手段)と
してのフォトリフレクタを具備している。
【0004】該カメラにおいては、該フォトリフレクタ
により該フィルムの任意の駒の最初のパーフォレーショ
ンが検出された時に該駒がアパーチャに移動してきたと
判定して該磁気ヘッドで該駒の該磁気記録部への撮影情
報の書き込みを開始し、該駒の次のパーフォレーション
が該フォトリフレクタによって検出された時には該駒が
アパーチャに正対して位置決めされたと判定してフィル
ム給送を停止させるように制御が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の磁気記録部付き
フィルムを使用できるカメラには次のような解決すべき
問題点があった。
【0006】温度変化によりフィルムが伸縮するとパー
フォレーションの位置も変化し、該フォトリフレクタの
出力信号の発生タイミングがずれ、その結果、撮影すべ
き駒がアパーチャに対して微小な位置ずれを起こすと、
該駒の磁気記録部も該磁気ヘッドに対して位置ずれを起
こすため、所定の撮影情報を該磁気記録部の規定記録範
囲内に書き込むことができなくなる事態を生じる恐れが
あるが、該規定記録範囲内に所定の撮影情報の書き込み
が行われなかった場合でも前記公知のカメラではそれを
検知する機能がなく、また、書き込み直しを行う機能も
なかった。
【0007】
【発明の目的】本発明の目的は、前述した公知のカメラ
に内在する問題点を解決し、改善されたカメラを提供す
ることである。
【0008】すなわち、請求項1〜3に示した本発明の
目的は、フィルム給送量と情報記録の開始または終了と
のタイミングの関係から、規定量の情報書込みを行えな
いと判定された時には、該情報を一旦記憶手段に記憶さ
せておき、フィルム全駒の撮影終了後に巻き戻しを行う
時に該情報を該記憶手段から取り出して再書込みを行う
か、または当該駒の撮影終了後にフィルムを一旦巻き戻
してから再度巻き上げを行うとともに再書込みを行うと
いう機能を有したカメラを提供することである。また、
フィルム給送中に何らかの事故により該情報の記録が行
えない時にも上記のように再書込みを行うことによりフ
ィルムの磁気記録部の範囲内にすべての情報を書込みで
きるカメラを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】前記課題を解決
するために請求項1の発明は、「フィルムの各駒毎に設
けられたパーフォレーションを検知するパーフォレーシ
ョン検知手段と、該フィルムの各駒毎に設けられた磁気
記録部に撮影情報を書き込むための磁気ヘッドと、該パ
ーフォレーション検知手段の出力信号に応じて該磁気記
録部に対する該磁気ヘッドの情報書き込み動作を行わせ
る機能やフィルム給送手段を制御する機能を有している
制御手段と、が設けられているカメラにおいて、該制御
手段は該磁気記録部に書き込むべき撮影情報を一時的に
記憶しておく記憶手段を有しており、撮影のために任意
の駒がアパーチャに位置決めされた時に該パーフォレー
ション検知手段の出力信号の発生タイミングと該磁気ヘ
ッドの書き込み信号の発生タイミングとの比較から該駒
の該磁気記録部の規定記録範囲内に該駒に関する撮影情
報の書き込みを行うことが不可能であると判断した場合
には該駒の撮影終了直後には該撮影情報の書き込みを行
わせずに該撮影情報を該記憶手段に記憶しておき、その
後に該フィルムが巻き戻される時に該駒の該磁気記録部
に該磁気ヘッドにより該撮影情報を書き込ませる書き込
み遅延機能を有していることを特徴とするカメラ」を提
供する。
【0010】本発明によれば、該フィルムの該磁気記録
部がアパーチャに位置決めされた時に多少の位置ずれが
あって該磁気記録部の規定範囲内に撮影情報を書き込み
できない場合にはフィルム巻き戻し時に該磁気記録部に
書き込みを行うので該磁気記録部に書き込みを行うこと
ができる。
【0011】前記課題を解決するために請求項2の発明
は、「フィルムの各駒毎に設けられたパーフォレーショ
ンを検知するパーフォレーション検知手段と、該フィル
ムの各駒毎に設けられた磁気記録部に撮影情報を書き込
むための磁気ヘッドと、該パーフォレーション検知手段
の出力信号に応じて該磁気記録部に対する該磁気ヘッド
の情報書き込み動作を行わせる機能やフィルム給送手段
を制御する機能を有している制御手段と、が設けられて
いるカメラにおいて、該制御手段は該磁気記録部に書き
込むべき撮影情報を一時的に記憶しておく記憶手段を有
しており、撮影のために任意の駒がアパーチャに位置決
めされた時に該パーフォレーション検知手段の出力信号
の発生タイミングと該磁気ヘッドの書き込み信号の発生
タイミングとの比較から該駒の該磁気記録部の規定記録
範囲内に該駒に関する撮影情報の書き込みを行うことが
不可能であると判断した場合には該駒の撮影終了直後に
フィルムの一定量巻き戻しを該フィルム給送手段に行わ
せ、その後に該フィルムを該フィルム給送手段により巻
上げ方向に駒送りさせた時に該駒に関する該撮影情報を
該駒の該磁気記録部に書き込ませる機能を有しているこ
とを特徴とするカメラ」を提供する。
【0012】本発明によれば、撮影時に撮影駒の磁気記
録部に撮影情報の書き込みができないことが判明した場
合には撮影後にフィルムを一定量巻き戻した後に再巻上
げして該磁気ヘッドと該磁気記録部との相対的位置関係
を正しくしてから該磁気記録部に情報書き込みを行うよ
うにしたので該磁気記録部の規定範囲内に所定量の情報
書き込みをすることができる。
【0013】前記課題を解決するために請求項3の発明
は、「請求項1または2の構成を有するカメラにおい
て、フィルム給送量検出手段を有し、該制御手段が該フ
ィルム給送量検出手段の出力信号に基づいてアパーチャ
に対するフィルムの位置決めやフィルム給送量の制御を
行うことを特徴とするカメラ」を提供する。
【0014】本発明によれば、該フィルム給送量検出手
段の出力に基づいて更に正確なフィルム位置決めを行う
ことができるので、該フィルムの所定の磁気記録部を該
磁気ヘッドに正確に位置決めさせることができる。
【0015】
【実施例】以下に図を参照して本発明を適用して構成さ
れたカメラの実施例について説明する。
【0016】<実施例1>図1〜図3を参照して本発明
のカメラの第一の実施例について説明する。図1におい
て、1はフィルムカートリッジ、2はフィルム、2a〜
2dはフィルム2のパーフォレーション、2eはフィル
ム2の磁気記録部、である。3はフィルムを巻き上げる
ためのスプール、4aおよび4bは前記パーフォレーシ
ョンを検知するためのフォトリフレクタ(以下PRと記
載)、5は磁気ヘッド、6はフィルム2を磁気ヘッド5
に押圧するためのパッド、7はフィルムを送り出し、ま
たは、巻き戻すためのフォーク、である。
【0017】フィルムカートリッジ1をカメラにセット
すると、後述のCPU10は後述のモータにより減速系
を介して接続しているフォーク7を回転させてフィルム
2を送り出す。フィルム2がスプール3に巻き付くと同
時に前記モータからの動力をスプール側に切り換えて巻
き上げを行う。
【0018】図2は本発明のカメラの電気制御系の概略
図である。同図において、3は前記スプール、4a及び
4bは前記のフォトリフレクタ、5は同じく前記磁気ヘ
ッド、10は該カメラに搭載されているCPUすなわち
マイクロコンピュータ(以下にはマイコンと記載)の主
制御部、11は該マイクロコンピュータに設けられてい
る情報記憶手段、12は該マイコンの出力回路(すなわ
ち磁気ヘッド駆動回路)、13は該マイコンの入力回路
(すなわちPRの制御回路)、14は該カメラに設けら
れている公知のレリーズスイッチ、16は前記フォーク
7及びスプール3を駆動するためのフィルム給送モー
タ、15は該モータ16を駆動するための駆動回路、1
7は該モータ16の動力の伝達先を切り替えるための切
り替え手段、である。
【0019】図3は本実施例のカメラの機能すなわち該
CPU10内で行われる制御動作を示すフローチャート
である。
【0020】以下には図2及び図3を参照して本実施例
のカメラの機能及び制御動作を説明する。なお、図3に
おいて#を付記した番号はプログラムステップを表す。
【0021】#101:撮影者が不図示のメインスイッ
チをONすると、カメラに電源が入り、撮影可能状態と
なる。
【0022】#102:ここでフィルムカートリッジ1
がカメラに装填されているかどうかを、不図示のスイッ
チ手段により判断し、装填されていれば#103に進
み、そうでなければそのまま待機する。
【0023】#103:#102の判断によりフィルム
カートリッジが装填されていれば、CPU10より指令
信号を駆動回路15に出力しモータ16を一定方向に回
転させ、該モータに減速系を介して接続している切り替
え手段17を切り替えることによりフォーク7を回転さ
せてフィルム2を送り出す。フィルム2がスプール3に
巻き付くと同時に、前記切り替え手段17により動力伝
達先をスプール3側に切り替える。
【0024】#104:パーフォレーション検知手段で
あるPR4bにより、不図示の最初のパーフォレーショ
ン(以下にはパーフォと略記する)が通過したかどうか
を判断する。
【0025】#105:#104の判断結果により、フ
ィルム給送を停止し、1駒目の撮影待機状態となる。
【0026】#106:撮影者が構図を決め、不図示の
カメラのレリーズボタンを押圧し、レリーズスイッチ1
4がONしたかどうかを判断し、ONしていれば不図示
の露光手段によりフィルムを露光する。
【0027】#107:#103と同様にモータ16を
駆動してスプール3を回転させ、フィルムの巻き上げを
行う。
【0028】#108:PR4aによりパーフォ2bが
通過したかどうかを判断し、通過していれば#109へ
進む。
【0029】#109:#106の撮影時の情報(例え
ばシャッタスピード、絞り値、ストロボON/OFF、
デート等)の情報をCPU10から出力回路12に送信
し、磁気記録部であるヘッド6によりフィルムの磁気記
録部2eに記録を開始する。
【0030】#110:PR4bによりパーフォ2bが
通過したかどうかを判断し、通過していれば#111へ
進む。
【0031】#111:#110で開始した情報記録を
終了する。
【0032】#112:PR4bによりパーフォ2aが
通過したかどうかを判断し、通過したと判断したときは
#113へ進む。
【0033】#113:#112の判断によりCPU1
0から駆動回路15に指令信号を出力してモータ16の
回転を停止させ、フィルム給送を停止する。
【0034】#114〜#117:不図示のタイマ手段
を作動させ、その経過時間を測定し、不図示の記憶手段
に記憶しておく。
【0035】#118:前記タイマ手段の測定結果によ
り、フィルム給送量に対し、情報記録にかかった時間が
長かったかどうかを判断する。すなわち、フィルムの規
定記録範囲内2eの間に規定量の情報が記録できたかど
うかを判断する。情報記録が完了していれば#119へ
進み、そうでなければ#120へ進む。
【0036】#119:装填されているフィルムの撮影
可能枚数を終了したかどうかを判断し、まだ終了してい
なければ#106へ進み、終了していれば、#121へ
進む。 #120:#106で得た情報と何コマ目かを情報記憶
手段11に記憶する。
【0037】#121:#107と逆方向にモータを回
転させ、フォーク7の回転によりフィルムをフィルムカ
ートリッジ内に巻き戻す。
【0038】#122:#118の判断結果により規定
量の情報書き込みが行えなかったときは#123へ進
み、そうでなければ終了する。
【0039】#123:フィルム巻き戻し中に情報書き
込みが完了しなかった撮影駒の情報を前記記憶手段11
から呼び出し、再度フィルム巻き戻し方向のまま書き込
みを行う。
【0040】本実施例の効果は以下の通りである。
【0041】撮影時に磁気記録がうまくいかなくても、
フィルム巻き戻し中に先の記録方向とは逆方向に記録を
行うので、ゴミ等で記録がうまくいかなかった場合で
も、記録が成功する確率が高くなる。
【0042】<実施例2>図4は本発明の第2の実施例
のカメラの機能を表わすフローチャートであり、図3と
同じ番号は同じプログラムステップを表わしている。な
お、本実施例のカメラの電気的構成や機械的構造は実施
例1のカメラと同じであるがCPU10の機能すなわち
制御動作が実施例1とは一部異っている。図4に示す#
122の巻き戻しは#121の巻き戻しとは異なり、#
118の判断により情報記録が完了しなかったと判断し
たときに#107の巻き上げ開始位置まで巻き戻すこと
を意味する。すなわち、撮影時にフィルムの磁気記録部
に対する情報の記録を失敗したら最初の位置まで戻って
書き込みを行う。
【0043】本実施例では磁気記録がうまく行えなかっ
たときに、撮影直後に再度書き込みを行うので、情報記
憶手段に記憶する情報量が、1駒分で済み、前記第1の
実施例に比べて情報記憶手段11の記憶容量が少なくて
済み、該手段11を構成する素子のコストダウンが行え
る。
【0044】<実施例3>図5及び図6は本発明の第3
の実施例のカメラの構造を表わす図である。同図におい
て図1及び図2と同じ部材は同じ番号を付記してある。
以下には図1及び図2と異なる点のみ説明する。図5に
おいて、21はローラで、フィルム2に接して該フィル
ムにより回転駆動される。22は透明なフィルムに光線
を透過、非透過の縞模様で構成され、ローラ21に固着
され、ローラ21の回転に伴い回転するパルス板であ
る。23は前記パルス板22をはさんで投光部と受光部
とからパルス板22の回転に伴いパルス信号を発生する
フォトインタラプタである。ローラ21とパルス板22
とフォトインタラプタ23は公知のフィルム給送量検出
手段を構成している。
【0045】本実施例のカメラの制御動作は前記第1の
実施例または第2の実施例とほぼ同じであるが、但し#
114および#115のタイマ1の代りに前記フィルム
給送量検出手段18からのパルスをカウントし、フィル
ム給送量を検出する。該フィルム給送量と磁気記録のタ
イミング(タイマ2の結果)から磁気記録が完了したか
どうかを判断する。
【0046】本実施例の効果は、パーフォ検知手段の他
にフィルム給送量検出手段を設けているので、パーフォ
検知だけの場合より正確な給送量検出が行え、前記規定
範囲内に情報記録が完了したかどうかの判断を行う時
に、より正確な判断を行うことができる。
【0047】<発明と実施例との対応>請求項記載の
「パーフォレーション検知手段」は実施例の「フォトリ
フレクタ4a,4b」である。
【0048】請求項記載の「制御手段」は実施例の「C
PU10」である。
【0049】請求項記載の「フィルム給送量検出手段」
は実施例の「ローラ21、パルス板22、フォトインタ
ラプタ23から成る装置」である。
【0050】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明はこれらの実施例の構成に限
られるものではなく、請求項で示した機能又は実施例の
構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなも
のであってもよいことは言うまでもない。例えば、フィ
ルムの移動状態をフィルムの磁気記録部によって磁気的
に判定するようにしたり、フィルム以外の画像記録媒体
であっても本発明は、適用できるものである。
【0051】また、各実施例を必要に応じて組み合わせ
たり、各実施例の構成要素を必要に応じて組み合わせる
ようにしてもよい。
【0052】本発明は請求項または実施例の構成の全体
もしくは一部が一つの装置を形成するようなものであっ
ても、他の装置と結合するようなものであっても、装置
を構成する要素のようなものであってもよい。
【0053】本発明は、一眼レフカメラ、レンズシャッ
ターカメラ、ビデオカメラ等の種々の形態のカメラ、更
にはカメラ以外に光学機器やその他の装置、更にはそれ
らカメラや光学機器やその他の装置に適用される装置、
または、これらを構成する要素に対しても適用できるも
のである。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、該フィルムの
該磁気記録部がアパーチャに位置決めされた時に多少の
位置ずれがあって該磁気記録部の規定範囲内に撮影情報
を書き込みできない場合にはフィルム巻き戻し時に該磁
気記録部に書き込みを行うので該磁気記録部に書き込み
を行うことができる。
【0055】請求項2の発明によれば、撮影時に撮影駒
の磁気記録部に撮影情報の書き込みができないことが判
明した場合には撮影後にフィルムを一定量巻き戻した後
に再巻上げして該磁気ヘッドと該磁気記録部との相対的
位置関係を正しくしてから該磁気記録部に情報書き込み
を行うようにしたので該磁気記録部の規定範囲内に所定
量の情報書き込みをすることができる。
【0056】請求項3の発明によれば、該フィルム給送
量検出手段の出力に基づいて更に正確なフィルム位置決
めを行うことができるので、該フィルムの所定の磁気記
録部を該磁気ヘッドに正確に位置決めさせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のカメラの要部構造の斜視
図。
【図2】本発明のカメラの電気制御系の概略構成を示し
た図。
【図3】第一実施例のカメラの機能及び制御動作を示す
フローチャート。
【図4】本発明の第二実施例のカメラの機能及び制御動
作を示すフローチャート。
【図5】本発明の第三の実施例のカメラの要部構造を示
す斜視図。
【図6】本発明の第三の実施例のカメラの電気制御系の
概略構成を示した図。
【符号の説明】
1…フィルムカートリッジ 2…フィルム 2e…磁気記録部 3…スプール 4a,4b…フォトリフレクタ 5…磁気ヘッド 6…パッド 7…フォーク 10…CPU 11…情報記憶
手段 12…出力回路 13…入力回路 14…レリーズスイッチ 15…駆動回路 16…モータ 17…切り替え
手段 18…フィルム給送量検出手段 21…ローラ 22…パルス板 23…フォトイ
ンタラプタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの各駒毎に設けられたパーフォ
    レーションを検知するパーフォレーション検知手段と、
    該フィルムの各駒毎に設けられた磁気記録部に撮影情報
    を書き込むための磁気ヘッドと、該パーフォレーション
    検知手段の出力信号に応じて該磁気記録部に対する該磁
    気ヘッドの情報書き込み動作を行わせる機能やフィルム
    給送手段を制御する機能を有している制御手段と、が設
    けられているカメラにおいて、 該制御手段は該磁気記録部に書き込むべき撮影情報を一
    時的に記憶しておく記憶手段を有しており、撮影のため
    に任意の駒がアパーチャに位置決めされた時に該パーフ
    ォレーション検知手段の出力信号の発生タイミングと該
    磁気ヘッドの書き込み信号の発生タイミングとの比較か
    ら該駒の該磁気記録部の規定記録範囲内に該駒に関する
    撮影情報の書き込みを行うことが不可能であると判断し
    た場合には該駒の撮影終了直後には該撮影情報の書き込
    みを行わせずに該撮影情報を該記録手段に記憶してお
    き、その後に該フィルムが巻き戻される時に該駒の該磁
    気記録部に該磁気ヘッドにより該撮影情報を書き込ませ
    る書き込み遅延機能を有していることを特徴とするカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 フィルムの各駒毎に設けられたパーフォ
    レーションを検知するパーフォレーション検知手段と、
    該フィルムの各駒毎に設けられた磁気記録部に撮影情報
    を書き込むための磁気ヘッドと、該パーフォレーション
    検知手段の出力信号に応じて該磁気記録部に対する該磁
    気ヘッドの情報書き込み動作を行わせる機能やフィルム
    給送手段を制御する機能を有している制御手段と、が設
    けられているカメラにおいて、 該制御手段は該磁気記録部に書き込むべき撮影情報を一
    時的に記憶しておく記憶手段を有しており、撮影のため
    に任意の駒がアパーチャに位置決めされた時に該パーフ
    ォレーション検知手段の出力信号の発生タイミングと該
    磁気ヘッドの書き込み信号の発生タイミングとの比較か
    ら該駒の該磁気記録部の規定記録範囲内に該駒に関する
    撮影情報の書き込みを行うことが不可能であると判断し
    た場合には該駒の撮影終了直後にフィルムの一定量巻き
    戻しをフィルム給送手段に行わせ、その後に該フィルム
    を該フィルム給送手段により巻上げ方向に駒送りされた
    時に該駒に関する該撮影情報を該駒の該磁気記録部に書
    き込ませる機能を有していることを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 フィルム給送量検出手段を有し、該制御
    手段が該フィルム給送量検出手段の出力信号に基づいて
    アパーチャに対するフィルムの位置決めやフィルム給送
    量の制御を行うことを特徴とする請求項1又は2のカメ
    ラ。
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