JPH08328031A - フルカラー液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

フルカラー液晶表示装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH08328031A
JPH08328031A JP7136956A JP13695695A JPH08328031A JP H08328031 A JPH08328031 A JP H08328031A JP 7136956 A JP7136956 A JP 7136956A JP 13695695 A JP13695695 A JP 13695695A JP H08328031 A JPH08328031 A JP H08328031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
electrode
substrate
crystal driving
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7136956A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Aomori
繁 青森
Atsushi Tanaka
淳 田中
Seiichi Mitsui
精一 三ツ井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP7136956A priority Critical patent/JPH08328031A/ja
Priority to US08/658,891 priority patent/US5625474A/en
Publication of JPH08328031A publication Critical patent/JPH08328031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1347Arrangement of liquid crystal layers or cells in which the final condition of one light beam is achieved by the addition of the effects of two or more layers or cells
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1347Arrangement of liquid crystal layers or cells in which the final condition of one light beam is achieved by the addition of the effects of two or more layers or cells
    • G02F1/13475Arrangement of liquid crystal layers or cells in which the final condition of one light beam is achieved by the addition of the effects of two or more layers or cells in which at least one liquid crystal cell or layer is doped with a pleochroic dye, e.g. GH-LC cell

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数の液晶駆動用能動素子2a、2b、2c
が形成された第1の基板1と、第1の基板1上に層間膜
3を介して積層された第1、第2及び第3液晶セル51、
52、53とからなるフルカラー液晶表示装置であって、各
液晶セル51、52、53の液晶駆動用電極5、14、21が
液晶駆動用能動素子2a、2b、2cにそれぞれ接続さ
れてなるフルカラー液晶表示装置。 【効果】 各液晶セル51、52、53にそれぞれ液晶駆動用
能動素子2a、2b、2cが接続されているため各液晶
セルを独立に駆動することができ、1画素を3分割せず
にフルカラー表示を実現することができる。よって、画
像の分解能を向上させ、光の利用効率を3倍にすること
も可能となる。また、各液晶セル51、52、53にそれぞれ
能動素子2a、2b、2cを形成する必要がないため、
薄型、軽量の基板を用いることができ画像の表示の色の
ずれを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルカラー液晶表示装
置及びその製造方法に関し、さらに詳しくはワードプロ
セッサ、ノート型パソコン、携帯情報端末などのOA
(オフィスオートメーション)機器や、各種映像機器お
よびゲーム機器などに好適に使用することができるフル
カラー液晶表示装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
ワードプロセッサやノート型パソコンおよび携帯型情報
端末あるいは携帯型テレビなどへの液晶表示装置の応用
が急速に展開している。従来の液晶表示装置にはTN
(ツイステッドネマティック)方式並びにSTN(スー
パーツイステッドネマティック)方式等の透過型液晶表
示素子が用いられている。
【0003】TN方式は、一組の偏光板の間に液晶表示
素子を配置し、後方に配したバックライトからの光に対
して、この液晶表示素子の光学的性質、すなわち電圧無
印加時の旋光特性と電圧印加時の旋光解消特性とを利用
したスイッチング特性に基づきモノクロ(白黒)表示を
行なうものである。また、カラー化については、通常表
示1画素内を3分割し、分割された画素毎に、赤、緑、
青の微小寸法のカラーフィルタを規則的に設け、TN方
式の上記スイッチング特性を利用し、加法混色によりマ
ルチカラー表示やフルカラー表示を行なう。この原理は
現在アクティブマトリックス駆動や単純マトリックス駆
動を利用したカラー液晶表示装置に広く使われている。
【0004】しかしながら、通常のカラー表示に用いら
れている加法混色法による液晶表示装置のシステムで
は、1画素内を3分割して赤、緑、青のカラーフィルタ
ーを用いることから、液晶層を通過してくる光の1/3
しか利用することができず、光の利用効率が数%と低下
し、このため消費電力の大きなバックライトを用いなけ
ればカラー表示を行なうことができない。特に携帯情報
端末や携帯TV等においては、その消費電力の大部分が
バックライトによって使用されるものであるため、液晶
表示素子の利点である低消費電力性が失われてしまう問
題がある。よって、携帯情報端末等の省エネルギー及び
使用時間の延長等の観点から、液晶表示装置の低消費電
力化は必要不可欠であるといえる。
【0005】これに対して、バックライトを用いない反
射型液晶表示装置の採用又は光の利用効率を改善した表
示方法の採用が提案されている。反射型液晶表示装置で
フルカラー表示を行なう方法としては、各々シアン、マ
ゼンタ、黄の色素を導入した液晶層を持つ3枚の液晶パ
ネルを積層し、各層を各々単独に駆動することにより、
滅法混色によってフルカラーを実現する方法が、「次世
代液晶ディスプレイ技術(内田龍男編著:工業調査会p
167〜p196)」に記載されている。
【0006】この滅法混色法によるカラー表示では、1
画素で多色表示を行なうことによりカラー表示が行なえ
るため、液晶層を通過してくる全ての光を利用すること
ができ、光の利用効率が加法混色法による表示の約3倍
となるという利点がある。しかしながら、この方式で
は、各液晶層間に透明ガラス基板を挿入しているため、
画像を斜めから観察した場合、表示に色のずれが生じ
る。このため、基板の厚さを画素の大きさより十分薄く
する必要がある。しかし、各液晶層を独立に駆動するた
めには、各液晶層ごとに液晶駆動用能動素子を形成する
必要があるため、耐熱性等の作製プロセス上の問題によ
り、薄いプラスティック基板等を用いてパネルを作製す
ることが困難である。また、各液晶層に駆動用能動素子
と駆動用ドライバ回路を必要とするため、その製造工程
が、複雑かつ高価になるという問題点があった。
【0007】光の利用効率を向上する方法としては、液
晶層を積層する方法がある。例えば、特開昭60−17
3520号公報および特開昭61−134789号公報
に、3枚の基板を用いて2層型のゲストホスト型液晶セ
ルを構成し、このうちの1枚の基板に設けられた能動素
子により2層の液晶層を駆動する方法が開示されてい
る。この方法では、液晶分子の配向方向が直行する2層
のゲストホスト型液晶層を積層することにより、自然光
の全成分を有効に利用することができる。
【0008】しかしこの方法においては、2層の液晶層
が1つの能動素子により駆動されていることから、各液
晶層を独立して駆動することはできない。そのため、上
記滅法混色法によるカラー表示を行なうことができず、
カラーフィルターを用いた加法混色法によるカラー表示
となり、上記自然光の全成分を利用できる利点を相殺し
てしまうという問題点があった。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、光の利用効率を改善し、液晶表示装置の消費電力
を低減するとともに、画像の表示の色のずれを防止する
ことができるフルカラー液晶表示装置及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
液晶駆動用能動素子が形成された第1の基板と、該第1
の基板上に層間膜を介して積層された第1、第2及び第
3液晶セルとからなるフルカラー液晶表示装置であっ
て、前記第1液晶セルは、前記第1の基板上に形成され
た第1の液晶駆動用能動素子に接続された第1の液晶駆
動用電極、該第1の液晶駆動用電極に対向する第1の対
向電極、該第1の対向電極が下面に形成された第2の基
板、前記第1の液晶駆動用電極と第1の対向電極とに挟
まれた第1の液晶層からなり、前記第2液晶セルは、前
記第2の基板上に形成され、前記第1の基板上に形成さ
れた第2の液晶駆動用能動素子に前記第1の液晶セルを
貫く立体配線により接続された第2の液晶駆動用電極、
該第2の液晶駆動用電極に対向する第2の対向電極、該
第2の対向電極が下面に形成された第3の基板、前記第
2の液晶駆動用電極と第2の対向電極とに挟まれた第2
の液晶層からなり、前記第3液晶セルは、前記第3の基
板上に形成され、前記第1の基板上に形成された第3の
液晶駆動用能動素子に前記第1の液晶セル及び第2の液
晶セルを貫く立体配線により接続された第3の液晶駆動
用電極、該第3の液晶駆動用電極に対向する第3の対向
電極、該第3の対向電極が下面に形成された第4の基
板、前記第3の液晶駆動用電極と第3の対向電極とに挟
まれた第3の液晶層からなるフルカラー液晶表示装置が
提供される。
【0011】また、本発明によれば、(i) 第1の基板上
に複数の液晶駆動用能動素子を形成し、該液晶駆動用能
動素子上全面に、液晶駆動用能動素子に至るコンタクト
ホールを有する層間膜を形成し、(ii)該層間膜上に第1
の液晶駆動用能動素子に接続された第1の液晶駆動用電
極と、第2及び第3の液晶駆動用能動素子にそれぞれ接
続された電極パッドとを形成し、さらに、該電極パッド
に接続する下部立体配線層を形成し、(iii) 第2の基板
表面に第1の対向電極及び電極パッドを形成し、前記第
1の対向電極と前記第1の液晶駆動用電極が対向し、所
望の空間を有するように、得られた第2の基板を前記第
1の基板に張り合わせ、(iv) 前記第2の基板の他表面
に前記下部立体配線層と接続する第2の液晶駆動用電極
と電極パッドとを形成し、さらに、該電極パッドに接続
する上部立体配線層を形成し、(v) 第3の基板表面に第
2の対向電極及び電極パッドを形成し、前記第2の対向
電極と前記第2の液晶駆動用電極が対向し、所望の空間
を有するように、得られた第3の基板を前記第1の基板
に張り合わせ、(vi) 前記第3の基板の他表面に前記上
部立体配線層と接続する第3の液晶駆動用電極を形成
し、(vii) 第4の基板表面に第3の対向電極を形成し、
該第3の対向電極と前記第3の液晶駆動用電極が対向
し、所望の空間を有するように、得られた第4の基板を
前記第1の基板に張り合わせ、(viii)第1の対向電極と
第1の液晶駆動用電極との間の空間、第2の対向電極と
第2の液晶駆動用電極との間の空間、及び第3の対向電
極と第3の液晶駆動用電極との間の空間にそれぞれ液晶
組成物を注入して第1、第2及び第3の液晶層を形成す
ることからなるフルカラー液晶表示装置の製造方法が提
供される。本発明のフルカラー液晶表示装置は、第1の
基板上に複数の液晶駆動用能動素子が形成され、これら
液晶駆動用能動素子上に3層の液晶セルが形成された構
造であり、さらに、各液晶セルに液晶駆動用能動素子が
接続されているため、各液晶セルを各液晶駆動用能動素
子によって独立に駆動することができるものである。
【0012】本発明における第1の基板としては、反射
型液晶表示装置の場合には特に限定されるものではな
く、公知の不透明絶縁性基板又は透光性の絶縁性基板、
例えばガラス、石英、プラスチック等を用いることがで
きる。透過型液晶表示装置の場合には、透光性の絶縁性
基板を用いることが好ましい。また、第1の基板には複
数の液晶駆動用能動素子が形成されている。液晶駆動用
能動素子としては、特に限定されるものではなく、例え
ば薄膜トランジスタ、MIM(Metal InsulatorMetal)
素子等を挙げることができる。これら素子の大きさは所
望の液晶表示装置の大きさにより適宜調整することがで
きる。これら液晶駆動用能動素子が形成された第1の基
板は、層間膜により被覆されている。層間膜の材料とし
てはSiO 2 、SiN、樹脂等を用いることができる。
また、反射型液晶表示装置の場合には、層間膜の表面
が、高さ0.5〜1μm程度の範囲で凹凸を有すること
が好ましい。この場合の凹凸形成方法は、例えば、特開
平6−75238号公報に記載されている方法が挙げら
れる。まず、感光性アクリル樹脂を液晶駆動用能動素子
を有する基板上に塗布し、フォトリソグラフィ及びエッ
チング工程により、凸部となるドットを形成し、熱処理
によってドットパターンのエッジを丸め、再度感光性ア
クリル樹脂を成膜してドット間の平坦部を埋め込み、凹
凸を有する層間膜を形成する。この凹凸形状はフォトリ
ソグラフィ工程を用いて形成していることから再現性良
く形成することができるとともに、層間膜の凹凸形状の
最適化により、後述する反射板又は反射電極の反射特性
の最適化を行なうことができる。
【0013】第1の基板上には、第1、第2及び第3の
液晶セルが積層されている。各液晶セルは、基本的に液
晶駆動用電極と透明電極とがそれぞれ形成された一対の
基板と、これらの基板で挟持された液晶層とからなる。
なお、各液晶セルは積層されているために、第1の液晶
セルと第2の液晶セル、第2の液晶セルと第3の液晶セ
ルの間で基板を共有することができる。
【0014】第2、第3及び第4の基板としては、上述
した透光性の絶縁性基板を用いる。この際の基板の厚み
は、その上下に液晶駆動用電極と透明電極との形成に耐
えるのに十分な強度を有する厚みであれば特に限定され
るものではなく、例えば、100〜300μm程度が好
ましい。第1の液晶セルを構成する第1の液晶駆動用電
極は、第1の基板上に形成された層間膜上に形成されて
おり、反射型液晶表示装置の場合には、反射板として機
能する導電材料を用いることが好ましい。例えば、アル
ミニウム、銀、チタン等を膜厚50〜500nm程度、
より好ましくは100〜300nm程度で用いることが
できる。また、第2及び第3の液晶セルを構成する第2
及び第3の液晶駆動用電極は、それぞれ第2及び第3の
基板上に直接形成されており、InO3 、SnO2 、I
TO(Indium Tin Oxide)等の透明な導電性薄膜を、膜厚
50〜500mm程度、より好ましくは100〜300
mm程度で用いることができる。なお、反射型液晶表示
装置の場合であっても、第1の液晶駆動用電極は透明な
導電性薄膜で形成されてもよい。この場合には、第1の
液晶駆動用電極とは別に、上述した反射板として用いる
ことができる導電材料等を第1の基板と第1の液晶駆動
用電極との間、又は第1の液晶駆動用電極と第1の液晶
層との間のいずれかに形成することが必要である。ま
た、透過型液晶表示装置の場合には、第1の液晶駆動用
電極は、第2及び第3の駆動用電極材料と同様のものを
用いることが好ましい。
【0015】第1、第2及び第3の対向電極は、液晶駆
動用電極及び基板表面に対して平行に配設されている。
対向電極の材料は、上述の透明な導電性薄膜を膜厚50
〜500nm程度、より好ましくは100〜300nm
程度で用いることが好ましい。第1、第2及び第3の液
晶層は、それぞれ異なる色素、例えばアゾ染料系、アン
トラキノン染料系、テトラジン染料系、クマリン染料系
等の色素、さらに具体的にはマゼンタ、シアン、イエロ
ー等を含む液晶組成物が注入されて構成されている。こ
の際の液晶セル間隔は、4〜20μm程度が好ましく、
この液晶セル間隔は、スペーサー等を挟持することによ
り確保することができる。各液晶層に使用される液晶組
成物は、異なる色素を含む以外は、異なっていてもよい
し、同一のものでもよい。例えば、シッフ塩基系、アゾ
系、アゾキシ系、安息香酸エステル系、ビフェニル系、
アーフェニル系、シクロヘキシカルボン酸エステル系、
フェニルシクロヘキサン系、ピリミジン系及びジオキサ
ン系又はこれらの混合物等のネマチック液晶を含む液晶
組成物、フェニルピリミジン系のスメクチック液晶にカ
イラル材を導入した強誘電性液晶を含む液晶組成物、P
DLC,NCAP等の高分子分散液晶等を使用すること
ができる。また、これらの液晶組成物には、任意にカイ
ラル材等を含有してもよい。これら液晶層は、液晶を真
空注入法により注入して形成することができる。また、
場合によっては、液晶が塗布されて基板間に介在された
後、アクリル系等のUV硬化型の樹脂やエポキシ系等の
熱硬化型の樹脂の封止部で注入口を封止して液晶層とし
てもよい。なお、3層の液晶層は、各々異なる部分に注
入口を設けることにより、注入時に各液晶が混合される
ことなく注入することができる。
【0016】本発明のフルカラー液晶表示装置において
は、第1の液晶セルを構成する第1の液晶駆動用電極
が、第1の液晶駆動用能動素子のみに直接接続されてい
る。この際の接続は、第1の液晶駆動用電極と同じ材料
により、層間膜中にプラグを形成することにより接続す
ることができる。また、第2の液晶セルを構成する第2
の液晶駆動用電極は、下部立体配線を介して第2の液晶
駆動用能動素子に接続されている。下部立体配線は、電
極パッド、金属配線及び第2の液晶駆動用能動素子のみ
に接続される電極パッドから構成されており、第1の液
晶セルを貫いているが、第1の液晶セルを構成する第1
の液晶駆動用電極及び第1の対向電極から絶縁されてい
る。第2の液晶駆動用能動素子のみに接続される電極パ
ッドは、第1の液晶駆動用電極を形成する際に、同じ材
料により同じ工程で形成されるものである。金属配線と
しては、所望の配線膜厚、例えば液晶セルの間隔と同等
の膜厚かわずかに大きな膜厚、より具体的には4〜20
μm程度の膜厚を有する導電性膜により形成されてい
る。また、第2の液晶駆動用電極と直接接続される電極
パッドは、第2の対向電極を形成する際に同じ材料によ
り同じ工程で形成されるものである。なお、この場合の
電極パッドは、第2の対向電極と同一の材料による1層
構造でもよいし、任意に、さらに同一又は異なる導電性
材料による2層以上の積層構造でもよい。このように構
成される下部立体配線は、液晶表示装置の画素内の開口
率を低下させないために、画素を構成する領域以外の領
域、例えば画素間に配置される遮光用ブラックマトリク
ス下に配置することが好ましい。
【0017】さらに、第3の液晶セルを構成する第3の
液晶駆動用電極は、上述の下部立体配線を第1液晶セル
を貫くために用いるとともに、さらに第2液晶セルを貫
く上部立体配線を用いることにより、第3の液晶駆動用
能動素子に接続されている。なお、この場合において
も、上部及び下部立体配線も第1の液晶セルを構成する
第1の液晶駆動用電極及び第1の対向電極、第2の液晶
セルを構成する第2の液晶駆動用電極及び第2の対向電
極から絶縁されている。
【0018】また、上述の電極パッド、導電性膜からな
る金属配線及び電極パッドとからなる立体配線に代え
て、電極パッド、異方性導電材料及び電極パッドとから
なる立体配線を用いてもよい。この際の電極パッドは、
上述した通りであるが、1層構造及び2層以上の積層構
造にかかわらず、電極パッド間距離が液晶セル間隔と同
等となるような膜厚で形成することが好ましい。異方性
導電材料としては、内側からコア材料層、導電材料層及
び絶縁材料層が形成されるか、又は導電材料からなるコ
ア材料層に絶縁材料層が被覆されたほぼ球形状の構造を
有していることが好ましい。具体的には、プラスチック
ボール、フェノール樹脂等の絶縁性のコア材料層に、
0.1〜0.5μm程度の膜厚を有するアルミニウム、
ニッケル、銀、スズ、金、亜鉛等の導電材料層が被覆さ
れ、さらにポリアミド樹脂、ポリメタルメタクリレート
等の絶縁材料層が被覆されているもの、又は上述と同様
の導電材料によるコア材料層に絶縁材料層が被覆されて
いるもの等を挙げることができる。いずれの場合にも、
導電材料の外径が液晶セルの間隔と同等のもの、例えば
4〜6μm程度であるものを用いることが好ましい。こ
の異方性導電材料は、90〜150℃程度の温度で、5
0〜80kg/cm2 程度(1粒子あたり10〜20g
/バンプ程度)の圧力をかけて電極パッド又は基板等で
挟持することにより、外側の絶縁材料層が変形、流動
し、内側の導電材料層が露出するものであり、この導電
材料層の露出により、電極パッド等と電気的に接続する
ことができる。
【0019】また、本発明のフルカラー液晶表示装置に
おいては、任意に液晶駆動用電極及び対向電極上に、又
はいずれか一方の上に、保護絶縁膜及び配向膜、又はい
ずれか一方を形成することが好ましい。この保護絶縁膜
は、例えば、SiO2,SiN、Al23などの無機系薄
膜、ポリイミド、フォトレジスト樹脂、高分子液晶など
の有機系薄膜などを用いることができる。保護絶縁膜が
無機系薄膜の場合には蒸着法、スパッタ法、CVD法、
あるいは溶液塗布法などによって形成できる。また、保
護絶縁膜が有機系薄膜の場合には有機物質を溶かした溶
液またはその前駆体溶液を用いて、スピンナー塗布法、
浸漬塗布法、スクリーン印刷法、ロール塗布法、などで
塗布し、所定の硬化条件(加熱、光照射など)で硬化さ
せ形成する方法、あるいは蒸着法、スパッタ法、CVD
法、LB(Langumuir-Blodgett)法などで形成すること
ができる。また、配向膜としては、無機系の層を用いる
場合と有機系の層を用いる場合とがある。無機系の配向
膜を用いる場合、酸化ケイ素の斜め蒸着又は回転蒸着な
どの方法がある。有機系の配向膜を用いる場合、ナイロ
ン、ポリビニルアルコール、ポリイミド等を用いること
ができ、通常この表面を配向処理する。また、高分子液
晶、LB膜を用いて配向させたり、磁場による配向、ス
ペーサエッジ法による配向なども可能である。配向処理
法としては、ラビング法、斜方蒸着法などが挙げられ
る。ラビング法としては、パラレルラビング法(一対の
基板の両方にラビング処理を施した配向膜を配置し、ラ
ビング方向が同一になるように貼り合わせる方法)、ア
ンチパラレルラビング法(一対の基板の両方にラビング
処理を施した配向膜を配置し、ラビング方向が逆になる
ように貼り合わせる方法)、片ラビング法(一対の基板
の片方にのみラビング処理を施した配向膜を形成する方
法)がある。
【0020】また、本発明におけるフルカラー液晶表示
装置を、反射型液晶表示装置として用いる場合には、第
1の液晶駆動用電極と第1の液晶層との間にさらに1/
4波長板を有することが好ましい。この波長板として
は、TiO2等の斜方蒸着膜、ポリカーボネート、ポリ
ビニルアルコール等の一軸延伸フィルム、又はTN,S
TN、コレステリック等の高分子液晶フィルムを挙げる
ことができる。これら膜の厚みは、特に限定されるもの
ではなく、用いる膜の材料、配向状態等により適宜調整
することができる。
【0021】さらに、本発明におけるフルカラー液晶表
示装置を、透過型液晶表示装置として用いる場合には、
第1の基板の液晶セルとは反対側の表面に、偏光板及び
バックライトを配設することが好ましい。偏光板として
は、液晶セルの上下に偏光軸をほぼ直交させた偏光板を
用いることが好ましく、例えば、PVA(ポリビニルア
ルコール)−ヨウ素系、PVA−色素系の延伸フィルム
を酢酸セルロース(TAC)の保護膜で挟持することに
より形成することができる。
【0022】本発明のフルカラー液晶表示装置の製造方
法の工程(i) においては、まず、第1の基板上に複数の
液晶駆動用能動素子を形成する。液晶駆動用能動素子と
して薄膜トランジスタを形成する場合には、公知の方
法、例えば、ゲート電極を形成した後、ゲート絶縁膜を
介して活性層を形成し、この活性層にソース/ドレイン
領域を形成したのち、各ソース/ドレイン領域に対応し
てソース/ドレイン電極を形成方法が挙げられる。これ
ら液晶駆動用能動素子上には、全面に層間膜を形成す
る。層間絶縁膜として例えばSiO2 を用いる場合に
は、公知のCVD法又は蒸着法等により形成することが
できる。この層間膜に、液晶駆動用能動素子のドレイン
電極に至るコンタクトホールを形成する。コンタクトホ
ールは、公知の方法、例えばフォトリソグラフィ及びエ
ッチング工程により3〜30μm程度の径で形成するこ
とができる。
【0023】工程(ii)においては、コンタクトホールを
含む層間膜上に、第1の液晶駆動用電極となる材料を、
例えばスパッタ法又は蒸着法により積層し、フォトリソ
グラフィ及びエッチング法により所望の形状にパターニ
ングして、第1の液晶駆動用能動素子と接続された第1
の液晶駆動用電極と、第2及び第3の液晶駆動用能動素
子にそれぞれ接続された電極パッドとを形成する。その
際、この電極パッドは第1の液晶駆動用電極とは絶縁す
るようにパターニングする。その後、任意に絶縁膜、保
護膜、配向膜等を形成してもよい。その場合には、電極
パッド上に存在するこれら絶縁膜等をエッチングにより
除去しておく必要がある。また、配向膜を形成する場合
には、上述した方法により配向処理を行うことが好まし
い。さらに、電極パッドに接続する下部立体配線層を形
成する。下部立体配線層としては、金属配線又は異方性
導電材料が挙げられる。金属配線を形成する場合には、
公知の方法により所望の膜厚で導電性膜を形成し、フォ
トリソグラフィ及びエッチング工程により、所望の形状
にパターニングすることにより、電極パッドの上にのみ
形成することができる。
【0024】工程(iii) においては、上記工程とは別
に、第2の基板の表面に第1の対向電極と電極パッドと
を形成する。また、第1の対向電極上には、任意に、保
護膜や配向膜を形成してもよい。その場合には、工程(i
i)における方法と同様に、電極パッド上に存在する保護
膜等を除去しておく必要がある。その後、さらに任意
に、電極パッド上に同一の材料又は異なる材料で電極パ
ッドを形成してもよい。得られた第2の基板は、先の工
程で得られた第1の基板上に張り合わせる。この際、接
着用のシール材を基板周辺部に転写塗布して張り合わせ
ることが好ましい。
【0025】工程(iv)においては、張り合わされた第2
の基板に、この第2の基板の他表面から、第2の基板下
側にすでに形成されている電極パッドに至るスルーホー
ルをフォトリソグラフィ及びエッチング工程により形成
する。そして、このスルーホールを含む第2の基板上に
第2の液晶駆動用電極材料を積層することにより、電極
パッドを介して下部立体配線層と接続する第2の液晶駆
動用電極を形成する。また、この際、上記工程(ii)にお
ける方法と同様にして電極パッド、上部立体配線層を形
成する。なお、この工程においても、第2の液晶駆動用
電極上に、任意に保護膜や配向膜等を形成することがで
きる。
【0026】工程(v) 、工程(vi)及び工程(vii) におい
ては、上記工程(iii) 及び(iv)と同様に第2の液晶セル
及び第3の液晶セルを形成することができる。工程(vii
i)において、得られた各液晶セルにおける空間に液晶を
真空注入法等により注入して第1、第2及び第3の液晶
層を形成することができる。
【0027】
【作用】本発明のフルカラー液晶表示装置によれば、第
1の基板上に複数の液晶駆動用能動素子が形成され、そ
の上に3層の液晶セルが積層され、各液晶セルにはそれ
ぞれ第1の基板上の液晶駆動用能動素子が接続されてい
るため、3層の液晶セルがそれぞれ独立に駆動されるこ
ととなる。
【0028】また、各液晶セルにおける液晶層にそれぞ
れ異なる色素を含む液晶組成物を使用することにより、
従来から用いられているカラーフィルターを用いること
なく、フルカラー表示がなされることとなる。さらに、
立体配線として金属配線又は異方性導電材料を用いた場
合には、画素に占める電極配線の面積が削減され、高い
開口率を有する液晶表示装置が得られることとなる。
【0029】また、本発明の液晶表示装置においては、
反射板として機能する液晶駆動用電極を用いることによ
り反射型液晶表示装置として、一方透明の液晶駆動用電
極を用い、第1の基板の下方に偏光板及びバックライト
を配設することにより透過型液晶表示装置として使用す
ることが可能となる。さらに、本発明のフルカラー液晶
表示装置の製造方法によれば、第1の基板上にのみ液晶
駆動用能動素子を形成するため、各液晶セルの基板上に
それぞれ液晶駆動用能動素子を形成するという煩雑な製
造工程が省略されることとなる。
【0030】また、各液晶駆動用能動素子が、第1の基
板上のみに形成されているため、各素子の動作確認、欠
陥検査は第1の基板についてのみ行えばよく、歩留まり
が高くなる。
【0031】
【実施例】以下に、本発明のフルカラー液晶表示装置及
びその製造方法の実施例を説明する。しかし、本実施例
によって本発明が限定されるものではない。 実施例1 図1に3層構造の反射型フルカラー液晶表示装置50の
1画素分の断面図を示す。
【0032】この液晶表示装置50は、以下のように構
成されている。ガラスからなる第1の基板1上に、後述
する各液晶層の液晶駆動用電極に対応した薄膜トランジ
スタ等の第1、第2及び第3の液晶駆動用能動素子2
a、2b、2cがそれぞれ形成されている。この能動素
子2a、2b、2cは、第1の基板1上にゲート電極3
6がそれぞれ形成されており、その上にゲート絶縁膜3
7を介して活性層38が形成され、活性層の両端にそれ
ぞれソース/ドレイン電極39a、39bが形成されて
構成されている。この能動素子2a、2b、2c上部に
は、層間膜3を介して第1、第2及び第3の液晶セル5
1、52、53が積層されている。
【0033】第1の液晶セル51においては、層間膜3
上に形成され、第1の液晶駆動用能動素子2aと接続さ
れた反射板を兼ねる第1の液晶駆動用電極5とともに、
第2の液晶駆動用能動素子2b、2cにそれぞれ接続さ
れた電極パッド5b、5cが形成されており、第1の液
晶駆動用電極5上には絶縁膜6、1/4波長板7及び透
明配向膜8とが積層されている。また、これら絶縁膜
6、1/4波長板7及び透明配向膜8が形成された第1
の液晶駆動用電極5の上部にはスペーサ(図示せず)を
介して、透明配向膜12及び第1の対向電極11ととも
に電極パッド11b、11c、13b、13cが形成さ
れた第2の基板10が配設されており、透明配向膜8と
透明配向膜12との間に液晶組成物が封入され、第1の
液晶層26が形成されている。また、電極パッド5b、
5cは、それぞれ金属配線9b、9cと電極パッド13
b、13cとを介して電極パッド11b、11cに接続
されている。
【0034】第2の液晶セル52においては、第2の基
板10における第1の液晶層26とは反対側の面に、電
極パッド11b、13b、金属配線9b及び電極パッド
5bによって、第2の液晶駆動用能動素子2bに接続さ
れた第2の液晶駆動用電極14とともに、電極パッド1
1c、13c、金属配線9c及び電極パッド5cによっ
て、第3の液晶駆動用能動素子3bに接続された電極パ
ッド14cが形成されており、液晶駆動用電極14の上
には透明配向膜15が積層されている。これら液晶駆動
用電極14及び透明配向膜15が形成された第2の基板
10の上部には、スペーサ(図示せず)を介して、透明
配向膜19及び第2の対向電極18とともに電極パッド
18c、20cが形成された第3の基板17が配設され
ており、透明配向膜15と透明配向膜19との間に液晶
組成物が封入され、第2の液晶層27が形成されてい
る。また、電極パッド14cは、金属配線16cと電極
パッド20cとを介して電極パッド18cに接続されて
いる。
【0035】第3の液晶セル53においては、第3の基
板17における第2の液晶層27とは反対側の面に、電
極パッド18c、20c、金属配線16c、電極パッド
14c、11c、13c、金属配線9c及び電極パッド
5cによって、第3の液晶駆動用能動素子2cに接続さ
れた第3の液晶駆動用電極21が形成されており、液晶
駆動用電極21の上には透明配向膜22が積層されてい
る。これら液晶駆動用電極21及び透明配向膜22が形
成された第3の基板17の上部には、スペーサ(図示せ
ず)を介して、透明配向膜25及び第3の対向電極24
が形成された第4の基板23が配設されており、透明配
向膜22と透明配向膜25との間に液晶組成物が封入さ
れ、第3の液晶層28が形成されている。
【0036】また、第1、第2及び第3の対向電極1
1、18、24は共通配線29により接続されている。
なお、電極パッド5b、5cは液晶駆動用電極5とは電
気的に絶縁されており、電極パッド11b、11c、1
3b、13cは第1の対向電極11と電気的に絶縁され
ており、電極パッド14cは第2の液晶駆動用電極14
と電気的に絶縁されており、電極パッド18c、20c
は、第2の対向電極18と電気的に絶縁されている。
【0037】上記液晶表示装置50は、以下のようにし
て作製する。まず、図2に示したように、ガラス基板で
ある第1の基板1上にゲート電極36、ゲート絶縁膜3
7、活性層38を順次形成し、活性層38内にソース/
ドレイン領域を形成し、ソース/ドレイン領域にそれぞ
れソース/ドレイン電極39a、39bを形成すること
により、各画素毎に各液晶層に対応した第1、第2及び
第3の液晶駆動用能動素子2a、2b、2cとともに、
ゲート配線およびソース配線(図示せず)を形成する。
【0038】次いで、図3に示したように、これら能動
素子2a、2b、2cを、例えばSiO2からなる層間
膜3で被覆し、層間膜3表面に凹凸を形成するととも
に、各能動素子2a、2b、2cのドレイン電極39b
上部にコンタクトホール4をフォトリソグラフィおよび
エッチング工程により形成する。続いて、コンタクトホ
ール4を含む層間膜3上全面にAl膜を形成し、所望の
形状にパターニングして第1の液晶駆動電極5を形成す
るとともに、この第1の液晶駆動電極5と電気的に絶縁
された電極パッド5b、5cを形成する。第1の液晶駆
動電極5は、第1の液晶層26を駆動するための第1の
能動素子2aのドレイン電極39bに接続されており、
電極パッド5b、5cは、第2及び第3の液晶層27、
28を駆動するための第2及び第3の能動素子2b、2
cにそれぞれ接続されている。また、第1の液晶駆動用
電極5は、反射板を兼ねている。なお、電極パッド5
b、5cは、その配置について、説明の便宜上画素内に
示しているが、画素間に配置される遮光用ブラックマト
リクス下に配置することが好ましい。これにより、画面
内の開口率を低下させることなく立体配線を形成するこ
とが可能となる。
【0039】さらに、第1の液晶駆動用電極5上全面に
第1の液晶層26との絶縁のために可視領域で透明なポ
リイミドからなる絶縁膜6と、1/4波長板7及び絶縁
膜を兼ねたポリイミドからなる透明配向膜8を順次積層
し、透明配向膜8をラビングによって配向処理する。こ
の際の配向処理は、液晶の配向制御がホモジニアス配向
となるように行う。
【0040】続いて、電極パッド5b、5c上に積層さ
れた絶縁膜6、1/4波長板7および透明配向膜8をフ
ォトソリグラフィおよびエッチング工程により除去して
開口部を形成する。そして、この開口部を含む透明配向
膜8上全面に、液晶セル間隔(4〜20μm)と同じ膜
厚となるようにAl等の金属膜を成膜し、フォトソリグ
ラフィおよびエッチング工程により立体配線用の金属配
線9b、9cをそれぞれ電極パッド5b、5c上にのみ
形成する。その後、透明配向膜8上全面に液晶セル間隔
を保つためのスペーサ(図示せず)を散布する。
【0041】次に、図4に示したように、プラスティッ
クからなる第2の基板10下面にITO膜を形成し、所
望の形状にパターニングすることにより透明な第1の対
向電極11及び第1の対向電極11と電気的に絶縁され
た電極パッド11b、11cを形成する。続いて、第1
の対向電極11及び電極パッド11b、11c上全面に
透明配向膜12を形成する。さらに、電極パッド11
b、11c上の透明配向膜12をフォトソリグラフィお
よびエッチング工程により除去して開口部を形成する。
開口部を含む透明配向膜12上にAl等の金属膜を成膜
し、フォトソリグラフィおよびエッチング工程により、
電極パッド11b、11c上にのみ立体配線用の電極パ
ッド13b、13cを形成する。次いで、第2の基板1
0下面の透明配向膜12にラビング処理を行ない、接着
用のシール材(図示せず)を転写塗布する。
【0042】その後、図5に示したように、先の工程で
得られた第1の基板1上に、位置合わせを行なって、図
4の工程により得られた第2の基板10を張り合わせ、
液晶層26となる中空層の作製するとともに、金属配線
9bと電極パッド13bおよび金属配線9cと電極パッ
ド13cとを接続する。続いて、第2の基板10上部か
ら、先に形成した基板下部の電極パッド11cに至るス
ルーホールをフォトソリグラフィおよびエッチング工程
により形成し、このスルーホールを含む第2の基板10
上全面にITOを成膜し、所望の形状にパターニングす
ることにより、第2の液晶駆動電極14及び電極パッド
14cを形成する。その後、この液晶駆動用電極14上
全面に透明配向膜15を形成し、ラビングにより配向処
理を行なう。続いて、電極パッド14c上の透明配向膜
15をフォトソリグラフィおよびエッチング工程により
除去して開口部を形成し、この開口部を含む透明配向膜
15上全面に、液晶セル間隔(4〜20μm)と同じ膜
厚となるようにAl等の金属膜を成膜し、フォトソリグ
ラフィおよびエッチング工程により立体配線用の金属配
線16cを、電極パッド14c上にのみ形成する。その
後、透明配向膜15上全面に、液晶セル間隔を保つため
のスペーサ(図示せず)を散布する。
【0043】次に、図6に示したように、第3の基板1
7下面に、図4における工程と同様に対向電極18、電
極パッド18c、透明配向膜19、電極パッド20cを
形成する。そして、透明配向膜19にラビング処理を行
ない、接着用のシール材(図示せず)を転写塗布する。
続いて、図7に示したように、先の工程で得られた第1
の基板1に、図6の工程で得られた第3の基板17を張
り合わせ、液晶層27となる中空層を作製するととも
に、立体配線16cと電極パッド20cとを接続する。
さらに、図5における工程と同様に第3の基板17上
に、電極パッド18cと接続する第3の液晶駆動用電極
21及び透明配向膜22を形成し、透明配向膜22にラ
ビング処理を行ない、スペーサ(図示せず)を散布す
る。
【0044】次に、図8に示したように、第4の基板2
3下面に、図4及び図6における工程と同様に対向電極
24及び透明配向膜25を形成し、透明配向膜25にラ
ビング処理を行い、接着用のシール材(図示せず)を転
写塗布する。続いて、先の工程で得られた第1の基板1
に、図8の工程で得られた基板23を張り合わせ、液晶
層28となる中空層を作製する。その後、3層の液晶層
26、27、28となる中空層にそれぞれ所望の色素を
含む液晶組成物を注入する。最後に、第1の基板10上
の第1、第2及び第3の液晶駆動用能動素子2a、2
b、2cに対してドライバ回路の実装を行ない、第1、
第2及び第3の対向電極11、18、24を共通配線2
9に接続し、図1に示したフルカラー反射型液晶表示装
置50を完成する。
【0045】反射型フルカラー液晶表示装置50におい
て、第1、第2及び第3の液晶層26、27、28にそ
れぞれイエロー、マゼンタ、シアンの色素を導入したゲ
ストホスト型の液晶組成物を用いてフルカラー表示を行
なう場合について説明する。図9及び図10に示したよ
うに、まず3層の液晶層28、27、26がオフ状態の
場合、外部より入射した自然光成分の内、液晶分子28
a、27a、26aと同一方向に配向した各色素(シア
ン28b,マゼンタ27b,イエロー26b)に一致す
る直線偏光成分は色素により吸収される。一方、各色素
の配向方向に直行する直線偏光成分は、色素に吸収され
ることなく液晶層28、27、26を順次通過し、1/
4波長板7に入射後、円偏光に変換される。円偏光成分
は反射板として機能する第1の液晶駆動用電極5により
反射される際にその位相がπ/2ずれる。また、その反
射光が1/4波長板7に再度入射することにより円偏光
から直線偏光に変換されるが、元の偏光方向に直行した
直線偏光成分に変換される。よって、その反射光は、各
液晶層26、27、28の色素に吸収されることとな
り、黒の表示となる。以上のように1/4波長板7を挿
入することにより入射する自然光の全成分を吸収し、コ
ントラストの良い黒状態を表示できる。
【0046】次に、3層の液晶層28、27、26がオ
ン状態の場合、液晶層内28、27、26の色素による
吸収は無いことから、入射する自然光の全成分が、1/
4波長板7を通過し、第1の液晶駆動用電極5により反
射され、再度1/4波長板7を通過することとなり、反
射光が各液晶層26、27、28の色素に吸収されるこ
となく、白の表示となる。
【0047】さらに、図10に示したように、赤,緑,
青のカラー表示を行う場合は、各液晶層26、27、2
8を独立に駆動し、各液晶層内の色素の吸収・透過を適
宜組合わせて行なう。まず、赤(R)を表示する場合、
シアンの色素を導入した液晶層28のみをオン状態とし
て入射する自然光を透過させ、マゼンタおよびイエロー
の色素を混入した液晶層27、26により緑(G)およ
び青(B)の成分を吸収する。これを入射光および反射
光の双方で行なうことにより、先程の黒表示で述べたよ
うに全ての自然光成分に対して緑および青の光吸収が行
なえ、赤の成分のみが外部へ反射される。これにより赤
のカラー表示を行うことができる。同様にして緑を表示
する場合には、マゼンタの色素を導入した液晶層27の
みをオン状態として、シアンおよびイエローの色素を混
入した液晶層28、26をオフ状態とすることにより全
ての自然光成分に対して赤および青の光吸収が行なえ、
緑の成分のみが外部へ反射される。これにより緑のカラ
ー表示を行うことができる。さらに、青を表示する場合
には、イエローの色素を導入した液晶層26のみをオン
状態として、シアン及びマゼンタの色素を導入した液晶
層28、27をオフ状態とすることにより、青のカラー
表示を行うことができる。
【0048】実施例2 図11に3層構造の透過型フルカラー液晶表示装置60
の1画素分の断面図を示す。
【0049】この液晶表示装置60においては、図1の
反射型液晶表示装置50の絶縁膜6及び1/4波長板7
を取り除き、反射板を兼ねる第1の液晶駆動用電極5を
第1の透明電極45とし、さらに第1の基板10の液晶
層が形成された側とは反対側に偏光板30及び導光板3
1を配設することにより構成される。なお、導光板31
に光を導入するために光源32を用いる。
【0050】上記図11に示す透過型フルカラー液晶表
示装置60において、液晶層26、27、28にそれぞ
れイエロー、マゼンタ、シアンの色素を導入したゲスト
ホスト型の液晶材料を用いてフルカラー表示を行なう場
合について説明する。図11において、導光板31より
放射された光は、偏光方向が偏光板30と同一方向の成
分のみが偏光板30を通過する。この際、通過光の偏光
方向を液晶層内にホモジニアス配向している液晶分子と
同方向に揃えることにより、液晶層がオフ状態の場合に
は、導入されている各色素に色の成分が全て吸収され黒
を表示する。また、液晶層がオン状態の場合には、通過
光が各液晶層の色素に吸収されることなく、白を表示す
る。さらに、上記の反射型液晶表示装置と同様にして、
各液晶層を独立に駆動することによってフルカラーの表
示を行うことができる。
【0051】実施例3 図12に異方性導電材料により立体配線を形成した3層
構造の反射型フルカラー液晶表示装置70の1画素分の
断面図を示す。
【0052】この液晶表示装置70は、図1の反射型液
晶表示装置の金属配線9b、9c、16cの代わりに、
異方性導電材料34b、34c、34dを用い、さら
に、電極パッド5b、5c、14cの上に、さらに電極
パッド33b、33c、35cを配設することにより構
成される。異方性導電材料34b、34c、34dは、
図13に示したように、球状のコア材料34pの表面が
導電性材料34sにより被覆され、さらに導電性材料3
4sの表面が絶縁材料34qにより被覆されて構成され
ている。
【0053】上記液晶表示装置70は、以下のようにし
て作製する。まず、実施例1に示した反射型液晶表示装
置50と同様に、第1の基板1上にゲート電極36、ゲ
ート絶縁膜37、活性層38、ソース/ドレイン電極3
9a、39bを形成することにより、各画素毎に各液晶
層に対応した能動素子2a、2b、2cを形成する。
【0054】次いで、実施例1と同様に、得られた第1
の基板1上に、層間膜3、液晶駆動電極5、電極パッド
5b、5c、絶縁膜6、1/4波長板7及び透明配向膜
8を積層し、透明配向膜8をラビングによってホモジニ
アス配向となるように処理する。その後、電極パッド5
b、5c上の絶縁膜6、1/4波長板7及び透明配向膜
8をフォトソリグラフィおよびエッチング工程により除
去して開口部を形成する。そして、この開口部を含む透
明配向膜8上全面に、Al等の金属膜を成膜し、フォト
ソリグラフィおよびエッチング工程により立体配線用の
電極パッド33b及び33cを形成する。
【0055】続いて、得られた第1の基板1上に異方性
導電材料34b、34c……を散布する。次に、第2の
基板10下面に実施例1と同様に、透明な対向電極11
及び電極パッド11b、11c、透明配向膜12、上下
基板接続用電極パッド13b、13cを形成し、第2の
基板10下面の透明配向膜12にラビング処理を行な
い、続いて接着用のシール材(図示せず)を転写塗布す
る。
【0056】その後、図14に示したように、先の工程
で得られた第1の基板1上に、位置合わせを行なって、
第2の基板10を張り合わせる。張り合わせの際には、
90〜150℃程度の温度で、50〜80g/cm2
度の圧力をかけることにより、電極パッド33bと電極
パッド13bとの間に挟持された異方性導電材料34b
の絶縁材料34qが流動し、導電材料34pを介して露
出して電極パッド33bと電極パッド13bとが接続さ
れる。一方、電極パッド33bが配置していない透明配
向膜8上に散布された導電性材料は、透明配向膜8と透
明配向膜12とで挟持されることとなるため、導通する
ことはなく、液晶セル間隔(図13中、Dに対応する)
を保つためのスペーサとしても機能する。
【0057】続いて、実施例1と同様に、第2の基板1
0上に、第2の液晶駆動電極14、電極パッド14c、
透明配向膜15を形成し、電極パッド14c上のみの透
明配向膜15を除去して開口部を形成し、この開口部を
含む透明配向膜15上全面に、Al等の金属膜による電
極パッド35cを形成する。その後、上記で説明と同様
に異方性導電材料34dを介して第2の液晶層27とな
る中空層の作製する。さらにその上に実施例1と同様に
第3の液晶層28となる中空層を作製し、第1、第2及
び第3の液晶層26、27、28となる中空層にそれぞ
れ所望の液晶組成物を注入し、第1、第2及び第3の液
晶セル71、72、72を形成する。最後に、実施例1
と同様に第1の基板10上の第1、第2及び第3の液晶
駆動用能動素子2a、2b、2cに対してドライバ回路
の実装を行ない、第1、第2及び第3の対向電極11、
18、24を共通配線29に接続することにより、図1
2に示すフルカラー反射型液晶表示装置70を完成す
る。
【0058】上記図12に示す反射型フルカラー液晶表
示装置70は、実施例1と同様のゲストホスト型の液晶
材料を用いて同様にフルカラー表示を行なうことができ
る。
【0059】
【発明の効果】本発明のフルカラー液晶表示装置によれ
ば、第1の基板上に複数の液晶駆動用能動素子が形成さ
れ、その上に3層の液晶セルが積層され、各液晶セルに
はそれぞれ第1の基板上の液晶駆動用能動素子に接続さ
れているため、第2、第3及び第4の基板には液晶駆動
用電極および第1の基板上の各液晶駆動用能動素子に接
続される立体配線を有するのみで、液晶駆動用能動素子
を形成する必要がないことから、薄型、軽量のプラステ
ィック基板を用いることが可能となる。よって、3層の
液晶セルの積層された液晶表示装置においても、画像の
表示の色のずれを防止することができる。
【0060】また、液晶駆動用能動素子を第1の基板上
のみに集積したことにより、液晶駆動用のドライバ回路
を第1の基板上にのみ実装すれば良く、第2及び第3基
板上にも液晶駆動用能動素子を形成する場合に比較して
約1/3と、ドライバ回路の実装を低減させることがで
きる。さらに、各液晶駆動用能動素子により各液晶層を
独立に駆動できることとなるため、従来のフルカラー表
示の手法であるカラーフィルター方式とは異なり、1画
素を3分割せずに多色表示を行ない、フルカラー表示を
実現することができる。よって、画像の分解能を向上さ
せることができるとともに、光の利用効率を理論上3倍
にすることも可能となる。
【0061】また、各液晶セルにおける液晶層にそれぞ
れ異なる色素を含む液晶組成物を使用する場合には、従
来から用いられているカラーフィルターを用いることな
く、フルカラー表示を実現することができる。さらに、
立体配線として金属配線又は異方性導電材料を用いた場
合には、画素に占める電極配線の面積を削減することが
でき、高い開口率を有する液晶表示装置を得ることがで
きる。
【0062】また、本発明の液晶表示装置においては、
光の利用効率を高めることができるため、反射板として
機能する液晶駆動用電極を用いることにより反射型液晶
表示装置として用いることができるとともに、液晶駆動
用能動素子間の配線を反射板として機能する液晶駆動用
電極下で行なうことができるため、画素の開口率の低下
を防止することができる。
【0063】さらには、本発明の液晶表示装置において
は、第1の基板の下方に偏光板及びバックライトを配設
することにより、そのまま透過型液晶表示装置としても
使用することが可能となり、光利用効率が改善された、
消費電力の低い透過型フルカラー液晶表示装置を得るこ
とができる。さらに、本発明のフルカラー液晶表示装置
の製造方法によれば、第1の基板上にのみ液晶駆動用能
動素子を形成するため、各液晶セルの基板上にそれぞれ
液晶駆動用能動素子を形成する工程、各液晶セルに対向
したドライブ回路を形成すると工程等の煩雑な製造工程
を省略することが可能となる。
【0064】また、各液晶駆動用能動素子が、第1の基
板上のみに形成されているため、各素子の動作確認、欠
陥検査は第1の基板についてのみ行えばよく、良品検査
が容易となり、製品の歩留りを向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフルカラー液晶表示装置である反射型
液晶表示装置の一実施例を示す要部の概略断面図であ
る。
【図2】図1の反射型液晶表示装置の製造工程を示す要
部の概略断面図である。
【図3】図1の反射型液晶表示装置の製造工程を示す要
部の概略断面図である。
【図4】図1の反射型液晶表示装置の製造工程を示す要
部の概略断面図である。
【図5】図1の反射型液晶表示装置の製造工程を示す要
部の概略断面図である。
【図6】図1の反射型液晶表示装置の製造工程を示す要
部の概略断面図である。
【図7】図1の反射型液晶表示装置の製造工程を示す要
部の概略断面図である。
【図8】図1の反射型液晶表示装置の製造工程を示す要
部の概略断面図である。
【図9】図1の反射型液晶表示装置の入射光と反射光の
関係を説明するための図である。
【図10】滅法混色法によるカラー表示を説明するため
の図である。
【図11】本発明のフルカラー液晶表示装置である等価
型液晶表示装置の一実施例を示す要部の概略断面図であ
る。
【図12】本発明のフルカラー液晶表示装置である反射
型液晶表示装置の別の実施例を示す要部の概略断面図で
ある。
【図13】異方性導電材料の概略断面図である。
【図14】図12の反射型液晶表示装置の製造方法を説
明するための要部の概略断面図である。
【符号の説明】
1、10、17、23 第1、第2、第3、第4の基板 2a、2b、2c 第1、第2、第3の液晶駆動用能動
素子 3 層間膜 4 コンタクトホール 5、14、21 第1、第2、第3の液晶駆動用電極 5b、5c、11b、11c、13b、13c、14
c、18c、20c、33b、33c 35c 電極パ
ッド 6 絶縁膜 7 1/4波長板 8、12、15、19、22、25 透明配向膜 9a、9b、16c 金属配線(立体配線層) 11、18、24 第1、第2、第3の対向電極 26、27、28 第1、第2、第3の液晶層 29 共通配線 30 偏光板 31 導光板 32 光源 34b、34c、34d 異方性導電材料(立体配線
層) 34p コア材料 34s 導電材料 34q 絶縁材料 36 ゲート電極 37 ゲート絶縁膜 38 活性層 39a、39b ソース/ドレイン電極 45 第1の透明電極 50、70 反射型フルカラー液晶表示装置 60 透過型フルカラー液晶表示装置 51、71 第1の液晶セル 52、72 第2の液晶セル 53、73 第3の液晶セル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の液晶駆動用能動素子が形成された
    第1の基板と、 該第1の基板上に層間膜を介して積層された第1、第2
    及び第3液晶セルとからなるフルカラー液晶表示装置で
    あって、 前記第1液晶セルは、前記第1の基板上に形成された第
    1の液晶駆動用能動素子に接続された第1の液晶駆動用
    電極、該第1の液晶駆動用電極に対向する第1の対向電
    極、該第1の対向電極が下面に形成された第2の基板、
    前記第1の液晶駆動用電極と第1の対向電極とに挟まれ
    た第1の液晶層からなり、 前記第2液晶セルは、前記第2の基板上に形成され、前
    記第1の基板上に形成された第2の液晶駆動用能動素子
    に前記第1の液晶セルを貫く下部立体配線により接続さ
    れた第2の液晶駆動用電極、該第2の液晶駆動用電極に
    対向する第2の対向電極、該第2の対向電極が下面に形
    成された第3の基板、前記第2の液晶駆動用電極と第2
    の対向電極とに挟まれた第2の液晶層からなり、 前記第3液晶セルは、前記第3の基板上に形成され、前
    記第1の基板上に形成された第3の液晶駆動用能動素子
    に前記第1の液晶セル及び第2の液晶セルを貫く下部及
    び上部立体配線により接続された第3の液晶駆動用電
    極、該第3の液晶駆動用電極に対向する第3の対向電
    極、該第3の対向電極が下面に形成された第4の基板、
    前記第3の液晶駆動用電極と第3の対向電極とに挟まれ
    た第3の液晶層からなることを特徴とするフルカラー液
    晶表示装置。
  2. 【請求項2】 第1、第2及び第3の液晶層が、それぞ
    れ異なる色素を含む液晶組成物からなる請求項1記載の
    フルカラー液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 上部及び下部立体配線が、金属配線及び
    電極パッド、又は異方性導電材料及び電極パッドから構
    成される請求項1又は2記載のフルカラー液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 第1の液晶駆動用電極が反射型の電極で
    あり、第1の液晶駆動用電極と第1の液晶層との間にさ
    らに1/4波長板を有する請求項1〜3のいずれか1つ
    に記載のフルカラー液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 第1、第2及び第3の液晶駆動用電極が
    透明電極であり、第1の基板の液晶セルとは反対の面に
    さらに偏光板及びバックライトを有する請求項1〜3の
    いずれか1つに記載のフルカラー液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 (i) 第1の基板上に複数の液晶駆動用能
    動素子を形成し、該液晶駆動用能動素子上全面に、液晶
    駆動用能動素子に至るコンタクトホールを有する層間膜
    を形成し、 (ii)該層間膜上に第1の液晶駆動用能動素子に接続され
    た第1の液晶駆動用電極と、第2及び第3の液晶駆動用
    能動素子にそれぞれ接続された電極パッドとを形成し、
    さらに、該電極パッドに接続する下部立体配線層を形成
    し、 (iii) 第2の基板表面に第1の対向電極及び電極パッド
    を形成し、前記第1の対向電極と前記第1の液晶駆動用
    電極が対向し、所望の空間を有するように、得られた第
    2の基板を前記第1の基板に張り合わせ、 (iv) 前記第2の基板の他表面に前記下部立体配線層と
    接続する第2の液晶駆動用電極と電極パッドとを形成
    し、さらに、該電極パッドに接続する上部立体配線層を
    形成し、 (v) 第3の基板表面に第2の対向電極及び電極パッドを
    形成し、前記第2の対向電極と前記第2の液晶駆動用電
    極が対向し、所望の空間を有するように、得られた第3
    の基板を前記第1の基板に張り合わせ、 (vi) 前記第3の基板の他表面に前記上部立体配線層と
    接続する第3の液晶駆動用電極を形成し、 (vii) 第4の基板表面に第3の対向電極を形成し、該第
    3の対向電極と前記第3の液晶駆動用電極が対向し、所
    望の空間を有するように、得られた第4の基板を前記第
    1の基板に張り合わせ、 (viii)第1の対向電極と第1の液晶駆動用電極との間の
    空間、第2の対向電極と第2の液晶駆動用電極との間の
    空間、及び第3の対向電極と第3の液晶駆動用電極との
    間の空間にそれぞれ液晶組成物を注入して第1、第2及
    び第3の液晶層を形成することを特徴とするフルカラー
    液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 第1、第2及び第3の液晶層を構成する
    液晶組成物が、それぞれ異なる色素を含む液晶組成物か
    らなる請求項6記載のフルカラー液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 上部及び下部立体配線層が、金属配線又
    は異方性導電材料である請求項6又は7記載のフルカラ
    ー液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 工程(ii)において、第1の液晶駆動用電
    極を反射型の電極材料で形成し、さらに、前記第1の液
    晶駆動用電極上に1/4波長板を形成する請求項6〜9
    のいずれか1つに記載のフルカラー液晶表示装置の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 第1、第2及び第3の液晶駆動用電極
    を透明電極として形成し、さらに、第1の基板の液晶セ
    ルとは反対の面に偏光板及びバックライトを形成する請
    求項6〜9のいずれか1つに記載のフルカラー液晶表示
    装置。
JP7136956A 1995-06-02 1995-06-02 フルカラー液晶表示装置およびその製造方法 Pending JPH08328031A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7136956A JPH08328031A (ja) 1995-06-02 1995-06-02 フルカラー液晶表示装置およびその製造方法
US08/658,891 US5625474A (en) 1995-06-02 1996-05-31 Full-color liquid crystal display device and fabrication process therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7136956A JPH08328031A (ja) 1995-06-02 1995-06-02 フルカラー液晶表示装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08328031A true JPH08328031A (ja) 1996-12-13

Family

ID=15187442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7136956A Pending JPH08328031A (ja) 1995-06-02 1995-06-02 フルカラー液晶表示装置およびその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5625474A (ja)
JP (1) JPH08328031A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6232938B1 (en) 1997-11-18 2001-05-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid crystal display device with low power consumption and high picture quality

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5861929A (en) * 1990-12-31 1999-01-19 Kopin Corporation Active matrix color display with multiple cells and connection through substrate
US5790215A (en) * 1995-03-15 1998-08-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid crystal display device
JP3217657B2 (ja) * 1995-09-13 2001-10-09 株式会社東芝 液晶表示装置
US5986729A (en) * 1996-07-10 1999-11-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal display device and method of manufacturing the same
JP3683660B2 (ja) * 1996-10-16 2005-08-17 株式会社半導体エネルギー研究所 投射型カラー画像表示装置およびその駆動方法
JPH10197887A (ja) * 1997-01-08 1998-07-31 Ricoh Co Ltd 液晶表示セルおよび液晶表示セル製造方法
JPH10268338A (ja) * 1997-01-23 1998-10-09 Toshiba Corp 液晶表示装置およびその製造方法
JP3361029B2 (ja) * 1997-03-19 2003-01-07 株式会社東芝 表示装置
JP3883641B2 (ja) * 1997-03-27 2007-02-21 株式会社半導体エネルギー研究所 コンタクト構造およびアクティブマトリクス型表示装置
CN1263610A (zh) 1998-03-19 2000-08-16 松下电器产业株式会社 液晶显示元件及其制造方法
JP3361049B2 (ja) * 1998-03-20 2003-01-07 株式会社東芝 液晶表示装置
US6697039B1 (en) * 1999-02-24 2004-02-24 Minolta Co., Ltd. Information displaying apparatus
JP2000292818A (ja) * 1999-04-07 2000-10-20 Fuji Photo Film Co Ltd 光書込み表示素子及びそれを用いた光書込み表示装置
EP1229378A1 (en) * 1999-10-06 2002-08-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal element, liquid crystal display device and production methods therefor
US6197663B1 (en) * 1999-12-07 2001-03-06 Lucent Technologies Inc. Process for fabricating integrated circuit devices having thin film transistors
JP2002107768A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Minolta Co Ltd 液晶表示素子
US6844957B2 (en) * 2000-11-29 2005-01-18 International Business Machines Corporation Three level stacked reflective display
US6680726B2 (en) 2001-05-18 2004-01-20 International Business Machines Corporation Transmissive electrophoretic display with stacked color cells
US6727873B2 (en) 2001-05-18 2004-04-27 International Business Machines Corporation Reflective electrophoretic display with stacked color cells
AU2002322353A1 (en) * 2001-07-02 2003-01-21 Vladimir Kozenkov Multilayer combined liquid crystal optical memory systems with means for recording and reading information
US7128952B2 (en) * 2002-05-24 2006-10-31 Nitto Denko Corporation Optical film
JP2004077687A (ja) * 2002-08-14 2004-03-11 Seiko Epson Corp 液晶装置及び電子機器
JP4044485B2 (ja) * 2003-05-02 2008-02-06 日東電工株式会社 光学フィルム、その製造方法、およびそれを用いた偏光板
DE102005017655B4 (de) * 2005-04-15 2008-12-11 Polyic Gmbh & Co. Kg Mehrschichtiger Verbundkörper mit elektronischer Funktion
DE102005031448A1 (de) * 2005-07-04 2007-01-11 Polyic Gmbh & Co. Kg Aktivierbare optische Schicht
DE102005035589A1 (de) 2005-07-29 2007-02-01 Polyic Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung eines elektronischen Bauelements
DE102005035590A1 (de) * 2005-07-29 2007-02-01 Polyic Gmbh & Co. Kg Elektronisches Bauelement
DE102005042166A1 (de) * 2005-09-06 2007-03-15 Polyic Gmbh & Co.Kg Organisches Bauelement und ein solches umfassende elektrische Schaltung
DE102005044306A1 (de) * 2005-09-16 2007-03-22 Polyic Gmbh & Co. Kg Elektronische Schaltung und Verfahren zur Herstellung einer solchen
DE102008026216B4 (de) * 2008-05-30 2010-07-29 Polyic Gmbh & Co. Kg Elektronische Schaltung
KR20120094830A (ko) 2009-06-30 2012-08-27 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 풀 컬러 반사형 디스플레이
WO2012015387A1 (en) * 2010-07-26 2012-02-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Transflective displays
KR20130039066A (ko) * 2011-10-11 2013-04-19 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치, 이를 포함하는 표시 시스템 및 표시 장치의 제조 방법
CN102338954A (zh) * 2011-10-26 2012-02-01 合肥工业大学 电控彩色滤色液晶光阀
US20130293482A1 (en) * 2012-05-04 2013-11-07 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Transparent through-glass via
JP6223070B2 (ja) * 2013-08-29 2017-11-01 株式会社ジャパンディスプレイ 有機el表示装置及び有機el表示装置の製造方法
US9316860B2 (en) 2013-12-20 2016-04-19 Apple Inc. Electronic device display with damage-resistant polarizer
CN103913879B (zh) * 2014-04-14 2017-06-30 重庆卓美华视光电有限公司 液晶透镜、立体显示装置和该液晶透镜的形成方法
KR20160017838A (ko) * 2014-08-06 2016-02-17 삼성디스플레이 주식회사 액정표시소자
US10797314B2 (en) 2016-07-29 2020-10-06 Blue Current, Inc. Compliant solid-state ionically conductive composite materials and method for making same
US10813213B2 (en) 2017-02-16 2020-10-20 Azotek Co., Ltd. High-frequency composite substrate and insulating structure thereof
US11044802B2 (en) 2017-02-16 2021-06-22 Azotek Co., Ltd. Circuit board
US10743423B2 (en) * 2017-09-15 2020-08-11 Azotek Co., Ltd. Manufacturing method of composite substrate
US11225563B2 (en) 2017-02-16 2022-01-18 Azotek Co., Ltd. Circuit board structure and composite for forming insulating substrates
US9926411B1 (en) 2017-03-03 2018-03-27 Blue Current, Inc. Polymerized in-situ hybrid solid ion-conductive compositions
US10457781B2 (en) 2017-03-03 2019-10-29 Blue Current, Inc. Polymerized in-situ hybrid solid ion-conductive compositions
KR102079135B1 (ko) * 2017-04-28 2020-02-19 주식회사 엘지화학 투과율 가변 장치
GB2568240B (en) * 2017-11-03 2023-01-25 Flexenable Ltd Method of producing liquid crystal devices comprising a polariser component between two lc cells
US11581570B2 (en) 2019-01-07 2023-02-14 Blue Current, Inc. Polyurethane hybrid solid ion-conductive compositions
US11394054B2 (en) 2019-12-20 2022-07-19 Blue Current, Inc. Polymer microspheres as binders for composite electrolytes
WO2021127542A1 (en) 2019-12-20 2021-06-24 Blue Current, Inc. Composite electrolytes with binders
US20230029109A1 (en) * 2021-07-21 2023-01-26 Meta Platforms Technologies, Llc Techniques for multi-layer liquid crystal active light modulation

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5635168A (en) * 1979-08-29 1981-04-07 Canon Kk Color display cell
JPS606925A (ja) * 1983-06-24 1985-01-14 Hosiden Electronics Co Ltd スイツチ付液晶表示素子
JPS60173520A (ja) * 1984-02-20 1985-09-06 Nec Corp 液晶表示素子
JPS61134789A (ja) * 1984-12-06 1986-06-21 日本電気株式会社 液晶表示素子
US4878741A (en) * 1986-09-10 1989-11-07 Manchester R & D Partnership Liquid crystal color display and method
KR880700293A (ko) * 1985-03-01 1988-02-22 제임스 로우더 벨 Ⅲ 액정색상 표시 및 그 방법
FR2618008B1 (fr) * 1987-07-07 1989-10-20 Commissariat Energie Atomique Ecran polychrome
US5032007A (en) * 1988-04-07 1991-07-16 Honeywell, Inc. Apparatus and method for an electronically controlled color filter for use in information display applications
JPH03238424A (ja) * 1990-02-15 1991-10-24 Ricoh Co Ltd 液晶表示装置
JP2825713B2 (ja) * 1991-09-10 1998-11-18 シャープ株式会社 反射型液晶表示装置およびその製造方法
KR100243262B1 (ko) * 1992-12-26 2000-02-01 윤종용 액정표시소자의 제조방법
KR950011953B1 (ko) * 1992-12-26 1995-10-12 삼성전자주식회사 액정 표시 소자와 그 제조방법
US5450222A (en) * 1993-05-27 1995-09-12 Apple Computer, Inc. Electrical connection of devices incorporating multiple liquid crystal cells

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6232938B1 (en) 1997-11-18 2001-05-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid crystal display device with low power consumption and high picture quality

Also Published As

Publication number Publication date
US5625474A (en) 1997-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08328031A (ja) フルカラー液晶表示装置およびその製造方法
US5712695A (en) Liquid crystal display device and fabrication process thereof
JP2000305099A (ja) 液晶表示装置
JPH0736060A (ja) 反射型表示装置
JP2000075287A (ja) 反射型液晶表示装置
KR100385691B1 (ko) 반사형 액정표시소자
JP3290379B2 (ja) 表示装置及びその製造方法
US20050190320A1 (en) In-plane switching liquid crystal display device having extraordinary polarizers
JP3229789B2 (ja) 反射型液晶表示装置の製造方法
JPH08313939A (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
JP2999317B2 (ja) 反射型カラー液晶表示装置
KR20040100002A (ko) 칼라 편광판 및 이를 이용한 반사형 액정 표시 장치
JP2000171831A (ja) 液晶表示パネル
US6882392B2 (en) Method for fabricating smectic liquid crystal display device
KR20050000958A (ko) 횡전계형 액정 표시 장치
JP3367853B2 (ja) 反射型液晶表示装置
JPH07261169A (ja) 液晶表示装置
JP3422785B2 (ja) 反射型カラー液晶表示装置
JP2000194004A (ja) 反射型カラ―液晶表示装置
JPS6270815A (ja) 液晶装置
JPH11258638A (ja) ゲストホスト型液晶表示装置
JPH10253993A (ja) 液晶表示素子
JP2003161938A (ja) 液晶表示素子及びその製造方法
JPH01183625A (ja) 液晶表示装置及びそれに用いる位相板の製造方法
JPH1048630A (ja) 液晶表示装置