JPH08327854A - 光ファイバコネクタの組立方法および接着剤注入治具 - Google Patents
光ファイバコネクタの組立方法および接着剤注入治具Info
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- JPH08327854A JPH08327854A JP7136962A JP13696295A JPH08327854A JP H08327854 A JPH08327854 A JP H08327854A JP 7136962 A JP7136962 A JP 7136962A JP 13696295 A JP13696295 A JP 13696295A JP H08327854 A JPH08327854 A JP H08327854A
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- Japan
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- optical fiber
- ferrule
- cylindrical member
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3855—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture characterised by the method of anchoring or fixing the fibre within the ferrule
- G02B6/3861—Adhesive bonding
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバコネクタへの光ファイバへの組立
方法において、光ファイバコ心線をフェルールに固定す
るための接着剤をフェルール後部内に確実に注入し、か
つ、接着剤がフェルール外周に溢れだすことのないよう
にするためのものである。 【構成】 円筒部材であるフェルール1の尾部に円筒部
材2を隙間なく内嵌または外嵌させ装着し、円筒部材2
の尾部から注射器の注射針3を挿入して、円筒形のフェ
ルールの後部11内に接着剤5を注入し、円筒部材2を
取り外す。次にフェルール1の尾部から先端部の光ファ
イバ41を露出させた光ファイバ心線4を挿入し固定す
る。
方法において、光ファイバコ心線をフェルールに固定す
るための接着剤をフェルール後部内に確実に注入し、か
つ、接着剤がフェルール外周に溢れだすことのないよう
にするためのものである。 【構成】 円筒部材であるフェルール1の尾部に円筒部
材2を隙間なく内嵌または外嵌させ装着し、円筒部材2
の尾部から注射器の注射針3を挿入して、円筒形のフェ
ルールの後部11内に接着剤5を注入し、円筒部材2を
取り外す。次にフェルール1の尾部から先端部の光ファ
イバ41を露出させた光ファイバ心線4を挿入し固定す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ファイバコネクタの
組立方法と、光ファイバを光ファイバコネクタを構成す
るフェルールに固定するための接着剤の注入治具に関す
る。
組立方法と、光ファイバを光ファイバコネクタを構成す
るフェルールに固定するための接着剤の注入治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に光信号の伝送に使用される光ファ
イバは1本またはそれ以上の光ファイバをコネクタ・溶
着・スプライスなどの接続手段を用いて使用される。光
信号の伝送経路の切り換えが必要とされるところでは、
外乱などの光信号の伝送への影響から光ファイバ心線を
保護する高張力体およびPVCなどの外皮を備えた光フ
ァイバケーブルと、光ファイバコネクタが使用されるこ
とが多い。光ファイバは、通常ガラスなどの脆性成分で
できており、その径は0.1mmと細い。通常、光ファ
イバの周囲はナイロン被覆され径が約1mm位の光ファ
イバ心線を形成する。この光ファイバケーブルと光ファ
イバコネクタの組立において、光ファイバコネクタと光
ファイバケーブルの心線が圧縮などによる曲げの局所的
な負荷を受けると、その中を伝送される光信号は光の特
性上、光信号の外部流出等の伝送損失や、光ファイバの
心線の破損による光伝送の断線などの影響をうける。
イバは1本またはそれ以上の光ファイバをコネクタ・溶
着・スプライスなどの接続手段を用いて使用される。光
信号の伝送経路の切り換えが必要とされるところでは、
外乱などの光信号の伝送への影響から光ファイバ心線を
保護する高張力体およびPVCなどの外皮を備えた光フ
ァイバケーブルと、光ファイバコネクタが使用されるこ
とが多い。光ファイバは、通常ガラスなどの脆性成分で
できており、その径は0.1mmと細い。通常、光ファ
イバの周囲はナイロン被覆され径が約1mm位の光ファ
イバ心線を形成する。この光ファイバケーブルと光ファ
イバコネクタの組立において、光ファイバコネクタと光
ファイバケーブルの心線が圧縮などによる曲げの局所的
な負荷を受けると、その中を伝送される光信号は光の特
性上、光信号の外部流出等の伝送損失や、光ファイバの
心線の破損による光伝送の断線などの影響をうける。
【0003】従来、光ファイバを、光ファイバコネクタ
を構成する中心に貫通穴を有する円筒部材であるフェル
ールに固定するにあたっては、接着剤を用いる方法が一
般的であり以下のようにして光ファイバコネクタを組み
立てていた。
を構成する中心に貫通穴を有する円筒部材であるフェル
ールに固定するにあたっては、接着剤を用いる方法が一
般的であり以下のようにして光ファイバコネクタを組み
立てていた。
【0004】図2に従来の光ファイバコネクタの組立方
法の工程順断面図を示す。図2はフェルールの後部に直
接、注射針3を挿入する光コネクタの組立方法である。
図2(a)において、光ファイバが通る円筒部材である
フェルールの後部11に注射針3を挿入して接着剤5を
注入する。次にフェルール1の尾部から、先端部分にお
いて光ファイバ41を露出させた光ファイバ心線4を挿
入しフェルール1にファイバ心線4および光ファイバ4
1を固定する(図2(b))。
法の工程順断面図を示す。図2はフェルールの後部に直
接、注射針3を挿入する光コネクタの組立方法である。
図2(a)において、光ファイバが通る円筒部材である
フェルールの後部11に注射針3を挿入して接着剤5を
注入する。次にフェルール1の尾部から、先端部分にお
いて光ファイバ41を露出させた光ファイバ心線4を挿
入しフェルール1にファイバ心線4および光ファイバ4
1を固定する(図2(b))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、コネ
クタハウジング13内に奥まった所にあるフェルールの
尾部から接着剤が溢れないようフェルールの尾部を確認
しながら接着剤の量を加減しなければならないという問
題があり、フェルール後端部は光コネクタのハウジング
内に奥まっていることから、接着剤が溢れても拭き取り
作業が不可能であるという問題があった。溢れた出た接
着剤は図2において、フェルール後部11とハウジング
13の間やコイルバネ14が載置されている部分にまで
流れ込みフェルールがハウジング内で固着されてしま
い、フェルールが軸方向に可動できなくなってしまうと
いう問題があった。
クタハウジング13内に奥まった所にあるフェルールの
尾部から接着剤が溢れないようフェルールの尾部を確認
しながら接着剤の量を加減しなければならないという問
題があり、フェルール後端部は光コネクタのハウジング
内に奥まっていることから、接着剤が溢れても拭き取り
作業が不可能であるという問題があった。溢れた出た接
着剤は図2において、フェルール後部11とハウジング
13の間やコイルバネ14が載置されている部分にまで
流れ込みフェルールがハウジング内で固着されてしま
い、フェルールが軸方向に可動できなくなってしまうと
いう問題があった。
【0006】この発明の目的は光ファイバコネクタへの
光ファイバへの組立方法において、光ファイバ心線をフ
ェルールに固定するための接着剤をフェルール後部内に
確実に注入し、かつ、接着剤がフェルール外周に溢れだ
すことのないようするためのものである。
光ファイバへの組立方法において、光ファイバ心線をフ
ェルールに固定するための接着剤をフェルール後部内に
確実に注入し、かつ、接着剤がフェルール外周に溢れだ
すことのないようするためのものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、フェルール尾部に外嵌又は内嵌する円筒
型の注入治具を使用する、あるいはフェルールの尾部を
長くし、コネクタ本体後端より出っ張るようにした。ま
た上記注入治具において、注射器の先端を挿入する部位
の半径方向に円盤状の接着剤受け口すなわちつば状部を
有し、フェルール尾部に固定するための部位がフェルー
ルに内嵌すると同時に外嵌する2重穴構造である接着剤
注入治具を用いることを特徴とする。
に、本発明は、フェルール尾部に外嵌又は内嵌する円筒
型の注入治具を使用する、あるいはフェルールの尾部を
長くし、コネクタ本体後端より出っ張るようにした。ま
た上記注入治具において、注射器の先端を挿入する部位
の半径方向に円盤状の接着剤受け口すなわちつば状部を
有し、フェルール尾部に固定するための部位がフェルー
ルに内嵌すると同時に外嵌する2重穴構造である接着剤
注入治具を用いることを特徴とする。
【0008】すなわち接着剤注入治具を用いた場合の本
発明による光ファイバコネクタの組立方法は、フェルー
ルの尾部に上記接着剤注入治具を隙間なく外嵌または内
嵌させて取り付ける工程と、注射器により上記接着剤注
入治具を介して接着剤を注入する工程と、フェルールの
尾部より上記接着剤注入治具を取り去る工程と、フェル
ール尾部から先端を露出させた光ファイバ心線を挿入
し、フェルールに固定する工程よりなる。
発明による光ファイバコネクタの組立方法は、フェルー
ルの尾部に上記接着剤注入治具を隙間なく外嵌または内
嵌させて取り付ける工程と、注射器により上記接着剤注
入治具を介して接着剤を注入する工程と、フェルールの
尾部より上記接着剤注入治具を取り去る工程と、フェル
ール尾部から先端を露出させた光ファイバ心線を挿入
し、フェルールに固定する工程よりなる。
【0009】
【作用】上記した光ファイバコネクタの接着剤注入治具
およびその組立方法によれば、接着剤注入が簡便であ
る。又、接着剤注入時に接着剤注入治具の皿部で接着剤
を確認できるので、その時点で接着剤注入を停止すれば
他部に接着剤を付着させることはない。また、フェルー
ル尾部への取付部はフェルール尾部の内面および外面に
それぞれ密着する事となり、接続部にて接着剤が溢れる
こともない。さらに、フェルール尾部の内側に治具を適
量挿入する形状から光ファイバを挿入しても接着剤が溢
れず均一の接着剤注入量にすることができる。
およびその組立方法によれば、接着剤注入が簡便であ
る。又、接着剤注入時に接着剤注入治具の皿部で接着剤
を確認できるので、その時点で接着剤注入を停止すれば
他部に接着剤を付着させることはない。また、フェルー
ル尾部への取付部はフェルール尾部の内面および外面に
それぞれ密着する事となり、接続部にて接着剤が溢れる
こともない。さらに、フェルール尾部の内側に治具を適
量挿入する形状から光ファイバを挿入しても接着剤が溢
れず均一の接着剤注入量にすることができる。
【0010】
【実施例】図1および図3、図4に本発明による光ファ
イバコネクタの組立方法の断面図を示す。図1は円筒部
材を用いた光コネクタの組立方法を示す工程順断面図で
ある。図1(a)において、12はフェルール前部、1
1はフェルール後部、14はコイルバネ、13は光コネ
クタのハウジングである。フェルール前部12には光フ
ァイバ挿入固定される貫通穴が設けられている。また、
フェルール後部11には上記貫通穴よりは径大の光ファ
イバ心線(光ファイバをナイロン等で被覆したもの)が
挿入される貫通穴が設けられている。図1(a)におい
て、円筒部材であるフェルール1の尾部に円筒部材2を
隙間無く内嵌または外嵌させ装着し(図1(a))、円
筒部材2の尾部から注射器の注射針3を挿入して、円筒
形のフェルールの後部11内に接着剤5を注入し(図1
(b))、円筒部材2を取り外す(図1(c))。次に
フェルール1の尾部から先端部の光ファイバ41を露出
させた光ファイバ心線4を挿入し固定する(図1
(d))。
イバコネクタの組立方法の断面図を示す。図1は円筒部
材を用いた光コネクタの組立方法を示す工程順断面図で
ある。図1(a)において、12はフェルール前部、1
1はフェルール後部、14はコイルバネ、13は光コネ
クタのハウジングである。フェルール前部12には光フ
ァイバ挿入固定される貫通穴が設けられている。また、
フェルール後部11には上記貫通穴よりは径大の光ファ
イバ心線(光ファイバをナイロン等で被覆したもの)が
挿入される貫通穴が設けられている。図1(a)におい
て、円筒部材であるフェルール1の尾部に円筒部材2を
隙間無く内嵌または外嵌させ装着し(図1(a))、円
筒部材2の尾部から注射器の注射針3を挿入して、円筒
形のフェルールの後部11内に接着剤5を注入し(図1
(b))、円筒部材2を取り外す(図1(c))。次に
フェルール1の尾部から先端部の光ファイバ41を露出
させた光ファイバ心線4を挿入し固定する(図1
(d))。
【0011】図3はフェルール後部11内に直接、注射
針3を挿入して用いる別の実施例の光コネクタの組立方
法を示す工程順断面図である。図3においては、ハウジ
ング13の後端部より出っ張るように長くしたフェルー
ルの後部11の尾部から注射針3を差し込み接着剤5を
注入する(図3(a))。次にフェルール1の尾部か
ら、先端部分の光ファイバ41を露出させた光ファイバ
心線4をフェルールに挿入し固定する(図3(b))。
針3を挿入して用いる別の実施例の光コネクタの組立方
法を示す工程順断面図である。図3においては、ハウジ
ング13の後端部より出っ張るように長くしたフェルー
ルの後部11の尾部から注射針3を差し込み接着剤5を
注入する(図3(a))。次にフェルール1の尾部か
ら、先端部分の光ファイバ41を露出させた光ファイバ
心線4をフェルールに挿入し固定する(図3(b))。
【0012】図4は他の実施例による光ファイバコネク
タの組立方法を示す工程順断面図である。図4で用いる
中空円筒形の接着剤注入治具15の断面図を図5に示
す。図5に示すように、接着剤注入治具15はフェルー
ルの尾部に挿入することになる挿入部分に二重構造の壁
が設けられている。このような構造とすることによりフ
ェルール尾部に安定にホールドされ、また、接着剤が外
に洩れにくくなる。又、注射針が挿入される入り口部分
は、円盤状の接着剤受け口が設けられている。この受け
口があることにより接着剤があふれてコネクタ本体にく
っつくことはない。この接着剤注入治具の形状はこの他
に図6に示されるようなものが考えられる。図6は受け
口が漏斗状の円錐形状の例である。
タの組立方法を示す工程順断面図である。図4で用いる
中空円筒形の接着剤注入治具15の断面図を図5に示
す。図5に示すように、接着剤注入治具15はフェルー
ルの尾部に挿入することになる挿入部分に二重構造の壁
が設けられている。このような構造とすることによりフ
ェルール尾部に安定にホールドされ、また、接着剤が外
に洩れにくくなる。又、注射針が挿入される入り口部分
は、円盤状の接着剤受け口が設けられている。この受け
口があることにより接着剤があふれてコネクタ本体にく
っつくことはない。この接着剤注入治具の形状はこの他
に図6に示されるようなものが考えられる。図6は受け
口が漏斗状の円錐形状の例である。
【0013】図4にある光ファイバコネクタの組立方法
は以下のようである。 (1)簡易コネクタハウジング13内に載置されるフェ
ルールの後部11の後端部に接着剤注入治具15を挿入
する(図4(a))。この時、注入治具前端部が密着性
よくフェルール後端部に挿入されるように、接着剤注入
治具15の円盤部とハウジング13の後端部の隙間がな
いようにしっかり押し込む。 (2)接着剤注入治具15の後端部の受け口から治具内
に注入針3を差し込み接着剤注入を行い、接着剤注入治
具の受け口まで接着剤5を注入する(図4(b))。 (3)接着剤注入治具15をフェルールの尾部から外す
(図4(c))。 (4)フェルールの尾部から先端部で光ファイバ41を
露出した光ファイバ心線4をフェルールに挿入し固定す
る(図4(d))。 このようにして、接着剤を溢れさせずに接着剤注入を行
うことができる。
は以下のようである。 (1)簡易コネクタハウジング13内に載置されるフェ
ルールの後部11の後端部に接着剤注入治具15を挿入
する(図4(a))。この時、注入治具前端部が密着性
よくフェルール後端部に挿入されるように、接着剤注入
治具15の円盤部とハウジング13の後端部の隙間がな
いようにしっかり押し込む。 (2)接着剤注入治具15の後端部の受け口から治具内
に注入針3を差し込み接着剤注入を行い、接着剤注入治
具の受け口まで接着剤5を注入する(図4(b))。 (3)接着剤注入治具15をフェルールの尾部から外す
(図4(c))。 (4)フェルールの尾部から先端部で光ファイバ41を
露出した光ファイバ心線4をフェルールに挿入し固定す
る(図4(d))。 このようにして、接着剤を溢れさせずに接着剤注入を行
うことができる。
【0014】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、光コ
ネクタ及びその組立方法において、光ファイバコネクタ
のフェルールと光ファイバとを適量の接着剤注入によっ
て接着固定させるための円筒形の接着剤注入治具を用い
たことで注入を容易にし、接着剤を洩れにくくする効果
がある。又さらにこの注入治具の端部につば状の接着剤
受け口を設けたことによって、接着剤注入治具よりの接
着剤の溢れを防ぐことができる。又、フェルール尾部に
挿入するための部位を2重穴構造にしたことにより、フ
ェルールへのホールドを安定にすると共に挿入部から接
着剤が溢れて他部に接着剤を付着させることがない。ま
た光ファイバコネクタのフェルール後端部をハウジング
尾部より出っ張るように長くしたことで上記円筒形の注
入治具を用いたのと同様の効果が得られる。
ネクタ及びその組立方法において、光ファイバコネクタ
のフェルールと光ファイバとを適量の接着剤注入によっ
て接着固定させるための円筒形の接着剤注入治具を用い
たことで注入を容易にし、接着剤を洩れにくくする効果
がある。又さらにこの注入治具の端部につば状の接着剤
受け口を設けたことによって、接着剤注入治具よりの接
着剤の溢れを防ぐことができる。又、フェルール尾部に
挿入するための部位を2重穴構造にしたことにより、フ
ェルールへのホールドを安定にすると共に挿入部から接
着剤が溢れて他部に接着剤を付着させることがない。ま
た光ファイバコネクタのフェルール後端部をハウジング
尾部より出っ張るように長くしたことで上記円筒形の注
入治具を用いたのと同様の効果が得られる。
【図1】光ファイバコネクタの組立方法の工程順断面図
である。
である。
【図2】従来の光ファイバコネクタの組立方法の工程順
断面図である。
断面図である。
【図3】他の実施例の光ファイバコネクタの組立方法の
工程順断面図である。
工程順断面図である。
【図4】他の実施例の光ファイバコネクタの組立方法の
工程順断面図である。
工程順断面図である。
【図5】接着剤注入装置の断面図である。
【図6】接着剤注入装置の他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
1 フェルール 2 円筒部材 3 注射針 4 光ファイバ心線 5 接着剤 11 フェルール後部 12 フェルール前部 13 ハウジング 14 コイルバネ 15 接着剤注入治具 41 光ファイバ
Claims (7)
- 【請求項1】 前部に光ファイバを挿入固定するための
第1の貫通穴を、後部に前記貫通穴より大径の第2の貫
通穴を有する円筒部材からなるフェルールと、前記フェ
ルールを内包するハウジング部とからなる光ファイバコ
ネクタの前記フェルール後部後端部に円筒部材を内嵌ま
たは外嵌させる工程と、前記円筒部材を介して前記第2
の貫通穴に接着剤を注入する工程と、前記円筒部材を取
り去る工程と、前記フェルール後端部側から先端を露出
させた光ファイバ心線を挿入し、前記第1の貫通穴に光
ファイバを固定する工程とからなる光ファイバコネクタ
の組立方法。 - 【請求項2】 前記円筒部材の後端部が前記ハウジング
後端部より出っ張っており、かつ、つば部を有すること
を特徴とする請求項1記載の光ファイバコネクタの組立
方法。 - 【請求項3】 前部に光ファイバを固定するための第1
の貫通穴を、後部に前記貫通穴より大径の第2の貫通穴
を有する円筒部材からなるフェルールと、前記フェルー
ルを内包するハウジング部とからなる光ファイバコネク
タの前記第2の貫通穴に接着剤を注入するための治具で
あって、前記フェルール後端部尾部に外嵌または内嵌す
る円筒部材であることを特徴とする接着剤注入用治具。 - 【請求項4】 前記円筒部材の後端部が前記ハウジング
後端部より出っ張っていることを特徴とする請求項3記
載の接着剤注入治具。 - 【請求項5】 前記円筒部材の後端部が漏斗状に拡がっ
ていることを特徴とする請求項4記載の接着剤注入治
具。 - 【請求項6】 前記円筒部材の後端部につば部が設けら
れていることを特徴とする請求項4記載の接着剤注入治
具。 - 【請求項7】 前部に光ファイバを挿入固定するための
第1の貫通穴を、後部に前記貫通穴より大径の第2の貫
通穴を有する円筒部材からなるフェルールと、前記フェ
ルールを内包するハウジングとからなる光ファイバコネ
クタの前記フェルールの第2の貫通穴に接着剤を注入し
やすくするために、前記フェルールの後端部が前記ハウ
ジング尾部より出っ張っていることを特徴とする光ファ
イバコネクタ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13696295A JP3226755B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 光ファイバコネクタの組立方法および接着剤注入治具 |
EP96108794A EP0745874B1 (en) | 1995-06-02 | 1996-05-31 | An adhesive agent injecting jig |
DE69624287T DE69624287T2 (de) | 1995-06-02 | 1996-05-31 | Einspritzröhrchen für Kleber |
US08/657,518 US5858161A (en) | 1995-06-02 | 1996-06-03 | Method of assembling an optical fiber connector and an adhesive agent injecting jig for use therewith |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13696295A JP3226755B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 光ファイバコネクタの組立方法および接着剤注入治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327854A true JPH08327854A (ja) | 1996-12-13 |
JP3226755B2 JP3226755B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=15187567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13696295A Expired - Fee Related JP3226755B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 光ファイバコネクタの組立方法および接着剤注入治具 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5858161A (ja) |
EP (1) | EP0745874B1 (ja) |
JP (1) | JP3226755B2 (ja) |
DE (1) | DE69624287T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100796268B1 (ko) * | 2006-06-02 | 2008-01-21 | 주식회사 제씨콤 | 광통신용 커넥터의 페룰-플랜지 고정용 지그 및 이를이용한 접착수지 충진방법 |
KR100821292B1 (ko) * | 2006-11-28 | 2008-04-11 | 주식회사 제씨콤 | 평탄 면을 갖는 글라스 페룰 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19541139C1 (de) * | 1995-10-27 | 1997-05-15 | Siemens Ag | Aufnahmeanordnung und Verfahren zum Herstellen einer Aufnahmeanordnung für mindestens einen umhüllten Lichtwellenleiter |
JP3002864B2 (ja) * | 1996-08-06 | 2000-01-24 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 光コネクタ組立用接着剤注入管 |
WO1999031166A1 (fr) * | 1997-12-12 | 1999-06-24 | Takeo Inagaki | Gel faiblement reticule et procede de production |
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