JPH0832700A - 着信呼の応答転送方式及び装置 - Google Patents

着信呼の応答転送方式及び装置

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JPH0832700A
JPH0832700A JP15880294A JP15880294A JPH0832700A JP H0832700 A JPH0832700 A JP H0832700A JP 15880294 A JP15880294 A JP 15880294A JP 15880294 A JP15880294 A JP 15880294A JP H0832700 A JPH0832700 A JP H0832700A
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JP
Japan
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signal
incoming call
dtmf
telephone exchange
exchange system
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JP15880294A
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Shoji Izumo
出雲照二
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Meisei Electric Co Ltd
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Meisei Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 オートアテンダントBの前位交換システムか
らの着信を着信検出部12で検出し、ループ制御部13
により通話路直流ループを閉じたのちメッセージ収録部
141から案内メッセージを前位交換システムを介して
発呼者に送出し、その後発呼者から前位交換システムを
介して送られてくる内線番号(DTMF信号)をDTM
F録音部142に録音しておき、桁監視部15によって
所定桁数のDTMF信号を受信したときループ制御部1
3による通話路瞬断制御で前位交換システムに転送起動
信号を送出し、その後DTMF録音部142に録音され
たDTMF信号を再生して前位交換システムに送出し、
前位交換システムにおいて、上記転送起動信号とDTM
F信号により着信呼を所期の内線に転送接続する。 【効果】 転送接続制御のためにDTMF信号の受信器
及び発振器を必要としないので、オートアテンダントが
安価に構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着信呼に自動応答し、
該着信呼の発呼者が要求する内線に当該着信呼を転送接
続するための電話交換システムにおける着信呼応答転送
方式と、この方式による着信呼応答転送を行なうために
電話交換システムに設けられる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通話転送機能を有する電話交換システム
に設けられる電話端末で、着信呼に自動応答したのち、
該着信呼の発呼者に案内メッセージを送出し、該案内メ
ッセージの送出開始後、上記発呼者のダイヤル操作によ
って送られてくるダイヤル番号(DTMF信号によるダ
イヤル番号)の内線に着信呼を転送接続する装置が電話
交換システムに有人中継台に代わる装置として実用化さ
れている。以下、この装置をオートアテンダントとい
う。
【0003】また、前記電話交換システムに接続して運
用するボイスメール装置には、所定のメールボックスに
発信側及び受信側のメッセージを蓄積保存する本来の機
能の他に、受信側のメッセージに内線番号案内メッセー
ジを含み、上記オートアテンダントと同様の機能を有す
るものがあり、当該機能に関しては、ボイスメール装置
とオートアテンダントとは同一種類の装置である。な
お、以下の説明は特に言及しない限り、オートアテンダ
ントを例として説明する。
【0004】従来のオートアテンダントを図3により説
明する。
【0005】図3において、1は電話交換システムの内
線端子に接続する端子、2は電話交換システムから到来
した着信呼を検出する着信検出部、3は通話線の直流ル
ープを開閉制御するループ制御部、4は案内メッセージ
が予め収録してある音声メモリ部、5はDTMF(Du
al Tone Multiple Frequenc
y)信号によるダイヤル信号を受信するDTMF受信
器、6はDTMF信号によるダイヤル信号を発振するD
TMF発振器、7はワンチップCPUを主体に構成され
た中央処理装置である。
【0006】電話交換システムに収容された外線に着信
呼が生起し、該着信呼がオートアテンダントを収容した
内線を指定するダイヤルイン接続の着信呼であったとき
には、電話交換システムはオートアテンダントの端子1
に着信信号(通常は呼出信号)を送出する。なお、当該
端子1には電話交換システムの内線の通話線が接続され
ている。
【0007】端子1に着信信号が到来すると、着信検出
部2はこれを検出して着信検出信号を中央処理装置7に
送出し、これを受けて中央処理装置7はループ制御部3
を制御し、通話線直流ループを閉成する。これによって
前記ダイヤルイン接続の着信呼にオートアテンダントが
自動応答したこととなり、着信外線はオートアテンダン
トに接続される。
【0008】自動応答となった後、中央処理装置7は音
声メモリ部4を起動し、当該音声メモリ4に収録されて
いる案内メッセージを再生して端子1に送出する。音声
メモリ4から送出された上記案内メッセージは電話交換
システムを経由して前記着信呼の発呼者に送付される。
【0009】案内メッセージを聴取後、あるいは聴取し
ている間に発呼者が所望の内線番号をダイヤルすると、
該ダイヤルに対応するDTMF信号が電話交換システム
を経由してオートアテンダントの端子1に到達し(DT
MF信号は音声周波数帯域内の信号であるため、通話路
による伝送が可能である。)、DTMF受信器5で受信
される。
【0010】DTMF受信器5は、DTMF信号を受信
すると、DTMF信号を4ビットの2進符号でなるダイ
ヤル番号情報に交換して情報線pに出力し、DTMF信
号の受信ごとに桁情報を情報線qに出力する。
【0011】中央処理装置7は上記情報線pに出力され
たダイヤル番号情報を一時的に記憶保持するとともに、
上記情報線qに出力される桁情報を監視し、所定の桁
数、例えば3桁のダイヤル番号情報が記憶保持される
と、ループ制御部3を制御して通話線直流ループを瞬断
する、所謂フッキング制御を行なう。
【0012】ループ制御部3によるフッキング制御で通
話線に送出されたフッキング信号は電話交換システムで
転送起動信号として認識され、当該電話交換システムで
転送制御が開始される。
【0013】次いでオートアテンダントの中央処理装置
7は、前記で一時記憶したダイヤル番号情報(4ビット
2進符号)を情報線rを介してDTMF発振器6に桁毎
に区切って送出し、DTMF発振器6はダイヤル番号情
報に対応したDTMF信号を発振して順次端子1に送出
する。
【0014】電話交換システムでは、前記オートアテン
ダントからのフッキング信号の受信により着信外線を保
留し、次いで上記DTMF信号の受信によって当該DT
MF信号の内線番号に対応する内線に呼出信号を送出し
て当該内線を呼び出し、当該内線の応答により前記オー
トアテンダントに接続されていた着信外線を当該内線に
接続替えするとともに当該着信外線の保留を解除する。
これによって着信外線の発呼者は希望する内線と通話が
可能になる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
オートアテンダントでは、発呼者から送られてくるダイ
ヤル信号(DTMF信号)を受信して当該ダイヤル信号
をデジタル符号に変換して一時記憶し、転送制御時に当
該デジタル符号化されたダイヤルデータによってDTM
F信号を発振して電話交換システムに送付するようにし
ているので、オートアテンダントにDTMF受信器及び
DTMF信号発振器を必要とし、オートアテンダントの
価格が高くなり、また、オートアテンダントにおける制
御処理中に受信したダイヤル信号を2進符号に変換して
一時記憶し、これを読み出してDTMF発振器を起動す
る制御を必要とするため、オートアテンダントの中央処
理装置のソフトウェアが複雑になる。
【0016】本発明は、以上の従来の問題点を解決する
ために提案するもので、機器構成が安価に実現できる着
信応答転送方式と2つの方式を使用するための装置を得
ることを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、着信呼に自動応答して発呼者に案内メッ
セージを送出したのち、当該発呼者のダイヤル操作によ
って送られてくるDTMF信号を録音し、所定桁数のD
TMF信号を受信し録音したところで、制御部に転送起
動信号を送出し、ついで上記録音したDTMF信号を再
生して上記制御部に送出し、これによって、当該制御部
で転送接続制御を行なうようにしたものである。
【0018】また、上記転送接続制御を実現するために
電話交換システムに設ける着信呼応答転送装置として
は、着信呼を検出する着信呼検出手段と、着信呼に自動
応答する自動応答手段と、発呼者に案内メッセージを送
出するメッセージ送出手段と、発呼者から送られてくる
DTMF信号を録音するDTMF信号録音手段と、当該
DTMF信号の受信桁数を計数する桁計数手段と、電話
交換システムに転送起動信号を送出する転送起動手段
と、上記DTMF信号録音手段に録音されたDTMF信
号を再生して電話交換システムに送出するDTMF信号
再生送出手段を有するように構成したものである。
【0019】
【作用】電話交換システムに収容された外線に、着信呼
応答転送装置を接続した内線を指定したダイヤルイン着
信呼が生起すると、着信呼応答転送装置は当該着信呼に
自動応答し、電話交換システムを介して上記外線(発呼
者)に案内メッセージを送出する。その後、発呼者のダ
イヤル操作によるDTMF信号が電話交換システムを介
して送られてくると、着信呼応答転送装置は当該DTM
F信号を受信し、録音するとともにその受信桁数を監視
し、所定桁数のDTMF信号を受信したことにより電話
交換システムに転送起動信号を送出し、次いで上記録音
したDTMF信号を再生して電話交換システムに送出す
る。これにより電話交換システムでは、着信呼応答転送
装置に接続されている外線を上記DTMF信号に対応す
る内線に接続替えする転送接続制御を行なう。
【0020】以上のように、発呼者から送られたDTM
F信号を録音し、転送制御時にこれを再生して電話交換
システムに送出するようにしているので、着信呼応答転
送機能を実現するためのDTMF信号の受信器及び発振
器が不必要となる。
【0021】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る通信システムの
構築例を示すブロック図、図2は本発明の実施例に係る
着信呼応答転送装置のブロック図である。なお、着信呼
応答転送装置として、前記従来例と同様、オートアテン
ダントを例とするものとする。
【0022】図1に示すように、本発明の実施例に係る
通信システムは、電話交換システムAの内線端子の一部
にオートアテンダントB1〜Bn(相互に区別を必要と
しないときは符号を“B”とする。以下、同様の符号に
ついて同じ。)を、その他の内線端子に電話機C1〜C
mを、及び外線端子に外線D1〜Dk(局線、専用線又
は他の電話交換システムの内線、等)をそれぞれ収容し
て構築されている。なお、外線Dの一部又は全てがダイ
ヤルイン外線である。
【0023】電話交換システムAは、外線Dとのインタ
フェースである外線回路21−1〜k、オートアテンダ
ントB及び電話機Cとのインタフェースである内線回路
22−1〜n,23−1〜m、外線回路21−1〜kと
内線回路22−1〜n,23−1〜mとの間で任意に通
話路を設定するための通話路スイッチ(以下、スイッチ
という。)24、ダイヤル信号(DTMF信号)を受信
するDTMF受信器25及び中央処理装置26等を有
し、この構成自体は図示のように一般的な電話交換シス
テムと変わるところがない。
【0024】オートアテンダントBの設備台数は少なく
とも1台であり、複数台とする場合、いずれも同一構成
となる。
【0025】図2によりオートアテンダントBの構成を
説明する。
【0026】11は端子で、電話交換システムAの内線
端子(内線回路22−1〜nの通話線)に接続される。
【0027】12は着信検出手段をなす着信検出部で、
電話交換システムAを経由して着信した外線D1〜Dk
への着信呼を検出する。
【0028】13はループ制御部で、端子11に接続さ
れた電話交換システムAの内線通話線の直流ループを開
閉制御する。当該ループ制御部13での通話線直流ルー
プの制御は、着信呼への自動応答時(直流ループの閉成
制御)及び電話交換システムAへの転送起動信号送出時
(直流ループの瞬断制御)であり、当該ループ制御部1
3は、後述する中央処理装置16の関連ソフトウェアと
ともに、自動応答手段と転送起動手段とを構成する。
【0029】14は音声メモリ部で、着信外線(発呼
者)への案内メッセージを収録してあるメッセージ収録
部141と、着信外線からのDTMF信号(発呼者のダ
イヤル操作によって送付されてくるDTMF信号)を録
音するDTMF録音部142を有し、メッセージ収録部
141は後述の中央処理装置16の関連ソフトウェアと
ともにメッセージ送出手段の機能を有し、また、DTM
F録音部142は後述の中央処理装置16の関連ソフト
ウェアとともに、DTMF信号録音手段とDTMF信号
再生送出手段を構成する。
【0030】15は桁監視部15で、端子11にDTM
F信号が入力されるごとに桁信号を出力し、後述の中央
処理装置16の関連ソフトウェアとともにDTMF信号
の受信桁数の計数手段を構成する。この桁監視部15
は、音声周波数帯域の信号からDTMF信号を識別受信
する必要があることから、基本的にはDTMF信号の受
信機能を必要とするが、受信したDTMF信号相互間の
識別を必要としないこと、及び受信したDTMF信号を
2進符号に変換する必要がない点でもDTMF信号受信
器と異なる。
【0031】16は中央処理装置で、ワンチップCPU
を主構成素子として構成され、プログラム制御によりオ
ートアテンダントBの制御を一括して行なう。すなわ
ち、着信検出部12からの着信検出信号を読み込んでル
ープ制御部13により通話路の直流ループを閉成する制
御、音声メモリ部14を制御することにより、メッセー
ジ収録部141に収録の案内メッセージを再生する制
御、及びメッセージ録音部142にDTMF信号を録音
し、その後再生する制御、桁監視部15からの桁信号を
計数する制御、DTMF信号の受信桁数が所定桁数とな
ったときにループ制御部13により通話路の直流ループ
を瞬断する制御等を行なう。
【0032】次に図1と図2により実施例の動作を説明
する。
【0033】例えば外線D1(ダイヤルイン外線とす
る。)に着信があると、電話交換システムAにおいて、
外線回路21−1が着信を検出し、中央処理装置26は
当該外線回路21−1から制御線L1を介して着信情報
を読み込み、スイッチ24を制御して経路(a)を閉じ
る。これにより、上記外線回路21−1はDTMF受信
器25に接続される。
【0034】その後、外線D1からは着信呼の接続先内
線番号情報がDTMF信号により送付され、上記DTM
F受信器25は上記経由(a)を介して当該DTMF信
号を受信し、中央処理装置26に受信したDTMF信号
に対応する内線番号情報を送付する。
【0035】いま、DTMF受信器25から中央処理装
置26に送付された内線番号情報がオートアテンダント
B1の接続内線番号であったものとすると、中央処理装
置26は制御線L2を介して内線回路22−1を制御
し、オートアテンダントB1に呼出信号を送出する。
【0036】オートアテンダントB1において、以上の
動作により端子11に上記呼出信号が到来すると、着信
検出部12が当該呼出信号を検出する。すなわち、オー
トアテンダントB1において外線D1からのオートアテ
ンダントB1へのダイヤルイン着信呼が検出されたこと
となる。
【0037】以上のようにして着信検出部12で着信呼
が検出されると、中央処理装置16は着信呼検出情報を
読み込んでループ制御部13を制御し、電話交換システ
ムAの内線回路22−1からの内線通話路の直流ループ
を閉成する。これにより、オートアテンダントB1は着
信呼に応答したこととなり(自動応答)、電話交換シス
テムAにおいて、中央処理装置26は内線回路22−1
で内線通話路の直流ループが閉成されたこと、すなわ
ち、応答情報を読み込んでスイッチ24を制御し、経路
(a)を開放して経路(b)を閉じる。これにより外線
D1とオートアテンダントB1との間に次の通話路
(1)が設定され、該通話路(1)を介して外線D1と
オートアテンダントB1相互間で音声信号の授受が可能
となる。
【0038】外線(D1)−外線回路(21−1)−ス
イッチ(24)の(b)−内線回路(22−1)−オー
トアテンダント(B1)…通話路(1) これまでの動作は、ダイヤルイン着信に対して、着信か
ら応答までに行なわれる一般的な動作と同じである。
【0039】以上のようにして外線D1とオートアテン
ダントB1との間が接続されると、オートアテンダント
B1において、中央処理装置16は音声メモリ部14を
制御してメッセージ収録部141から案内メッセージを
再生し、端子11に当該案内メッセージを出力する。こ
れにより、電話交換システムAに設定された前記通話路
(1)を介して外線D1に案内メッセージが送出され、
外線D1の発呼者(図示せず)は当該案内メッセージを
聴くことができる。
【0040】案内メッセージには、電話交換システムA
の内線番号案内を含んでおり、これを聴いて上記発呼者
は所望する内線の番号をダイヤルすると、該内線の番号
に対応するDTMF信号が電話交換システムに設定され
た前記通話路(1)を介してオートアテンダントB1に
送付される。
【0041】オートアテンダントB1において、中央処
理装置16は、前記案内メッセージ送出制御と同時に音
声メモリ部14のDTMF録音部142への録音制御も
開始しており、以上のようにして端子11にDTMF信
号が入力されると、当該DTMF信号は上記DTMF録
音部142に録音される。このとき、DTMF録音部1
42には、上記DTMF信号とともに通話経路に流れて
いる音声雑音も録音されるが、後の説明で明らかとなる
ように、動作上何等不都合は生じない。
【0042】また、端子11にDTMF信号が入力され
るごとに桁監視部15はこれを検出してDTMF信号入
力検出信号を中央処理装置16に送出しており、中央処
理装置16は当該入力検出信号を計数し、設定桁数(例
えば3桁)を計数するとDTMF録音部142へのDT
MF信号録音制御を停止し、ループ制御部13を制御し
て前記通話路(1)の直流ループを瞬断する制御(所
謂、フッキング制御)を行なう。この制御によりオート
アテンダントB1から電話交換システムAに転送起動信
号として通話路瞬断信号(フッキング信号)が送付され
る。
【0043】以上のようにしてオートアテンダントB1
から送付された転送起動信号は、電話交換システムAに
おいて内線回路22−1で検出され、制御線L2を介し
て中央処理装置26に送付され、該中央処理装置26は
当該転送起動信号を読み込んで転送制御を開始する。
【0044】すなわち、中央処理装置26は上記転送起
動信号を読み込むと、制御線L1を介して外線回路21
−1を制御し、通話中の状態にある外線D1を保留する
とともにスイッチ24を制御し、前記経路(b)を開放
して経路(c)を閉じる。これによりオートアテンダン
トB1は内線回路22−1を経由してDTMF受信器2
5に接続される。
【0045】オートアテンダントB1では、前記ループ
制御部13によるフッキング制御(転送起動信号送出制
御)ののち、一定時間(電話交換システムAにおいて転
送起動信号を受信してから内線回路22−1とDTMF
受信器25との間に経路(c)を設定するまでに要する
時間)が経過すると、中央処理装置16は音声メモリ部
14に対して再生制御を行ない、これによって音声メモ
リ部14のDTMF録音部142に録音されているDT
MF信号(外線D1の発呼者が案内メッセージの聴取後
にダイヤルした内線番号に対応のDTMF信号)が桁毎
に順次再生され、端子11に出力される。
【0046】以上のようにしてオートアテンダントB1
から送出されたDTMF信号は、電話交換システムAに
おいて内線回路22−1及びスイッチ24の経路(c)
を介してDTMF受信器25に送付され、受信される。
このとき、DTMF受信器25には、前記DTMF録音
部142に録音されているDTMF信号以外の音声雑音
も入力されるが、当該DTMF受信器25は種々の信号
からDTMF信号成分のみを検出する信号選択特性を有
するので、当該DTMF受信器25は音声雑音を排除
し、DTMF信号のみを受信してこれに対応するダイヤ
ル番号情報(内線番号情報)を中央処理装置26に送付
する。
【0047】以上のようにして内線番号情報が中央処理
装置26に送付されると、中央処理装置26は前記着信
外線D1を当該内線番号情報に対応する内線の電話機に
接続する制御を行なう。
【0048】すなわち、例えば外線D1の発呼者が案内
メッセージの聴取後にダイヤルした内線番号が電話機C
1を指定する番号であったものとすると、以上に説明し
た動作によって中央処理装置26は当該電話機C1の内
線番号情報をDTMF受信器25から読み込み、制御線
L2を介して内線回路23−1を制御して電話機C1に
呼出信号を送出する。
【0049】電話機C1で応答があると、内線回路23
−1は該応答を検出し、制御線L2を介して応答情報を
中央処理装置26に送付する。これにより中央処理装置
26はスイッチ24を制御して経路(c)を開放し、経
路(d)を閉じて外線回路21−1と内線回路23−1
との間に通話路を設定し、かつ制御線L1により外線回
路21−1を制御して外線D1の保留を解除する。
【0050】以上の制御により、外線D1と電話機C1
との間に次の通話路(2)が設定され、該通話路(2)
を介して外線D1の発呼者は電話交換システムAの内線
(電話機)C1と通話が可能となる。
【0051】以上の実施例は、オートアテンダントBへ
の接続がダイヤル着信に対して1度だけ行なわれる例で
あるが、例えば電話交換システムの内線数(電話機数)
が多い場合等においては、異った複数のオートアテンダ
ントBに順次着信呼を接続してその都度案内メッセージ
を発呼者に送付し、発呼者のその都度のダイヤル操作に
よって所期の内線に当該発呼者を接続するようにするこ
とも可能である。
【0052】すなわち、図1において、内線(電話機)
C1−Cmを例えばセクションごとに群分割した複数の
グループに分け、各グループにそれぞれ1台づつのオー
トアテンダント(例えばB2〜Bn)を割り当てるとと
もに当該グループに共通のオートアテンダント(例えば
B1)を設定する。
【0053】ダイヤル着信があると、まず着信呼を共通
のオートアテンダントB1に接続して発呼者に上記セク
ションを案内するメッセージ(各グループのオートアテ
ンダントB2〜Bnの接続内線の番号案内メッセージ)
を送出し、これによって発呼者は初期のセクションを選
択するためのダイヤル操作を行なう。
【0054】以上により、発呼者には初期のセクション
に割り当てられたオートアテンダント(例えばB2とす
る。)に接続され、当該オートアテンダントB2から発
呼者に当該セクションに所属する内線の番号案内メッセ
ージを送出し、これによって発呼者は目的とする内線を
選択するためのダイヤル操作を行ない、当該内線が発呼
者に接続される。以上の各段階での動作は、それぞれ前
記実施例と同様の制御によって行なわれる。
【0055】以上の実施例のように、多段階の内線番号
案内による転送接続制御では多くの台数のオートアテン
ダントBを要するので、オートアテンダントBの構成が
簡単になることの効果は当該実施例において、より著し
い。
【0056】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、案内
メッセージ送出後に発呼者のダイヤル操作によって送ら
れてくるDTMF信号を録音しておき、転送接続制御時
に録音したDTMF信号を再生することによって転送接
続先の内線番号情報を送出するようにしたものであり、
本発明によれば、着信呼応答転送装置において、従来か
ら行なわれている音声メモリ部の録音再生制御(従来
は、案内メッセージの録音再生制御)を入力されたDT
MF信号についても行なうようにすればよいので、DT
MF発振器及びDTMF受信器を必要とせず(桁監視部
15はDTMF信号の受信機能を必要とするが、受信し
たDTMF信号相互の識別機能及びA/D変換機能(D
TMF信号を2進符号に変換する機能)を必要としない
ので、DTMF受信器よりは遥かに簡単に構成でき
る。)、かつ中央処理装置における制御においても、D
TMF信号を2進符号により一時記憶し、これを読み出
してDTMF信号を生成する制御を必要としないので、
ソフトウェアが簡単となるので、着信呼応答転送サービ
スが非常に安価で提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例に係る通信システムのブロック図
【図2】本発明実施例の着信呼応答転送装置のブロック
【図3】従来の着信呼応答転送装置のブロック図
【符号の説明】
A…電話交換システム B1〜Bn…オートアテンダント(着信呼応答転送装
置) C1〜Cm…電話機(内線) D1〜Dk…外
線 12…着信検出部 13…ループ制
御部 14…音声メモリ部 141…メッセ
ージ収録部 142…DTMF録音部 15…桁監視部 16…中央処理装置 24…スイッチ 25…DTMF受信器 26…中央処理
装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信呼に自動応答し、予め録音された案
    内メッセージの発呼者への送出ののち、当該発呼者から
    送られてくるDTMF信号によるダイヤル番号の内線
    に、上記着信呼を転送接続するようにした着信応答転送
    機能を有する電話交換システムにおいて、上記発呼者か
    ら送られてくるDTMF信号を録音し、所定桁数のDT
    MF信号を受信したとき、転送起動信号を制御部に送出
    し、次いで、上記録音したDTMF信号を再生して上記
    制御部に送出することにより当該制御部において、転送
    接続制御を行なうようにした着信呼の応答転送方式。
  2. 【請求項2】 通話転送機能を有する電話交換システム
    に設けられる装置であって、該電話交換システムを経て
    着信した着信呼を検出する着信検出手段と、該着信検出
    手段によって検出された着信呼に自動応答する自動応答
    手段と、該自動応答手段による上記着信呼への自動応答
    により上記電話交換システム経由で上記着信呼の発呼者
    に予め録音されているメッセージを送出するメッセージ
    送出手段と、該メッセージ送出手段による上記メッセー
    ジの送出後に上記発呼者のダイヤル操作によって送られ
    てくるDTMF信号を録音するDTMF信号録音手段
    と、上記DTMF信号の受信桁数を計数する桁計数手段
    と、該桁計数手段が所定の桁数を計数したことにより上
    記電話交換システムに転送起動信号を送出する転送起動
    手段と、該転送起動手段による上記転送起動信号の送出
    後、上記DTMF信号録音手段に録音されたDTMF信
    号を再生して上記電話交換システムに送出するDTMF
    信号再生送出手段を有してなる着信呼応答転送装置。
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