JPS63287146A - 電話装置の伝言回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、電話装置に関し、特に発呼者に対して伝言メ
ツセージを送出する伝言回路に係る。

（ロ）従来の技術 応答用テープに録音されている応答用メツセージを発呼
者に送出した後発呼者からのメツセージを録音用テープ
に録音するようにした留守電話自動応対装置が普及して
いるが、斯かる磁気テープを使用する留守電話自動応対
装置は、構成が複雑になると共に形状が大きくなるとい
う問題がある。斯かる問題を解決する方法として半導体
メモリーを利用して応答録音動作を行なうようにしたも
のがあり、斯かる技術としては例えば特開昭６０−２１
６６０号公報に開示されたものがある。

また、電話をかける場合に局番及び相手の番号を操作す
ることは操作性が悪いだけでなく操作する番号を間違え
るという問題があるため、最近ではメモリー回路に前も
って記憶きれている電話番号を１つの操作釦を操作する
という簡単な操作仁よって呼出すことにより電話をかけ
るようにした自動ダイヤル装置を備えた電話装置が多く
普及しており、斯かる技術としては例えば特公昭５３−
３０６０１号公報に開示きれたものがある。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 前述した特開昭６０−２１６６０号公報には、半導体メ
モリーにメツセージを記憶させるようにした技術が記載
されているが、最近では斯かる半導体メモリーに記憶き
れている発呼者からのメツセージを電話の所有者がリモ
コンによって聴取することが出来る機能に加えて半導体
メモリーに家族の人に伝えるメツセージを記憶させその
メツセージをリモコンによって聴取するという伝言機能
を備えた電話装置が製品化されている。斯かる伝言メツ
セージの聴取動作は暗証番号によって行なわれるが、例
えば家族以外の第３者に伝言を伝えたい場合には暗証番
号を特定の発呼者に知らせる必要があると共に発呼者が
暗証番号を忘れるという問題がある。本発明は、斯かる
問題を解決した電話装置を提供しようとするものである
。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明の伝言回路は、伝言メツセージが記憶される第１
及び第２の伝言メツセージメモリー回路と、発呼者より
送信されるＤＴＭＦ信号に対応する番号とメモリー回路
に記憶されている電話番号との照合を行なう番号照合回
路と、前記ＤＴＭＦ信号に対応する番号と電話番号とが
合致したとき前記番号照合回路より出力される信号によ
り動作状態になると共に前記伝言メツセージメモリー回
路を選択するメツセージ選択回路とより構成されている
。

（＊）作用 本発明は、番号照合回路より番号合致に伴なう信号が出
゛力きれたときその合致番号に対応した伝言メツセージ
を発呼者に送出するようにしたものである。

（へ）実施例 図示した回路は、本発明の伝言回路の一実施例であり、
（１）は電話回線との接続端子、（２〉は電話回線から
到来する呼出し信号を検出する着信回路、（３）は電話
回線との接続極性を決定するために設けられているダイ
オードブリッジ回路、（４）は電話回線の閉結動作を制
御するフック制御回路、（５）はスピーチネットワーク
と呼ばれる電話機回路であり、送受話器（６）が接続さ
れている。

（７）はダイヤル操作時操作されるダイヤル操作釦、（
８）は該ダイヤル操作釦（７）を構成する番号に対応し
たダイヤル信号を出力するダイヤル信号発生回路、（９
）、　（１０）及び（１１）は各々自動ダイヤル用操作
釦を操作するこ°とによって閉成される第１、第２及び
第３操作スイッチ、（１２）は自動ダイヤル動作を行な
うための電話番号が記憶されるメモリー回路、（１３）
は前記各操作スイッチに対応してメモリー回路（１２〉
への電話番号の記憶動作及び呼出動作等を制御する制御
回路、（１４）は前記着信回路（２）より出力きれる信
号が印加される制御端子であり、該制御端子（１４）に
前記着信回路（２）からの信号が印加されると前記制御
回路（１３）による各制御動作が開始されるように構成
されている。

（１５）は前記制御回路（１３）に設けられていると共
に前記フック制御回路（４）の動作を制御する信号を出
力するフック動作制御信号出力端子であり、前記制御端
子（１４）に信号が印加されると電話回線を閉結する信
号を出力するように構成されている。

（１６）は前記制御回路（１３）のフック動作制御信号
出力端子（１５）より出力される信号によるフック制御
回路（４）の動作によって電話回線の閉結動作が行なわ
れた後駆動信号が出力される駆動信号出力端子、（１７
）は応答用メツセージがディジタル信号として記憶され
る応答メツセージメモリー回路であり、前記駆動信号出
力端子（１６）に駆動信号が出力きれるとメツセージの
読出し動作が行なわれるように構成されている。（１８
）は制御回路（１３）に設けられていると共に前記メモ
リー回路（１２）への電話番号の記憶動作時前記ダイヤ
ル操作釦（７）の番号に対応した信号が入力される入力
端子、（１９）は制御回路（１３）に設けられていると
共に自動ダイヤル動作時前記メモリー回路（１２）より
呼出された電話番号が出力される出力端子であり、前記
ダイヤノ１゜信号発生回路（８）に接続されている。（
２０）は発呼者より暗証番号として送信される信号即ち
ＤＴＭＦ信号を受信するＤＴＭＦ信号受信回路であり、
コード化された信号を制御回路（１３〉に出力するよう
に接続されている。（２１）は前記ＤＴＭＦ信号受信回
路（２０）によって受信された番号が記憶される受信番
号メモリー回路、（２２）は前記フック制御回路（４）
による電話回線の閉結動作が行なわれた後動作状態にな
ると共に前記メモリー回路（１２〉に記憶されている電
話番号と前記受信番号メモリー回路（２１）に記憶きれ
ている番号との照合をする番号照合回路であり、その番
号が合致したときＨ（高い）レベルの信号を出力する出
力端子（２３）を備えている。斯かる回路において、メ
モリー回路（１２）には加入者番号、市内局番及び市外
局番が記憶きれているが、前記番号照合回路（２２）に
よる照合動作は、例えば加入者番号即ち下４桁の番号に
よって行なわれる。（２４）は伝言メツセージを聞かせ
たい相手を選択設定する場合に操作される選択設定用ス
イッチ、（２５）は前記番号照合回路（２２）の出力端
子（２３）にＨレベルの信号が出力されると動作状態に
なるメツセージ選択回路であり、前記番号照合回路（２
２〉によって照合された電話番号の相手が前記選択設定
用スイッチ（２４）によって設定された人の場合にＨレ
ベルの駆動信号を出力する第１端子（２６）及び第２端
子（２７）を備えている。〈２８）及び（２９）は伝言
メツセージがディジタル信号として記憶される第１伝言
メツセージメモリー回路及び第２伝言メツセージメモリ
ー回路であり、前記第１端子（２６）及び第２端子（２
７）にＨレベルの信号が出力されると各々メツセージの
読出し動作が行なわれるように構成されている。（３０
）は前記応答メツセージメモリー回路（１７）、第１伝
言メツセージメモリー回路（２８）及び第２伝言メツセ
ージメモリー回路（２９）より読出されたディジタル信
号が入力きれると共に該信号をアナログ信号である音声
信号に変換する音声変換回路、（３１）は該音声変換回
路（３０）によって変換された音声信号を増幅する増幅
回路であり、その出力信号は前記電話機回路（５）に印
加されるように接続されている。（３２）は伝言メツセ
ージの送出動作を行なうか否かを選択する選択スイッチ
であり、閉成状態にあるとき伝言メツセージの送出動作
が行なわれる状態になる。

斯かる回路構成において、発呼者より送信される番号と
メモリー回路（１２）に記憶されている電話番号とが合
致しなかった場合や合致しても伝言メツセージを聞かせ
たい相手でなかった場合には、所定時間後にフック制御
回路（４）の動作によって電話回線の閉結を解除するよ
うに構成されている。

斯かる回路構成において、応答メツセージメモリー回路
（１７）、第１伝言メツセージメモリー回路＜２８）及
び第２伝言メツセージメモリー回路（２９）へのメツセ
ージの書込み動作は周知の回路によって行なうことが出
来るためその回路は省略する。以上の如く本発明の伝言
回路は構成されており、次に斯かる回路の動作について
説明する。

まずメモリー回路（１２）への電話番号の記憶動作につ
いて説明する。斯かる電話番号の記憶動作は、記憶動作
時のみ切換操作される記憶用スイッチ（図示せず）を記
憶動作側に切換えた状態において、第１、第２及び第３
操作スイッチ（９）、（１０）及び（１１）を各々操作
すると共に記憶させたい電話番号に対応したダイヤル操
作釦（７）を操作することによって行なわれる。また、
第１伝言メツセージメモリー回路（２８）に記憶されて
いるメツセージを聞かせたい相手を設定する場合には選
択設定用スイッチ（２４）を第１伝言メツセージメモリ
ー回路（２８）に対応した接点（ａ）に切換えた状態に
おいて、例えば第１操作スイッチ（９）を抑圧開成せし
めることによって行なわれる。同様に第２伝言メツセー
ジメモリー回路（２９〉に記憶されているメツセージを
聞かせたい相手を設定する場合には選択設定用スイッチ
（２４）を第２伝言メツセージメモリー回路（２９）に
対応した接点（ｂ）に切換えた状態において、例えば第
２操作スイッチ（１０）を抑圧開成せしめることによっ
て行なわれる。そして、この場合には第１操作スイッチ
（９）及び第２操作スイッチ（１０）に対応してメモリ
ー回路（１２）に記憶されている電話番号の人に伝言し
たいメツセージがあるため、応答メツセージメモリー回
路（１７）に記憶きれる応答用メツセージとしては、例
えば「はい、○○です。○○きんと○○さんに伝言があ
りますのであなたの電話番号を送信して下さい。」のよ
うに記憶される。

以上の如くメモリー回路（１２）への電話番号の記憶動
作、伝言者選択設定動作及びメツセージの記憶動作は行
なわれるが、次に電話装置としての動作について説明す
る。まず電話をかける場合の動作について説明する。メ
モリー回路（１２）に電話番号が記憶されていない人に
電話をかける場合には、送受話器（６）を電話機より外
した後ダイヤル操作釦（７）を操作することによって行
なわれる。

前記送受話器（６）を電話機より外すと周知の如くフッ
クスイッチ（図示せず）が切換えられて電話回線の閉結
動作が行なわれる。斯かる状態において、ダイヤル操作
釦（７）を操作するとその操作釦に対応したダイヤル信
号がダイヤル信号発生回路（８）より出力され電話機回
路（５）を通して電話回線へ送出される。このようにダ
イヤル操作釦（７）を操作して電話をかける場合の動作
は行なわれるが、次に自動ダイヤル操作によって電話を
かける場合番コついて説明する。斯かる操作は、前記送
受話器（６）を電話機より外した状態において、電話を
かける相手の電話番号が記憶されているメモリーに対応
して設けられている操作スイッチ（９）。

（１０）　、　（１１）を自動ダイヤル用操作釦の操作
にて閉成せしめることによって行なわれる。例えば、第
１操作スイッチ（９）を抑圧開成せしめるとメモリー回
路（１２）に記憶されている電話番号の中の該第１操作
スイッチ（９）に対応するメモリーに記憶きれている電
話番号が呼出され、制御回路（１３）を通してダイヤル
信号発生回路（８）に印加される。その結果、その番号
に対応するダイヤル信号が前記ダイヤル信号発生回路（
８）より出力され、電話機回路（５）を通して電話回線
へ送出される。斯かる動作が行なわれて電話の所有者は
メモリー回路（１２）に記憶されている電話番号の人に
自動ダイヤル操作によって電話をかけることが出来る。

以上の如く、電話をかける場合の動作は行なわれるが、
次に発呼者から電話がかかってくる場合の動作について
説明する。選択スイッチ（３２）が開放されているとき
には伝言メツセージの送出動作は行なわれることはなく
通常の動作が行なわれるためその説明は省略する。前記
選択スイッチ（３２）が開成きれているとき即ち伝言メ
ツセージの送出動作を行なう状態にあるときの動作につ
いて説明する。選択スイッチ（３２）が閉成されている
ときに電話回線より呼出信号が到来すると該信号が入力
される着信回路（２）が動作し、その出力信号が制御回
路（１３）に設けられている制御端子（１４）に印加さ
れる。該制御端子（１４）に着信回路（２）からの信号
が印加されると制御回路（１３〉に設けられているフッ
ク動作制御信号出力端子（１５）に閉結動作を行なうた
めの信号が出力され、フック制御回路（４）による電話
回線の閉結動作が行なわれる。斯かる閉結動作が行なわ
れた後制御回路（１３）に設けられている駆動信号出力
端子（１６）に駆動信号が出力され応答メツセージメモ
リー回路（１７）に印加される。前記応答メツセージメ
モリー回路（１７）に駆動信号が印加されると該応答メ
ツセージメモリー回路（１７）にディジタル信号にて記
憶きれている応答メツセージの読出し動作が行なわれる
。前記応答メツセージメモリー回路（１７）より読出さ
れた信号は音声変換回路（３０）に入力されて音声信号
に変換された後増幅回路（３１）に入力きれる。該増幅
回路（３１）に入力された音声信号は増幅された後電話
機回路（５）を通して発呼者に送出される。そして、斯
様にして発呼者に送出されるメツセージは、前述したメ
ツセージ即ちｒはい、○○です。○○さんと○○さんに
伝言がありますのであなたの電話番号を送信して下さい
。」という暗証番号の送信を促すものである。斯かるメ
ツセージを聴取した発呼者が、電話番号に対応するダイ
ヤル釦を操作すると６釦に対応する信号即ちＤＴＭＦ信
号が電話回線に送出される。発呼者から送出されたＤＴ
ＭＦ信号はダイオードブリッジ回路（３）、フック制御
回路（４）及び電話機回路（５）を通してＤＴＭＦ信号
受信回路（２０）に印加される。該ＤＴＭＦ信号受信回
路（２０）に発呼者側から送出されたＤＴＭＦ信号が印
加されると該ＤＴＭＦ信号受信回路（２０）より番号に
対応してコード化された信号が出力されて制御回路（１
３）に入力される。前記制御回路（１３〉に入力された
信号は、該制御回路（１３）を通して受信番号メモリー
回路（２１）に印加され、該受信番号メモリー回路り２
１）に記憶される。そして、前記受信番号メモリー回路
（２１）に記憶された番号とメモリー回路（１２）に記
憶されている電話番号との照合動作が番号照合回路（２
２）によって行なわれる。

前記受信番号メモリー回路（２１）に記憶されている番
号とメモリー回路（１２）に記憶されている番号とが合
致した場合には番号照合回路（２２）の出力端子（２３
）にＨレベルの信号が出力され、該信号がメツセージ選
択回路（２５）に印加される。その結果、前記メツセー
ジ選択回路（２５〉が動作状態になり、その合致した番
号が第１操作スイッチ（９）に対応してメモリー回路（
１２〉に記憶されている電話番号の場合には該メツセー
ジ選択回路（２５）に設けられている第１端子（２６）
にＨレベルの信号が出力される。該第１端子（２６）に
Ｈレベルの信号が出力されると第１伝言メツセージメモ
リー回路（２８）に記憶されている信号の読出し動作が
行なわれて音声変換回路（３０）に入力される。該音声
変換回路（３０）に入力された信号は音声信号に変換さ
れると共に増幅回路（３１）によって増幅された後発呼
者に送出きれる。従って、第１操作スイッチ（９）に対
応してメモリー回路（１２）に記憶されている電話番号
の人に伝えたい伝言メツセージを送出することか出来る
。また、番号照合回路（２２）による合致動作によりメ
ツセージ選択回路（２５）が動作状態になり、その合致
した番号が第２操作スイッチ（１０）に対応してメモリ
ー回路（１２）に記憶されている電話番号の場合には該
メツセージ選択回路（２５〉に設けられている第２端子
（２７）にＨレベルの信号が出力きれる。該第２端子（
２７）にＨレベルの信号が出力されると第２伝言メツセ
ージメモリー回路（２９）に記憶きれている信号の読出
し動作が行なわれる。前記第２伝言メツセージメモリー
回路（２９）より読出された信号は、音声変換回路（３
０）によって音声信号に変換されると共に増幅回路（３
１）によって増幅された後発呼者に送出される。従って
、第２操作スイッチ（１０）に対応してメモリー回路（
１２）に記憶されている電話番号の人に伝えたい伝言メ
ツセージを送出することか出来る。

番号照合回路（２２）による合致動作に伴なう伝言メツ
セージの送出動作は以上の如く行なわれるが、次に第３
操作スイッチ（１１）に対応してメモリー回路（１２）
に記憶されている電話番号の人が電話をかけると共にそ
の電話番号に対応したＤＴＭＦ信号を送信した場合の動
作について説明する。

この場合番号照合回路（２２）の照合動作が行なわれて
その合致動作に伴なって該番号照合回路（２２）の出力
端子（２３）にＨレベルの信号が出力される。該出力端
子（２３）にＨレベルの信号が出力されると前述したよ
うにメツセージ選択回路（２５〉が動作状態になるが、
第３操作スイッチ（１１〉に対応してメモリー回路（１
２）に記憶されている電話番号の人に対しては伝言メツ
セージの設定操作が行なわれていないためメツセージ選
択回路（２５）に設けられている第１端子（２６）及び
第２端子（２７）にＨレベルの信号が出力されることは
ない。従って、第１伝言メツセージメモリー回路（２８
）及び第２伝言メツセージメモリー回路（２９）に記憶
されている伝言メツセージが発呼者に送出されることは
ない。また、メモリー回路（１２）に電話番号が記憶さ
れていない人が電話をかけた場合には番号照合回路（２
２）による合致動作が行なわれないため第１伝言メツセ
ージメモリー回路（２８〉及び第２伝言メツセージメモ
リー回路（２９）に記憶されている伝言メツセージが発
呼者に送出されることはない。このようにメモリー回路
（１２）に電話番号が記憶きれていても伝言メツセージ
の選択設定操作が行なわれていない人やメモリー回路（
１２〉に電話番号が記憶されていない人に対しては伝言
メツセージの送出動作が行なわれることはない。そして
、所定時間経過すると制御回路（１３）に設けられてい
るフック動作制御信号出力端子（１５）に電話回線の閉
結を解除する信号が出力され、フック制御回路（４）に
よる閉結解除動作が行なわれることになる。

尚、本実施例では、自動ダイヤル動作を行なう電話番号
の記憶数が３つの場合について説明したが、その数は限
定されるものではない。また単一の釦を操作することに
よってダイヤル動作を行なうために設けられているメモ
リー回路に記憶きれている電話番号と照合するようにし
たが、短縮ダイヤル即ちダイヤル操作釦（７）の特殊操
作を行なうことによってメモリー回路に記憶されている
電話番号を呼出すようにされた電話装置では、該メモリ
ー回路に記憶されている電話番号との照合を行なうよう
にすることも出来る。また、発呼者へ送出される伝言メ
ツセージを記憶するメモリー回路の数を２つにしたがそ
の数は限定きれるものではない。更に、伝言メツセージ
メモリー回路に記憶されているメツセージの送出される
相手を一人に設定した場合について説明したが、同一の
メツセージを複数の人に伝達するように設定することは
勿論可能である。

（ト）発明の効果 本発明の伝言回路は、着信動作後発呼者より送信される
ＤＴＭＦ信号に対応する番号とメモリー回路に記憶詐れ
ている電話番号との照合動作を番号照合回路によって行
ない、該番号照合回路より番号合致に伴なう信号が出力
されたときその合致番号に対応した伝言メツセージを発
呼者に送出するようにしたので伝言メツセージを聞かせ
たい相手を選んで送出することが出来る。また、伝言メ
ツセージを聞かせたい相手を選択する暗証番号として自
動ダイヤル動作を行なうために設けられているメモリー
回路に記憶詐れている電話番号をの 利用するようにしたｆ電話の所有者が特定の相手に暗証
番号を知らせる必要がないだけでなく発呼者が暗証番号
を忘れるという問題を解決することが出来るという利点
を本発明は有している。

【図面の簡単な説明】

図示した回路は、本発明の伝言回路の一実施例である。 主な図番の説明 （２）・・・着信回路、　（４）・・・フック制御回路
、（５）・・・電話機回路、　（６）・・・送受話器、
　（７）・・・ダイヤル操作釦、　（８）・・・ダイヤ
ル信号発生回路、（９）・・・第１操作スイッチ、　（
１０）・・・第２操作スイッチ、　（１１）・・・第３
操作スイッチ、（１２）・・・メモリー回路、　（１３
）・・・制御回路、　（，１７）・・・応答メツセージ
メモリー回路、（２０）・・・ＤＴＭＦ信号受信回路、
　（２１）・・・受信番号メモリー回路、　（２２）・
・・番号照合回路、　（２４）・・・選択設定用スイッ
チ、　（２５）・・・メツセージ選択回路、　（２８）
・・・第１伝言メツセージメモリー回路、　　（２９＞
・・・第２伝言メツセージメモリー回路、（３０）・・
・音声変換回路、（３２）・・・選択スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）メモリー回路に記憶されている電話番号を呼出す
   ことによってダイヤル信号を送出する自動ダイヤル装置
   を備えた電話装置において、伝言メッセージが記憶され
   る第１及び第２の伝言メッセージメモリー回路と、発呼
   者より送信されるＤＴＭＦ信号に対応する番号と前記メ
   モリー回路に記憶されている電話番号との照合を行なう
   番号照合回路と、前記ＤＴＭＦ信号に対応する番号と電
   話番号とが合致したとき前記番号照合回路より出力され
   る信号により動作状態になると共に前記伝言メッセージ
   メモリー回路を選択するメッセージ選択回路とよりなり
   、前記番号照合回路より番号合致に伴なう信号が出力さ
   れたときその合致番号に対応した伝言メッセージを発呼
   者に送出するようにしたことを特徴とする電話装置の伝
   言回路。