JPH08326707A - 油圧シリンダ制御装置 - Google Patents

油圧シリンダ制御装置

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JPH08326707A
JPH08326707A JP15848195A JP15848195A JPH08326707A JP H08326707 A JPH08326707 A JP H08326707A JP 15848195 A JP15848195 A JP 15848195A JP 15848195 A JP15848195 A JP 15848195A JP H08326707 A JPH08326707 A JP H08326707A
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JP
Japan
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pressure receiving
hydraulic cylinder
receiving surface
area
piston body
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Application number
JP15848195A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Taji
浩 田路
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来より、建設機械に装備した油圧シリンダ
の作動状態を停止せしめたとき、作動停止の慣性力と作
動油の圧縮性のために上記油圧シリンダが僅かな伸縮揺
動を繰り返すのを防止する手段が講じられているが、確
実かつ簡単に実施できるものがなかった。この問題点を
解決できる油圧シリンダ制御装置を提出する。 【構成】 本発明の油圧シリンダ制御装置では、油圧シ
リンダのヘッド側油室とロッド側油室を、ストローク揺
動自在のピストン体を内部にそなえたシリンダ弁を介し
て連通せしめ、かつ上記ピストン体の互いに対向する受
圧面を大受圧面と小受圧面に形成し、油圧シリンダのヘ
ッド側圧力と上記小受圧面の面積を乗じた積の値と、ロ
ッド側圧力と上記大受圧面の面積を乗じた積の値との差
が0(ゼロ)に近づくように、バランスせしめるように
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルなど建設
機械、作業車両に装備した油圧シリンダの制御装置に関
する.
【0002】
【従来の技術】図6は、実開平6−65602号公報に
記載されているシリンダ1の制御回路図である。図6に
示す油圧回路では、制御弁aを操作「オン」から「オ
フ」へ切換えると、その切換途中からボトム1a側にサ
ージ圧力が発生する。この後完全に操作「オフ」になっ
たことを圧力スイッチ4で感知する。そしてボトム側圧
力が急激に上昇していることを圧力センサ5で感知する
と、その後ボトム側圧力が急激に降下するまでの間、シ
リンダロッド側ライン9とボトム側ライン7を短絡する
電磁切換弁8を「オン」し、ボトム側の圧油をロッド側
あるいはタンクTに逃がせばボトム側の圧力上昇を抑え
ることが出来、この後ブーム2を押し上げる力(圧力)
が弱まり、シリンダ1の伸縮を早く収束することができ
る。そしてまたボトム側圧力が急激に降下していること
を圧力センサ5で感知すると、安全弁一体形ネガコン可
変絞り3にパイロット信号を与える電磁切換弁12を一
定時間「オン」し、ポンプ吐出圧を高めるとともに、ポ
ンプ吐出圧ライン6とシリンダボトム側ライン7を短絡
する電磁切換弁10を同様に一定時間「オン」し、シリ
ンダボトム側に圧油を供給するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す従来技術の
一実施例制御回路では、シリンダ1のボトム1a側の圧
力が保持圧に静止するように、圧力センサ5からの信号
に基づきコントローラ11から複数個の電磁切換弁に対
して指令信号を出力するようにしている。そのためにコ
ントローラ11と3個の電磁切換弁8、10、12を必
要とするので、構成及び制御方法が複雑であるととも
に、制御回路の製作費が高価で具合が悪い。本発明は、
上記の問題点を解決できる油圧シリンダ制御装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1実施例油圧
シリンダ制御装置では、建設機械に装備した一個のアク
チュエータの一作動を単数個の油圧シリンダで駆動する
ようにし、その油圧シリンダの作動状態等の場合、これ
を停止させたとき作動停止の慣性力と作動油の圧縮性の
ために上記油圧シリンダが僅かな伸縮揺動を繰り返すの
を防止するようにした油圧シリンダ制御装置において、
油圧シリンダのヘッド側油室とロッド側油室を、ストロ
ーク揺動自在のピストン体を内部にそなえたシリンダ弁
を介して連通せしめ、かつ上記ピストン体の互いに対向
する受圧面を大受圧面と小受圧面に形成し、その大受圧
面と小受圧面の面積を、油圧シリンダピストンのヘッド
側受圧面積とロッド側受圧面積との相対比率に相当する
面積にそれぞれ設定し、上記大受圧面にロッド側圧力
を、また小受圧面にヘッド側圧力を作用せしめるように
し、油圧シリンダのヘッド側圧力と上記小受圧面の面積
を乗じた積の値と、ロッド側圧力と上記大受圧面の面積
を乗じた積の値との差が0(ゼロ)に近づくように、バ
ランスせしめるようにした。
【0005】本発明の第2実施例油圧シリンダ制御装置
では、建設機械に装備した一個のアクチュエータの一作
動を複数個の並列に配置した油圧シリンダで駆動するよ
うにし、油圧シリンダの作動状態等の場合、これを停止
させたとき作動停止の慣性力と作動油の圧縮性のために
上記油圧シリンダが僅かな伸縮揺動を繰り返すのを防止
するようにした油圧シリンダ制御装置において、油圧シ
リンダのヘッド側油室とロッド側油室を、ストローク揺
動自在のピストン体を内部にそなえたシリンダ弁を介し
て連通せしめ、かつ上記ピストン体の互いに対向する受
圧面を大受圧面と小受圧面に形成し、その大受圧面と小
受圧面の面積を、上記複数個の油圧シリンダのそれぞれ
油圧シリンダピストンのヘッド側受圧面積の和と、それ
ぞれロッド側受圧面積の和との相対比率に相当する面積
にそれぞれ設定し、上記大受圧面にロッド側圧力を、ま
た小受圧面にヘッド側圧力を作用せしめ、油圧シリンダ
のヘッド側圧力と上記小受圧面の面積を乗じた積の値
と、ロッド側圧力と上記大受圧面積を乗じた積の値との
差が0(ゼロ)に近づくように、バランスせしめるよう
にした。
【0006】
【作用】建設機械に装備したアクチュエータのうち、た
とえばブームを上下回動せしめるための油圧シリンダが
単数個、又は並列に複数個配置してある。その油圧シリ
ンダが単数個配置されている場合でも、また並列に複数
個配置されている場合でも、上記油圧シリンダが作動停
止直後に僅かな伸縮揺動をおこすときには、シリンダ弁
のピストン体の大受圧面に作用する圧力にロッド側圧力
を乗じた力と、小受圧面に作用する圧力にヘッド側圧力
を乗じた力のバランスはくずれ、△Fなる力の差を生じ
る。そしてピストン体の動きよって上記力の差△Fを相
殺するように反対側の端面に力(−△F)が交番的に作
用する。上記力はピストン体の交番的シャトル移動によ
って低下するので、早期に力0(ゼロ)に近付く。した
がって、油圧シリンダの作動停止直後の僅かな伸縮揺動
を素早く収束することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1は、本発明の第1実施例油圧シリンダ制
御装置を示す要部回路図である。図において、13は建
設機械等(たとえば油圧ショベルであるが全体図は図示
していない)のフロント部に装着したブーム、14はブ
ーム13駆動用の油圧シリンダ、15は油圧シリンダ1
4のピストン、16は油圧シリンダ14の無負荷側油室
であるロッド側油室、17は負荷側油室であるヘッド側
油室、18はシリンダ弁、19はシリンダ弁18内部の
ピストン体、20はピストン体19のロッド部である。
図2は、図1に示す第1実施例油圧シリンダ制御装置の
制御回路図である。図において、21はピストン体19
の大受圧面A1 は大受圧面21の受圧面積、22は小受
圧面、A2 は小受圧面22の受圧面積(この受圧面積A
2 は,A2 <A1 である)、23はシリンダ弁18の大
受圧面側油式24の入口油路に設けている絞り部、25
はシリンダ弁18の小受圧面側油室26の入口油路に設
けている絞り部、27は油圧シリンダ14制御用のパイ
ロット切換弁、28は油圧シリンダ14操作用の油圧リ
モコン弁、29はメインポンプ、30はパイロットポン
プ14操作用の油圧リモコン弁、29はメインポンプ、
30はパイロットポンプ、31は油タンクである。図3
は、油圧シリンダ14作動停止直後のヘッド側油室17
における変動する力F(F=ヘッド側油室内圧力×ロッ
ド側受圧面積−ロッド側油室内圧力×ヘッド側受圧面
積)を示す曲線図である。
【0008】次に、本発明の第1実施例油圧シリンダ制
御装置の構成を図1〜図3について述べる。本発明で
は、油圧シリンダ14のヘッド側油室17とロッド側油
室16を、ストローク揺動自在のピストン体19を内部
にそなえたシリンダ弁18を介して連通せしめ、かつ上
記ピストン体19の互いに対向する受圧面を面積の大な
る側の大受圧面21(図2に示す)と、面積の小なる側
の小受圧面22に形成し、その大受圧面21の面積A1
と小受圧面22の面積A2 を、油圧シリンダ14のピス
トン15のヘッド側受圧面積S1 とロッド側受圧面積S
2 との相対比率に相当する面積にそれぞれ設定した。す
なわち上記面積A1 ,A2 ,S1 ,S2 の関係を表わす
数式1は、下記の通りである。
【0009】
【数1】
【0010】そして上記大受圧面21に油圧シリンダ1
4のロッド側圧力PR を作用させるようにシリンダ弁1
8の大受圧面側油室24と油圧シリンダ14のロッド側
油室16とを絞り部23を介して連通せしめ、かつ上記
小受圧面22に油圧シリンダ14のヘッド側圧力PH
作用させるようにシリンダ弁18の小受圧面側油室26
と油圧シリンダ14のヘッド側油室17とを絞り部25
を介して連通せしめ、油圧シリンダ14のヘッド側圧力
H と上記小受圧面22の面積A2 を乗じた積の値と、
ロッド側圧力PR と上記大受圧面21の面積A1 を乗じ
た積の値との差が0(ゼロ)に近づくように、バランス
せしめるようにした。すなわちその状態の油圧バランス
を表す数式2は、下記の通りである。
【0011】
【数2】
【0012】次に、第1実施例油圧シリンダ制御装置の
作用について述べる。本発明では、ブーム13を上下回
動せしめるための油圧シリンダ14が単数個配置してあ
る。それでたとえばブーム13下降時に油圧シリンダ1
4を停止させると、ブーム13の負荷による慣性力と作
動油の圧縮性(弾性)のために、ヘッド側油室17の容
積が減少し、力が△Fだけ急激に上昇する。ヘッド側油
室17内の上昇圧力が管路32、33、絞り部25を通
じて、シリンダ弁18の小受圧面側油室26に作用す
る。すなわち小受圧面22に作用する力が△Fだけ急激
に上昇して作用するのでピストン体19は若干上昇し、
大受圧面側油室24の容積が減少しかつ圧力が上昇す
る。すなわち小受圧面22に作用するとともに、大受圧
面側油室24の減少した容積分の油が、大受圧面側油室
24より絞り部23、管路34、35を通じて、油圧シ
リンダ14のロッド側油室16に押し込まれる。上記の
ようにして図3に示すように、シリンダ14のロッド側
油室16に押し込まれる。上記のようにして図3に示す
ように、シリンダ弁18のピストン体19に力の差△F
と−△Fが交番的に作用する。そして力△Fと−△Fは
ピストン体19の交番的シャトル移動毎に低下するの
で、早期に力0(ゼロ)に近付く。したがって、油圧シ
リンダ14の作動停止直後の僅かな伸縮揺動を素早く収
束することができる。
【0013】次に図4は、本発明の第2実施例油圧シリ
ンダ制御装置の要部回路とシリンダ弁18’の断面を示
す図である。図において、13’は建設機械等のフロン
ト部に装着したブーム、36L ,36R はブーム13’
駆動用の2個の油圧シリンダ(油圧シリンダ36L と3
R の形状寸法は同じである)、37L ,37R は油圧
シリンダ36L ,36R のそれぞれピストン、38L
38R はそれぞれロッド側油室、39L ,39R はそれ
ぞれヘッド側油室、19’はシリンダ弁18’内部のピ
ストン体、20’はピストン体19’のロッド部、2
1’はピストン体19’の大受圧面、22’は小受圧
面、23’はシリンダ弁18’の大受圧面側油室24’
の入口油路に設けている絞り部、25’はシリンダ弁1
8’の小受圧面側油室26’の入口油路に設けている絞
り部、40はピストン体19’のストローク移動量を調
整するための調整用ねじ棒である。図5は、図4に示す
第2実施例油圧シリンダ制御装置の制御回路図である。
図において、27’は油圧シリンダ36L 及び36R
御用のパイロット切換弁、28’は油圧シリンダ14’
操作用の油圧リモコン弁、29’はメインポンプ、3
0’はパイロットポンプ、31’は油タンクである。
【0014】次に、本発明の第2実施例油圧シリンダ制
御装置の構成を図4及び図5について述べる。本発明で
はブーム13’を2個の並列に配置した油圧シリンダ3
Lと36R で駆動するようにしているが、上記両油圧
シリンダ36L ,36R のそれぞれヘッド側油室39L
と39R とを連通する管路41と、それぞれロッド側油
室38L と38R とを連通する管路42を、ストローク
揺動自在のピストン体19’を内部にそなえたシリンダ
弁18’を介して連通せしめた。そして上記ピストン体
19’の互いに対向する受圧面を面積の大なる側の大受
圧面21’と、面積の小なる側の小受圧面22’に形成
し、その大受圧面21’の面積A3 と小受圧面22’の
面積A4 を、油圧シリンダ36L ,36R のそれぞれピ
ストン37L ,37R のヘッド側受圧面積S3 とS3
和と、それぞれピストン37L ,37R のロッド側受圧
面積S4 とS4 の和との相対比率に相当する面積にそれ
ぞれ設定した。すなわち上記面積A3 ,A4 ,(S3
3 ),(S4 +S4 )の関係を表わす数式3は、下記
の通りである。
【0015】
【数3】
【0016】そして上記大受圧面21’に油圧シリンダ
36L 及び36R のロッド側圧力P’R を作用させるよ
うにシリンダ弁18’の大受圧面側油室24’と、油圧
シリンダ36L ,36R のロッド側油室38L ,38R
とを絞り部23’を介して連通せしめ、且つ上記小受圧
面22’に油圧シリンダ36L ,36R のヘッド側圧力
P’H を作用させるようにシリンダ弁18’の小受圧面
側油室26’と、油圧シリンダ36L ,36R のヘッド
側油室39L ,39R とを絞り部25’を介して連通せ
しめ、油圧シリンダ36L ,36R のヘッド側圧力P’
H と上記小受圧面22’の面積A4 を乗じた積の値と、
ロッド側圧力P’R と上記大受圧面21’の面積A3
乗じた積の値との差が0(ゼロ)に近付くように、パラ
ンスせしめるようにした。すなわちその状態の油圧バラ
ンスを表わす数式4は、下記の通りである。
【0017】
【数4】
【0018】上述の構成によりこの第2実施例油圧シリ
ンダ制御装置の作用は、第1実施例油圧シリンダ制御装
置の場合と同様である。なお本発明におけるシリンダ弁
18’のピストン体19’のストローク移動量によっ
て、図3に示す曲線における力△F〜−△Fの範囲δを
設定することができる。また曲線内の斜線の部分の大き
さによって、油圧シリンダの僅かな伸縮揺動時にたとえ
ばロッド側油室へ押し込める必要油量を決めることがで
きる。
【0019】
【発明の効果】建設機械等では、たとえばブームを上下
回動せしめるための油圧シリンダが単数個、又は並列に
複数個配置しているが、本発明では上記いずれの場合で
も油圧シリンダのヘッド側油室とロッド側油室を、スト
ローク揺動自在のピストン体を内部にそなえたシリンダ
弁を介して連通せしめ、かつ上記ピストン体の互いに対
向する受圧面を大受圧面と小受圧面に形成している。そ
れでたとえばブーム降下時に油圧シリンダを停止させる
と、ブームの負荷による慣性力と作動油の圧縮性(弾
性)のために、ヘッド側油室の容積が減少し、力が△F
だけ急激に上昇する。そのヘッド側油室内の上昇圧力が
絞り部を通じて、シリンダ弁の小受圧面側油室に作用す
る。すなわちピストン体の小受圧面に作用する力が△F
だけ急激に上昇して作用するのでピストン体は若干上昇
し、大受圧面側油室の容積が減少し、かつ圧力が上昇す
る。すなわち小受圧面に作用した力の差△Fを相殺する
ように反対側の大受圧面に△Fなる力が作用するととも
に、大受圧面側油室の減少した容積分の油が、大受圧面
側油室より絞り部を通じて、油圧シリンダのロッド側油
室に押し込まれる。このようにしてシリンダ弁のピスト
ン体に力の差△Fと−△Fが交番的に作用し、ピストン
体のシャトル移動毎に低下するので、早期に力0(ゼ
ロ)に近付く。したがって本発明の油圧シリンダ制御装
置を装備した建設機械等では、油圧シリンダの作動停止
直後の僅かな伸縮揺動を素早く収束することができる
し、またその装置構造が簡単で安価に実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例油圧シリンダ制御装置を示
す要部回路図である。
【図2】図1に示す第1実施例油圧シリンダ制御装置の
制御回路図である。
【図3】本発明における油圧シリンダ作動停止直後のヘ
ッド側油室に作用する力を示す曲線図である。
【図4】本発明の第2実施例油圧シリンダ制御装置の要
部回路図である。
【図5】図4に示す第2実施例油圧シリンダ制御装置の
制御回路図である。
【図6】従来技術を示す制御回路図である。
【符号の説明】
2,13 ブーム 14,36L ,36R 油圧シリンダ 15,37L ,37R ピストン 16,38L ,38R ロッド側油室 17,39L ,39R ヘッド側油室 18,18’ シリンダ弁 19,19’ ピストン体 21,21’,大受圧面 22,22’ 小受圧面 23,23’,25,25’ 絞り部 24,24’ 大受圧面側油室 26,26’ 小受圧面側油室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧シリンダのヘッド側油室とロッド側
    油室を、ストローク振動自在のピストン体を内部にそな
    えたシリンダ弁を介して連通せしめ、かつ上記ピストン
    体の互いに対抗する受圧面を大受圧面と小受圧面に形成
    し、油圧シリンダのヘッド側圧力と上記小受圧面の面積
    を乗じた積の値と、ロッド側圧力と上記大受圧面の面積
    を乗じた積の値との差が0(ゼロ)に近づくように、バ
    ランスせしめるようにしたことを特徴とする油圧シリン
    ダ制御装置。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の油圧シリ
    ンダ制御装置において、ピストン体の互いに対向する大
    受圧面と小受圧面の面積を、油圧シリンダピストンのヘ
    ッド側受圧面積とロッド側受圧面積との相対比率に相当
    する面積にそれぞれ設定し、上記大受圧面にロッド側圧
    力を、また小受圧面にヘッド側圧力を作用せしめるよう
    に構成したことを特徴とする油圧シリンダ制御装置。
  3. 【請求項3】 建設機械に装備した一個のアクチュエー
    タの一作動を複数個の並列に配置した油圧シリンダで駆
    動するようにし、その油圧シリンダの作動状態等の場
    合、これを停止させたとき作動停止の慣性力と作動油の
    圧縮性のために上記油圧シリンダが僅かな伸縮揺動を繰
    り返すのを防止するようにした油圧シリンダ制御装置に
    おいて、油圧シリンダのヘッド側油室とロッド側油室
    を、ストローク揺動自在のピストン体を内部にそなえた
    シリンダ弁を介して連通せしめ、かつ上記ピストン体の
    互いに対向する受圧面を大受圧面と小受圧面に形成し、
    その大受圧面と小受圧面の面積を、上記複数個の油圧シ
    リンダのそれぞれ油圧シリンダピストンのヘッド側受圧
    面積の和と、それぞれロッド側受圧面積の和との相対比
    率に相当する面積にそれぞれ設定し、上記大受圧面にロ
    ッド側圧力を、また小受圧面にヘッド側圧力を作用せし
    め、油圧シリンダのヘッド側圧力と上記小受圧面の面積
    を乗じた積の値と、ロッド側圧力と上記大受圧面積を乗
    じた積の値との差が0(ゼロ)に近づくように、バラン
    スせしめるようにしたことを特徴とする油圧シリンダ制
    御装置。
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