JPS6016480Y2 - 空気圧プレス装置 - Google Patents
空気圧プレス装置Info
- Publication number
- JPS6016480Y2 JPS6016480Y2 JP15131780U JP15131780U JPS6016480Y2 JP S6016480 Y2 JPS6016480 Y2 JP S6016480Y2 JP 15131780 U JP15131780 U JP 15131780U JP 15131780 U JP15131780 U JP 15131780U JP S6016480 Y2 JPS6016480 Y2 JP S6016480Y2
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- JP
- Japan
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- pressure chamber
- valve
- air source
- return
- rod
- Prior art date
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- Control Of Presses (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、空気圧プレス装置の改良に関するものである
。
。
従来、プレス加工に用いるシリンダ駆動装置としては第
1図に示すようなものが知られている。
1図に示すようなものが知られている。
これは5ポート切換弁1の切換えにより、複動シリンダ
2のヘッド側圧力室3とロッド側圧力室4を速度制御弁
5,6を介して高圧空気源7と大気とに切換連通させ、
これによりピストンロッド8の先端に取付けたプレス治
具9を高速で駆動、復帰させるものである。
2のヘッド側圧力室3とロッド側圧力室4を速度制御弁
5,6を介して高圧空気源7と大気とに切換連通させ、
これによりピストンロッド8の先端に取付けたプレス治
具9を高速で駆動、復帰させるものである。
而して、大重量の治具9を高速で駆動、復帰させるため
、両ストローク端にはショックアブソーバ10a、10
bが不可欠であり、また空気消失量も比効的多かった。
、両ストローク端にはショックアブソーバ10a、10
bが不可欠であり、また空気消失量も比効的多かった。
これに対して本考案者らは、駆動、復帰の両ストローク
端において治具を減速することによりショックアブソー
バを不要とし、且つ低圧の空気で復帰させてその空気を
駆動時に放出することにより空気消費量を少なくするこ
とを考慮し、第2図に示すようなシリンダ駆動装置の試
案について検討した。
端において治具を減速することによりショックアブソー
バを不要とし、且つ低圧の空気で復帰させてその空気を
駆動時に放出することにより空気消費量を少なくするこ
とを考慮し、第2図に示すようなシリンダ駆動装置の試
案について検討した。
このシリンダ駆動装置は、複動シリンダ12のヘッド側
及びロッド側圧力室13.14と高圧空気源17との間
に、復帰、駆動速度を制御する2速回路15.16及び
切換弁11a、11bを設け、且つピストンロッド18
に取付けた治具19にドック20を設けると共にドック
2oのストローク途中に該ドック20で作動する位置セ
ンサ21,22を設け、駆動、復帰時に位置センサ21
,22によって2速回路16.15の切換弁16a、1
5aを切換えて、駆動、復帰速度を減速するようにした
ものである。
及びロッド側圧力室13.14と高圧空気源17との間
に、復帰、駆動速度を制御する2速回路15.16及び
切換弁11a、11bを設け、且つピストンロッド18
に取付けた治具19にドック20を設けると共にドック
2oのストローク途中に該ドック20で作動する位置セ
ンサ21,22を設け、駆動、復帰時に位置センサ21
,22によって2速回路16.15の切換弁16a、1
5aを切換えて、駆動、復帰速度を減速するようにした
ものである。
また、ロッド側圧力室14に接続した切換弁11bと高
圧空気源17との間に減圧弁23を設け、復帰動に用い
る空気圧を低化している。
圧空気源17との間に減圧弁23を設け、復帰動に用い
る空気圧を低化している。
而して、例えばヘッド側及びロッド側圧力室13.14
への供給圧をそれぞれ500 (kPa)、 250
(kPa)とした場合に、1サイクル当り約20%の空
気消費量を節減でき、また駆動ストローク速度がより高
速化するものの、復帰行程の起動とその後の駆動速度が
極めて遅くなり、装置のサイクルタイムを満足できない
という支障が生じることがわかった。
への供給圧をそれぞれ500 (kPa)、 250
(kPa)とした場合に、1サイクル当り約20%の空
気消費量を節減でき、また駆動ストローク速度がより高
速化するものの、復帰行程の起動とその後の駆動速度が
極めて遅くなり、装置のサイクルタイムを満足できない
という支障が生じることがわかった。
本考案は、上記に鑑みてなされたもので、少ない空気の
消費量で駆動速度のみならず復帰速度をも高速となし、
さらに駆動、復帰の両速度をストローク端で減速してシ
ョックアブソーバを不要とな腰且つ駆動、復帰の両行程
においてその中間位置にも停止可能としたことを特徴と
するものである。
消費量で駆動速度のみならず復帰速度をも高速となし、
さらに駆動、復帰の両速度をストローク端で減速してシ
ョックアブソーバを不要とな腰且つ駆動、復帰の両行程
においてその中間位置にも停止可能としたことを特徴と
するものである。
上記目的を遠戚するため、本考案の空気圧プレス装置は
、複動シリンダのヘッド側圧力室と高圧空気源との間に
、その圧力室を高圧空気源と大気とに切換連通させる制
御弁を接続すると共に、ロッド側圧力室と高圧空気源と
の間に、その圧力室を高圧空気源と通断する供給弁及び
その圧力室を絞りを介して大気に通断する排気弁を備え
た制御弁を接続し、上記複動シリンダの近傍にその復帰
ストロークの途中で作動させられて上記供給弁を遮断状
態に切換えるための信号を出力する位置センサを配設し
たものとして構成される。
、複動シリンダのヘッド側圧力室と高圧空気源との間に
、その圧力室を高圧空気源と大気とに切換連通させる制
御弁を接続すると共に、ロッド側圧力室と高圧空気源と
の間に、その圧力室を高圧空気源と通断する供給弁及び
その圧力室を絞りを介して大気に通断する排気弁を備え
た制御弁を接続し、上記複動シリンダの近傍にその復帰
ストロークの途中で作動させられて上記供給弁を遮断状
態に切換えるための信号を出力する位置センサを配設し
たものとして構成される。
上記構成の空気圧プレス装置において、ヘッド側圧力室
を空気源に連通させ、ロッド側圧力室を絞りを介して大
気に連通させた駆動時には、ピストン及びロッドは立上
り良く高速で駆動され、その駆動によりロッド側圧力室
の圧力は絞りの影響を受けて徐々に昇圧し、その昇圧に
伴ってピストン及びロッドは徐々に減速されてショック
アブソーバを必要とすることなくストローク端に緩衝的
に停止する。
を空気源に連通させ、ロッド側圧力室を絞りを介して大
気に連通させた駆動時には、ピストン及びロッドは立上
り良く高速で駆動され、その駆動によりロッド側圧力室
の圧力は絞りの影響を受けて徐々に昇圧し、その昇圧に
伴ってピストン及びロッドは徐々に減速されてショック
アブソーバを必要とすることなくストローク端に緩衝的
に停止する。
また、ヘッド側圧力室を大気に開放させ、ロッド側圧力
室を空気源に連通させた復帰動時には、ピストン及びロ
ッドが立上り良く高速で復帰動されるが、その途中で位
置センサが作動して信号を出力させ、その出力信号によ
り供給弁が遮断状態に切換えられる。
室を空気源に連通させた復帰動時には、ピストン及びロ
ッドが立上り良く高速で復帰動されるが、その途中で位
置センサが作動して信号を出力させ、その出力信号によ
り供給弁が遮断状態に切換えられる。
この遮断によりロッド側圧力室への新たな空気の供給は
停止するが、それまでに供給された空気がロッド側圧力
室内で膨張することによりピストン及びロッドの復帰動
を継続させる。
停止するが、それまでに供給された空気がロッド側圧力
室内で膨張することによりピストン及びロッドの復帰動
を継続させる。
しかしながら、ロッド側圧力室内の空気の膨張力は徐々
に弱まり、これに伴ってピストン及びロッドの復帰スト
ローク速度は徐々に低下し、それらはショックアブソー
バを必要とすることなくやがて復帰ストローク端に緩衝
的に停止する。
に弱まり、これに伴ってピストン及びロッドの復帰スト
ローク速度は徐々に低下し、それらはショックアブソー
バを必要とすることなくやがて復帰ストローク端に緩衝
的に停止する。
上記のように復帰ストローク時にはロッド側圧力室への
高圧空気を供給を復帰ストロークの途中で停止して、そ
の圧力室への供給空気量を少ないものとしているので、
この後に行われる駆動ストローク時にロッド側圧力室か
ら大気に排気される空気量は減少することになる。
高圧空気を供給を復帰ストロークの途中で停止して、そ
の圧力室への供給空気量を少ないものとしているので、
この後に行われる駆動ストローク時にロッド側圧力室か
ら大気に排気される空気量は減少することになる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第3図において、25は複動シリンダで、ピストン
26及びピストンロッド27を備え、そのヘッド側圧力
室28と高圧空気源3oをとの間に、3ポート切換弁3
2と絞り33からなる制御弁31を接続し、切換弁32
の切換えによって、ヘッド側圧力室28を高圧空気源3
oと絞り33を介して小さい開口量で大気に切換連通で
きるように構成している。
に、第3図において、25は複動シリンダで、ピストン
26及びピストンロッド27を備え、そのヘッド側圧力
室28と高圧空気源3oをとの間に、3ポート切換弁3
2と絞り33からなる制御弁31を接続し、切換弁32
の切換えによって、ヘッド側圧力室28を高圧空気源3
oと絞り33を介して小さい開口量で大気に切換連通で
きるように構成している。
また、ロッド側圧力室29と高圧空気源30との間には
、2ポート切換弁35.2ポート排気弁36及び絞り3
7からなる制御弁34を接続し、供給弁35及び排気弁
36をそれぞれ供給、遮断状態とした制御弁34として
の第1切換位置で、ロッド側圧力室29を高圧空気源3
0に連通させ、供給弁35、排気弁36をそれぞれ遮断
状態とした制御弁34としての第2切換位置で、ロッド
側圧力室29を閉塞し、供給弁35及び排気弁36をそ
れぞれ遮断、排気状態とした第3切換位置でロッド側圧
力室29を絞り37を介して大気と連通させ得るように
構成している。
、2ポート切換弁35.2ポート排気弁36及び絞り3
7からなる制御弁34を接続し、供給弁35及び排気弁
36をそれぞれ供給、遮断状態とした制御弁34として
の第1切換位置で、ロッド側圧力室29を高圧空気源3
0に連通させ、供給弁35、排気弁36をそれぞれ遮断
状態とした制御弁34としての第2切換位置で、ロッド
側圧力室29を閉塞し、供給弁35及び排気弁36をそ
れぞれ遮断、排気状態とした第3切換位置でロッド側圧
力室29を絞り37を介して大気と連通させ得るように
構成している。
上記ピストンロッド27の先端に取付けたプレス治具3
8には、ドック39を付設しており、該ドック39の駆
動ストローク端より距離1だけ手前に上記制御弁34と
電気的に接続した位置センサ40を配設している。
8には、ドック39を付設しており、該ドック39の駆
動ストローク端より距離1だけ手前に上記制御弁34と
電気的に接続した位置センサ40を配設している。
次に、上記構成を有する空気圧プレス装置の動作を第4
図の作動チャートに基づいて説明する。
図の作動チャートに基づいて説明する。
先ず、治具38をプレス加工のために第3図に実線で示
す位置から鎖線で示す位置まで駆動するには、時刻ちに
おいて、切換弁32を供給位置に切換えて、高圧空気源
30から高圧空気をヘッド側圧力室28に供給すると共
に、供給弁35及び排気弁36を前記第3切換位置に切
換えてロッド側圧力室29を絞り37を介して大気に連
通させる。
す位置から鎖線で示す位置まで駆動するには、時刻ちに
おいて、切換弁32を供給位置に切換えて、高圧空気源
30から高圧空気をヘッド側圧力室28に供給すると共
に、供給弁35及び排気弁36を前記第3切換位置に切
換えてロッド側圧力室29を絞り37を介して大気に連
通させる。
これにより、治具38は高速で起動され、その際、ロッ
ド側圧力室29の減少率が絞り37から空気の流出量よ
りもはるかに大きくなるため、ロッド側圧力室29が昇
圧して駆動速度を減速する。
ド側圧力室29の減少率が絞り37から空気の流出量よ
りもはるかに大きくなるため、ロッド側圧力室29が昇
圧して駆動速度を減速する。
従って、その減速された速度で治具38がストロークし
、時刻t2においてストローク端に達し、時刻もにおい
て、ロッド側圧力室29から大気への排気が終了して治
具38は全出力ブレスを行い、駆動行程が終了する。
、時刻t2においてストローク端に達し、時刻もにおい
て、ロッド側圧力室29から大気への排気が終了して治
具38は全出力ブレスを行い、駆動行程が終了する。
而して、治具38を第3図に実線で示した位置に復帰さ
せるために、時刻嶋において、切換弁32を排気状態に
切換えて、ヘッド側圧力室28を絞り33を介して大気
に連通させると共に、供給弁35及び排気弁36を前記
第1切換位置に切換えて、ロッド側圧力室29に高圧空
気源30から高圧空気を供給すれば、治具38は応答良
く起動して高速で復帰動作を開始する。
せるために、時刻嶋において、切換弁32を排気状態に
切換えて、ヘッド側圧力室28を絞り33を介して大気
に連通させると共に、供給弁35及び排気弁36を前記
第1切換位置に切換えて、ロッド側圧力室29に高圧空
気源30から高圧空気を供給すれば、治具38は応答良
く起動して高速で復帰動作を開始する。
そして、治具38がストローク1だけ復帰した時刻t、
において、ドック39により位置センサ40が作動して
供給弁35が遮断状態に切換わると(第2切換位置)、
高圧空気源30からロッド側圧力室29への高圧空気の
供給が停止され、この後はそれまでにロッド側圧力室2
9に供給された高圧空気が膨張して治具38を復帰させ
るため、膨張に伴う減圧で復帰速度が漸減し、時刻賜に
おいて治具38がストローク端に緩やかに停止して復帰
行程が終了する。
において、ドック39により位置センサ40が作動して
供給弁35が遮断状態に切換わると(第2切換位置)、
高圧空気源30からロッド側圧力室29への高圧空気の
供給が停止され、この後はそれまでにロッド側圧力室2
9に供給された高圧空気が膨張して治具38を復帰させ
るため、膨張に伴う減圧で復帰速度が漸減し、時刻賜に
おいて治具38がストローク端に緩やかに停止して復帰
行程が終了する。
なお、駆動、復帰両行程中においても制御弁31.34
の切換えにより中間位置に停止しることができ、またイ
ンチング送りも可能である。
の切換えにより中間位置に停止しることができ、またイ
ンチング送りも可能である。
また、上記実施例は駆動行程において大きな力でプレス
の仕事をする場合について示したが、大きな力を必要と
しない場合には、駆動側の制御弁31を復帰側のの制御
弁34と同様な構成とすることができる。
の仕事をする場合について示したが、大きな力を必要と
しない場合には、駆動側の制御弁31を復帰側のの制御
弁34と同様な構成とすることができる。
上記第4図の作動チャートは、第3図の実施例において
、下記の条件を採用した場合のものである。
、下記の条件を採用した場合のものである。
・複動シリンダ25:径φI 6077177! 、ス
トローク000m ◆治具38の重量: 3000 (N) ・高圧空気源30の圧力 (ヘッド側圧力室28への供給圧)P)I ”50
0 (kPa) ・復帰行程終了後における ロッド側圧力室29の圧力P、 : 250(kPa) 而して、復帰行程終了後のロッド側圧力室29の圧力P
い位置センサ40の配設位置は、空気の状態式 %式%) P′I−I:復帰行程において治具38が1だけストロ
ークしたときのロッド側圧力室29の 圧力 Po:大気圧=100 (kPa) L:治具38の全ストローク から、例えばP’)I=500 (kPa)、 L=
100077E17!とすれば、1 ”580 (yo
+)、PL =250 (kPa)となり、このような
値が目安となる。
トローク000m ◆治具38の重量: 3000 (N) ・高圧空気源30の圧力 (ヘッド側圧力室28への供給圧)P)I ”50
0 (kPa) ・復帰行程終了後における ロッド側圧力室29の圧力P、 : 250(kPa) 而して、復帰行程終了後のロッド側圧力室29の圧力P
い位置センサ40の配設位置は、空気の状態式 %式%) P′I−I:復帰行程において治具38が1だけストロ
ークしたときのロッド側圧力室29の 圧力 Po:大気圧=100 (kPa) L:治具38の全ストローク から、例えばP’)I=500 (kPa)、 L=
100077E17!とすれば、1 ”580 (yo
+)、PL =250 (kPa)となり、このような
値が目安となる。
なお、上記実施例における復帰側の制御弁34を、第5
図のように、2ポート供給弁42.2ポート排気弁43
.44及び開口量の異なる絞り45.46によって構成
することもでき、2ボート排気弁43.44の切換えに
より、駆動速度を2段に減速できる。
図のように、2ポート供給弁42.2ポート排気弁43
.44及び開口量の異なる絞り45.46によって構成
することもでき、2ボート排気弁43.44の切換えに
より、駆動速度を2段に減速できる。
また、上記制御弁34は、第6図に示すように、3ポー
ト給排弁47、速度制御弁48及び2ポート遮断弁49
によって構成できると共に、第7図に示すように、2ポ
ート遮断弁50と絞り52を備えた3ポート給排弁51
によって構成できる。
ト給排弁47、速度制御弁48及び2ポート遮断弁49
によって構成できると共に、第7図に示すように、2ポ
ート遮断弁50と絞り52を備えた3ポート給排弁51
によって構成できる。
さらに、上記実施例における制御弁31.34は、第8
図に示す特性を有する3ポ一ト電磁比例流量制御弁53
によって構成することもでき、それを用いた本考案の第
2実施例を第9図に示す。
図に示す特性を有する3ポ一ト電磁比例流量制御弁53
によって構成することもでき、それを用いた本考案の第
2実施例を第9図に示す。
同図において、負荷54は水平駆動することもできるも
のであり、電磁比例流量制御弁53.53への通電量を
変化することにより、第1実施例と同様の効果が期待で
きるだけでなく、駆動、復帰の両速度を無段階的に制御
することができる。
のであり、電磁比例流量制御弁53.53への通電量を
変化することにより、第1実施例と同様の効果が期待で
きるだけでなく、駆動、復帰の両速度を無段階的に制御
することができる。
このように本考案によれば、駆動側の圧力室を高圧空気
源と通断する制御弁を設け、且つ復帰側の圧力室を高圧
空気源と通断すると共に小さい開口量で大気に連通させ
る制御弁を設けて、駆動及び復帰を直接高圧空気源から
の高圧空気で行うようにしたので、それらの駆動及び復
帰を応答良(且つ高速で行うことができ、しかも駆動及
び復帰時においてストローク端に近づくにつれて減速す
るようにしているため、両ストローク端にショックアブ
ソーバ等を設ける必要がなく、また排出する空気量を少
なくしたので空気消費量が少なくてすみ、さらに上記一
対の制御弁を切換えることによりストローク中において
その中間位置に停止することもできるなどのすぐれた効
果がある。
源と通断する制御弁を設け、且つ復帰側の圧力室を高圧
空気源と通断すると共に小さい開口量で大気に連通させ
る制御弁を設けて、駆動及び復帰を直接高圧空気源から
の高圧空気で行うようにしたので、それらの駆動及び復
帰を応答良(且つ高速で行うことができ、しかも駆動及
び復帰時においてストローク端に近づくにつれて減速す
るようにしているため、両ストローク端にショックアブ
ソーバ等を設ける必要がなく、また排出する空気量を少
なくしたので空気消費量が少なくてすみ、さらに上記一
対の制御弁を切換えることによりストローク中において
その中間位置に停止することもできるなどのすぐれた効
果がある。
第1図は従来のシリンダ駆動装置の回路図、第2図はシ
リンダ駆動装置の試案の回路図、第3図は本考案の第1
実施例の回路図、第4図はその作動チャート、第5図及
至第7図は第1実施例の制御弁の異種例の回路図、第8
図は制御弁の特性図、第9図はそれを用いた本考案の第
2実肢施例の回路図である。 25・・・・・・複動シリンダ、28・・・・・・ヘッ
ド側圧力室、29・・・・・・ロッド側圧力室、30・
・・・・・高圧空気源、31,34・・・・・・制御弁
、35.42・・・・・・供給弁、36,43.44・
・・・・・排気弁、37,45゜46・・・・・・絞り
。
リンダ駆動装置の試案の回路図、第3図は本考案の第1
実施例の回路図、第4図はその作動チャート、第5図及
至第7図は第1実施例の制御弁の異種例の回路図、第8
図は制御弁の特性図、第9図はそれを用いた本考案の第
2実肢施例の回路図である。 25・・・・・・複動シリンダ、28・・・・・・ヘッ
ド側圧力室、29・・・・・・ロッド側圧力室、30・
・・・・・高圧空気源、31,34・・・・・・制御弁
、35.42・・・・・・供給弁、36,43.44・
・・・・・排気弁、37,45゜46・・・・・・絞り
。
Claims (1)
- 複動シリンダのヘッド側圧力室と高圧空気源との間に、
その圧力室を高圧空気源と大気とに切換連通させる制御
弁を接続すると共に、ロッド側圧力室と高圧空気源との
間に、その圧力室を高圧空気源と通断する供給弁及びそ
の圧力室を絞りを介して大気に通断する排気弁を備えた
制御弁を接続腰上記複動シリンダの復帰ストロークの途
中で作動せしめられて上記供給弁を遮断状態に切換える
ための信号を出力する位置センサを設けたことを特徴と
する空気圧プレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15131780U JPS6016480Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | 空気圧プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15131780U JPS6016480Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | 空気圧プレス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5777000U JPS5777000U (ja) | 1982-05-12 |
JPS6016480Y2 true JPS6016480Y2 (ja) | 1985-05-22 |
Family
ID=29510656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15131780U Expired JPS6016480Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | 空気圧プレス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016480Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2637748B2 (ja) * | 1987-11-25 | 1997-08-06 | 株式会社アマダ | パンチプレス |
-
1980
- 1980-10-23 JP JP15131780U patent/JPS6016480Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5777000U (ja) | 1982-05-12 |
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