JPH08326568A - アクセル操作装置 - Google Patents
アクセル操作装置Info
- Publication number
- JPH08326568A JPH08326568A JP13628595A JP13628595A JPH08326568A JP H08326568 A JPH08326568 A JP H08326568A JP 13628595 A JP13628595 A JP 13628595A JP 13628595 A JP13628595 A JP 13628595A JP H08326568 A JPH08326568 A JP H08326568A
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- JP
- Japan
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- motor
- geared motor
- engine
- lever
- governor
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- Pending
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ガバナレバー23とギヤードモータ24とを
プッシュプルワイヤー29で連動連結するとともに、ギ
ヤードモータ24のモータ部分24aを、ギヤードモー
タ24の取付基板35から機体外側に向けて突出させ
る。ギヤードモータ24をエンジンルームERにおける
エンジン冷却風の取入口51付近に配置し、その取入口
51にモータ部分24aが臨むように、ギヤードモータ
24の配置方向を設定する。 【効果】 ギヤードモータのモータ部分を突出させる程
度の簡単な工夫により、駆動操作構造によって軽快なア
クセリングが行える操作性の向上したものを、モータの
トラブルおそれの少ない信頼性の高い状態で提供するこ
とができた。
プッシュプルワイヤー29で連動連結するとともに、ギ
ヤードモータ24のモータ部分24aを、ギヤードモー
タ24の取付基板35から機体外側に向けて突出させ
る。ギヤードモータ24をエンジンルームERにおける
エンジン冷却風の取入口51付近に配置し、その取入口
51にモータ部分24aが臨むように、ギヤードモータ
24の配置方向を設定する。 【効果】 ギヤードモータのモータ部分を突出させる程
度の簡単な工夫により、駆動操作構造によって軽快なア
クセリングが行える操作性の向上したものを、モータの
トラブルおそれの少ない信頼性の高い状態で提供するこ
とができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホウ、ホイール
ローダ等の建機に好適なアクセル操作装置に関する。コ
ンバインや田植機等の農機にも適用可能である。
ローダ等の建機に好適なアクセル操作装置に関する。コ
ンバインや田植機等の農機にも適用可能である。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平3‐147937号公報
に示されたバックホウでは、エンジン回転数調節手段の
被操作レバー(符号9)と人為操作レバー(符号7)と
をワイヤー(符号11)によって連動連結させており、
人力によってアクセリングするものであった。
に示されたバックホウでは、エンジン回転数調節手段の
被操作レバー(符号9)と人為操作レバー(符号7)と
をワイヤー(符号11)によって連動連結させており、
人力によってアクセリングするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】建機や農機においては
作業環境改善の動きから、操縦者の負担を軽減するべく
操作性向上も一つの課題であるが、上記した人為操作式
のアクセル操作構造では、操作力が比較的重いものであ
る。そこで、本発明の目的は、アクセル操作自体はアク
チュエータ動力によって行わせ、人為操作としてはその
アクチェータへの信号操作とすることにより、アクセル
操作が楽で軽快に行えるようにする点にある。
作業環境改善の動きから、操縦者の負担を軽減するべく
操作性向上も一つの課題であるが、上記した人為操作式
のアクセル操作構造では、操作力が比較的重いものであ
る。そこで、本発明の目的は、アクセル操作自体はアク
チュエータ動力によって行わせ、人為操作としてはその
アクチェータへの信号操作とすることにより、アクセル
操作が楽で軽快に行えるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、エンジン回転数調節手段の被操作レバーと、
ギヤードモータの出力アームとを連動部材で連動連結す
るとともに、ギヤードモータにおけるモータ部分を、ギ
ヤードモータを取付支持する支持部材から突出させてあ
ることを特徴とするものである。又、ギヤードモータを
エンジンルームにおけるエンジン冷却風の取入口付近に
配置するとともに、その取入口にモータ部分が臨むよう
に、ギヤードモータの配置方向を設定してあると好都合
である。
本発明は、エンジン回転数調節手段の被操作レバーと、
ギヤードモータの出力アームとを連動部材で連動連結す
るとともに、ギヤードモータにおけるモータ部分を、ギ
ヤードモータを取付支持する支持部材から突出させてあ
ることを特徴とするものである。又、ギヤードモータを
エンジンルームにおけるエンジン冷却風の取入口付近に
配置するとともに、その取入口にモータ部分が臨むよう
に、ギヤードモータの配置方向を設定してあると好都合
である。
【0005】
【作用】請求項1の構成によれば、アクチュエータの駆
動力でエンジン回転数調節手段を操作させることによ
り、人為操作としては電気スイッチを動かすといった信
号系の操作で済み、楽である。そして、ギヤードモータ
のモータ部分を支持部材から突出させてあるから、通電
によって発熱するモータを有効に冷却でき、モータ焼損
等のトラブルが生じ難くなる。
動力でエンジン回転数調節手段を操作させることによ
り、人為操作としては電気スイッチを動かすといった信
号系の操作で済み、楽である。そして、ギヤードモータ
のモータ部分を支持部材から突出させてあるから、通電
によって発熱するモータを有効に冷却でき、モータ焼損
等のトラブルが生じ難くなる。
【0006】請求項2の構成によれば、冷却風の取入口
にギヤードモータを配置したことにより、モータ部分の
冷却効率が改善されるとともに、その突出したモータ部
分を取入口に臨むようにしてあるから、冷却風のうちの
最も温度の低い部分が先ずモータ部分に当たることにな
り、さらに冷却効率を改善させることができる。
にギヤードモータを配置したことにより、モータ部分の
冷却効率が改善されるとともに、その突出したモータ部
分を取入口に臨むようにしてあるから、冷却風のうちの
最も温度の低い部分が先ずモータ部分に当たることにな
り、さらに冷却効率を改善させることができる。
【0007】
【発明の効果】その結果、請求項1に記載のアクセル操
作装置では、ギヤードモータのモータ部分を突出させる
程度の簡単な工夫により、駆動操作構造によって軽快な
アクセリングが行える操作性の向上したものを、モータ
のトラブルおそれの少ない信頼性の高い状態で提供する
ことができた。
作装置では、ギヤードモータのモータ部分を突出させる
程度の簡単な工夫により、駆動操作構造によって軽快な
アクセリングが行える操作性の向上したものを、モータ
のトラブルおそれの少ない信頼性の高い状態で提供する
ことができた。
【0008】請求項2に記載のアクセル操作装置では、
エンジン冷却風の利用によってモータ部分をさらに効果
的に冷却でき、アクセル装置の酷使にも耐えうる利点が
ある。
エンジン冷却風の利用によってモータ部分をさらに効果
的に冷却でき、アクセル装置の酷使にも耐えうる利点が
ある。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、バックホウのア
クセル操作装置について図面に基づいて説明する。図1
にバックホウが示され、1はクローラ走行装置、2は旋
回台、3は掘削作業装置、19はドーザ、20は運転部
である。掘削作業装置3は、旋回台2に上下揺動自在に
取付けられるブーム4、アーム5、及びバケット6を備
えるとともに、ブームシリンダ11、アームシリンダ1
2、及びバケットシリンダ13を備えて構成されてい
る。ブーム4は、中間ブーム14及びオフセットシリン
ダ7を備えた平行オフセット構造に構成されている。運
転部20には、操縦席30が配置され、その左右両脇に
十字揺動可能な操作レバー9,10が配備されている。
クセル操作装置について図面に基づいて説明する。図1
にバックホウが示され、1はクローラ走行装置、2は旋
回台、3は掘削作業装置、19はドーザ、20は運転部
である。掘削作業装置3は、旋回台2に上下揺動自在に
取付けられるブーム4、アーム5、及びバケット6を備
えるとともに、ブームシリンダ11、アームシリンダ1
2、及びバケットシリンダ13を備えて構成されてい
る。ブーム4は、中間ブーム14及びオフセットシリン
ダ7を備えた平行オフセット構造に構成されている。運
転部20には、操縦席30が配置され、その左右両脇に
十字揺動可能な操作レバー9,10が配備されている。
【0010】図2には油圧回路が示されている。簡単に
説明すると、掘削作業装置3やクローラ走行装置1用等
のセンターバイパス形式の各制御弁V1 〜V9 のうち、
ブームシリンダ11、アームシリンダ12、バケットシ
リンダ13、及び旋回モータ(図示せず)用の4個の制
御弁V2,V5,V6,V7 については、前述した一対の操作
レバー9,10によるパイロット圧で切換操作されるよ
うにしてある。エンジン8で駆動される3個の油圧ポン
プ15,16,17は9個の制御弁用であり、18は前
述した4個の制御弁V2,V5,V6,V7 を切換操作するパ
イロット弁31〜34にパイロット圧を供給するパイロ
ットポンプである。
説明すると、掘削作業装置3やクローラ走行装置1用等
のセンターバイパス形式の各制御弁V1 〜V9 のうち、
ブームシリンダ11、アームシリンダ12、バケットシ
リンダ13、及び旋回モータ(図示せず)用の4個の制
御弁V2,V5,V6,V7 については、前述した一対の操作
レバー9,10によるパイロット圧で切換操作されるよ
うにしてある。エンジン8で駆動される3個の油圧ポン
プ15,16,17は9個の制御弁用であり、18は前
述した4個の制御弁V2,V5,V6,V7 を切換操作するパ
イロット弁31〜34にパイロット圧を供給するパイロ
ットポンプである。
【0011】このバックホウでは、作業負荷が作用して
いる状態では、ハンドアクセルレバー21で設定された
作業用のエンジン回転数維持し、作業負荷が作用してい
ない状態ではエンジン回転数を下げて燃費向上と騒音改
善を図る自動アクセリング装置Aを装備してある。すな
わち、図2に示すように、エンジン8にはガバナー(エ
ンジン回転数調節手段の一例)22が備えられ、これの
ガバナレバー23を駆動操作するギヤードモータ24、
パイロット圧を検出する圧力センサ25、及びハンドア
クセルレバー21の操作位置を検出するポテンショメー
タ26を制御装置27に接続して自動アクセリング装置
Aを構成してある。
いる状態では、ハンドアクセルレバー21で設定された
作業用のエンジン回転数維持し、作業負荷が作用してい
ない状態ではエンジン回転数を下げて燃費向上と騒音改
善を図る自動アクセリング装置Aを装備してある。すな
わち、図2に示すように、エンジン8にはガバナー(エ
ンジン回転数調節手段の一例)22が備えられ、これの
ガバナレバー23を駆動操作するギヤードモータ24、
パイロット圧を検出する圧力センサ25、及びハンドア
クセルレバー21の操作位置を検出するポテンショメー
タ26を制御装置27に接続して自動アクセリング装置
Aを構成してある。
【0012】つまり、アイドリング位置aiにあるハン
ドアクセルレバー21を操作して、作業状態におけるエ
ンジン回転数(通常はフルアクセル位置mにセットす
る)を設定し、作業状態であればその設定回転数を維持
し、非作業時(無負荷時)にはアクセルレバー21が位
置mにセットされたままとしながらエンジン回転数をア
イドリング状態に落とすのである。作業状態であるか否
かはパイロット圧が立つているか否かで判断される。す
なわち、いずれかの操作レバー9又は10が操作されて
パイロット圧が立つと制御弁が中立位置以外の位置に切
換られている状態であり、パイロット圧が立たないと制
御弁は中立位置にあるからである。
ドアクセルレバー21を操作して、作業状態におけるエ
ンジン回転数(通常はフルアクセル位置mにセットす
る)を設定し、作業状態であればその設定回転数を維持
し、非作業時(無負荷時)にはアクセルレバー21が位
置mにセットされたままとしながらエンジン回転数をア
イドリング状態に落とすのである。作業状態であるか否
かはパイロット圧が立つているか否かで判断される。す
なわち、いずれかの操作レバー9又は10が操作されて
パイロット圧が立つと制御弁が中立位置以外の位置に切
換られている状態であり、パイロット圧が立たないと制
御弁は中立位置にあるからである。
【0013】従って、圧力センサ25の検出情報によっ
て作業状態であるか否かの判断を行い、作業状態であれ
ばハンドアクセルレバー21で設定されたエンジン回転
数となるように、ギヤードモータ24でガバナレバー2
3が操作されるとともに、非作業状態であればギヤード
モータ24を駆動してアイドリング状態に操作されるの
である。又、左右の走行用制御弁V3,V4 夫々の中立位
置を検出する走行検出スイッチ(図示せず)を設け、こ
れら両走行用制御弁V3,V4 が共に中立操作されると自
動的にアイドリング状態になるように、両走行検出スイ
ッチが制御装置27に接続されている。従って、作業中
だけでなく、移動走行中においても負荷がなくなる(走
行停止)と、エンジン回転数を設定回転数からアイドリ
ングに自動的に落とすように作用するのである。
て作業状態であるか否かの判断を行い、作業状態であれ
ばハンドアクセルレバー21で設定されたエンジン回転
数となるように、ギヤードモータ24でガバナレバー2
3が操作されるとともに、非作業状態であればギヤード
モータ24を駆動してアイドリング状態に操作されるの
である。又、左右の走行用制御弁V3,V4 夫々の中立位
置を検出する走行検出スイッチ(図示せず)を設け、こ
れら両走行用制御弁V3,V4 が共に中立操作されると自
動的にアイドリング状態になるように、両走行検出スイ
ッチが制御装置27に接続されている。従って、作業中
だけでなく、移動走行中においても負荷がなくなる(走
行停止)と、エンジン回転数を設定回転数からアイドリ
ングに自動的に落とすように作用するのである。
【0014】次に、ガバナー22を自動操作するアクセ
ル操作装置Bについて説明する。図6、図7に示すよう
に、ギヤードモータ(駆動操作用アクチュエータの一
例)24の出力アーム28とガバナレバー(被操作レバ
ーの一例)23とをプッシュプル式の操作ワイヤー(連
動部材の一例)29で連動連結してある。又、ガバナレ
バー23は、ガバナー22に内装されたリターンバネ
(図示せず)によってアイドリング位置i側に戻し付勢
されている。そして、出力アーム28の単位回動角に対
する操作ワイヤー29の移動量が、出力アーム28の回
動角が大になるに伴って小さくなるように、ガバナレバ
ー23がアイドリング位置にあるときの出力アーム28
と操作ワイヤー29とで形成される挟角を、ガバナレバ
ー23が最大操作位置にあるときの出力アーム28と操
作ワイヤー29とで形成される挟角よりも小に設定して
ある。
ル操作装置Bについて説明する。図6、図7に示すよう
に、ギヤードモータ(駆動操作用アクチュエータの一
例)24の出力アーム28とガバナレバー(被操作レバ
ーの一例)23とをプッシュプル式の操作ワイヤー(連
動部材の一例)29で連動連結してある。又、ガバナレ
バー23は、ガバナー22に内装されたリターンバネ
(図示せず)によってアイドリング位置i側に戻し付勢
されている。そして、出力アーム28の単位回動角に対
する操作ワイヤー29の移動量が、出力アーム28の回
動角が大になるに伴って小さくなるように、ガバナレバ
ー23がアイドリング位置にあるときの出力アーム28
と操作ワイヤー29とで形成される挟角を、ガバナレバ
ー23が最大操作位置にあるときの出力アーム28と操
作ワイヤー29とで形成される挟角よりも小に設定して
ある。
【0015】すなわち、出力アーム28と操作ワイヤー
29との挟角γは、ガバナレバー23がアイドリング位
置iにあるときでは約75度であり、ガバナレバー23
が最大操作位置maxにあるときでは約165度になっ
ている。その最大回動状態は、ギヤードモータ24の取
付基板35に取付けられたピン36と出力アーム28と
の接当によって現出されており、確実に出力アーム28
を止める構造である。アイドリング位置においても出力
アーム28の位置を規制するピン36aを設けても良
い。
29との挟角γは、ガバナレバー23がアイドリング位
置iにあるときでは約75度であり、ガバナレバー23
が最大操作位置maxにあるときでは約165度になっ
ている。その最大回動状態は、ギヤードモータ24の取
付基板35に取付けられたピン36と出力アーム28と
の接当によって現出されており、確実に出力アーム28
を止める構造である。アイドリング位置においても出力
アーム28の位置を規制するピン36aを設けても良
い。
【0016】又、ガバナレバー23と操作ワイヤー29
との挟角βは、ガバナレバー23がアイドリング位置i
にあるときでは約140度に、かつ、ガバナレバー23
が最大操作位置maxにあるときでは約90度になるよ
うに設定してある。つまり、ガバナー22側において
は、操作ワイヤー29の単位移動量に対するガバナレバ
ー23の揺動角度が、ガバナレバー23の非操作揺動角
度が大になるに連れて小さくなるようにしてあり、戻し
付勢力の軽いアイドリング位置付近ではガバナレバー2
3は大きく動くが、最大操作位置付近では動きが鈍くな
るようにしてある。ガバナレバー23は2箇所のストッ
パー機構37,38によってアイドリング位置iと最大
操作位置maxを位置決めするようにしてある。
との挟角βは、ガバナレバー23がアイドリング位置i
にあるときでは約140度に、かつ、ガバナレバー23
が最大操作位置maxにあるときでは約90度になるよ
うに設定してある。つまり、ガバナー22側において
は、操作ワイヤー29の単位移動量に対するガバナレバ
ー23の揺動角度が、ガバナレバー23の非操作揺動角
度が大になるに連れて小さくなるようにしてあり、戻し
付勢力の軽いアイドリング位置付近ではガバナレバー2
3は大きく動くが、最大操作位置付近では動きが鈍くな
るようにしてある。ガバナレバー23は2箇所のストッ
パー機構37,38によってアイドリング位置iと最大
操作位置maxを位置決めするようにしてある。
【0017】図6,図9,図10に示すように、大型の
エンジンにも使用できるよう、ギヤードモータ24には
ギヤ減速機構39を付設してあり、出力アーム28のト
ルクアップを図ってある。つまり、ギヤードモータ24
の駆動小ギヤ40に咬合する従動大ギヤ41を取付基板
(支承部材の一例)35に支承し、従動大ギヤ41に出
力アーム28を取付けてある。従動大ギヤ41を固着し
たボス部43を、取付基板35に立設した軸部44に相
対回動自在に外嵌するとともに、エンジン回転数増大が
わに、すなわち、ガバナレバー23がアクセルアップが
わに回動する方向に出力アーム28を付勢する捩り巻き
バネ45をボス部43に外嵌してある。
エンジンにも使用できるよう、ギヤードモータ24には
ギヤ減速機構39を付設してあり、出力アーム28のト
ルクアップを図ってある。つまり、ギヤードモータ24
の駆動小ギヤ40に咬合する従動大ギヤ41を取付基板
(支承部材の一例)35に支承し、従動大ギヤ41に出
力アーム28を取付けてある。従動大ギヤ41を固着し
たボス部43を、取付基板35に立設した軸部44に相
対回動自在に外嵌するとともに、エンジン回転数増大が
わに、すなわち、ガバナレバー23がアクセルアップが
わに回動する方向に出力アーム28を付勢する捩り巻き
バネ45をボス部43に外嵌してある。
【0018】捩り巻きバネ45の一端は従動大ギヤ41
に形成した孔に、かつ、他端は取付基板35に固定した
ピンに夫々係止してあり、これにより、出力アーム28
をエンジン回転数増大方向に付勢するアシスト機構Cが
構成されている。又、ボス部43に相対回動自在に外嵌
するワッシャ46を取付基板35に取付けてあり、寸法
誤差等のガタによってボス部43と取付基板35との間
にできる隙間に、捩り巻きバネ45が入り込まないよう
にしてある。つまり、取付基板35のボス部43側面
を、ボス部43に食い込む状態に突出させたことに相当
する。
に形成した孔に、かつ、他端は取付基板35に固定した
ピンに夫々係止してあり、これにより、出力アーム28
をエンジン回転数増大方向に付勢するアシスト機構Cが
構成されている。又、ボス部43に相対回動自在に外嵌
するワッシャ46を取付基板35に取付けてあり、寸法
誤差等のガタによってボス部43と取付基板35との間
にできる隙間に、捩り巻きバネ45が入り込まないよう
にしてある。つまり、取付基板35のボス部43側面
を、ボス部43に食い込む状態に突出させたことに相当
する。
【0019】図3、図8に示すように、エンジンボンネ
ット47は、固定カバー48に対して揺動開閉自在であ
り、それらで形成されるエンンジンルームERの中にエ
ンジン8、ラジエータ49、冷却ファン50、及びギヤ
ードモータ24が内装されている。冷却ファン50は吸
い込みタイプのものであり、固定カバー48の右側に形
成された吸気スリット(エンジン冷却風の取入口)51
から吸い込み、固定カバー48の左側に形成された排気
スリット53から冷却排風を出すようにしてある。ギヤ
ードモータ24は、取付基板35が吸気スリット51と
ほぼ平行となる斜め姿勢で配置されるとともに、モータ
部分24aが吸気スリット51からの冷風の通り道に位
置するよう、取付基板35に対して外向きに配置してあ
る。
ット47は、固定カバー48に対して揺動開閉自在であ
り、それらで形成されるエンンジンルームERの中にエ
ンジン8、ラジエータ49、冷却ファン50、及びギヤ
ードモータ24が内装されている。冷却ファン50は吸
い込みタイプのものであり、固定カバー48の右側に形
成された吸気スリット(エンジン冷却風の取入口)51
から吸い込み、固定カバー48の左側に形成された排気
スリット53から冷却排風を出すようにしてある。ギヤ
ードモータ24は、取付基板35が吸気スリット51と
ほぼ平行となる斜め姿勢で配置されるとともに、モータ
部分24aが吸気スリット51からの冷風の通り道に位
置するよう、取付基板35に対して外向きに配置してあ
る。
【0020】図6、図7、図10に示すように、ギヤー
ドモータ24におけるギヤ減速機構39側面を覆うダス
トカバー52を設けてある。ダストカバー52は、上面
52a、左右側面52b,52c、及び縦面52dの4
面から成る形状であり、取付基板35の左右端及び上端
に配備した計6箇所のステー35aに対してボルト止め
される。従って、ボルトを外せばダストカバー52を上
方及び前方のいずれの方向に操作しても、取付基板35
から取り外すことができて便利である。尚、図11に示
すように、カバー上面52aを延ばして取付基板35の
裏側に回り込む庇52hを備えた形状としてのダストカ
バー52及びその取付構造としても良い。この場合、カ
バー上面52aを取付けるボルトナットを省略しても良
い。
ドモータ24におけるギヤ減速機構39側面を覆うダス
トカバー52を設けてある。ダストカバー52は、上面
52a、左右側面52b,52c、及び縦面52dの4
面から成る形状であり、取付基板35の左右端及び上端
に配備した計6箇所のステー35aに対してボルト止め
される。従って、ボルトを外せばダストカバー52を上
方及び前方のいずれの方向に操作しても、取付基板35
から取り外すことができて便利である。尚、図11に示
すように、カバー上面52aを延ばして取付基板35の
裏側に回り込む庇52hを備えた形状としてのダストカ
バー52及びその取付構造としても良い。この場合、カ
バー上面52aを取付けるボルトナットを省略しても良
い。
【0021】〔別実施例〕エンジン回転数調節手段とし
ては、ディーゼルエンジン8用のガバナーの他、ガソリ
ンエンジン用のスロットルでも良いとともに、連動部材
としては、操作ワイヤーの他、ロッドでも良い。
ては、ディーゼルエンジン8用のガバナーの他、ガソリ
ンエンジン用のスロットルでも良いとともに、連動部材
としては、操作ワイヤーの他、ロッドでも良い。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】バックホウの側面図
【図2】油圧回路図
【図3】アクセル操作装置の実機での配置状態を示す平
面図
面図
【図4】アクセル操作装置のアイドリング状態を示す作
用図
用図
【図5】アクセル操作装置の最大操作状態を示す作用図
【図6】アクセル操作装置の実機での配置状態を示す背
面図ギヤードモータの側面図
面図ギヤードモータの側面図
【図7】アシストバネの別装着構造を示す一部切欠きの
側面図
側面図
【図8】アシスト機構装着部の構造を示す一部切欠きの
側面図
側面図
【図9】ダストカバーの別構造を示す斜視図
22 エンジン回転数調節手段 23 被操作レバー 24 ギヤードモータ 24a モータ部 28 出力アーム 29 連動部材 35 支持部材 51 取入口 ER エンジンルーム
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジン回転数調節手段(22)の被操
作レバー(23)と、ギヤードモータ(24)の出力ア
ーム(28)とを連動部材(29)で連動連結するとと
もに、 前記ギヤードモータ(24)におけるモータ部分(24
a)を、該ギヤードモータ(24)を取付支持する支持
部材(35)から突出させてあるアクセル操作装置。 - 【請求項2】 前記ギヤードモータ(24)をエンジン
ルーム(ER)におけるエンジン冷却風の取入口(5
1)付近に配置するとともに、その取入口(51)に前
記モータ部分(24a)が臨むように、前記ギヤードモ
ータ(24)の配置方向を設定してある請求項1に記載
のアクセル操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13628595A JPH08326568A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | アクセル操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13628595A JPH08326568A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | アクセル操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08326568A true JPH08326568A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15171606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13628595A Pending JPH08326568A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | アクセル操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08326568A (ja) |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP13628595A patent/JPH08326568A/ja active Pending
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