JPH08326370A - 貴重品管理装置 - Google Patents

貴重品管理装置

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JPH08326370A
JPH08326370A JP13385495A JP13385495A JPH08326370A JP H08326370 A JPH08326370 A JP H08326370A JP 13385495 A JP13385495 A JP 13385495A JP 13385495 A JP13385495 A JP 13385495A JP H08326370 A JPH08326370 A JP H08326370A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納状況を正確に把握しながら鍵などの貴重
品の取り出しと保管を行なうことのできる貴重品管理装
置を提供する。 【構成】 それぞれ電気錠を備えた複数の引出し2を有
し、各引出し2内は複数の貴重品保管スペース3に仕切
られているとともに、各貴重品保管スペース3には収納
すべき貴重品7を繋いだタグ7を挿抜するタグ挿抜検知
ユニット4が設けられ、施解錠動作に伴う種々の情報を
画面に表示するとともに、種々の指令を画面から入力可
能なタッチパネル式表示手段8と、IDカード9のID
コードを読み取って登録コードと照合するカード式ID
入力照合手段と、入力されたIDコードが登録コードと
一致したことを条件として指定の引出しの電気錠を解錠
する管理制御手段とを備えることにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は 種々の貴重品、例えば
鍵、宝石、有価証券、重要書類などを収納保管するため
の貴重品管理装置に関する。
【0002】
【従来技術】この種の貴重品の管理の一例として、テナ
ントビルなどにおける予備鍵の保管を例に採って説明す
る。多数の会社や店舗、事務所などが入居しているテナ
ントビルにおいては、緊急時のために各テナントの予備
鍵を預かり、警備員室などに保管しておくのが普通であ
る。従来、このような予備鍵の保管は、警備員室の壁面
などに設けたキーボックスに入れておいたり、警備員室
の壁面などに設けた鍵掛け金具に吊り下げるなどしてい
るのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような保管方法の場合、誰でも簡単に鍵を持ち出すこと
ができ、保安上大きな問題があった。また、どの鍵がい
つ誰によって持ち出されたか、また、持ち出された鍵が
いつ返却されたかなどを正確に掌握して管理することが
難しいという問題があった。
【0004】本発明は、前記問題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、収納状況を正確
に把握しながら鍵などの貴重品の取り出しと保管を行な
うことのできる貴重品管理装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る貴重品管理装置は、それぞれ電気錠を
備えた複数の引出しを有し、各引出し内は複数の貴重品
保管スペースに仕切られているとともに、各貴重品保管
スペースには収納すべき貴重品を繋いだタグを挿抜する
タグ挿抜検知ユニットが設けられ、施解錠動作に伴う種
々の情報を画面に表示するとともに、種々の指令を画面
から入力可能なタッチパネル式表示手段と、IDカード
のIDコードを読み取って登録コードと照合するカード
式ID入力照合手段と、入力されたIDコードが登録コ
ードと一致したことを条件として指定の引出しの電気錠
を解錠する管理制御手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0006】また、誤った位置に差し込むことを防止す
るために、タグとタグ挿抜検知ユニットとが1対1に対
応され、定められた位置以外のタグ挿抜検知ユニットに
は挿入不可能とされていることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、収納する貴重品の形状や大きさに柔
軟に対応するために、タグ挿抜検知ユニットが取り外し
可能とされ、貴重品保管スペースの仕切り数を自在に変
えることができることを特徴とするものである。
【0008】また、IDコードの入力操作を可能な限り
簡単とするために、カード式ID入力照合手段として非
接触無線式カードリーダを用いたことを特徴とするもの
である。
【0009】また、非常時などに対処するために、各引
出しの電気錠を一斉解錠する一斉解錠機構を備えたこと
を特徴とするものである。
【0010】また、施解錠動作に伴って発生する種々の
情報を格納記録するRAMカードを備えたことを特徴と
するものである。
【0011】また、保管する貴重品が鍵であることを特
徴とするものである。
【0012】さらに、前述の貴重品管理装置を親機とし
て備えるとともに、前述の貴重品管理装置からタッチパ
ネル式表示手段と、カード式ID入力照合手段と、管理
制御手段を取り除いた構成になる貴重品管理装置を子機
として複数台備え、これら子機の施解錠制御を親機によ
って行なうようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】タッチパネル式表示手段の画面から貴重品を保
管あるいは取り出すべき会社名などが入力されると、タ
ッチパネル式表示手段の画面にIDカードの提示要求が
表示される。この要求に従ってIDカードを提示する
と、カード式ID入力照合手段がそのIDコードを読み
取り、予め登録されているコードと照合する。
【0014】入力されたIDコードが登録コードと一致
すると、管理制御手段は指定引出しの電気錠を解錠す
る。そして、貴重品の保管の場合には、解錠された引出
しを開け、予め割り当てられた貴重品保管スペースに貴
重品を収納するとともに、この貴重品が繋がれたタグを
当該スペース位置のタグ挿抜検知ユニットに差し込む。
また、貴重品の取り出しの場合には、解錠された引出し
を開け、目的とする貴重品保管スペース位置のタグ挿抜
検知ユニットからタグを引抜き抜き、そのタグにつなが
れている目的の貴重品を取り出す。
【0015】このようにして目的とする貴重品を収納し
た後、あるいは取り出した後、引出しを閉めると、当該
引出しの電気錠が自動的に施錠される。したがって、I
Dコードが登録コードと一致しない限り、貴重品を保管
しあるいは取り出すことができないので、確実な貴重品
管理を行なうことができる。
【0016】また、タグとタグ挿抜検知ユニットとを1
対1に対応させた場合、定められた位置以外のタグ挿抜
検知ユニットに差し込むことができないので、間違った
位置に貴重品を収納するようなことがなくなる。
【0017】また、タグ挿抜検知ユニットを取り外し可
能とし、貴重品保管スペースの仕切り数を自在に変える
ことができるようにした場合、収納する貴重品の形状や
大きさに柔軟に対応することができる。
【0018】また、カード式ID入力照合手段として非
接触無線式カードリーダを用いた場合、IDカードを貴
重品管理装置の前でかざすだけでIDコードを入力する
ことができ、装置の操作をより簡単とすることができ
る。
【0019】また、各引出しの電気錠を一斉解錠する一
斉解錠機構を備えた場合、すべての引出しの電気錠を一
斉に解錠することができるので、非常事態に素早く対処
することができる。
【0020】また、施解錠動作に伴って発生する種々の
情報を格納記録するRAMカードを備えた場合、データ
の持ち運びが容易となるので、外部のパーソナルコンピ
ュータなどでデータの解析や集計を行なうことができ
る。
【0021】また、貴重品として鍵を用いた場合、確実
な鍵管理を行なうことができる。
【0022】さらに、親機によって複数台の子機を解錠
制御するようにした場合、より多くの貴重品を集中管理
することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下に示す実施例は、本発明をテナントビ
ルなどにおける予備鍵の管理装置に適用した場合の一例
を示すものである。
【0024】図1は実施例に係る予備鍵管理装置の全体
構成を示す斜視図、図2はアンテナ部分の正面外観図で
ある。理解を容易とするために、まず、この図1および
図2を参照して実施例に係る予備鍵管理装置の全体的な
構成とその操作方法の概略について説明する。
【0025】筐体を構成するキャビネット1内には、予
備鍵を保管するための8段構成になる8個の引出し2を
備えている。これら各引出しは、その内部の電気錠を制
御することにより、各引出し毎に施解錠できるようにな
っている。なお、キャビネット1は、通常アンカーボル
トで床面などに固定され、装置の転倒や盗難を防止して
いる。
【0026】この実施例の場合、各引出し2の内部は縦
8個、横8個の計64個の枡目に分割されており、これ
ら枡目の1つ1つが鍵保管スペース3を構成している。
したがって、8段構成の引出し全体では、64個×8段
=512個の予備鍵を保管可能となっている。前記各鍵
保管スペース3には、予備鍵7を繋がれたキータグ6を
差し込むためのタグ挿抜検知ユニット4が備えられてい
る。このタグ挿抜検知ユニット4のタグ穴5にキータグ
6を差し込むことにより、キータグ6に繋がれた予備鍵
7を鍵保管スペース3内に収容するものである。
【0027】タグ挿抜検知ユニット4へのキータグ6の
挿抜は、タグ挿抜検知ユニット4内に設けられたマイク
ロスイッチなどで検知され、後述する制御部において管
理情報として利用される。なお、キータグ6とタグ挿抜
検知ユニット4とは1対1に対応されており、予め定め
られた位置以外のタグ挿抜検知ユニット4に差し込むこ
とができないようになっている。
【0028】一方、キャビネット1の正面上部には、タ
ッチパネル式液晶表示器8、非接触無線式IDカード
(以下、IDカードと略称)9から送られる固定コード
や個人コードなどのIDコードを受信するアンテナ1
0、表示ランプ部11、タッチパネル式液晶表示器8の
表示濃度の調整つまみ12、緊急時にすべての引出し2
を一斉解錠するための非常用メカニカル錠13などが備
えられている。表示ランプ部11には、電源表示灯11
1 ,照合表示灯112 、エラー表示灯113 、警報表示
灯114 などの各種の表示灯が備えられ、また、各引出
し2の前面右上隅には、引出しの解錠状態を表示する解
錠LED14が設けられている。15は開閉用の把手で
ある。
【0029】次に、前記予備鍵管理装置の操作方法の概
略を述べる。例えば、或るテナントの予備鍵を保管する
場合、まず最初に、タッチバネル式液晶表示器8の画面
から保管したい予備鍵のテナント名などを入力する。こ
れにより、タッチバネル式液晶表示器8の画面には予備
鍵を管理している全テナントの一覧表が表示される。こ
の一覧表の中から目的とするテナント名を押すと、当該
テナントの管理番号、引出し番号などとともに、IDカ
ードを提示するように指示がでる。
【0030】そこで、予め交付されているIDカード9
をアンテナ10にかざして近づけると、IDカード9か
らアンテナ10に向けて所定のIDコードが送信され
る。このIDコードはアンテナ10で受信され、内蔵の
カードリーダで登録コードと照合される。照合結果が正
しい場合、該当するテナントの予備鍵を保管する引出し
2の電気錠が解錠され、その引出しの前面の解錠LED
14が点滅するとともにブザーが鳴り、引出しが解錠さ
れたことを利用者に知らせる。
【0031】引出しが解錠されたら、当該引出しを開
き、指定の鍵番号位置のタグ挿抜検知ユニット4に当該
テナントのキータグ7を差し込むとともに、キータグ7
に繋がれているテナントの予備鍵7を当該位置の鍵保管
スペース3内に収納する。このキータグの挿入はタグ挿
抜検知ユニット4で検知され、制御部において保管情報
として記録される。前記のようにして予備鍵を収納保管
した後引出し2を閉めると、電気錠が作動して引出しは
元のように施錠される。
【0032】一方、予備鍵を取り出す場合、対応するテ
ナントの引出しを開けるまでの操作は前記予備鍵の抜き
取りの場合と同様に行なわれる。そして、引出しが開け
られると、テナントに対応する鍵番号位置のタグ挿抜検
知ユニット4からキータグ7を抜き取る。これにより、
当該ータグ7に繋がれた予備鍵7の一緒になって取り出
される。このキータグの抜き取りはタグ挿抜検知ユニッ
ト4で検知され、制御部において取り出し情報として記
録される。前記のようにして予備鍵を取り出した後引出
し2を閉めると、電気錠が作動して引出しは元のように
施錠される。
【0033】進んで、前記実施例に係る予備鍵管理装置
の詳細について説明する。図3は前記実施例に係る予備
鍵管理装置の正面図図、図4はその縦断側面図、図5は
図3のV−V線断面図、図6は引出しの平面図、図7は
引出しの側面図である。
【0034】8段構成になる各引出し2は、図3および
図4に示すように、左右側壁のスライドレール16にそ
れぞれ載せられ、前後方向に移動自在に設けられてい
る。また、正面上部のタッチパネル式液晶表示器8と表
示ランプ部11の背面部には、図5に示すように、制御
回路基板17、カードリーダ基板18、電源回路基板1
9などが配置されている。
【0035】また、引出し2の背面側には、それぞれの
引出し毎に電気錠20が設けられ、引出し毎に施解錠で
きるようになっている。さらに、装置前面の非常用メカ
ニカル錠13に連結されたキーシャフト21は装置背面
側まで伸ばされており、非常用メカニカル錠18にキー
を差し込んでキーシャフト21を回すことにより、各電
気錠20を一斉に解錠できるように構成されている。な
お、この電気錠20と一斉解錠機構部分の詳細な構造は
後述する。
【0036】一方、引出し2の内部は、図6に示すよう
に、引出しの左右幅方向を8等分する位置に、7枚のセ
パレータ23が等間隔にねじ止めされている。さらに、
この7枚のセパレータ23によって8等分された各区画
部内には、それぞれの区画部内を前後方向に8等分する
位置に、8個のタグ挿抜検知ユニット4が等間隔にねじ
止めされており、このセパレータ23とタグ挿抜検知ユ
ニット4によって、引出し2の内部は縦8×8個の計6
4個の枡目に分割されている。この分割された各枡目
が、キータグ6に繋がれた予備鍵7(図1参照)を格納
するための鍵保管スペース3を構成している。
【0037】なお、このタグ挿抜検知ユニット4は、図
6中の右3列に示したように、キータグ6に繋がれた予
備鍵7の大きさや個数などに合わせて例えば1つおきに
取り付けて鍵保管スペース3を大きくするなど、自由に
調節できるものである。
【0038】また、前記各引出し2の背面には、施錠片
24aが突設されている。この施錠片24aにはロック
穴24bが穿設されており、後述する電気錠のロック片
がこのロック穴24bに入り込むことにより、引出し2
を施錠するものである。さらに、引出し2の背面には、
後述する制御部との間で制御信号を送受信する入出力回
路を搭載した入出力回路基板25が設けられている。
【0039】図8〜図11に、前記タグ挿抜検知ユニッ
ト4の具体的な構造を示す。ケース26の上面には、図
8および図9に示すように、予備鍵7を繋がれたキータ
グ6を差し込むためのタグ穴5が穿設されている。この
タグ穴5の内部側には、複数のピン穴27を備えたピン
立て部28が設けられている。このピン立て部28のピ
ン穴29には、図10に示すように、キータグ6の先端
に形成されたタグ溝6aに一致する位置のピン穴にのみ
ピン29(黒丸部分)が立てられ、このタグ溝6aとピ
ン29によってタグ6とタグ挿抜検知ユニット4とは1
対1に対応されている。したがって、キータグ6はタグ
溝6aとピン29の差し込み位置とが一致するタグ挿抜
検知ユニット4以外には差し込むことができない。
【0040】ピン立て部28の奥側には、図9に示すよ
うに、プラスチック製の押圧片30を中に挟んでマイク
ロスイッチ31が配置されている。したがって、図10
中に点線で示すようにキータグ6が奥まで挿入される
と、その先端が押圧片30を介してスイッチレバー32
を押し、マイクロスイッチ31を作動するものである。
このマイクロスイッチ31は、図11にその電気回路示
すように、保護抵抗34を直列接続した上で、コード3
5によってユニット外部へ引き出されている。なお、タ
グ挿抜検知ユニット4全体は、左右2か所に形成された
取付穴36を用い、ねじ37により引出し2の底板部に
ねじ止めされる。
【0041】前述したように、実施例の場合、1つの引
出し内には64個のタグ挿抜検知ユニット4を配置可能
である。これら64個のタグ挿抜検知ユニット4は、後
述するように、縦8列、横8行のマトリックス配置され
たセンス線の64個の各交点位置にそれぞれ接続され、
この交点位置の導通状態を監視することにより、各タグ
挿抜検知ユニット4へのキータグ6の挿抜状態を検知す
るように構成されている。
【0042】図12および図13に、各引出し2の背面
に設けられた電気錠20と、この電気錠20を一斉解錠
するための非常用メカニカル錠13による一斉解錠機構
の構造を示す。電気錠20は、ソレノイド基板40、ソ
レノイド41、ロック片42、マイクロスイッチ43な
どから構成されており、各引出し背面の施錠片24aの
移動軌跡上に位置して、キャビネット1に固設されてい
る。
【0043】ロック片42は支軸44によって回動自在
に軸支され、その一方の端部に張設したばね45によっ
て反時計方向に付勢されている。したがって、ばね45
によって反時計方向に付勢されたロック片42の先端部
は、引出し2が閉められたときに施錠片24aのロック
穴24bに入り込み、引出し2を自動的に施錠する。ソ
レノイド41のロッド41aは、前記ロック片42にリ
ンク結合されており、ソレノイド41が作動して該ロッ
ド41aが下側に引かれることにより、ロック片42を
時計方向に回動し、前記ロック片42とロック穴24b
を外し、解錠するものである。
【0044】マイクロスイッチ43は、引出し2の開閉
を検知するもので、引出し2が閉じられたとき、スイッ
チレバー先端に設けたローラ47が施錠片24aの下面
で押されることによりスイッチオンし、引出し2が引き
出されて施錠片24aがローラ47から離れることによ
りスイッチオフする。
【0045】各引出しに設けられた電気錠20を一斉解
錠するための一斉解錠機構は、図12に示すように、非
常用メカニカル錠13、キーシャフト21a、リンク2
1b、垂直バー22a、この垂直バー22bから水平方
向に突設された解錠アーム22cから構成されている。
解錠キー33を非常用メカニカル錠13に差し込んで時
計方向に回すと、キーシャフト21aが回動され、その
先端に取りつけられたリンク21bが時計方向に回動
し、リンク結合された垂直バー22aを上方に持ち上げ
る。このため、垂直バー22aに突設された解錠アーム
22が電気錠20のロック片42のL字突片49に当接
し、ロック片42を圧縮ばね45に抗して時計方向に回
動する。この結果、ロック片42の先端部とロック穴2
4bとの係合が外れ、解錠されるものである。
【0046】前記解錠アーム22bは、8段構成された
各引出し2の電気錠20に対応させて引出しの数だけ垂
直バー22aに形成されている。したがって、前記のよ
うに非常用メカニカル錠13を操作すると、8つの引出
しのすべてが一斉に強制解錠されるものである。なお、
図中、符号50は電気配線用のコネクタである。
【0047】図14に、前記予備鍵管理装置の電気回路
図を示す。制御回路基板17(図5参照)には、管理制
御部51、ROM52、RAM53、RAMカード5
4、警報ブザー67などが搭載されている。タッチパネ
ル式液晶表示器8と表示ランプ部11は、管理制御部5
1に接続されている。また、カードリーダ基板18(図
5参照)には、アンテナ10によって受信されたIDカ
ード9からのID信号をデコードして照合するためのカ
ードリーダ55が搭載されている。
【0048】一方、8段構成になる各引出し21 〜23
(添字で各引出しを区別する)の背面の入出力回路基板
25(図6、図7参照)には、管理制御部51と間で制
御信号のやりとりを行なう入出力回路56がそれぞれ搭
載されている。
【0049】各引出し21 〜28 内にそれぞれ設けられ
た64個のタグ挿抜検知ユニット4 1 〜464(添字で各
ユニットを区別する)のマイクロスイッチ31は、図1
5に示すように、縦8本、横8本のマトリックス錠に配
置された縦横のセンス線57 1 〜578 ,581 〜58
8 の各交点に接続されており、この各交点の導通状態を
入出力回路56で監視することにより、どのタグ挿抜検
知ユニットにタグキーが挿入され、あるいは取り出され
たかを検知できるようになっている。
【0050】図16に、カードリーダ55と、その周辺
部分の回路構成を示す。カードリーダ55は、例えば1
20KHzの高周波を発振する高周波発振器59、トラ
ンス60、コード受信部61、コード照合部62から構
成されている。一方、IDカード9は、受信コイル6
3、整流器64、充電器(コンデンサ)65、暗号器6
6、コード送出スイッチ67から構成されている。
【0051】高周波発振器59の発振出力はアンテナ1
0から外部へ向けて放射され、アンテナ近傍に誘導磁界
を形成する。この誘導磁界内にIDカード9を近づける
と、電磁誘導作用によってIDカード9の受信コイル6
3に起電力が発生する。この起電力は整流器64によっ
て整流され、充電器65に充電される。
【0052】充電器65の充電電圧が規定値以上になる
と、暗号器66が動作開始し、内蔵したROMからID
コードを順次読み出し、このIDコードに従ってコード
送出スイッチ67をオン・オフする。コード送出スイッ
チ67がオン・オフされると、それに従って受信アンテ
ナ63の両端間が短絡開放されるため、受信コイル63
に流れる高周波電流は図17(A)に示すように送出さ
れるIDコードで変調されたものとなる。
【0053】この受信コイル63に流れる高周波電流の
変化は、相互電磁誘導作用によってアンテナ10に伝わ
り、アンテナ10に流れる高周波電流も図17(B)に
示すようにIDコードによって変調されたものとなる。
このIDコードで変調された高周波電流はトランス60
によって信号成分だけが取り出され、図17(C)に示
すようなIDコード信号としてコード受信部61に送ら
れる。
【0054】コード受信部61は、図図17(C)のI
Dコード信号をでコードし、照合部62に送る。照合部
62は、予めROMに格納された登録コードテーブルを
参照し、入力してきたIDコードが登録コードと一致す
るか否かを照合する。そして、その照合結果を管理制御
部51へ送出する。管理制御部51は、その照合結果に
基づいて、後述する施解錠制御を実行するものである。
【0055】次に、前記した構成になる予備鍵管理装置
の動作について、(1)予備鍵の保管動作、(2)予備
鍵の取り出し動作、(3)鍵保管状況の確認動作、
(4)非常用メカニカル錠による一斉解錠、(5)その
他の動作、に場合分けして順次説明する。
【0056】(1)予備鍵の保管動作 テナントから預かった予備鍵の保管動作について、図1
8〜図21を参照して説明する。なお、図18は保管動
作の動作シーケンス、図19は保管動作時のタッチパネ
ル式液晶表示器8の表示画面の例を示す図、図20は表
示ランプ部11の点灯説明図、図21はブザー67の鳴
動説明図である。
【0057】タッチパネル式液晶表示器8の初期画面
は、図19(A)のようになっている。この初期画面
中、“保管状況”モードは、各引出し内に保管されてい
る予備鍵の保管状況を一覧表示するための操作モードで
ある。“現場指定”モードは、鍵の保管と取り出しのた
めの操作モードである。“登録・設定”モードは、装置
の時刻設定、個人コードの登録、発生データの参照、各
種時間(解錠時間、引き出し時間、警報時間など)を設
定するための操作モードである。“保守”モードは、通
信仕様、装置テスト、メモリスイッチ野設定などを行な
うための操作モードである。
【0058】図19(A)の初期画面において、所定時
間(例えば3分)にわたって何らの入力操作が行なわれ
なかった場合、画面は一旦消され、改めて画面にタッチ
した時点で図19(A)の初期画面が自動表示されるよ
うになっている。また、この初期画面において“終了”
を押すと、画面が消される。これらの表示制御は、管理
制御部51によって行なわれる。
【0059】いま、警備員などがテナントから預かった
予備鍵を保管するために、図19(A)の初期画面の
“現場指定”を押すと、画面は図19(B)に切り替わ
る。そこで、この図19(B)の画面から、予備鍵を保
管すべきテナントの現場名(会社名)をパネルタッチに
より入力する。
【0060】例えば、テナントの現場名として、本件出
願人会社である「アート」を入力する場合を例に採る。
まず、画面の「ア」行を押す。これにより、画面には図
19(C)のようにア行の文字が表示される。この中の
「ア」を押すと、画面の“入力:”ラインに「ア」が表
示されるとともに、画面は再び図19(B)の状態に切
り替わる。以下、前記「ア」を入力したときと同様に、
「ー」「ト」と順次入力していくと、画面は図19
(D)のようになり、画面の“入力:”ラインに現場名
「アート」が表示される。
【0061】現場名「アート」の入力が終了したら、画
面右下の“決定”を押す。これにより、画面は図19
(E)に切り替わり、ROM52内に登録されている
「アート」で始まるすべての現場名が50音順に画面表
示される。この一覧表中から該当する現場名である1番
目の「アート」を押すと、画面は図19(F)に切り替
わり、現場名「アート」の管理番号「10345678
901」、現場名の漢字による正式表記「(株)アー
ト」、「(株)アート」に割り当てられている引出番号
「1台目−2段目−60番」が表示されるとともに、
「カードを操作して下さい」というメッセージが表示さ
れる。
【0062】なお、前記画面の引出番号中には「1台
目」という語が表示されているが、これは後述するよう
に、この実施例に係る予備鍵管理装置は、親機と子機の
合わせて計8台の予備鍵管理装置を同時に管理すること
が可能であるため、何台目の予備鍵管理装置の引出しで
あるかを表示するようにしているものである。
【0063】図19(F)の画面に表示されたメッセー
ジに従って、予め交付されているIDカード9を装置前
面のアンテナ10にかざして近づけると、IDコードが
アンテナ10を介してカードリーダ55で読み取られ、
管理制御部51に送られる。管理制御部51は、この送
られてきたIDコードがROM52内に登録されている
IDコードと一致するか否かを照合する。
【0064】照合結果が一致した場合、管理制御部51
はブザー67を1秒間「ピ−」と鳴らすとともに(図2
1(A))、装置前面に設けられた照合表示灯112
1秒間点灯して知らせる(図20(B))。また、照合
結果が不一致の場合、ブザー67を「ピッ、ピッ、ピ
ッ」と3回鳴らすとともに((図21(B))、エラー
表示灯113 を1秒間点灯して知らせる(図20
(C))。
【0065】前記照合結果が正しかった場合には、管理
制御部51は2段目の引出し22 の入出力回路56に対
して解錠指令信号を送る。2段目の引出し22 の入出力
回路56は、この解錠指令信号を受信すると、電気錠2
0のソレノイド41(図12参照)に通電し、ロック片
42を時計方向に回動し、ロック片42の先端部と施錠
片24aのロック穴24bとの係合を外し、2段目の引
出し22 の電気錠20を解錠する。これにより、2段目
の引出し22 は開くことが可能となる。
【0066】前記電気錠20が解錠が終了すると、管理
制御部51はブザー67を1秒間「ピー」と鳴らすとと
もに(図21(A))、2段目の引出し22 の前面に設
けられた解錠LED14を点滅し、2段目の引出しが解
錠されたことを音と光で知らせる。さらに、表示画面を
図19(G)に切り替え、「解錠しました。」のメッセ
ージを表示する。
【0067】前記解錠と同時に、管理制御部51はソフ
トウェアで構成された解錠タイマーをスタートさせ、解
錠した引出し22 が所定の時間(例えば10秒)内に開
けられるか否かを監視する。もし、この時間内に引出し
が開けられずに解錠タイマーがタイムアップした場合に
は、管理制御部51は解錠指令信号をオフとしてソレノ
イド41を元に戻し、2番目の引出し22 の電気錠20
を施錠する。これは、解錠された引出しが、解錠状態の
ままであまりに長い間放置されることを防止するためで
ある。
【0068】一方、所定の時間内に2段目の引出し22
が開けられると、電気錠20のマイクロスイッチ43が
作動し、引出し開の検知信号を管理制御部51へ送る。
管理制御部51は、この検知信号に基づいてソレノイド
41への通電をオフするとともに、引出し22 が開かれ
た状態になっていることを知らせるために、ブザー67
を「ピッ、ピッ」、「ピッ、ピッ」と連続的に鳴らし続
ける(図20(C))。さらに、引出しが開けられると
同時に、前記解錠タイマーをリセットするとともに、ソ
フトウェアで構成された引出し閉め忘れタイマーをスタ
ートさせ(図21(D))、所定時間(例えば3分)以
上にわたって引出しが開けっ放しのまま放置されること
のないように監視する。
【0069】前記のようにして目的とする2段目の引出
し22 を開いた後、保管すべき(株)アートの予備鍵7
を繋がれたキータグ6(図1参照)を図19(G)の画
面に表示されている(株)アート用の引出番号「2段目
60番」位置のタグ挿抜検知ユニット4のタグ穴5に差
し込むとともに、当該キータグ6に繋がれた予備鍵7を
当該位置の鍵保管スペース3内に収納する。
【0070】なお、キータグ6とタグ挿抜検知ユニット
4は、前述したように、タグ溝6aとピン29によって
1対1に対応されているので、前記(株)アート用の予
備鍵7を繋がれたキータグ6を「2段目60番」以外の
他のタグ挿抜検知ユニット4に差し込んでも、差し込む
ことはできない。したがって、誤って別の位置に保管し
てしまうというようなことが防止される。
【0071】キータグ6がタグ挿抜検知ユニット4のタ
グ穴5に差し込まれると、その奥側にあるマイクロスイ
ッチ31が押されてオンとなる。64個のタグ挿抜検知
ユニット4は、図15に示したように、縦横8×8のマ
トリックス状に接続配置され、入出力回路56によって
この縦横のセンス線571 〜578 、581 〜588
各交点の導通状態を順次スキャンしながら監視してい
る。したがって、キータグ6が差し込まれて60番目の
タグ挿抜検知ユニット4のマイクロスイッチ31がオン
すると、60番目のタグ挿抜検知ユニット4が接続され
たセンス線の交点が導通状態となり、これによって60
番目のタグ挿抜検知ユニット4にキータグ6が差し込ま
れたことが検知される。この挿抜位置情報は管理制御部
51に送られ、管理情報としてRAM53あるいはRA
Mカード54に格納記録される。
【0072】前記のようにして所定の位置に予備鍵7を
収納した後、2段目の引出し22 を閉めると、電気錠2
0のロック片42の先端部が引出し背面の施錠片24a
のロック穴24bと係合し、引出し22 は自動的に施錠
される。さらに、引出し22を閉めると、電気錠20の
マイクロスイッチ43が施錠片24aの下面で押されて
作動し、引出し22 が閉められたことが管理制御部51
へ通報される。管理制御部51は、これによって引出し
閉め忘れタイマー(図21(D)参照)をリセットする
とともに、タッチパネル式液晶表示器8の表示画面を再
び図19(A)の初期画面に戻し、予備鍵の保管動作を
完了する。
【0073】もし、前記のようにして引出し22 が開か
れてから所定時間(例えば3分)を経過しても引出し2
2 が閉められない場合、前記引出し閉め忘れタイマーが
タイムアップし、装置前面に設けられている警報表示灯
114 を点灯するとともに(図20(D))、ブザー6
7を「ピー」と連続鳴動し(図21(F))、引出しの
閉め忘れを警告する。さらに、これと同時に、管理制御
部51から外部へ向けて警報信号を出力する(図21
(E))。引出し22 が閉められると、警報表示灯11
4 は消灯されるとともに、ブザー67の鳴動も停止さ
れ、警報信号も停止される。
【0074】上述したように、実施例に係る予備鍵管理
装置によるときは、テナントの予備鍵を予め定められた
所定の段の引出しの所定の位置に確実に収納して保管す
ることができる。なお、上述保管動作時に発生する種々
の情報(操作年月日、鍵保管位置、操作開始時間、鍵挿
入時間、操作終了時間、警告発生時間など)は、RAM
53あるいはRAMカード54に格納記録され、後日の
参照に供される。
【0075】(2)予備鍵の取り出し動作 予備鍵の取り出し動作は、開かれた引出しの所定のタグ
挿抜検知ユニット4からキータグを引き抜く点だけが前
述した予備鍵の保管動作の場合と異なるだけであり、そ
の他の操作ならびに動作は前述した予備鍵の保管動作の
場合とまったく同じであるから、予備鍵の取出し動作に
ついては簡単に説明する。
【0076】いま、取り出すべき予備鍵のテナント名が
前記保管動作時と同じ「アート」であるものとすると、
この現場名=「アート」を保管動作時とまったく同じよ
うにしてタッチパネル式液晶表示器8から入力すると、
画面は図19(D)と同じ表示状態となる。そこで、I
Dカードをかざして電気錠20を解錠した後、(株)ア
ート用の予備鍵が保管されている2段目の引出し22
開く。そして、この2段目の引出し22 の60番目の位
置のタグ挿抜検知ユニット4に差し込まれているキータ
グ6を取り出すことにより、このキータグ6に繋がれた
目的とする(株)アート用の予備鍵7を一緒に取り出す
ことができる。
【0077】前記取り出された予備鍵の位置は入出力回
路56によって検知され、管理制御部51に通報され
る。したがって、もし間違ってあるいは不正に、他の位
置の予備鍵を抜き取ったような場合には、ブザー67を
短い間隔で「ピッ、ピッ、ピッ、…」と鳴らし続けると
とともに(図21(G))、警報表示灯114 を点灯し
(図20(D))、取り出し位置の間違いあるいは不正
取り出しであることを警告する。
【0078】前記ブザーと表示灯による警告にもかかわ
らず、異なる予備鍵を取り出したまま引出し22 を閉め
てしまった場合、ブザー67を「ピー」という連続鳴動
に切り替え(図21(F))、不正取出しの警報を発す
る。さらに、管理制御部51から外部へ向けて警報信号
を出力し(図21(E))、不正取出しが行なわれたこ
とを通報する。以上述べた鍵取出し時の動作シーケンス
を図22に示す。
【0079】(3)鍵保管状況の確認動作 予備鍵保管装置内に保管されている予備鍵の保管状況の
確認動作について、図23の表示画面例を参照して説明
する。
【0080】いま、前述した図19(A)の初期画面に
おいて“保管状況”モードを押すと、画面は図23
(A)に切り替わる。この画面において“鍵管理装置”
を押すと、画面は図23(B)の鍵管理装置の入力画面
に切り替わる。そこで、画面の数字や記号を順次押し
て、予備鍵の保管状況を見たい鍵管理装置の番号とその
引出し番号を入力する。例えば、1台目の鍵管理装置の
8段目の引出しと入力した場合、“入力:”ラインに
「1−8」のように鍵管理装置の番号とその引出し番号
が表示される。
【0081】鍵管理装置の番号とその引出し番号の入力
が終了したら、画面右下の“決定”を押す。これによ
り、画面は図23(C)に切り替わる。図23(C)の
画面によって鍵管理装置の番号とその引出し番号が正し
いことを確認した後、“決定”を押すと、画面は図23
(D)に切り替わり、1台目の予備鍵管理装置の8段目
の引出し28 内の現在の予備鍵の保管状況が画面表示さ
れる。したがって、各引出しを覗くことなく、簡単かつ
確実に予備鍵の保管状況を確認することができる。な
お、画面中、●は予備鍵保管中、×は取り出し中、―は
未登録(空き)を示す。保管状況の確認を終わった後、
“終了”を押すと、画面は図19(A)の初期画面に戻
る。
【0082】(4)非常用メカニカル錠による一斉解錠 非常事態発生時には、IDカードなしですべての引出し
を一斉に開け、すべての予備鍵を一斉に取り出さねばな
らない場合が生ずる。このような場合には、前述したタ
ッチパネル式液晶表示器8からのタッチ入力による解錠
操作では素早く対応することができない。そこで、この
ような場合に対処するめに、一斉解錠機構を設け、非常
用メカニカル錠13を解錠キー33で操作することによ
り、8段構成のすべての引出しを一斉に解錠できるよう
にしている(図12参照)。
【0083】すなわち、解錠キー33を非常用メカニカ
ル錠13に差し込んで時計方向に回すと、このメカニカ
ル錠13に連結されたキーシャフト21aが回動され、
先端のリンク21bが回動して垂直バー22aが上方へ
持ち上げられる。垂直バー22aが上方へ持ち上げられ
ると、垂直バー22aに水平突設された各解錠アーム2
2bが各引出しの電気錠20のL字突片49に当接し、
ロック片42を圧縮ばね45に抗して時計方向に回動す
る。
【0084】この結果、各引出しの電気錠20のロック
片42の先端部と施錠片24aのロック穴24bとの係
合が外れ、8段構成のすべての引出しが一斉に解錠され
る。したがって、すべての引出しを自由に開けることが
可能となり、装置内に保管されている予備鍵を自由に取
り出すことができる。
【0085】なお、引出しが開けられると、開けられた
位置の電気錠20のマイクロスイッチ43がオンし、こ
の検知信号は管理制御部51へ送られ、装置前面に設け
られている警報表示灯114 を連続点灯するとともに
(図20(D))、ブザー67を「ピー」と連続鳴動し
(図21(F))、警報を発する。さらに、管理制御部
51から外部へ向けて警報信号が出力される(図21
(E))。以上述べた非常用メカニカル錠13による一
斉解錠の動作シーケンスを図24に示す。
【0086】(5)その他の動作 いたずらや窃盗などで引出しを無理やりこじ開けて鍵を
取り出した場合など、異常な操作によって引出しが開け
られた場合には、液晶表示画面からの正規のタッチ入力
がなかったり、あるいは照合のためのIDカードの提示
がなかったりするのでこれを識別することが可能であ
り、異常発生の警報を発することができる。
【0087】以上、実施例について詳述したが、この実
施例に係る予備鍵管理装置は1台だけ単独で用いること
ができるだけでなく、図25に示すように、前述の予備
鍵管理装置を親機Mとして1台備え、この親機Mに対し
て、引出し部分と一斉解錠機構部分のみを備えた7台の
子機m1 〜m7 をケーブル68によって接続すれば、こ
れら7台の子機を親機Mで集中管理することができる。
したがって、この場合には最大で8台×8段×64個所
=4096個の予備鍵を管理することが可能となる。
【0088】また、前記実施例は、保管すべき貴重品と
してテナントビルにおける予備鍵を例に採ったが、保管
される貴重品としてはこれに限定されるものではなく、
その他に、例えば宝石、有価証券、重要書類など、種々
の貴重品に対して適用することができる。なお、貴重品
を直接キータグに繋ぐことがことができないような場合
には、例えばキータグに収納用の小箱や袋などを取り付
け、この中に貴重品を入れて収納保管するようにすれば
よい。
【0089】また、前記実施例では、非接触無線式カー
ドリーダを用いてIDコードを入力したが、これに限定
されるものではなく、その他に、例えば磁気カードリー
ダ、ICカードリーダなどを用いることができる。
【0090】さらに、装置の動作時に生成される種々の
データをRAMカード54に格納記憶するようにすれ
ば、生成データの持ち運びが容易となり、外部のパーソ
ナルコンピュータなどでデータの解析や集計を行なうこ
とが可能となる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるときは、IDコードが登録コードと一致しない限
り、貴重品を保管しあるいは取り出すことができないの
で、確実な貴重品管理を行なうことができる。
【0092】請求項2の発明によるときは、タグとタグ
挿抜検知ユニットとを1対1に対応させたので、定めら
れた位置以外のタグ挿抜検知ユニットに差し込むことが
できなくなり、間違った位置に貴重品を保管することを
防止できる。
【0093】また、請求項3の発明によるときは、タグ
挿抜検知ユニットを取り外し可能とし、貴重品保管スペ
ースの仕切り数を自在に変えることができるようにした
ので、収納する貴重品の形状や大きさに柔軟に対応する
ことができる。
【0094】請求項4の発明によるときは、カード式I
D入力照合手段として非接触無線式カードリーダを用い
たので、IDコードの入力が簡単となり、装置の操作を
より簡単とすることができる。
【0095】請求項5の発明によるときは、各引出しの
電気錠を一斉解錠するメカニカル錠を備えたので、すべ
ての引出しの電気錠を一斉に解錠することができ、非常
事態に素早く対処することができる。
【0096】請求項6の発明によるときは、施解錠動作
に伴って発生する種々の情報を格納記録するRAMカー
ドを備えたので、データの持ち運びが容易となり、外部
のパーソナルコンピュータなどでデータの解析や集計を
行なうことができ、より高度な貴重品管理を実現するこ
とができる。
【0097】請求項7の発明によるときは、正確な鍵管
理を行なうことのできる鍵管理装置を提供することがで
きる。
【0098】請求項8の発明によるときは、1台の親機
によって複数台の子機を施解錠制御するようにしたの
で、より多くの貴重品を集中管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成示す斜視図である。
【図2】アンテナ部分の正面外観図である。
【図3】実施例の正面図である。
【図4】実施例の一部切欠側面図である。
【図5】図3中のV−V線断面図である。
【図6】引出し部分の平面図である。
【図7】引出し部分の側面図である。
【図8】タグ挿抜検知ユニットの斜視図である。
【図9】タグ挿抜検知ユニットの内部構造を示す縦断面
図である。
【図10】タグ溝とピンの配置関係を示す図である。
【図11】タグ挿抜検知ユニットの電気回路図である。
【図12】電気錠と一斉解錠機構部分の構造を示す要部
斜視図である。
【図13】電気錠と一斉解錠機構部分の側面図である。
【図14】実施例の電気回路図である。
【図15】引出し内に配置されたタグ挿抜検知ユニット
のマトリックス接続図である。
【図16】IDカードとカードリーダの構成を示す電気
回路図である。
【図17】カードリーダの動作を説明するための波形図
である。
【図18】鍵取り出し時の動作シーケンス図である。
【図19】鍵取り出し時のタッチパネル式液晶表示器の
表示画面の例を示す図である。
【図20】表示ランプ部の点灯説明図である。
【図21】ブザーの鳴動説明図である。
【図22】鍵収納時の動作シーケンス図である。
【図23】鍵収納時のタッチパネル式液晶表示器の表示
画面の例を示す図である。
【図24】メカニカル錠による一斉解錠時の動作シーケ
ンス図である。
【図25】複数台の子機を接続した場合の予備鍵管理装
置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 2 引出し 3 鍵保管スペース(貴重品保管スペース) 4 タグ挿抜検知ユニット 5 タグ穴 6 キータグ 6a タグ溝 7 予備鍵(貴重品) 8 タッチパネル式液晶表示器 9 非接触無線式IDカード 10 アンテナ 11 表示ランプ部 13 非常用メカニカル錠 14 解錠LED 20 電気錠 21a キーシャフト 21b リンク 22a 垂直バー 22b 解錠アーム 23 セパレータ 24a 施錠片 24b ロック穴 29 ピン 31 マイクロスイッチ 33 非常用解錠キー 41 ソレノイド 42 ロック片 43 マイクロスイッチ 49 L字突片 51 管理制御部(CPU) 54 RAMカード 55 非接触無線式カードリーダ 56 入力出力回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E05G 1/06 E05G 1/06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ電気錠を備えた複数の引出しを
    有し、 各引出し内は複数の貴重品保管スペースに仕切られてい
    るとともに、各貴重品保管スペースには収納すべき貴重
    品を繋いだタグを挿抜するタグ挿抜検知ユニットが設け
    られ、 施解錠動作に伴う種々の情報を画面に表示するととも
    に、種々の指令を画面から入力可能なタッチパネル式表
    示手段と、 IDカードのIDコードを読み取って登録コードと照合
    するカード式ID入力照合手段と、 入力されたIDコードが登録コードと一致したことを条
    件として指定の引出しの電気錠を解錠する管理制御手段
    とを備えたことを特徴とする貴重品管理装置。
  2. 【請求項2】 タグとタグ挿抜検知ユニットとが1対1
    に対応され、定められた位置以外のタグ挿抜検知ユニッ
    トには挿入不可能とされていることを特徴とする請求項
    1記載の貴重品管理装置。
  3. 【請求項3】 タグ挿抜検知ユニットが取り外し可能と
    され、貴重品保管スペースの仕切り数を自在に変えるこ
    とができることを特徴とする請求項1または2記載の貴
    重品管理装置。
  4. 【請求項4】 カード式ID入力照合手段として非接触
    無線式カードリーダを用いたことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の貴重品管理装置。
  5. 【請求項5】 各引出しの電気錠を一斉解錠する一斉解
    錠機構を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の貴重品管理装置。
  6. 【請求項6】 施解錠動作に伴って発生する種々の情報
    を格納記録するRAMカードを備えたことを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の貴重品管理装置。
  7. 【請求項7】 保管する貴重品が鍵であることを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載の貴重品管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の貴重品
    管理装置を親機として備えるとともに、 請求項1〜7のいずれかに記載の貴重品管理装置からタ
    ッチパネル式表示手段と、カード式ID入力照合手段
    と、管理制御手段を取り除いた構成の貴重品管理装置を
    子機として複数台備え、 これら子機の施解錠制御を親機によって行なうようにし
    たことを特徴とする貴重品管理装置。
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