JPH0612580A - セキュリティ設備の鍵管理装置 - Google Patents

セキュリティ設備の鍵管理装置

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JPH0612580A
JPH0612580A JP31295991A JP31295991A JPH0612580A JP H0612580 A JPH0612580 A JP H0612580A JP 31295991 A JP31295991 A JP 31295991A JP 31295991 A JP31295991 A JP 31295991A JP H0612580 A JPH0612580 A JP H0612580A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オフィスビル等で部屋の出入に使用する鍵を玄
関等で集中的に保管管理すると共に鍵の出し入れに連動
して防犯監視装置の警戒セットと解除を行うセキュリテ
ィ設備の鍵管理装置に関し、混雑する時間帯では磁気カ
ードによる制御を不要にして簡単な操作で鍵の出し入れ
ができることを目的とする。 【構成】各鍵収納部11毎に発行された個別磁気カード
の入力操作を判別して対応する鍵収納部11のロックを
解除させる個別カード判別部44と、全ての鍵収納部1
1に共通なマスタ磁気カードの入力操作を判別するマス
タカード判別部46と、マスタカード判別部46でマス
タ磁気カードによる入力操作を判別した時に起動して一
定時間に亘り全ての鍵収納部11のロックを解錠させる
タイマ部48とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスビル等で部屋
の出入に使用する鍵を玄関等で集中的に保管管理すると
共に鍵の出し入れに連動して防犯監視装置の警戒セット
と解除等を行うセキュリティ設備の鍵管理装置に関す
る。
【0002】
【産業上の利用分野】従来、この種の鍵管理装置として
は例えば図8に示すものが知られている。図8におい
て、1は鍵管理装置であり、部屋毎に扉付きの鍵収納部
2が設けられている。鍵管理装置1の利用は、予めテナ
ント毎に専用の磁気カード3が発行されており、鍵管理
装置1のカードリーダ部4に磁気カード3を通すと、磁
気カード3の内容とカードリーダ部4の内容が一致した
時に表示灯が点灯してチャイムが鳴り、対応する鍵収納
部2のロックが解除されて扉5が自動的に開く。
【0003】入出時にはA部に拡大して示すように、開
放した扉5内の鍵セット部6に鍵7が装着されているこ
とから、矢印のように鍵7を解除位置に回すと、部屋に
設置している防犯監視装置の警戒セット状態が解除状態
となる。続いて部屋を開けるために鍵7を取り出したら
扉5を閉めると自動的に施錠される。退出時には同様に
磁気カード3を使用して扉5を開いた状態で、B部に拡
大して示すように、鍵セット部6に鍵7をセットして矢
印で示す警戒位置に回すと、部屋設けた防犯監視装置が
警戒セット状態となり、扉5を閉じれば自動的に施錠さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の鍵管理装置にあっては、磁気カード1枚に対
応して1つの鍵収納部を制御していたため、朝方の出勤
時間帯や夕方の退社時間帯にあっては、複数の者が同時
に利用することが多く、操作に時間がかかることから順
番待ちしなければならないという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、混雑する時間帯では磁気カードによ
る制御を不要にして簡単な操作で鍵の出し入れができる
ようにしたセキュリティ設備の鍵管理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。尚、実施例図面中の符号
を併せて示す。まず本発明は、複数の鍵収納部11を備
え、入出時にカードリーダ40に対する磁気カードの入
力操作に基づいて対応する特定の鍵収納部11の電気錠
23によるロックを解除して鍵の出し入れを自在とする
セキュリティ設備の鍵管理装置を対象とする。
【0007】このような鍵管理装置につき本発明にあっ
ては、各鍵収納部11毎に発行された個別磁気カードの
入力操作を判別して対応する鍵収納部11のロックを解
除させる個別カード判別部44と、全ての鍵収納部11
に共通なマスタ磁気カードの入力操作を判別するマスタ
カード判別部46と、マスタカード判別部46でマスタ
磁気カードによる入力操作を判別した時に起動して一定
時間に亘り全ての鍵収納部11のロックを解錠させるタ
イマ部48とを設けたことを特徴とする。
【0008】また本発明は、各鍵収納部11毎に発行さ
れた個別磁気カードの入力操作を判別して対応する鍵収
納部11のロックを解除させる個別カード判別部44
と、全ての鍵収納部11に共通なマスタ磁気カードの入
力操作を判別するマスタカード判別部46と、マスタカ
ード判別部46でマスタ磁気カードによる入力操作を判
別した時に起動してテンキー入力に基づく鍵収納部11
のロック解除可能時間を設定するタイマ部48と、タイ
マ部48による設定時間の間に、テンキー58の入力に
より指定した1又は複数の鍵収納部11のロックを解除
させるテンキー処理部60とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】ここで鍵収納部11は、装置本体に出没自
在な鍵収納溝12を備えたシリンダ部材であり、電気錠
23のロック解除後に先端を押し込むと外部に突出させ
るプッシュ機構28を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】このような構成を備えた本発明のセキュリティ
設備の鍵管理装置によれば、朝夕の混雑時には管理人等
がマスタ磁気カードをカードリーダに読み込ませると、
予め設定した時間に亘り全ての収納部の電気錠が一斉に
解除された状態となり、個別の磁気カードを使用するこ
となく鍵の出し入れができ、順番待ちを解消できる。
【0011】また電気錠を全て解除しても、鍵収納部は
飛び出さず、利用者が自分の鍵収納部を押すと飛び出し
て鍵の出し入れを可能とすることから、取扱いを知らな
い部外者は電気錠のロックが解除されていても簡単には
鍵の出し入れできず、またマスタ磁気カードを使用した
場合にはタイマによる設定時間が経過するまで管理人が
立ち会うことで安全に万全を期すことができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の鍵管理装置の全体構成を示し
た説明図である。図1において、10は装置本体であ
り、台座9の上に設置されている。装置本体10の前面
には、この実施例にあっては横3列、縦5列の合計15
個の鍵収納部11が設けられている。
【0013】鍵収納部11は左上隅に示すように、内蔵
した電気錠(電磁ソレノイド)によるロックを解除した
状態で装置本体10から引き出すことができる。鍵収納
部11を引き出した状態で上部には鍵収納溝12が形成
されており、鍵収納溝12の中に任意の鍵7を備えたキ
ーホルダー13を収めることができる。装置本体10の
上部には磁気カード挿入口14が設けられ、各鍵収納部
11毎に発行された個別磁気カードあるいは全ての鍵収
納部11のロック解除に使用するマスタ磁気カードを内
蔵したカードリーダで読み取り、鍵管理制御を行う。
尚、磁気カード挿入口14の右側には取扱説明記載部1
7が設けられている。
【0014】鍵収納部11のそれぞれの上部にはポディ
ションランプとして知られたカード入力ランプ15と防
犯セット/リセット用ランプ16が設けられる。カード
入力ランプ15は磁気カード挿入口14より個別磁気カ
ードを挿入した際にリーダライタで読み取ったカード内
容とメモリ部に予め格納された内容との一致が検出され
て有効なカード入力であることが判定されるとランプを
点灯し、鍵収納部11のロックが解除されて外部に引出
し可能な状態になったことを知らせる。
【0015】また、磁気挿入口14にマスタ磁気カード
を挿入した際には、全ての鍵収納部11に設けているカ
ード入力ランプ15が点灯し、外部に引出し可能な状態
になったことを知らせる。防犯セット/リセット用ラン
プ16は対応するテナントの使用している区画や部屋の
防犯監視装置の状態を表示する。即ち、対応する部屋の
扉が施錠されていない警戒解除時には赤色のランプが点
灯し、警戒セット状態になると赤色のランプが消灯す
る。
【0016】図2は図1の装置本体10に組み込まれた
横3列の鍵収納部11の組込構造を示した説明図であ
る。図2において、右端の引出状態で示す鍵収納部11
から明らかなように、鍵収納部11は先端側を円筒状の
シリンダ部21としており、シリンダ部21に続く後端
を矩形部22とし、シリンダ部21は装置パネルの円形
穴を通過することで出没自在であるが、後端の矩形部2
2の位置でパネル穴に当たって抜け出しを抑えている。
【0017】シリンダ部21の上部には長手方向に鍵収
納溝12が形成され、鍵収納溝12は中間部に凹部31
を形成して収納したキーホルダー13の取出しが容易に
できるようにしている。鍵収納部11は矩形穴を開口し
た収納ケース18に摺動自在に組み込まれている。収納
ケース18の各鍵収納部の組込み位置に対応した上部の
位置にはスイッチ穴19が開口されている。また、スイ
ッチ穴19の背後には後の説明で明らかにする電気錠と
して用いられる電磁ソレノイドの支持片32が起立され
ている。
【0018】収納ケース18の上部には破線で示すよう
に回路基板20が配置され、回路基板20は収納ケース
18の上部に固着したL字型金具33で支持される。図
3は図2の側面断面図であり、収納ケース18内に鍵収
納部11を押込保持した状態を示している。図3におい
て、収納ケース18の上部に起立された支持片32には
電気錠として用いられる電磁ソレノイド23が取り付け
られている。電磁ソレノイド23はオフ状態でプランジ
ャ24を突出して鍵収納部11の後端の矩形部22に設
けたピン穴25に挿入して抜け出しを阻止している。
【0019】電磁ソレノイド23に通電するとプランジ
ャ24がピン穴から引き出され、鍵収納部のロックを解
除する。この電気錠として作動する電磁ソレノイド23
のオン,オフ制御はリーダライタに対する個別磁気カー
ド及びマスタ磁気カードの入力操作に基づいて行われ
る。収納ケース18の上に配置した回路基板20の下部
には検出スイッチ26が取り付けられている。検出スイ
ッチ26は下向きにスイッチレバー27を備え、スイッ
チレバー27は図2に示したスイッチ穴19を介して鍵
収納部11に収めたキーホルダー13の有無を検出す
る。例えば、図示のようにキーホルダー13が入ってい
ればスイッチレバー27は押し上げられて検出スイッチ
26はオンとなる。一方、キーホルダー13が入ってい
なければスイッチレバー27は更に下がることで検出ス
イッチ26がオフとなる。
【0020】キーホルダー13の有無を検出する検出ス
イッチ26のスイッチ信号は鍵収納部11に対応した各
テナント毎の部屋や区画に設けている防犯監視装置に対
する警戒セット信号及び警戒解除信号の出力に使用され
る。即ち、鍵収納部11の収納状態で検出スイッチ26
がキーホルダー13を検出すると防犯監視装置に対し警
戒セット信号を出力し、一方、キーホルダー13が検出
されなければテナントが鍵を使用していることから警戒
解除信号を出力する。
【0021】更に、収納ケース18に収めた鍵収納部1
1の後部にはプッシュ機構28が設けられる。プッシュ
機構28は電磁ソレノイド23の通電でロックを解除し
ても、この状態では鍵収納部11を押し出せず、利用者
が鍵収納部11の外部に露出している先端を押し込んで
押圧部29がプッシュ機構28に押し込まれると、これ
により内蔵したバネのラッチが解除されて鍵収納部11
を外部に押し出す機構構造を備える。
【0022】このように、鍵収納部11を一度押し込ま
ないと外部に押し出せないようなプッシュ機構28とし
ては、例えばスガツネ社製のマグネットラッチML80
型等を使用することができる。図4は本発明の鍵管理装
置に使用するキーホルダー13の説明図である。図4に
おいて、キーホルダー13は2枚のプレート34を間を
開けて配置し、プレート34を固定ビス35により固定
しており、固定ビス35を外して中に鍵7を入れること
ができる。鍵7は固定ビス35に対し回動自在に取り付
けられており、使用する際には外部に取り出し、鍵収納
装置に収める際には破線の7´に示すようにキーホルダ
ー13の中に入れる。
【0023】また、プレート34にはチェック穴36が
設けられており、鍵7が収納状態にあることを確認でき
ると同時に、収納状態にある鍵7´を容易に取り出せる
ようにしている。図5は本発明の鍵管理装置の制御回路
の実施例構成図である。図5において、40はカードリ
ーダであり、本発明にあっては、鍵収納部11毎に電気
錠の制御を行う個別磁気カードと、全ての鍵収納部11
の電気錠の制御を行うマスタ磁気カードの記録内容の読
取処理を行う。カードリーダ40の読取結果は判断部4
2に与えられる。判断部42はCPUで構成され、プロ
グラム制御により実現される個別カード判別部44,マ
スタカード判別部46、更にタイマ部48を備える。
【0024】また、判断部42に対してはメモリ部50
が設けられ、各鍵収納部11毎に定められた磁気カード
の記録内容を基準値として記憶しており、この基準値と
カードリーダ40で読み取った磁気カードの内容との一
致照合に用いる。判断部42に設けた個別カード判別部
44はカードリーダ40で読み取った個別磁気カードの
内容とメモリ部50に格納しているカード内容とを比較
照合し、カード内容の一致が得られると錠制御部52に
対し磁気カードの内容に対応する鍵収納部のロック解除
を指令する。錠制御部52には複数の鍵収納部11毎に
設けた電気錠として作動する電磁ソレノイド23が接続
されており、個別カード判別部44からの制御指令に基
づき、対応する電磁ソレノイド23が通電され、鍵収納
部のロックを解除する。
【0025】また、個別カード判別部44による個別磁
気カードの判別結果は表示制御部54にも与えられ、個
別磁気カードの内容一致に基づいて、対応するカード入
力ランプ15を点灯し、鍵収納部11が取出し可能状態
になったことを利用者に知らせる。更に、防犯セット指
令部56が設けられ、鍵収納部11に設けたキーホルダ
ーの有無を検出する検出スイッチ26の検出信号に基づ
いて、鍵収納部11に対応する防犯監視装置に対し警戒
セット信号または警戒解除信号を出力するようにしてい
る。防犯セット指令部56からの出力は表示制御部54
にも与えられており、防犯セット信号の出力で表示制御
部54は対応する防犯セット/リセット用ランプ16を
消灯し、防犯解除信号の出力で防犯セット/リセット用
ランプ16を点灯する。
【0026】一方、判断部42に設けられたマスタカー
ド判別部46はカードリーダ40でマスタ磁気カードの
読取結果を受けて、メモリ部50に予め記憶されている
マスタカード内容との比較照合を行い、カード内容の一
致が得られるとタイマ部48に対し起動信号を出力す
る。タイマ部48には所定のロック解除時間T1が設定
されており、マスタカード判別部46より起動信号を受
けるとタイマ動作を開始し、ロック解除時間Tに亘って
錠制御部52に対し全ての鍵収納部11の電磁ソレノイ
ド23を通電状態としてロック解除させるようになる。
【0027】従って、タイマ部48が動作しているロッ
ク解除時間Tの間は個別磁気カードによるロック解除は
不要であり、全ての鍵収納部がロック解除状態となって
カード入力ランプ15が点灯して取出し可能状態を示し
ているため、利用者は鍵収納部11の先端を押し込むだ
けで図1に示したような鍵取出し状態に鍵収納部11を
引き出すことができる。
【0028】このため、出勤時間帯や退出時間帯のよう
に鍵管理装置の利用者が多い場合にも、時間のかかる個
別磁気カードによる操作は一切不要となり、簡単に鍵の
出し入れができるため、鍵管理装置の前に順番待ちする
ような不具合を解消できる。また、マスタ磁気カードは
管理人が保持して出勤開始時間及び退出開始時間に鍵管
理装置に挿入して全ての鍵収納部11のロック解除を行
わせており、同時にロック解除時間の間は装置の前に立
ち合うことで部外者による不測の鍵の取出しを防止する
ことが望ましい。
【0029】図6は本発明の鍵管理装置の他の実施例を
示した説明図であり、この実施例にあっては、図1の構
成に加えて新たにテンキー58を設けたことを特徴とす
る。また、装置本体10のパネル面には横3列、縦7列
が2系統、合計42個設けられている。テンキー58の
上には磁気カード挿入口14が設けられ、この磁気カー
ド挿入口14は図8の従来例に示したと同様、カードを
上部に入れて下側にスライドさせる構造のものとしてい
る。
【0030】この実施例にあっては、マスタ磁気カード
の入力操作を行ったロック解除時間の間、テンキー58
で1または複数の鍵収納部11を指定する入力操作を行
うと、テンキー58で指定した鍵収納部11のロックを
一斉に解除できるようにし、個別磁気カードの代わりに
テンキー58を用いて鍵の出し入れをできるようにした
ことを特徴とする。
【0031】図7は図6のテンキー58を備えた実施例
の制御回路を示した実施例構成図である。図7の制御回
路にあっては、新たにテンキー58とテンキー処理部6
0が設けられている。マスタカード判別部46は図5の
実施例と同じであり、またタイマ部48もマスタカード
判別部46によるマスタ磁気カードのカード内容の照合
結果に基づき、ロック解除時間Tに亘ってタイマ部48
を作動する。タイマ部48のタイマ出力は、この実施例
にあってはテンキー処理部60に与えられ、テンキー処
理部60の機能をロック解除時間Tに亘って有効として
いる。
【0032】テンキー処理部60はタイマ部48のタイ
マ信号を受けているロック解除時間Tの間、テンキー5
8からの鍵収納部11の指定コードを解読し、指定コー
ドに対応する鍵収納部11の電磁ソレノイド23に対し
錠制御部52より通電してロック解除を行わせる。テン
キー処理部60におけるロック解除を行う鍵収納部11
の指定は各鍵収納部11を個別にできると同時に複数の
鍵収納部11を1つのグループとしてテンキーにより指
定することができる。例えば、1つのテナントで複数の
部屋を使用している場合には、このテナントに1つのテ
ンキーコードを割り当て、テンキー処理部60にあって
は、テンキーコードに対し複数の鍵収納部11を登録し
ておくことでグループを示すキーコードを入力すればグ
ループに含まれる複数の鍵収納部11のロック解除を行
うことができる。
【0033】尚、他の構成及び動作は図5の実施例と同
じである。尚、上記の実施例にあっては、鍵収納部11
からのキーホルダー13の取出しを検出する検出スイッ
チ26からの信号で、対応する区画や部屋の防犯監視装
置の警戒セットまたは警戒解除を遠隔的に制御するよう
にしているが、これ以外に対応する区画や部屋の空調装
置,照明,エレベータ等を連動制御するようにしてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、建物や設備の規模が大きくなって管理する鍵の数が
多くなって、朝夕の操作が混雑する時間帯ではマスタ磁
気カードの使用により全ての鍵収納部の電気錠のロック
解除を行うことで個別磁気カードの操作に比べ操作時間
を大幅に短縮でき、順番待ちすることなく効率良く鍵の
出し入れを行うことができる。
【0035】また、設備点検等のチェック時にもマスタ
磁気カードによる操作で簡単に関連する部屋や区画に使
用する鍵の出し入れが行えるという利点を有する。更
に、タイマ部48によるロック解除時間Tは必要に応じ
て可変設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示した説明図
【図2】図1で横3列に並んだ収納機構を取出して示し
た説明図
【図3】図2の収納機構の側面図
【図4】本発明で用いるキーホルダーの説明図
【図5】本発明の一実施例を示した実施例構成図
【図6】テンキーを備えた本発明の全体構成を示した説
明図
【図7】マスタ磁気カードとテンキー入力により制御す
る本発明の制御回路の他の実施例をを示した実施例構成
【図8】従来の鍵管理装置の説明図
【符号の説明】
7:鍵 3:磁気カード 10:鍵管理装置 11:鍵収納部材 12:鍵収納溝 13:キーホルダー 14:磁気カード挿入口 15:カード入力ランプ 16:防犯セット/リセット用ランプ 17:取扱説明記載部 18:収納ケース 19:スイッチ穴 20:回路基板 21:シリンダ部 22:矩形部 23:電磁ソレノイド(電気錠) 24:ロックピン 25:ピン穴 26:検出スイッチ 27:スイッチレバー 28:プッシュ機構 29:押圧部 30:パネル 31:窪み 32:支持片 33:L字型金具 34:プレート 35:固定ビス 36:チェック穴 40:カードリーダ 42:判断部 44:個別カード判別部 46:マスタカード判別部 48:タイマ部 50:メモリ部 52:錠制御部 54:表示制御部 56:防犯セット指令部 58:テンキー 60:テンキー処理部
フロントページの続き (72)発明者 高田 光一 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の鍵収納部を備え、入出時にカードリ
    ーダに対する磁気カードの入力操作に基づいて対応する
    特定の鍵収納部の電気錠によるロックを解除して鍵の出
    し入れを自在とするセキュリティ設備の鍵管理装置に於
    いて、 各鍵収納部毎に発行された個別磁気カードの入力操作を
    判別して対応する鍵収納部のロックを解除させる個別カ
    ード判別部と、 全ての鍵収納部に共通なマスタ磁気カードの入力操作を
    判別するマスタカード判別部と、 該マスタカード判別部でマスタ磁気カードによる入力操
    作を判別した時に起動して一定時間に亘り全ての鍵収納
    部のロックを解錠させるタイマ部と、を備えたことを特
    徴とするセキュリティ設備の鍵管理装置。
  2. 【請求項2】複数の鍵収納部を備え、入出時にカードリ
    ーダに対する磁気カードの入力操作に基づいて対応する
    特定の鍵収納部の電気錠によるロックを解除して鍵の出
    し入れを自在とするセキュリティ設備の鍵管理装置に於
    いて、 各鍵収納部毎に発行された個別磁気カードの入力操作を
    判別して対応する鍵収納部のロックを解除させる個別カ
    ード判別部と、 全ての鍵収納部に共通なマスタ磁気カードの入力操作を
    判別するマスタカード判別部と、 該マスタカード判別部でマスタ磁気カードによる入力操
    作を判別した時に起動してテンキー入力に基づく鍵収納
    部のロック解除可能時間を設定するタイマ部と、 該タイマ部による設定時間の間に、テンキー入力により
    指定した1又は複数の鍵収納部のロックを解除させるテ
    ンキー処理部と、を備えたことを特徴とするセキュリテ
    ィ設備の鍵管理装置。
  3. 【請求項3】請求項1及び請求項2記載のセキュリティ
    設備の鍵管理装置に於いて、 前記鍵収納部は、装置本体に出没自在な鍵収納溝を備え
    たシリンダ部材であり、電気錠のロック解除後に先端を
    押し込むと外部に突出させるプッシュ機構を備えたこと
    を特徴とするセキュリティ設備の鍵管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010088687A (ko) * 2001-08-21 2001-09-28 - 출입관리시스템
JP2007239176A (ja) * 2006-02-07 2007-09-20 Itoki Corp 収納システム及び収納システムの制御方法

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